トップ注目研究東南アジア環境健康研究ユニット
カテゴリー 人文・社会科学、人材育成、地域貢献
代表研究者 渡辺 幸三
関連する研究者   日向 博文   鈴木 聡   岩田 久人   上谷 浩一

目的

経済発展や人口増加が急速に進む東南アジア諸国では,過度な農薬の使用,蚊制御のために散布される殺虫剤,マイクロプラスチック汚染等の化学汚染による環境負荷が高まっている。環境負荷の人間環境や自然生態系への影響が懸念されているが,その影響評価や対応技術の開発に必要な研究は大幅に遅れている。本リサーチユニット(RU)の設置目的は,「東南アジア」「環境」「健康」をキーワードとする海外フィールド研究に強い学内の研究グループを集約して,東南アジアの環境健康問題を解決する拠点を形成して研究機能を強化することである。本RUは,1)影響評価部門と2)対策技術部門の2部門から構成される。

これら2部門は,1)環境負荷が人間健康や自然生態系に及ぼす影響評価と2)その環境負荷を緩和する生物学的防除(Biological Control)技術開発をそれぞれ担当する。

 

活動計画概要

本RUの活動の柱は,1)国際共同研究の実施,2)海外サテライトオフィスの設置,3)大型外部資金の獲得,4)留学生受け入れと人材育成,5)国際シンポジウム開催の5つである。RU終了後には,サテライトオフィスを国際共同研究センターに発展させて,研究拠点としての機能を強化する。

東南アジア環境健康研究の図

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