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西山 賢一
2024年12月20日更新
- 職名
- 准教授
- 電話
- 088-656-7239
- 電子メール
- nishiyama@tokushima-u.ac.jp
- 学歴
- 1992/3: 鹿児島大学理学部地学科卒業
1994/3: 鹿児島大学大学院理学研究科地学専攻修了
1997/4: 筑波大学大学院地球科学研究科地理学·水文学専攻3年次編入学
2000/5: 筑波大学大学院地球科学研究科地理学·水文学専攻単位取得退学(博士課程)
2002/4: 京都大学研修員入学
2003/3: 京都大学研修員修了 - 学位
- 博士(理学) (筑波大学) (2000年12月)
- 職歴・経歴
- 1994/4: 基礎地盤コンサルタンツ株式会社入社
1997/3: 基礎地盤コンサルタンツ株式会社退職
2000/6: 中核的研究機関研究員(京都大学防災研究所)採用
2002/3: 中核的研究機関研究員(京都大学防災研究所)退職
2003/4: 徳島大学総合科学部助手
2006/4: 徳島大学総合科学部講師
2007/4: 徳島大学総合科学部准教授
- 専門分野・研究分野
- 地質学 (Geology)
2024年12月20日更新
- 専門分野・研究分野
- 地質学 (Geology)
- 担当経験のある授業科目
- SIH道場~アクティブ・ラーニング入門~(理工) (共通教育)
卒業研究 (学部)
地球科学の基礎 (学部)
地球科学基礎実験 (学部)
地球科学実験1 (学部)
地球科学実験2 (学部)
地球科学実験3 (学部)
地震・火山災害から身を守る (共通教育)
応用地形学 (学部)
応用地質学 (学部)
応用理数セミナー (学部)
技術英語基礎2 (学部)
気象災害から身を守る (共通教育)
理工学概論 (共通教育)
理工学特別実習 (大学院)
環境・防災地質学特論 (大学院)
自然科学特別研究 (大学院)
自然科学特別輪講 (大学院)
雑誌講読 (学部) - 指導経験
- 12人 (学士), 1人 (修士)
2024年12月20日更新
- 専門分野・研究分野
- 地質学 (Geology)
- 研究テーマ
- 環境地学(応用地質学·災害地質学·第四紀学) (岩石の風化プロセス, 斜面崩壊·地すべりの地質的特徴, 西南日本の第四系)
- 著書
- 西山 賢一, 福井洞窟ミュージアム, 岡山理科大学 :
空から見た洞窟遺跡,
雄山閣, 東京, 2024年10月. 西山 賢一, 地学団体研究会編 :
最新 地学事典,
平凡社, 2024年3月. 髙田 知紀, 西山 賢一, 薮内 佳順, 宇野 宏司, 瀬谷 今日子, 砂川 佳子 :
地域防災と時間性,
ユニオンプレス, 2023年2月. 西山 賢一, 日本応用地質学会災害地質研究部会編 :
土砂災害の疑問55,
成山堂書店, 東京, 2022年6月. 西山 賢一, 熊本大学くまもと水循環・減災研究境域センター減災型社会システム部門編 :
熊本地震の痕跡からの学び,
国立大学法人熊本大学, 2022年3月. 西山 賢一, 佐世保市教育委員会編 :
福井洞窟,
2022年2月. 橋爪 正樹, 右手 浩一, 井﨑 ゆみ子, 大野 将樹, 中野 晋, 溝渕 啓, 玉谷 純二, 下村 直行, 上田 隆雄, 上野 勝利, 長尾 文明, 橋本 親典, 武藤 裕則, 渡邉 健, 木戸 崇博, 片山 哲郎, 山下 陽子, 田端 厚之, 佐々木 由香, 島木 美香, 音井 威重, 金丸 芳, 服部 武文, 濵野 龍夫, 宮脇 克行, 安間 了, 西山 賢一, 青矢 睦月 :
安全マニュアル,
2021年4月. 西山 賢一, 日本地質学会編 :
はじめての地質学,
ペレ出版, 2017年9月. 西山 賢一, 日本地形学連合編 :
地形の辞典,
朝倉書店, 東京都, 2017年1月. 日本地質学会, 西山 賢一 :
日本の地質 四国地方,
朝倉書店, 2016年2月. 横田 修一郎, 西山 賢一 :
ノンテクトニック断層,
近未来社, 2015年. 西山 賢一, 地盤工学会 :
全国77都市の地盤と災害ハンドブック,
2012年. 西山 賢一, 日本応用地質学会中国四国支部 :
中国四国地方の応用地質学,
日本応用地質学会中国四国支部, 2010年10月. 西山 賢一, 社団法人四国建設弘済会 :
創立40周年記念事業 四国の地盤(DVD-ROM),
2010年4月. 西山 賢一, 社団法人土木学会地盤工学研究委員会斜面工学研究小委員会 :
家族を守る斜面の話 -あなたの家は大丈夫?-,
社団法人 土木學會, 2009年12月. 長谷川 修一, 矢田部 龍一, 望月 秋利, 西山 賢一, 山本 浩司 :
四国地域の地盤情報データベースの構築と各沖積地盤の特性,
国際圧入学会, 高松, 2009年9月. 西山 賢一, 武村 知美, 望月 秋利 :
ボーリングデータベースを用いた徳島平野の地下地質分布,
四国支部, 高松, 2009年3月. 西山 賢一, 望月 秋利, 上野 勝利, 吉村 洋 :
徳島県における沖積地盤と徳島平野の地盤構造,
社団法人 地盤工学会, 高松, 2008年3月.- (キーワード)
- 高知平野 / 地盤モデル / 地盤情報データベース / PS検層
知っておきたい斜面の話Q&A -斜面と暮らす-,
社団法人 土木學會, 東京, 2005年12月.- (要約)
- 斜面の防災・設計・施工・維持管理に関する技術者向けの入門的テキストの中で,斜面災害の一般的特徴を説明し,都市を襲った斜面災害の実例として1982年長崎豪雨災害を取り上げて説明した(執筆は2節).
第4章 徳島県における地盤情報DBの構築について,
四国支部, 高松, 2005年3月. 社団法人 砂防学会, 西山 賢一 :
改訂 砂防用語集,
山海堂, 東京, 2004年12月. 町田 洋, 太田 陽子, 河名 俊男, 森脇 広, 長岡 信治, 西山 賢一 :
日本の地形7 九州·南西諸島, --- 肥薩·北薩地域の山地と平野 ---,
東京大学出版会, 東京, 2001年12月. - 論文
- 西山 賢一, 中尾 賢一, 辻野 泰之, 元山 茂樹, 石田 啓祐 :
小松島市の地質と地形,
阿波学会紀要, No.64, 1-10, 2023年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520859073066920832
(CiNii: 1520859073066920832) 伊藤 博信, 長谷川 修一, 山中 稔, 西山 賢一, 石田 啓祐 :
四国の高速道路切土法面における酸性土の分布と成因,
応用地質, Vol.63, No.3, 96-111, 2022年.- (キーワード)
- 酸性土 / 黄鉄鉱 / 中央構造線 / 熱水変質作用
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5110/jjseg.63.96
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390013087508746880
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5110/jjseg.63.96
(DOI: 10.5110/jjseg.63.96, CiNii: 1390013087508746880) 小川内 良人, 横山 修, 木下 篤彦, 山田 拓, 柴田 俊, 田中 健貴, 山越 隆雄, 西山 賢一 :
14C法(AMS 法)による深層崩壊発生年代値と深層崩壊発生頻度の推定,
砂防学会誌, Vol.74, No.1, 3-14, 2021年. 西山 賢一, 中尾 賢一, 辻野 泰之, 石田 啓佑 :
徳島県海陽町竹ヶ島の地質と地形,
阿波学会紀要, No.63, 87-94, 2021年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520010381284474624
(CiNii: 1520010381284474624) 朽津 信明, 栁沼 由可子, 後 誠介, 西山 賢一 :
新宮市万歳の一遍上人名号碑とその補修の歴史,
保存科学, Vol.59, 23-34, 2020年. 西山 賢一, 鳥井 真之, 横田 修一郎, 若月 強, 井上 弦, 中尾 賢一, 星出 和裕, 奥野 充 :
阿蘇カルデラ壁斜面における斜面崩壊の発生頻度,
第四紀研究, Vol.58, No.2, 149-162, 2019年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.4116/jaqua.58.149
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282763119574912
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4116/jaqua.58.149
(DOI: 10.4116/jaqua.58.149, CiNii: 1390282763119574912) 西山 賢一, 石田 啓祐, 橋本 寿夫, 辻野 泰之, 中尾 賢一, 殿谷 梓 :
三好市の地質と地形:その生い立ちと特質,
阿波学会紀要, Vol.62, 1-11, 2019年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521136280032705024
(CiNii: 1521136280032705024) 川村 教一, 西山 賢一 :
四国地方の主要臨海平野における上部更新統および完新統の対比:現状と課題,
地質学雑誌, Vol.125, No.1, 87-105, 2019年.- (要約)
- <p>筆者らは,四国の主要海岸平野の地下に発達する更新統および完新統の岩相層序,指標テフラ,放射性炭素年代測定値をレビューし,平野の形成過程についての最新の知見をまとめ,課題の抽出を行った.徳島平野では,更新世の北島層と更新世末∼完新世の徳島層は,東四国における標準的な層序を提示できる可能性が高い.讃岐平野のうち坂出低地と高松低地は,広域テフラと対比可能な複数の火山灰層が見つかっており,北四国における標準的な層序区分検討に好適である.高知平野と松山平野では,完新統の岩相分布が明らかであるが,更新統については年代データの蓄積が十分ではない.年代対比をもとに,層相の差異を検討したところ,沖積層は基底部に礫層が発達し,その上位に薄い泥質な海成層が覆い,さらに泥質・砂質の三角州成層や砂礫質の扇状地成層が重なる場合が多い.層厚は,長期的な地殻の沈降速度が大きい地域で厚くなる傾向が見られる.</p>
- (キーワード)
- Pleistocene / Holocene / Shikoku Island / subsurface geology / widespread tephra / radiocarbon age
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5575/geosoc.2018.0063
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390845713060243968
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5575/geosoc.2018.0063
(DOI: 10.5575/geosoc.2018.0063, CiNii: 1390845713060243968) 西山 賢一 :
日本における岩石の風化研究の進展と課題,
地質学雑誌, Vol.124, No.11, 877-888, 2018年.- (要約)
- <p>岩石の風化は,地表の形態を変化させるプロセスと速度に大きな影響を及ぼすため,応用地質学的に重要な問題のひとつである.岩石の風化研究は,(1)風化のプロセスに関する研究,(2)風化物質と岩石の物性変化に関する研究,(3)岩石の風化速度に関する研究,に分けられる.岩石の風化生成物の物理的・力学的・化学的性質は密接に関連しており,風化研究にとって重要である.しかしながら,風化研究では,岩石に風化が及んだ時間の特定が困難という問題を持つ.日本における風化研究は,新しい分析技術を導入し,実験的手法において進展してきた.最近は,塩類風化が岩石物性に及ぼす影響に関する研究が進展している.岩石の風化速度に関する研究では,形成年代が既知の段丘堆積物を用い,段丘の離水から現在までを風化時間と見なす方法を用いて議論されている.今後の風化研究の発展には,岩石の風化速度と風化による物性変化に関するデータの蓄積が必要である.</p>
- (キーワード)
- rock weathering / salt weathering / weathering rate / rock properties
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5575/geosoc.2018.0057
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282763099720960
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5575/geosoc.2018.0057
(DOI: 10.5575/geosoc.2018.0057, CiNii: 1390282763099720960) 西山 賢一, 鳥井 真之, 横田 修一郎, 奥野 充 :
阿蘇火山周辺における斜面崩壊・土石流の発生頻度,
第9回土砂災害に関するシンポジウム論文集, 157-160, 2018年. 西山 賢一, 横田 修一郎, 長谷川 修一, 菅原 大助 :
火山角礫岩からなる急崖に発達するノッチ・タフォニの形成プロセスと岩盤崩落との関係:香川県高松市五剣山の例.,
地学雑誌, Vol.126, No.4, 425-437, 2017年.- (要約)
- <p> Morphological features of notches and tafoni, which are well developed on volcanic breccia cliffs of Miocene Setouchi volcanic rocks in Kagawa, Shikoku, Japan, are described. The moisture content of a rock surface shows the highest value at the concave roof portion. The presence of a salt, such as gypsum, on notch walls suggests these notches are formed by salt weathering under a high humidity. Notches and tafoni develop to produce a visor overhang on a steep cliff, and such unstable blocks occasionally collapse as rock falls. In addition to the development of notches and tafoni, cracks within volcanic breccia can also cause rock falls. Consequently, the rate at which notches deepen due to salt weathering and the spacing of tension cracks may control the frequency of rock falls from these cliffs.</p>
- (キーワード)
- 岩盤崩落 / ノッチ / タフォニ / 塩類風化 / 瀬戸内火山岩
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5026/jgeography.126.425
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282679214738176
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5026/jgeography.126.425
(DOI: 10.5026/jgeography.126.425, CiNii: 1390282679214738176) 西山 賢一, 石田 啓祐, 中尾 賢一, 辻野 泰之 :
「ドイツ橋」および「ドイツ兵の慰霊碑」に使用された撫養石石材の産地と経年風化,
阿波学会紀要, Vol.61, 177-184, 2017年.- (要約)
- 鳴門市域に分布する砂岩石材「撫養石」を用いて造られている「ドイツ橋」と「ドイツ兵の慰霊碑」の風化程度を評価するとともに,大正∼昭和初期に採掘が行われていた石切場を推定した.聞き取りの結果,石切場は鳴門市中山の丘陵斜面で行われていたことが判明した.「ドイツ橋」と「ドイツ兵の慰霊碑」について, 目視による点検ならびに非破壊計測である色彩測定を実施した.その結果,林内にある「ドイツ橋」の風化程度は軽微であるが,強い直達日射を受ける「ドイツ兵の慰霊碑」の南西端の石柱で,顕著な亀裂が形成されていることを確認した.劣化の進行に対する対策としては,石材への直達日射の軽減や,石材表面への散水・洗浄を低減することで乾湿繰り返しを低下させることなどが考え得る.
- (キーワード)
- 撫養石 / ドイツ橋 / ドイツ兵慰霊碑 / 風化
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 112905
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050583647829913344
(徳島大学機関リポジトリ: 112905, CiNii: 1050583647829913344) 西山 賢一, 瀬部 直之, 石田 啓祐, 中尾 賢一, 辻野 泰之 :
地形・地質から見た鳴門海峡の成立,
阿波学会紀要, Vol.61, 1-10, 2017年.- (要約)
- 鳴門海峡に関する既存の地形・地質学的研究をレビューするとともに,海峡近隣の小鳴門海峡で掘削されたボーリング試料の分析を行い,新第三紀以降の鳴門海峡の形成過程についての議論を整理した.鳴門海峡は,基盤をなす和泉層群の差別侵食によって形成された岬地形に,約21万年前以降に海水が播磨灘側へ流入するようになって成立したと考える説が有力である.渦潮を伴う強い海流による海底の侵食が海釜を形成した.海水準変動により,氷期には鳴門海峡は陸化し,間氷期には水没する変化が繰り返されたと考えられる.
- (キーワード)
- 鳴門海峡 / 和泉層群 / 海釜 / 海水準変動
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 112904
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050865122806623488
(徳島大学機関リポジトリ: 112904, CiNii: 1050865122806623488) Masayuki Torii, Mitsuru Okuno, Ken-ichi Nishiyama, Yoshito Kitazono, Toshiaki Hasenaka and Shuichiro Yokota :
Three types of sediment movement in the Sannoudani River, Minamiaso Village, Kumamoto Prefecture, southwestern Japan,
Journal of the Sedimentological Society of Japan, Vol.75, No.2, 64, 2017.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.4096/jssj.75.64
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4096/jssj.75.64
(DOI: 10.4096/jssj.75.64) 西山 賢一 :
粗粒砂岩の風化による岩石物性の変化,
応用地質, Vol.57, No.5, 213-218, 2016年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5110/jjseg.57.213
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204095932032
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5110/jjseg.57.213
(DOI: 10.5110/jjseg.57.213, CiNii: 1390001204095932032) 西山 賢一, 阿部 肇, 辻野 泰之, 中尾 賢一, 石田 啓祐, 橋本 寿夫, 森江 孝志 :
阿南市の地質と地形, --- 伊島・津乃峰の地質・地形と金属鉱山に関する調査 ---,
阿波学会紀要, No.60, 1-13, 2015年.- (要約)
- 阿南市伊島の地質調査を行い,岩相・地質構造の把握と放散虫年代を解析した.伊島南部の砂岩優勢層は四万十帯海南亜帯の日和佐累層に,北東部や棚子島北部の砂岩泥岩互層は由岐坂峠層に対比され,チャートはアプチアンーセノマニアン階に,泥質岩はカンパニアン階に属する.津乃峰山のチャートに見られる洞窟状地形は,海岸域で生じた波食ではなく,クラックに由来するトアに形成された差別侵食地形と判断した.また阿南市に分布する金属鉱山跡の分布と採掘当時の状況を記録し,現況を把握した.
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520010380096238592
(CiNii: 1520010380096238592) 朽津 信明, 森井 順之, 佐藤 円香, 西山 賢一 :
鳥取県・花見潟墓地赤碕塔に見られるハニカム状風化,
保存科学, Vol.54, 1-14, 2015年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.18953/00003885
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390290699823736192
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.18953/00003885
(DOI: 10.18953/00003885, CiNii: 1390290699823736192) 日本地すべり学会関西支部調査団, 西山 賢一 :
平成26年8月の豪雨により高知県で発生した地すべり災害の状況,
日本地すべり学会誌, Vol.52, No.5, 7-14, 2015年. 西山 賢一, 若月 強 :
日本の山地斜面における豪雨に起因した斜面崩壊・土石流の発生頻度,
応用地質, Vol.55, No.6, 325-333, 2015年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5110/jjseg.55.325
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204094333184
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5110/jjseg.55.325
(DOI: 10.5110/jjseg.55.325, CiNii: 1390001204094333184) 西山 賢一, 若月 強 :
和歌山県那智川における土石流の発生頻度,
地形, Vol.35, No.4, 353-368, 2014年.- (要約)
- Debris flow deposits consist of poorly sorted gravel beds composed of granite porphyry are distributed along the Nachi River, Wakayama Prefecture. In order to determine the age of sediment deposition, we carried out of calendar calibrated ^<14>C dating using 22 wooden fragments collected from debris flow deposits. ^<14>C dates indicate that 10 depositional events of debris flow during the past 14,000 years. These debris flow deposits derive from heavy rainfall events because ^<14>C dates are inconsistent with the age of large historical earthquake along the Nankai-trough. Frequency of large-scale debris flow caused by heavy rainfall in the Nachi River is estimated 10^3 years during the past 14,000 years.
- (キーワード)
- Frequency / Debris flow / Nachi River / ¹⁴CDating / Heavy rainfall
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520572358877577984
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84928944075
(CiNii: 1520572358877577984, Elsevier: Scopus) 西山 賢一, 阿部 肇, 中尾 賢一, 森江 孝志, 橋本 寿夫, 石田 啓祐 :
東みよし町「旧三加茂町」の地形と地質:地すべり地形と鉱山跡の調査を中心にして,
阿波学会紀要, Vol.59, 1-9, 2013年.- (要約)
- 四国山地三加茂地域に分布する三波川変成岩類からなる斜面に集中する地すべり地形を解析し,分水嶺近くの高標高部の地すべりは移動体が分化していないのに対して,中流域斜面では分化が進んでいることを明らかにした.また三波川変成岩類中のキースラガー鉱山跡の現況を調査し,坑口,ズリ場など確認できたことで,産業遺産として現地保存,あるいは,詳細調査に基づく,文書画像記録の必要性を論じた.
島根県忍原峡の砂岩急崖に発達するタフォニ群の形状特性とそれに基づいたタフォニ拡大から岩盤崩落への過程,
応用地質, Vol.53, No.5, 245-256, 2012年.- (キーワード)
- タフォニ / 崩落 / 塩類風化 / 砂岩
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5110/jjseg.53.245
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282679071840256
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5110/jjseg.53.245
(DOI: 10.5110/jjseg.53.245, CiNii: 1390282679071840256) Takanori Satoh, Yousuke Endoh, Haruka Shibagaki, Ken-ichi Nishiyama, Keisuke Ishida and Tadashi Yamashiro :
Exploration for Cu,Fe-resistant bacteria from copper mine spoils in the Yoshino River basin, Shikoku.,
Proceedings of Awagakkai, Vol.58, 187-196, 2012. 阿部 肇, 西山 賢一, 石田 啓祐, 東明 省三, 森江 孝志, 橋本 寿夫, 阿部 肇, 佐藤 高則 :
吉野川市山川町の地質:段丘堆積物と鉱山の分布と現況,
阿波学会紀要, Vol.58, 1-12, 2012年.- (要約)
- 吉野川に川田川が合流する吉野川市山川町地域の段丘堆積物は三波川変成岩類の礫からなること,段丘面は低位から高位まで4段識別できることを現地調査と地形から解析した.高越山周辺にはキースラーガーの採掘跡があり,江戸期から昭和にかけての採掘の歴史を,文献と聞き取り調査によりまとめ,閉山後の坑口ならびにズリ場の現況を視察調査にもとづき報告した.
地学系専門学協会による一般市民を対象としたアウトリーチ巡検の実践報告,
地学教育, Vol.65, 63-80, 2012年.- (キーワード)
- 巡検 / アウトリーチ活動 / 研究系学協会 / 一般市民 / 四国
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050282812965517568
(CiNii: 1050282812965517568) 西山 賢一, 外山 真, 岡田 憲治 :
2004年台風10号豪雨により徳島県で発生した斜面崩壊に影響する雨量・地形・地質特性,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.26, 17-29, 2012年.- (要約)
- Many slope failures and debris flows triggered by heavy rainfall associated with Typhoon 0410 (Namtheun) occurred in Nakagawa area, Tokushima, Japan on July 31st to August 1st, 2004. Extraordinary intense heavy rainfall was recorded in this area. Many slope failures and some landslides occurred at steep mountain slopes, which consist of accretionary complex. Distribution and density of slope failures are closely related to amount of total rainfall and soil water index, topographical features such as density of valley head and relative relief, and geological features such as crack density of rock masses.
- (キーワード)
- Typhoon 0410 / slope failure / soil water index / heavy rainfall
- (徳島大学機関リポジトリ)
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050583647831262464
(徳島大学機関リポジトリ: 104976, CiNii: 1050583647831262464) 西山 賢一, 本山 茂樹, 石田 啓祐, 橋本 寿夫, 中尾 賢一, 阿部 肇, 辻野 泰之, 小澤 大成 :
つるぎ町一宇地域の地質・岩石・地すべり地形,
阿波学会紀要, No.57, 1-9, 2011年.- (要約)
- 調査地域に分布する御荷鉾相当の緑色岩体の岩石学的特徴,鉱山跡,地すべり地形を調査報告した.緑色岩は2タイプあり,低Nb/Zr岩石はソレアイト質で中央海嶺玄武岩と類似し,高Nb/Zr岩石はアルカリ岩でフレンチポリネシア型であると解析した.土釜・内山・白井など三波川帯の含銅硫化鉄鉱床鉱山跡の現況を確認した.広沢地すべり体を掘削し,テフラを伴わないことから,発生時期はK-Ah降下以降と推定した.
色彩計を用いた岩石・土壌の色彩測定法,
応用地質, Vol.52, No.2, 62-71, 2011年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5110/jjseg.52.62
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282679070480512
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(DOI: 10.5110/jjseg.52.62, CiNii: 1390282679070480512) 西山 賢一, 北村 真一, 長岡 信治, 高谷 精二, 鈴木 恵三 :
2005年台風14号豪雨で発生した宮崎県槻之河内地すべりの活動履歴,
日本地すべり学会誌, Vol.48, No.1, 39-44, 2011年.- (要約)
- 2005年台風14号に伴う豪雨により, 宮崎県では大規模な地すべりや斜面崩壊が複数発生した.鰐塚山地に位置する槻之河内で発生した地すべりは, 2005年豪雨で発生したなかでも大きいものの一つであり, 地すべり移動体は河道閉塞による地すべりダムを形成した.槻之河内地すべりの旧地すべり移動体は, AT (29cal ka) , K-Ah (7. 3cal ka) , Kr-M (4. 6cal ka) の各テフラに覆われるが, A-Fm (31cal ka) , A-Iw (45∼50ka) , A-Fk (90ka) の各テフラが欠如する.これらのテフラの産状から, 2005年の1回前の地すべりは31∼29cal ka間に発生した可能性がある.
- (キーワード)
- 地すべり / テフロクロノロジー / 豪雨災害 / 宮崎県
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- ● Publication site (DOI): 10.3313/jls.48.39
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205201940736
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.3313/jls.48.39
(DOI: 10.3313/jls.48.39, CiNii: 1390001205201940736) 森江 孝志, 西山 賢一, 古澤 明, 石田 啓祐, 中尾 賢一 :
四国東部,吉野川谷に分布する土柱層から見出されたテフラ,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.24, No.4, 65-73, 2010年.- (要約)
- 阿讃山脈南麓に分布する中下部鮮新統の土柱層に挟在する火山灰層の火山ガラスと角閃石の屈折率,主成分解析に基づき,徳島県吉野川中流域の城テフラは大阪層群の今熊IIテフラに,土柱テフラは九州猪牟田カルデラ起源の猪牟田ピンクテフラに対比できることを報告した.今熊IIテフラは四国ではじめての発見であり,どちらも土柱層の層序・編年・形成過程を検討する上で重要な指標となることを論じた.
- (キーワード)
- tephra / Dochu Formation / Imakuma-? / Shishimuta-Pink
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 74536
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050865122808217856
(徳島大学機関リポジトリ: 74536, CiNii: 1050865122808217856) 長岡 信治, 西山 賢一, 井上 弦 :
過去200万年における宮崎平野の地層形成と陸化プロセス-海面変化とテクトニクスに関連して-,
地学雑誌, Vol.119, No.4, 632-667, 2010年.- (要約)
- The Miyazaki Plain is situated at the western end of the forearc of the Southwest Japan Arc, and is one of the standard areas of the Quaternary system in Japan. Many tephra layers were supplied from volcanoes in the Ryukyu and Southwest Japan arcs during Quaternary. The authors establish the stratigraphy and chronology of sediments during middle Pleistocene to Holocene in the Miyazaki Plain using tephrochronological methods, and discuss landform development and tectonics. The sediments are subdivided into Kariya formation, Nojiri formation (the Highest terraces), the Higher terrace deposits, the Middle terraces deposits, the Lower terraces deposits, and the Holocene formation (alluvium plain). Kariya formation of 1 Ma-500 ka, is fluvial sediments which are partially accompanied by marine sediments. Nojiri formation is 500-300 ka old and fluvial and marine sediments form the highest terraces. Shiinoki member in Nojiri formation has a transgressive sediment and is correlated with MIS 9. The higher terraces are composed of Kukino fluvial terrace of 330-240 ka and Chausubaru fluvial terrace of 240 ka. The middle terraces consist of the four fluvial and marine terraces: Sanzaibaru terrace of 140-120 ka, Baba terrace of 110 ka, Nyutabaru terrace of 110-90 ka, Karasebaru terrace of 90 ka, and Saitobaru terrace of 90-80 ka. Sanzaibaru terrace with a thick transgressive sediment and well-developed marine terraces correlates with MIS 6-5e. Nyutabaru terrace is mainly fluvial accompanied partially by marine terraces, and emerged in MIS 5c. Baba and Saitobaru terraces are fluvial only. Saitobaru terrace with a gravel bed over 10-m thick indirectly corresponded to the transgression in MIS 5a. All of the lower terraces of 70-10 ka are fluvial, and are subdivided into ten terraces: Shimizu, Okatomi, Toyobaru 1, Toyobaru 2, Ikazuno, Oyodo, Fukadoshi 1, Fukadoshi 2, Mikazukibaru 1, and Mikazukibaru 2. Their steep longitudinal profiles indicate that sea-level when the terraces formed was lower than the recent one. This lower sea-level stage chronologically corresponds to MIS 4-2. Fukadoshi 1,2 terraces, the profile of which is the steepest of all the terraces, were formed in MIS 2, the last glacial maximum. Shimotajima marine terraces and recent alluvium correspond to Holocene high sea level and transgression in MIS 1. The tectonics of the Miyazaki Plain during the past 2 Ma are estimated from landforms and geological structures. During 2-1 Ma, the forearc basin beneath the sea was uplifted slowly and the Miyazaki Plain emerged. Then the left-lateral movement of Wanitsuka Mts block bordering the plain on the north formed the two pull-apart basins of the Kariya and Nojiri formations at the southern part of the plain during 1-0.3 Ma. The left-lateral movement was caused by the opening of the Okinawa Trough in the back arc of Ryukyu Arc. At 0.3 Ma, the Miyazaki plain suddenly began uplifting rapidly due to E-W trend compression. During 0.8-0.6 Ma, the movement direction of the Philippine Sea Plate changed from NW to WNW, and then the plate subducted obliquely along the Nankai trough. Consequently, the Southwest Japan forearc including the Miyazaki Plain decoupled from the inner arc, moving westward, and finally caused the E-W trend compression and uplifting around the Miyazaki Plain. The uplift rate of the southern part of the plain accelerated from 0.1 m/ka to 1 m/ka during the last 0.3 Ma at the southern part of the plain. In detail, the tectonical mode is domical uplifting the center, which is several kilometers off Miyazaki City in the Pacific Ocean. The domical uplifting and the increasing uplift rate relate to the isostasy of the subducting Kyushu-Palau Ridge on the Philippine Sea plate under the Miyazaki Plain or a rising serpentinite diapir in the crust of the Eurasia plate.
- (キーワード)
- テフラ編年 / 第四系 / 段丘 / 海洋酸素同位体ステージ / 隆起プロセス / tephrochronology / Quaternary sediments / terrace / marine isotope stages / uprift process
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- ● Publication site (DOI): 10.5026/jgeography.119.632
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- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5026/jgeography.119.632
(DOI: 10.5026/jgeography.119.632) 西山 賢一, 横田 修一郎 :
熊本県,天草上島の古第三系砂岩に分布するタフォニの形状,
応用地質, Vol.51, No.3, 122-129, 2010年.- (キーワード)
- タフォニ / tafoni / 砂岩 / sandstone / 風化 / weathering / 天草 / Amakusa
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- ● Publication site (DOI): 10.5110/jjseg.51.122
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204096226816
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(DOI: 10.5110/jjseg.51.122, CiNii: 1390001204096226816) 石田 啓祐, 西山 賢一, 中尾 賢一, 辻野 泰之, 森江 孝志, 東明 省三 :
阿波市の地質と地形 -とくに「阿波の土柱」の成因と景観保全-,
阿波学会紀要, No.56, 1-12, 2010年.- (要約)
- 国指定天然記念物「阿波の土柱」の成因と経年変化に関する調査検討を行い,景観の維持と保全に向けた提言を行った.土柱はバッドランド地形であり,土柱層からなる丘陵斜面に生じた崩壊地形が侵食されたと見られる.土柱層に挟在する火山灰は1Maの猪牟田ピンク火山灰に対比された.植物の繁茂は景観を阻害し,徒長樹木の風雨時の根元の揺れに起因する柱の崩壊と谷の埋積が進行していることを指摘した.
和歌山県に分布する中新世凝灰岩の急崖に発達するタフォニの分布と形状,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.23, 47-63, 2009年.- (要約)
- Morphological features of tafoni on Miocene tuff cliffs have been studied in the Kozagawa area, Wakayama, Japan. Distribution of tafoni tends to develop on steep slopes characterized by massive fine-grained acidic tuff. Concave roof of tafoni has been formed with high decreasing rate of rock strength under high humid condition.This supports that concave roofs have been formed due to high rate of salt weathering.Piling up of rock blocks on the foot of such cliffs indicates that evolution of tafoni isclosely related to rock fall from the cliffs. Development of tafoni makes a sort of canopies overhanging on steep cliff, and such unstable portions fall down as rock fall. In addition to development of tafoni, cracks within acidic tuff are also one of causes of rock fall. Such cracks occurred due to rotational moment of overhanging portion.Consequently, weathering rates of rocks due to salt weathering and spacing of these cracks are control the frequency of rock fall in these cliffs.
- (キーワード)
- tafoni / rockfall / Kumano acidic tuff / weathering / Wakayama Prefecture
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 68870
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050583647831543296
(徳島大学機関リポジトリ: 68870, CiNii: 1050583647831543296) 中尾 賢一, 石田 啓祐, 西山 賢一, 森江 孝志 :
吉野川谷,美馬町中上の土柱層から見出された高度変成岩礫,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.23, No.1, 7-11, 2009年.- (要約)
- 調査地域の吉野川北岸に分布する下部鮮新統の土柱層には,高度変成岩類の巨礫が多く含まれることを見いだし,記載した.高度変成岩礫は,ざくろ石角閃岩,点紋角閃岩,蛇紋岩などからなり,南岸の三波川帯にけるそれらの現在の分布は,吉野川支流銅山川最上流の東赤石山周辺に限られることを指摘し,鮮新—更新世の構造運動や吉野川流路の変遷との関係で,高度変成岩礫の由来とその後背地の可能性を考察した.
- (キーワード)
- 三波川変成岩 / 土柱層 / 変成岩礫 / ざくろ石角閃岩 / 点紋角閃岩
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 62929
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050865122808266240
(徳島大学機関リポジトリ: 62929, CiNii: 1050865122808266240) 石田 啓祐, 西山 賢一, 北村 真一, 元山 茂樹, 辻野 泰之, 中尾 賢一, 小澤 大成 :
徳島県穴吹川上流,木屋平の地質と地形,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.22, 29-44, 2008年.- (要約)
- 調査地域の御荷鉾緑色岩はソレアイトとアルカリ岩からなり,一部は中野緑色岩体として三波川南縁帯の構造的下位よりドーム状に分布する.秩父北帯のチャート-泥質千枚岩は南傾斜南上位であるが北縁部では,御荷鉾緑色岩体の新期の衝上に伴い,北傾斜南上位に逆転している.剣山北斜面の石灰岩は,秩父北帯のジュラ紀付加体に属し,コノドントとウミユリの検出で上部石炭系であることを論じた.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 62129
(徳島大学機関リポジトリ: 62129) 北村 真一, 西山 賢一, 川村 教一 :
テフロクロノロジーによる徳島県神山町の高根地すべり,東大久保地すべりの発生時期の推定,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.22, 1-11, 2008年.- (要約)
- In this study,tephrochronological ages of the Koune Landslide andthe Higashiohkubo Landslide in Kamiyama Town,Tokushima Prefecture,areestimated. The Koune Landslide is divided into two landslides; the PrimaryKoune Landslide and the Secondary Koune Landslide. The Primary KouneLandslide is cut by main scarp and moving mass of the Secondary Landslide.The Secondary Koune Landslide is overlain by the Kikai-Akahoya Tephra andre-sedimentation of the Aira-Tanzawa Tephra, suggesting that the landslideoccurred primarily between 7.3 ka and 26-29 ka. Therefore, the Primarylandslide is older than the Secondary one. The Higashiohkubo Landslide is notoverlain by the Aira-Tanzawa Tephra,but the Kikai-Akahoya Tepahra, suggestingthat the landslide occurred primarily between 7.3 ka and 26-29 ka.
- (キーワード)
- 斜面崩壊 (landslide) / Kikai-Akahoya Tephra / Aira-Tanzawa Tephra / Tephrochronology
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 62128
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050865122808271744
(徳島大学機関リポジトリ: 62128, CiNii: 1050865122808271744) 井上 弦, 遠部 慎, 長岡 信治, 西山 賢一 :
島原半島南西部における火山系暗赤色土の性状,
ペドロジスト(日本ペドロジー学会誌), Vol.50, No.2, 2006年.- (要約)
- 島原半島南西部の風化玄武岩上に形成された暗赤色土の土壌学的性質を検討した.この暗赤色土の理化学的性質は,九州北西部の松浦玄武岩上に形成される土壌「おんじゃく」と類似していることから,火山活動に伴う高温酸化作用ではなく,長期的な風化作用によって形成されたと考えられる.
色彩値変化からみた来待石の風化速度,
応用地質, Vol.47, No.4, 188-195, 2006年.- (要約)
- 山陰地方に分布する砂岩の石材「来待石」は,地表環境下では急速に風化し,強度低下が生じることが知られている.切り出したばかりの岩石試料の強度と色彩を初期値とし,約2年半にわたって色彩と強度を繰り返し測定することで,来待石の地表環境下での風化速度式を見積もった.
- (キーワード)
- 風化速度 / weathering rate / 砂岩 / sandstone / 色彩値 / color value / 酸化 / oxidation / rock color value
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5110/jjseg.47.188
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204095565696
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5110/jjseg.47.188
(DOI: 10.5110/jjseg.47.188, CiNii: 1390001204095565696) Ken-ichi Nishiyama and Yukinori Matsukura :
Weathering rates and mechanisms causing changes in rock properties of sandstone,
Proccedings of the 10th Congress of Inernational Associatoion for Engineering Geology and the environment (IAEG2006), Paper Number 276(CD-ROM), Number-276, 2006.- (要約)
- 風化による砂岩の物性変化を,物理的・化学的・鉱物学的見地から総合的に検討した.砂岩の風化は基質を構成する鉱物の溶解と,それに伴う間隙の増加が顕著であること,また,風化速度は各物性ごとに特徴的なパターンで変化することが明らかとなった.
2004年台風10号豪雨で発生した徳島県那賀町阿津江の破砕帯地すべりと山津波,
地質学雑誌, Vol.112, No.Supplement, 137-151, 2006年.- (要約)
- 2004年の台風10号豪雨により徳島県那賀町で発生した地すべりの特徴・土砂の移動形態を検討した.基岩である緑色岩体の断層破砕部が地すべり発生に影響していること,移動土塊の運動像を解明するために樹木に残された衝突痕の解析が有効であること,を示した.
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5575/geosoc.112.S137
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282681215503360
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(DOI: 10.5575/geosoc.112.S137, CiNii: 1390282681215503360) KOIKE Katsuaki, YOSHINAGA Touru and Ken-ichi Nishiyama :
Characterization of Weathering Process of Rocks by X-Ray CT and Radiance Spectra Measurements,
X-Ray CT for Geomaterials- Soils, Concrete, Rocks-, Otanim J. and Obara, Y., eds., 353-361, 2004. 小池 克明, 吉永 徹, 水上 陽成, 西山 賢一 :
分光反射率·放射率を用いた岩石物性の風化指標,
日本リモートセンシング学会誌, Vol.24, No.3, 267-281, 2004年.- (要約)
- · ·
- (キーワード)
- Reflectance spectra / Emissivity spectra / Weathering / X-ray CT value / P-wave velocity
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520290883374975104
(CiNii: 1520290883374975104) 横田 修一郎, 西山 賢一, 原口 強, 井口 隆 :
岩石色彩値の深度変化からみた山形県白鷹火山周辺の風化環境と山体崩壊の可能性,
日本地すべり学会誌, Vol.40, No.4, 283-292, 2003年.- (要約)
- 山形県白鷹火山で掘削されたボーリングコアの色彩測定に基づき,カルデラの地下深部におよぶ風化による色彩変化を定量的に把握することができた.風化は長期間(おそらく数万年以上)にわたって継続したと推定され,カルデラ構造を持つ白鷹火山の山体崩壊が最近生じた可能性は低い.
- (キーワード)
- 火山 / 山体崩壊 / 風化 / 白鷹火山 / 色彩値
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- ● Publication site (DOI): 10.3313/jls.40.4_283
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520290882458111616
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.3313/jls.40.4_283
(DOI: 10.3313/jls.40.4_283, CiNii: 1520290882458111616) 西山 賢一, 松倉 公憲 :
風化による砂岩礫の物性変化速度,
応用地質, Vol.43, No.4, 216-225, 2002年.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物中の砂岩礫を用いて,風化による砂岩の岩石物性の変化速度を検討した.種々の岩石物性(岩石の物理的·力学的·化学的性質)にはある程度の相関が確認された.また,岩石物性間の回帰分析を行い,物性間相互の回帰式を求めるとともに,代表的な風化指標値については,その風化速度式を求めた.
- (キーワード)
- 風化速度 / 砂岩 / 岩石物性
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5110/jjseg.43.216
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282679072452096
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5110/jjseg.43.216
(DOI: 10.5110/jjseg.43.216, CiNii: 1390282679072452096) 西山 賢一, 松倉 公憲 :
風化による砂岩の岩石組織の変化:南九州における四万十帯砂岩の例,
地質学雑誌, Vol.108, No.6, 410-413, 2002年.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物中の砂岩礫を用いて,風化による砂岩の岩石組織の変化を検討した.薄片観察,X線回折,ならびにEDS分析の結果,砂岩の風化においては,基質を構成する粘土鉱物 (イライト,カオリナイト,緑泥石)の減少が顕著であり,石英粒子にはほとんど変化が見られないことがわかった.一方,基質部分には鉄が濃集し,鉄鉱物が生成していることが示唆された.
- (キーワード)
- weathering / sandstone / rock texture / mineral compositions
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282681212017664
(CiNii: 1390282681212017664) 西山 賢一, 水上 陽成, 小池 克明, 松倉 公憲 :
風化による砂岩礫の間隙構造の時間変化,
応用地質, Vol.42, No.1, 2-14, 2001年.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物中の砂岩礫を用いて,風化による間隙構造の変化を検討した.礫の密度を反映するCT値は風化継続時間が増すにつれて低下しており,間隙径·間隙量は増加している.この変化は,砂岩の基質を構成する粘土鉱物の減少を反映しており,連結程度のよい空隙が基質に選択的に形成されていることがわかった.
- (キーワード)
- 風化速度 / X線CT / 間隙径分布 / 砂岩
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5110/jjseg.42.2
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204094298752
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5110/jjseg.42.2
(DOI: 10.5110/jjseg.42.2, CiNii: 1390001204094298752) 西山 賢一, 松倉 公憲 :
四万十帯砂岩の風化:色彩および鉱物化学的性質の変化,
地形, Vol.22, No.1, 23-42, 2001年.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の色彩および鉱物学的性質の変化を,風化継続時間35万年間にわたって検討した.風化継続時間が増すほど斜長石および基質の粘土鉱物が減少し,鉄鉱物(ゲータイト·ヘマタイト)が増加することがわかった.鉄鉱物の増加は,砂岩の色彩変化の原因となったと考えられる.
扇状地堆積物における赤色化礫の分布と性状,
応用地質, Vol.40, No.1, 2-13, 1999年.- (要約)
- 鹿児島県出水平野に分布する砂礫層(小原層)に含まれるくさり礫の分布と性状を検討した.その結果,砂礫層の最上部でもっとも礫の風化が著しく,その上位は漸移的に赤色土壌に移化している.一方,砂礫層の下部では風化程度が弱く,特に地下水位より下方では風化程度が顕著に弱いことが明らかとなった.すなわち,砂礫層の風化は,地下水位より上方の乾湿繰り返しをうける環境条件下で進行しやすいことがわかった.
- MISC
- 羽田 裕貴, 中谷 是崇, 小松原 琢, 阿部 朋弥, 水野 清秀, 中島 礼, 西山 賢一, 中尾 賢一 :
徳島県鳴門市里浦町の海岸に分布する大阪層群相当層の堆積年代,
地質調査総合センター速報, Vol.84, 9-20, 2023年. 西山 賢一 :
熊本市西部,金峰火山で発生した土砂災害の伝承,
月刊地球号外「国際火山噴火史情報研究-III」, 114-122, 2021年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520854806208490752
(CiNii: 1520854806208490752) 中谷 是崇, 西山 賢一, 中尾 賢一, 佐藤 善輝, 羽田 裕貴, 鈴木 克明, 水野 清秀, 中島 礼 :
徳島市中徳島町で掘削された第四系ボーリングの記載(速報),
地質調査総合センター速報( 令和 2 年度沿岸域の地質・活断層調査研究報告), No.82, 7-20, 2021年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117773
(徳島大学機関リポジトリ: 117773) 西山 賢一 :
洞窟・岩陰の形成と埋積:長崎県北西部に分布する福井洞窟とその周辺,
季刊考古学, Vol.151, 47-49, 2020年. Yui Hamaji, Yurie Ohiwa, Natsumi Yoshioka, Mayu Kanamoto, Kouta Nagai, Daiki Fujimoto, Narumi Maegawa, Kenji Akiyoshi-Hiraoka, Shota Inoue, Ken-ichi Nishiyama and Takanori Satoh :
Isolation and Identification of Cu, Fe-tolerant Bacteria from Myoho Copper Mine Spoils, Wakayama,
Proceedings of 11th International Congress on Extremophiles, 155, 2016. 西山 賢一, 北村 真一 :
徳島県剣山東方地域に分布する地すべり地形の形成年代の推定,
らんどすらいど(日本地すべり学会関西支部会報), Vol.31, 20-40, 2016年. 鳥井 真之, 西山 賢一, 星出 和裕, 横田 修一郎 :
テフラから推定される阿蘇カルデラ斜面における土石流の発生頻度 -阿蘇市一の宮町を例として-,
月刊地球, Vol.429, 228-230, 2015年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520291855800029952
(CiNii: 1520291855800029952) 長岡 信治, 西山 賢一 :
テフロクロノロジーに基づく宮崎平野の形成プロセス,
月刊地球, No.418, 210-218, 2014年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520854804987161984
(CiNii: 1520854804987161984) 西山 賢一, 宮本 和季, 長谷川 修一 :
豊島石製石造文化財の風化による物性変化,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.28, 45-53, 2014年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 106382
(徳島大学機関リポジトリ: 106382) 西山 賢一, 中野 晋, 武藤 裕則, 村田 明広, 田村 隆雄 :
平成26年台風12号豪雨による阿南市加茂谷の洪水災害,
阿波学会紀要, No.60, 199-200, 2014年. 鈴木 恵三, 西山 賢一 :
色々な色の風化シラスについて,
宮崎応用地質研究会誌, Vol.25, 68-7610, 2014年. 西山 賢一 :
テフロクロノロジーに基づく宮崎平野の形成プロセス,
宮崎応用地質研究会誌, Vol.25, 1-10, 2014年. 西山 賢一, 長岡 信治 :
溶結凝灰岩の風化による岩石物性の変化,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.27, No.4, 61-72, 2013年.- (要約)
- Temporal changes in colour and physical properties due to weathering during 240 ka were examined using welded tuff gravel in fluvial terrace deposits with a known emergence time that were distributed in Miyazaki Plain, Japan. The time between the age of each terrace formation (8, 90, 120 and 240 ka) and the present was assumed to be the weathering period.13;The results of the measurements are as follows: (1) effective porosity increases as the weathering period increases; (2) the a*, b*-values of colour induces increase as the weathering period increases. These results suggest that (1) the increase in pores in gravel that occurs as the weathering period increases is caused by the dissolution of biotite; (2) iron concentration and the formation of goethite occur in older gravels. Dissolution of biotite and increasing pore volume play major roles in the weathering of welded tuff.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 105961
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050583647831241728
(徳島大学機関リポジトリ: 105961, CiNii: 1050583647831241728) 西山 賢一, 蒋 景彩, 岡田 憲治 :
2011年台風12号・15号豪雨により徳島県で発生した斜面崩壊,
平成24年自然災害フォーラム論文集, 75-82, 2012年. 西山 賢一, 長岡 信治, 鈴木 惠三, 高谷 精二 :
テフロクロノロジーに基づく宮崎県鰐塚山地における深層崩壊の発生頻度,
京都大学防災研究所研究集会「深層崩壊の実態,予測,対応」研究報告書, 77-82, 2012年. 西山 賢一 :
紀伊山地・九州山地の地形形成と土砂移動,
日本地すべり学会関西支部報(らんどすらいど), Vol.28, 30-39, 2012年. 西山 賢一 :
日本における地すべり・斜面崩壊の発生頻度に関する編年学的研究,
らんどすらいど(日本地すべり学会関西支部会報), No.27, 30-40, 2011年. 西山 賢一, 田村 俊之 :
四国山地から見いだされたテフラに基づく山地斜面の長期安定性,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.25, 21-27, 2011年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 84176
(徳島大学機関リポジトリ: 84176) 西山 賢一 :
テフラを用いた九州山地の斜面削剥過程の検討可能性(予報),
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), No.22, 1-8, 2011年. 西山 賢一, 外山 真, 岡田 憲治 :
2004年徳島豪雨で発生した斜面崩壊に影響する雨量・地形・地質特性,
徳島大学環境防災研究センター年報, No.7, 33-36, 2011年. 西山 賢一, 廣田 甫, 竹中 優太, 岡田 憲治 :
2004年台風21号豪雨により香川県西讃地域で発生した斜面崩壊の地質・地形的特徴,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.24, 75-85, 2010年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 74535
(徳島大学機関リポジトリ: 74535) 西山 賢一 :
2009年7月山口豪雨で発生した土砂災害の地形・地質的特徴,
徳島大学環境防災研究センター年報, No.6, 19-28, 2010年. 西山 賢一, 石田 啓祐, 中尾 賢一, 辻野 泰之, 森永 宏, 森江 孝志, 橋本 寿夫, 伊藤 嘉将, 山崎 健太 :
美馬市美馬町の地質と古生物, --- -和泉層群,鮮新∼更新統,ならびに地すべり地形- ---,
阿波学会紀要, No.55, 1-12, 2009年.- (要約)
- 美馬市地域の和泉層群の地質を調査し,向斜軸部付近から新たなアンモナイトの産出を報告した.アンモナイトは白亜紀カンパニアン後期のDidymoceras sp. 群集と同定した.タービダイト互層からの産状により,北縁の陸棚より乱泥流によりもたらされた可能性を考察した.中軸部からのアンモナイトの産出は稀で,北縁部との生層序対比上重要であること,また半世紀前に産地からの標本を収集整理保管していた地元小学校の取組を紹介した.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117689
(徳島大学機関リポジトリ: 117689) 石田 啓祐, 西山 賢一, 北村 真一, 本山 茂樹, 辻野 泰之, 中尾 賢一, 小澤 大成 :
徳島県穴吹川上流域の地質と地形, --- -美馬市木屋平地域の御荷鉾帯と秩父北帯- ---,
阿波学会紀要, Vol.54, 1-12, 2008年.- (要約)
- 御荷鉾緑色岩はソレアイトとアルカリ岩からなり,一部は中野緑色岩体として三波川南縁帯の構造的下位よりドーム状に分布する.秩父北帯のチャート-泥質千枚岩は南傾斜南上位である.剣山北斜面の石灰岩はコノドントの検出で上部石炭系である.地すべりは御荷鉾—三波川帯に密集し,剣山付近の稜線には少ない.秩父北帯に集中する東西断層と鮎喰川断層が斜断する穴吹川南斜面では,破砕帯に沿う林道の崩壊が多いことを論じた.
徳島県那賀川上流域に分布する地すべりの地形的特徴,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.21, 77-88, 2007年.- (キーワード)
- landslide / Geomorphological features / air-photograph interpretation / equivalent coefficient of friction / Naka-river
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117541
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520853834146799104
(徳島大学機関リポジトリ: 117541, CiNii: 1520853834146799104) 石田 啓祐, 西山 賢一, 中尾 賢一, 元山 茂樹, 高谷 精二, 香西 武, 小澤 大成 :
徳島県祖谷川上流域の御荷鉾帯と秩父帯, --- - 地質・地形の総合的研究 - ---,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.21, No.0, 47-64, 2007年.- (要約)
- 徳島県祖谷川上流域の御荷鉾帯と秩父帯の構成と構造を,微化石解析,緑色岩類組成のEPMA分析,地すべり粘土の X線解析に基づき検討し,さらに地質と地すべり地形との関係を論じた.御荷鉾緑色岩主岩体の衝上により,秩父北帯相当の付加堆積物は逆転すること,御荷鉾緑色岩体の一部は,久保緑色岩体として三波川南縁帯の下位からドーム状に分布すること,緑色岩の風化粘土は膨潤性鉱物を含み地すべりの原因となることなどを論じた.
- (キーワード)
- terrane analysis / Mikabu Greenstone / North Chichibu Belt / landslide / swelling clay / environmental geology / Iya-gawa River / Tokushima Prefecture
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117533
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520853832519198720
(徳島大学機関リポジトリ: 117533, CiNii: 1520853832519198720) 石田 啓祐, 西山 賢一, 中尾 賢一, 元山 茂樹, 高谷 精二, 香西 武, 小澤 大成 :
徳島県祖谷川上流域の御荷鉾帯の地質と地形,
阿波学会紀要, Vol.53, 1-12, 2007年.- (要約)
- 徳島県東祖谷地域の御荷鉾帯と秩父帯の構成と構造ならびに地すべり地形を調査した.組成分析により,御荷鉾緑色岩類にはソレイアイト型とアルカリ岩質とが見られること,微化石解析により,チャートと砕屑岩の層序境界がジュラ紀初期を示すこと,御荷鉾帯と秩父北帯が断層関係にあることを明らかにした.また地すべり粘土の X線解析で,緑色岩の風化粘土はから膨潤性鉱物を検出,地すべりの原因となることを論じた.
泥質岩の風化指標としての微細黄鉄鉱抽出法,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.20, 25-33, 2006年.- (要約)
- 海成泥質岩などに含まれ塩類風化を引き起こす黄鉄鉱の微細粒子をフッ酸処理により母岩から抽出する方法を開発し,紹介した.この方法は,黄鉄鉱の含有量が極微量でX線回折では検出不能な場合でも検出可能で,抽出された黄鉄鉱とその風化生成物である酸化鉄・水酸化鉄粒子は,泥質岩の風化分帯に利用でき,風化程度を把握する上で有効であることが,徳島県下の物部川層群下部白亜系藤川層の泥質岩での検討により確かめられた.
- (キーワード)
- weathering / framboidal pyrite / extracting technique / non-accreted sediments / Kurosegawa Terrane
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117523
(徳島大学機関リポジトリ: 117523) 西山 賢一, 石田 啓祐, 佐藤 威臣, 竹熊 隆宏, 長谷川 修一 :
鉱物組成に基づく黄鉄鉱含有泥岩のスレーキング特性,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.20, 43-54, 2006年.- (要約)
- 徳島県勝浦川盆地に分布する白亜系斜面海盆堆積相起源の泥岩のスレーキング特性について検討した.この泥岩には膨潤性粘土鉱物が含まれていないが,酸素極小層の発達する底層環境で堆積した黒色泥岩などに特徴的なフランボイダル黄鉄鉱粒子が検出されることから,スレーキングの原因は黄鉄鉱起源の硫酸が方解石を溶解したことによると推測した.
- (キーワード)
- slaking / mudstone / mineral compositions / clay minerals / weathering / pyrite / Fujikawa formation
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117527
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520290882840422144
(徳島大学機関リポジトリ: 117527, CiNii: 1520290882840422144) 西山 賢一, 中尾 賢一, 古田 昇, 橋本 寿夫, 石田 啓祐 :
藍住町地域の地下地質,
阿波学会紀要, Vol.52, 1-12, 2006年.- (要約)
- 徳島県藍住町の吉野川平野の地下地質について,四国地盤情報データベースを用いた層序の解析と,ボーリング試料の観察による層相・貝化石による堆積環境の検討を行い,得られた結果をもとに,地盤の環境を断面図で示した.藍住町地域は地下水位が地表下2∼3mと浅く,飽和した地盤からなるため,地下水位より下に軟弱な砂層や,盛土層が厚く分布する地域では,地震時の液状化現象に注意する必要があることを論じた.
2004年台風10号に伴う豪雨により徳島県那賀川流域で発生した斜面崩壊の地質・地形的特徴,
徳島大学総合科学部自然科学研究, Vol.19, 49-61, 2005年.- (要約)
- 2004年に四国から中国地方を通過した台風10号の豪雨により,徳島県木沢村・上那賀町を中心に那賀川流域で発生した斜面崩壊の地質学的・地形学的特徴を調査・検討し,発生要因について考察した.また今回のような斜面崩壊と土砂災害による人的・物的被害の軽減に必要な検討事項を考察し,対象となるモニタリング等について提言した.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117475
(徳島大学機関リポジトリ: 117475) 西山 賢一, 石田 啓祐, 村田 明広 :
2004年台風10号豪雨により徳島県南部・那賀川流域で発生した斜面崩壊の地質的・地形的特徴,
らんどすらいど(日本地すべり学会関西支部会報), No.21, 52-58, 2005年.- (要約)
- 2004年台風10号豪雨により徳島県那賀川流域で発生した斜面崩壊の地質的・地形的特徴について調査し,速報として公表した.
2004年台風10号に伴う豪雨で発生した木沢村の斜面災害と地すべり地形,
阿波学会紀要, No.51, 1-8, 2005年.- (要約)
- 2004年に四国から中国地方を通過した台風10号は,徳島県木沢村・上那賀町を中心に,日雨量1,000mm,4日間の総雨量2,000mmを超える豪雨をもたらした.この台風の豪雨により木沢村で発生した斜面災害の地質学的・地形学的特徴を調査・検討し,報告し,山地災害を防ぐための最近の取り組みについても紹介した.また斜面災害直後の状況を口絵写真で紹介,解説した.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117686
(徳島大学機関リポジトリ: 117686) 石田 啓祐, 元山 茂樹, 吉岡 美穂, 岡本 治香, 西山 賢一, 橋本 寿夫, 森江 孝志, 中尾 賢一, 小澤 大成, 香西 武, 辻野 泰之 :
徳島県木沢村地域の秩父-黒瀬川帯海底火山噴出物の組成と随伴層の微化石年代,
阿波学会紀要, No.51, 9-16, 2005年.- (要約)
- 木沢村地域の秩父累帯緑色岩および随伴堆積物の微化石年代を検討した. 泉谷川北岸の高野∼小泉にかけての石灰岩層からは,石炭紀後期∼ペルム紀のコノドントが検出され,隣接する緑色岩類もほぼ同様の活動時期と見なされる.八重地-出羽林道沿いの石灰岩,坂州木頭川沿い符殿トンネルの石灰岩,および大用知崩壊東側山腹の石灰岩層からは石炭紀後期のコノドントがそれぞれ検出された.大美谷入口みさご山のチャート石灰岩互層からは,石炭紀後期型のコノドントを検出した. 緑色岩に隣接する陸源砕屑岩のうち,北浦林道終点の千枚岩,しがきの丸の酸性凝灰岩質千枚岩からそれぞれ放散虫化石が検出され,ともに黒瀬川帯のペルム紀付加体に帰属するものとみなされた.緑色岩では,大用地,府殿,槍戸,岩倉の4地域および釜ヶ谷の緑色岩のサンプルを検討した.肉眼および偏光顕微鏡下での特徴を記述したのち,全岩化学組成の分析を行ったところ,大用地,府殿,槍戸に分布する緑色岩はZr-Nb図でほぼ同じトレンドを示す.釜ヶ谷の緑色岩は大用地,府殿,槍戸の緑色岩と比較して明確な差異は認められないが,岩倉の緑色岩は他地点の緑色岩とは異なる起源物質から形成されたと見なされる.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117687
(徳島大学機関リポジトリ: 117687) 西山 賢一, 塩田 次男, 岩井 良平, 寺戸 恒夫 :
美郷村に分布する三波川変成岩の地質学的特徴と地すべり地形,
阿波学会紀要, No.50, 1-9, 2004年.- (要約)
- 徳島県美郷村に分布する三波川変成岩類を,原岩に基づいて区分し,その分布と構造を明らかにした.また,美郷村に多数分布する地すべり地形の分布を明らかにするとともに,代表的な地すべりの例として,倉羅地すべりの地下構造についても触れた.
1972年天草豪雨で発生した斜面崩壊の地質的特徴,
京都大学防災研究所年報, Vol.46B, 149-158, 2003年.- (要約)
- 1972年天草豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,地形·地質的特徴の調査を行い,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,ケスタ地形の受け盤をなす部分では,砂岩と泥岩との地質境界付近で規模の大きな斜面崩壊が多発したのに対し,ケスタ地形の流れ盤側では,砂岩の表層風化帯が薄く崩落するタイプの崩壊が多発したことが分かった.
1982年長崎豪雨災害で発生した斜面崩壊の地質的特徴,
京都大学防災研究所年報, Vol.45B, No.45, 47-59, 2002年.- (要約)
- 1982年長崎豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,風化による強度低下が著しい凝灰角礫岩の分布域における斜面崩壊の発生数が多いのに対し,硬質な安山岩溶岩の分布域における斜面崩壊の発生数は少ないことがわかった.岩石物性·岩盤物性データに基づけば,風化した凝灰角礫岩はN値が5以下と低いのに対し,風化安山岩は50以上と高い.また,両者の透水係数を比較すると,凝灰角礫岩は安山岩より同レベルかやや低い.こういった物性条件の差が,斜面崩壊発生に影響を及ぼしたと考えられる.
- (キーワード)
- 火山岩類 / 岩石物性 / Slope failures / Nagasaki disaster caused by heavy rainfall / Volcanic rocks / Rock properties
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520572357107062144
(CiNii: 1520572357107062144) Ken-ichi Nishiyama :
Rates of rock properties changes due to weathering: Sandstone gravel in terrace deposits in the Miyazaki Plain.,
Science Reports of the Insutitute of Geoscience Section A Geographical Science, Vol.23, No.0, 1-40, 2002.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の種々の岩石物性について,風化継続時間35万年間にわたって検討した.それぞれの岩石物性は,いずれも風化継続時間が増すにつれて顕著に変化していることがわかった.これらの結果から,風化による砂岩の物性変化プロセスに関するモデル,ならびに風化速度モデルを構築した.
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1570009751888503552
(CiNii: 1570009751888503552) 山口 宏子, 小口 千明, 西山 賢一, 松倉 公憲 :
阿蘇火砕流堆積物の岩石物性に関する予察的考察,
筑波大学陸域環境研究センター報告, Vol.1, 59-65, 2000年.- (要約)
- 大規模火砕流堆積物からなる火砕流台地の開析過程を検討するため,阿蘇火砕流堆積物の岩石物性(間隙径分布と,それにもとづく透水係数)を求めた.その結果,火砕流堆積物の溶結部と非溶結とでは明瞭に岩石物性が異なり,それが火砕流台地を開析する谷地形の地形形成プロセスにもある程度影響を及ぼしていることがわかった.
Quaternary geology around the Izumi Plain, northwestern part of Kagoshima Prefecture,
Reseach Reports of Kochi University, Vol.48, 65-85, 1999.- (要約)
- 鹿児島県出水平野に分布する扇状地·段丘堆積物の層序を再検討した.詳細な地形·地質調査の結果,従来より多くの砂礫層が識別された.このことから,中期更新世以降,出水平野には断続的に段丘堆積物が形成され続けてきたことがわかった.
鹿児島県出水平野の地質構造,
鹿児島大学理学部紀要, Vol.28, 79-99, 1995年.- (要約)
- 鹿児島県出水平野に分布する扇状地·段丘堆積物と,その基盤である火山岩類·火砕流堆積物の層序をあきらかにした.その結果,多くの砂礫層や火山岩類からなる地質単元が識別できるとともに,それらは出水平野の地下に層厚400mを越える厚さで累積していることが分かった.平野と山地の境界にはリニアメントが認められ,「出水断層」の断層破砕帯が確認された.
広島県・愛媛県の山麓斜面における斜面崩壊・土石流の発生頻度の推定,
地学雑誌, Vol.129, No.1, N1, 2020年.
- 総説・解説
- 西山 賢一 :
徳島市の地形・地質,
地図中心, No.605, 6-8, 2023年2月. 西山 賢一 :
地形・地質から見た鳴門海峡の成立,
瀬戸内海, Vol.83, 11-14, 2022年3月.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520292182328371584
(CiNii: 1520292182328371584) 青矢 睦月, 西山 賢一 :
眉山の青色片岩と岩盤クリープ,
第18回日本地質学会四国支部総会巡検案内書, 1-15, 2018年12月.- (要約)
- 低温高圧型変成岩の典型であり徳島県の石(岩石)にも指定された眉山の青色 片岩の露頭観察,及び岩盤クリープや山麓で見られる落石・湧水など,眉山 周辺の応用地質学的な見所の観察を行う.
- (キーワード)
- 眉山地域三波川帯 / 青色片岩 / ガーネット仮像 / 岩盤クリープ / 湧水
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 116473
(徳島大学機関リポジトリ: 116473) 西山 賢一, 植木 岳雪, 中尾 賢一, 長谷川 修一 :
東四国の自然を楽しむガイドブック-地形・地質を中心として-,
日本第四紀学会資料, 1-38, 2012年1月. 西山 賢一, 中尾 賢一, 長谷川 修一, 植木 岳雪 :
アウトリーチ巡検「百万年前の東四国を探る」資料,
1-45, 2011年9月. - 講演・発表
- Mitsuru OKUNO, Masayuki TORII, Ken-ichi Nishiyama and Shuichiro YOKOTA :
Failure Process of the Western Slope of Takano-obane Volcano in Aso Caldera Triggered by the 2016 Kumamoto Earthquake, SW Japan, Based on Geomorphological Classification,
The 3rd ASQUA Conference 2017, Jeju Island, Korea, Oct. 2017. Mitsuru OKUNO, Masayuki TORII, Ken-ichi Nishiyama and Shuichiro YOKOTA :
Landslides and earth-flow deposits triggered by the 2016 Kumamoto Earthquake in Aso caldera, SW Japan.,
Geological Society of America Annual Meeting 2016, Nov. 2016. Yui Hamaji, Yurie Ohiwa, Natsumi Yoshioka, Mayu Kanamoto, Kouta Nagai, Daiki Fujimoto, Narumi Maegawa, Kenji Akiyoshi-Hiraoka, Shota Inoue, Ken-ichi Nishiyama and Takanori Satoh :
Isolation and Identification of Cu, Fe-tolerant Bacteria from Myoho Copper Mine Spoils, Wakayama,
11th International Congress on Extremophiles, 155, Kyoto, Sep. 2016. Ken-ichi Nishiyama :
Rates of rock property changes due to weathering: welded tuff gravel in fluvial deposits in the Miyazaki Plain, Japan.,
10th Asian Regional Conference for IAEG, 1-6, 2015. Ken-ichi Nishiyama and MATSUKURA Yukinori :
Weatherig rates and mechanisms causing changes of rock properties of sandstone,
The 10th IAEG Congress (IAEG2006) - Enginerring Geology for Tomorrow's Cities, Nottingham, United Kingdom, Sep. 2006. katsuaki KOIKE, Toru YOSHINAGA and Ken-ichi Nishiyama :
Characterization of weathering process of rocks by X-ray CT and radiance spectra measurements,
International Workshop on X-ray CT for Geomaterials, Kumamoto, Nov. 2003.- (要約)
- 岩石の風化程度をとらえる指標として,X線CTスキャンと分光反射·放射測定を行い,花崗岩·砂岩·溶結凝灰岩の風化程度の変化を定量化した.その結果,風化の進行につれて,密度を反映するCT値は単調に低下し,非破壊で岩石内部の密度構造の変化を可視化することができた.また,分光反射率·放射率も,風化程度の変化につれて顕著に変化していることがわかった.このことから,風化程度の定量化には,非破壊検査技術であるX線CTと,リモートセンシング技術の基礎となる分光反射率·放射率は,有用な指標となることが分かった.
中山間地域における地形解析による豪雨時危険個所の可視化,
日本応用地質学会令和6年度研究発表会講演論文集, 77-78, 2024年10月. 井上 雄介, 安藤 徹, 柴田 伊廣, 竹本 帝人, 道家 涼介, 殿谷 梓, 中尾 賢一, 西山 賢一, 馬場 俊孝, 日色 知也, 山﨑 新太郎, 山田 芳恵, 横山 光, 長谷川 修一 :
第23回地震火山地質こどもサマースクール in 吉野川「妖怪と探る吉野川 のヒミツ」でこどもたちが発見したこと,
日本地震学会予稿集, 2024年10月. 西山 賢一, 鳥井 真之 :
熊本県阿蘇火山山麓に分布するアースフロー堆積物の14C年代,
日本地質学会学術大会講演要旨, 2024年9月. 西山 賢一 :
佐那河内村の地形・地質に基づく土砂災害危険個所の分布,
2024年1月. 西山 賢一 :
中国四国地方における自然災害伝承碑の分布とその活用,
日本応用地質学会中国四国支部設立30周年記念講演, 2023年10月. 西山 賢一 :
徳島県三好市における土砂災害の歴史,
令和5年度全国治山林道協会長会議講演, 2023年10月. 西山 賢一 :
南海トラフ巨大地震に伴う津波の自然災害伝承碑とその活用,
日本応用地質学会令和5年度研究発表会講演論文集, 111-112, 2023年10月. 西山 賢一, 露口 耕治, 大矢 基弘, 佐竹 一希, 川本 真由美 :
愛媛県宇和島市に分布する崩壊堆積物に含まれる古土壌の14C年代,
日本地質学会第130 年学術大会講演集, 2023年9月. 羽田 裕貴, 中谷 是崇, 水野 清秀, 納谷 友規, 中島 礼, 西山 賢一 :
徳島平野沿岸部における地下第四系層序と堆積環境,
日本地質学会第130 年学術大会講演集, 2023年9月. 西山 賢一, 露口 耕治, 大矢 基弘, 佐竹 一希, 川本 真由美 :
愛媛県宇和島市に分布する崩壊堆積物に含まれる古土壌の14C年代,
日本応用地質学会中国四国支部令和4年度研究発表会発表論文集, 35-38, 2022年11月. 西山 賢一, 木村 一成, 加藤 弘徳, 野々村 敦子 :
中国四国地方に分布する自然災害伝承碑とその特徴,
日本応用地質学会令和4年度研究発表会講演論文集, 139-140, 2022年10月. 西山 賢一 :
地盤情報データベースを用いた徳島県鳴門市周辺の地下地質,
日本地質学会第129年学術大会講演要旨, 2022年9月. 西山 賢一 :
和歌山県新宮市に伝わる江戸時代の土砂災害慰霊碑の発見と活用,
防災学術連携体・特別シンポジウム 「防災教育と災害伝承への多様な視点 -東日本大震災から10年を経て-」, 2021年11月. 山崎 新太郎, 荒井 紀之, 西山 賢一, 矢野 真一郎, 丸谷 靖幸 :
球磨地域の土砂災害2,
日本応用地質学会令和3年度研究発表会講演論文集, 2021年10月. 西山 賢一, 木村 一成, 加藤 弘徳 :
中国四国地方における自然災害伝承費の分布と特徴,
日本応用地質学会中国四国支部, 13-16, 2021年10月. 西山 賢一, 後 誠介, 朽津 信明, 藤 隆宏, 白石 明香 :
和歌山県新宮市九重地区で発生した土砂災害とその伝承,
日本応用地質学会令和3年度研究発表会講演論文集, 2021年10月. 西山 賢一, 後 誠介 :
1946年昭和南海地震で発生した和歌山県田辺市本宮町の岩盤崩壊,
日本地質学会第128年度学術大会講演要旨, 2021年9月. 中谷 是崇, 西山 賢一, 中尾 賢一, 佐藤 善輝, 羽田 裕貴, 鈴木 克明, 水野 清秀, 中島 礼 :
徳島市中徳島町で掘削された第四系ボーリングの検討(速報),
日本第四紀学会講演要旨集, 2021年8月. 朽津信明・白石明香・藤 隆宏・後 誠介・栁沼由可子, 西山 賢一 :
新宮市・九重土砂災害慰霊碑の三次元印刷,
日本文化財科学会第38回大会研究発表会, 2021年6月. 小川内良人・横山 修・木下篤彦・山田 拓・柴田 俊・田中健貴・山越隆雄, 西山 賢一 :
放射性炭素年代から推定される紀伊山地の深層崩壊発生頻度,
砂防学会研究発表会講演集, 2021年6月. 西山 賢一 :
広島県東広島市周辺における斜面崩壊・土石流の発生頻度,
日本応用地質学会令和2年度研究発表会講演論文集, 111-112, 2020年10月. 西山 賢一 :
愛媛県宇和島市に分布する崩壊堆積物の14C年代,
日本応用地質学会中国四国支部令和2年度研究発表会講演論文集, 11-12, 2020年. 西山 賢一 :
東広島市・呉市に分布する崩壊堆積物の14C年代,
日本地質学会四国支部講演会要旨集, 13, 2019年12月. 西山 賢一 :
広島県東広島市・呉市に分布する崩壊堆積物の14C年代,
日本応用地質学会中国四国支部令和元年度研究発表会講演論文集, 61-66, 2019年11月. 鳥井 真之, 古市 剛史, 長谷中 利昭, 北園 芳人, 遠田 晋次, 西山 賢一, 奥野 充 :
地震に伴うテフラ層の変形パターンとその成因:熊本地震と北海道胆振東部地震との比較,
国際火山噴火史情報研究集会講演要旨集2019-1, 1-2, 2019年10月. 西山 賢一, 後 誠介 :
和歌山県南部,那智川流域に分布する熊野層群の風化,
日本応用地質学会令和元年度研究発表会講演論文集, 71-72, 2019年10月. 西山 賢一, 後 誠介 :
和歌山県南部,那智川流域に分布する中位段丘堆積物の風化,
日本地質学会第126年学術大会講演要旨, 137, 2019年9月. 西山 賢一, 鳥井 真之 :
阿蘇カルデラ・高野尾羽根火山北斜面における地すべり移動体の内部構造(その2),
日本地すべり学会第58回研究発表講演集(CD-ROM), 2019年8月. 朽津 信明, 栁沼 由可子, 後 誠介, 西山 賢一 :
新宮市万歳の一遍上人名号碑と江戸時代に行われたその補修について,
日本文化財科学会, 2019年6月. 尻労安部洞窟遺跡発掘調査団・慶應義塾大学, 西山 賢一 :
青森県尻労安部洞窟,
第32回 東北日本の旧石器文化を語る会福島大会, 2018年12月. 尻労安部洞窟遺跡発掘調査団, 西山 賢一 :
安部遺跡,
平成30年度青森県埋蔵文化財発掘調査報告会, 2018年12月. 西山 賢一, 川村 教一 :
徳島平野における電子地盤図の作成,
日本地質学会四国支部講演会資料, 7, 2018年12月. 西山 賢一, 日本応用地質学会災害調査団四国班 :
平成30年7月豪雨により愛媛県宇和島市で発生した土砂災害,
防災科学技術研究所2018年度土砂災害に関する研究集会発表概要集, 22-23, 2018年11月. 西山 賢一, 日本応用地質学会災害調査団四国班 :
四国地区で発生した土砂災害,
平成30年7月豪雨災害調査速報会・日本応用地質学会中国四国支部設立25周年記念行事 記念シンポジウム 講演資料集, I-12-I-15, 2018年11月. 撰田 克哉, 西山 賢一, 井口 隆 :
朝倉市妙見川流域で発生した初生岩盤地すべりの地質的特徴,
日本応用地質学会平成30年度研究発表会講演論文集, 143-144, 2018年10月. 西山 賢一 :
福岡県朝倉・大分県日田地域における地すべり・土石流の発生頻度,
日本応用地質学会平成30年度研究発表会講演論文集, 91-92, 2018年10月. 西山 賢一, 日本応用地質学会災害調査団四国班 :
四国地区で発生した土砂災害,
日本応用地質学会平成30年度研究発表会, 2018年10月. 西山 賢一, 後 誠介 :
和歌山県大雲取山地に分布する崩壊堆積物の地形・地質的特徴,
日本地質学会第125年学術大会講演要旨集, 148, 2018年9月. 西山 賢一, 鳥井 真之, 横田 修一郎, 奧野 充, 田近 淳 :
阿蘇カルデラ・高野尾羽根火山北斜面における地すべり移動体の内部構造,
日本地すべり学会第57回研究発表会, 2018年8月. 鳥井 真之, 北園 芳人, 長谷中 利昭, 奥野 充, 遠田 晋次, 西山 賢一, 横田 修一郎 :
南阿蘇村河陽地区における2016年熊本地震とテフラ層との関係,
国際火山噴火史情報研究集会講演要旨集2017-2, 107-109, 2018年2月. 西山 賢一, 丹野 祥一, 岡林 眞姫, 山上 陽平, 中尾 賢一, 川村 教一, 田村 俊之 :
ボーリング資料に基づく徳島平野の地下地質,
日本地質学会四国支部講演会資料, 6, 2017年12月. 西山 賢一 :
徳島市の地盤,
地盤工学会・表層地盤の特性抽出と解析手法についてのシンポジウム資料, 2017年10月. 西山 賢一, 柳田 裕三, 辻本 裕也 :
長崎県佐世保市に位置する史跡・福井洞窟遺跡の地形・地質的特徴,
日本応用地質学会平成29年度研究発表会講演論文集, 165-166, 2017年10月. 西山 賢一, 丹野 祥一, 岡林 眞姫, 山上 陽平, 中尾 賢一, 川村 教一 :
ボーリング資料に基づく徳島平野の地下地質,
日本地質学会第124年学術大会講演要旨集, 125, 2017年9月. 西山 賢一, 柳田 裕三, 辻本 裕也 :
長崎県佐世保市に位置する史跡・福井洞窟の形成過程,
日本第四紀学会2017年大会講演要旨集, Vol.47, 24, 2017年8月. 鳥井 真之, 長谷中 利昭, 北園 芳人, 西山 賢一, 横田 修一郎, 奥野 充 :
2016年熊本地震における災害遺産の第四紀地質学,
日本第四紀学会2017年大会講演要旨集, Vol.47, 124-125, 2017年8月. 西山 賢一, 鳥井 真之, 横田 修一郎, 若月 強, 井上 弦, 中尾 賢一, 星出 和裕 :
阿蘇カルデラ斜面における斜面崩壊・土石流の発生頻度の推定,
日本第四紀学会2017年大会講演要旨集, Vol.47, 129-130, 2017年8月. 奧野 充, 鳥井 真之, 西山 賢一, 横田 修一郎 :
阿蘇・高野尾羽根火山西斜面の崩壊過程,
日本地質学会西日本支部第168回例会, 2017年6月. 西山 賢一, 鳥井 真之, 奥野 充 :
2016年熊本地震で流下・堆積した崩壊堆積物,
日本地球惑星科学連合2017年大会講演要旨集, 2017年5月. 奧野 充, 鳥井 真之, 西山 賢一, 横田 修一郎 :
詳細地形区分から見た阿蘇カルデラ・高野尾羽根火山西側斜面の崩壊プロセス,
平成28年度自然災害総合研究班西部地区部会・研究発表会講演論文集, 2017年4月. 西山 賢一, 鳥井 真之, 奥野 充, 横田 修一郎 :
2016年熊本地震により阿蘇崋山地域で発生した地すべり・斜面崩壊の地形・地質的特徴,
第16回日本地質学会四国支部講演会要旨, 8, 2016年12月. 奥野 充, 鳥井 真之, 西山 賢一, 中西 利典, 横田 修一郎 :
平成28年熊本地震による阿蘇カルデラ内の斜面崩壊堆積物の地形,
地形, Vol.38, No.1, 56-57, 2016年11月. 西山 賢一, 横田 修一郎 :
2016年熊本地震で発生した立野地区の斜面崩壊と宇土・御船地区の盛土地すべり,
日本応用地質学会中国四国支部平成28年度研究発表会発表論文集, 33-38, 2016年10月. 朽津 信明, 森井 順之, 西山 賢一 :
風化形態の違いによる砂岩の侵食速度の違い,
日本応用地質学会平成28年度研究発表会講演論文集, 201-202, 2016年10月. 高見 智之, 井口 隆, 加藤 靖郎, 西山 賢一, 日本応用地質学会九州支部WG斜面災害班 :
2016年熊本地震で生じた斜面災害の特徴と類型化,
日本応用地質学会平成28年度研究発表会講演論文集, 149-150, 2016年10月. 日本応用地質学会2016年熊本・大分地震災害調査団陥没性亀裂調査班, 西山 賢一 :
阿蘇カルデラ内に出現した陥没性亀裂と周辺の地形変位,
日本応用地質学会平成28年度研究発表会講演論文集, 147-148, 2016年10月. 井口 隆, 高見 智之, 加藤 靖郎, 西山 賢一, 山本 茂雄 :
熊本地震による京都大学阿蘇火山センター周辺の斜面災害の特徴,
日本応用地質学会平成28年度研究発表会講演論文集, 145-146, 2016年10月. 田近 淳, 薄井 敏彦, 矢野 寛幸, 西山 賢一 :
2016年熊本地震で発生した崩壊ー土石流:とくに垂玉川の例,
日本応用地質学会平成28年度研究発表会講演論文集, 243-244, 2016年10月. 西山 賢一, 鳥井 真之, 奥野 充, 井口 隆, 加藤 靖郎 :
2016年熊本地震により熊本県阿蘇地方で発生した斜面崩壊・土石流の地形・地質的特徴,
日本応用地質学会平成28年度研究発表会講演論文集, 51-52, 2016年10月. 西山 賢一, 鳥井 真之, 奥野 充, 井口 隆 :
2016年熊本地震で発生した地すべり・斜面崩壊の地形・地質的特徴,
日本地質学会第123年学術大会講演要旨集, 149, 2016年9月. 西山 賢一, 鳥井 真之, 横田 修一郎, 若月 強, 井上 弦 :
阿蘇カルデラ斜面における斜面崩壊・土石流の発生頻度の推定,
国際火山噴火史情報研究集会講演要旨集, No.2, 83-90, 2016年1月. 鳥井 真之, 稲本 義人, 渡邊 優, 北園 芳人, 西山 賢一 :
災害情報データベースと情報端末を利用した減災型教育システムの開発,
熊本自然災害研究会研究発表会要旨集, 9-12, 2015年11月. 西山 賢一, 鳥井 真之, 星出 和裕, 横田 修一郎, 井上 弦 :
阿蘇カルデラ東部,坂梨地区における土石流の発生頻度,
熊本自然災害研究会研究発表会要旨集, 73-76, 2015年11月. 朽津 信明, 森井 順之, 西山 賢一 :
砂岩製文化財の表面風化形態について,
日本応用地質学会平成27年度研究発表会講演論文集, 189-1908, 2015年9月. 西山 賢一 :
粒径が異なる砂岩の風化による間隙径の変化,
日本応用地質学会平成27年度研究発表会講演論文集, 7-8, 2015年9月. 西山 賢一, 辻本 裕也, 柳田 裕三 :
長崎県佐世保市に分布する史跡・福井洞窟の形成に関与した地すべり,
日本地質学会第122年学術大会講演要旨集, 150, 2015年9月. 西山 賢一, 辻本 裕也, 柳田 裕三 :
長崎県佐世保市に位置する史跡・福井洞窟を埋積した地すべり堆積物の特徴,
日本地すべり学会第54回研究発表会講演集, 213-214, 2015年8月. Yui Hamaji, Masaki Hara, Shota Inoue, Shota Takahashi, Misaki Nakayama, Naoyuki Sebe, Yumiko Makino, Masatoshi Sakaguchi, Yurie Ohiwa, Ken-ichi Nishiyama, Keisuke Ishida and Takanori Satoh :
Exploration for environmental adaptive bacteria from mine spoils from Tokushima and Wakayama prefectures,
The Joint Meeting of Japanese Environmental Microbiology-related Associations 2014,The Program and abstracts, Oct. 2014. 朽津 信明, 森井 順之, 佐藤 円香, 西山 賢一 :
長崎市出島で見られる砂岩石材の風化現象について,
日本応用地質学会平成26年度研究発表会講演論文集, 2014年10月. 西山 賢一, 鈴木 恵三, 後藤 繁俊, 緒方 一, 一色 弘充 :
風化程度の異なる非溶結火砕流堆積物の含水比と色彩との関係,
日本応用地質学会平成26年度研究発表会講演論文集, 2014年. 西山 賢一, 若月 強, 鳥井 真之, 星出 和裕, 中尾 賢一, 横田 修一郎 :
熊本県阿蘇カルデラ斜面における斜面崩壊・土石流の発生頻度,
日本応用地質学会中国四国支部平成26年度研究発表会講演論文集, 2014年. 西山 賢一, 若月 強, 鳥井 真之, 星出 和裕, 中尾 賢一, 横田 修一郎 :
熊本県阿蘇カルデラ斜面における土石流の発生頻度,
日本地質学会第121年学術大会講演要旨集, 2014年. 山本 真由美, 徐 暁せい, 張 博, 村田 明広, 西山 賢一 :
中国人留学生の防災意識,
大学教育カンファレンスin徳島, 5051, 2013年12月.- (要約)
- 「南海トラフ巨大地震」はいつ発生するかわからないが,近々発生するとも言われている.その時,徳島にも地震・津波による被害があると想定され,それらに対する準備が必要である.そこで,本研究では中国人留学生を対象にこれらの災害についての知識,また,これらの災害から身を守るための知識,防災への準備状況などについて質問紙による意識調査を行ったので,報告する.
災害・防災ボランティアへの意識について, --- 授業「災害を知る」を通して ---,
全学FD推進プログラム 大学教育カンファレンス in 徳島, 4849, 2013年12月.- (要約)
- 「災害を知る」の受講生を対象とし,災害・防災ボランティアに対する意識調査を実施した.その結果,大学生は授業を通してボランティア活動への意識が高くなった.
- (キーワード)
- 災害,防災,ボランティア
国指定天然記念物「阿波の土柱」の保全に向けて ー 土柱の歴史・変遷,植生管理について ー,
第130回徳島生物学会, 2013年12月.- (要約)
- 「阿波の土柱」は,阿波市の阿讃山脈南麓の丘陵斜面の崩壊地が,雨水による侵食により搭状やひだ状となった侵食地形である.明治期後半に新聞紙上で紹介されて以来,名勝として知られるようになり,昭和9年(1934)に国の天然記念物に指定された.しかし,年月が経つ間に侵食による土柱の衰微や植生の繁茂といった景観の悪化が顕著になり,平成16年(2004)には台風で柱の一部が大きく崩落するなど景観維持のための対策が必要になってきた.また,観光においても大正期には一日に二千人を数えた来訪者は大きく減っている.このような状況から,阿波市は平成23年(2011)に「阿波の土柱」の価値を保全するための保存管理計画を策定することを目的として,文化庁や徳島県の協力の下,学識経験者らを委員とする『国指定天然記念物「阿波の土柱」緊急調査指導委員会』を組織した.委員会で2年にわたり調査や検討が重ねられ,今年3月に調査報告書がまとめられた.演者は委員の一人として関わったので,その内容について紹介する. 【土柱の発見と形成時期】 「阿波の土柱」は平安時代に阿波守であった菅原清公が歌に詠んだとする説があるが,これは様々な理由から明確に否定される.遡れる最も古い記録は,明治35年(1902)12月27日の徳島毎日新聞に掲載された西林村五明の尋常小学校長柏木直平が寄稿した記事である.大正9年(1920)に徳島師範学校の教諭尾崎一雄が『地学雑誌』に「阿波の土柱」として紹介し,全国に知られるようになった. 観察される侵食のスピードと発見時期とを併せて考えると,「阿波の土柱」を形成した斜面崩壊の発生時期は,江戸後期から明治前半のことと考えられる. 【植生管理】 植被は雨水による土柱の侵食を抑える作用を持つ一方で,樹木の根はクラックの形成を助長する.また,岩肌に生えるマツは,景観に良いアクセントを与える一方で,高い樹木やツタ類の繁茂は,土柱を覆い隠したり,根の周囲にフミン酸が蓄積して土壌を黒化させたりと景観に悪影響を与える.よって景観や侵食に悪影響を与えないもの除いて植物は除去することが望ましい. 【今後の土柱】 「阿波の土柱」である波濤ヶ嶽は,侵食過程からみれば既に壮年期に入った土柱である.近隣には橘嶽,筵嶽,不老嶽,燈籠嶽と呼ばれる侵食がそれほど進んでいない土柱があり,これらを併せて土柱の侵食過程の理解を深めることができるような活用を図っていく必要がある. 阿波市教育委員会編「国指定天然記念物「阿波の土柱」緊急調査報告書—国庫補助金事業による天然記念物緊急調査—」阿波市・阿波市教育委員会(2013)
徳島県東祖谷地域における三波川帯南縁部の地質構造と地すべり,
第13回日本地質学会四国支部総会・講演会講演要旨集, 125-12, 2013年12月. 西山 賢一, 朽津 信明 :
凝灰岩・安山岩におけるハニカム状風化の形成速度,
第13回日本地質学会四国支部総会・講演会講演要旨集, 5, 2013年12月. 西山 賢一, 村尾 英彦, 釜井 俊孝 :
仙台市に分布する谷埋め盛土材の風化過程,
日本地質学会第120年学術大会講演要旨集, 2013年9月. 西山 賢一, 若月 強 :
和歌山県那智川流域における土石流の発生頻度,
土木学会四国支部平成25年自然災害フォーラム論文集, 2013年3月. 西山 賢一 :
宮崎平野の段丘とテフラ,
日本地質学会西日本支部・福岡大学国際火山噴火史情報研究所・シンポジウム「長岡信治:海から山,火山でのフィールドワーク」資料, 2013年. 西山 賢一 :
テフロクロノロジーに基づく宮崎平野の形成プロセス,
宮崎応用地質研究会談話会資料, 2013年. 西山 賢一, 若月 強 :
和歌山県那智川流域における土石流の発生頻度,
日本地質学会四国支部講演会資料, 2012年12月. 西山 賢一, 若月 強 :
和歌山県那智川流域における土石流の発生頻度,
日本応用地質学会中国四国支部平成24年度研究発表会発表論文集, 13-18, 2012年11月. 西山 賢一, 庄瀬 智大, 川村 教一, 磯野 陽子 :
徳島平野に分布する海成更新統の層序と物性(予報),
日本応用地質学会平成24年度研究発表会講演論文集, 165-166, 2012年10月. 西山 賢一, 若月 強 :
和歌山県那智川流域における斜面崩壊の発生頻度,
日本地質学会第119年学術大会講演要旨集, 157, 2012年9月. 西山 賢一, 長岡 信治, 鈴木 惠三, 高谷 精二 :
テフロクロノロジーに基づく宮崎県鰐塚山地における深層崩壊の発生頻度,
平成24年度砂防学会研究発表会概要集, 326-327, 2012年5月. 西山 賢一 :
徳島市の地盤と災害,
地盤工学会四国支部講習会資料, 2012年. 西山 賢一, 石田 啓祐, 東明 省三, 森江 孝志, 橋本 寿夫, 阿部 肇, 佐藤 高則 :
山川町の地質:段丘堆積物と鉱山の分布,
平成23年度 総合学術調査発表会 -吉野川市「山川町」-について(, 2011年12月. 西山 賢一, 石田 啓祐, 東明 省三, 森江 孝志, 橋本 寿夫 :
山川町の地質:段丘堆積物と鉱山の分布,
阿波学会平成23年度総合学術調査報告会資料, 2011年12月. 西山 賢一, 長岡 信治, 柳田 裕三 :
長崎県佐世保市に分布する史跡・福井洞窟に露出する新第三系砂岩の風化プロセス,
第11回日本地質学会四国支部講演会要旨集, 7, 2011年12月. 西山 賢一, 長岡 信治, 柳田 裕三 :
史跡・福井洞窟に露出する新第三系砂岩の風化プロセス,
日本応用地質学会平成23年度研究発表会講演論文集, 189-190, 2011年11月. 西山 賢一, 宮本 和季, 長谷川 修一 :
香川県に分布する豊島石製石造物・採掘跡の風化程度の評価,
日本応用地質学会中国四国支部平成23年度研究発表会発表論文集, 45-48, 2011年10月. 西山 賢一 :
徳島で考える地震津波と防災∼東日本大震災からの新たな教訓:趣旨説明,
日本第四紀学会普及講演会資料(日本第四紀学会徳島大会), 2011年8月. 西山 賢一, 外山 真, 岡田 憲治 :
2004年徳島豪雨で発生した斜面崩壊に影響する雨量・地形・地質特性,
土木学会四国支部平成23年自然災害フォーラム論文集, 27-30, 2011年3月. 豊田 哲也, 石田 基広, 小野 公輔, 掛井 秀一, 佐藤 高則, 佐藤 充宏, 内藤 徹, 西山 賢一, 村上 公一, 真岸 孝一, 矢部 拓也, 行實 鉄平, 川野 卓二, 吉田 博, 田中 さやか :
学部共通科目「情報処理の基礎」の授業開発と実施に関する研究,
平成22年度徳島大学教育カンファレンスin徳島発表抄録集, 16-17, 2011年1月. 佐藤 高則, 西山 賢一, 石田 啓祐, 遠藤 陽介, 柴垣 明佳, 山城 考 :
吉野川流域鉱山跡採掘滓に存在する重金属耐性細菌の探索,
第125回徳島生物学会会報, Vol.63, No.2, 9, 2010年12月. 佐藤 高則, 西山 賢一, 石田 啓祐, 遠藤 陽介, 柴垣 明佳, 山城 考 :
吉野川流域の鉱山跡周辺における重金属耐性微生物の探索,
第11回極限環境生物学会年会, Vol.9, 91-92, 2010年11月. 西山 賢一, 日本応用地質学会中国四国支部H21山口災害調査団 :
「平成21年中国・九州北部豪雨」で発生した土石流災害調査報告,
日本応用地質学会平成22年度研究発表会論文集, 345-346, 2010年10月. 西山 賢一, 日本応用地質学会中国四国支部豊島石研究グループ :
文化遺産・産業遺産としての讃州豊島石,
日本応用地質学会平成22年度研究発表会論文集, 343-344, 2010年10月. 西山 賢一, 外山 真, 岡田 憲治 :
2004年徳島豪雨で発生した斜面崩壊に影響する雨量・地形・地質特性,
日本応用地質学会平成22年度研究発表会, 291-292, 2010年10月. 西山 賢一, 長岡 信治, 高谷 精二, 鈴木 恵三, 北村 真一 :
宮崎県鰐塚山地に分布する斜面および段丘堆積物のテフラによる編年,
日本地質学会第117年学術大会講演要旨, 155, 2010年9月. 西山 賢一, 外山 真, 岡田 憲治 :
2004年徳島豪雨で発生した斜面崩壊に影響する雨量・地形・地質特性,
地球惑星科学関連学会2010年大会予稿集, 2010年5月. 西山 賢一 :
急崖での岩盤崩壊の発生プロセスとその地質的背景,
社団法人土木学会第3期第12回斜面工学研究小委員会・話題提供講演, 2010年3月. 佐藤 高則, 山城 考, 西山 賢一, 石田 啓祐, Haruka Shibagaki :
Oxidase activity of Cu,Fe-resistant bacteria isolated from Shirataki copper mine.,
第82回日本生化学会年会プログラム·要旨集, Vol.81, No.9, 3P233, 2009年10月. 西山 賢一, 北村 真一, 山崎 健太, 伊藤 嘉将 :
四国に分布する地すべりのテフラによる編年,
日本応用地質学会平成21年度研究発表会講演論文集, 2009年10月. 西山 賢一, 北村 真一, 山崎 健太, 伊藤 嘉将 :
テフラを用いた四国山地に分布する地すべりの編年,
日本応用地質学会中国四国支部平成21年度研究発表会発表論文集, 23-26, 2009年10月. 西山 賢一, 北村 真一, 山崎 健太, 伊藤 嘉将 :
四国に分布する地すべりのテフラによる編年,
日本地質学会第116年学術大会講演要旨, 163, 2009年9月. 西山 賢一, 北村 真一 :
テフロクロノロジーを用いた徳島県高根地すべり・東大久保地すべりの発生時期の推定,
地球惑星科学関連学会2009年大会予稿集, 2009年5月. 西山 賢一, 横田 修一郎, 田村 栄治 :
岩石の風化・変質作用の岩盤評価および斜面問題への影響,
日本応用地質学会中国四国支部・中国四国地方の応用地質学に関するシンポジウム講演概要集, 26-35, 2009年5月. 西山 賢一, 北村 真一, 村田 明広 :
2008年岩手・宮城内陸地震で発生した土砂災害の地形・地質的特徴,
徳島大学環境防災研究センター・岩手宮城内陸地震調査報告会資料, 2009年. 西山 賢一, 北村 真一, 高谷 精二, 鈴木 恵三, 長岡 信治 :
2005年台風14号豪雨で移動した宮崎県槻之河内地すべりの活動履歴,
日本地質学会四国支部第8回講演会講演要旨集, 7, 2008年12月. 北村 真一, 西山 賢一, 川村 教一 :
テフロクロノロジーによる徳島県中部,中尾山地すべりの発生時期の推定,
日本応用地質学会平成20年度研究発表会講演論文集, 5-6, 2008年5月. 西山 賢一, 千木良 雅弘, 戸邉 勇人 :
熊本県天草地域に分布する古第三系白嶽砂岩の風化による物性変化,
日本応用地質学会中国四国支部平成20年度研究発表会発表論文集, 23-26, 2008年5月. 西山 賢一, 北村 真一, 高谷 精二, 鈴木 恵三, 長岡 信治 :
2005年台風14号豪雨で移動した宮崎県槻之河内地すべりの活動履歴,
日本応用地質学会平成20年度研究発表会講演論文集, 171-172, 2008年5月. 横田 修一郎, 植松 敏, 西山 賢一, 高谷 精二 :
宮崎県双石山に点在する巨大砂岩ブロック群とトップリングによるその形成,
地球惑星科学連合学会2008年合同大会予稿集(CD-ROM), 2008年5月. 北村 真一, 西山 賢一 :
徳島県那賀川上流域に分布する地すべりの地形的特徴,
第7回日本地質学会四国支部講演会講演要旨集, 15, 2007年12月. 西山 賢一, 木村 隆行, 磯野 陽子 :
風化による岩石物性変化の指標としての色彩測定法,
第7回日本地質学会四国支部講演会講演要旨集, 5, 2007年12月. 西山 賢一, 木村 隆行, 磯野 陽子 :
風化による岩石物性変化の指標としての色彩測定法(予報),
日本応用地質学会中国四国支部平成19年度研究発表会発表論文集, 41-46, 2007年10月. 吾郷 祐輔, 西山 賢一, 石田 啓祐, 高谷 精二, 磯野 陽子, 佐藤 威臣, 竹熊 隆宏 :
徳島県勝浦川盆地に分布する泥岩の風化による物性変化,
日本応用地質学会中国四国支部平成19年度研究発表会発表論文集, 35-40, 2007年10月.- (要約)
- 勝浦川盆地に分布する下部白亜系物部川層群藤川層泥岩の風化特性を論じた.広域農道建設に伴い新たに掘削された法面は,スレーキングにより崩壊しやすい.膨潤性粘土鉱物のベントナイトを含むことに加えて,無酸素事変に関わって嫌気性環境で堆積した泥岩特有の黄鉄鉱微粒子を含むこと,石灰質成分を伴うことを指摘した.黄鉄鉱の風化に伴い生成される硫酸が石灰分と反応して石膏を生じる反応が風化を促進することを論じた.
黄鉄鉱含有泥岩(下部白亜系藤川層)の風化による物性変化,
日本応用地質学会平成19年度研究発表会講演論文集, 237-238, 2007年10月. 石田 啓祐, 西山 賢一, 中尾 賢一, 元山 茂樹, 高谷 精二, 香西 武, 小澤 大成 :
徳島県祖谷川上流域の御荷鉾帯と秩父帯,
日本地質学会学術大会講演要旨, 89, 2007年9月.- (要約)
- 徳島県祖谷川上流域の御荷鉾帯と秩父帯の構成と構造を,微化石解析,緑色岩類組成のEPMA分析,地すべり粘土の X線解析に基づき検討し,さらに地質と地すべり地形との関係を論じた.御荷鉾緑色岩主岩体の衝上により,秩父北帯相当の付加堆積物は逆転すること,御荷鉾緑色岩体の一部は,久保緑色岩体として三波川南縁帯の下位からドーム状に分布すること,緑色岩の風化粘土は膨潤性鉱物を含み地すべりの原因となることなどを論じた.
黄鉄鉱含有泥岩の風化による物性変化,
日本地質学会学術大会講演要旨, Vol.114, 199, 2007年9月. 西山 賢一, 吾郷 祐輔, 高谷 精二, 磯野 陽子, 佐藤 威臣, 竹熊 隆宏, 石田 啓祐 :
黄鉄鉱含有泥岩の風化による物性変化,
日本地球惑星科学連合 2007年大会予稿集(CD-ROM), 2007年5月.- (要約)
- 徳島県勝浦川流域に分布する白亜系藤川層の風化による物性変化を検討した.
鉱物組成に基づく黄鉄鉱含有泥岩(下部白亜系藤川層)のスレーキング特性,
第6回日本地質学会四国支部講演会講演要旨集, 5, 2006年12月.- (要約)
- 徳島県勝浦川盆地に分布する泥岩のスレーキング特性について検討した.この泥岩には膨潤性粘土鉱物が含まれていないことから,スレーキングの原因は黄鉄鉱起源の硫酸が方解石を溶解したことによると判断される.
2004年豪雨で発生した香川県西讃地域の斜面崩壊の地質・地形的特徴,
日本応用地質学会平成18年度研究発表会講演論文集, 393-396, 2006年11月.- (要約)
- 2006年豪雨により,香川県西讃地域で発生した斜面崩壊の地質・地形的特徴について検討し,崩壊発生時刻と土壌雨量指数との関係について議論した.
鉱物組成に基づく黄鉄鉱含有泥岩(下部白亜系藤川層)のスレーキング特性,
日本応用地質学会中国四国支部平成18年度研究発表会講演論文集, 69-74, 2006年10月.- (要約)
- 徳島県勝浦川盆地に分布する泥岩のスレーキング特性について検討した.この泥岩には膨潤性粘土鉱物が含まれていないことから,スレーキングの原因は黄鉄鉱起源の硫酸が方解石を溶解したことによると判断される .
泥質岩の風化指標としての微細黄鉄鉱抽出法,
日本地質学会学術大会講演要旨, Vol.113, 158, 2006年9月.- (要約)
- 海成泥質岩などに含まれ塩類風化を引き起こす黄鉄鉱の微細粒子をフッ酸処理により母岩から抽出する方法を開発し,紹介した.この方法は,黄鉄鉱の含有量が極微量でX線回折では検出不能な場合でも検出可能で,抽出された黄鉄鉱とその風化生成物である酸化鉄・水酸化鉄粒子は,泥質岩の風化分帯に利用でき,風化程度を把握する上で有効であることが,徳島県下の物部川層群下部白亜系藤川層の泥質岩での検討により確かめられた
- (キーワード)
- weathering / pyrite / mudstone
鉱物組成に基づく黄鉄鉱含有泥岩のスレーキング特性,
日本地質学会第113年大会講演要旨集, 158, 2006年9月.- (要約)
- 徳島県勝浦川盆地に分布する泥岩のスレーキング特性について検討した.この泥岩には膨潤性粘土鉱物が含まれていないことから,スレーキングの原因は黄鉄鉱起源の硫酸が方解石を溶解したことによると判断される.
2004年豪雨で発生した香川県西讃地域の斜面崩壊の地質・地形的特徴,
日本地質学会近畿支部・四国支部・西日本支部合同例会講演要旨集, 6, 2006年7月.- (要約)
- 2006年台風15,21,23号に伴う豪雨により,香川県西讃地域で発生した斜面崩壊の地質・地形的特徴について検討し,崩壊発生密度と砂岩の風化帯構造の関係について議論した.
2004年台風15,21,23号に伴う豪雨で発生した香川県西讃地域の斜面崩壊の地質・地形的特徴,
地球惑星科学連合2006年大会予稿集(CD-ROM), 2006年5月.- (要約)
- 2006年台風15,21,23号に伴う豪雨により,香川県西讃地域で発生した斜面崩壊の地質・地形的特徴について検討した.特に砂岩の風化帯構造が崩壊に関与している可能性が示唆された.
吉野川平野下流,藍住町地域の地下地質,
阿波学会平成17年度総合学術調査発表会資料, 3, 2005年12月. 西山 賢一 :
2004年豪雨で発生した四国の斜面崩壊の地形的・地質的特徴,
地形, Vol.27, No.1, 2005年10月.- (要約)
- 2004年に四国で発生した斜面災害のうち,台風10号による徳島県南部の災害を例として,斜面災害被災地の地形的特徴について検討した内容を報告した.
2004年台風10号による豪雨で発生した徳島県南部・那賀川流域の斜面崩壊,
日本応用地質学会平成17年度研究発表会講演論文集, 37-40, 2005年10月.- (要約)
- 2004年台風10号豪雨により徳島県木沢村および上那賀町一帯で発生した斜面崩壊の地質学的・地形学的特徴について調査し,特に雨量と崩壊発生密度のギャップについて検討した.
2004年台風10号による豪雨で発生した徳島県南部・那賀川流域の斜面崩壊,
日本地質学会第112年大会講演要旨, 324, 2005年9月.- (要約)
- 2004年台風10号豪雨により徳島県木沢村および上那賀町一帯で発生した斜面崩壊の地質学的・地形学的特徴と傾向について,全般的な調査結果を発表した.
2004年台風10号豪雨により徳島県南部・那賀川流域で発生した斜面崩壊の地質的・地形的特徴,
京都大学防災研究所特定共同研究「降雨による崩壊危険度広域評価-崩壊実績と地質・地形に基づいて-」研究会資料, 2005年7月. 西山 賢一, 石田 啓祐, 村田 明広 :
2004年台風10号による豪雨で発生した徳島県南部·那賀川流域の斜面崩壊,
地球惑星科学関連学会合同大会2005年大会予稿集(CD-ROM), 2005年5月. 西山 賢一, 吉田 顕, 横田 修一郎 :
和歌山県古座川地域の凝灰岩急崖に発達するタフォニの選択的成長と岩盤崩落,
地球惑星科学関連学会合同大会2005年大会予稿集(CD-ROM), 2005年5月. 西山 賢一, 吉田 顕, 横田 修一郎 :
和歌山県古座川地域に分布する凝灰岩の急崖に発達するタフォニと岩盤崩壊,
地形, 2005年5月. 西山 賢一 :
木沢村の地質と2004年台風10号に伴う豪雨で発生した斜面災害,
阿波学会平成16年度総合学術調査レジメ集, 2-3, 2005年1月. 西山 賢一, 石田 啓祐, 村田 明広, 岡田 憲治 :
2004年台風10号で発生した徳島県南部·那賀川流域の斜面災害,
日本地質学会四国支部2003年講演会資料集, 10, 2004年12月. 西山 賢一, 石田 啓祐, 村田 明広, 山上 拓男, 望月 秋利, 岡田 憲治, 小田桐 七郎, 中野 浩 :
2004年台風10号で発生した徳島県那賀川流域の斜面災害,
日本応用地質学会中四国支部平成16年度研究発表会災害報告資料, 5-8, 2004年11月. 西山 賢一, 吉田 顕, 横田 修一郎 :
熊野酸性岩の凝灰岩急崖におけるタフォニの成長と岩盤崩落,
日本応用地質学会平成16年度研究発表会講演論文集, 2004年10月.- (要約)
- 紀伊半島南端部に分布する熊野酸性岩類の古座川弧状岩脈分布域には,比高20∼40m程度の急崖が発達している.急崖にしばしばタフォニが形成されており,オーバーハング斜面をなすことが多い.また,2002年には,700トンの岩塊が落下し,ロックシェッドを直撃する事故も発生した.今回の調査の結果,タフォニは熊野酸性岩の中粒凝灰岩分布域のみに発達し,石英斑岩分布域には全く分布しないことが分かった.凝灰岩分布域では各所にオーバーハング部分が形成されており,落石や岩盤崩壊の危険性が高い.
2004年徳島豪雨災害の事例紹介,
社団法人土木学会地盤工学研究委員会斜面工学研究小委員会資料, 2004年9月. 西山 賢一, 吉田 顕, 横田 修一郎 :
凝灰岩の急崖におけるタフォニの選択的成長と岩盤崩落,
日本地質学会学術大会講演要旨, Vol.111, 2004年9月.- (要約)
- 和歌山県古座川地域に分布する熊野酸性岩(中新世の凝灰岩と石英斑岩)は,一般に急崖をなしており,露岩部分にしばしばタフォニが発達している.タフォニが発達するのは中粒凝灰岩のみに限られ,石英斑岩にはまったく存在しないことが分かった.また,他地域のタフォニと比較すると,砂岩では受け盤をなす露岩部分に形成されやすく,凝灰岩では粗粒な凝灰角礫岩の下位に細粒凝灰岩が分布する場所で発達しやすい特徴があるが,熊野酸性岩はそれらと異なり,凝灰岩からなる斜面全体にランダムに入れ子状タフォニが形成されている.タフォニの形成には,塩類の析出による塩類風化が考えられるが,マッシブな岩相の凝灰岩斜面におけるタフォニの集中的な成長プロセスは,今のところ明確ではなく,今後の検討が必要である.
中新世凝灰角礫岩斜面に発達するタフォニ·ノッチの特徴と岩盤崩落,
第43回日本地すべり学会研究発表会講演集, 2004年9月.- (要約)
- 香川県五剣山に分布する瀬戸内火山岩類(中新世)の凝灰角礫岩からなる急崖に形成されているノッチとタフォニの形態的特徴と水分含有状態,析出塩類の分析を行なった.ノッチ内壁からは石膏が検出されたことから,ノッチとタフォニの成因には塩類風化が関与していることが推定された.
雲仙火山南麓におけるATを挟在する黒ボク土の成因,
日本第四紀学会講演予稿集, No.34, 2004年8月.- (要約)
- 雲仙火山南東麓に分布する俵石岩屑なだれ堆積物上には,ATとK-Ahを挟在する厚さ2m程度の黒ボク土が発達している.今回,この黒ボク土について,土壌色彩や土壌の理化学的性質に基づいて,その形成プロセスを明らかにした.
鹿児島県出水平野に分布する鮮新ー更新統の層序,
日本第四紀学会講演要旨集, No.34, 2004年8月.- (要約)
- 鹿児島県北西部に位置する出水平野は,南九州に広く分布する火砕流堆積物の縁辺部に位置するため,鮮新ー更新統が広く分布するとともに,7段もの段丘が発達しており,南九州における第四系の模式地のひとつといえる.今回,平野に分布する鮮新ー更新統を,テフロクロノロジーによって編年するとともに,後背地の出水山地の隆起と関連づけて出水平野の地形·地質発達史をまとめた.
中新世の凝灰岩類に発達するタフォニ·ノッチの形態的特徴と地震動による岩盤崩落,
地球惑星科学合同大会2004年大会予稿集(CD-ROM), 2004年5月.- (要約)
- 香川県北部に位置する五剣山一帯には,中新世の火山岩類が分布し,急峻な尾根を形成している.尾根の露岩部分には,開口幅10mに達するノッチや,径2mを越えるタフォニが形成されており,不安定なオーバーハング斜面となっている.江戸時代の宝永地震時には,この斜面で大規模な岩盤崩落が発生している.今回,このノッチ·タフォニの形態的特徴ならびに若干の岩石物性(水分含有量,強度)を測定した.その結果,ノッチやタフォニの奥まった部分で水分含有量が高く,かつ強度が小さいことが分かった.こういったタフォニやノッチの成長により,不安定なオーバーハング斜面が形成され,地震などにより岩盤崩落が引き起こされている.
砂岩急崖におけるタフォニの成長と岩盤崩落,
地形, Vol.25, No.3, 303, 2004年4月.- (要約)
- 熊本県天草地域に分布する白嶽砂岩,島根県大田地域に分布する河合層砂岩,さらに和歌山県古座川流域の凝灰岩に発達するタフォニについて,その形態的特徴と岩盤表面における水分含有状態を調査した.その結果,タフォニは,一般にひさし状の突出部と凹んだ天井,ならびに平滑な床を持つことが分かった.タフォニ内部では岩盤表面の水分含有量が高く,その部分における強度がやや低い傾向が認められた.このことから,タフォニの成因は,岩盤表面からの水分蒸発に伴う塩類風化による劣化であることが示唆された.こういったタフォニを伴う急崖斜面からはしばしば落石や岩盤崩落が発生している.急崖斜面の地形発達は,タフォニの成長速度と,岩盤内に存在するクラック間隔に規制されていることから,これらの値を推定できれば,岩盤斜面の不安定性評価へつなげることができる.
島原半島南部における火山系暗赤色土の性状,
日本ペドロジー学会2004年度大会講演要旨集, 2004年4月.- (要約)
- 島原半島南東部の玄武岩からなる丘陵地帯に発達する暗赤色土の性状(色彩·硬度·粒径·そのほかの理化学的性質)を調べた.この地域は活火山である雲仙火山の山麓部に位置しているものの,卓越風向の風上側に位置しているため,火山灰などの火山性粒子の混入が少なく,もっぱら基盤である玄武岩の風化による土壌化が進行していることが分かった.
美郷村の基盤岩の地質と地すべり地形の分布,
阿波学会平成15年度総合学術調査発表会資料, 2, 2003年12月.- (要約)
- 徳島県美郷村に分布する三波川変成岩の地質分布と構造を明らかにするとともに,地すべり地形の判読を行なった.その結果,当地域の三波川変成岩は,泥質片岩·砂質片岩·珪質片岩·塩基性岩(塩基性片岩·変はんれい岩)からなり,それらは褶曲しながらも大局的には北に傾斜する構造をなすことがわかった.村域の南半分は無点紋片岩からなり,北半分は点紋片岩が分布する.一方,地すべり地形の分布は,村域の南半分に集中しており,北半分にはほとんど分布しないことが分かった.この原因としては,村域の北部にはより変成度の高い点紋片岩が分布することに加えて,標高が低く緩傾斜であり,谷密度も低いといった地形的特徴が認められることに由来する可能性がある.
砂岩急崖斜面におけるタフォニの形成プロセス,
日本地質学会四国支部2003年講演会資料集, 3, 2003年11月.- (要約)
- 熊本県天草地域に分布する白嶽砂岩と,島根県大田地域に分布する河合層砂岩に発達するタフォニについて,その形態的特徴と岩盤表面における水分含有状態を調査した.その結果,タフォニは,一般にひさし状の突出部と凹んだ天井,ならびに平滑な床を持つことが分かった.タフォニ内部では岩盤表面の水分含有量が高く,その部分における強度がやや低い傾向が認められた.このことから,タフォニの成因は,岩盤表面からの水分蒸発に伴う塩類風化による劣化であることが示唆された.
砂岩斜面に見られるタフォニの形態とその形成過程,
日本応用地質学会平成15年度研究発表会講演論文集, 271-274, 2003年10月.- (要約)
- 熊本県天草地域に分布する白嶽砂岩と,島根県大田地域に分布する河合層砂岩に発達するタフォニについて,その形態的特徴と岩盤表面における水分含有状態を調査した.その結果,タフォニは,一般にひさし状の突出部と凹んだ天井,ならびに平滑な床を持つことが分かった.タフォニ内部では岩盤表面の水分含有量が高く,その部分における強度がやや低い傾向が認められた.このことから,タフォニの成因は,岩盤表面からの水分蒸発に伴う塩類風化による劣化であることが示唆された.
岩石風化からみた山形県白鷹火山カルデラの構造と山体崩壊の可能性,
日本応用地質学会中国支部平成15年度研究発表会発表論文集, 93-96, 2003年10月.- (要約)
- 山形県白鷹火山で掘削されたボーリングコアの色彩測定に基づき,カルデラの地下深部におよぶ風化による色彩変化を定量的に把握することができた.風化は長期間(おそらく数万年以上)にわたって継続したと推定され,カルデラ構造を持つ白鷹火山の山体崩壊が最近生じた可能性は低い.
天草上島·白嶽砂岩に発達するタフォニの産状と岩石物性,
地形, Vol.24, No.3, 342, 2003年7月. 横田 修一郎, 西山 賢一, 竹原 和也 :
塩類風化によるタフォニの形成と岩盤崩落,
地球惑星科学関連学会2003年合同大会予稿集, 2003年5月.- (要約)
- 熊本県天草地域に分布する白嶽砂岩,島根県大田地域に分布する河合層砂岩,さらに和歌山県古座川流域の凝灰岩に発達するタフォニについて,その形態的特徴と岩盤表面における水分含有状態を調査した.その結果,タフォニは,一般にひさし状の突出部と凹んだ天井,ならびに平滑な床を持つことが分かった.タフォニ内部では岩盤表面の水分含有量が高く,その部分における強度がやや低い傾向が認められた.このことから,タフォニの成因は,岩盤表面からの水分蒸発に伴う塩類風化による劣化であることが示唆された.こういったタフォニを伴う急崖斜面からはしばしば落石や岩盤崩落が発生している.急崖斜面の地形発達は,タフォニの成長速度と,岩盤内に存在するクラック間隔に規制されていることから,これらの値を推定できれば,岩盤斜面の不安定性評価へつなげることができる.
1972年天草豪雨災害被災地の砂岩に見られるタフォニの形態的特徴と水分含有状態,
地球惑星科学2003年合同大会予稿集(CD-ROM), 2003年5月.- (要約)
- 熊本県天草地域に分布する白嶽砂岩に発達するタフォニについて,その形態的特徴と岩盤表面における水分含有状態を調査した.その結果,タフォニは,一般にひさし状の突出部と凹んだ天井,ならびに平滑な床を持つことが分かった.タフォニ内部では岩盤表面の水分含有量が高く,その部分における強度がやや低い傾向が認められた.このことから,タフォニの成因は,岩盤表面からの水分蒸発に伴う塩類風化による劣化であることが示唆された.
形成時期の異なる土壌の遊離酸化鉄の存在形態,
日本ペドロジー学会2003年度大会講演要旨集, 18, 2003年4月.- (要約)
- 宮崎平野の段丘堆積物上に発達する時代の異なる赤色土壌を対象とし,色彩値の測定と遊離酸化鉄の分析を行い,鉄鉱物の時間的変化について検討した.その結果,段丘の形成年代が古いほど,すなわち土壌生成時間が長いものほど,土壌の赤さが強い傾向が認められた.これは,土壌中の遊離鉄が,ゲータイトやヘマタイトといった結晶性鉄鉱物に変化しているためと推定された.
1972年天草豪雨災害で発生した斜面崩壊の地質的特徴,
京都大学防災研究所研究発表会, 2003年2月.- (要約)
- 1972年天草豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,地形·地質的特徴の調査を行い,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,ケスタ地形の受け盤をなす部分では,砂岩と泥岩との地質境界付近で規模の大きな斜面崩壊が多発したのに対し,ケスタ地形の流れ盤側では,砂岩の表層風化帯が薄く崩落するタイプの崩壊が多発したことが分かった.
天草上島,白岳砂岩に発達するタフォニの産状と水分含有量,
日本地質学会西日本支部会報, Vol.122, 18, 2003年2月.- (要約)
- 熊本県天草地域に分布する白嶽砂岩に発達するタフォニについて,その形態的特徴と岩盤表面における水分含有状態を調査した.その結果,タフォニは,一般にひさし状の突出部と凹んだ天井,ならびに平滑な床を持つことが分かった.タフォニ内部では岩盤表面の水分含有量が高く,その部分における強度がやや低い傾向が認められた.このことから,タフォニの成因は,岩盤表面からの水分蒸発に伴う塩類風化による劣化であることが示唆された.
1972年天草豪雨災害で発生した斜面崩壊の地質的特徴,
熊本自然災害研究会第11回研究発表会要旨集, 3-8, 2002年11月.- (要約)
- 1972年天草豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,地形·地質的特徴の調査を行い,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,ケスタ地形の受け盤をなす部分では,砂岩と泥岩との地質境界付近で規模の大きな斜面崩壊が多発したのに対し,ケスタ地形の流れ盤側では,砂岩の表層風化帯が薄く崩落するタイプの崩壊が多発したことが分かった.
信楽花崗岩の風化系列について,
日本応用地質学会平成14年度研究発表会講演論文集, 33-36, 2002年10月.- (要約)
- 滋賀県に分布する田上花崗岩を対象として,採取試料のX線回折分析を行い,風化による花崗岩構成鉱物の変化パターンを明らかにした.その結果,風化土層からはバーミキュライトが確認され,これは黒雲母の風化起源と推定された.一方,斜面の風化帯からは,花崗岩の風化で一般によく見られるカオリナイトが確認されなかった.このことは,カオリナイトの生成が生じる前に表層崩壊が発生しているためと推定された.
1972年天草豪雨災害で発生した斜面崩壊の地質的特徴,
日本応用地質学会平成14年度研究発表会講演論文集, 325-328, 2002年10月.- (要約)
- 1972年天草豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,地形·地質的特徴の調査を行い,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,ケスタ地形の受け盤をなす部分では,砂岩と泥岩との地質境界付近で規模の大きな斜面崩壊が多発したのに対し,ケスタ地形の流れ盤側では,砂岩の表層風化帯が薄く崩落するタイプの崩壊が多発したことが分かった.
1972年天草豪雨災害で発生した斜面崩壊の地質的特徴,
第21回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 7-8, 2002年9月.- (要約)
- 1972年天草豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,地形·地質的特徴の調査を行い,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,ケスタ地形の受け盤をなす部分では,砂岩と泥岩との地質境界付近で規模の大きな斜面崩壊が多発したのに対し,ケスタ地形の流れ盤側では,砂岩の表層風化帯が薄く崩落するタイプの崩壊が多発したことが分かった.
島根県大田市忍原峡のタフォニーとオーバーハング斜面,
第五回岩石の風化に関するシンポジウム, 8, 2002年7月.- (要約)
- 島根県に分布する新第三系砂岩(河合層)からなる岩盤斜面において,岩盤の側面に多数のくぼみ(タフォニ)が形成されていることがわかった.このタフォニを伴う急崖斜面の直下には,大小の落石ブロックが散在していることから,オーバーハング斜面からの落石がしばしば発生していると推定され,こういったタフォニの形成は,岩盤斜面の不安定化に影響を及ぼしていると推定される.
熊本県天草上島に分布する白嶽砂岩の風化と崩壊,
第五回岩石の風化に関するシンポジウム, 9, 2002年7月.- (要約)
- 1972年天草豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,地形·地質的特徴の調査を行い,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,ケスタ地形の受け盤をなす部分では,砂岩と泥岩との地質境界付近で規模の大きな斜面崩壊が多発したのに対し,ケスタ地形の流れ盤側では,砂岩の表層風化帯が薄く崩落するタイプの崩壊が多発したことが分かった.
1972年天草豪雨災害で発生した斜面崩壊の地質的特徴,
地球惑星科学関連学会2002年合同大会, 2002年5月.- (要約)
- 1972年天草豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,地形·地質的特徴の調査を行い,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,ケスタ地形の受け盤をなす部分では,砂岩と泥岩との地質境界付近で規模の大きな斜面崩壊が多発したのに対し,ケスタ地形の流れ盤側では,砂岩の表層風化帯が薄く崩落するタイプの崩壊が多発したことが分かった.
1982年長崎豪雨災害で発生した斜面崩壊の地質的特徴,
京都大学防災研究所研究発表会, 2002年2月.- (要約)
- 1982年長崎豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,風化による強度低下が著しい凝灰角礫岩の分布域における斜面崩壊の発生数が多いのに対し,硬質な安山岩溶岩の分布域における斜面崩壊の発生数は少ないことがわかった.
1982年長崎豪雨災害で発生した斜面崩壊の地質的特徴,
日本応用地質学会平成13年度研究発表会講演論文集, 223-226, 2001年10月.- (要約)
- 1982年長崎豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,風化による強度低下が著しい凝灰角礫岩の分布域における斜面崩壊の発生数が多いのに対し,硬質な安山岩溶岩の分布域における斜面崩壊の発生数は少ないことがわかった.
1972年天草豪雨災害で発生した斜面崩壊の地質的特徴,
日本地質学会学術大会講演要旨, Vol.108, 171, 2001年9月. 西山 賢一 :
風化による砂岩の岩石組織の変化,
第四回岩石の風化に関するシンポジウム, 18, 2001年7月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物中の砂岩礫を用いて,風化による砂岩の岩石組織の変化を検討した.その結果,砂岩の風化においては,基質を構成する粘土鉱物 (イライト,カオリナイト,緑泥石)の減少が顕著であり,石英粒子にはほとんど変化が見られないことがわかった.一方,基質部分には鉄が濃集し,鉄鉱物が生成していることが示唆された.
新第三系砂岩地帯におけるタフォニから不安定オーバーハング斜面の形成,
地球惑星科学関連学会2001年合同大会, 2001年5月.- (要約)
- 島根県に分布する新第三系砂岩からなる岩盤斜面において,岩盤の側面に多数のくぼみ(タフォニ)が形成されていることがわかった.このタフォニの形成は,落石や岩盤崩落といった岩盤斜面の不安定化に影響を及ぼしていると推定される.
1982年長崎豪雨災害における斜面崩壊の地質的特徴,
平成12年度砂防学会ワークショップ(若手研究助成)「崩壊発生の予知·予測に関する研究」研究集会, 2001年3月.- (要約)
- 1982年長崎豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,風化による強度低下が著しい凝灰角礫岩の分布域における斜面崩壊の発生数が多いのに対し,硬質な安山岩溶岩の分布域における斜面崩壊の発生数は少ないことがわかった.
風化による砂岩の物性変化速度,
京都大学防災研究所研究発表会, 2001年2月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物中の砂岩礫を用いて,風化による砂岩の岩石物性の変化速度を検討した.その結果,有効間隙率などの物理的指標値や岩石強度は主に風化継続時間の初期での変化が著しいのに対し,ヘマタイトの生成を反映する色彩値や間隙の大きさは,風化継続時間の後半における変化が大きいことがわかった.一方,化学的風化指標値と,それに関連する岩石の比表面積は,35万年間を通じてほぼ一定の速度で変化していることがわかった.
四万十帯砂岩の風化:35万年間における物性変化,
日本応用地質学会平成12年度研究発表会講演論文集, 17-20, 2000年10月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物中の砂岩礫を用いて,風化による砂岩の岩石物性の変化速度を検討した.その結果,有効間隙率などの物理的指標値や岩石強度は主に風化継続時間の初期での変化が著しいのに対し,ヘマタイトの生成を反映する色彩値や間隙の大きさは,風化継続時間の後半における変化が大きいことがわかった.一方,化学的風化指標値と,それに関連する岩石の比表面積は,35万年間を通じてほぼ一定の速度で変化していることがわかった.
四万十帯砂岩の風化による岩石組織の変化,
日本地質学会学術大会講演要旨, Vol.107, 185, 2000年9月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物中の砂岩礫を用いて,風化による砂岩の岩石組織の変化を検討した.その結果,砂岩の風化においては,基質を構成する粘土鉱物(イライト,カオリナイト,緑泥石)の減少が顕著であり,石英粒子にはほとんど変化が見られないことがわかった.一方,基質部分には鉄が濃集し,鉄鉱物が生成していることが示唆された.
1982年長崎豪雨災害における斜面崩壊の地質的特徴,
地球惑星科学関連学会2001年合同大会, 2000年5月.- (要約)
- 1982年長崎豪雨災害における斜面崩壊の多発地域を対象として,斜面崩壊発生に及ぼす地質条件の検討を行った.その結果,風化による強度低下が著しい凝灰角礫岩の分布域における斜面崩壊の発生数が多いのに対し,硬質な安山岩溶岩の分布域における斜面崩壊の発生数は少ないことがわかった.
風化による砂岩礫の間隙構造の時間変化,
第三回岩石の風化に関するシンポジウム, 8, 2000年3月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の間隙構造の変化を,風化継続時間35万年間にわたって検討した.水銀圧入式ポロシメータによる間隙径分布の測定結果に基づけば,風化の進行につれて1ミクロンより大きな空隙が増加する傾向が顕著であることがわかった.この原因としては,構成鉱物,特に基質を構成する粘土鉱物と砂粒子のうちの斜長石の減少が考えられる.
風化による砂岩礫の間隙構造の時間変化,
日本応用地質学会平成11年度研究発表会講演論文集, 21-24, 1999年10月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の間隙構造の変化を,風化継続時間35万年間にわたって検討した.水銀圧入式ポロシメータによる間隙径分布の測定結果に基づけば,風化の進行につれて1ミクロンより大きな空隙が増加する傾向が顕著であることがわかった.この原因としては,構成鉱物,特に基質を構成する粘土鉱物と砂粒子のうちの斜長石の減少が考えられる.
CT値からみた風化による砂岩礫の物性変化の特徴,
第34回地盤工学研究発表会論文集, 663-664, 1999年7月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の密度構造の変化を,風化継続時間35万年間にわたって検討した.X線CTスキャン分析にもとづけば,岩石内部の密度分布は比較的均質で,風化皮膜が明瞭でないことがわかった.密度を反映するCT値は,風化継続時間が増すほど減少しており,風化による構成鉱物の溶脱が進行していることを示唆している.
X線CT画像からみた風化による砂岩礫の物性変化,
地形, Vol.20, No.4, 502, 1999年7月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の密度構造の変化を,風化継続時間35万年間にわたって検討した.X線CTスキャン分析にもとづけば,岩石内部の密度分布は比較的均質で,風化皮膜が明瞭でないことがわかった.密度を反映するCT値は,風化継続時間が増すほど減少しており,風化による構成鉱物の溶脱が進行していることを示唆している.
X線CTと分光放射計を用いた岩石の風化プロセスに関する研究,
資源·素材学会1999年春季大会講演集(Ⅰ,資源編), 214-215, 1999年3月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の密度構造の変化を,風化継続時間35万年間にわたって検討した.X線CTスキャン分析にもとづけば,岩石内部の密度分布は比較的均質で,風化皮膜が明瞭でないことがわかった.また,風化の進行に伴い,分光反射率と放射率はともに顕著に変化しており,風化程度の非破壊指標として有効であることがわかった.
風化による砂岩礫の物性·色彩の時間的変化,
第二回岩石の風化に関するシンポジウム, 7, 1999年2月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の色彩の変化を,風化継続時間35万年間にわたって検討した.その結果,初期の 12万年間に岩石は黄色に変色するが,後半の35万年にかけては赤色に変色しており,色彩変化のパターンに時間的なギャップがあることがわかった.これに対応して,岩石の見かけ比重·有効間隙率も,初期の12万年間での増加が著しく,25万年以降の変化は頭打ちになっていることがわかった.
風化による砂岩礫の物性·色彩の時間的変化,
日本応用地質学会平成10年度研究発表会講演論文集, 105-108, 1998年10月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の色彩の変化を,風化継続時間35万年間にわたって検討した.その結果,初期の 12万年間に岩石は黄色に変色するが,後半の35万年にかけては赤色に変色しており,色彩変化のパターンに時間的なギャップがあることがわかった.これに対応して,岩石の見かけ比重·有効間隙率も,初期の12万年間での増加が著しく,25万年以降の変化は頭打ちになっていることがわかった.
風化による礫の色彩·物性変化 -宮崎平野の段丘堆積物の例-,
地形, Vol.19, No.4, 301, 1998年10月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の色彩の変化を,風化継続時間35万年間にわたって検討した.その結果,初期の12万年間に岩石は黄色に変色するが,後半の35万年にかけては赤色に変色しており,色彩変化のパターンに時間的なギャップがあることがわかった.
宮崎平野における更新世海進堆積物の層序,
日本第四紀学会講演要旨集, Vol.28, 168-169, 1998年8月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物の層序と年代を,テフロクロノロジーの手法を用いて整理した.その結果,宮崎地域には約20枚もの指標テフラが分布するとともに,15層を越える段丘堆積物および3層の海進堆積物が識別できた.このことから,宮崎平野はユースタシーの影響を受けながら,中∼後期更新世にかけては顕著に隆起を続けていることがわかった.
段丘堆積物中における砂岩礫の風化,
第一回岩石の風化に関するシンポジウム, 4, 1998年2月.- (要約)
- 鹿児島県出水平野に分布する砂礫層(小原層)に含まれるくさり礫の分布と性状を検討した.その結果,砂礫層の最上部でもっとも礫の風化が著しく,その上位は漸移的に赤色土壌に移化している.一方,砂礫層の下部では風化程度が弱く,特に地下水位より下方では顕著に弱いことが明らかとなった.すなわち,砂礫層の風化は,地下水位より上方の乾湿繰り返しをうける環境条件下で進行しやすいことがわかった.
南九州における扇状地礫層中の赤色風化,
日本地質学会学術大会講演要旨, Vol.102, 321, 1995年3月.- (要約)
- 鹿児島県出水平野に分布する砂礫層に含まれるくさり礫の分布と性状を検討した.その結果,砂礫層の最上部でもっとも礫の風化が著しく,その上位は漸移的に赤色土壌に移化している.一方,砂礫層の下部では風化程度が弱く,特に地下水位より下方では風化程度が顕著に弱いことが明らかとなった.すなわち,砂礫層の風化は,地下水位より上方の乾湿繰り返しをうける環境条件下で進行しやすいことがわかった.
鹿児島県出水扇状地の形成過程,
日本地質学会学術大会講演要旨, Vol.100, 341, 1993年4月.- (要約)
- 鹿児島県出水平野には,扇状地起源の数段の段丘地形が発達し,主に河成の砂礫層からなることがわかった.砂礫層は最大で層厚150mにも達しており,基底高度は海面下に位置している.砂礫層の下位には鮮新世の肥薩火山岩類が分布し,その下位には基盤である四万十累層群が確認された.平野地下における四万十累層群の上面高度は北に向かって低下している.なお,山地と平野部との境界では,「出水断層」の断層破砕帯が確認された.
鹿児島県出水平野の地質構造,
日本地質学会西日本支部会報, Vol.101, 11-12, 1992年12月.- (要約)
- 鹿児島県出水平野には,数段の段丘地形が発達し,主に河成の砂礫層からなることがわかった.砂礫層は最大で層厚150mにも達し,きわめて厚い.砂礫層の下位には鮮新世の肥薩火山岩類が分布し,その下位には基盤である四万十累層群が確認された.平野地下における四万十累層群の上面高度は北に向かって低下している.なお,山地と平野部との境界では,「出水断層」の断層破砕帯が確認された.
四万十帯神門地域における``延岡構造線''周辺の地質構造,
日本地質学会西日本支部会報, Vol.97, 12, 1991年4月.- (要約)
- 九州四万十帯,神門地域に分布する四万十累層群の岩相分布と地質構造を明らかにした.その結果,神門地域西部の四万十帯は,「延岡構造線」をはさんで連続的に地層が累積していることが明らかとなり,「延岡構造線」に相当する大規模な破砕帯は確認されなかった.当地域における白亜系と古第三系との境界は,再検討の必要がある.
九州四万十帯,神門地域における``延岡構造線''周辺の地質構造,
日本地質学会学術大会講演要旨, Vol.98, 334, 1991年4月.- (要約)
- 九州四万十帯,神門地域に分布する四万十累層群の岩相分布と地質構造を明らかにした.その結果,神門地域西部の四万十帯は,「延岡構造線」をはさんで連続的に地層が累積していることが明らかとなり,「延岡構造線」に相当する大規模な破砕帯は確認されなかった.
- 研究会・報告書
- 西山 賢一 :
徳島県における 自然災害伝承碑の分布とその活用,
第3回高知県・徳島県地すべり対策研究会, 2024年2月. 西山 賢一 :
1976年台風17号豪雨による土砂災害と雨量との関係,
第2回高知県・徳島県地すべり対策研究会, 2023年1月. 西山 賢一, 鳥井 真之 :
2016年熊本地震で地すべりが発生した阿蘇カルデラ・高野尾羽根火山北斜面における変形構造,
京都大学防災研究所「著しい変形を受けた地質地域の斜面災害評価に関する研究集会」, 2022年11月. 西山 賢一 :
徳島県三好市で発生した土砂災害の歴史,
京都大学防災研究所 一般研究集会「ジオパークを活用した地域住民ーレジデント型研究者ー行政連携の防災活動のあり方」, 13, 2020年11月. 西山 賢一 :
2018年西日本豪雨災害被災地に残る災害伝承,
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), Vol.31, 37-40, 2020年6月. 西山 賢一 :
越高遺跡の地形・地質とその特徴,
長崎県対馬市越高遺跡調査検討委員会, 2020年2月. 西山 賢一 :
平成30年7月豪雨で発生した土砂災害(徳島県三好・高知県大豊・広島県),
令和元年度SSLアンカー・Q&Sフレーム工法技術講習会特別講義, 2019年11月. 西山 賢一 :
平成30年7月豪雨で発生した土砂災害から学ぶ,
令和元年度徳島県治山林道技術研修会, 2019年10月. 西山 賢一 :
徳島平野の地下地質,
産業技術総合研究所地質調査総合センター・沿岸域プロジェクト「紀伊水道」勉強会, 2019年10月. 西山 賢一 :
平成30年7月豪雨で発生した土砂災害,
日本技術士会四国本部第62回CPDセミナー・公開講座・防災セミナー講演, 2019年6月. 西山 賢一 :
阿蘇の自然と歴史から斜面災害について考える,
第1回阿蘇サイエンスカフェ話題提供,熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター, 2019年3月. 西山 賢一 :
2013年伊豆大島豪雨災害調査速報,
徳島大学防災フォーラム「最近の豪雨災害を振り返る」, 2014年1月. 西山 賢一 :
2012年阿蘇豪雨で発生した土砂災害と特別警報,
徳島大学防災フォーラム「最近の豪雨災害を振り返る」, 2014年1月. 西山 賢一 :
阿蘇カルデラの急斜面で発生した土砂災害,
徳島大学環境防災研究センター・九州地区豪雨災害調査報告会資料, 2012年8月. 西山 賢一 :
地震による宅地地盤の地すべり(仙台市と徳島市),
徳島大学環境防災研究センター・東日本大震災被害調査報告会資料, 11-13, 2012年6月. 西山 賢一 :
2011年東北地方太平洋沖地震の発生から約3時間後までのNHK(TV)報道からみる防災情報の伝達と課題,
徳島大学環境防災研究センター年報, No.7, 39-44, 2012年3月. 西山 賢一 :
2011年東北地方太平洋沖地震により発生した福島第一原子力発電所の事故に関する新聞報道と専門家コメントからみたリスク伝達の課題,
徳島大学環境防災研究センター年報, No.7, 45-57, 2012年3月. 西山 賢一 :
霧島火山新燃岳2011年噴火活動の推移と噴火対応,ならびに火山噴出物の調査結果,
徳島大学環境防災研究センター年報, No.7, 76-83, 2012年3月. 西山 賢一 :
台風12号豪雨により田辺市伏菟野・那智勝浦町で発生した深層崩壊の特徴,
和歌山大学・徳島大学合同調査による紀伊半島大水害(和歌山県内)の調査報告会資料, 2011年12月. 西山 賢一 :
平成21年山口県防府市土石流災害調査報告,
徳島大学環境防災研究センター防災ミニフォーラム「平成21年豪雨災害から学ぶ」, 2010年10月. 佐藤 高則, 石田 啓祐, 西山 賢一, 山城 考 :
吉野川流域の鉱山跡周辺における重金属耐性微生物と酵素機能の調査・研究,
平成21年度学部長裁量経費プロジェクト成果発表会, 2010年9月. 西山 賢一, 石田 啓祐 :
吉野川の水環境と四国山地・阿山山脈の成り立ち,
現代GP「豊饒な吉野川を持続可能とする共生環境教育」授業改善プロジェクト第2回野外巡検資料, 1-35, 2006年12月.- (要約)
- 徳島平野の豊富な水環境の成り立ちを,地形と地質学的な視点から理解することを目的として,総合科学部と人間・自然環境研究科の学生・院生・教職員を対象に,吉野川の源流域から下流平野までの自然観察体験実習を実施した.とくに四国山地と阿讃山脈の隆起,中央構造線の活動に関わる歴史的な流路変遷の過程を示す露頭を巡検することで,徳島平野の豊かな水環境を持続可能とする共生環境教育の原点とすることを目指した.
四国山地の成り立ちと豪雨・斜面災害:那賀川・勝浦川流域の地形・地質の生い立ちと自然環境,
現代GP「豊饒な吉野川を持続可能とする共生環境教育」授業改善プロジェクト第1回野外巡検資料, 1-110, 2006年11月.- (要約)
- 徳島県には吉野川の他にも豊かな水環境を育む河川が流れ,人々の生活を潤しているが,ときには豪雨や土砂災害をもたらすことの実際を体得するため,総合科学部と人間・自然環境研究科の学生・院生・教職員を対象に,地すべり崩壊地やその地質の観察体験実習を実施し,四国山地の成り立ちや地球科学的な歴史的変遷,現在の地形と気象条件などとの関わりが那賀川・勝浦川のさまざまな恵みや災害,人々の生活と関わっていることを解説した.
出水周辺の地形·地質について,
鹿児島県考古学会平成13年度秋季大会, 32, 2001年11月.- (要約)
- 鹿児島県出水平野の地形と地質の概要について述べた.出水地域には,形成年代の異なる何段かの段丘地形が発達しており,それらは主として四万十累層群の砂岩·頁岩の礫からなる.出水地域は火山フロントの西側に当たるため,指標テフラの発達が悪いが,いくつかの指標テフラが確認されており,おおまかなテフロクロノロジーによる編年を行うことができた.
1976年台風17号豪雨に伴う 土砂災害と雨量との関係,
高知県・徳島県地すべり対策研究会 配布資料, 202年1月. 西山 賢一 :
福井洞窟の地質調査について,
史跡福井洞窟保存活用計画, 105-106, 2024年3月. 西山 賢一 :
石屋洞穴周辺の地形・地質的特徴,
石屋洞穴,長崎県埋蔵文化財センター調査報告書, 59-63, 2023年3月. 山崎 新太郎, 荒井 紀之, 西山 賢一, 矢野 真一郎, 丸谷 靖幸 :
2020年熊本県南部豪雨災害による岩盤崩壊の特徴について,
令和2年7月九州豪雨災害調査団報告書, 33-40, 2021年6月. 西山 賢一, 山崎 新太郎 :
洪水・斜面災害が発生した熊本県球磨・芦北・人吉地域の地形・地質学的背景,
令和2年7月九州豪雨災害調査団報告書, 23-32, 2021年6月. 西山 賢一, 佐世保市教育委員会 :
史跡福井洞窟整備報告書,
史跡福井洞窟整備報告書, 111-114, 2021年3月. 西山 賢一 :
2018年西日本豪雨災害被災地に残る災害伝承,
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), No.31, 37-40, 2020年6月. 西山 賢一 :
越高遺跡A地点 地形・地質調査結果,
熊本大学文学部考古学研究室報告, Vol.54, 35-40, 2019年3月. 西山 賢一, 田近 淳, 太田 岳洋, 千田 敬二, 長谷川 怜思, 碓井 敏彦, 田村 浩行, 西村 智博, 松澤 真 :
火山岩地域でおきた特徴的な斜面変動-日田市小野地すべりを中心に,
日本応用地質学会九州北部豪雨災害調査団報告書, 34-42, 2018年3月. 西山 賢一, 撰田 克哉, 井口 隆 :
朝倉市妙見川流域で発生した地すべり・斜面崩壊の地形・地質的特徴,
日本応用地質学会九州北部豪雨災害調査団報告書, 70-77, 2018年3月. 西山 賢一 :
越高遺跡B地点 地形・地質調査結果,
熊本大学文学部考古学研究室考古学研究室報告, Vol.53, 43-48, 2018年3月. 西山 賢一 :
徳島市の地盤,
全国電子地盤図の拡張と運用に関する研究報告書, 97-100, 2017年10月. 西山 賢一 :
2016年熊本地震の災害調査報告,
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), No.28, 52-59, 2017年5月. 奧野 充, 鳥井 真之, 西山 賢一, 中西 利典, 横田 修一郎 :
地震で誘発された阿蘇カルデラ・高野尾羽根火山の西側斜面の崩壊プロセスについて,
日本応用地質学会熊本・大分地震災害調査団調査報告書, 114-119, 2017年4月. 日本応用地質学会 2016年熊本・大分地震災害調査団 陥没性亀裂調査班, 西山 賢一, 井口 隆 :
阿蘇カルデラ内に出現した陥没性亀裂と側方移動,
日本応用地質学会熊本・大分地震災害調査団調査報告書, 64-72, 2017年4月. 高見 智之, 井口 隆, 加藤 靖郎, 西山 賢一, 井口 隆 :
地震で生じた斜面災害の特徴と地形地質条件からの類型化,
日本応用地質学会熊本・大分地震災害調査団調査報告書, 85-95, 2017年4月. 西山 賢一, 鳥井 真之, 井口 隆, 釜井 俊孝, 田近 淳 :
阿蘇火山研究所周辺で発生した地すべり,
日本応用地質学会熊本・大分地震災害調査団調査報告書, 120-127, 2017年4月. 西山 賢一, 鳥井 真之, 田近 淳, 奧野 充, 井口 隆 :
地震で流下・堆積した阿蘇カルデラ西部,山王谷川・垂玉川流域の崩壊堆積物,
日本応用地質学会熊本・大分地震災害調査団調査報告書, 128-138, 2017年4月. 西山 賢一 :
越高遺跡B地点 地形・地質調査結果,
熊本大学 考古学研究室報告, Vol.52, 36-40, 2017年3月. 西山 賢一 :
1972年天草豪雨災害被災地に分布する災害慰霊碑の防災への活用,
徳島大学環境防災研究センター年報, Vol.12, 34-42, 2016年. 鈴木 恵三, 西山 賢一 :
風化シラスにおける色彩・含水比・土壌硬度の関係について(速報版),
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), No.26, 49-55, 2015年. 西山 賢一 :
2014年広島豪雨災害被災地の土地利用の変化からみた防災対策の課題,
徳島大学環境防災研究センター年報, No.11, 27-33, 2015年. 西山 賢一, 北村 真一 :
流域の地形計測に基づく鰐塚山地北部の地形的特徴,
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), No.26, 13-23, 2015年. 西山 賢一, 阿波市教育委員会 :
国指定天然記念物「阿波の土柱」緊急調査報告書,
阿波市教育委員会, 1-132, 2013年. 西山 賢一 :
西南日本外帯の山地形成と土砂災害(九州山地と紀伊山地),
宮崎応用地質研究会誌(めらんじゅ), Vol.24, 22-33, 2013年. 佐藤 高則, 石田 啓祐, 西山 賢一, 山城 考 :
吉野川流域の鉱山跡周辺における重金属耐性微生物と 酵素機能の調査・研究,
平成21年度 学部長裁量経費 報告書, 91-110, 徳島, 2010年10月. 西山 賢一 :
2009年7月山口豪雨で発生した土砂災害の地形・地質的特徴,
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), Vol.21, 59-69, 2010年3月. 西山 賢一 :
福井洞窟の地形・地質と風化程度の評価,
佐世保の洞窟遺跡II,佐世保市文化財調査報告書第3集, 29-34, 2010年3月. 西山 賢一, 北村 真一, 村田 明広 :
2008年岩手・宮城内陸地震で発生した土砂災害の地形・地質的特徴,
徳島大学環境防災研究センター年報, Vol.5, 19-28, 2010年3月. 長谷川 修一, 横山 俊治, 西山 賢一, 加藤 弘徳, 中野 浩 :
応用地質学的ジオパーク吉野川:中央構造線,
平成21年度日本応用地質学会中国四国支部現地検討会資料, 1-44, 2009年10月. 西山 賢一, 北村 真一, 村田 明広 :
2008年岩手・宮城内陸地震で発生した土砂災害の地形・地質的特徴,
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), Vol.20, 57-65, 宮崎, 2009年4月. 西山 賢一, 石田 啓祐, 今井 昭二, 佐藤 高則, 中尾 賢一 :
現代GP体験ゼミ実施報告, --- 第一回「四国山地の成り立ちと豪雨・斜面災害」,第二回「吉野川の水環境と四国山地・阿讃山脈のなりたち」 ---,
豊饒な吉野川を持続可能とする共生環境教育 実施報告書, 43-46, 徳島, 2009年3月. 望月 秋利, 石本 晃士, 西山 賢一, 山中 稔, 岡林 宏二郎 :
地盤の動的解析法の検証と液状化ポテンシャルの評価法の開発,
四国の自然災害と防災, Vol.8, 69-91, 2009年. 西山 賢一 :
2007年能登半島地震・新潟県中越沖地震の災害調査報告,
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), Vol.19, 81-87, 宮崎, 2008年4月. 西山 賢一 :
四国地盤情報データベースを用いた小松島地域の地盤構造,
四国の自然災害と防災, Vol.7, 67-73, 松山, 2008年3月. 西山 賢一, 長岡 信治 :
宮崎平野で観察できる主要なテフラ,
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), Vol.18, 28-41, 宮崎, 2007年4月. 大橋 眞, 山城 孝, 中鉢 龍一郎, 佐藤 征弥, 佐藤 高則, 石田 啓祐, 西山 賢一 :
地域的課題に関心を向ける体験型環境教育の意義と試行的実施,
大学教育研究ジャーナル, Vol.4, No.4, 62-67, 徳島, 2007年3月.- (要約)
- 現代教育ニーズ取組支援プログラムの一環として開始した「豊饒な吉野川を持続可能とする共生環境教育」のフィールドでの環境教育として,生命科学系,地学系の教員が中心となり,2006年度は3つの体験型授業プログラムを実施した.実施概要を報告するとともに,いずれのプログラムに置いても受講生の評価は高く,自然科学を基盤とした環境教育において,地域の抱える課題に関連した体験型授業プログラムを講義やゼミに組み入れることの重要性を論じた.
- (キーワード)
- 環境教育 / 体験型授業 / 地域
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 82414
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050302172854749184
(徳島大学機関リポジトリ: 82414, CiNii: 1050302172854749184) 西山 賢一 :
新潟県中越地震の緊急災害調査・体験記,
めらんじゅ(宮崎応用地質研究会誌), Vol.17, 62-69, 宮崎, 2006年4月. 西山 賢一, 石田 啓祐, 村田 明広 :
平成16年台風10号に伴う豪雨で発生した斜面崩壊の地質的・地形的特徴,
平成16年台風災害に関する徳島大学学術調査団報告書, 23-31, 徳島, 2005年4月.- (要約)
- 2004年台風10号豪雨により徳島県木沢村および上那賀町(現:那賀町)一帯で発生した斜面崩壊の地質学的・地形学的特徴の予察的調査結果を執筆した.
2004年台風10号に伴う豪雨で発生した斜面災害の地質・地形的特徴,
社団法人地盤工学会四国地域豪雨災害緊急調査団報告書, 73-82, 東京, 2005年4月.- (要約)
- 2004年台風10号豪雨により徳島県木沢村および上那賀町一帯で発生した斜面崩壊の地質学的・地形学的特徴について予察的調査結果を執筆した.
九州南部,出水平野に分布する火砕流堆積物のフィッショントラック年代とそれに基づく出水山地の隆起時期,
山地形成史の研究 -第四紀火山噴出物を手がかりにして-, 101-114, 東京, 2001年3月.- (要約)
- 鹿児島県出水平野に分布する鮮新∼更新統の分布と層序を検討するとともに,時代未詳のテフラのフィッショントラック年代を測定した.その結果,テフラの年代は1.7Maと推定された.テフラを挟在する礫層の存在に基づき,後背地である出水山地の隆起は,鮮新世末期∼更新世初期には始まっていたことが示唆された.
第三紀末から第四紀における西南日本外帯の山地形成,
山地形成史の研究 -第四紀火山噴出物を手がかりにして-, 75-100, 東京, 2001年3月.- (要約)
- 四国西部∼九州南部に分布する鮮新∼更新統の分布と層序·年代を整理するとともに,その結果に基づき,西南日本外帯の山地形成プロセスを検討した.その結果,鮮新世末期に始まった九州山地の隆起は,初期には主に九州山地の西部で進行し,中期更新世以降は九州山地南東部∼宮崎平野一体で顕著な隆起が進行していることがわかった.
段丘堆積物中の礫を用いた風化による岩石物性変化の速度論的研究,
「平成10年度深田研究助成」研究報告, 1-18, 東京, 1999年9月.- (要約)
- 宮崎平野に分布する段丘堆積物に含まれる砂岩礫を用いて,風化による砂岩の種々の岩石物性について,風化継続時間35万年間にわたる変化に関する予察的な検討を行った.その結果,岩石の色彩ならびに種々の物理的性質は,風化継続時間が増すにつれて系統的に変化していることがわかった.
- 特許
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 作品
- 中野 晋, 杉本 卓司, 山口 雅人, 齋藤 恒範, 西山 賢一 :
豪雨災害に備える, --- 平成16年台風10号災害より10年 ---,
徳島の環境 防災 まちづくり, No.2, 2014年9月.- (要約)
- ケーブルテレビ徳島系列で放映した防災啓発番組の作成.出演者は徳島大学大学院准教授・西山賢一氏(応用地質学など),那賀町上那賀地区の中窪さんご一家(平成16年台風10号の土石流災害で被災)で,平成16年台風10号での豪雨災害を振り返って,豪雨に伴う土砂災害の危険性について伝えた.旧上那賀町白石地区では土石流により,住宅20数戸が全半壊したが,事前に公民館等の安全な場所に自主避難をした結果,人的被害が発生しなかった.この災害で自宅が半壊した中窪さんご一家から,避難の呼びかけがどのように行われ,避難が実行されたかなどについてインタビューした.その他,那賀町大用知地区の大規模地滑り(深層崩壊),明治25年7月に発生した豪雨に伴う高磯山の深層崩壊と天然ダムの形成・決壊の事例についてもドローンによる上空からの撮影も含む現地ロケを行ってまとめている.
- (キーワード)
- 豪雨災害 / 平成16年台風10号災害 / 土砂災害
- 補助金・競争的資金
- 鍾乳洞における照明植生を軽減する光環境に関する実験的研究 (研究課題/領域番号: 19K01132 )
平成28年熊本地震で発生した阿蘇カルデラの斜面災害に関する地質学的研究 (研究課題/領域番号: 17K05684 )
年代測定に基づく斜面崩壊・地すべりの発生頻度の推定 (研究課題/領域番号: 16K05580 )
ダイナミック地すべり現象学の新展開 (研究課題/領域番号: 23310125 )
崩壊履歴と地質・地形に基づく崩壊危険度評価の地質学的論理立て (研究課題/領域番号: 17204044 )
岩盤崩落予測に向けた急崖露岩の風化プロセス研究 (研究課題/領域番号: 14340149 )
秩父帯・四万十帯の大規模崩壊における岩質・地質構造特性の研究 (研究課題/領域番号: 13640463 )
研究者番号(60363131)による検索
- その他
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
2024年12月20日更新
- 専門分野・研究分野
- 地質学 (Geology)
- 所属学会・所属協会
- 日本地質学会
日本応用地質学会
日本地形学連合
社団法人 地盤工学会 耐震性評価手法検討委員会 委員 [2004年〜2008年], 全国電子地盤図の作成と利用に関する研究委員会 委員 [2013年〜2015年])
社団法人 土木學會
社団法人 日本地すべり学会
日本地理学会
日本地下水学会
社団法人 砂防学会
日本自然災害学会
日本情報地質学会
日本第四紀学会 実行委員 [2011年])
東京地学協会
岩の力学連合会
日本ペドロジー学会
構造地質研究会
地学団体研究会
日本堆積学会
地球惑星科学関連学会合同大会
IAEG - 委員歴・役員歴
- 日本地質学会 (編集委員会委員 [2015年〜2022年], 応用地質研究部会長 [2016年〜2022年], 代議員 [2016年〜2018年], 四国支部長 [2018年〜2019年])
日本応用地質学会 (日本応用地質学会中四国支部長 [2020年〜2022年], 日本応用地質学会 代議員 [2010年10月], 日本応用地質学会 災害地質研究部会 委員 [2012年12月], 日本応用地質学会理事 [2020年〜2022年], 日本応用地質学会中国四国支部副支部長 [2018年〜2020年])
日本地形学連合 (データベース幹事 [2003年4月〜2005年3月])
社団法人 地盤工学会 (JH四国(NECXO西日本)耐震性評価手法検討委員会 委員 [2004年〜2008年], 全国電子地盤図の作成と利用に関する研究委員会 委員 [2013年〜2015年])
社団法人 土木學會 (地盤工学委員会 斜面工学研究小委員会委員 [2003年2月〜2005年2月], 四国の地盤情報に関する調査研究会委員 [2003年7月〜2004年3月], 平成16年8月四国地域豪雨·高潮災害緊急調査団徳島地区調査団員 [2004年8月〜2005年3月])
社団法人 日本地すべり学会 (日本地すべり学会関西支部運営委員 [2005年4月], 日本地すべり学会 代議員 [2012年10月〜2022年10月])
日本地下水学会 (代議員 [2018年4月〜2022年4月])
社団法人 砂防学会 (代議員 [2019年4月〜2022年3月])
日本第四紀学会 (2011年大会(徳島大会)実行委員 [2011年])
地球惑星科学関連学会合同大会 (防災·応用地球科学セッション「地質ハザード·地質環境」代表コンビーナー [2004年8月〜])
IAEG (International Association of Engineering Geology and the Environment) ( [2003年]) - 受賞
- 2013年3月, 2012年度前期 全学共通教育 共通教育賞 (徳島大学全学共通教育センター)
2020年12月, 令和2年度研究発表会優秀賞 (日本応用地質学会中国四国支部)
2023年3月, 第44回熊日出版文化賞 (熊本日日新聞社)
2023年6月, 令和4年度地盤工学会出版賞 (公益社団法人 地盤工学会) - 活動
- 徳島県教育委員会 平成25年度徳島県防災生涯学習キャンププロジェクト企画運営委員会 (委員 [2013年4月〜2014年3月])
徳島県教育委員会 平成24年度徳島県防災生涯学習キャンププロジェクト企画運営委員会 (委員 [2012年4月〜9999年3月])
徳島県立鴨島支援学校 防災教育アドバイザー ( [2012年〜2014年])
西日本高速道路株式会社 高松自動車道鳴門-板野間のり面対策検討会 (委員 [2011年11月])
徳島県阿波市 国指定天然記念物「阿波の土柱」緊急調査指導委員会 (副委員長 [2011年7月〜2013年3月])
国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所 国道32号猪ノ鼻道路・中央構造線対策委員会 (委員 [2011年1月])
長崎県佐世保市 福井洞窟遺跡整備検討委員会 (委員 [2009年5月〜2023年5月])
徳島県立総合教育センター 教員10年経験者研修(県大学連携) (講師 [2007年7月])
阿波学会(徳島県立図書館) (評議員 [2005年4月〜2022年4月])
徳島県地域防災推進員養成講座 (講師 [2005年4月])
徳島県 (徳島県学校防災アドバイザー [2013年〜2022年])
消防庁 (消防庁防災アドバイザー [2014年〜2022年])
国土交通省四国地方整備局 (国土交通省四国地方整備局道路部道路管理課 道路防災有識者 [2014年〜2025年])
国土交通省四国地方整備局 (国土交通省四国地方整備局 徳島県道路啓開に関する意見交換会 学識経験者 [2015年〜2016年])
徳島県環境審議会 (徳島県環境審議会 温泉部会 委員 [2016年〜2022年])
産業技術総合研究所 (産業技術総合研究所 地質図JIS改正原案作成委員会 委員 [2017年])
徳島県 (徳島県有瀬地区地すべり対策検討委員会 委員 [2017年〜2018年])
徳島県 (徳島県廃棄物処理施設設置専門委員会 委員 [2017年〜2022年])
阿波学会(徳島県立図書館) (阿波学会(徳島県立図書館)・評議員および副編集委員長 [2017年〜2022年])
高知県 (高知県谷ノ内地すべり対策方針策定委員会 委員 [2017年〜2018年])
日本原子力研究開発機構 (日本原子力研究開発機構 地質環境長期安定性評価技術高度化開発委員会 委員 [2018年〜2022年])
徳島市 (徳島市廃棄物処理施設設置専門委員会 委員 [2019年〜2021年])
徳島県 (徳島県 学術有識者(国土交通省所管公共事業(砂防事業)の新規事業採択時評価) [2019年])
徳島県・高知県 (徳島県・高知県 徳島県三好市山城町及び高知県長岡郡大豊町山地災害復旧対策技術検討会 委員 [2020年〜2022年])
国土交通省徳島河川国道事務所 (国土交通省徳島河川国道事務所 徳島管内事前運行規制区間等検討委員会 委員 [2020年〜2022年])
四国森林管理局 (四国森林管理局 阿津江地区直轄地すべり防止事業に係る効果判定検討会 委員 [2020年〜2022年])
四国森林管理局 (四国森林管理局 祖谷川地区直轄地すべり対策技術検討委員会 委員 [2020年〜2022年])
徳島県 (徳島県土砂災害警戒情報発表基準検討に係る学識者意見聴取 [2021年])
長崎県西海市(西海市史跡ホゲット石鍋遺跡保存活用計画策定委員会) (委員 [2022年5月〜2023年3月])
徳島県(徳島県環境影響評価審査会) (委員 [2022年4月〜2024年3月])
長崎県対馬市(対馬市越高遺跡調査検討委員会) (委員 [2022年4月〜2025年3月])
高知県長者地すべり対策方針検討委員会 (委員 [2022年7月])
NPO法人地学オリンピック日本委員会 (地区コーディネーター [2020年〜2022年])
電力中央研究所 (「第四系中の変状の成因に関する基礎的研究」専門家委員会 委員 [2022年12月〜2024年3月])
国土交通省四国地方整備局四国山地砂防事務所 (善徳地区地すべり対策検討委員会 委員 [2023年1月〜2025年3月])
徳島県 (徳島県斜面対策検討委員会・技術指導 [2023年5月〜2024年3月])
徳島県 (徳島県盛土等に関する有識者検討会・委員 [2024年3月])
国土交通省徳島河川国道事務所 (四国横断自動車道斜面対策技術検討委員会 [2024年4月])
徳島県 (斜面対策技術検討委員会・技術指導 [2024年4月])
佐那河内村 (佐那河内村史編纂委員会委員 [2024年4月])
国土交通省徳島河川国道事務所 (斜面対策技術検討委員会委員 [2024年4月])
西日本高速道路株式会社 (技術アドバイザー [2024年3月])
学生委員会委員 (2004年4月〜2006年3月)
全学共通教育委員会授業科目代表者(地学) (2004年4月〜2006年3月)
自然システム学科合宿実行委員 (2004年6月〜2005年9月)
平成16年度台風災害徳島大学学術調査団 団員 (2004年8月〜2005年4月)
研究交流委員会委員 (2006年4月〜2007年3月)
地域交流支援室員 (2006年4月〜2007年3月)
教務委員会委員 (2007年4月〜2009年3月)
2024年12月22日更新
2024年12月21日更新
Jグローバル
- Jグローバル最終確認日
- 2024/12/21 01:26
- 氏名(漢字)
- 西山 賢一
- 氏名(フリガナ)
- ニシヤマ ケンイチ
- 氏名(英字)
- Nishiyama Ken'ichi
- 所属機関
- 徳島大学 准教授
リサーチマップ
- researchmap最終確認日
- 2024/12/22 01:49
- 氏名(漢字)
- 西山 賢一
- 氏名(フリガナ)
- ニシヤマ ケンイチ
- 氏名(英字)
- Nishiyama Ken'ichi
- プロフィール
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- 登録日時
- 2010/3/25 00:00
- 更新日時
- 2024/1/31 06:14
- アバター画像URI
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- ハンドル
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- eメール
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- eメール(その他)
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- 携帯メール
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- 性別
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- 没年月日
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- 所属ID
- 0344000000
- 所属
- 徳島大学
- 部署
- 大学院社会産業理工学研究部
- 職名
- 准教授
- 学位
- 博士(理学)
- 学位授与機関
- 筑波大学
- URL
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- 科研費研究者番号
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- Google Analytics ID
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- ORCID ID
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- その他の所属ID
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- その他の所属名
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- その他の所属 部署
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- その他の所属 職名
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- 最近のエントリー
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- Read会員ID
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- 経歴
- 受賞
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- Misc
- 論文
- 講演・口頭発表等
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- 書籍等出版物
- 研究キーワード
- 研究分野
- 所属学協会
- 担当経験のある科目
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- その他
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- Works
- 特許
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- 学歴
- 委員歴
- 社会貢献活動
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2024年12月21日更新
- 研究者番号
- 60363131
- 所属(現在)
- 2024/4/1 : 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授
- 所属(過去の研究課題
情報に基づく)*注記 - 2017/4/1 – 2022/4/1 : 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授
2016/4/1 : 徳島大学, 大学院理工学研究部, 准教授
2013/4/1 : 徳島大学, 大学院・ソシオ・アーツ・アンド, 准教授
2011/4/1 : 徳島大学, 大学院・ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授
2007/4/1 : 徳島大学, 総合科学部, 准教授
2005/4/1 – 2006/4/1 : 徳島大学, 総合科学部, 助手
2003/4/1 : 徳島大学, 総合科学部, 助手
- 審査区分/研究分野
-
研究代表者
理工系 / 数物系科学 / 地球惑星科学 / 地質学
研究代表者以外
総合・新領域系 / 複合新領域 / 社会・安全システム科学 / 自然災害科学
理学 / 地球科学 / 地質学
理工系 / 数物系科学 / 地球惑星科学 / 地質学
小区分03060:文化財科学関連
- キーワード
-
研究代表者
地すべり / 斜面崩壊 / 土石流 / 土砂災害 / 発生頻度 / 年代測定 / 阿蘇火山地域 / 朝倉地域 / 日田地域 / テフラ / 火山灰 / 崩壊発生頻度 / 地質学
研究代表者以外
地すべり / 東北地方太平洋沖地震 / 高精度観測 / 都市域 / 宅地盛土 / 都市 / 2011年東北地方太平洋沖地震 / ダイナミック / 観測 / 東日本大震災 / 宅地造成地 / 地震 / 秩父帯 / 四万十帯 / 地質構造 / 大規模崩壊 / 斜面崩壊 / 黒瀬川帯 / クリープ / 中央構造線 / 十津川災害 / 有田川構造線 / 白亜系 / Chichibu Terrane / Shimanto Terrane / Geological structure / large landslide / landslide / mass movement / 風化 / タフォニ / 砂岩 / 崩落 / 斜面 / weathering / salt weathering / tafoni / rock fall / rock mass / pipe flow / infiltration / disaster / 崩壊 / 降雨 / 航空レーザースキャナ / 地質 / レーザースキャナ / rainstorm / airborne laser scanner / geology / 地震災害 / アースフロー / 布田川断層 / 土砂移動 / テフラ / 阿蘇カルデラ / 地震動 / 熊本地震 / テフロクロノロジー / 火山層 / 活断層 / 北海道胆振東部地震 / 荒砥沢地すべり / ノンテクトニック断層 / 火山層序 / 斜面災害 / 年間積算照度 / 藻類 / LED / 波長制御 / 閉洞期間 / 植生軽減 / 照度 / 単色LED / 洞窟 / 光源 / 積算照度