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中野 晋
2024年11月15日更新
- 職名
- 特命教授
- 電話
- 088-656-7330
- 電子メール
- nakano.susumu@tokushima-u.ac.jp
- 学歴
- 1979/3: 京都大学工学部土木工学科卒業
1981/3: 京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了 - 学位
- 博士(工学) (京都大学) (1994年11月)
工学修士 (京都大学) (1981年3月) - 職歴・経歴
- 1981/4: 運輸省港湾技術研究所 海洋水理部 研究官
1987/4: 徳島大学助手 工学部建設工学科
1988/1: 徳島大学講師 工学部建設工学科
1995/4: 徳島大学助教授 工学部建設工学科
2005/4: 徳島大学助教授 環境防災研究センター 防災科学部門主任(併任)
2006/4: 徳島大学助教授 大学院ソシオテクノサイエンス研究部
2007/4: 徳島大学准教授 大学院ソシオテクノサイエンス研究部
2008/4: 徳島大学教授 大学院ソシオテクノサイエンス研究部
2008/4: 徳島大学教授 環境防災研究センター 防災科学部門主任(併任)
2009/4: 徳島大学教授 環境防災研究センター 危機管理部門主任(併任)
2010/4: 徳島大学教授 環境防災研究センター 副センター長(総務担当)(併任)
2012/11: 四国防災共同教育センター副センター長(併任)
2015/4: 徳島大学教授 環境防災研究センター長(併任)
2016/4: 徳島大学教授 大学院理工学研究部
2017/4: 徳島大学教授 環境防災研究センター長
2021/3: 徳島大学定年退職
2021/4: 徳島大学名誉教授
2021/4: 徳島大学特命教授 環境防災研究センター
- 専門分野・研究分野
- リスクマネジメント
地域防災学 (Regional Disaster Prevention)
沿岸域工学 (Estuary Engineering)
2024年11月15日更新
- 専門分野・研究分野
- リスクマネジメント
地域防災学 (Regional Disaster Prevention)
沿岸域工学 (Estuary Engineering) - 担当経験のある授業科目
- リスクコミュニケーション (大学院)
事業継続計画の策定と実践 (大学院)
保全水工学 (大学院)
行政・企業のリスクマネジメント (大学院)
行政・企業防災・危機管理実務演習 (大学院)
防災・危機管理特論 (大学院) - 指導経験
- 13人 (学士), 1人 (修士), 4人 (博士)
2024年11月15日更新
- 専門分野・研究分野
- リスクマネジメント
地域防災学 (Regional Disaster Prevention)
沿岸域工学 (Estuary Engineering)
- 研究テーマ
- 地域防災, 沿岸防災, 沿岸域の環境保全 (地域防災 (regional disaster management), 企業防災 (disaster management for business), 沿岸環境 (coastal environment))
- 著書
- 橋爪 正樹, 右手 浩一, 井﨑 ゆみ子, 大野 将樹, 中野 晋, 溝渕 啓, 玉谷 純二, 下村 直行, 上田 隆雄, 上野 勝利, 長尾 文明, 橋本 親典, 武藤 裕則, 渡邉 健, 木戸 崇博, 片山 哲郎, 山下 陽子, 田端 厚之, 佐々木 由香, 島木 美香, 音井 威重, 金丸 芳, 服部 武文, 濵野 龍夫, 宮脇 克行, 安間 了, 西山 賢一, 青矢 睦月 :
安全マニュアル,
2021年4月. 河村 保彦, 外輪 健一郎, 前田 健一, 中野 晋, 多田 吉宏 :
2016年4月. 河村 保彦, 高木 均, 前田 健一, 中野 晋, 多田 吉宏 :
機械類の安全運転,
徳島大学工学部, 2015年3月. 中野 晋 :
東日本大震災の教訓を生かした学校防災管理, --- 徳島県における防災管理マニュアルの再検討 ---,
株式会社 教育開発研究所, 2012年9月.- (キーワード)
- 学校防災 / 防災マニュアル / 東日本大震災 / 災害安全
第23章 吉野川,
古今書院, 2010年3月. 大西 徳生, 魚崎 泰弘, 前田 健一, 獅々堀 正幹, 中野 晋, 多田 吉宏, 玉谷 純二, 下村 直行, 三神 厚, 倉科 昌, 中村 真紀, 杉山 茂, 小澤 将人, 山本 裕紹, 黒田 トクエ, 田端 厚之, 佐々木 由香, 島木 美香 :
安全マニュアル,
工学部, 徳島, 2010年2月. 中野 晋, 黒崎 ひろみ, 津波研究小委員会 :
津波から生き残る, --- その時までに知ってほしいこと ---,
社団法人 土木學會, 2009年11月.- (要約)
- 過去の津波災害からの教訓をもとに,私たちが津波災害を生き延び,乗り越えていくために知っておいてほしいことをまとめています. 土木学会の津波研究者約60名による議論を経て,津波災害についての知識や,具体的な備えなど41 項目を,一般の皆様にわかりやすい形で提供しています.
防災辞典, --- 海岸災害編(一部) ---,
築地書館 株式会社, 東京, 2002年7月.- (要約)
- 環境面での沿岸災害として赤潮,青潮について解説した.
水理公式集例題プログラム集, --- 海岸·港湾編 潮汐推算プログラム ---,
社団法人 土木學會, 東京, 2002年3月.- (要約)
- 全国の主要な港湾の推算潮位の計算方法の解説とFortranプログラムからなる.推算潮位の計算方法の基礎,プログラムの使用方法について詳しく述べている.
環境圏の新しい海岸工学, --- 第1編,第7章,第4節,波と海底地盤の相互作用(底泥) ---,
株式会社 フジ·テクノシステム, 1999年8月.- (要約)
- 軟らかい底泥が厚く堆積した海域を波浪が伝播する場合の波と底泥の相互干渉現象について,最近の研究の現状と理論の概要について整理をするとともに,相互干渉による波浪エネルギーの減衰,底泥の移動現象について説明している.
- 論文
- 中野 晋, 西村 実穂 :
令和4年8月9日からの豪雨による青森県鯵ヶ沢町の保育園での避難行動と保育継続,
土木学会論文集(2023-), Vol.79, No.24, 1-10, 2023年.- (要約)
- 日本海から東北北部に伸びる停滞前線の影響による豪雨で2022年8月9日に青森県鯵ヶ沢町を流れる中村川が氾濫し,鰺ヶ沢町の市街地で1mを超える浸水被害が発生した.町中心部にある保育園は床上0.75mの浸水被害を受けたほか,在園中の園児47名はバスと徒歩で近くの小学校へ避難した.避難は避難指示が発令された直後の11時から約30分かけて行われた.被災当日にも代替保育施設の検討が行われ,休園することなく応急保育の後,公民館を利用して保育が継続された.保育園での聞き取りから,避難行動と保育継続の課題を整理した.さらに,保育園周辺の浸水痕跡調査と中村川の洪水氾濫解析から市街地の洪水進行過程を再現した上で,避難経路や避難行動は適切であったかについて検証した.
- (キーワード)
- 豪雨災害 / 保育園 / 避難行動 / 保育継続
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118886
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejj.23-24008
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390861305866562944
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejj.23-24008
(徳島大学機関リポジトリ: 118886, DOI: 10.2208/jscejj.23-24008, CiNii: 1390861305866562944) 西村 実穂, 中野 晋 :
九州北部で発生した豪雨災害により被災した保育施設の避難と災害対応における課題,
自然災害科学, Vol.42, No.S10, 59-74, 2023年.- (要約)
- The purpose of this paper is to clarify the issues involved in the resumption of childcare services and the evacuation and handover of childcare facilities at nursery schools, kindergartens and certified children centers damaged by the heavy rain in August 2019, the heavy rain in July 2020, and the heavy rain in August 2021. Regarding the reopening of childcare facilities, it was confirmed that there were problems with facilities and equipment, such as securing a safe and sanitary environment and space for childcare facilities during repair work, providing school lunches, and providing childcare at alternative facilities. Regarding evacuation and handover, issues related to (1) lack of information gathering means, (2) how to spend time during evacuation, (3) communication between childcare facilities and parents, and (4) ensuring the safety of parents and staff were found.
- (キーワード)
- 保育所 / 幼稚園 / 豪雨災害 / 浸水被害 / 災害対応
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.24762/jndsj.42.s10_59
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390298853333882496
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.24762/jndsj.42.s10_59
(DOI: 10.24762/jndsj.42.s10_59, CiNii: 1390298853333882496) 金井 純子, 中野 晋, 北村 晃寿, 樫本 誠一, 西村 実穂 :
令和4年台風第15号による静岡市清水区の 高齢者施設における浸水被害と夜間の 緊急参集の課題,
河川技術論文集, Vol.29, No.0, 581-586, 2023年.- (要約)
- 令和4年台風第15号によって浸水した静岡市清水区の高齢者施設3施設を対象に,被害状況や避難行動等についてインタビュー調査を行った.また,巴川流域で浸水痕跡調査を行い施設周辺の浸水実態を把握した.いずれの施設も上階への避難訓練を実施しており,少ない夜勤者で多数の入居者を避難させることができた.一方,夜間の緊急参集の課題も浮き彫りになった.3施設において「安全が確保できる早い段階」がいつだったのかを検証した結果,気象情報や行政が発令する避難情報に加えて,河川の水位情報を活用した施設独自の基準づくりや,夜勤帯に入り前に日勤職員に宿泊してもらう措置を取ることによって緊急参集を不要とする「施設待機」についても検討しておく必要があることが分かった.
- (キーワード)
- 浸水被害 / 高齢者施設 / 令和4年台風第15号 / 緊急参集
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11532/river.29.0_581
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390016494575727104
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.11532/river.29.0_581
(DOI: 10.11532/river.29.0_581, CiNii: 1390016494575727104) 西田 和樹, 金井 純子, 小川 宏樹, 白山 敦子, 中野 晋 :
南海トラフ巨⼤地震に備えた⾃治体の事前復興の取組み状況と地域差分析,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.78, No.2, I_33-I_42, 2023年.- (キーワード)
- pre-reconstruction / nankai trough earthquake / disaster prevention / public facilities / advance transfer
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.78.2_I_33
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390295027678943488
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.78.2_I_33
(DOI: 10.2208/jscejsp.78.2_I_33, CiNii: 1390295027678943488) 中野 晋, 金井 純子, 長谷川 真之, 小川 隆弘, 蒋 景彩, 徳永 雅彦 :
令和2年7月豪雨による熊本県芦北町の浸水被害と学校及び保育施設の事業継続,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.78, No.2, I_165-I_176, 2023年.- (要約)
- 令和2年7月豪雨では芦北町を流れる佐敷川等が氾濫し,町中心部で1500世帯を超える住戸被害が発生した.この水害で佐敷川沿いに立地する小,中学校や保育施設では0.1∼1.6m浸水し,休校・休園を余儀なくされた.水害直後の2020年7月中旬から2021年3月に計3回,浸水痕跡調査とRTK-GNSS測量を実施し,計43地点で浸水深と標高の調査を実施した.また,2021年12月に教育委員会及び保育所を訪問し,事業継続方法と課題についてインタビューした.主要な河川である佐敷川と湯浦川の両流域を対象に平面2次元洪水氾濫シミュレーションを実施し,浸水過程を分析した.これらの結果をもとに浸水エリアに立地する学校・保育所の事業継続の課題と対策について考察した.
- (キーワード)
- 事業継続 / 洪水災害 / 令和2年7月豪雨 / 学校 / 保育所
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118019
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.78.2_I_165
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390857977632343936
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.78.2_I_165
(徳島大学機関リポジトリ: 118019, DOI: 10.2208/jscejsp.78.2_I_165, CiNii: 1390857977632343936) 中野 晋, 山城 新吾, 金井 純子 :
令和元年東日本台風による長野市内の小中学校の浸水被害と教育継続,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.78, No.2, I_153-I_164, 2023年.- (要約)
- 令和元年東日本台風では千曲川左岸58km地点で堤防が決壊し,長野市北部の小学校1校,中学校2校が床上浸水した.浸水災害を対象とした教育継続計画作成に必要な対応事例を収集するため,長野市教育委員会を対象にインタビュー調査を行うとともに,学校周辺で浸水調査を行った.2つの中学校は上層階を使って18日後,24日後に再開,約2m浸水した小学校では近くの小学校を利用して23日後から学校再開した.バスやタクシーを活用した登下校手段の確保,学用品の支給,自衛隊や教職員による校舎の清掃・消毒,泥土処理など教育環境の整備が行われた結果,短期間での学校再開と教育継続が実現した.
- (キーワード)
- 教育継続 / 長野市 / 洪水災害 / 台風ハギビス
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118018
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.78.2_I_153
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390857977632364288
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.78.2_I_153
(徳島大学機関リポジトリ: 118018, DOI: 10.2208/jscejsp.78.2_I_153, CiNii: 1390857977632364288) 金井 純子, 中野 晋, 蒋 景彩, 徳永 雅彦, 廣瀬 幸佑 :
令和 2 年 7 月豪雨による芦北町の高齢者施設における避難行動調査,
自然災害科学, Vol.41, No.S, 37-43, 2022年.- (要約)
- 令和2年7月豪雨により佐敷川の近くに立地する高齢者施設 C は浸水被害を受けた.高齢者施設 C を対象に,被害状況や避難行動に関するインタビュー調査と氾濫解析を実施した.避難行動と浸水の過程からみて,より安全な避難のタイミングを逃していた.主な理由として,想定外の出来事であったこと,情報が活用されなかったこと,マンパワーが足りなかったこと,浸水の速度が速かったことなどが考えられる.この教訓として,情報を活用した行動計画,夜間の緊急参集体制,複数のパターンによる避難訓練,などが挙げられる.また,高齢者の安全な生活のためには避難確保計画と事業継続計画(BCP)の両方が求められる.一方,広域避難に関する行政上の課題も明らかになった.この課題を解決するためには,自治体や福祉団体による計画策定支援が必要で,介護保険制度の規制緩和,行政手続きの簡略化が望まれる.
- (キーワード)
- 高齢者施設 / 避難計画 / 令和 2 年 7 月豪雨
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118046
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050014016718780928
(徳島大学機関リポジトリ: 118046, CiNii: 1050014016718780928) 中野 晋, 蒋 景彩, 上月 康則 :
逢初川上流部での地形改変と土石流発生との関連性,
河川技術論文集, Vol.28, 397-402, 2022年.- (要約)
- 令和3年7月に熱海市の逢初川源頭部で大規模盛土が崩壊し,深刻な土石流災害が発生した.逢初川源頭部付近で複数行われた地形改変に注目し,これらの地形改変が流出過程に及ぼした影響について数値解析により検討した.地形改変前と後の地形データを用いて令和3年7月豪雨時の雨水流出過程を計算し,逢初川源頭部付近の断面通過水量の比較を行った.その結果,尾根部を削って谷を埋めるなどの宅地造成に伴う地形改変の結果,北側を流れる鳴沢川流域から多量の雨水が逢初川側に流入し,盛土末端部では地形改変前の4倍に達する表流水が通過した可能性があることが明らかとなった.
- (キーワード)
- 土石流災害 / 逢初川 / 地形改変 / 流出過程
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117155
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050012081168320128
(徳島大学機関リポジトリ: 117155, CiNii: 1050012081168320128) 金井 純子, 中野 晋, 蒋 景彩, 徳永 雅彦, 廣瀬 幸佑 :
令和2年7月豪雨による湯浦川の内水氾濫と芦北町の高齢者施設における避難行動,
河川技術論文集, Vol.28, 361-366, 2022年.- (要約)
- 湯浦川の近くに立地する高齢者施設を対象に,被害状況や避難行動等についてインタビュー調査を行った.また,湯浦川の河口付近の氾濫進展状況を数値解析し,施設周辺の浸水過程を再現した.施設職員の証言内容と浸水過程,発表された防災情報を照合することで避難行動の特徴を検証した.職員が少ない夜間の災害対応において,多数の高齢者を少ない職員で避難誘導するには限界があるため,夜間を想定した避難計画や訓練が重要であることを確認した.さらに,感潮域に位置する高齢者施設においては,避難情報や防災気象情報に加え潮位情報を活用することで夜間帯の行動を回避できる可能性が示唆された.
- (キーワード)
- 避難計画 / 内水氾濫 / 高齢者福祉施設 / 2020年7月豪雨
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117156
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050856506098447360
(徳島大学機関リポジトリ: 117156, CiNii: 1050856506098447360) 森 康茂, 中野 晋 :
南海トラフ地震を見据えた緊急地震速報の理解と活用を促す試み, --- 児童・生徒と大人が共に学んだ体験活動を通して ---,
安全教育学研究, Vol.21, No.2, 37-45, 2022年. 金井 純子, 中野 晋, 山城 新吾 :
令和元年東日本台風による千曲川の氾濫と高齢者施設における想定最大規模の降雨に対応した避難確保計画における実効性の課題,
河川技術論文集, Vol.27, 609-614, 2021年.- (要約)
- In the heavy rain disaster caused by typhoon HAGBIS in 2019, the collapse of the Chikuma River embankment caused widespread inundation damage in Nagano City. We conducted an inundation trace survey, the flood inundation calculation, and interview surveys of 6 elderly welfare facilities which were damaged by inundation. From the results, the relationships between the evacuation behavior of each facility and the inundation process were analyzed. In addition, we considered the issues of evacuation safety planning in the event of the largest expected flood.
- (キーワード)
- 避難計画 / 洪水災害 / 高齢者福祉施設 / 2019年台風ハギビス
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 116189
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11532/river.27.0_609
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390289951141609216
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.11532/river.27.0_609
(徳島大学機関リポジトリ: 116189, DOI: 10.11532/river.27.0_609, CiNii: 1390289951141609216) 湯浅 恭史, 石田 勇貴, 中野 晋, 蒋 景彩 :
平成30 年7 月豪雨被災事例からみる水道施設における浸水被害時の初動対応と事業継続についての考察,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.76, No.2, I_219-I_227, 2021年.- (要約)
- 平成30年7月豪雨では河川氾濫などにより,水道施設に深刻な浸水被害や土砂災害が発生し,周辺地域が長期に断水するケースがあった.水道事業は被災地域の生活に必要なライフラインであることから,給水車などで応急給水を行うが,本格的な水道施設の復旧は地域の復旧に欠かせないものである.また,地域の企業や医療機関などの復旧や事業継続にも不可欠であることから,水道施設の浸水リスク等への事業継続対応は,早期の復旧・復興を考える上で大きな課題となる.本研究では,豪雨災害で浸水被害等のあった水道施設に対し,初動対応から復旧再開までの対応についてヒアリング調査等を実施し,水道施設の被害からの速やかな水道供給と復旧を実現する上で,事業継続の観点から必要な対応や要素について検討を行った.初動対応時から復旧再開に至るまでの目標復旧時間を明確にした上で,複数の事業継続戦略を用いた対応が必要となる.そのために取り組むべき対応や考え方について提言する.
- (キーワード)
- 水道施設 / 洪水被害 / 事業継続 / 平成30年7月豪雨 / 初動対応
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117091
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_219
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_219
(徳島大学機関リポジトリ: 117091, DOI: 10.2208/jscejsp.76.2_I_219) 金井 純子, 中野 晋, 山城 新吾, 三上 卓 :
令和元年東日本台風による越辺川沿いの社会福祉施設の被災と業務継続に及ぼす施設特性,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.76, No.2, I_211-I_218, 2021年.- (要約)
- 令和元年東日本台風では越辺川右岸0.0km付近の堤防決壊により,近くの高齢者施設(1法人2施設)や障害者施設(1法人6施設)が甚大な被害を受けた.被災した2法人を対象に,被害状況,避難行動,避難確保計画,被災後の業務再開状況等についてインタビュー調査を行った.また,浸水痕跡調査を実施した上で,破堤に伴う川越市内の氾濫進展状況を数値シミュレーションにより再現し,証言内容の検証を行った.高齢者施設と障害者施設の利用者の身体的特性や,避難方法,避難生活などの情報を施設特性に注目して整理し,施設特性を踏まえた避難確保計画と長期避難を想定した業務継続計画を検討しておくことの重要性について明らかにした.
- (キーワード)
- 避難確保計画 / 洪水被害 / 社会福祉施設 / 2019年台風19号
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117090
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_211
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_211
(徳島大学機関リポジトリ: 117090, DOI: 10.2208/jscejsp.76.2_I_211) 中野 晋, 金井 純子, 高橋 真里, 中内 正和 :
平成30 年7 月豪雨における宇和島市内の保育園の災害対応と保育継続,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.76, No.2, I_201-I_210, 2021年.- (要約)
- 平成30年7月豪雨において,宇和島市内では中小河川の氾濫や土砂災害により,複数の保育園が深刻な被害を受けた.この災害では出勤途上の職員が危険にさらされた他,被災した保育園では,市役所の会議室,近隣の保育園などを利用して,必要最小限の保育環境を整備した上で,応急保育が実施された.自治体の担当課や保育園職員を対象としたインタビュー調査から,災害発生時の避難行動,被災直後からの業務継続過程で生じた課題(施設の復旧と環境整備,給食,衛生管理,応急教育方法,園児と職員を対象とした心理的ケア,行政との連携など)について整理した.さらに,河川氾濫状況について氾濫シミュレーションを実施し,職員の証言内容についても検証を行った.これらを通して,豪雨災害に対する保育所の業務継続を行う上での課題が明らかとなった.
- (キーワード)
- 保育所 / 災害対応 / 宇和島市 / 平成30年7月豪雨
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117089
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_201
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_201
(徳島大学機関リポジトリ: 117089, DOI: 10.2208/jscejsp.76.2_I_201) 中野 晋, 金井 純子, 山城 新吾, 長谷川 真之 :
平成30 年7 月豪雨における広島県内の保育所の被害と対応,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.76, No.2, I_155-I_164, 2021年.- (要約)
- 平成30 年7 月豪雨において広島県内の保育所では複数の施設で土砂流入や浸水のため,他の施設での応急保育が行われた.この豪雨で浸水等の被害を受け,保育継続に問題が生じた広島市,安芸郡坂町,呉市,三原市の5 つの保育施設と広島市役所を訪問し,豪雨災害時の安全管理や保育再開に向けた取り組みに関した聞き取り調査を行った. 4 保育施設では園舎再建や大規模修復が必要となり,複数の施設を利用した分散保育,他の保育所を利用した合同保育等が行われた.被災時の早期再開と継続が必要とされる保育所では被災を前提とした保育継続計画を検討しておくことの重要性について明らかにした.
- (キーワード)
- 保育所 / 災害時の安全管理 / 保育継続 / 平成30年7月豪雨
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117085
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_155
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_155
(徳島大学機関リポジトリ: 117085, DOI: 10.2208/jscejsp.76.2_I_155) 山城 新吾, 中野 晋, 金井 純子, 長谷川 真之 :
令和元年東日本台風による長野県内の保育園の被災と業務継続,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.76, No.2, I_1-I_8, 2021年.- (要約)
- 令和元年東日本台風では長野県内においても各地で浸水被害が発生し,長野市と千曲市では4 保育園が0.6∼2.9mの床上浸水被害を受け,長期にわたって別施設での保育継続を余儀なくされた.長野市及び千曲市の保育担当職員と保育園職員を対象に被災状況や保育継続の方法などについて聞き取り調査を行った.さらに,被災した保育所とその周辺での浸水痕跡調査と千曲川流域を対象とした河川氾濫計算も実施し,各保育所の被害発生状況について分析した.事前休園の判断基準の必要性と,保育再開に必要となる6 種の資源のうち,今回の4 園では「施設・設備」と「協力者・関係業者」が重要であった事を明らかにした.
- (キーワード)
- 令和元年東日本台風 / 保育所 / 洪水災害 / 長野県 / 事業継続
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117086
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_1
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(徳島大学機関リポジトリ: 117086, DOI: 10.2208/jscejsp.76.2_I_1) 加藤 駿平, 金井 純子, 中野 晋, 湯浅 恭史, 徳永 雅彦 :
沼田川の氾濫により浸水被害を受けた三原市内の高齢者施設の災害対応,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.76, No.2, I_131-I_139, 2021年.- (要約)
- 平成30 年7 月豪雨では広島県の沼田川流域で堤防からの溢水や決壊が生じ,三原市内の複数の高齢者施設で浸水被害が発生した.そこで,被災した3 施設を対象に被害状況,水害発生時の避難行動,被災後の業務再開状況等について聞き取り調査を実施した.また,聞き取り調査から得られた浸水過程や避難行動を確認し,詳細分析を行うため,各施設周辺の浸水痕跡調査及び沼田川流域を対象とした河川氾濫数値解析も実施した.浸水エリア内の微高地に立地する施設では臨時の避難場所の役割を果たしたが,避難者との連携が課題となった.深刻な床上浸水被害を受けた施設では緊急時の職員参集体制,近隣の支援者の確保など,水害を想定した具体的な避難計画の作成が急務であることが明らかとなった.また,災害休業時における雇用対策も事業継続上重要な課題であることがわかった.
- (キーワード)
- 高齢者福祉施設 / 洪水災害 / 避難計画 / 事業継続
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117088
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_131
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(徳島大学機関リポジトリ: 117088, DOI: 10.2208/jscejsp.76.2_I_131) 長谷川 真之, 中野 晋 :
風水害発生時の保育所の休所判断についての実態調査,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.76, No.2, I_123-I_130, 2021年.- (要約)
- 風水害時における保育所の休所実態を把握するため,2019 年12 月∼2020 年1 月にかけて24 都県の人口1 万人以上の673 基礎自治体保育担当部署を対象に,郵送回収方式にて所掌保育所での休所実施の有無,休所規定の制定状況等についてアンケート調査を行った.対象自治体は近年,風水害被害を受けた都県を中心に抽出し,378 自治体(回収率56%)から回答を得た.風水害時に保育所を休所させる規定があるのは61 自治体(16%)で,この内,2018 年又は2019 年に被災した自治体のうち,13 自治体で規定が設けられていた.しかし,現時点では風水害時の休所規定がある自治体は少数であり,災害危険性が高まった時に保育所の休所判断をできるためには,社会的合意の形成が必要である.
- (キーワード)
- 保育所 / 風水害 / アンケート調査 / 閉鎖判断
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117087
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.76.2_I_123
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(徳島大学機関リポジトリ: 117087, DOI: 10.2208/jscejsp.76.2_I_123) 徳永 雅彦, 中野 晋 :
2019年台風第19号における栃木県佐野市の被害と住民避難の実態調査,
土木学会論文集B1(水工学), Vol.76, No.1, 323-328, 2020年.- (要約)
- 本報告では,2019年(令和元年)台風第19号で一級河川利根川水系秋山川の堤防が2箇所で決壊するなどにより,多くの家屋浸水が発生した栃木県佐野市を対象として,佐野市役所に聞き取り調査を行い,豪雨時の被害の発生状況や避難情報の発令,避難の呼びかけ,住民の避難状況などを検証した.佐野市役所では台風の接近を予想し,明るい時間帯に避難を完了させるよう早めに避難所を開設し,避難情報の発信などに取り組んでいた.しかし,住民の多くは強い雨が降り出した後,また,浸水が始まってから避難をしている.このため,迅速で安全な避難行動を促進するには,住民の防災リテラシーを高める取り組みが重要である.
- (キーワード)
- 豪雨災害 / 避難行動 / タイムライン / 防災意識
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117092
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejhe.76.1_323
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(徳島大学機関リポジトリ: 117092, DOI: 10.2208/jscejhe.76.1_323) 鈴江 和好, 中野 晋 :
津波被災想定地域における事前住居移転の推進方策の検討,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.76, No.2, I_1297-I_1302, 2020年.- (要約)
- 津波被災が想定されている地域(以下,津波被災想定地域)において,津波対策の効果が高いにもかかわらず進んでいない住居移転は,移転費用の経済的支援等により推進されると考える.そこで,住民の住居移転希望や,移転費用等の経済的支援が住居移転に与える影響等を調査したアンケート結果から,経済的支援による住居移転の可能性を推計した.その結果,経済支援に比例して住居移転の可能性が増加することから,事前住居移転の推進には,住民にとって十分な経済的支援制度を設けることが非常に有効である.
- (キーワード)
- 津波浸水地域 / 住居移転 / アンケート調査
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/kaigan.76.2_I_1297
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(DOI: 10.2208/kaigan.76.2_I_1297) 川瀬 公美子, 中野 晋 :
2016年熊本地震におけるスクールカウンセラー派遣に対する支援体制, --- ICSの観点からの検討 ---,
地域安全学会論文集, No.37, 125-134, 2020年.- (要約)
- Since the Great Hanshin-Awaji Earthquake, the importance of post-disaster psychological care has been recognized. During the 2016 Kumamoto Earthquake, school counselors (SC) were dispatched from all over Japan to care for the minds of children. In this paper, we analyzed the actual situation and issues of the SCs dispatched at the time of the Kumamoto earthquake based on several reports and interviews with those who received support. As a result, it was found that the acceptance system of the dispatched SCs can be classified into five functions of the incident command system (ICS). The block system adopted by SC in Kumamoto City was effective for command integration. On the other hand, some of the dispatched SCs were confused about the support methods. In order to properly provide SC support, it is important to utilize the ICS concept and centralize command so that the instructions of the site manager can be thoroughly provided.
- (キーワード)
- スクールカウンセラー / ICS / 熊本地震 / 支援体制
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11314/jisss.37.125
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1391975831239757184
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(DOI: 10.11314/jisss.37.125, CiNii: 1391975831239757184) 金井 純子, 中野 晋, 宇野 宏司 :
高齢者施設における水害時の避難誘導体制に関する一考察,
地域安全学会論文集, No.37, 41-46, 2020年.- (要約)
- The questionnaire survey was investigated for welfare facilities in the area where major floods occurred in recent years. In addition, the interview was investigated to welfare facilities which got away from a flood with help of other people. One of the problems is welfare facilities can't get help of other people in times of an emergency. We insist that it is important to get the help of other people at the time of moving to a safe place. The welfare facilities should make good relationship with residents, information sharing about the evacuation planning , evacuation drills with the helper
- (キーワード)
- 高齢者福祉施設 / 洪水災害 / 避難誘導体制
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11314/jisss.37.41
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390568456356234112
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.11314/jisss.37.41
(DOI: 10.11314/jisss.37.41, CiNii: 1390568456356234112) 櫻井 祥之, 小川 宏樹, 中野 晋 :
立地適正化計画の居住誘導区域指定における 災害リスクの取り扱いに関する研究,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.75, No.2, I_127-I_135, 2020年.- (要約)
- 立地適正化計画における居住誘導区域には, 具体的な指定基準が示されているわけではなく, その判断材料や基準は各自治体に委ねられている部分がある. それは防災上の懸念を有するエリアも例外ではなく, 災害リスクを有する区域の取り扱いについても自治体により異なる. 本研究では居住誘導区域を指定した自治体を対象として, 区域指定時における災害の危険性を有する区域の取り扱い方法について整理し, 居住誘導区域指定の要点を明らかにすることを目的とした. 本研究の結果, 国の対応としては浸水想定区域の取り扱いについて, 法や指針で定める必要性が示唆された. また自治体の対応としては, 浸水面積や浸水深に応じた取り扱いを検討する必要性が明らかとなった.
- (キーワード)
- 都市計画マスタープラン / 居住誘導区域 / 災害リスク / 浸水想定区域
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.75.2_I_127
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390283659857936768
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.75.2_I_127
(DOI: 10.2208/jscejsp.75.2_I_127, CiNii: 1390283659857936768) 湯浅 恭史, 中野 晋, 岡野 将希 :
豪雨被災事例からみる医療機関における浸水被害時の初動対応と事業継続についての考察,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.75, No.2, I_217-I_226, 2020年.- (要約)
- 平成27年9月関東・東北豪雨及び平成30年7月豪雨では,河川の氾濫や堤防の決壊などにより深刻な浸水被害が発生し,地域の医療機関も被災する事態となった.被災した病院では診療機能が制限され,入院患者を他の病院に転院させざるを得ないケースがあった.被災地域の復旧・復興のためには,住民が安心して暮らすために地域医療の早期再開が望まれるが,被災病院によっては診療再開に長期を要することがあり,医療機関の浸水リスクへの対応は地域医療の継続を考える上での課題となっている. 本研究では,徳島県内の医療機関を対象として,自然災害への防災対策の実施状況についてアンケート調査を行った.調査結果から浸水災害を対象とした避難訓練やBCP策定などの対策が進んでいないことがわかった.豪雨災害で浸水被害のあった病院に対し,初動対応から事業再開の対応についてヒアリング調査を行った.これらの結果から,浸水被害を受けた際の早期復旧を実現するために取り組むべき対策や考え方について考察した.
- (キーワード)
- 浸水 / 業務継続 / 医療機関 / 豪雨 / 洪水 (flood)
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.75.2_I_217
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390565134835033088
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(DOI: 10.2208/jscejsp.75.2_I_217, CiNii: 1390565134835033088) 高橋 真里, 中野 晋, 井面 仁志, 千川原 公彦, 小野 修平 :
西日本豪雨災害における災害ボランティア センターの運営に関する検討,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.75, No.2, I_227-I_236, 2020年.- (要約)
- 本研究では2018年7月豪雨で浸水被害を受けた西予市野村町に設置された西予市災害救援ボランティアセンター(VC)の運営状況を明らかにした.西予市社会福祉協議会などの職員を対象にVCの運営に関するインタビュー調査を実施した.この調査により,西予VCの運営方法の特徴や運営上の課題について考察した.社会福祉協議会などの職員が日常業務として実践している地域福祉の視点を失わなかったことと外部支援団体の協力があったことで3カ月間のVC運営がうまくいったことがわかった.
- (キーワード)
- 災害ボランティアセンター / 災害対応 / 平成30年7月豪雨
津波防災としての災害危険区域を指定する意義と課題の考察,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.75, No.2, I_47-I_56, 2020年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.75.2_I_47
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(DOI: 10.2208/jscejsp.75.2_I_47) 井上 惣介, 中野 晋 :
災害協定に基づく緊急出動業務時の 労務災害補償等のあり方,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.75, No.2, I_137-I_144, 2020年.- (要約)
- 47 都道府県と各建設業協会とが締結している災害時における応急業務に係る協定文書(災害協定)を収集し,災害補償規定の記載状況について分析した.労務災害を含む損害補償に関する規定の記述がある協定は32 件,第三者や機材等への損害補償に関する規定の記述がある協定は4 件,損害補償に関する規定の記述がない協定は11 件であった.このように多くの地方自治体と建設業協会が締結している災害協定で,災害時の緊急出動の際に発生した事故等に対する損害補償に係る対応は統一されていないことが分かった.また,災害緊急出動時における労務災害補償について詳しく把握するため,国土交通省四国地方整備局,全国建設業協会,徳島県建設業協会の関係者にヒアリング調査を行った.その結果,東京都では具体的な補償金額に関する課題が認識されていること,国土交通省では緊急出動業務の発注予算額に労災保険料を新しく反映するための準備が進んでいることなどが明らかになった.これらの結果を踏まえ,災害緊急出動時の労務災害補償のあり方について提示する.
- (キーワード)
- liability for damage / compensation insurance system / disaster agreement / インタビュー調査
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.75.I_137
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- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.75.I_137
(DOI: 10.2208/jscejsp.75.I_137) Junko Kanai and Susumu Nakano :
Evacuation Behavior of Facilities for the Elderly in the Heavy Rain of July 2018,
Journal of Disaster Research, Vol.14, No.6, 922-935, 2019.- (要約)
- The heavy rain disaster in July 2018 caused significant damages such as leaks and inundation above floor level at many facilities for the elderly. In the present study, we surveyed facilities for the elderly near Oda River, Okayama Prefecture, and those near Hiji River,Ehime Prefecture, to study the necessity of a facilityspecific criterion to start evacuation on the basis of the characteristics of the facilities used by people who need care. The results of the survey indicated that evaluation information released by the local government might not ensure sufficient evacuation time. Anexample of a criterion to start evacuation based on the water level of a nearby river or the amount of dam discharge was shown as one of the ways that each facility voluntarily makes decisions on fast evacuation.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 115118
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- ● Publication site (DOI): 10.20965/jdr.2019.p0922
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85073543872
(徳島大学機関リポジトリ: 115118, DOI: 10.20965/jdr.2019.p0922, Elsevier: Scopus) 中野 晋, 金井 純子, 高橋 真里 :
平成30年7月豪雨による肱川の氾濫と保育所での避難行動分析,
河川技術論文集, Vol.25, 67-72, 2019年.- (要約)
- In the heavy rain event of July 2018, emergency large release due to the emergency flood disaster prevention operation of Nomura Dam and Kanogawa Dam causes river flooding due to rapid water level rise in Seiyo City and Ozu City downstream of the dam. Five nurseries along the Hiji River were damaged by flooding on the floor. We examined the safety management of the nursery at the time of the occurrence of the flood by the interview with the local government staff and the nursery school manager and the river basin analysis. Staff members who worked early in the morning to accept children were saved by emergency evacuation immediately before the start of flooding, but problems emerged in terms of staff safety management.
- (キーワード)
- 平成30年7月豪雨 / 肱川 / 洪水 / 保育所 / 避難行動
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11532/river.25.0_67
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390573242800327168
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(DOI: 10.11532/river.25.0_67, CiNii: 1390573242800327168) 高橋 真里, 中野 晋, 金井 純子, 山城 新吾, 藤澤 一仁 :
2017年九州北部豪雨における保育所の危機管理と保育継続の問題,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.74, No.2, I_85-I_92, 2019年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117158
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.74.I_85
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(徳島大学機関リポジトリ: 117158, DOI: 10.2208/jscejsp.74.I_85) 中野 晋, 金井 純子, 高橋 真里, 藤澤 一仁, 山城 新吾 :
前線性集中豪雨発生時における学校の安全管理の課題, --- 2017年九州北部豪雨の事例分析 ---,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.74, No.2, I_77-I_84, 2019年.- (要約)
- 前線性集中豪雨ではしばしば線状降水帯が形成され,短時間に洪水氾濫が発生するケースがある.2017年九州北部豪雨では豪雨発生時と下校時間が重なり,複数の学校で下校時の安全確保が問題となった.近年,想定を超える異常降水による被害が頻発しており,水害時の安全確保対策は教育機関でも重要な課題である.本研究では2017年九州北部豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市と大分県日田市の小中学校を対象にして,浸水被害発生時の緊急対応についてヒアリング調査を実施し,児童・生徒に対する安全管理についての課題抽出を行った.さらに,学校周辺での洪水氾濫解析結果と照合することで,安全管理上の問題はなかったのかについて詳しく検討した.学校での安全管理は下校させることが前提となっているために,下校路の安全確認が不十分となり,生徒や保護者が危険にさらされるケースが発生していた.これを改善するためには下校を前提とした安全管理方法を改める必要がある.
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.74.I_77
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(DOI: 10.2208/jscejsp.74.I_77) 金井 純子, 中野 晋 :
熊本地震における福祉避難所の実態調査,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.74, No.2, I_131-I_136, 2019年.- (要約)
- この研究では2016年熊本地震における福祉避難所の運営状況について調査し,福祉避難所の運営上の課題について分析した.福祉避難所を開設した熊本県益城町の2つの特別養護老人ホームを対象に,避難者及び避難者に対する支援者の数がどのように変化したかを,聞き取りと質問票によって調査した.地震発生から1週間の間,両社会福祉施設では大きな混乱が生じた.その要因は被災によって出勤できる職員が少なかったことと多くの一般避難者を受け入れたことであった.このような混乱を避けるためには,一般避難者の受け入れの制限やBCPの中に福祉避難所の開設手順を加えることが必要である.
- (キーワード)
- 2016年熊本地震 / 福祉避難所 / 事業継続計画
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 119376
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.74.I_131
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(徳島大学機関リポジトリ: 119376, DOI: 10.2208/jscejsp.74.I_131) 井上 惣介, 中野 晋, 根来 慎太郎 :
大規模災害時の緊急復旧工事における安全管理と労務災害補償,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.74, No.2, I_137-I_144, 2019年.- (要約)
- 大規模災害時の緊急復旧工事において安全管理体制の確保は困難である.熊本県では2017年に全産業中59%にあたる13名が2016年熊本地震に関連する建設作業中に亡くなったと報告されている.本研究では,緊急復旧工事における労務災害補償に着目し,適正な労務補償制度のあり方について検討した. 都道府県等と建設業協会の間で締結されている災害協定に記載されている労務災害補償の内容について分析した.また,熊本県建設業協会にて熊本地震の復旧工事での労務災害と補償について聞き取り調査を行った. ほとんどの自治体の災害協定では補償に関する記述は見られず,労務災害補償は建設企業に一任されている.一方,熊本県では建設業協会が独自の保険制度を導入しており,一定の成果を収めている.これらの結果を踏まえ,緊急出動による復旧工事に対する労働災害補償を適正化する方法について提言する.
- (キーワード)
- liability for damage / compensation insurance system / disaster agreement / インタビュー調査
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.74.I_137
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(DOI: 10.2208/jscejsp.74.I_137) 湯浅 恭史, 中野 晋, 小山 昌宏 :
平成28年熊本地震における医療機関の事業継続の実態と課題,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.73, No.2, I_207-I_212, 2018年.- (要約)
- 大規模災害発生時には,医療機関では通常の入院診療等に加えて,災害医療への対応も求められることとなる.災害時の限られた資源でも事業を継続する必要があることから,事業継続計画(BCP)への取り組みが求められてきている.本研究では,平成28年熊本地震の被災事例から医療機関BCPに必要な要素と課題を抽出する.平成28年熊本地震では前震,本震の2度の大きな揺れと断続的に続く余震により,多くの病院で深刻な被害が生じ,入院患者を他の病院に転院させざるを得ない医療機関もあった.被災した医療機関に対し,初動対応から事業継続への取り組みについてヒアリング調査を実施し,BCPを検討する上で必要となる被災事例の情報収集を行い,医療機関のBCPを検討する上で必要な考え方や要素について考察を行った.その結果,医療機関のBCPには,トリアージ等の初動対応の検討だけでなく,ハード,ソフト,スキルの事前対策,事後対応として病院避難を含めた代替戦略や受援体制を検討しておく重要性を示した.そして,それらを補い,機能させるための平常時からの地域連携の必要性を指摘した.
- (キーワード)
- 2016年熊本地震 / 業務継続 / 医療機関
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.73.I_207
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(DOI: 10.2208/jscejsp.73.I_207) 湯浅 恭史, 中野 晋, 島田 敬祐, 田中 勇気 :
自己チェックシートによる自治体BCPの改善と今後の課題,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.73, No.2, I_213-I_218, 2018年.- (要約)
- 「市町村のための業務継続計画作成ガイド」の公表を受け,市町村のBCP策定率は確実に向上しているが,BCPに基づく訓練やBCPの見直しは十分でない.著者らは,自治体のBCP担当者が自らのBCPを点検して課題抽出を行い,見直しを容易にできるためのBCPチェックシートを作成した.これは上記ガイドを参考に,業務継続に必須である6要素と,BCPの策定・運用体制とBCPの継続的改善の2つを加えた8要素について短時間で点検できるように工夫している.平成27年度から徳島県内市町村のBCP担当者を対象に,地域別のBCP研修会を実施している.チェックシートを活用して自らのBCPの点検を行った上で,BCPの概要と点検結果について他の自治体担当者に説明し,地域内の自治体間で相互にBCPの内容に意見交換した.熊本地震の反省からBCPに応援・受援体制を明記する必要性が指摘されており,自治体間でBCPを相互理解することは応援・受援体制構築の基本である.そこで,応援・受援体制を考慮した新たなチェックシートの枠組みについても提示する.
- (キーワード)
- 自治体 / 業務継続計画 / 自己チェックシート
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.73.I_213
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(DOI: 10.2208/jscejsp.73.I_213) 根来 慎太郎, 湯浅 恭史, 中野 晋, 朝野 佳伸 :
GISによる「見える化」を活かした建設会社のBCP改革,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.73, No.2, I_199-I_205, 2018年.- (要約)
- 東日本大震災時にBCPが十分機能しなかった点を踏まえ,BCPの全社員への浸透を図るために,GISを活用したBCPの「見える化」を図った取組の有効性について提示する. まずBCPの策定体制をトップダウンからボトムアップに変更し,机上演習を通して意識の共有を図った.その上で顧客や社員の情報,社屋,関連会社等の情報,津波等のハザード情報など平時と災害時の両方で必要な情報をGIS上で「見える化」を行った.平時には顧客への情報提供に活用でき,災害時には顧客の被災状況点検に活用できる体制を整えた.外出先で利用できるように携帯タブレットでもGISが活用できるための専用アプリを開発し,これを用いた訓練等も行った.これらの結果は各部署の緊急対応マニュアルの改定に活かされた他,平時の点検作業の効率の改善,災害時の対応手順の理解が進んでいる.
- (キーワード)
- 建設会社 / 事業継続計画 / 地理情報システム (geographic information system) / 見える化
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.73.I_199
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(DOI: 10.2208/jscejsp.73.I_199) 金井 純子, 三好 学, 安藝 博資, 中野 晋 :
高齢者施設における洪水時の「避難開始の判断」の重要性と判断の目安の設定方法,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.73, No.2, I_139-I_146, 2018年.- (要約)
- 洪水被害を受けた4つの高齢者福祉施設の事例を分析した結果,利用者を迅速に避難させることができたのは行政からの避難情報を得たことに加えて,各施設があらかじめ避難開始の基準を設定していたことが重要であった.四国にある高齢者福祉施設を対象にした洪水時の避難に関するアンケート調査によると自らで避難基準を決めている施設は少ない. 2015年関東・東北豪雨で被災した高齢者福祉施設を対象にして,上流側の地点の浸水深さ計算値を避難基準として利用する方法について提案する
- (キーワード)
- 高齢者福祉施設 / 洪水災害 / 避難判断基準
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.73.I_139
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(DOI: 10.2208/jscejsp.73.I_139) 井上 惣介, 中野 晋 :
2016年熊本地震における地元建設企業の災害対応に関するインタビュー調査,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.73, No.2, I_27-I_34, 2018年.- (要約)
- 2016年熊本地震における地元建設企業の災害対応について,熊本県建設業協会と協会幹部企業を対象にインタビュー調査を行った.その結果,組織間の連携構築に関して問題はなかったが,新年度初頭で自治体職員の事務引継ぎが終わっていなかったなどの理由で,自治体からの出動要請が遅れたことや広域的な通信網の途絶により,災害時情報共有システムが機能しなかったなどの問題が生じた. 本研究では,特に災害情報の伝達・共有,指揮命令のあり方,災害復旧時の労務災害に着目し,災害復旧の際の自治体と地元建設企業との効果的な協力体制を構築するための課題の抽出を行った.
- (キーワード)
- 地元建設企業 / 2016年熊本地震 / 災害復旧 / インタビュー調査
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.73.I_27
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(DOI: 10.2208/jscejsp.73.I_27) 川瀬 公美子, 中野 晋, 内海 千種 :
災害支援者をより活用するための受援体制のあり方, --- 公立学校の派遣スクールカウンセラーの受け入れ方法の提案 ---,
21世紀の南海地震と防災, Vol.12, 73-78, 2018年.- (キーワード)
- スクールカウンセラ (school counselor) / 公立学校 / 災害支援 / 受援体制
学校における防災マニュアルと避難行動を結び付けた教科教育教材の開発, --- 英語活動と図画工作を事例に ---,
安全教育学研究, Vol.17, No.1, 33-50, 2017年.- (キーワード)
- 防災教育 / 防災マニュアル / 避難行動教材開発 / 英災教育 / 逃とぐつ
ミャンマー高潮被災地域における簡易潮位計の設置と潮位予測の試み,
土木学会論文集B3(海洋開発), Vol.73, No.2, I_749-I_754, 2017年.- (要約)
- ミャンマーのエーヤワディ地域は,2008年のサイクロン・ナルギスにより,約14万人の犠牲者を出した.これを受け沿岸部の高潮被害を軽減するため,独)国際協力機構によるミャンマー自然災害早期警報システム構築プロジェクトが実施された.このプロジェクトの一つとして,パテイン川河口部に衛星を利用したリアルタイム潮位観測システムを導入し,別途実施されている高潮予測システムとを併せて精度の高い高潮予測を可能としている.しかしながら,広範囲に入り組んだデルタ地帯の沿岸各地での高潮警報を住民に伝えるためには,更なる潮位計の設置により水位の変動を把握することが必要である.そのため筆者らは安価な簡易潮位計を設置し,短期間観測での調和分析に加え,観測潮位と月別降水量等との相関が高いことを検証することにより,乾季と雨季の水位変動を考慮した潮位推算を可能とした.
- (キーワード)
- ミャンマー / 高潮 / 簡易潮位計 / 潮位予測
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejoe.73.I_749
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(DOI: 10.2208/jscejoe.73.I_749) 野々村 敦子, 金井 純子, 中野 晋, 白木 渡 :
香川県内における特別支援学校の防災対策の現状調査,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.72, No.2, I_93-I_98, 2017年.- (要約)
- 南海トラフ巨大地震での被害を最小限に抑えるために,様々なアプローチから防災対策を講じる必要がある.教育現場においては,各学校で,文部科学省の手引書に沿って防災対策に取り組んでいるところである.東日本大震災で障害者の死亡率が高かったことを考慮すると,学校防災の中でも,特に,特別支援学校に着目した取り組みが必要であり,防災対策の現状を知り,今後必要な備えについて検討することは喫緊の課題である.そこで本研究では,まず,東日本大震災で指定避難所の役割を果たした宮城県立石巻支援学校での取り組みを分析し,必要な備えを項目として挙げる.次に,香川県内の特別支援学校全9 校を対象として,これらの項目について取り組み状況を調査し,現状を把握すると共に,今後,取り組むべき対策とその方法について検討し提案する.
- (キーワード)
- 防災対策 / 特別支援学校 / 南海トラフ地震
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.72.I_93
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(DOI: 10.2208/jscejsp.72.I_93) 徳永 雅彦, 中野 晋, 天羽 誠二 :
発生頻度の異なる洪水による段階的な危険区域の設定と住民への情報提供,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.72, No.2, I_131-I_138, 2017年.- (要約)
- 全国でこれまでに経験したことがないような大雨による洪水で甚大な被害が発生している.従来の河川整備の規模を超える洪水から命を守り,壊滅的な被害を防ぐには住民自らが水害リスクを理解し,迅速で安全な避難行動を促進する対策の充実が不可欠である.本研究では発生頻度の異なる洪水を想定して氾濫解析を行い,浸水範囲や浸水深,浸水の広がり,家屋倒壊危険区域等を検討し,住民の避難行動を促進するため,地域を細分化した避難区域の設定や判断基準などを提案する.また,住民の水害リスクに対する意識を高め迅速で安全な避難行動を促進するため,防災意識の啓発や情報を周知方法について検討を行う.行政が住民との学習会や避難訓練等を通してリスクコミュニケーションを重ねることが地域の防災力向上に寄与することを示す.
- (キーワード)
- 洪水災害 / 数値シミュレーション / 浸水深 / 要避難地区 / 避難方法 / PDCA
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 110085
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.72.I_131
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(徳島大学機関リポジトリ: 110085, DOI: 10.2208/jscejsp.72.I_131) 湯浅 恭史, 中野 晋, 西原 正彦, 西本 日出世, 新居 勇, 丸山 泰秀 :
建設業 BCP とタイムラインを活用した地域災害対応体制の構築,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.72, No.2, I_53-I_58, 2017年.- (要約)
- 災害時において,地域の建設会社は緊急輸送道路の早期確保や被災地域の応急復旧活動など,発災当初から最前線で活動することが期待されている.平成21 年度からは関東地方整備局で建設会社が備える基礎的な事業継続力を評価するため,「建設会社における事業継続力認定制度」が開始され,この取り組み(建設業BCP 認定制度)は地方整備局及び自治体で広がりをみせており,今後発生が予想される南海トラフ巨大地震等の大規模災害に備えた建設会社における対応体制の構築や対応力の強化が社会的にも求められている.しかし,地域の建設会社が多様化する自然災害リスクに対応するためには,この建設業BCP の取り組みに加えて,地域特有のリスクへの対応をする必要がある.本研究では,台風被害が多く発生している徳島県那賀郡那賀町の建設会社を対象に,建設業BCP をベースにして,タイムラインの考え方を活用する災害対応体制構築の実践を行い,検証を行ったものである.
- (キーワード)
- 事業継続計画 / 防災行動計画 / 建設会社 / 災害 (disaster) / 台風 / PDCA
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.72.I_53
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(DOI: 10.2208/jscejsp.72.I_53) 鳥庭 康代, 中野 晋, 金井 純子, 泉谷 依那 :
2015年関東・東北豪雨による常総市内での学校・保育所等の浸水被害と再開までの取組み,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.72, No.2, I_47-I_52, 2017年.- (要約)
- 2015年関東・東北豪雨では常総市域の約半分が水没し,市役所などの主要な防災拠点や指定避難所となっている小中学校も浸水した.学校・保育所の管轄課や浸水被害を受けた学校園で避難行動と教育や保育の再開までの取り組みについて,インタビュー調査を通して浸水前の対処行動,浸水開始後の避難行動,避難所の運営支援,安否確認,学校再開までのプロセスなどについて検討した.避難指示が発令されている中,教職員は危険を冒して学校に参集して対応に当たったが,直後に浸水が始まり,避難を余儀なくされたことや専門的能力を有するボランティアの協力が早期の学校再開に有効であったこと等が明らかとなった.
- (キーワード)
- 2015年関東・東北豪雨災害 / 洪水災害 / 学校 / 保育所 / 業務継続
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.72.I_47
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(DOI: 10.2208/jscejsp.72.I_47) 佐々木 信和, 篠原 潤, 山本 真史, 喜多村 敦史, 中野 晋 :
被災した桟橋上部工の電磁波レーダを用いた状態把握に関する研究,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.72, No.2, I_171-I_176, 2017年.- (要約)
- 大規模な地震等に見舞われた港湾において速やかに施設の状態を把握することは,迅速な緊急物資輸送及び港湾機能の回復を図るうえで重要である.本研究では,桟橋上部工コンクリートに着目し,従来より行われてきた下面から船舶または潜水士等による直接目視に代替する手法として,電磁波レーダを用いた調査・解析による手法の適用可能性について検討を行った.3D電磁波レーダを用いて既存の桟橋上部工の試験調査を行い,レーダデータの反応と実際の構造物の状態を比較した.試験調査及び解析の結果,床版(スラブ)の下部鉄筋付近の状態についてもおおよその状態を推定することが可能であると考えられる結果が得られた.また,本手法を施設管理の現場において活用することの利点を考察した.
- (キーワード)
- 地震被害 / 桟橋の上部構造 / 3次元電磁波レーダー / 構造照査
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.72.I_171
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(DOI: 10.2208/jscejsp.72.I_171) 金井 純子, 中野 晋, 野々村 敦子, 宇野 宏司 :
四国4県における福祉避難所の運営に関する実態調査,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.72, No.2, I_145-I_150, 2017年.- (要約)
- 四国地方は,南海トラフ巨大地震で大きな被害を受けることが予想されており,避難所の機能強化が求められている.本研究では,要援護者が安心して利用できる福祉避難所の整備を推進していくために,四国4県の福祉避難所に該当する263施設を対象に,取り組み状況に関するアンケート調査を行った.その結果,マニュアル整備や訓練を実施している施設は少なく,大規模災害が発生した場合,多くの福祉避難所が開設できない恐れがあることが判明した.
- (キーワード)
- 福祉避難所 / 四国地方 / 南海トラフ巨大地震
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.72.I_150
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(DOI: 10.2208/jscejsp.72.I_150) 泉谷 依那, 中野 晋, 安藝 浩資, 三好 学 :
徳島県那賀町和食地区における洪水氾濫時の住民の避難行動とボトルネックの抽出,
土木学会論文集B1(水工学), Vol.73, No.4, I_1309-I_1314, 2017年.- (要約)
- 洪水災害で犠牲にならないために早期の積極的かつ適切な避難行動が求められるが,実際に避難行動をする住民は多くない.地形や環境条件によって被害の様相が異なる洪水災害には地域差があり,適切な避難行動を促進する方策を一般論で語ることは難しい.本研究では徳島県那賀町和食地区を対象とし,洪水氾濫解析及び住民への聞き取り調査を実施した.2014年台風11号及び2015年台風11号における浸水の様相と住民の避難行動を検証した.住民避難を妨げる要因には,浸水経験による慣れ,不十分なリスク理解,正常性バイアスの作用などがあることを示した.これを防ぐためには専門家と知識を共有するための防災研修や避難訓練を通して,避難しないことのリスクについての理解を図ることが重要である.
- (キーワード)
- 洪水氾濫 / 避難 / 那賀川 / ボトルネック / CFD過程
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejhe.73.I_1309
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(DOI: 10.2208/jscejhe.73.I_1309) 金井 純子, 中野 晋, 照本 清峰 :
地方自治体職員の災害時応急業務の認識に関する分析,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.71, No.2, I_213-I_219, 2016年.- (要約)
- 本研究では,地方自治体職員の災害発生後の問題と事前からの計画策定の必要性に関する認識とそれらの関連性を把握すること,そこから自然災害に関する対応計画を作成する際の防災担当部署以外の職員との協力体制のあり方を検討することを目的とする.調査対象地域は徳島県鳴門市である.分析においては,「災害発生後の応急期に被災地域に生じる問題」,「事前から計画を策定しておくべき災害対応の重要業務」に関するそれぞれの認識とそれらの関係性について検討した.分析結果より,自治体職員の災害対応業務に関する認識の傾向を明らかにするとともに,それらを踏まえた災害対応計画を策定する上での課題について考察した.
- (キーワード)
- 地方自治体職員 / 危機対応 / 災害対応行動 / 南海トラフ地震
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 110994
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.71.I_213
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(徳島大学機関リポジトリ: 110994, DOI: 10.2208/jscejsp.71.I_213) 金井 純子, 湯浅 恭史, 中野 晋, 渡辺 一也 :
要配慮者利用施設の初動対応・事業継続におけるタイムラインの必要性,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.71, No.2, I_47-I_54, 2016年.- (要約)
- 本研究は,過去に被災した施設の事例から,要配慮者利用施設のタイムラインの設定を試みた.調査方法は,近年の豪雨で被災した5施設を対象に聞き取りを行うと共に,水位計データ等から浸水状況を明らかにした.避難行動と浸水状況を整理し「いつ」に注目して課題検証した.2014年台風11号による那賀川の氾濫で浸水した特養S荘を対象に上流部の川口ダム放流量と水位計データからS荘付近の水位変化の相関関係を分析結果,ダムの放流情報が行動開始の目安になることが分かった.また,S荘と支援機の関係を整理し,事業継続におけるタイムラインの共有化の必要性を示した.
- (キーワード)
- タイムライン / 洪水災害 / 社会福祉施設
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 110993
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.71.I_47
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(徳島大学機関リポジトリ: 110993, DOI: 10.2208/jscejsp.71.I_47) 湯浅 恭史, 中野 晋, 山城 新吾, 蔭岡 弘知, 多田 雄一, 村上 佳代子, 鳥庭 康代 :
災害時アクションカードを用いた訓練手法による幼稚園での津波避難行動の高度化,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.71, No.2, I_185-I_190, 2016年.- (要約)
- 東日本大震災では,多くの学校等が地震や津波の被害に遭い,多くの学生等が犠牲となった.中でも,幼稚園児は自主的に避難行動を起こすなどの判断が難しく,職員による支援が必要であるが,抜本的な対策が進んでいない現状にある. 本研究では,東日本大震災での幼稚園の被災事例から課題を抽出し,これらの課題に対応するため,災害時アクションカードを活用した訓練手法による幼稚園での津波避難行動の高度化を検討した.具体的には,ミッションを明確にし,具体的な対応手順を検討し,災害時アクションカードを作成する.それを訓練で使用し,課題や改善点を抽出する.抽出された課題や改善点を次回訓練までに修正し,反映するという,訓練を中心としたPDCAサイクルを南海トラフ地震での津波被害が想定されている松茂町立K幼稚園で実践し,訓練手法の検証を行った. この取り組みにより,津波避難行動の高度化が図られたとともに,職員の防災意識の向上,園児の初動行動への対応が向上するなど,一定の成果を挙げている.
- (キーワード)
- 津波 (tsunami) / 幼稚園 / ひなんくんれん / 災害時アクションカード
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 110992
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.71.I_185
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(徳島大学機関リポジトリ: 110992, DOI: 10.2208/jscejsp.71.I_185) 徳永 雅彦, 中野 晋, 武藤 裕則, 佐藤 塁 :
迅速で安全な住民避難行動を促進する「防災行動計画」の策定,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.71, No.2, I_177-I_184, 2016年.- (要約)
- 浸水被害をハード整備で防ぐには膨大な時間と経費を要するため,整備途上でも被害の最小化を図るソフト対策の充実が喫緊の課題である.本研究は2014年8月に那賀町で発生した水害時の行政と住民の対応を検証する.また,過去の那賀川における出水状況を踏まえ,はん濫発生と水位や上流のダムからの放流量の相関関係等を検証するとともに,行政が発信する災害関連情報の種類や伝達方法,住民の避難完了までに必要な時間等も検討する.その結果,住民の避難等が適正に実施されるよう,災害発生前の行政や住民の対応を時系列に沿って「いつ,だれが,何をする」を明確にした「防災行動計画」を提案する.
- (キーワード)
- 洪水被害 / 安全な避難 / 災害管理 / 行動計画 / タイムライン
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 110084
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.71.I_177
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(徳島大学機関リポジトリ: 110084, DOI: 10.2208/jscejsp.71.I_177) 嶋田 宏, 中野 晋, 村田 進, 丹羽 竜也 :
ミャンマー国における高潮災害に対する自立的減災力育成を目指した技術支援の取組,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.71, No.2, I_125-I_130, 2016年.- (要約)
- ミャンマー沿岸部では2008年5月に深刻な高潮被害を受け,約14万人の犠牲者を出した.これを受け沿岸部デルタ地帯の高潮被害を軽減するため,JICAによる自然災害早期警報システム構築プロジェクト1)(JICAプロジェクト)が実施されている.広範囲で入り組んだ沿岸各地に精度の高い高潮警報を住民に伝えるためには,ミャンマー国(麺国)の技術者が自立的に各地の潮位特性を分析できる技術を身につけることが重要である.筆者らはリボンテープを用いた簡易潮位計を用い短期間の観測から潮位推算を行ない,これらの手法を防災安全教育の一環として麺国の実情に合わせた継続的な展開が可能な基礎的観測技術の移転を行った.
- (キーワード)
- 潮位計 / 調和解析 / 災害管理 / 高潮
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 110991
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.71.I_125
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(徳島大学機関リポジトリ: 110991, DOI: 10.2208/jscejsp.71.I_125) 中野 晋, 鳥庭 康代, 三上 卓, 武藤 裕則 :
2014年台風12号・11号による学校・保育所での浸水被害と復旧対応,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.71, No.2, I_139-I_146, 2016年.- (要約)
- 2014年8月に相次いで来襲した台風12号と同11号では高知県と徳島県では8月1日から10日の間に多いところで2000mmを超える降雨量を記録し,各地で河川氾濫や内水被害が頻発した.その結果,両県で複数の小中学校や保育所で床上浸水被害や浸水に伴う断水が発生し,早期復旧に向けた対応が行われた.近年,教育機関や保育所が浸水被害を受ける事例が頻発しており,これらの施設での豪雨時の避難確保計画の作成や早期に復旧するための対策の実施が必要となっている.そこで,両県で被災した学校と保育所の被災実態についてインタビュー調査を実施し,各施設での被害の特徴と応急対応について検討した.
- (キーワード)
- 2014年台風11号 / 洪水被害 / 事業継続 / 学校 / 保育園
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 110972
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.71.I_139
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(徳島大学機関リポジトリ: 110972, DOI: 10.2208/jscejsp.71.I_139) 李 傑龍, 蒋 景彩, 中野 晋 :
南海トラフ巨大地震による四国太平洋沿岸の地盤沈下予測,
21世紀の南海地震と防災, Vol.10, 49-56, 2016年. 鳥庭 康代, 中野 晋, 三上 卓 :
津波浸水エリアに立地する保育所の避難確保に関する実態調査,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.71, No.2, I_1591-I_1596, 2015年.- (要約)
- 徳島県では想定される津波浸水エリアに102園(46%)の保育所が立地している.徳島県の沿岸部に位置する8市町76保育所を訪問して,地震・津波対策に関する訪問調査を実施した.その際,防災対策の現状調査に加えて,各施設の地震・津波対策の見直しに役立ててもらうため,津波避難計画の検証や災害時アクションカードを用いた津波避難の高度化等についても指導した.さらに1年後に訪問先を中心にアンケート調査を実施し,防災対策の改善状況を調べた.避難訓練時の所要時間から計算した園児の平均移動速度は0.52m/sで東日本大震災での乳幼児や高齢者の平均避難速度と同等であった.最寄りの海岸への津波到達予測時間を考慮して,津波避難計画の変更をお願いした結果,平均避難距離や平均避難時間が短縮された.また,災害時アクションカードは約20%の施設で作成され,緊急避難行動の迅速化が図られた.
- (キーワード)
- 津波避難 / 保育所 / インタビュー調査 / 徳島県 (Tokushima prefecture)
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/kaigan.71.I_1591
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(DOI: 10.2208/kaigan.71.I_1591) 宇野 宏司, 中野 晋, 金井 純子 :
大阪湾圏域下における福祉避難所の指定状況と南海トラフ地震対策に向けた課題,
自然災害科学, Vol.34, No.2, 129-142, 2015年.- (キーワード)
- 南海トラフ地震 / 大阪湾圏域 / 福祉避難所 / 津波防災計画
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520009408526615296
(CiNii: 1520009408526615296) 湯浅 恭史, 中野 晋, 粕淵 義郎 :
事業継続マネジメント(BCM)のプロセスに応じた地域中小企業への支援方策について,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.70, No.2, I_149-I_154, 2015年.- (要約)
- 東日本大震災以降, 地域の中小企業でもBCP(事業継続計画)や BCM(事業継続マネジメント)への認知が高まってきている. しかし, 中小企業でのBCPの策定率は依然として低く, 地域の継続を考える上でも重要な役割を果たす地域中小企業へのBCMの支援については, 各地域での課題となっている. そこで本研究では, 徳島大学環境防災研究センターが徳島県や商工団体と協働で実施し, BCMの全体プロセスに応じて地域の中小企業にBCMの支援を行っている方策についての事例を紹介し, 地域での中小企業へのBCM支援方策と今後の課題について考察を行う.
- (キーワード)
- 事業継続管理 / 中小企業 / 企業防災 (disaster management for business) / 事業継続計画
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.70.I_149
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205356081536
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.70.I_149
(DOI: 10.2208/jscejsp.70.I_149, CiNii: 1390001205356081536) 中野 晋, 鳥庭 康代, 武藤 裕則, 宇野 宏司, 金井 純子 :
豪雨災害を対象とした保育所の業務継続のあり方,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.70, No.2, I_45-I_52, 2015年.- (要約)
- 養護と教育を一体的に実現することを責務とする保育所では家庭や学校以上に安全管理の高度化が求められている.近年,頻発する集中豪雨時のリスクマネジメントは保育所にとって喫緊の課題となっている.2011年から2013年までに発生した豪雨による保育所の被災状況と保育を再開するまでの取り組みについて保育所職員を対象としてインタビュー調査を実施した.インタビューで得られた内容を分析した結果,豪雨災害時の保育所での児童・職員の安全管理の点では避難を開始する水位の合理的決定や職員の緊急参集時の安全確保で問題があることや保育業務を早期に再開するための業務継続計画の策定が進んでいない状況など多くの課題が抽出された.
- (キーワード)
- 防災 / 豪雨 / 洪水災害 / 事業継続計画
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.70.I_45
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205356042496
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.70.I_45
(DOI: 10.2208/jscejsp.70.I_45, CiNii: 1390001205356042496) 金井 純子, 照本 清峰, 中野 晋 :
地方自治体職員の被災者生活支援業務に関する意識分析からみたBCP策定の課題,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.70, No.2, I_7-I_14, 2015年.- (要約)
- 東日本大震災では,障害者や要介護者の避難生活は困難を極めた.本論文は,地方自治体がBCPを策定する上で,保健福祉に関する災害対応業務をどのように位置づけて計画すべきかを検証することを目的とする.調査は,鳴門市の自治体職員468名を対象に,南海トラフ巨大地震を想定した場合の被災者生活支援業務について,業務を開始すべき時期と業務への関わり認識度を問う意識調査を実施した.その結果,保健福祉業務の開始時期に対する意識が3日以内に集中する傾向や,部署毎で業務への関わり意識に相違があることがわかった.これらの傾向を踏まえ,BCPの中に保健福祉業務をしっかり位置づける必要がある.
- (キーワード)
- local government officials / emergency operation / business continuity plan
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.70.I_7
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282680332755712
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejsp.70.I_7
(DOI: 10.2208/jscejsp.70.I_7, CiNii: 1390282680332755712) 金井 純子, 中野 晋 :
津波発生時のグループホームの避難確保計画のあり方,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.70, No.2, 1361-1365, 2014年.- (要約)
- 高齢者施設や障害者施設の施設特性を考慮した津波避難確保計画のあり方と計画の実効性を担保する訓練手法について提示することを目的とする. 特に,高齢者や障害者のグループホームに注目して,(1)施設固有のリスクと津波避対策の課題,(2) 施設特性を踏まえた避難場所の選定,(3) 計画の実効性を高める津波避難訓練について述べる.
- (キーワード)
- 社会福祉施設 / 建物特性 / 津波防災対策
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/kaigan.70.I_1361
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205319488640
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/kaigan.70.I_1361
(DOI: 10.2208/kaigan.70.I_1361, CiNii: 1390001205319488640) 湯浅 恭史, 中野 晋, 粕淵 義郎 :
徳島県内企業のBCM/BCPへの災害対応模擬演習の効果と普及に向けた取り組みについて,
土木学会論文集A1(構造・地震工学), Vol.70, No.4, I_1071-I_1077, 2014年.- (要約)
- 企業では,BCM(事業継続マネジメント)/BCP(事業継続計画)について社内での理解を深め,実効性を評価し,さらには改善を行い,組織としての事業継続力を向上させるために様々な教育・訓練が行われている.そのひとつとして,実際に大規模災害が起こったことを想定し,その対応を行う災害対応模擬演習がある.この演習は事業継続への取り組みの実効性を向上させ,社内での意識共有と対応力の強化を目的として実施される.災害対応模擬演習は,策定されたBCPの有効性を検証する上で有用であるが,BCP策定前の企業でも自社の課題抽出やBCPの必要性に気づくためにも有用であり,その実施効果や徳島大学環境防災研究センターによる普及に向けた取り組みを報告する.
- (キーワード)
- BCP / BCM / mock disaster
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejseee.70.I_1071
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282680326455808
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejseee.70.I_1071
(DOI: 10.2208/jscejseee.70.I_1071, CiNii: 1390282680326455808) 金井 純子, 中野 晋 :
淡路島地震における商業施設の被災と対応,
土木学会論文集A1(構造・地震工学), Vol.70, No.4, I_596-I_604, 2014年.- (要約)
- 2013年4月13日5時33分頃に発生したM6.3の淡路島地震では,住家被害と共に商業施設でも被害が発生した.南海トラフ地震に備えた商業施設の防災対策の向上を目的として,淡路島内の総合スーパーなど33店を対象に,被害状況と災害対応について調査した.その結果,8割以上の店舗で内装材等の被害が発生し,3割の店で営業開始時間が遅延したことが分かった.また,大型店舗で顕著であったガラス防煙垂れ壁の被害に注目し,洲本市と南あわじ市の4つの店で常時微動観測データをもとに地震動特性の推定を行った結果,南あわじ市の2つの店では強震動観測値よりも大きな地震動が発生しており,また,いずれの店舗でも非構造部材が壊れやすい0.3∼0.5sの応答加速度が卓越していた.過去の地震災害においても,ガラス防煙垂れ壁を含む非構造部材の耐震化は課題とされてきたが,商業施設では経費面などの理由からあまり進んでいないのが現状である.本調査結果から,地盤や建物特性によって局所的に被害が増大する場合があることが分かったため,被害が増幅する可能性がある施設を調べ,それらには優先的に対策を行うことが有効である.一方,東日本大震災では,被害を受けながらも一時避難所や物資供給を行った大型ショッピングセンターもあり,地域における商業施設の役割が再認識された.淡路島地震のような中規模地震においては,落下物などで負傷者を出さない対策が最優先であるが,大規模地震では,従業員と顧客の生命の安全確保に加えて,早期に営業を再開させることや,地域貢献も求められる.
- (キーワード)
- Awaji Island earthquake / commercial establishment / disaster management
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejseee.70.I_596
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282680326551680
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(DOI: 10.2208/jscejseee.70.I_596, CiNii: 1390282680326551680) 濵井 宣明, 中野 晋, 高西 春二 :
氾濫解析による明治期の吉野川洪水 の実態分析および防災への活用方法,
土木学会論文集B1(水工学), Vol.70, No.4, I_1453-I_1458, 2014年.- (要約)
- This paper analyzes the flood situation of the Yoshino River in the Meiji era. From the result of the analysis of the 1911 flood of the Yoshino River in the Meiji era, how to raise the levels of disaster reduction technologies and skills of the flood-prone community are examined. The flood hazard map which the result of the analysis of the past floods is applied will help the planning of the evacuation of the people from the flood-prone community. It is shown that the levels of disaster reduction technologies and skills of a present-day flood-prone community may be raised, and the damage from a flood may be able to be reduced by analyzing the condition of the past floods in detail.
- (キーワード)
- 吉野川 (Yoshino river) / flood simulation / 洪水流 (flood flow) / flood damage / the Meiji era
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejhe.70.I_1453
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205352639360
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(DOI: 10.2208/jscejhe.70.I_1453, CiNii: 1390001205352639360) 中野 晋, 宇野 宏司, 照本 清峰, 高西 春二 :
豪雨災害時の学校防災管理の課題と対策,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.69, No.2, 147-152, 2014年.- (要約)
- 豪雨災害において小中学校などの教育機関が被災する事例が続いており,豪雨災害時の学校防災管理も組織の安全管理の観点から重要な課題の1つである.紀伊半島豪雨災害や九州北部豪雨災害など大規模な豪雨災害で被災した学校を対象にヒアリング調査を実施し,豪雨災害時の学校防災管理上の課題について,児童・生徒に対する安全と健康の管理,学校避難所の開設と運営の支援,早期の教育再開と教育継続の各段階ごとに整理した.豪雨災害時の学校防災管理のあり方についてまとめるとともに,教員対象の防災研修の実施事例について報告する.
- (キーワード)
- disaster management / heavy rain / flood disaster / school / BCP
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.69.I_147
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205356355712
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(DOI: 10.2208/jscejsp.69.I_147, CiNii: 1390001205356355712) 中野 晋, 粕淵 義郎, 永田 雄大, 金井 純子, 蔭岡 弘知 :
災害時アクションカードを活用した学校の津波防災管理の高度化,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.69, No.2, 1331-1335, 2013年.- (要約)
- We overhauled the issues of tsunami disaster prevention management in a school from the disaster example in the Great East Japan Earthquake. It turned out that the school where refuge from tsunami is difficult is concentrating in northern Tokushima by analyzing the tsunami danger of the school in Tokushima. We proposed using an action card at the time of a disaster as a tool for disaster prevention management. In order to improve the effectiveness of school disaster prevention management, it is important that a tsunami disaster prevention specialist cooperates positively.
- (キーワード)
- 災害時アクションカード / 学校 / 防災管理 / 津波 (tsunami)
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/kaigan.69.I_1331
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205319359232
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/kaigan.69.I_1331
(DOI: 10.2208/kaigan.69.I_1331, CiNii: 1390001205319359232) 金井 純子, 中野 晋 :
徳島県内の社会福祉施設の立地特性と津波防災対策の現状,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.69, No.2, 1336-1340, 2013年.- (要約)
- The social welfare facilities suffered serious damage by the Great East Japan Earthquake. Because the person with a disability and an elderly person could not walk by oneself, they failed to escape at the time of the tsunami disaster. 96 social welfare facilities are installed on the coast in Tokushima Prefecture and those will suffer the damage of tsunami. Those institutions should get to know the risk of tsunami and need to have a suitable evacuation plan. If a tsunami risk is very high, the institutions should relocate at high and safe place.
- (キーワード)
- 社会福祉施設 / 立地特性 / 津波防災対策
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/kaigan.69.I_1336
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204551776128
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(DOI: 10.2208/kaigan.69.I_1336, CiNii: 1390001204551776128) 齊藤 剛彦, 三神 厚, 中野 晋 :
東北地方太平洋沖地震の強震記録を用いた南海地震の揺れの体験談の解釈法の検討,
土木学会論文集A1(構造・地震工学), Vol.32, No.4, I-861-I-871, 2013年.- (要約)
- 著者らはこれまで南海地震の揺れの体験談を多数集めて,震源特性の推定を行ってきた.その際,常に問題となるのが体験談の解釈の不確実性の問題であった.本研究は,南海地震と同じく海溝型巨大地震である東北地方太平洋沖地震の強震観測記録とそれから推測される揺れの体感,さらに実際の体験談を併せて用いることで,昭和南海地震の体験談の解釈の方法について検討を行うものである.例えば昭和南海地震では「揺れが水平動から上下動に変化した」や「揺れが段々激しくなった」という体験談が複数得られ,著者らは多重震源理論に基づき解釈を試みていた.今回,東北地方太平洋沖地震で得られた強震記録を用いて標準的な体感を表す振動レベルを算出したところ,水平動から上下動への変化や揺れが段々激しくなったと体感したと思われる強震記録が複数の観測点で得られていることが明らかになり,これまで著者らが行ってきた体験談の解釈法がある程度確からしいことが確認された.
- (キーワード)
- Showa-Nankai Earthquake / The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake / actual account / vibration level
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejseee.69.I_861
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205349381248
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(DOI: 10.2208/jscejseee.69.I_861, CiNii: 1390001205349381248) 末澤 弘太, 山城 新吾, 木村 泰之, 浜 大吾郎, 正部 洋典, 中野 晋, 佐藤 章仁 :
避難シミュレーションゲームを用いた 防災啓発,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.68, No.2, 193-200, 2013年.- (要約)
- 東日本大震災以降,地震・津波災害を対象とした防災学習や避難訓練が活発となりつつあるが,大きな災害を経験していない住民や児童・生徒にとって,これまでの座学や避難訓練だけでは現実感を得られない場合も多い.著者らは防災に興味のない児童・生徒にも関心を持たせる方法の1つとして2006年に避難シミュレーションゲームを開発し,小・中学校を中心に防災教育を進めてきた.2011年からは徳島県の協力を得て,「生き残る・実践防災訓練プロジェクト」として,幼稚園,小・中学校などの教育機関,社会福祉施設,一般企業,自主防災会の防災研修や防災フェスタなどのイベントを通して防災啓発に取り組んでいる.避難シミュレーションゲームの開発経緯や活用方法,実施効果,普及に向けた人材育成戦略について報告する.
- (キーワード)
- 地震 (earthquake) / 津波 (tsunami) / disaster prevention education / a refuge simulation game
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.68.I_193
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205355317888
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(DOI: 10.2208/jscejsp.68.I_193, CiNii: 1390001205355317888) 高西 春二, 中野 晋, 宇野 宏司, 仁志 祐太 :
近年の豪雨災害による水道事業者の被災とその対応調査,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.68, No.2, 130-137, 2013年.- (要約)
- 近年では,2004年および2011年の新潟・福島豪雨災害,2009年の佐用町豪雨災害,2011年の台風12号による紀伊半島豪雨災害などによる甚大な被害が発生している.これら洪水では,家屋・人的被害に加えて,各種事業所や病院,公共施設,ライフライン等が浸水のために大きな経済被害を被っている.そこで本研究では,沿川に立地しているために洪水被害を受けやすく他事業の復旧期間に大きく影響する『水道事業』に着目し,被災事例を調査した.浸水被害が水道事業者にもたらす影響と課題について考察するとともに,BCPの必要性と水道事業者が想定すべき事前対策等について提案する.
- (キーワード)
- flood disaster / business continuity / damage of water supply utilities / flood risk
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.68.I_130
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205355391232
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(DOI: 10.2208/jscejsp.68.I_130, CiNii: 1390001205355391232) 中野 晋, 湯浅 成昭, 粕淵 義郎 :
教育機関の被災と防災管理のあり方,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.68, No.2, 118-123, 2013年.- (要約)
- 東日本大震災では岩手,宮城,福島3県で園児・児童・生徒553名が亡くなったが,大川小学校などの事例を除くと引き渡し後に自宅や帰宅途中で犠牲になった子供たちが多いと伝えられている.一方,学校施設は災害直後から避難所として利用され,多くの教職員が避難所の開設・運営,さらに被災した学校の復旧や代替施設での学校再開など平常とは異なる膨大な業務の上に,児童・生徒のメンタルケアにも心を砕く必要があった.こうした教育機関での災害対応上の課題を整理し,これらの教訓から教育機関の防災管理のあり方について述べる.これを踏まえて徳島県でまとめた学校防災管理マニュアルガイドラインとこれの普及方法について報告する.
- (キーワード)
- disaster prevention management / refuge from tsunami / school evacuation center / education continuity / crisis management manual
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.68.I_118
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205355384448
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(DOI: 10.2208/jscejsp.68.I_118, CiNii: 1390001205355384448) 粕淵 義郎, 中野 晋 :
国立大学法人における巨大災害時事業継続のあり方,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.68, No.2, 58-65, 2013年.- (要約)
- 東日本大震災では東北と北関東の大学で人的被害や建物被害を生じた.そればかりか,東日本の多くの大学で入試日程変更など大学の業務継続の問題が発生した.南海トラフ地震などの巨大災害の危険性が高まっている中,国立大学法人を始め,大学が業務継続力を持つことはますます重要となっている.東日本大震災における大学の被災と応急対応から得られた課題を整理した後,徳島大学で進めている事業継続計画策定の取組を紹介する.
- (キーワード)
- national university corporation / business continuity / the Great East Japan Earthquake / huge disaster / BCP
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejsp.68.I_58
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205355330048
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(DOI: 10.2208/jscejsp.68.I_58, CiNii: 1390001205355330048) 中野 晋, 大年 邦雄, 天羽 誠二, 塩崎 一樹, 梅岡 秀博 :
四国沿岸で観測された2011年東北地方太平洋沖地震の津波挙動,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.68, No.2, 1381-1385, 2012年.- (要約)
- We examined tsunami behavior of the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake in the Shikoku coast by conducting field survey and data analysis of tide gauges installed in harbors and river mouths. In Tachibana Bay and Susaki Bay those are both V-shaped, the highest sea level by the tsunami has reached more than 3m. As a result, the floor flooded damage and extensive fishing damage were occurred in several districts. In Tachibana Bay, the tsunami was amplified to approximately 2.5 times the height at the bay mouth.
- (キーワード)
- the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake / tsunami / Shikoku / field survey / 東北地方太平洋沖地震 / 津波 / 四国 / 現地調査
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/kaigan.68.I_1381
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205319423744
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/kaigan.68.I_1381
(DOI: 10.2208/kaigan.68.I_1381, CiNii: 1390001205319423744) 渡辺 雅子, 大塚 弘之, 上月 康則, 大田 直友, 河井 崇, 萬宮 竜典, 岡田 直也, 中野 晋 :
希少種ルイスハンミョウを対象とした海浜ミチゲーションと官学民協働による維持管理の重要性,
土木学会論文集B3(海洋開発), Vol.68, No.2, 1233-1237, 2012年.- (要約)
- 希少種ルイスハンミョウの生息環境を代償する目的で,徳島県沖洲に人工海浜が造成された.ルイスハンミョウは海浜生態系の高次捕食者であるため,生息場所の物理的環境条件の模倣だけでなく,餌生物を含む海浜の食物連鎖の再現も目標とされた.人工海浜の概成後,2007-2010年におけるルイスハンミョウ出現数は年々増加しており,本ミチゲーション事業はその目的を達成したといえる.一方,希少種の保全と海浜の利活用を両立するためには,その主体となる地域住民とともに利活用のあり方を検討する必要がある.そこで,多様なステークホルダーによるワークショップが開催され,規制ルールが検討された.その結果,幼虫の生息環境保全のために人を対象とした侵入防止柵が設置され,また,環境維持におけるその有効性が検証された.このことから,協働による海浜の維持管理体制の構築の重要性が示唆された.
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejoe.68.I_1233
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- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejoe.68.I_1233
(DOI: 10.2208/jscejoe.68.I_1233) 高西 春二, 中野 晋, 宇野 宏司, 仁志 祐太 :
局所的・短期的集中豪雨による事業所被害を対象とした浸水リスク管理方策,
河川技術論文集, Vol.18, 553-558, 2012年.- (キーワード)
- BCP / local heavy rain / flood risk / risk control
新聞記事や水位観測記録を用いた明治期の吉野川洪水の実態把握,
土木学会論文集B1(水工学), Vol.68, No.4, 1051-1056, 2012年.- (要約)
- This paper examines the flood situation of the Yoshino River in the Meiji era. Using water level records and lateral profile of the river of those days, a numerical simulation was performed for the flood in Meiji 44, and it was compared with the situation of the flood damage described by the newspaper articles. The flood actual condition in Meiji 44 was investigated in general by the numerical analysis. In the Yoshino River of the time where maintenance of a river bank etc. was not progressing, it turned out that the flood often occurred and it had suffered the serious damage in which many bridges and houses were washed away. As mentioned above, by clarifying the situation of the past flood, when considering future flood control plan, it becomes precious data.
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejhe.68.I_1051
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(DOI: 10.2208/jscejhe.68.I_1051) 松尾 裕治, 安永 一夫, 中野 晋 :
明治期の水位観測記録と実測平面図を用いた吉野川第十堰周辺の洪水と治水計画の再評価,
土木学会論文集B1(水工学), Vol.67, No.4, 631-636, 2012年.- (要約)
- The authors analyzed the hydraulic features of the Daijuu Weir and neighboring levee of the Yoshino River in the historical perspective, as the structures are important factors of flood control for the river. Firstly, the authors analyzed the precious data of water level observations around the Weir started by De Rijke, a Dutch engineer in 1883. Then using a river survey map surveyed in 1901, they restored the status of levees of the Yoshino River before modern improvement works. Thirdly they analyzed a relationship between the Yoshino River Levee and the Daijuu Weir based on the newspaper articles of the fifty years of period from 1878 through 1927. As the conclusion they reevaluated the flood and flood control plan of the Yoshino River around the Daijuu Weir.
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejhe.67.I_631
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(DOI: 10.2208/jscejhe.67.I_631) 粕淵 義郎, 中野 晋 :
効果的なBCPを進めるための設備耐震性強化に関する考え方, --- 半導体工場を念頭にして ---,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.67, No.2, 89-94, 2012年.- (要約)
- BCP策定に際し,従業員の安全を守る基本的条件である「建屋の倒壊」は免れるレベルの耐震補強がされた工場において,更に早期回復を実現させるのに必要な要素の1つである設備の耐震化に関する考え方を「半導体工場」を例に整理した.災害時に製造業等で早期復旧を実現させるためには,建屋の耐震性確保に加えて,主要設備の耐震性向上も特に重要である.本報告では設備の耐震性強化に関して,経営からの視点も加え,ボトルネック設備を把握する方法,耐震対策の優先順位を決定する方法,さらに具体的な耐震性強化の手法について提案する.
- (キーワード)
- BCP / quake-resistant equipment / enhancement of equipment / bottlenecked equipment / semiconductor plant
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(DOI: 10.2208/jscejsp.67.I_89, CiNii: 1390001205354651520) 宇野 宏司, 中野 晋, 粕淵 義郎 :
霧島連山・新燃岳の火山災害による事業所被災と自治体対応,
土木学会論文集F6(安全問題), Vol.67, No.2, 23-28, 2012年.- (要約)
- 南九州・霧島連山の新燃岳(標高1,421m)では,平成23年1月に52年ぶりの爆発的噴火が起き,宮崎・鹿児島両県で降灰や噴石による被害が報告された.先行きの見えない噴火活動が住民の生活や企業活動に与える影響は大きく,また長期化することが懸念される.本研究では,各種公表資料,自治体や企業でのヒアリング調査結果をもとに,本災害による事業所や自治体の被災状況と当時の対応,今後の対策について整理し,長期化する恐れのある火山災害時における企業の事業継続に必要な観点について整理した.突発的な今回の火山噴火は,当該地域の火山災害に対する防災体制の不備な点を明らかにした.今後,火山災害の影響を受けない地域をも含めたより広域的な連携関係を構築しておくことや,風評被害を防ぐための復旧過程での積極的な報道の利用等が重要であると考えられる
- (キーワード)
- Shinmoedake / explosive eruption / volcanic ash / ballistic projectile / BCP
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205354635776
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(DOI: 10.2208/jscejsp.67.I_23, CiNii: 1390001205354635776) 黒崎 ひろみ, 中野 晋 :
地震・津波被害の影響と生活環境の差が生む住民の防災意識変化,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.67, No.2, 1276-1280, 2011年.- (要約)
- Two issues on effects of disaster management consciousness gap by the difference of personal life of the people of Aichi prefecture are discussed. They are (i) effective remote location's great disaster for the people (ii) quantification of the disaster management consciousness by listening comprehension surveys. Data taken for 46 to 50 areas in Aichi prefecture 6 inland areas and over 40 coastal areas are examined. In the mean time a commercial and industrial area characterizes inland area of Aichi prefecture. The results show that (1) it is important that engineers have to view the problem of disaster management from different angles. (2) the disaster management consciousness gap has begun to exhibit obvious symptoms between inland areas and coastal areas.
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/kaigan.67.I_1276
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520572359997041920
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(DOI: 10.2208/kaigan.67.I_1276, CiNii: 1520572359997041920) 中野 晋, 八木 聡士郎 :
港湾の業務継続計画策定に向けた災害時応急対応事例の収集と分析,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.67, No.2, 1251-1255, 2011年.- (要約)
- The problems on restoration activities were extracted from analysis of the past natural disaster cases in port and harbor. They were arranged separately for five important resources to continue business, ``person'', ``facility'', ``information and communication'', ``lifeline'' and ``cooperator''. The followings are considered as necessary matters for business continuity in port and harbor; 1) Staff and assistant's roles should be clarified from prior. 2) The feature of business continuity in the port is well understood. 3) Important data of the design data etc. should be kept in two or more places. 4) Temporary depository space of rubbles is secured. 5) It is necessary to examine about the cooperation method of a municipality and related organizations.
- (キーワード)
- port / business continuity plan / emergensy response / 港湾 / 業務継続計画 / 応急対応
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(DOI: 10.2208/kaigan.67.I_1251, CiNii: 1390282680297515520) 中野 晋, 宇野 宏司, 高西 春二, 騎馬 貴子 :
平成21年台風9号の豪雨災害による事業所等の被災と対応,
安全問題研究論文集, Vol.5, 2010年.- (要約)
- A heavy rainfall caused by Typhoon 0909 attacked Sayo town, Hyogo prefecture, in August 2009. This flood caused the serious inundation damage in various business establishments. In Sayo town office, the first floor was flooded, and disaster prevention information system lost a function. Important facilities broke down due to the inundation in hospitals and many factories. Many stores suffered serious damage, and someone discontinued their business. We examined problems when a enterprise coped with the flood disaster by hearing investigation and analyzing reports of the disaster investigation committee from the viewpoint of business continuity.
平成21 年台風9 号による佐用町豪雨災害時の自治会対応,
安全問題研究論文集, Vol.5, 2010年.- (要約)
- A heavy rain fall attacked Sayo town, which is located at north western part of Hyogo prefecture, JAPAN, in August 2009. This flood disaster caused extensive damage all over the town, however, the mutual assistance by local residents and communities association were come under close from the view point of the voluntary prevention disaster. In this paper, first, the outline of this flood disaster is reported. Second, the measure of local communities on flood was summarized in time series. Finally, the future measures on regional disaster prevention were discussed.
四国における建設業BCP 普及に向けた取組み,
第13回日本地震工学シンポジウム発表論文集(CD-ROM), 2794-2801, 2010年.- (要約)
- Restoration works of construction companies will be crucial to earlier recovery from the disaster. Business continuity plan (BCP) of construction industries, therefore, is essential to disaster-prevention strategies. In this paper, the actions to spread BCP in Shikoku are introduced. The way to sustain such actions and the necessity to connect them with area management are discussed.
大学と県の連携によるBCP の普及活動,
第13回日本地震工学シンポジウム発表論文集(CD-ROM), 2765-2772, 2010年.- (要約)
- In Tokushima Prefecture, a university and the prefecture authorities cooperate and have been doing the spread activity of Business Continuity Plan (BCP) since 2006. Both are supporting small and medium-sized enterprises to settle on BCP by holding a study meeting once a month. The place of the information exchange by the society is necessary for the small and medium-sized enterprise where both a person and expenditure are insufficient to settle on BCP.
法先近傍に矢板壁を打設した盛土斜面の地震時安定性評価法,
第13回日本地震工学シンポジウム発表論文集(CD-ROM), 3449-3454, 2010年. 都司 嘉宣, 大年 邦雄, 中野 晋, 西村 裕一, 藤間 功司, 今村 文彦, 柿沼 太郎 :
2010年チリ中部地震による日本での津波被害に関する広域現地調査,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.66, No.1, 1346-1350, 2010年.- (要約)
- An earthquake of Mw 8.8 struck off the coast of central Chile on Feb. 27, 2010. A tsunami due to the earthquake propagated on the Pacific Ocean and attacked Japan on the next day. JMA issued a major tsunami warning for many coastal regions, however severe damage occurred in many ports especially for fishery. To understand the tsunami disaster, the filed investigation was carried out to record tsunami heights such as run-up heights and inundated heights along the comprehensive coastal region. In cooperation with many institutes, eyewitnesses interview, measurement of tsunami trace and analysis of tide records were conducted. Then the tsunami height distribution from Hokkaido to Okinawa is reported here. The tsunami was higher in the northern part of Japan and it exceeded 2 meters in the Tohoku district especially.
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(DOI: 10.2208/kaigan.66.1346, CiNii: 1390282680296805376) 黒崎 ひろみ, 中野 晋, 橋本 誠, 東雲 礼華 :
地震・津波をテーマとした学校防災教育効果の持続と低下,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.66, No.1, 401-405, 2010年.- (要約)
- Three issues on effects of disaster management education for children in schools are discussed. They are (i) effective disaster management education for young people, (ii) quantification of the educational effects by the questionnaire surveys, (iii) effectiveness and durability of the disaster management education. Date taken for five schools, a high school, two junior high schools, and two elementary schools are examined. The results show that (1) it is important that school teachers and engineers examine disaster prevention education curriculum together, (2) it is possible to quantify the education effect by questionnaire surveys, (3) non-continuous disaster management education causes a decline of the disaster prevention awareness.
- (キーワード)
- 津波 (tsunami) / 防災教育 / 若年層
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282680297437312
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(DOI: 10.2208/kaigan.66.401, CiNii: 1390282680297437312) 安芸 浩資, 中野 晋, 岩瀬 文人 :
サンゴの初期成長量を考慮した再生計画の効果評価手法について,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.66, No.1, 1331-1335, 2010年.- (要約)
- In this study,we discuss about an evaluation method of restoring nature planning involving a reformation of breakwater. We have proposed PHSI(Probabilistic Habitat Suitable Index) model for evaluation method of marine environment by reforming breakwater. In this paper, we focus on the growth rate of children of stony coral (Acropora tumida) in two different PHSI points. We understand the relationship between PHSI value and the initial amount of coral growth. Then we evaluated to consider restoring nature plan from the initial amount of coral growth. PHSI value differs by 0.1, about three years, the amount of coral growth was found roughly 170% of the difference may occur.
- (キーワード)
- Restoring Nature Plan / Evaluation Method / Stony Coral / Coastal Zone / 自然再生計画 / 評価手法 / サンゴ / 沿岸域
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(DOI: 10.2208/kaigan.66.1331, CiNii: 1390282680296810368) 中野 晋, 藤田 真人, 安芸 浩資, 花住 陽一 :
吉野川河口干潟の底生生物を対象としたHSIモデル作成ガイドラインについて,
土木学会論文集B2(海岸工学), Vol.66, No.1, 1151-1155, 2010年.- (要約)
- This study aims to build up the HSI model to estimate habitat suitability correctly for 7 kinds of benthic animals on a tidal flat in the Yoshino River. We used two or three kinds of physical quantity of median particle diameter, mud content and bed elevation as an environmental influence factor of the object benthos and built up 4 kinds of the HSI model. We selected the most accurate model among 4 models in the reproduction precision of the activity population every animal. The integrated prediction accuracy of the selected HSI models for 7 kinds of benthos is high with 86.5% from 71.5%. Furthermore, we utilized these HSI models, and the habitation prediction map of the benthos was created.
- (キーワード)
- HSI model / environment assessment / tidal flat / benthic animals / HSIモデル / 環境影響評価 / 底生動物 / 干潟
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205320475264
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(DOI: 10.2208/kaigan.66.1151, CiNii: 1390001205320475264) 宇野 宏司, 中野 晋, 久米 賢治 :
2009年8月佐用町豪雨災害にみるソフト防災対策の有効性とその限界,
河川技術論文集, Vol.16, 489-494, 2010年. 松尾 雄治, 安永 一夫, 中野 晋 :
明治期の水位観測記録と実測平面図を用いた吉野川第十堰周辺の洪水と治水計画の再評価,
水工学論文集, Vol.55, 583-588, 2010年.- (要約)
- In the Hiji River, records of flood water level for 320 years have been accumulated. These long term records are rare and valuable in Japan. Analyzing these records, we calculated the probabilities of flood at each period and studied the safety level of flood control changing with embankment, dam construction and other flood control measures. Main results in this paper are summarized below. 1) Records of flood water level show that the safety level of flood control has been raised along with flood control measures. 2) The safety level data based on flood water level almost agree with those based on rainfall.
- (キーワード)
- Yoshino River / Record of flood water level / Safety level of flood control / Flood probability
大学BCPに向けた防災意識啓発と地震避難訓練の実施,
21世紀の南海地震と防災, Vol.4, 119-124, 2009年.- (キーワード)
- 大学BCP / 避難訓練
建設業における事業継続計画普及の課題と解決策,
安全問題研究論文集, Vol.4, 119-124, 2009年. 中野 晋, 上野 勝利, 上月 康則, 佐溝 時彦, 村上 仁士 :
最近の被害地震における建設業の応急対応に関するヒヤリング調査,
安全問題研究論文集, Vol.4, 107-112, 2009年.- (要約)
- The interview investigations were conducted how the construction companies had conducted the emergency restoration activities in recent damaging earthquakes. In the Niigataken Chuetsu Earthquake in 2004, the information for the restoration works confused because the government, the prefecture and the city had separately communicated to the construction industry. Then, the confusion of information did not occur in Niigataken Chuetsu-oki Earthquake because the construction industry had conferred with the administrator on the correspondence procedure before the earthquake occurred. In the Iwate-Miyagi Nairiku Earthquake in 2008, the local construction companies conducted the emergency restoration on the basis of the disaster cooperation agreement, and greatly contributed to both secondary disaster prevention and the disaster recovery.
徳島大学での地震避難訓練と学生・教職員の防災意識,
安全問題研究論文集, Vol.4, 83-88, 2009年. 安藝 浩資, 中野 晋 :
機会損失リスクを考慮した自然再生計画の評価手法,
海岸工学論文集, Vol.56, 1186-1190, 2009年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/kaigan.65.1186
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520853834976292096
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(DOI: 10.2208/kaigan.65.1186, CiNii: 1520853834976292096) 岩瀬 文人, 中野 晋, 安藝 浩資, 岡田 直也, 清水 里香 :
エダミドリイシの有性生殖による増殖法に関する現地試験,
海岸工学論文集, Vol.56, 1216-1220, 2009年.- (要約)
- This study is aimed for establishment of the breeding technique by the zoogamy of Acropora tumida. The natural restoration works for coral communities has been carried out in the Takegashima underwater park located in Southeast Shikoku. A breeding by the zoogamy is effective for the restoration of the coral. Therefore we conducted field works about the growth process of this coral from eggs to juveniles. As a result of investigation of three years, we obtained some important ecological characteristics of this coral, such that laying eggs occurs about on July 3 in lunar calendar.
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/kaigan.65.1216
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520290885022128128
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(DOI: 10.2208/kaigan.65.1216, CiNii: 1520290885022128128) 松尾 雄治, 中野 晋, 山本 基, 村上 仁士 :
320年間の洪水位観測記録から見た肱川の治水安全度の変遷,
水工学論文集, Vol.53, 583-588, 2009年.- (要約)
- In the Hiji River, records of flood water level for 320 years have been accumulated. These long term records are rare and valuable in Japan. Analyzing these records, we calculated the probabilities of flood at each period and studied the safety level of flood control changing with embankment, dam construction and other flood control measures. Main results in this paper are summarized below. 1) Records of flood water level show that the safety level of flood control has been raised along with flood control measures. 2) The safety level data based on flood water level almost agree with those based on rainfall.
- (キーワード)
- Hiji River / Record of flood water level / Safety level of flood control / Flood probability
徳島大学での地震避難訓練と学生・教職員の防災意識,
安全問題研究論文集, Vol.3, 185-190, 2009年. 黒崎 ひろみ, 中野 晋 :
医師・薬剤師・栄養士から見た被災生活の問題点とその対応法,
21世紀の南海地震と防災, Vol.3, 167-172, 2008年.- (キーワード)
- 災害調査 / 被災生活
岩手・宮城内陸地震及び岩手県沿岸北部地震における企業被害と応急対応,
21世紀の南海地震と防災, Vol.3, 135-142, 2008年.- (キーワード)
- 災害調査 / 企業防災 / 岩手・宮城内陸地震
学校防災教育に有効なDIGの開発と教育の継続,
安全問題研究論文集, Vol.3, 221-226, 2008年.- (要約)
- Many engineers were devoted to elucidation of mechanism about earth-quakes and tsunamis. Therefore, technology of this field continues pro-gressing. On the other hand, so far the study of Disaster Management Education has been superficial. This paper is intended as an investiga-tion of synthetic education to Disaster Management for the Next Great Earthquake and Tsunami. Two points need to be made. The first is con-tinuation. The second is effectiveness. Pursuing these questions, we al-most reach the core of technique for Disaster Management Education. So the purpose of this paper is to study as Disaster Management Education. The authors showed technique of "pleasant Disaster Management" as a subject in a Disaster Management Training. We can get the point that Disaster Management Education should continue if you expect an edu-cation effect. And Disaster Management Education continued if teachers have begun to do it with themselves.
新潟県中越沖地震による地場産業被害と復旧活動に関する聞き取り調査,
安全問題研究論文集, Vol.3, 83-88, 2008年. 藤田 真人, 中野 晋, 山添 美波, 仙波 真一 :
吉野川河口干潟のカニ類を対象とした生息環境評価モデルの検討,
海岸工学論文集, Vol.55, 1161-1165, 2008年.- (要約)
- The transition of a kind of coral from Acropora tumida to Lithophyllon undulatum was generated in the Takegashima Marine Park which is located in the border of Tokushima Pref. and Kochi Pref. The field observation of light photon on a seabed was conducted in 2006 and 2007 to clarify the cause of the transition. We investigated the method to estimate light photon on a seabed by using sunshiny data of the meteorological observing station on the basis of the results obtained from the observed photon data. We presumed the annual average value of light photon on a seabed and compared it with the habitat distribution of coral. It was clarified that a lot of Acropora tumida were living in the area where the amount of light photon was large.
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/proce1989.55.1161
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520009410043964800
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(DOI: 10.2208/proce1989.55.1161, CiNii: 1520009410043964800) 安藝 浩資, 中野 晋, 盛 治夫 :
PHSIモデルによるサンゴの生息環境評価と自然再生計画の策定,
海岸工学論文集, Vol.55, 1116-1120, 2008年.- (要約)
- The aim of this study is the habitat assessment of stony coral by using the PHSI and the formulation of restoring nature planning. The PHSI is introduced a probabilistic way of thinking into the HSI. We estimated the distribution of a colony of Acropora tumida(At) in 1972 and Lithophyllon undulatum(Lu) in 2003 by using this model in which five physics factors was involved. The estimated distributions well coincided with the observed them. And, we could formulate basic fundamental policies to increase the amount of residual flow by using the PHSI model.
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520572360000307840
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(DOI: 10.2208/proce1989.55.1116, CiNii: 1520572360000307840) 中野 晋, 清水 里香, 安藝 浩資 :
内湾性サンゴ種の遷移と海底光量子量の関係,
海岸工学論文集, Vol.55, 1111-1115, 2008年.- (要約)
- The transition of a kind of coral from Acropora tumida to Lithophyllon undulatum was generated in the Takegashima Marine Park which is located in the border of Tokushima Pref. and Kochi Pref. The field observation of light photon on a seabed was conducted in 2006 and 2007 to clarify the cause of the transition. We investigated the method to estimate light photon on a seabed by using sunshiny data of the meteorological observing station on the basis of the results obtained from the observed photon data. We presumed the annual average value of light photon on a seabed and compared it with the habitat distribution of coral. It was clarified that a lot of Acropora tumida were living in the area where the amount of light photon was large.
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/proce1989.55.1111
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520009410044163456
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(DOI: 10.2208/proce1989.55.1111, CiNii: 1520009410044163456) 中野 晋, 吉村 尚倫, 植田 勇二, 冨永 数男 :
能登半島地震・新潟県中越沖地震における企業被害調査,
地域安全学会, 2008年. 門田 章弘, 石本 千春, 中野 晋, 鈴木 幸一 :
物部川河口部の閉塞要因と河口砂州の形成・破壊に関する解析,
水工学論文集, Vol.52, 601-606, 2008年.- (要約)
- Rivermouth blockade has been occurred for a long period at Monobe River of Shikoku-island in Japan. The rivermouth blockade causes serious environmental problems for river control and ecosystem such as spawn of sweetfish. In this study, amount of sediment discharge from upstream is analyzed by surveying the morphology data of Monobe River for 32 years (1973-2005) and by means of aerial photographs to find the causes of rivermouth blockade. In addition, numerical simulation by 3D k-ε turbulence model and sediment discharge formulas by Van Rijn and Sunamura are applied for simulating the bed variation of sand bar near rivermouth considering with the flood/normal discharges, flow depth, wave direction, wave height and period of ocean wave. The phenomena of formation and destruction of the sand bar are reasonably simulated for conditions of winter and summer seasons.
- (キーワード)
- 3D numerical simulation / Sand Bar / Rivermouth Blockade / Monobe River
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/prohe.52.601
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(DOI: 10.2208/prohe.52.601) 安藝 浩資, 中野 晋, 盛 治夫, 岡田 直也 :
内湾域における底質粒度推定法の検討,
水工学論文集, Vol.52, 1375-1380, 2008年.- (要約)
- A grain size distribution of suspended solids or sediment in a closed basin is closely related to habitat suitability of aquatic benthic animals such as coral or a shellfish. However, it is very difficult to get correct information about an equilibrium grain size distribution because it always changes patially and temporally. We investigated a method to estimate grain size distributions both of bed load material and uspended one by using bottom friction velocities which were calculated by wave analysis based on statistical wave data. And then, we assume that the quilibrium grain size distribution of sediment can be approximated with the mean value of bed load material and suspended load material. We applied this method to estimate the grain size distributions of sediment in the Takegashima Marine Park which is located the southern end of Tokushima and the estimated grain size istributions coincide with the field data.
- (キーワード)
- equiliblrium grain size / wave analysis / statistical wave data / suspended solid / sediment / inner bay
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(DOI: 10.2208/prohe.52.1375) 天羽 誠二, 中野 晋, 木村 剛士, 津川 茂 :
徳島県北部沿岸での高潮のリアルタイム予報システムの検討,
水工学論文集, Vol.52, 1393-1398, 2008年.- (要約)
- We investigated the real-time forecast system of a storm surge to reduce its disaster. Typhoon properties such as central atmospheric pressure were forecasted before several hours by two methods. The one is forecasting by using neural network technique based on the past typhoon data and the other is utilization of typhoon forecast information by the Meteorological Agency. As a result of the comparison of both methods, it was found that the latter gave more correct forecast of typhoon properties. Based on the forecasting values of typhoon, we arried out the real-time forecasting of a storm surge and examined the practical utility of this system.
- (キーワード)
- storm surge / real-time forecast / the Meteorological Agency / neural network system
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(DOI: 10.2208/prohe.52.1393) 中野 晋, 植田 勇二, 姫野 敬行, 黒崎 ひろみ :
地域の建設会社におけるBCP 構築,
安全問題研究論文集, Vol.2, 41-46, 2007年.- (要約)
- Company disaster prevention is very important in a future disaster prevention strategy as same as voluntary disaster prevention. The role that local construction companies should perform when a large-scale natural disaster occurs is very important for speedy recovery. In order to grasp the present situation of company disaster prevention in construction companies, questionnaire survey was conducted with regard to 40 construction companies in Shikoku. Though companies more than 70% think that the making of BCP is necessary, it was highlighted to be hard to wrestle with company disaster prevention because of the constraint for human resources, financial administration and time. Then, based on such present conditions, the technique for construct of BCP easily is proposed in this paper. By joining or integrating the requirement of BCP to the existing management system, BCP can be constructed at few human resources and financial.
- (キーワード)
- 企業防災 / 事業継続計画 / 建設会社 / アンケート調査
世代階層の差を意識した防災教育の実施と有効性,
安全問題研究論文集, Vol.2, 65-70, 2007年.- (要約)
- The authors show that must change technique for disaster prevention education because of the each generation in this paper. A purpose of this paper shows different technique of disaster prevention education by difference of age. And we measure of its effect. The authors used the words that we took out from an impression of the people who took disaster prevention education for a measurement of an effect. And we showed technique of the disaster prevention education that the first author carried out by each generation. As a result, the authors showed that disaster prevention education must be `disaster prevention for pleasant', and that teachers of a school should have carried out disaster prevention education to continue disaster prevention education eternally.
災害時要援護者の防災に対する意識と備え,
安全問題研究論文集, Vol.2, 53-58, 2007年.- (要約)
- Investigation into consciousness and preparation for the protection against disasters was carried out to the people with special needs to disaster on the support list which Tokushima Prefecture Komatsushima City made. The conditions which an emergency countermeasure didn't proceed became obvious as to the people with special needs to disaster.But, as for the people whose life, physical condition was good, it became clear that concern was high about the emergency countermeasure. Therefore, the people with special needs to disaster himself enforces an emergency countermeasure by doing proper information service and support. And it is desirable to have the condition that it doesn't need to evacuate at the time of the disaster prepared.
潮流が卓越する小鳴門海峡における潮位と高潮の特性,
海岸工学論文集, Vol.54, 296-300, 2007年.- (要約)
- Konaruto Channel in the position that links Kii Channel to Seto inland sea shows peculiar tide characteristics, but long-term observations on tide level have not been performed in this channel. Therefore an accurate storm surge prediction was impossible because a tide level prediction was not possible. We carried out tide level observations in three harbors of this channel for one year and obtained tidal harmonic constants. We performed storm surge simulations using the obtained harmonic constants and were able to get good reproduction results. Furthermore, as a result of the reproductive storm surge calculation of typhoon 16 in 2004 when a large storm surge disaster occurred in Takamatsu City, it became clear that storm surge more than 2m above sea level occurred in the northern coast of Naruto City.
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(DOI: 10.2208/proce1989.54.296) 冨永 数男, 中野 晋, 天羽 誠二 :
海岸堤防に作用する段波津波の実験,
海岸工学論文集, Vol.54, 826-830, 2007年.- (要約)
- The properties of tsunami wave pressures acting on a coastal dike were studied in a tsunami experimental tank. The results obtained in this experimental study were as follows; 1) the greatest impulsive pressure occurs when a crest of bore-type tsunami just overtops at an upright coastal dike. 2) The greatest continuous pressure of tsunami generally exceeds the value estimated by Tanimoto's formula (1984). 3) An impulsive pressure of tsunami is not so much affected by sea-bottom slope. 4) In addition, an installation of breakwater in the front of a coastal dike is very effective for decrease of wave pressure.
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(DOI: 10.2208/proce1989.54.826) 黒崎 ひろみ, 中野 晋 :
海溝型巨大地震に向けた総合的な沿岸防災教育のあり方と方法,
海岸工学論文集, Vol.54, 1361-1365, 2007年.- (要約)
- This paper is intended as an investigation of synthetic education to disaster prevention for the Next Great Earthquake and Tsunami. Two points need to be made. The first is continuation. The second is effectiveness. Pursuing these questions, we almost reach the core of technique for Disaster Prevention Education. So the purpose of this paper is to study as Disaster Prevention Education. The authors showed technique of "pleasant disaster prevention" as a subject in a disaster prevention drill. One is a simulation game; the other is a street dance for disaster prevention drill. The following results were obtained: "Pleasant disaster prevention" and Disaster prevention training is effective. Cooperation of school teachers is necessary by disaster prevention training of education for the handicapped schools.
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(DOI: 10.2208/proce1989.54.1361) 岡安 章夫, 武若 聡, 中野 晋, 村上 啓介, 荒木 進歩, 森 信人, 青木 伸一, 今村 文彦, 越村 俊一, 佐藤 慎司 :
津波防災に対する住民・海岸利用者の意識と対案者の認識との相違に関する調査,
海岸工学論文集, Vol.54, 1336-1340, 2007年.- (出版サイトへのリンク)
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(DOI: 10.2208/proce1989.54.1336) 藤田 真人, 中野 晋, 安藝 浩資, 安井 勝志 :
河口干潟の平衡粒度分布の推定と底生動物の生息環境評価,
海岸工学論文集, Vol.54, 1171-1175, 2007年.- (出版サイトへのリンク)
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(DOI: 10.2208/proce1989.54.1171) 島田 智之, 三神 厚, 澤田 勉, 岡部 健士, 中野 晋, 成行 義文 :
異なる地震タイプに対する不確定性を考慮した地震動の作成,
21世紀の南海地震と防災, Vol.2, 81-90, 2007年. 齊藤 剛彦, 三神 厚, 澤田 勉, 中野 晋, 成行 義文 :
近年の被害地震に対する各自治体の取り組みに関する検討,
21世紀の南海地震と防災, Vol.2, 163-171, 2007年. 斉藤 剛彦, 三神 厚, 吉岡 理絵, 黒崎 ひろみ, 浜 大吾郎, 中野 晋, 澤田 勉 :
体験談と現地調査に基づく昭和南海地震の地震動と木造家屋被害についての考察,
地震工学論文集, Vol.29, 816-822, 2007年.- (要約)
- 本研究は,昭和南海地震の際,地震の規模の割に建物被害が少なかった要因について,昭和南海地震体験者に対する聞き取り調査と地盤及び現存する木造家屋の微動観測から考察したものである.聞き取り調査や微動調査は,南海地震の震源に近い四国東南部において検討対象地区を選定し行った.その結果,地震動に関する体験談は,紀伊半島の南に破壊開始点を,紀伊水道付近にアスペリティを置く既往の研究2),3)と整合するものであった.また,建物の固有周期は概ね0.3(sec)程度で,現地における地盤の微動観測から得られる地盤の卓越周期と近い値であった.それにもかかわらず地震動による家屋被害が少なかったのは,建物に影響を与える短周期成分では地震動に十分なパワーがなかったためと推察された.
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(DOI: 10.11532/proee2005a.29.816) 三神 厚, 斉藤 剛彦, 澤田 勉, 繁田 淳吾, 中野 晋 :
1944年東南海地震の震源近傍で発生した地震による四国地域の距離減衰と地盤増幅特性の検討,
地震工学論文集, Vol.29, 178-186, 2007年.- (要約)
- 本論文は,1944年東南海地震の震源近傍で2004年9月に発生した長周期成分の卓越した地震によって,四国地域のK-NET観測点やKiK-net観測点で得られた地震動を用いて,地震動の距離減衰特性や地盤のサイト増幅特性を検討したものである.既往の距離減衰式と紀伊半島南東沖地震の観測値を比較した結果,最大変位に比べ,最大加速度や最大速度で観測値が距離減衰式を下回る程度が顕著であることがわかった.増幅については,既往の経験式と相対的な位置関係を比較すると,紀伊半島南東沖地震では他の地震に比べ,サイト増幅を過小評価する傾向にあることがわかった.これらの結果は,周期の長い地震動では,既往の距離減衰式やサイト増幅評価式を使った場合に比べ,地震動強度が小さくなる可能性を示している.
- (キーワード)
- Attenuation / site amplification / Kii-Hanto Nanto-Oki earthquake / K-NET / KiK-net
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- ● Publication site (DOI): 10.11532/proee2005a.29.178
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(DOI: 10.11532/proee2005a.29.178) 中野 晋, 高崎 華名, 黒崎 ひろみ, 岡部 健士 :
徳島県における企業防災の現状と課題,
地震工学論文集, Vol.29, 748-755, 2007年.- (要約)
- 本研究では徳島県内500社(回収率82%,409社)の商工業企業を対象に企業防災に関するアンケート調査を実施し,地方県における中小企業の防災対策の現状について検討したものである.企業防災を進める上で事業継続計画(BCP)の策定が重要であるため,BCPについての認識度やBCP策定上の問題点などについて焦点をあてた分析を行った.その結果,BCPを策定済み企業は4社(1.0%)であること,50人未満の企業ではBCP策定に関する意欲は高いものの策定段階までは進んでいないこと,BCPを進めるためには企業防災に関する知識やノウハウが不足しており,行政等より支援が必要と感じている企業が多いことが明確になった.
- (キーワード)
- 事業継続計画 / 徳島県 (Tokushima prefecture) / 企業防災
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11532/proee2005a.29.748
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205385413888
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.11532/proee2005a.29.748
(DOI: 10.11532/proee2005a.29.748, CiNii: 1390001205385413888) 宇野 宏司, 辻本 剛三, 柿木 哲哉, 中野 晋 :
兵庫県における準絶滅危惧種ハクセンシオマネキの生息地ネットワーク形成に関する基礎的研究,
海洋開発論文集, Vol.23, 471-476, 2007年.- (キーワード)
- 干潟
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/prooe.23.471
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(DOI: 10.2208/prooe.23.471) 藤田 真人, 中野 晋, 黒崎 ひろみ, 安藝 浩資 :
大河川河口干潟における平衡底質粒度分布の評価方法,
海洋開発論文集, Vol.23, 1243-1248, 2007年.- (キーワード)
- 干潟 / environmental assesssment / wave analysis / partcle size distribution
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/prooe.23.1243
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(DOI: 10.2208/prooe.23.1243) 安藝 浩資, 中野 晋, 内田 紘臣, 岩瀬 文人, 御前 洋 :
沿岸域の自然再生計画における順応的管理へのHSIモデルの適用,
海洋開発論文集, Vol.23, 501-506, 2007年.- (キーワード)
- 自然再生 / coral / HSI model / adaptive management
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/prooe.23.501
- (文献検索サイトへのリンク)
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(DOI: 10.2208/prooe.23.501) 黒崎 ひろみ, 中野 晋, 大奈 健, 川田 一昭, 村上 仁士 :
体験談に基づく昭和南海地震の震度評価とそのばらつき,
歴史地震, No.22, 195-202, 2007年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520572359728540416
(CiNii: 1520572359728540416) Koji Uno and Susumu Nakano :
Effect of tidal current on sediment transport at the tidal flats,
Journal of Coastal Research, Vol.SI50, 746-750, 2007.- (キーワード)
- Sediment / Tidal flow simulations / Friction velocity / River mouth bar
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-77956853711
(Elsevier: Scopus) 黒崎 ひろみ, 中野 晋, 小川 宏樹, 岡部 健士, 村上 仁士 :
2006年度工学部新入生を対象とした防災教育の実施と防災意識調査,
大学教育研究ジャーナル, No.4, 15-21, 2007年.- (キーワード)
- 工学部新入生 / 防災教育 / アンケート調査
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 82391
(徳島大学機関リポジトリ: 82391) 天羽 誠二, 中野 晋, 木村 剛士, 津川 茂 :
ニューラルネットワークと数値解析による高潮現象のハイブリッドリアルタイム予測,
水工学論文集, Vol.51, 793-798, 2007年.- (要約)
- The purpose of this research is a real-time forecasting of a storm surge caused by typhoon. The lead time of forecasting was set six hours in consideration of time that it was possible to take shelter. Various parameters of the typhoon model used in the storm surge analysis were presumed by the neural network technique (BP method). The typhoon data which had passed the surrounding of Shikoku between 1991 and 2004 was used for the study data in the BP method. The numerical analysis of the storm surge for the T0514 typhoon was executed based on the predicted parameters by the BP method and the practicality of this forecasting system was examined by the comparison between observed storm tide and calculated one.
- (キーワード)
- storm surge / real-time prediction / neural network method / numerical model
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/prohe.51.793
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(DOI: 10.2208/prohe.51.793) 宇野 宏司, 中野 晋, 辻本 剛三, 柿木 哲哉 :
吉野川河口における河床変動要因の解析,
水工学論文集, Vol.51, 961-966, 2007年.- (要約)
- To clarify the contributing factors for river-bed variations, numerical simulation and statistical analysis were conducted. The study site is the Yoshino river mouth, Shikoku island, Japan. At first, under the unsteady flow condition, 1-D numerical simulations on river-bed variations were carried out and the reproducible results were obtained. Secondary, the empirical eigenfunction was applied to the simulation results and survey data, respectively. Finally, contributing factors for river-bed variations were estimated by principal component analysis. Main results are as follows; 1) The results of numerical simulation agree well with the topographic data, except for some local scouring spots and 0-2km section. 2) The first principal component which is obtained by EOF analysis reflects the effect of cross-shore sediment transport. 3) The river-bed variation at the Yoshino river-mouth can be described by using top three principal components.
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/prohe.51.961
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(DOI: 10.2208/prohe.51.961) 小川 宏樹, 黒崎 ひろみ, 井若 和久, 田邊 晋, 大谷 寛, 中野 晋, 村上 仁士 :
地震・津波災害時に大学の事業継続を担保する防災教育の提案,
安全問題研究論文集, Vol.1, 55-60, 2006年. 黒崎 ひろみ, 中野 晋, 岡部 健士, 浜 大吾郎 :
地域防災における学校防災教育の役割,
21世紀の南海地震と防災, Vol.1, 125-132, 2006年.- (要約)
- 筆者らが関わっている自主防災活動と学校での防災教育との連携の意義と効果について論述している.
中学校における沿岸防災教育の実施とその有効性,
海岸工学論文集, Vol.53, 1316-1320, 2006年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/proce1989.53.1316
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(DOI: 10.2208/proce1989.53.1316) 藤田 真人, 中野 晋, 寺澤 直晃 :
四国全域におけるシオマネキの生息環境評価,
海岸工学論文集, Vol.53, 1126-1130, 2006年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/proce1989.53.1126
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(DOI: 10.2208/proce1989.53.1126) 中野 晋, 石丸 訓之, 岡本 誠一郎 :
物部川における河口閉塞の現状と河口部潮位変動,
海岸工学論文集, Vol.53, 601-605, 2006年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/proce1989.53.601
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(DOI: 10.2208/proce1989.53.601) 三神 厚, 中野 晋, 澤田 勉, 繁田 淳吾 :
1944年東南海地震の震源近傍で発生した地震を用いた四国地域における距離減衰式の適用性の検討,
21世紀の南海地震と防災, 63-70, 2006年. 黒崎 ひろみ, 中野 晋, 天羽 誠二, 澤田 勉, 大谷 寛, 大奈 健, 村上 仁士 :
昭和南海地震体験者の証言に基づく徳島県内の震度再評価,
第12回日本地震工学シンポジウム論文集, 1326-1329, 2006年.- (要約)
- 徳島県内7地区において昭和南海地震の体験談を基に体感震度を評価した.一方,震源断層モデルと徳島県が調査した地盤特性データを用いて等価震源距離法などの経験的手法により,250mメッシュの計測震度を推定し,体感震度と比較した. 徳島市での体感震度は3から6弱の範囲にばらついたが,計測震度は5弱から6強と計算された.徳島市北部や中心部の一部で両者が一致する地区があったが,ほとんどの地区で体感震度に比べて,計測震度は1∼2ランク大きな値を示した.被害の大きかった徳島県南部の阿南市や海部郡でも計測震度はほぼ同じか,大きな値を示した.この要因には計測震度が被害の最大値を表す傾向があること,南海地震は長周期の揺れが卓越していたことなどが影響していると考えられる.
- (キーワード)
- 震度 / 昭和南海地震 / 体験談 / 徳島県 (Tokushima prefecture)
サンゴを対象とした自然再生事業における普及啓発活動とその効果,
海洋開発論文集, Vol.22, 63-68, 2006年.- (要約)
- 本報告では,サンゴを中心とした豊かな海洋生態系が育まれている竹ヶ島海中公園において約3年にわたる調査検討を踏まえて策定した竹ヶ島自然再生事業の全体構想の概要を示す.次いで,これまで行ってきた主な活動の概要を記す.最後に,事業開始直後の平成15年と,様々な活動を行った2年後の平成17年の住民意識アンケート調査結果を比較することから,それら活動の効果を分析し,自然再生事業における普及啓発活動のあり方について考察する.
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/prooe.22.63
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(DOI: 10.2208/prooe.22.63) 天羽 誠二, 中野 晋 :
数年規模の洪水・高潮の同時生起による大規模氾濫現象の解析,
河川技術論文集, Vol.12, 109-114, 2006年.- (キーワード)
- 降雨 / 高潮 / 砕波による水位上昇 / 洪水制御計画 / 水門操作
2004年東海道沖地震における四国東部自治体の津波防災対応,
海岸工学論文集, Vol.52, 1331-1335, 2005年. 中野 晋, 片岡 孝一 :
日本沿岸の平均潮位と朔望満潮位の経年変化,
海岸工学論文集, Vol.51, 1226-1230, 2004年.- (要約)
- 平均潮位と朔望平均満潮位の経年変化の現状を把握するため,公表されている潮位,海水温,大気圧,地殻変動のデータを分析し,設計上の基準となる代表潮位の経年変化の特徴とその要因について検討している.
河口干潟における底質変動要因の検討,
海洋開発論文集, Vol.20, 1055-1060, 2004年.- (要約)
- 吉野川河口干潟を対象にして底質移動に関する現地調査を実施した.現地調査結果をもとに河口干潟の底質移動に及ぼす波浪の影響を把握するとともに浮遊砂を考慮した底質移動の解析方法について検討した.
四国東部のサンゴ生息海域における環境改善方針についての検討,
海洋開発論文集, Vol.20, 293-298, 2004年.- (要約)
- 本調査では,当海域の海域環境の現状を知るために,2003年夏季から秋季にかけて海況,水質·光量子量,浮遊物質量等の現場計測,およびサンゴの分布·被度の経年変化分析を実施した.また,地域住民の海辺に対する今後のあり方と,現状意識をつかむため,宍喰町及び高知県東洋町の住民を対象にしてアンケ-ト調査(配布数1000,回収率27%)を行った.さらに,平面二次元潮流計算により,防波堤等の沿岸構造物設置前と現在との海況変化状況を考察した.本論文では,これらの調査解析結果を示すとともに,当海域の環境改善方針について,地域振興や海面利用などを踏まえて検討した事例を報告する.
立体防災地図を用いた沿岸防災教育の試行,
海洋開発論文集, Vol.20, 179-184, 2004年.- (要約)
- 本研究では南海地震の際に大きな地震動災害に加えて津波被害が想定される徳島県北部の海岸低平地地区を対象に地域住民,小学校,大学関係者の3者が連携して,引出し型防災教育を試行し,引出し型防災教育を実施する上での課題の抽出と防災教育効果について検討した.
日本沿岸の潮汐調和定数の長期変動特性,
海岸工学論文集, Vol.50, 1286-1290, 2003年.- (要約)
- 国土地理院,気象庁,海上保安庁所管の計85港の時刻潮位データ(主に1970∼2001年)を収集し,潮汐調和定数の経年変化について分析した.3年移動平均の調和定数について類似した変化特性を示す8海域に区分して主成分分析(EOF解析)を行い,調和定数の長期変動特性の抽出を行った.調和定数に加えて気象庁解析SSTデータ(1950∼2000年)から海域ごとに年平均値,年最低値,年最高値,年較差の各量についてEOF解析を行い,SA潮やM2潮の中長期変動と海況との関係について考察した.
干潟底生生物を対象とした物理応答モデルの構築とその試行,
海岸工学論文集, Vol.50, 1066-1070, 2003年.- (要約)
- 稀少生物シオマネキの生活史を考慮した生息地適性評価手法としてHSIモデル(生物環境適合度指数モデル)の構築をすすめてきたが,本研究では,とくに底質粒径とシオマネキの生態に着目した上で,HSIモデルを用いて平均海面の上昇や将来の地形変化等の物理インパクトが生息地の適性に与える影響を調べた.
河口干潟および砂州の底質移動に及ぼす潮汐流の効果,
河川技術論文集, Vol.9, 281-286, 2003年.- (要約)
- 干潟の底質は毎日の潮汐流によって少しずつ移動している.一潮汐間に移動する干潟底質を現地調査により計測し,移動底質の粒度分布や量を数値解析により検証した.
- (キーワード)
- 流砂 / 潮汐流計算 / 摩擦速度 / 干潟 / 河口砂州
重み付き評価指標を用いた稀少種シオマネキ生息地適性評価手法,
水工学論文集, Vol.47, 1075-1080, 2003年.- (要約)
- 四国周辺の河口干潟の生息するシオマネキを対象に①現地調査により得られた生息分布·底質·植生·地形的特徴に関する知見,②HEPモデル構築のための評価指標とシオマネキ生活史との関係,③多変量解析を用いたHEPモデル評価指標の選択,重み付け方法と適用例,について報告した.
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(DOI: 10.2208/prohe.47.1075) 宇野 宏司, 中野 晋, 伊澤 誠一, 片岡 孝一, 岡部 健士 :
季節風および地形変動が吉野川河口域での塩分環境に及ぼす影響,
環境システム研究論文集, Vol.30, 55-61, 2002年.- (要約)
- 季節風および地形変動が吉野川河口域での塩分環境に及ぼす影響について現地観測および数値シミュレーションから考察した.現地観測の結果より,年間を通して北西方向の風の出現が卓越し,流動に大きく寄与していること,底層は夏季と冬季で変動が少なく安定した塩分環境にあることが確認された.また,シミュレーションの結果,河口周辺の地形変動により塩分の回復過程に違いがみられ,とくに河口周辺に広がる砂州には,河道内塩分の流出を抑制する効果や外海水の直接の侵入を抑える効果があることが明らかにされた.
徳島沿岸におけるアカウミガメ上陸頭数の減少要因の検討,
環境システム研究論文集, Vol.30, 437-443, 2002年.- (要約)
- 徳島沿岸でのアカウミガメ上陸頭数の減少要因について,海岸地形,周辺海域での漁獲量,表面海水温の3つの観点から検討した.まず海岸地形変化の点では離岸堤が建設された阿南市蒲生田海岸の上陸頭数の減少割合が他の海岸に比べて大きいことが確認された.次に徳島沿岸のウミガメ上陸頭数と魚種別漁獲量との関係を調べた結果,ウミガメの主要な餌の1つである貝類の漁獲量と高い正の相関関係が認められた.また太平洋沿岸での海水温との相関を調べた結果,海水温の上昇に伴いウミガメ上陸頭数が減少していることがわかった.
日本沿岸の潮位に見られる長周期変動と温暖化の影響,
海岸工学論文集, Vol.49, 1351-1355, 2002年.- (要約)
- 太平洋沿岸を中心とした計42 港の時刻潮位データを収集し, 潮汐調和定数, 年平均潮位の出現特性の経年変化について分析した. 5年連続データによる調和解析結果を用いて, 主要4分潮と長周期潮の経年変化について調べた. 年平均潮位は地盤変動の補正が可能であった潮位データについて宇多らと同様に3年間の移動平均を行った後, 類似した経年変化特性を示す海域別に主成分分析( EOF 解析) を行い, 年平均潮位の長期変動特性の抽出を行った.
吉野川下流域の長期地形変動,
河川技術論文集, Vol.8, 207-212, 2002年.- (要約)
- 徳島県·吉野川の下流部·感潮区間,約15kmを対象にして,1967年以降34年間の河床変動を解析した.解析手法としては,線形トレンド解析法と経験的固有関数法を用いた.線形解析法による解析の結果,1985年を境に河床変動のマクロな傾向が逆転していることが明らかとなった.すなわち,1985年までは,かなり急速な河床低下があったが,その後は徐々に上昇してきている.経験的固有関数法による解析では,砂利採取や上流におけるダム建設や砂防事業による土砂扞止が河床変動の主な関連因子であることが示された.最後に,2種の解析法を併用して河床変動の短期予測を行った結果,河口砂州周辺の澪筋を中心に河床が上昇する可能性が指摘された.
四国周辺の干潟における稀少種「シオマネキ」の生息地適性評価,
海洋開発論文集, Vol.18, 185-190, 2002年.- (要約)
- 4年間にわたるシオマネキ属に関する現地調査と河口部での流れの数値シミュレーションの結果を用いて,シオマネキ属を対象とした生息地適性度分析を行った.この結果,四国周辺の干潟での生息地適性評価ならびにシオマネキの生息適性から干潟の存在価値について考察した.
吉野川河口における塩分環境とシオマネキ幼生分布状況,
水工学論文集, Vol.46, No.0, 1175-1180, 2002年.- (要約)
- 干潟の底生動物であるシオマネキの浮遊生活期における環境因子として塩分に注目し,1)幼生の塩分選好性に関する室内実験,2)干潟における幼生の孵化状況に関する現地観測,3)河川での幼生および塩分の分布状況の把握,4)準3次元FEM浮遊幼生分散シミュレーションによる幼生分散過程の検討を行った.
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(DOI: 10.2208/prohe.46.1175, CiNii: 1573950401498407168) 中野 晋, 宇野 宏司 :
底生動物「シオマネキ」の浮遊幼生分散と塩分環境,
海岸工学論文集, Vol.48, 1181-1185, 2001年.- (要約)
- 干潟の底生動物であるシオマネキの生息環境特性について調べている.本種の浮遊期における生息環境因子のなかでも特に塩分に着目し,幼生分散現象の解明をおこなうことを目的として,①幼生の塩分選好性に関する室内実験,②干潟における幼生の孵化状況に関する現 地観測,③河川での幼生および塩分の分布状況の把握,④準3 次元FEM 浮遊幼生分散シミュレーションによる幼生分散過程の検討を実施した.
吉野川河口におけるシオマネキ幼生孵化と潮汐応答,
水工学論文集, Vol.45, 1273-1278, 2001年.- (要約)
- 干潟の底生動物であるシオマネキの浮遊幼生期の生態を把握するため,1)幼生孵化の潮汐応答に関する室内実験,2)幼生の運動特性についての実験,3)幼生の孵化状況についての現地実験をおこなった.
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(DOI: 10.2208/prohe.45.1273) 北野 利一, 間瀬 肇, 中野 晋 :
周波数スペクトルに基づく有義波周期の理論,
海岸工学論文集, Vol.47, 71-75, 2000年.- (要約)
- Longuet-Higgins(1975)によって理論的に導かれた波高と周期の結合確率分布における問題点を整理した後,その理論的不備を解消するためにKimura et. al.(1980)が用いた隣り合う波の相関性についての統計理論を応用し,新たに周波数スペクトルから有義波周期を求める理論を展開する.
四国地方における稀少種「シオマネキ」の生息環境特性,
地球環境シンポジウム講演論文集, Vol.8, 99-104, 2000年. 中野 晋, 大川 晃由 :
噴流による細砂混合底泥の洗掘限界,
水工学論文集, Vol.44, 671-676, 2000年.- (要約)
- 砕波が干潟側面に繰り返し作用することにより浸食されるような地点の底泥浸食問題を検討する前段階として噴流状に斜面に衝突する砕波を単純化したものとして,鉛直噴流による洗掘限界を実験的に検討した.
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- ● Publication site (DOI): 10.2208/prohe.44.671
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(DOI: 10.2208/prohe.44.671) 北野 利一, 間瀬 肇, 中野 晋 :
間隙水飽和度の鉛直変化を考慮した海底地盤の波浪応答,
海岸工学論文集, Vol.46, 951-955, 1999年.- (要約)
- Mei·Foda(1981)の境界層近似理論を拡張することにより,理解しやすい形式で飽和度が鉛直方向に変化する無限層厚の海底地盤に対する波浪応答解を導出した.
主成分解析による新たな地形変動分析法に関する理論的検討,
海岸工学論文集, Vol.46, 626-630, 1999年.- (要約)
- 地形変動解析の1手法として,従来から提案されている複素数を用いた主成分分析法を発展させ,地形変動の進行波成分のみならず,逆方向へ進行する成分波についても抽出することが可能である.また固有関数の包絡線を用いることの有効性についても言及している.
吉野川下流部の地形変動と洪水による河口砂州変形計算,
海岸工学論文集, Vol.46, 641-645, 1999年.- (要約)
- 航空写真,衛星データ,建設省の測量データなどを用いて吉野川下流域の地形経年変化について調べ,近年の河口地形の変動要因について検討した.近年の地形変動特性を把握するため,論文59で発表予定の主成分分析法を用いて河口から上流向きに伝播する地形変動なども考察した.また1990年9月に発生した洪水による河口部の短期地形変動を数値シミュレーションにより検討した.
鉛直不均質透水性地盤の波浪応答理論,
海岸工学論文集, Vol.45, 871-875, 1998年.- (要約)
- 透水係数が鉛直方向に変化する鉛直不均質透水性地盤と波浪の応答問題を理論的に検討した.50の論文と同じように,解の性質が理解しやすいように境界層近似理論解を誘導してその特徴について述べている.
浅海不規則波の周期の統計的性質, --- false wave を利用した解析 ---,
海岸工学論文集, Vol.45, 221-225, 1998年.- (要約)
- 不規則波の個々波の解析法であるゼロクロス法とオービタル法により生じる false wave の統計的性質について調べた.その結果,両者による個々波の数の差を利用することにより,浅海不規則波の周期特性について詳細な解析ができることを示した.
浮遊幼生期を持つ潮間帯動物「シオマネキ」と河口部の流れとの関係,
水工学論文集, Vol.42, 1153-1157, 1998年.- (要約)
- 十脚甲殻類「シオマネキ」の浮遊幼生期の水環境特性を調べるため,吉野川河口で動物プランクトン調査および水質調査を行った.また干潟で採取した抱卵個体を用いた幼生放出実験を行い,幼生孵化と潮汐の関係についても検討した.
複素表現を用いた非線形不規則波の統計解析,
海岸工学論文集, Vol.44, 171-175, 1997年.- (要約)
- 不規則波の個別解析法で従来から用いられているゼロクロス法の問題点を指摘し,複素水位変動表示を基本にした個々波の定義法や波の前後非対称性の指標について基礎理論を検討した.その結果を深海域から浅海域の条件までの水位変動データに適用した.
異方性を有する海底地盤の波浪応答の近似理論,
海岸工学論文集, Vol.44, 906-910, 1997年.- (要約)
- 従来,海底地盤の波浪応答現象は地盤を等方性として取り扱われることが多いが,本研究では地盤を異方性として取り扱うための基礎理論を提案した.特に解の物理的解釈を容易にするため,Mei and Foda にならい,境界層近似解を導出した.
液状化状態での地盤内応力の波浪応答に関する実験的検討,
海洋開発論文集, Vol.13, 453-458, 1997年.- (要約)
- 従来の波と底質の相互作用に関する理論的検討では液状化する前の状態について解析し,液状化状態を予測する方法がとられている.この場合,部分的に液状化が生じている底質の挙動を解析することは不可能である.そこで,この研究では一部が液状化し始めている地盤で生じている圧力変動の特徴を実験的に検討した.
サーフィン共存型潜堤およびリーフ周辺の波浪特性,
海洋開発論文集, Vol.13, 19-24, 1997年.- (要約)
- 潜堤とデルタ型リーフを組み合わせた波浪構造物周辺の波浪変形状況を双曲型緩勾配方程式を用いて解析した.実験結果と数値シュミレーション結果を比較することにより,数値計算手法の適用性を検討した後,デルタ型リーフの形状が波浪変形特性に及ぼす影響について検討した.
河口の環境指標生物「シオマネキ」の生態と水理·底質特性,
水工学論文集, Vol.41, 283-288, 1997年.- (要約)
- 吉野川河口干潟を代表する底生動物である十脚甲殻類「シオマネキ属」を対象に生息分布調査を中心とした現地調査を実施した.調査は主として生息数分布と底質との関係,浮遊幼生期のプランクトン調査である.また河口周辺の流れ状況についても数値シミュレーションにより検討した.
底泥の降伏値·移動限界に及ぼす粒度分布の影響,
水工学論文集, Vol.41, 807-812, 1997年.- (要約)
- 論文[底泥の降伏値·移動限界に及ぼす細砂混入の影響]を発展させて研究を実施した.先の論文では底泥を微細な粘土粒子と細砂が混合したものとして理論構築を行ったが,一般的に任意の粒度構成を持つ場合の底泥のせん断強度の評価方法と粒度分布が移動限界に及ぼす影響などについて検討した. .
波浪による底質の液状化に及ぼす浸透流の影響,
海岸工学論文集, Vol.43, 536-540, 1996年.- (要約)
- 波動水槽の砂層下部に上向きの浸透流を発生させる装置を設置し,底質内部応力変動に及ぼす上向き浸透流の影響について検討した.この結果を通して砂層の液状化とシートフロー漂砂との関係について調べた.
底泥の降伏値·移動限界に及ぼす細砂混入の影響,
水工学論文集, Vol.40, 959-964, 1996年.- (要約)
- 干潟などの底泥には粘土やシルトに加えて,多量の細砂が含まれている.そこで本研究では細砂の混合度合いによって底泥の降伏値や移動限界がどのように影響を受けるかをベーンせん断試験や移動限界実験を通して検討した.
塩水中での浮遊物質の挙動を考慮した都市感潮河川網の水質解析,
環境工学研究論文集, Vol.32, 447-456, 1995年.- (要約)
- 本研究は河川浄化対策として徳島県によって継続的に実施されてきた河床底泥の浚渫事業をとりあげ,この河川水質改善効果について検討したものである.河川の流れを1次元不定流計算として取り扱い,河川水質はSSの巻き上げ,沈降過程を考慮した数値モデルで検討した.
気流による砂の輸送特性と風速分布,
海岸工学論文集, Vol.42, 471-475, 1995年.- (要約)
- 小型風洞実験装置を用いた気流による砂の掃流現象に関する実験を行うことにより,飛砂における風速分布および砂の輸送特性を検討した.ビデオ撮影された飛砂の移動状況から砂の移動速度や混合距離などの乱流諸量を検討した.
クレセント型潜堤およびデルタ型リーフによるサーフィン共存のための波浪制御,
海洋開発論文集, Vol.11, 43-48, 1995年.- (要約)
- 潜堤型の集波装置と斜め砕波促進装置であるデルタ型リーフを組み合わせた波浪制御工法について検討している.クレセント型の潜堤をデルタ型リーフの前面に設け,波をリーフ頂部に収斂させた後,デルタ型リーフ上で斜め砕波を発生させる実験を行った.
サーフィンに適するデルタ型リーフ周辺の波浪特性,
海岸工学論文集, Vol.41, 721-725, 1994年.- (要約)
- サーフィン海岸でみられる河口テラス形状を模擬したデルタ型リーフの有用性を調べるため,デルタ型リーフとサーフィン適性の関係,リーフ周辺の波浪変形特性について実験と計算を通して検討する.
波による底泥質量輸送速度に及ぼす海底勾配の影響,
海岸工学論文集, Vol.41, 156-160, 1994年.- (要約)
- 波と底泥の相互干渉の結果として生じる質量輸送について理論的に検討した.質量輸送の結果,底泥床内に圧力勾配が生じ,その結果として戻り流れが発生する.この戻り流れを考慮することで安定海底勾配が予測できることを明らかにした.
ゴムフラップ消波堤による波高減衰,
海岸工学論文集, Vol.41, 631-635, 1994年.- (要約)
- 本研究はゴムを素材とする揺動型の消波堤の消波機構について検討している.まず揺動する多数の板材が海底に設置されている場合の波と消波材との相互作用を理論的に検討した後,波浪水槽実験による波高減衰の測定結果と比較し,理論の妥当性について考察を加えている.
非粘着性底質および粘着性底質の内部応力変動と漂砂形態,
海岸工学論文集, Vol.40, 351-355, 1993年.- (要約)
- 波浪作用時に底質内部に生じる有効応力変動を実験と理論より調べて,底質床の液状化あるいは流動化が砂質床または底泥床の移動現象とどのような関係があるかを検討した.
緩傾斜堤被覆ブロックの安定限界,
海洋開発論文集, Vol.9, 319-324, 1993年.- (要約)
- 緩傾斜型の海岸護岸用コンクリートブロックの1つである「クラブロック」について,反射特性,消波特性,波の打ち上げ高,波に対する安定性を波浪実験水槽を用いて検討した.特にこの研究では先に行った規則波実験に加えて,不規則波実験を行い,不規則波に対するブロックの安定重量の評価を行っている.
サーフィンに適するデルタ型リーフ周辺の流れと漂砂,
海洋開発論文集, Vol.9, 229-234, 1993年.- (要約)
- サーフィンと共存が可能な海岸防災施設としてデルタ型リーフを考案した.デルタ型リーフの波浪制御効果やリーフ周辺の流れの状況と漂砂捕捉効果などについて実験的に検討した.
スランプ試験による底泥の流動特性値解析法,
海岸工学論文集, Vol.38, 456-460, 1991年.- (要約)
- スランプ試験から底泥の正確な降伏値の推定が可能となる評価手法について検討したものである.スランプ試験終了時の形状をもとに底泥を固体相と流体相の二相体とした内部応力解析を行い,流体相の最大せん断応力から降伏値を評価した.また,スランプ試験時の流動状態をビデオ撮影することにより,変形状態を測定し,底泥の変形状況から粘度などの流動特性を評価する方法についても考究している.
波による底泥の流動限界と巻き上げ限界,
海岸工学論文集, Vol.38, 461-465, 1991年.- (要約)
- 底泥の舞い上がり現象が底泥波の挙動と密接に関わっており,これを抜きにしては議論できないこと,底泥運動や舞い上がり現象を記述するためのパラメータとして底泥内部の最大せん断応力が適することを明らかにした.
サーフィンに適する波と人工リーフの関係,
海洋開発論文集, Vol.7, 113-118, 1991年.- (要約)
- 四国東部の代表的なサーフ·ポイントの海底地形測量を行い,その特徴を把握するとともに波の屈折計算から波浪変形特性を検討した.さらに没水海岸構造物の内,最も基本的な直線形状人工リーフについて模型実験を行い,このリーフ上での砕波特性を調べ,サーフィンに適する波と海岸構造物の緒元との関係について検討を加えた.
越波と潮汐による海水交流促進計画,
海洋開発論文集, Vol.7, 381-386, 1991年.- (要約)
- 閉鎖性内湾の海水交換を促進するための海水導入工法について検討した.V字型集波堤と潜堤を組み合わせて越波による海水導入促進を図る方法,ゲートや潜堤を用いて潮汐による海水導入を促進する方法を取り上げ,有限要素流れ解析手法により,海水交換量を計算し,比較検討した.
導水による都市河川網の水質制御,
水工学論文集, Vol.35, 561-566, 1991年.- (要約)
- 新町川水系の水質改善を目的としたものである.稼動中の導水ポンプの本水系の流れに及ぼす影響を調べ,水質改善効果が最も得られる運転方式を検討した.さらに田宮川に導水した場合の水質改善効果について数値計算により検討した.
感潮河川網の水質拡散計算,
水工学論文集, Vol.35, 225-230, 1991年.- (要約)
- 1990年の論文では水質輸送計算を行う際に,1次の風上差分法を用いていたが,この方法では数値拡散が大きく,誤差が大きい.そこで,移流項の高精度化を図るため,4次精度のHolly-Preissmannスキームを実河川に適用する方法について検討した.またこの計算法を新町川水系の水質輸送計算に適用し,汚濁負荷量が削減された場合の水質予測計算を実施した.
混合砂礫床の粗粒成分の移動限界に関する基礎的研究,
水工学論文集, Vol.35, 397-402, 1991年.- (要約)
- アーマコートの発達と破壊を支配する大径の石礫の移動限界条件について実験的ならびに理論的考察を加えた.まず,論文20に引き続いて実施した流体力に関する実験結果を取りまとめて抗力と揚力の特性を定量的に把握した.ついで,大径礫の初動を転動離脱でモデル化し,その露出度とpick-up rateの条件付きの移動限界条件を定式化した.最後に,露出度を0.5∼0.9の範囲で変化させて行った球の移動限界実験の結果との比較を通して,導かれた条件式の妥当性を検証した.
弾性を考慮した底泥床上の波高減衰計算手法と現地海域への適用,
海岸工学論文集, Vol.37, 220-224, 1990年.- (要約)
- 相当粘度を用いた波と底泥の相互干渉計算法を発展させ,底泥の弾性の影響を考慮している.この結果,相互干渉の結果生じる波高減衰などがこれまでの理論より正確に評価できるようになった.またこの計算法を底泥が厚く堆積している熊本新港建設予定地の波浪変形計算に適用した.
ベッセル·ホーン型反射堤の集波特性,
海洋開発論文集, Vol.6, 131-136, 1990年.- (要約)
- 音響の伝達効率が高いことで知られるベッセル·ホーンを波浪変形の分野に適用し,波浪エネルギーの濃縮技術について検討した.特に放物線型およびエクスポーネンシャル型の集波特性について理論解析した後,ベッセル·ホーン型集波堤に接続して設置した導流路内の波高増幅率を実験により検討した.
浄化ポンプによる都市河川水質制御, --- 徳島市新町川水系を対象として ---,
水工学論文集, Vol.34, 67-72, 1990年.- (要約)
- 徳島市内の都市河川新町川の水質改善対策の1つとして吉野川からのポンプ導水事業が行われている.本研究ではこのポンプ導水の水質改善効果について現地調査と数値シミュレーションを用いて検討した.
粗面上に突出した球に作用する流体力,
水工学論文集, Vol.34, 499-504, 1990年.- (要約)
- 混合砂礫床の粒径別移動限界に関する考察の基礎とするために,ビー玉粗度を持つ水路床から種々の露出度で突出させた大径の球に作用する流体力を直接計測した.まず,抗力係数と揚力係数の代表流速としては,球頂点の高さにおける流速が最も適当であることを明らかにするとともに,それらと露出度の関係を把握した.また抗力·揚力の変動特性にも着目し,変動係数,確立分布,自己相関係数および相互相関係数などの特性を示すとともに,とくに抗力に関しては,適当に設定したしきい値に対する超過抗力の平均力積の特性についても言及した.
V字状集波堤と潜堤による越波量の増大,
海岸工学論文集, Vol.36, 623-627, 1989年.- (要約)
- 本論文は波浪エネルギーの濃縮効果を持つV字型反射堤に加えて,導流部に潜堤を設けた場合の波高増幅の効果について実験的に検討したものである.
流れの中での波と底泥の相互干渉,
海岸工学論文集, Vol.36, 339-343, 1989年.- (要約)
- 本論文は流れのない場合の波と底泥の相互干渉の計算手法(粘性流体多層モデル)を拡張し,一様流が存在するときの波と流れの相互干渉の計算手法を提案したものである.計算結果を実験結果と比較したところ波高減衰率は計算値が小さくなるが波長や底泥波高は両者でよく一致することがわかった.
集波用V字型堤の集波特性,
海洋開発論文集, Vol.5, 257-261, 1989年.- (要約)
- 低落差発電や海水交流促進のために,越波による背後水域への海水導入が考えられるが,そのためには波のエネルギー密度を大きく必要がある.本論文は比較的堤長が長いV字型の反射堤を用いて,効率よく波のエネルギーを高める方法について検討している.線形散乱波理論とエネルギー保存則から導流堤部での増幅率を求め,実験結果と比較した.
底泥床上の底面せん断応力と底泥運動,
海岸工学講演会論文集, Vol.35, 342-346, 1988年.- (要約)
- 本論文は底泥の波による舞い上がり機構を検討する上で重要な底面せん断応力や流体の粒子速度などの底泥表面付近の変動特性についてさきに提案している粘性流体多層モデルを用いて計算し,実験結果と比較検討したものである.その結果,底泥粒子は底泥波の峰で分離し,水流に乗って上層に拡散する機構が重要なことがわかった.
波による底泥の移動現象についての実験,
水理講演会論文集, Vol.32, 547-552, 1988年.- (要約)
- 本論文は2次元造波水槽を用いた実験により軟らかい底泥床上を波が進行する際に生じる底泥の主要な移動形態を把握し,さらに波と底泥の相互干渉による底泥運動や底泥の流動化現象と移動形態の関係について流れの作用している場合と作用していない場合の両ケースで検討したものである.
相当粘度を用いた波と底泥の相互干渉についての計算,
海岸工学講演会論文集, Vol.34, 120-124, 1987年.- (要約)
- 底泥の流動特性が非ニュートン流体であることを考慮し,運動状態の底泥内部の変形速度の平均的な値から相当粘度を評価する方法を提案した.この相当粘度を用いた波と底泥の相互作用計算法(粘性流体多層モデル-相当粘度法-)を開発し,実験結果と比較検討している.
波と底泥の動的相互作用による波高減衰と底泥運動,
海岸工学講演会論文集, Vol.33, 317-321, 1986年.- (要約)
- 本論文は波と底泥の相互干渉による波高減衰と底泥層の運動を調べたものである.まずこれまでほとんど測定されていなかった低ずり速度領域での底泥の流動特性について回転粘度計を用いて調べている.その上で底泥をニュートン流体で近似した場合の波と底泥の相互干渉について理論的解析を行い,その適用性と限界について実験結果をもとに検討している.
二成層海域での吹送流の乱流特性と界面での混合について,
水理講演会論文集, Vol.30, 691-696, 1986年.- (要約)
- 本論文は二成層流場での吹送流の乱流特性について実験をとおし検討したものである.水面近くの乱れ強度の波動成分は微小振幅波理論で計算されるものと一致し,波動成分を除いた乱れ強度とエネルギー逸散率の鉛直分布はLauferの管路流の測定結果と一致する.界面付近の渦動拡散係数と渦動粘性係数の比と局所リチャードソン数との関係は Munk and Andersonの結果に一致した.
成層二層流における界面抵抗と連行係数,
海岸工学講演会論文集, Vol.32, 717-721, 1985年.- (要約)
- 本論文は小型の2層流密度流水槽で行った下層2層流の実験結果から界面抵抗係数,界面の安定限界,連行係数の評価方法について検討したものである.界面抵抗係数は岩崎数のみの関数ではなく,レイノルズ数と内部フルード数の関数であること,連行係数は層平均リチャードソン数だけの関数ではなく,レイノルズ数が影響することがわかった.
逆流中の風波の発達特性について,
海岸工学講演会論文集, Vol.32, 214-218, 1985年.- (要約)
- 本論文は逆流の流速が大きくなって波の発達がかなり顕著になる条件のもとでの波の発達あるいは減衰と伝達特性について大型の廻流装置風洞水路での実験により検討したものである.その結果逆流中での波の発達は単調でなく,砕波による波高減衰の影響が重要であるがわかった.
成層二層流における界面抵抗と連行係数,
海岸工学講演会論文集, Vol.32, 717-721, 1985年.- (要約)
- 本論文は小型の2層流密度流水槽で行った下層2層流の実験結果から界面抵抗係数,界面の安定限界,連行係数の評価方法について検討したものである.界面抵抗係数は岩崎数のみの関数ではなく,レイノルズ数と内部フルード数の関数であること,連行係数は層平均リチャードソン数だけの関数ではなく,レイノルズ数が影響することがわかった.
吹送流による密度界面の混合と乱れ特性,
海岸工学講演会論文集, Vol.31, 655-659, 1984年.- (要約)
- 本論文は海域などの開かれた水域で密度躍層が生じている場合を対象とし,吹送流の乱流特性および密度界面の混合現象を実験により検討したものである.主要な結果は以下のようである.密度界面付近の乱れ強度は反流のある場合に比べかなり大きく,吹送流による密度界面の混合は反流を生じない場合の方が生じる場合に比べ明らかに大きくなる.
1983年日本海中部地震津波における津波力と埋立護岸の被災原因の検討,
海岸工学講演会論文集, Vol.31, 257-261, 1984年.- (要約)
- 本論文は日本海中部地震津波の際に一部が欠壊および滑動して大きな被害を受けた能代港外港地区埋立地ケーソン護岸を想定した模型実験を行い,段波性津波の直立壁に作用する津波力を検討するとともにケーソン護岸の被災原因について考察したものである.
浅海における津波の変形と遡上に関する実験的研究, --- 1983年日本海中部地震津波の検討 ---,
海岸工学講演会論文集, Vol.31, 237-241, 1984年.- (要約)
- 本論文は昭和58年5月26日の日本海中部地震津波を長さ163mの津波造波水路で再現実験を行い,この津波のメカニズムを明らかにしようとしたものである.能代海岸および男鹿半島周辺の深浅図から1/200 と1/50の勾配の海岸模型を作成し,現地換算周期15分,10分,8分の津波の実験を行っている.
吹送流に関する実験的研究,
海岸工学講演会論文集, Vol.30, 79-83, 1983年.- (要約)
- 風洞水路(幅60cm,高さ85cm,全長22m) を使って,吹送流に関する実験を行った.水路の中に仮設の床板を設けてその下を水が循環できようにして,通常の反流ありのケースに加えて反流なしのケースについても実験できるようにした.表面流速が反流ありでは平均風速の 約3.0%であるのに対し,反流なしでは 約3.8%であることがわかった.
下層2層流の実験(2), --- 連行係数,内部波および乱れの特性 ---,
海岸工学講演会論文集, Vol.29, 540-544, 1982年.- (要約)
- 小型の2層流実験水路(幅15cm,高さ30cm,全長約3.1m)を使って,静止した真水層の下に塩水を流す下層2層流の実験を行った.平均流速分布や乱れはホットフィルム流速計を使って測定した.実験の結果から連行係数Eは層平均リチャードソン数Ri*のみの関数とはいえず,下層流の乱れが増すとEも大きくなる.
Characteristics of Sediment Motion for Respective Grain Sizes of Sand Mixtures,
Bulletin of the Disaster Prevention Research Institute, Vol.32, No.1, 1-32, 1982.- (要約)
- In sediment transport of sand mixture, the characteristic quantities of sand motion are different for each grain size, and it follows that temporal and spatial changes of bed constitution must be caused thereby. Therefore, the characteristic quantities of sand motion for each grain size should be clarified in relation to bed constitution to describe sediment transport process and subsequent phenomena in alluvial beds composed of sand mixtures. At first, mechanical properties of rough bed composed of sand mixture are investigated in relation to grain size distribution, and particularly the statistical properties of relative height and angle of escape of exposed particles are inspected by a simulation method. Next, the so-called critical tractive force for each grain size, which is one of the most fundamental quantities, is here theoretically investigated. On its estimation, the equivalent sand roughness of mixed sand bed is necessary and a new model using the concept of equivalent size of non-uniform particulate materials is proposed. Moreover, the other characteristic quantities of sediment motion for each grain size are inspected based on a film analyzing method. These research projects must give important information to describe various kinds of alluvial phenomena observed in natural rivers of which beds are composed of widely distributed sands and gravels.
混合砂れき床の粗度と粒径別移動限界,
水理講演会論文集, Vol.25, 67-72, 1981年. - MISC
- 土山 祐司, 中野 晋, 蒋 景彩, 圓谷 政貴 :
ANNを用いた六角川流域浸水予測システムの構築,
令和5年度自然災害フォーラム論文集, 59-66, 2023年.- (キーワード)
- 六角川 / 浸水予測 / ニューラルネットワーク (neural network)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118820
(徳島大学機関リポジトリ: 118820) 蒋 景彩, 中野 晋, 金井 純子, 樫本 誠一 :
久留米市田主丸町竹野地区の土石流被害と土砂災害警戒区域の課題,
令和5年度自然災害フォーラム論文集, 43-48, 2023年.- (キーワード)
- 土石流災害 / 久留米市 / 土砂災害警戒区域
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118819
(徳島大学機関リポジトリ: 118819) 金井 純子, 中野 晋, 西村 実穂 :
令和4年8月豪雨による姥堂川の内水氾濫と高齢者施設における夜間避難の特徴,
令和5年度自然災害フォーラム論文集, 9-14, 2023年.- (キーワード)
- 洪水災害 / 姥堂川 / 高齢者施設 / 夜間避難
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118818
(徳島大学機関リポジトリ: 118818) 西村 実穂, 中野 晋 :
令和4年8月3日からの大雨による小松市内の保育施設での避難行動と保育継続,
令和5年度自然災害フォーラム論文集, 15-24, 2023年.- (キーワード)
- 洪水災害 / 小松市 / 保育園 / 保育継続 / 避難
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118817
(徳島大学機関リポジトリ: 118817) 中野 晋, 西村 実穂 :
令和4年8月3日からの大雨による新潟県荒川流域の浸水被害と保育施設の災害対応,
令和5年度自然災害フォーラム論文集, 1-8, 2023年.- (キーワード)
- 洪水災害 / 荒川流域 / 保育園 / 保育継続
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118816
(徳島大学機関リポジトリ: 118816) 中野 晋, 北村 晃寿 :
令和4年台風第15号による巴川流域の氾濫と河川整備による被害軽減効果,
第42回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 123-124, 2023年.- (キーワード)
- 令和4年台風第15号 / 巴川 / 河川氾濫 / 河川整備 / 被害軽減
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 119152
(徳島大学機関リポジトリ: 119152) 中野 晋, 北村 晃寿, 樫本 誠一 :
令和 4 年台風第15 号による静岡市清水区周辺の浸水被害,
令和4年度自然災害フォーラム論文集, 7-14, 2022年.- (キーワード)
- 令和4年台風第15号 / 浸水被害 / 静岡市
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118020
(徳島大学機関リポジトリ: 118020) 蒋 景彩, 上月 康則, 中野 晋, 樫本 誠一 :
令和4 年台風第15 号による静岡県の被害調査 -土砂災害と山地中小河川の被害-,
令和4年自然災害フォーラム論文集, 15-23, 2022年. 中野 晋, 徳永 雅彦, 廣瀬 幸佑 :
体験談等と氾濫解析による徳島市内の第二室戸台風被害の分析,
地域安全学会梗概集, Vol.50, No.50, 53-56, 2022年.- (要約)
- The actual situation of flood damage in Tokushima City caused by the second Muroto Typhoon in 1961 was examined using testimony by the experiencers, news materials and storm surge inundation analysis. The flooding of the city area due to the storm surge occurred at around noon when the typhoon was closest to Tokushima city, causing it to overflow from the rivers in the city. As a result, the inundation area reached about half of the urban area, and the maximum inundation depth exceeded 1 m. Inundation analysis was able to quantitatively reproduce this inundation process.
- (キーワード)
- 第二室戸台風 / 高潮 / 徳島市 (Tokushima city) / 氾濫解析
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117104
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050010776440039040
(徳島大学機関リポジトリ: 117104, CiNii: 1050010776440039040) 中野 晋, 金井 純子, 西村 実穂 :
令和2年7月豪雨による熊本県内の保育所の浸水被害と保育継続,
日本保育学会第75回大会発表論文集, K-215-K-216, 2022年.- (キーワード)
- 豪雨災害 / 保育所 / 熊本県 / 事業継続
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117040
(徳島大学機関リポジトリ: 117040) 湯浅 恭史, 中野 晋, 金井 純子, 林 淳年 :
徳島県内の社会福祉施設等へのBCP策定支援と今後の課題,
21世紀の南海地震と防災, Vol.16, 195-198, 2022年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117042
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050292251392374016
(徳島大学機関リポジトリ: 117042, CiNii: 1050292251392374016) 中野 晋, 徳永 雅彦, 廣瀬 幸佑, 越智 貴亮 :
第二室戸台風の体験談収集とパネル展を通した市民啓発,
令和3年自然災害フォーラム論文集, 25-36, 2022年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117045
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050573726393468672
(徳島大学機関リポジトリ: 117045, CiNii: 1050573726393468672) 蒋 景彩, 中野 晋, 湯浅 恭史 :
淮河遊水地群の運用による2020年7月梅雨期の大洪水調節,
令和3年自然災害フォーラム論文集, 67-72, 2022年. 蒋 景彩, 中野 晋, 上月 康則, 古谷 綱崇 :
熱海伊豆山地区の土石流被害の実態と避難情報発令,
令和3年自然災害フォーラム論文集, 89-94, 2022年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117046
(徳島大学機関リポジトリ: 117046) 中野 晋, 蒋 景彩, 上月 康則 :
熱海市土石流災害に関する雨水流出過程からの考察, --- 分水嶺付近で行われる土地改変の危険性 ---,
令和3年自然災害フォーラム論文集, 81-88, 2022年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117043
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050010776401657856
(徳島大学機関リポジトリ: 117043, CiNii: 1050010776401657856) 圓谷 政貴, 中野 晋, 蒋 景彩, 土山 祐司 :
令和3年8月豪雨による六角川周辺での浸水被害調査,
令和3年自然災害フォーラム論文集, 73-80, 2022年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117044
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050010776428220800
(徳島大学機関リポジトリ: 117044, CiNii: 1050010776428220800) 中野 晋, 金井 純子 :
豪雨による保育所の被災レベルと再開方法の類型化,
日本保育学会第74回大会論文集, K-225-K-226, 2021年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117047
(徳島大学機関リポジトリ: 117047) 蒋 景彩, 中野 晋, 湯浅 恭史, 徐 春萌 :
淮河洪水貯水区への放流時の浸水解析と住民の生命財産保全,
令和2年自然災害フォーラム論文集, 29-34, 2020年. 金井 純子, 中野 晋, 山城 新吾 :
令和元年東日本台風による千曲川の氾濫と高齢者施設の避難行動分析,
令和2年自然災害フォーラム論文集, 19-24, 2020年. 中野 晋, 小川 宏樹, 廣瀬 幸佑, 徳永 雅彦 :
令和2年7月豪雨による芦北町内の浸水被害状況,
令和2年自然災害フォーラム論文集, 15-18, 2020年. 圓谷 政貴, 中野 晋, 蒋 景彩, 長谷川 真之 :
令和元年8月豪雨による六角川周辺での浸水被害状況,
令和2年自然災害フォーラム論文集, 9-14, 2020年. 中野 晋, 蒋 景彩, 小川 宏樹, 金井 純子, 徳永 雅彦, 廣瀬 幸佑, 圓谷 政貴, 長谷川 真之 :
令和2年7月豪雨による球磨川流域の氾濫被害,
令和2年自然災害フォーラム論文集, 1-8, 2020年. 川瀬 公美子, 中野 晋 :
災害時緊急スクールカウンセラー派遣をICSの視点で考える,
21世紀の南海地震と防災, Vol.14, 83-88, 2019年. 湯浅 恭史, 中野 晋, 岡野 将希 :
徳島県内の医療機関における自然災害リスク対策の現状と今後の課題,
21世紀の南海地震と防災, Vol.14, 69-72, 2019年. 蒋 景彩, 中野 晋 :
地震・豪雨によるため池の被災事例から見た防災減災上の課題,
21世紀の南海地震と防災, Vol.14, 37-42, 2019年. 金井 純子, 中野 晋 :
洪水時の高齢者施設における事業所間関連の課題,
令和元年自然災害フォーラム論文集, 81-84, 2019年. 川瀬 公美子, 中野 晋 :
大規模災害における受援体験インタビューから被災地支援を考察する,
令和元年自然災害フォーラム論文集, 41-44, 2019年. 中野 晋, 金井 純子, 田村 隆雄, 小川 宏樹, 蒋 景彩, 村田 明広, 三上 卓, 圓谷 政貴 :
令和元年台風19号による千曲川と越辺川の氾濫被害(速報),
令和元年自然災害フォーラム論文集, 61-66, 2019年. 中野 晋, 金井 純子, 蒋 景彩, 徳永 雅彦, 加藤 駿平 :
平成30年豪雨による三原市本郷町の浸水被害調査,
令和元年自然災害フォーラム論文集, 29-34, 2019年. 井上 惣介, 中野 晋 :
2014年徳島大雪における地元建設企業等の災害対応,
平成30年自然災害フォーラム論文集, 25-28, 2018年. 鈴江 和好, 中野 晋, 蒋 景彩, 井上 惣介, 根来 慎太郎 :
九州北部豪雨における建設業の応急対応に関するヒアリング調査,
平成30年自然災害フォーラム論文集, 29-36, 2018年. 中野 晋, 中内 正和, 妹尾 淳史, 高橋 真里 :
西日本豪雨による愛媛県内の保育所の被害と災害対応,
平成30年自然災害フォーラム論文集, 41-50, 2018年. 田中 勇気, 湯浅 恭史, 蒋 景彩, 中野 晋 :
平成28年熊本地震における自治体の災害対応の課題についての考察,
21世紀の南海地震と防災, Vol.12, 79-86, 2018年.- (キーワード)
- 自治体 / BCP / 災害対応 / 2016年熊本地震
徳島県内の災害拠点病院における事業継続の実態と今後の課題,
21世紀の南海地震と防災, Vol.12, 61-64, 2018年.- (キーワード)
- 災害拠点病院 / BCP / 徳島県 / 医療継続
2016年熊本地震における益城町での地盤と住宅被害の関係,
21世紀の南海地震と防災, Vol.12, 43-48, 2018年.- (キーワード)
- 2016年熊本地震 / 住宅被害 / 地盤
2017年九州北部豪雨にみる児童・生徒を安全に下校させるための課題,
平成29年自然災害フォーラム論文集, 11-18, 2018年.- (キーワード)
- 2017年九州北部豪雨 / 学校安全 / 避難確保計画
2016年熊本地震による益城町の地盤災害,
平成29年度地盤と防災・環境に関するシンポジウム講演概要・技術論文集, 54-59, 2017年. 蒋 景彩, 李 傑龍, 中野 晋 :
過去の南海地震による四国太平洋沿岸地盤変動再現の試み,
平成28年度地盤と防災・環境に関するシンポジウム講演概要・技術論文集, 56-61, 2016年. 金井 純子, 中野 晋, 野々村 敦子, 清重 健次 :
社会福祉施設における福祉避難所運営の課題,
21世紀の南海地震と防災, Vol.10, 129-132, 2016年. 中野 晋, 鳥庭 康代 :
2015年関東・東北豪雨による常総市内の学校と保育所の被災と対応,
平成27年自然災害フォーラム論文集, 25-30, 2015年. 徳永 雅彦, 中野 晋 :
2015年7月台風第11号による「那賀川事前防災行動計画(案)」の検証,
平成27年自然災害フォーラム論文集, 1-6, 2015年. 泉谷 依那, 中野 晋, 武藤 裕則, 馬場 俊孝, 三上 卓, 鳥庭 康代 :
2014年台風11号と2015年台風11号における那賀川流域住民の避難行動に関するヒアリング調査,
平成27年自然災害フォーラム論文集, 7-12, 2015年. 三神 厚, 中野 晋, 蒋 景彩 :
長野県神城断層地震の地震動特性と家屋被害,
21世紀の南海地震と防災, Vol.9, 51-64, 2015年. 三上 卓, 中野 晋, 北浦 勝, 中井 佳絵, 森 康茂 :
東日本大震災および広島豪雨災害における小学校の災害対応および学校再開,
21世紀の南海地震と防災, Vol.9, 11-18, 2015年. 宇野 宏司, 中野 晋, 森 康茂 :
淡路島における平成 26 年の風水害について,
平成26年自然災害フォーラム論文集, 85-88, 2014年. 湯浅 恭史, 中野 晋, 金井 純子 :
台風12号・11号での事業所の対応にみる代替戦略の有用性とそのあり方について,
平成26年自然災害フォーラム論文集, 55-62, 2014年. 中野 晋 :
徳島県内の水害調査報告, --- 被害の概要 ---,
平成26年自然災害フォーラム論文集, 45-48, 2014年. 徳永 雅彦, 中野 晋, 阿部 宏一 :
宍喰川におけるはん濫危険水位等の設定について,
平成26年自然災害フォーラム論文集, 13-20, 2014年. 塚本 悠介, 中野 晋, 三上 卓, 鳥庭 康代, 泉谷 依那 :
台風11号における那賀川周辺住民の避難行動,
平成26年自然災害フォーラム論文集, 9-12, 2014年. 金井 純子, 湯浅 恭史, 中野 晋, 梅岡 秀博, 渡辺 一也 :
豪雨災害に対する要配慮者利用施設の避難確保計画のあり方,
平成26年自然災害フォーラム論文集, 1-8, 2014年. 金井 純子, 中野 晋, 清重 健次, 木内 幸子 :
障害者グループホームにおける災害時アクションカードを使った防災対策,
地域福祉実践研究, No.5, 39-50, 2014年. 西山 賢一, 中野 晋, 武藤 裕則, 村田 明広, 田村 隆雄 :
平成26年台風12号豪雨による阿南市加茂谷の洪水災害,
阿波学会紀要, No.60, 199-200, 2014年. 蒋 景彩, 中野 晋 :
鉛直地震動が地震時主働土圧に及ぼす影響について,
第33回地震工学研究発表会(CD-ROM), 2013年.- (キーワード)
- 地震 (earthquake) / 鉛直地震動 / 主働土圧 / 擁壁
ソフト防災事業 実践型避難訓練「避難シミュレーションゲーム」運用事例,
平成24年自然災害研究フォーラム論文集, 129-132, 2012年. 粕淵 義郎, 中野 晋 :
災害時の通信確保に関する考察,
平成24年自然災害研究フォーラム論文集, 149-154, 2012年. 中野 晋, 湯浅 茂昭, 粕淵 義郎 :
学校防災管理の基本と考え方,
平成24年自然災害研究フォーラム論文集, 117-120, 2012年. 高西 春二, 中野 晋, 宇野 宏司, 仁志 祐太 :
台風1112号による紀伊半島豪雨の被害状況と災害対策の課題,
平成24年自然災害研究フォーラム論文集, 39-46, 2012年. 宇野 宏司, 中野 晋, 武藤 裕則 :
台風1112号による紀伊半島豪雨の被害状況と災害対策の課題,
平成24年自然災害研究フォーラム論文集, 21-26, 2012年. 蒋 景彩, 中野 晋, 高井 一嘉 :
赤松由岐線斜面崩壊の復旧対策工に関する検討, --- 2010年7月堀船水害事例より ---,
平成23年自然災害フォーラム論文集, 21-26, 2011年. 高西 春二, 中野 晋, 宇野 宏司, 仁志 祐太 :
短時間集中豪雨による大都市水害の特徴, --- 2010年7月堀船水害事例より ---,
平成23年自然災害フォーラム論文集, 105-110, 2011年. 中野 晋, 粕淵 義郎 :
岩手・宮城内陸地震における事業所被害に関する追跡調査,
平成23年自然災害フォーラム論文集, 61-70, 2011年. 中野 晋, 植田 勇二, 吉村 尚倫, 冨永 数男 :
能登半島地震と新潟県中越沖地震における企業被害と復旧,
平成20年自然災害フォーラム論文集, 73-80, 2008年. 中野 晋 :
高知県菜生海岸高波災害調査,
平成16年台風災害に関する学術調査報告書, 55-60, 2005年.- (要約)
- 平成16年は台風10,11,16,18,21,23号により,四国地方で甚大な被害が相次いだ.特に台風23号では高知県室戸市菜生海岸において高波により海岸堤防が倒壊し,3名の方が亡くなった.この災害の発生原因について高波と高潮の同時生起の観点から考察した.
鳴門市での高潮災害調査,
平成16年台風災害に関する学術調査報告書, 49-54, 2005年.- (要約)
- 平成16年は台風10,11,16,18,21,23号により,四国地方で甚大な被害が相次いだ.徳島県においても鳴門市などで高潮や豪雨による浸水災害が発生した.鳴門市における高潮災害の実態について調査した結果をまとめた.
南海地震による津波被害,
南海地震研究, Vol.1, 85-92, 2005年.- (要約)
- 内閣府・中央防災会議「東南海・南海地震等に関する専門調査会」の津波波源域を用いた計算結果をもとに,四国沿岸域での津波高,津波到達時間および人的被害などをとりまとめた.
- (キーワード)
- 南海地震 / 津波 / 四国沿岸域 / 津波被害
2004年東海道沖地震における自治体の津波防災対応の検証,
南海地震研究, Vol.1, 93-100, 2005年.- (要約)
- 2004年9月5日に発生した紀伊半島沖地震(M6.9)および東海道沖地震(M7.4)の際に自治体がどのような対応をしたかについて,徳島県と高知県の23自治体を対象としてヒヤリング調査を実施した.職員の参集状況,災害情報の伝達状況から,自治体の津波防災体制の現状について考察した.
- (キーワード)
- 東海道沖地震 / 津波 / 自治体 / 防災
統計的手法による吉野川下流部の長期地形変動解析,
徳島大学工学部研究報告, Vol.47, No.47, 45-54, 2002年.- (要約)
- 徳島県·吉野川の下流部·感潮区間,約15kmを対象にして,1967年以降34年間の河床変動を解析した.解析手法としては,線形トレンド解析法と経験的固有関数法を用いた.線形解析法による解析の結果,1985年を境に河床変動のマクロな傾向が逆転していることが明らかとなった.すなわち,1985年までは,かなり急速な河床低下があったが,その後は徐々に上昇してきている.経験的固有関数法による解析では,砂利採取や上流におけるダム建設や砂防事業による土砂扞止が河床変動の主な関連因子であることが示された.最後に,2種の解析法を併用して河床変動の短期予測を行った結果,河口砂州周辺の澪筋を中心に河床が上昇する可能性が指摘された.
- (キーワード)
- Yoshino River Mouth / Topography / Sediment / Dam / Empirical Orthogonal Function
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520009408466226048
(CiNii: 1520009408466226048) 中野 晋, 北野 利一, 高田 康史, 西田 隆二, 三井 宏 :
海岸構造物がサーフィンに及ぼす影響に関する全国調査,
徳島大学工学部研究報告, No.43, 57-64, 1998年.- (要約)
- サーフィン愛好家で組織されている環境団体(Surfriders Foundation Japan) と共同でサーフィンと事故の関係,サーフィンと海岸構造物の関係に関して,全国のサーフィン愛好家を対象としたアンケート調査を実施した.アンケート回答数は360件であり,その回答をもとに,サーフィン時の事故原因や海岸構造物の建設により影響を受けたサーフポイントについて考察した.
吉野川河口地形の経年変化と大出水時の地形変動シミュレーション,
徳島大学工学部研究報告, No.43, 45-55, 1998年.- (要約)
- 航空写真,衛星データ,建設省の測量データなどを用いて吉野川下流域の地形経年変化について調べ,近年の河口地形の変動要因について検討した. また1990年9月に発生した洪水による河口部の短期地形変動を数値シミュレーションにより検討した.
都市感潮河川網における河床底泥の浚渫による水質改善効果について,
徳島大学工学部研究報告, No.40, 17-24, 1995年.- (要約)
- 本研究は河川浄化対策として徳島県によって継続的に実施されてきた河床底泥の浚渫事業をとりあげ,この河川水質改善効果について検討したものである.河川の流れを1次元不定流計算として取り扱い,河川水質はSSの巻き上げ,沈降過程を考慮した数値モデルで検討した.
新町川水系での汚濁物質拡散計算,
徳島大学工学部研究報告, No.37, 47-56, 1992年.- (要約)
- これまでに発表した都市河川の水質拡散計算に関する研究内容を総合するとともに,新たに河道内での自浄作用などを考慮に入れて新町川水系での汚濁物質拡散計算を実施したものである.
水路掘削による内の海の海水交流促進,
徳島大学工学部研究報告, No.37, 39-46, 1992年.- (要約)
- 明石鳴門ルート開通後の観光開発等によって鳴門内の海の水質低下および海上交通の混雑が予想されるため,この水域の海水交流促進と内の海-紀伊水道間のでの航海の安全性を高めることを目的として,バイパス水路の造成を想定し,この水路造成効果を数値シミュレーションにより検討した.
緩傾斜被覆ブロックの水理特性,
徳島大学工学部研究報告, No.37, 31-38, 1992年.- (要約)
- 緩傾斜型の海岸護岸用コンクリートブロックの1つである「クラブロック」について,反射特性,消波特性,波の打ち上げ高,波に対する安定性を波浪実験水槽を用いて検討した.
新町川水系の水理特性と清浄水導入による水質制御効果,
徳島大学工学部研究報告, No.35, 9-19, 1991年.- (要約)
- 徳島市内の都市河川新町川の水質改善対策の1つとして吉野川からのポンプ導水事業が行われている.本研究ではこのポンプ導水の水質改善効果を検討するため,この水系の流れ特性についての現地観測を行うとともに汚濁物質の輸送過程を数値シミュレーションにより調べ,導水ポンプの有効な運用方法について検討した. .
スランプ試験による底泥の降伏値の推定,
徳島大学工学部研究報告, No.34, 1-14, 1990年.- (要約)
- 現地底泥の降伏値を推定するため,フレッシュコンクリートの流動特性測定法であるスランプ試験を応用した.流動後のスランプ値やフロー値と含水比の関係を求めるとともに,流動終了時のスランプ形状をもとに弾性有限要素法を用いて底泥内部の最大せん断応力度を解析して,降伏値を評価する手法を提案した.
Interactions between surface waves and a multi-layered mud bed,
Report of Port and Harbour Research Institute, Vol.26, No.5, 1987.- (要約)
- 本論文では波と底泥の相互干渉について粘性流体に対する多層モデルを用いて検討した.このモデルでは相当粘度の概念を導入して,波動場に応じた平均的な粘度分布を推定することが可能である.このモデルによる計算結果と実験結果を比較し,その妥当性が明らかとなった.
逆流中での風波の発達特性,
港湾技術研究所報告, Vol.26, No.4, 35-56, 1987年.- (要約)
- 本論文は逆流の流速が大きくなって波の発達がかなり顕著になる条件のもとでの波の発達あるいは減衰と伝達特性について大型の廻流装置風洞水路での実験により検討したものである.その結果逆流中での波の発達は単調でなく,砕波による波高減衰の影響が重要であるがわかった.
波と底泥の相互干渉による波高減衰と底泥の流動について,
港湾技術研究所報告, Vol.26, No.2, 171-212, 1987年.- (要約)
- 本論文では波と底泥の相互干渉について粘性流体に対する多層モデルを用いて検討した.このモデルでは相当粘度の概念を導入して,波動場に応じた平均的な粘度分布を推定することが可能である.このモデルによる計算結果と実験結果を比較し,その妥当性が明らかとなった.研究の大半を担当.
淡塩二層密度界面の抵抗と混合特性,
港湾技術研究所報告, Vol.24, No.2, 239-273, 1985年.- (要約)
- 本論文は小型の2層流密度流水槽で行った下層2層流の実験結果から界面抵抗係数,界面の安定限界,連行係数の評価方法について検討したものである.界面抵抗係数は岩崎数のみの関数ではなく,レイノルズ数と内部フルード数の関数であること,連行係数は層平均リチャードソン数だけの関数ではなく,レイノルズ数が影響することがわかった.
吹送流に関する風洞実験, --- 吹送流の発生に及ぼす反流の効果 ---,
港湾技術研究所報告, Vol.22, No.2, 127-174, 1983年.- (要約)
- 風洞水路(幅60cm,高さ85cm,全長22m) を使って,吹送流に関する実験を行った.水路の中に仮設の床板を設けてその下を水が循環できようにして,通常の反流ありのケースに加えて反流なしのケースについても実験できるようにした.表面流速が反流ありでは平均風速の 約3.0%であるのに対し,反流なしでは 約3.8%であることがわかった.
下層2層流についての実験的研究,
港湾技術研究所報告, Vol.21, No.1, 31-56, 1982年.- (要約)
- 小型の2層流実験水路(幅15cm,高さ30cm,全長約3.1m)を使って,静止した真水層の下に塩水を流す下層2層流の実験を行った.平均流速分布や乱れはホットフィルム流速計を使って測定した.実験の結果から連行係数Eは層平均リチャードソン数Ri*のみの関数とはいえず,下層流の乱れが増すとEも大きくなる.
- 総説・解説
- 中野 晋 :
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 災害時のヒヤリ・ハットから学ぶ ---,
徳島教育, No.1186, 42-43, 2019年3月.- (キーワード)
- 災害 (disaster) / ヒヤリ・ハット / リスクマネジメント (risk management)
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 「まさか」とならないためにハザードマップを確かめよう ---,
徳島教育, No.1184, 36-37, 2018年11月.- (キーワード)
- 西日本豪雨 / 洪水ハザードマップ / 安全管理
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 南海トラフ地震臨時情報とは ---,
徳島教育, No.1181, 32-33, 2018年5月.- (キーワード)
- 南海トラフ地震 / 臨時情報 / 危機管理
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 災害時の支援学校の役割∼熊本地震を例に∼ ---,
徳島教育, No.1179, 37-38, 2018年1月.- (キーワード)
- 支援学校 / 防災管理 / 熊本地震
豪雨災害から子どもや職員を守るために,
日本保育学会会報, No.170, 2-3, 2018年1月. 中野 晋 :
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 豪雨災害時の危機対応 ---,
徳島教育, No.1178, 46-47, 2017年11月.- (キーワード)
- 九州北部豪雨 / 豪雨災害 / 危機管理
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 学校防災計画の活かし方 ---,
徳島教育, No.1176, 50-51, 2017年7月.- (キーワード)
- 防災管理 / 防災教育 / 災害環境
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 学校の災害環境を確かめよう ---,
徳島教育, No.1175, 36-37, 2017年5月.- (キーワード)
- 防災管理 / 防災教育 / 災害環境
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 災害時アクションカードを作成しよう ---,
徳島教育, No.1174, 41-42, 2017年3月.- (キーワード)
- 学校防災 / 防災管理 / 災害時アクションカード / 津波避難
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 災害時の学校の役割と避難所運営 ---,
徳島教育, No.1173, 30-31, 2017年1月.- (キーワード)
- 学校防災 / 防災管理 / 学校再開 / 避難所運営
大学における地域連携の取組み, --- 四国防災・危機管理特別プログラム ---,
土木学会誌, Vol.101, No.12, 18-19, 2016年12月. 中野 晋, 湯浅 恭史, 金井 純子 :
徳島大学におけるBCPの普及啓発活動,
沿岸域学会誌, Vol.29, No.2, 10-14, 2016年9月.- (要約)
- 徳島大学で取り組んでいるBCPの普及について,中小企業,建設業,学校,医療機関,自治体,社会福祉施設,それぞれに対する状況を説明した.全般について中野が,社会福祉施設について金井が,BCPの延長として,産官学民協働による地区防災計画策定の取り組みについて,湯浅がそれぞれ説明した.
- (キーワード)
- 徳島大学 / BCP / 普及活動
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 豪雨災害に備える ---,
徳島教育, No.1171, 39-40, 2016年9月.- (キーワード)
- 防災教育 / 防災管理 / 豪雨災害
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 熊本地震と学校 ---,
徳島教育, No.1170, 45-46, 2016年7月.- (キーワード)
- 防災教育 / 防災管理 / 熊本地震
平成28年熊本地震からの速やかな復旧・復興を祈念して,
安全教育学研究, Vol.16, No.1, 1-2, 2016年5月.- (キーワード)
- 学校 / 災害対応 / 熊本地震 / 安全教育
とくしま学校防災「ゼロ」作戦, --- 津波からの避難 ---,
徳島教育, No.1169, 38-39, 2016年5月.- (キーワード)
- 防災教育 / 防災管理 / 津波災害
企業防災と事業継続計画(BCP), --- 南海トラフ巨大地震に備えるために ---,
企業情報とくしま, No.348, 6-7, 2012年7月. 中野 晋 :
いつ起こってもおかしくない南海地震,
ラジオ塾, No.6, 15, 2012年6月. 中野 晋 :
防災と徳島新聞, --- 市民の意識高める責任 ---,
徳島新聞朝刊(2011.10.15), 2011年10月. 中野 晋 :
中・長期的な潮位変動のモニタリング,
水工学シリーズ 08-B-3, B3-1-B3-16, 2008年8月.- (キーワード)
- 潮位変動 / 地球温暖化 / 日本沿岸
2007年能登半島地震災害調査―建物被害・道路法面崩壊を中心に―,
南海地震研究 第3巻, Vol.3, 25-34, 2007年3月. 中野 晋 :
学校教育での「防災の意識付け」の試み, --- 立体防災地図を用いた防災教育の試行 ---,
土木施工, Vol.46, No.8, 24-28, 2005年8月.- (要約)
- 地震時の液状化や津波災害,台風来襲時の高潮災害の危険性がある徳島県鳴門市の沿岸地区の小学校で行った防災教育の事例を紹介し,防災教育の重要性について述べている.鳴門市立里浦小学校5年が地域の立体地図を作成し,これを使った防災学習を行った.防災教育の進め方や問題について解説している.
- (キーワード)
- 沿岸防災 / 防災教育 / 里浦小学校
土木学会における沿岸環境保全への取組み,
第15回海洋工学シンポジウム講演論文集, 15-22, 2000年1月.- (要約)
- 日本造船学会のシンポジウムにおいて,土木学会海岸工学委員会地球環境問題研究小委員会の第1期から第3期にわたる活動内容を紹介したもの.
吉野川河口砂州の変形と原因,
吉野川学会誌, No.2, 17-27, 1999年8月.- (要約)
- 吉野川河口砂州の長期変形過程を空中写真データから整理するとともに,その変形要因についてダムや砂防ダムでの碓砂量,砂利採取量,流量変動等のデータをもとに考察した.
水面利用の現状とトラブル,
吉野川学会誌, No.1, 43-53, 1997年8月.- (要約)
- はじめに,吉野川の下流から中流までの水面利用状況とその中で見られるトラブルの実態について調査した.この調査結果に基づき,トラブルの発生を減少させるための方策について提言している.
清澄水導入による徳島市内河川の水質改善,
水, Vol.34, No.5, 68-71, 1982年5月.- (要約)
- 新町川水系で実施されている浄化導水事業の有効性について,新町川水系の流れの状況や導水による水質改善効果などを中野の研究成果をもとに解説している.
- 講演・発表
- Kohji Uno, Susumu Nakano and Junko Kanai :
A Verification of the Validity of the Conditions on the Location of Evacuation Centers for Vulnerable People in Osaka Bay Area,
Proceedings of ISOPE 2016, 1595-1601, Rhdoes, Jan. 2016.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84987903913
(Elsevier: Scopus) J. L. Li, Jing-Cai Jiang and Susumu Nakano :
Estimation of co-seismic displacements induced by the past Nankai earthquakes,
Proc. JAEE Inter. Symp. on Earthquake Engineering, (2-28)1-10, Nov. 2015. Junko Kanai, Susumu Nakano and Jing-Cai Jiang :
DAMAGE AND EMERGENCY RESPONSE OF COMMERCIAL ESTABLISHMENTS DURING THE AWAJI ISLAND EARTHQUAKE,
5th Asia Conference on Earthquake Engineering, 89, Oct. 2014. Jing-Cai Jiang and Susumu Nakano :
A comparison of predicted and observed slope failures due to the 2004 Niigata-Ken Chuetsu Earthquake,
Proceedings of the International Symposium on Earthquake-Induced Landslides, 791-797, Nov. 2012. Jing-Cai Jiang and Susumu Nakano :
Post-earthquake investigation on large-scale highway embankment failures during the recent strong earthquakes in Japan,
Proceedings of International Conference on Earthquake Engineering -- the 1st Anniversary of Wenchuan Earthquake --,, 662-665, May 2009.- (キーワード)
- 地震 / 道路盛土 / 破壊
Development of the Street Dance Drill for Disaster Prevention Education,
Proc. of the 14th World Conference on Earthquake Engineering, Beijing, China, Oct. 2008.- (要約)
- The 2004 Off Sumatra Earthquake Tsunami brought out a record-breaking number of victims. The victims failed to escape from the extremely big tsunami although there was time enough for most of them to reach to safe places before tsunami arrival. The fact is that they could not predict the attack of tsunami because they had been neither educated nor informed about tsunami disaster at all. On the other hand it should be noted that it is impossible for many developing countries to take constructive measures for reducing the risk of tsunami disaster. As a conclusion, consequently, it may be asserted that the importance of Disaster Prevention Education can not be overemphasized. Since 2003, the authors have been continuing disaster prevention education in elementary, junior high and high schools in Tokushima Prefecture, Shikoku, Japan. From this experience, the authors recognized the necessity for teaching materials or technique that can awaken pupils' or students' intense interest and thus induce them to voluntarily tackle with problems of disaster prevention. This paper describes a material that was developed as a means to lead those who have little interest in disaster prevention voluntarily to participate in disaster prevention activities. This material was named "Street Dance Disaster Prevention Drill". It was devised by arranging essential actions necessary on an occasion of refuge for Street Dance that is popular for youths. It can be applied also to various generations from the infant to the old by changing both music and choreography depending on the generation. As a result, it has been accepted in both a school education and enlightenment activities for citizens. The authors have been endeavoring to popularize "Street Dance Disaster Prevention Drill". In conclusion, (1) This technique is effective for junior high school students; (2) Students learn disaster prevention drill by practicing a dance repeatedly; (3) This drill is getting a good reputation from not only youths but also other generations.
- (キーワード)
- Street Dance / Disaster Prevention Education
Attenuation and Site Amplification for Long-Period Ground Motions Observed in Western Japan,
Proceedings of the 14th World Conference on Earthquake Engineering, #-10-0024, Beijing, Oct. 2008. Toshikazu Matsuda, Atsushi Mikami, Terumasa Okamoto, Susumu Nakano, Takeshi Okabe and Yoshifumi Nariyuki :
Two-Layer Modeling of Ground Based on Microtremor Observations and Its Application to Areas Devastated by Recent Major Earthquakes in Japan,
Proc. The 14th World Conference on Earthquake Engineering, #-1-1017, Beijing, Oct. 2008. Akio Okayasu, Satoshi Takewaka, Susumu Nakano, Keisuke Murakami, Susumu Araki, Nobuhito Mori, Shinichi Aoki, Fumihiko Imamura, Shin-ichi Koshimura and Shinji Sato :
A Survey of Discrepancies Between Assumed and Actual Demands and Knowledge of Citizens for Tsunami Disaster Prevention,
Proc. of the 4th International Conf. on Asian and Pacific Coasts, 730-743, Nanjing, China, Sep. 2007.- (要約)
- Questionnaire surveys were conducted to investigate discrepancies between consciousness of citizens for tsunami disaster prevention assumed by administrations and actual consciousness of citizens living along tsunami vulnerable areas. It was found that the citizens expect hardware measures (structures) against tsunami attacks. It is important to guide citizens toward software measures and give appropriate instructions for effective evacuation. Citizens who have experience of tsunami attack or living near the coastline have clear images for threat of tsunamis. Good communication between administrations and citizens can restrain the reduction of efficiency for tsunami protection measures.
- (キーワード)
- Questionnaire surveys / tsunami / disaster prevention / citizen
River Mouth closure and Water Level Variation in the Monobe River,
Proc. of the 4th International Conf. on Asian and Pacific Coasts, 1428-1435, Nanjing, China, Sep. 2007.- (要約)
- On-off shore sediment transport and water level variation were investigated in rivers characterized by frequent river mouth closure. Seasonal variation in on-offshore sediment transport was estimated by using the Sunamura's formula and it was found that onshore sediment transport becomes dominant in winter, and then sedimentation increases. It was considered that this seasonal change in sediment transport is caused by seasonal changes in wave period. The response characteristics of river water level to tide level change with the degree of a river mouth closure. The tide range ratio defined as the difference in the water-level of the river relative to the tidal difference is almost less than 0.5 when river mouth closure occurs.
- (キーワード)
- the Monobe River / River Mouth Closure / Water Level Variation / Excavation Work / On-offshore Sediment Transport
Analysis of factors which contribute to river-bed variation at Yoshino River mouth,
Proceedings of 2007 IAHR Congress, Venice, Jul. 2007. Susumu Nakano, Hiroshi Aki, Hiroomi Uchida, Hitomi Yoshizaki and Hiromi Kurosaki :
The Effectiveness of Enlightenment Activities on Nature Restoration Project for Coral,
Abstracts of 21st Pacific Science Congress, 65, Ginowan City, Jun. 2007.- (要約)
- Takegashima marine park is located in the southeast part of shikoku, Japan, and several kinds of coral such as green acropora inhabited high density once. As a seawater exchange became worse with constructions of breakwaters on the bay entrance, the quality of coral deteriorated. Therefore, the committee of Takegashima marine park nature restoration project has established in September 2005 after a fundamental investigation for 2 years and the nature restoration project has started. This committee draw up the overall plan for this project in March 2006. The overall aim of the plan is restoring to the environment which a colony of green acropora grows continuously in a healthy state under the cooperation of local inhabitants. And individual aims are recovery of rich coast ecosystem, reproduction of a healthy water cycle and reformation of vigorous community. We carried out enlightenment activities such as both supporting an environmental education about coral in an elementary school and holding a public forum about a nature restoration to have many inhabitants understand this project. The effectiveness of these activities to improve understanding of this project was examined using questionary surveys performed in 2003 and 2005. Because we understood that enlightenment effectiveness by these activities of two years was not enough, we began the other enlightenment activities such as an ecotourism and a support for a voluntary disaster prevention activity.
- (キーワード)
- nature restoration project / coral / enlightenment activity / Takegashima marine park
A study of the Tsunami refuge institution for Life of a long term,
Abstracts of 21st Pacific Science Congress, 299, Ginowan City, Jun. 2007.- (要約)
- Japan suffered serious damage by earthquakes and tsunamis in the past. People were forced to refuge life of a long term, and there were the people who died by refuge life by The Mid Niigata Prefecture Earthquake in 2004. Needless to say, similar examples are abundant. It is a great reason that refuge institution being small and restrooms hard to use for old people who is most dead age groups. In addition, only few attempts have so far been made at life of refuse term. First of all, we have to inquire into about the refuge which people can spend comfortably. Therefore, the purpose of this paper is to examine of Tsunami refuge institution for life of long term in coastal areas of Tokushima. The authors examined that there have an enough capacity and comfort in the room of a refuge institution in coastal areas in Tokushima. As a result, most refuge institutions showed that a room was small, and life was difficult.
- (キーワード)
- old people / refuge life
Street Dance for Disaster Management, --- A step towords the Improvement of Disaster Management Teaching ---,
Abstracts of 21st Pacific Science Congress, 299, Ginowan City, Jun. 2007.- (キーワード)
- disaster prevention education / street dance / young age group
Relationship between Salinity and Ecology of Genus Uca Lavae in the Yoshino River Mouth, Japan,
Proceedings of XXX IAHR Congress, 99-105, Thessaloniki, Aug. 2003.- (要約)
- 干潟の底生動物であるシオマネキの浮遊生活期における環境因子として塩分に注目し,1)幼生の塩分選好性に関する室内実験,2)干潟における幼生の孵化状況に関する現地観測,3)河川での幼生および塩分の分布状況の把握,4)準3次元FEM浮遊幼生分散シミュレーションによる幼生分散過程の検討を行った.
Response of Laval Release of Genus Uca to Tide in the Yoshino River Mouth,
Proceedings of XXIX IAHR Congress, 333-339, Beijing, Sep. 2001.- (要約)
- 干潟の底生動物であるシオマネキの浮遊幼生期の生態を把握するため,1)幼生孵化の潮汐応答に関する室内実験,2)幼生の運動特性についての実験,3)幼生の孵化状況についての現地実験をおこなった.
Ecological Investigation on Fiddler Crabs (Genus Uca) in the Yoshino River Mouth,
Proceedings of Korea-Japan Estuary Workshop '97, 77-84, Busan, Aug. 1997.- (要約)
- 吉野川河口干潟を代表する底生動物である十脚甲殻類「シオマネキ属」を対象に生息分布調査を中心とした現地調査を実施した.調査は主として生息数分布と底質との関係,浮遊幼生期のプランクトン調査である.また河口周辺の流れ状況についても数値シミュレーションにより検討した.
Interactive Effects Between Surface Waves and a Muddy Bottom,
Proc. of Coastal Sediments '87, 50-62, New Orleans, May 1987.- (要約)
- 本論文は波と底泥の相互干渉による波高減衰と底泥層の運動を調べたものである.まずこれまでほとんど測定されていなかった低ずり速度領域での底泥の流動特性について回転粘度計を用いて調べている.その上で底泥をニュートン流体で近似した場合の波と底泥の相互干渉について理論的解析を行い,その適用性と限界について実験結果をもとに検討している.
Experimental study on wind driven current in a wind-wave tank, --- Effect of return flow on wind driven current ---,
Proc. of Symposium on Wave Breaking,Turbulent Mixing and Radio Probing of the Ocean surface, 425-430, Sendai, Jul. 1984.- (要約)
- 風洞水路(幅60cm,高さ85cm,全長22m) を使って,吹送流に関する実験を行った.水路の中に仮設の床板を設けてその下を水が循環できようにして,通常の反流ありのケースに加えて反流なしのケースについても実験できるようにした.表面流速が反流ありでは平均風速の 約3.0%であるのに対し,反流なしでは 約3.8%であることがわかった.
取手市双葉地区での浸水被害と水害防止対策の検討,
第43回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 165-166, 2024年9月. 中野 晋, 西村 実穂 :
令和5年台風第13号に伴う大雨によるいわき市内の学校被害と教育再開の課題,
日本安全教育学会第25回横浜大会予稿集, 72-73, 2024年9月.- (要約)
- 2023年台風13号で浸水被害を受けたいわき市内の被災学校と教育委員会を訪問して,被災直後の応急対応,近隣校の空き教室等を利用した教育継続の取り組みについてインタビューを行った.聞き取り内容と学校たよりなどを参考に浸水被害を受けた際の教育再開の課題について整理した.
- (キーワード)
- 2023年台風第13号 / 教育継続 / いわき市 / インタビュー調査
令和4年台風第15号に伴う大雨による静岡市内の保育施設の浸水被害と災害対応,
令和6年度土木学会第79回全国大会講演概要集, 2024年9月.- (要約)
- 令和4年台風第15号による大雨で静岡市内の巴川や庵原川流域において広範囲に浸水被害が発生した.保育施設は保護者の就労支援のため,早期に再開することが必要であり,そのための事業継続対策が重要とされる.浸水被害調査に加えて,被災した4保育施設を対象としたインタビュー調査を実施し,浸水エリアにある保育施設の保育再開に向けた災害対応について整理した.0.1∼0.3mの床上浸水被害を受けた施設では断水が続く中,被災直後から清掃・消毒を実施し,2∼7日間の休園後に再開することができた.
- (キーワード)
- 令和4年台風第15 号 / 浸水被害 / 保育施設 / 災害対応 / 業務継続
令和5年7月豪雨で浸水被害を受けた秋田市内の福祉施設の災害対応,
日本地域福祉学会第38回大会資料集, 2024年6月.- (キーワード)
- 社会福祉施設 / 事業継続 / 避難 / 豪雨災害
令和5年7月豪雨で浸水被害を受けた久留米市内の福祉施設の災害対応,
日本地域福祉学会第38回大会資料集, 2024年6月.- (キーワード)
- 社会福祉施設 / 事業継続 / 避難 / 豪雨災害
令和5年7月豪雨による久留米市内の浸水被害と学校園の災害対応,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.30, 2024年6月. 西村 実穂, 中野 晋, 金井 純子 :
令和5年7月豪雨による秋田市内の幼保施設の被災と保育継続,
地域安全学会 梗概集, Vol.54, 33-36, 2024年5月.- (要約)
- The purpose of this study was to clarify the disaster response of childcare facilities in Akita City that were affected by the torrential rainfall in July 2023 and the challenges they face. Interviews were conducted with the local government and the affected childcare facilities. The evacuation and handover of the facilities were conducted after the start of the flooding, and both users and caregivers were in danger. When the childcare facilities resumed operations, there were challenges in securing alternative facilities.
- (キーワード)
- 保育施設 / 水害 / 保育継続 / 災害対応 / 避難
令和5年台風13号による千葉県内の幼保施設の浸水被害と保育継続,
地域安全学会 梗概集, Vol.54, 29-32, 2024年5月.- (要約)
- Due to the approach of Typhoon No. 13 of 2023, heavy rain exceeded 400 mm in a period in Chiba Prefecture. As a result of this, childcare facilities in Mobara City and Oamishirasato City suffered damage from above-floor flooding and were temporarily closed. We visited local government departments and three childcare facilities and conducted interviews regarding emergency response in the event of a disaster and efforts to resume childcare. We will report on the damage to these facilities, recovery efforts, and emergency childcare after the disaster.
- (キーワード)
- 保育施設 / 水害 / 保育継続 / 千葉県
南海トラフ巨大地震に備えた保育園の高台移転の現状,
日本保育学会大会論文集, Vol.77, K-D-5-03, 2024年5月.- (キーワード)
- 南海トラフ地震 / 保育所 / 高台移転
令和4年8月豪雨により被災した保育所を利用する保護者の避難・引き渡し時の行動,
日本保育学会大会論文集, Vol.77, K-D-5-01, 2024年5月.- (キーワード)
- 豪雨災害 / 保育所 / 保護者 / 避難 / 引渡し
豪雨による幼保施設の被災レベルと再開方法に関する分析,
日本保育学会大会論文集, Vol.77, K-D-5-02, 2024年5月.- (キーワード)
- 豪雨災害 / 幼保施設 / 保育継続
令和5年7月豪雨で被災した高齢者施設における法人間連携の事例,
第29 回日本災害医学会学術集会抄録集, 508, 2024年2月.- (要約)
- 令和元年東日本台風,令和2年7月豪雨など,計画規模レベルと同等,それ以上の大雨で中核病院が浸水被害に遭遇する事例が頻発している.病院の浸水被害事例を通して,洪水浸水想定区域にある病院が実施すべき事前対策について検討する.2009年から2021年に計8施設で実施したインタビュー調査から,浸水被害状況,事前対策(地盤の嵩上げ,止水板の設置等)の実施状況,被災後の医療継続状況について整理した.特に事前対策が行われていた3 病院については周辺の洪水氾濫解析を実施し,浸水の進展状況と病院の災害対応について考察する.止水板の設置,重要設備廻りの浸水防災対策などの実施は浸水深が小さい場合は減災効果を発揮し,早期の医療継続に役立ったが,病院周辺部で2∼4mを超えるような浸水が発生するような状況下ではMRI,CT,EVなど,病院にとって重要で高価な設備の損傷が発生した.その中で2.8mの浸水があった病院では医療機能の大半を2階以上に配置していたため,MRI とEVは損傷したものの浸水解消2 日後に外来診療を再開させた.想定浸水深が3mを超える場合には重要設備や医療機能を2 階以上に配置するような対策が必要である.
- (キーワード)
- 浸水被害 / 高齢者施設 / 法人間連携
洪水浸水想定区域に立地する病院の事前対策と医療継続に関する事例分析,
第29 回日本災害医学会学術集会抄録集, 499, 2024年2月.- (要約)
- 令和元年東日本台風,令和2年7月豪雨など,計画規模レベルと同等,それ以上の大雨で中核病院が浸水被害に遭遇する事例が頻発している.病院の浸水被害事例を通して,洪水浸水想定区域にある病院が実施すべき事前対策について検討する.2009年から2021年に計8施設で実施したインタビュー調査から,浸水被害状況,事前対策(地盤の嵩上げ,止水板の設置等)の実施状況,被災後の医療継続状況について整理した.特に事前対策が行われていた3 病院については周辺の洪水氾濫解析を実施し,浸水の進展状況と病院の災害対応について考察する.止水板の設置,重要設備廻りの浸水防災対策などの実施は浸水深が小さい場合は減災効果を発揮し,早期の医療継続に役立ったが,病院周辺部で2∼4mを超えるような浸水が発生するような状況下ではMRI,CT,EVなど,病院にとって重要で高価な設備の損傷が発生した.その中で2.8mの浸水があった病院では医療機能の大半を2階以上に配置していたため,MRI とEVは損傷したものの浸水解消2 日後に外来診療を再開させた.想定浸水深が3mを超える場合には重要設備や医療機能を2 階以上に配置するような対策が必要である.
- (キーワード)
- 浸水被害 / 病院 / 防災対策
過去の事例から学ぶ事前浸水防止対策,
第29 回日本災害医学会学術集会抄録集, 391, 2024年2月.- (要約)
- 【背景】全国の主な病院の多くが河川氾濫による洪水浸水想定区域内に立地しており,近年相次ぐ豪雨の被災地では,浸水被害を受けた病院の事例が多くなってきている.また洪水浸水想定は計画規模と最大規模に対して行われているが,実際の洪水浸水深は必ずして想定通りになっていない.そのため事前対策として病院建物内への浸水を防止する止水板を設置したものの,止水板を超えて浸水するケースが目立つ.【目的】過去の事前浸水対策の失敗事例から,洪水ハザードマップに示されていない実際の降雨規模に応じて浸水深を的確に想定することの重要性を指摘した.【方法】近年の豪雨によって設置された止水板を超えて浸水被害を受けた病院等の事例をいくつか調査・収集し,その対応から見えてきた問題点や課題について整理してみた.【結果】洪水ハザードマップに示されている想定浸水深の幅が大きく,実際の洪水浸水深は必ずして計画規模と最大規模の通りになっていないため,事前対策の前提となる的確な浸水想定は重要である.そのため,本発表では洪水ハザードマップに示されていない実際の降雨規模に応じて浸水深を事前に予測する一つの方法を提案した.
- (キーワード)
- 浸水被害 / 病院 / 防災対策
令和4年8月9日からの豪雨による青森県鯵ヶ沢町の保育園での避難行動と保育継続,
安全問題討論会'23 論文・報告資料集, 32-33, 2023年12月. 中野 晋 :
保育施設の安全管理能力向上に向けた防災訪問指導の実践,
第4回日本社会福祉マネジメント学会研究大会, 2023年11月. 中野 晋, 北村 晃寿 :
令和4年台風第15号による巴川流域の氾濫と河川整備による被害軽減効果,
第42回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 123-124, 2023年9月. 蒋 景彩, 上月 康則, 中野 晋, 樫本 誠一 :
山間部温泉観光地における豪雨時災害リスクの再考,
第42回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 131-132, 2023年9月. 中野 晋, 西村 実穂 :
令和4年8月豪雨による青森県鯵ヶ沢町の浸水被害と保育施設の災害対応,
令和5年度土木学会第78回全国大会講演概要集, 2023年9月.- (要約)
- 令和4年8月豪雨では北日本を中心に各地で浸水被害が発生した.青森県鰺ヶ沢町でも8月9日からの豪雨により,中村川からの氾濫と内水氾濫により,364棟が浸水被害を受けた.河口近くの舞戸地区の保育施設 Aでは床上0.75mの浸水となり,園児40名が小学校へ避難した.保育施設の水害時避難や被災後の保育継続についてインタビューと洪水氾濫解析によリ調査した.保育施設 Aでは浸水前からの避難準備や河川水位の確認により,避難指示発令直後に避難が行われ,全員無事に避難できた.被災直後に町担当課と協議して公民館での保育再開を決定し,小学校や公共施設での応急保育を経て,約1週間後からは公民館を借りた保育が継続された.
- (キーワード)
- 令和4年8月豪雨 / 浸水被害 / 保育施設 / 災害対応 / 業務継続
令和4年台風第15号に伴う大雨による静岡市内公立学校の浸水被害と学校再開,
日本安全教育学会第 24 回奈良大会予稿集, 40-41, 2023年9月.- (要約)
- 2022年台風第15号に伴う大雨で静岡市清水区を中心に広域的な浸水被害と断水が発生した.静岡市教育委員会と被災中学校においてインタビュー調査を実施し,被害状況と学校再開に向けた取り組みについて調査した.
- (キーワード)
- 2022年台風第15号 / 教育継続 / 静岡市 / インタビュー調査
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118715
(徳島大学機関リポジトリ: 118715) 蒋 景彩, 中野 晋, 白山 敦子, 樫本 誠一 :
令和5年奥能登地震による地盤・土木構造物の被害,
地震工学研究発表会講演論文集, Vol.43, 204-209, 2023年9月.- (要約)
- W
- (キーワード)
- 2023年奥能登地震 / 被害調査 / 地盤 / 土木構造物
令和5年奥能登地震, --- 地場産業と寺社の被害 ---,
地震工学研究発表会講演論文集, Vol.43, 184_1-184_6, 2023年9月.- (要約)
- 2023年5月5日に発生した奥能登地震の被害調査を実施した.特に,奥能登地方を代表する地場産業や寺社の被害に注目した.距離減衰式にて珠洲市周辺の最大加速度や計測震度の距離減衰特性を整理した.距離減衰式による推定値は観測値より大きめの値を与えるものの概ね妥当であることを確認した.地場製造業での調査では老朽化した建屋,窯,土壁など耐震性の低い構造物が損傷した.寺社の被害調査からは重心が高い鳥居や鐘楼堂などが強い揺れのために倒壊した.鳥居,鐘楼堂などはいずれも土台との接合部で断裂し,倒壊に至ったことがわかった.
- (キーワード)
- 2023年奥能登地震 / 被害調査 / 地場産業 (local industry) / 寺院 / 神社
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118688
(徳島大学機関リポジトリ: 118688) 金井 純子, 中野 晋 :
高齢者施設における豪雨時の避難のポイント, --- 令和4年8月豪雨で浸水した福島県喜多方市の高齢者施設の事例から ---,
日本地域福祉学会第37回大会報告要旨集, 254, 2023年6月.- (キーワード)
- 高齢者施設 / 避難行動 / 豪雨災害
自己チェックリストを活用した社会福祉施設のBCP改善,
日本地域福祉学会第37回大会報告要旨集, 255, 2023年6月.- (キーワード)
- 自己チェックリスト / 事業継続計画 / 社会福祉施設
徳島県の社会福祉施設等へのBCP策定支援から見た災害対策の現状と課題,
地域安全学会 梗概集, Vol.52, 99-102, 2023年5月.- (キーワード)
- 社会福祉施設 / 事業継続計画 / 災害対策
徳島県内の保育所・こども園の災害環境と対策状況, --- 保育施設訪問指導を通して ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, No.29, 2023年5月.- (要約)
- 2022年6月から2023年3月に徳島県内の保育所と認定こども園,計72施設を対象に,防災訪問指導を実施した.保育施設訪問指導を通して,保育施設が直面している主な課題,その解決策の一端について述べた.
- (キーワード)
- 保育所 / 防災指導
令和2年7月豪雨により被災した認定こども園の復旧過程の特徴,
日本保育学会大会論文集, Vol.76, 2023年5月.- (キーワード)
- 令和2年7月豪雨 / 認定こども園 / 被害調査 / 復旧過程
令和4年の豪雨による保育施設の被災と保育再開,
日本保育学会大会論文集, Vol.76, 2023年5月.- (キーワード)
- 豪雨災害 / 保育所 / 被害調査 / 保育継続
徳島県内における南海トラフ巨大地震臨時情報に関するアンケート調査∼沿岸10市町の場合∼,
日本災害情報学会第26 回学会大会, 2023年3月. 上白川 沙織, 多田 美由貴, 岡久 玲子, 松下 恭子, 中野 晋 :
地域の防災に関する実習における看護学生の学びの特徴 - テキストマイニングツールによる実習レポートの分析より -,
第 28 回日本災害医学会総会・学術集会 プログラム・抄録集, Vol.27, No.2, 378, 2023年3月. 蒋 景彩, 中野 晋 :
地震動を考慮した地震時盛土斜面の滑り変位評価,
日本地震工学会大会-2022概要集, 65-70, 2022年12月. 中野 晋, 蒋 景彩, 圓谷 政貴, 土山 祐司 :
令和元年と令和3年の六角川流域における内水被害調査,
日本自然災害学会学術講演会講演概要集, Vol.41, 103-104, 2022年9月.- (要約)
- 六角川流域では令和元年8月下旬と令和3年8月中旬に線状降水帯の形成に伴う集中豪雨により,武雄市,大町町などで広範囲に浸水被害が発生した.2回の水害に対する現地調査と洪水氾濫解析を実施した.
- (キーワード)
- 六角川 / 内水氾濫 / 令和元年8月豪雨 / 令和3年8月豪雨
近年の建設残土崩壊事例から盛土規制法についての考察,
第41回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 141-142, 2022年9月.- (キーワード)
- 平成30年7月豪雨 / ため池 / 決壊 / 斜面崩壊 / 土石流
土石流災害の被災地での教育継続, --- 熱海市教育委員会でのインタビュー調査より ---,
日本安全教育学会第 23 回宮城大会予稿集, 86-87, 2022年9月.- (要約)
- 2021年7月の大雨により熱海市で大規模な土石流災害が発生した.校区内が長期間にわたり災害危険区域に指定され,安全確保が難しくなった結果,小学校,幼稚園では他の施設を使って応急教育が実施された.熱海市教育委員会を訪問して,被災地内の学校で教育継続に対してどのような取り組みが行われたかを調査した.
- (キーワード)
- 2021年熱海市土石流災害 / 教育継続 / 教育委員会 / インタビュー調査
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118714
(徳島大学機関リポジトリ: 118714) 金井 純子, 中野 晋 :
新型コロナウィルス等の感染症に対する事業継続対策に関する事例調査と社会実装,
日本地域福祉学会第36回大会要旨集, 195, 2022年6月.- (キーワード)
- 新型コロナウィルス感染症 / 事業継続
2回の浸水被害を受けた障害者福祉施設の災害対応,
日本地域福祉学会第36回大会要旨集, 224, 2022年6月.- (キーワード)
- 洪水被害 / 障害者福祉施設 / 災害対応
令和2年7月豪雨における保育所の災害対応,
土木学会四国支部第28回技術研究発表会, 2022年5月. 湯浅 恭史, 石田 勇貴, 中野 晋, 蒋 景彩 :
平成30 年7 月豪雨被災事例からみる水道施設における浸水被害時の初動対応と事業継続についての考察,
安全問題討論会'20資料集, 241-249, 2020年11月.- (要約)
- 平成30年7月豪雨では河川氾濫などにより,水道施設に深刻な浸水被害や土砂災害が発生し,周辺地域が長期に断水するケースがあった.水道事業は被災地域の生活に必要なライフラインであることから,給水車などで応急給水を行うが,本格的な水道施設の復旧は地域の復旧に欠かせないものである.また,地域の企業や医療機関などの復旧や事業継続にも不可欠であることから,水道施設の浸水リスク等への事業継続対応は,早期の復旧・復興を考える上で大きな課題となる.本研究では,豪雨災害で浸水被害等のあった水道施設に対し,初動対応から復旧再開までの対応についてヒアリング調査等を実施し,水道施設の被害からの速やかな水道供給と復旧を実現する上で,事業継続の観点から必要な対応や要素について検討を行った.初動対応時から復旧再開に至るまでの目標復旧時間を明確にした上で,複数の事業継続戦略を用いた対応が必要となる.そのために取り組むべき対応や考え方について提言する.
- (キーワード)
- 水道施設 / 洪水被害 / 事業継続 / 平成30年7月豪雨 / 初動対応
令和元年東日本台風による越辺川沿いの社会福祉施設の被災と業務継続に及ぼす施設特性,
安全問題討論会'20資料集, 233-240, 2020年11月.- (要約)
- 令和元年東日本台風では越辺川右岸0.0km付近の堤防決壊により,近くの高齢者施設(1法人2施設)や障害者施設(1法人6施設)が甚大な被害を受けた.被災した2法人を対象に,被害状況,避難行動,避難確保計画,被災後の業務再開状況等についてインタビュー調査を行った.また,浸水痕跡調査を実施した上で,破堤に伴う川越市内の氾濫進展状況を数値シミュレーションにより再現し,証言内容の検証を行った.高齢者施設と障害者施設の利用者の身体的特性や,避難方法,避難生活などの情報を施設特性に注目して整理し,施設特性を踏まえた避難確保計画と長期避難を想定した業務継続計画を検討しておくことの重要性について明らかにした.
- (キーワード)
- 避難確保計画 / 洪水被害 / 社会福祉施設 / 2019年台風19号
平成30 年7 月豪雨における宇和島市内の保育園の災害対応と保育継続,
安全問題討論会'20資料集, 223-232, 2020年11月.- (要約)
- 平成30年7月豪雨において,宇和島市内では中小河川の氾濫や土砂災害により,複数の保育園が深刻な被害を受けた.この災害では出勤途上の職員が危険にさらされた他,被災した保育園では,市役所の会議室,近隣の保育園などを利用して,必要最小限の保育環境を整備した上で,応急保育が実施された.自治体の担当課や保育園職員を対象としたインタビュー調査から,災害発生時の避難行動,被災直後からの業務継続過程で生じた課題(施設の復旧と環境整備,給食,衛生管理,応急教育方法,園児と職員を対象とした心理的ケア,行政との連携など)について整理した.さらに,河川氾濫状況について氾濫シミュレーションを実施し,職員の証言内容についても検証を行った.これらを通して,豪雨災害に対する保育所の業務継続を行う上での課題が明らかとなった.
- (キーワード)
- 保育所 / 災害対応 / 宇和島市 / 平成30年7月豪雨
平成30 年7 月豪雨における広島県内の保育所の被害と対応,
安全問題討論会'20資料集, 189-198, 2020年11月.- (要約)
- 平成30 年7 月豪雨において広島県内の保育所では複数の施設で土砂流入や浸水のため,他の施設での応急保育が行われた.この豪雨で浸水等の被害を受け,保育継続に問題が生じた広島市,安芸郡坂町,呉市,三原市の5 つの保育施設と広島市役所を訪問し,豪雨災害時の安全管理や保育再開に向けた取り組みに関した聞き取り調査を行った. 4 保育施設では園舎再建や大規模修復が必要となり,複数の施設を利用した分散保育,他の保育所を利用した合同保育等が行われた.被災時の早期再開と継続が必要とされる保育所では被災を前提とした保育継続計画を検討しておくことの重要性について明らかにした.
- (キーワード)
- 保育所 / 災害時の安全管理 / 保育継続 / 平成30年7月豪雨
令和元年東日本台風による長野県内の保育園の被災と業務継続,
安全問題討論会'20資料集, 7-14, 2020年11月.- (要約)
- 令和元年東日本台風では長野県内においても各地で浸水被害が発生し,長野市と千曲市では4 保育園が0.6∼2.9mの床上浸水被害を受け,長期にわたって別施設での保育継続を余儀なくされた.長野市及び千曲市の保育担当職員と保育園職員を対象に被災状況や保育継続の方法などについて聞き取り調査を行った.さらに,被災した保育所とその周辺での浸水痕跡調査と千曲川流域を対象とした河川氾濫計算も実施し,各保育所の被害発生状況について分析した.事前休園の判断基準の必要性と,保育再開に必要となる6 種の資源のうち,今回の4 園では「施設・設備」と「協力者・関係業者」が重要であった事を明らかにした.
- (キーワード)
- 令和元年東日本台風 / 保育所 / 洪水災害 / 長野県 / 事業継続
風水害発生時の保育所の休所判断についての実態調査,
安全問題討論会'20資料集, 148-155, 2020年11月.- (要約)
- 風水害時における保育所の休所実態を把握するため,2019 年12 月∼2020 年1 月にかけて24 都県の人口1 万人以上の673 基礎自治体保育担当部署を対象に,郵送回収方式にて所掌保育所での休所実施の有無,休所規定の制定状況等についてアンケート調査を行った.対象自治体は近年,風水害被害を受けた都県を中心に抽出し,378 自治体(回収率56%)から回答を得た.風水害時に保育所を休所させる規定があるのは61 自治体(16%)で,この内,2018 年又は2019 年に被災した自治体のうち,13 自治体で規定が設けられていた.しかし,現時点では風水害時の休所規定がある自治体は少数であり,災害危険性が高まった時に保育所の休所判断をできるためには,社会的合意の形成が必要である.
- (キーワード)
- 保育所 / 風水害 / アンケート調査 / 閉鎖判断
沼田川の氾濫により浸水被害を受けた三原市内の高齢者施設の災害対応,
安全問題討論会'20資料集, 156-164, 2020年11月.- (要約)
- 平成30 年7 月豪雨では広島県の沼田川流域で堤防からの溢水や決壊が生じ,三原市内の複数の高齢者施設で浸水被害が発生した.そこで,被災した3 施設を対象に被害状況,水害発生時の避難行動,被災後の業務再開状況等について聞き取り調査を実施した.また,聞き取り調査から得られた浸水過程や避難行動を確認し,詳細分析を行うため,各施設周辺の浸水痕跡調査及び沼田川流域を対象とした河川氾濫数値解析も実施した.浸水エリア内の微高地に立地する施設では臨時の避難場所の役割を果たしたが,避難者との連携が課題となった.深刻な床上浸水被害を受けた施設では緊急時の職員参集体制,近隣の支援者の確保など,水害を想定した具体的な避難計画の作成が急務であることが明らかとなった.また,災害休業時における雇用対策も事業継続上重要な課題であることがわかった.
- (キーワード)
- 高齢者福祉施設 / 洪水災害 / 避難計画 / 事業継続
平成30年7月豪雨によるため池上流の盛土崩壊に関する検討,
地盤工学会四国支部技術研究発表会講演概要集, 45-46, 2020年11月. 川瀬 公美子, 中野 晋 :
スクールカウンセラー派遣の支援側組織に関する実態調査, --- 災害支援時のコーディネーターに注目して ---,
地域安全学会梗概集, No.47, 49-52, 2020年10月.- (要約)
- Since the Great Hanshin-Awaji Earthquake, the importance of post-disaster psychological care has been recognized. During the 2016 Kumamoto Earthquake, school counselors (SC) were dispatched from all over Japan to care for the minds of children. In this paper, we analyzed the actual situation and issues of the SCs dispatched at the time of the Kumamoto earthquake based on several reports and interviews with those who received support. As a result, it was found that the acceptance system of the dispatched SCs can be classified into five functions of the incident command system (ICS). The block system adopted by SC in Kumamoto City was effective for command integration. On the other hand, some of the dispatched SCs were confused about the support methods. In order to properly provide SC support, it is important to utilize the ICS concept and centralize command so that the instructions of the site manager can be thoroughly provided.
- (キーワード)
- スクールカウンセラー / 臨床心理士会 / 支援組織 / コーディネーター
令和元年東日本台風による長野市内の小中学校の浸水被害と教育継続,
日本安全教育学会第 21 回静岡大会予稿集, 66-67, 2020年10月.- (キーワード)
- 令和元年東日本台風 / 長野市 / 学校 / 教育継続
令和元年台風19号災害で被災した長野市内の高齢者施設の業務継続,
2020年 日本地域福祉学会 第34回大会 報告要旨集, 209, 2020年6月. 金井 純子, 中野 晋 :
西日本豪雨災害における福祉避難所に関するアンケート調査,
2020年 日本地域福祉学会 第34回大会 報告要旨集, 217, 2020年6月. 金井 純子, 中野 晋 :
平成元年佐賀豪雨による高齢者施設の避難行動,
土木学会四国支部第26回技術研究発表会, 2020年5月. 湯浅 恭史, 石田 勇貴, 中野 晋, 蒋 景彩 :
平成30 年7 月豪雨の被災事例からみる水道施設の事業継続,
土木学会四国支部第26回技術研究発表会, 2020年5月. 中野 晋, 坂東 茉奈, 鈴江 和好 :
防災講演会参加者を対象とした津波防災意識調査,
土木学会四国支部第26回技術研究発表会, 2020年5月. 圓谷 政貴, 中野 晋, 蒋 景彩 :
上田電鉄千曲川橋梁付近の河岸浸食に及ぼす河道内植生の影響,
土木学会四国支部第26回技術研究発表会, 2020年5月. 長谷川 真之, 中野 晋 :
風水害時における保育所の休所に関する実態調査,
土木学会四国支部第26回技術研究発表会, 2020年5月. 中野 晋, 金井 純子 :
平成30年7月豪雨における広島県内の保育所の被害と対応,
日本保育学会第73回大会論文集, P-389-P-390, 2020年5月. 金井 純子, 中野 晋 :
平成 30 年 7 月豪雨における岡山県倉敷市の保育所の被害と休園基準,
日本保育学会第73回大会論文集, P-387-P-388, 2020年5月. 湯浅 恭史, 中野 晋 :
徳島県内の医療機関における自然災害リスク対策の現状と今後の課題,
第25回日本集団災害医学会総会・学術集会プログラム・抄録集, 2020年2月.- (キーワード)
- 事業継続計画 / 自然災害 / 医療機関
災害協定に基づく緊急出動業務時の労務災害補償等のあり方,
安全問題討論会'19資料集, 93-98, 2019年11月. 鈴江 和好, 中野 晋 :
津波防災としての災害危険区域を指定する意義と課題の考察,
安全問題討論会'19資料集, 47-56, 2019年11月. 高橋 真里, 中野 晋, 井面 仁志, 千川原 公彦, 小野 修平 :
西日本豪雨災害における災害ボランティア センターの運営に関する検討,
土木学会安全問題研究討論会'19資料集, 227-236, 2019年11月.- (要約)
- 本研究では2018年7月豪雨で浸水被害を受けた西予市野村町に設置された西予市災害救援ボランティアセンター(VC)の運営状況を明らかにした.西予市社会福祉協議会などの職員を対象にVCの運営に関するインタビュー調査を実施した.この調査により,西予VCの運営方法の特徴や運営上の課題について考察した.社会福祉協議会などの職員が日常業務として実践している地域福祉の視点を失わなかったことと外部支援団体の協力があったことで3カ月間のVC運営がうまくいったことがわかった.
- (キーワード)
- 災害ボランティアセンター / 災害対応 / 平成30年7月豪雨
立地適正化計画の居住誘導区域指定における 災害リスクの取り扱いに関する研究,
土木学会安全問題研究討論会'19資料集, 127-135, 2019年11月.- (要約)
- 立地適正化計画における居住誘導区域には, 具体的な指定基準が示されているわけではなく, その判断材料や基準は各自治体に委ねられている部分がある. それは防災上の懸念を有するエリアも例外ではなく, 災害リスクを有する区域の取り扱いについても自治体により異なる. 本研究では居住誘導区域を指定した自治体を対象として, 区域指定時における災害の危険性を有する区域の取り扱い方法について整理し, 居住誘導区域指定の要点を明らかにすることを目的とした. 本研究の結果, 国の対応としては浸水想定区域の取り扱いについて, 法や指針で定める必要性が示唆された. また自治体の対応としては, 浸水面積や浸水深に応じた取り扱いを検討する必要性が明らかとなった.
- (キーワード)
- 都市計画マスタープラン / 居住誘導区域 / 災害リスク / 浸水想定区域
2019年九州北部豪雨調査速報,
2019年九州北部豪雨調査速報会, 2019年10月.- (要約)
- 2019年8月27日∼28日に九州北部を中心とした集中豪雨が発生し,佐賀県の六角川,牛津川周辺で浸水被害が発生した.9月3日・4日に現地調査を実施し,佐賀市,武雄市,大町町などの被害実態について調べた.調査内容について速報会を開催して報告した.
- (キーワード)
- 2019年8月九州北部豪雨 / 六角川 / 牛津川 / 浸水被害
災害の世紀における防災・減災・縮災戦略,
第46回技術士全国大会, 42-45, 2019年10月.- (要約)
- 南海トラフ地震や広域浸水災害など大規模災害に備えて,取り得る限りの防災・減災対策を推し進める必要がある.そのためには防災についてこれまで以上にわかりやすく住民に伝える努力を積み重ね,災害対策の重要性を理解する国民を増やすことが必要である.防災・減災・縮災を進めるためには,企業や団体のBCP策定や運用の支援を通して,災害時の事業継続力を高める取り組みを進める他,防災・危機管理能力の高い人材育成,災害後の早期復興を目指したまちづくりを進めることも重要である.
- (キーワード)
- 防災 (disaster prevention) / 減災 / 縮災 / 事業継続計画 / 人材育成
徳島市民の水害に関する情報の認知度とその活用について,
第38回日本自然災害学会年次学術講演会, 171-172, 2019年9月. 蒋 景彩, 中野 晋 :
平成30年7月豪雨による福山市勝負迫池の決壊被害について,
第38回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 41-42, 2019年9月.- (キーワード)
- 平成30年7月豪雨 / ため池 / 決壊 / 斜面崩壊 / 土石流
平成30年7月豪雨による宇和島市内の中小河川の氾濫と浸水被害を受けた保育園の対応,
第38回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 49-50, 2019年9月.- (キーワード)
- 平成30年7月豪雨 / 宇和島市 / 洪水 / 保育所 / 災害対応
高齢者施設向けの災害時入居者移送訓練教材の開発,
第38回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 65-66, 2019年9月.- (キーワード)
- 高齢者施設 / 避難訓練 / 自主学習教材 (self-learning materials)
2016 年鳥取県中部地震における倉吉市内の学校園の災害対応,
日本安全教育学会第 20 回山形大会 講演概要集, 2019年9月.- (キーワード)
- 2016年鳥取県中部地震 / 倉吉市 / 学校 / 保育園 / 災害対応
平成30年7月豪雨における宇和島市内の保育園の被災と災害対応,
令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会, II-165, 2019年9月. 妹尾 淳史, 中野 晋 :
平成30年7月豪雨における京都府福知山市での浸水被害調査,
令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会, II-163, 2019年9月. 金井 純子, 中野 晋, 直江 和幸, 宮原 豪一 :
「南海トラフ地震に関連する情報(臨時)」に対する高齢者施設の受け止め方に関するアンケート調査,
令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会, II-65, 2019年9月. 湯浅 恭史, 中野 晋, 蒋 景彩 :
スタジアム防災 プロジェクト の取り組み― J リーグ観戦者対象の 地震・津波防災意識啓発,
令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会, CS12-70, 2019年9月. 中野 晋, 金井 純子 :
平成30年7月豪雨における愛媛県肱川周辺の高齢者施設の緊急対応,
2019年 日本地域福祉学会 第33回大会 報告要旨集, 196, 2019年6月. 金井 純子, 中野 晋 :
平成30年7月豪雨における小田川周辺の高齢者施設の避難行動,
2019年 日本地域福祉学会 第33回大会 報告要旨集, 194, 2019年6月. 金井 純子, 中野 晋, 直江 和幸 :
「南海トラフ地震に関連する情報(臨時)」に対する高齢者施設の課題,
2019年度 土木学会四国支部 第25回技術研究発表会, 2019年6月. 徐 春萌, 中野 晋, 蒋 景彩 :
中国淮河流域蒙洼遊水地における洪水放流被害と浸水数値解析,
土木学会四国支部第25回技術研究発表会, 2019年5月. 湯浅 恭史, 中野 晋 :
豪雨災害の浸水被害事例から考える医療機関のBCP,
第24回日本集団災害医学会総会・学術集会プログラム・抄録集, Vol.23, No.3, 155, 2019年3月.- (キーワード)
- 事業継続計画 / 豪雨災害 / 医療機関
2015年常総水害時での保育所の避難行動分析,
日本保育学会発表要旨集第71回大会, 2018年5月.- (キーワード)
- 2015年関東・東北豪雨 / 保育所 / 緊急対応
2017年九州北部豪雨における朝倉市内の保育所の緊急対応,
日本保育学会発表要旨集第71回大会, 1159, 2018年5月.- (キーワード)
- 2017年九州北部豪雨 / 保育所 / 緊急対応 / 朝倉市
2017年九州北部豪雨における日田市内の保育所の災害対応,
日本保育学会発表要旨集第71回大会, 1160, 2018年5月.- (キーワード)
- 常総水害 / 保育所 / 避難行動
徳島県内の災害拠点病院におけるBCPへの取り組みの現状と今後の課題,
第23回日本集団災害医学会総会・学術集会プログラム・抄録集, Vol.22, No.3, 514, 2018年1月.- (キーワード)
- 事業継続計画 / 課題 / 災害拠点病院
GISによる「見える化」を活かした建設会社のBCP改革,
安全問題討論会'17資料集, 199-205, 2017年11月.- (要約)
- 東日本大震災時にBCPが十分機能しなかった点を踏まえ,BCPの全社員への浸透を図るために,GISを活用したBCPの「見える化」を図った取組の有効性について提示する. まずBCPの策定体制をトップダウンからボトムアップに変更し,机上演習を通して意識の共有を図った.その上で顧客や社員の情報,社屋,関連会社等の情報,津波等のハザード情報など平時と災害時の両方で必要な情報をGIS上で「見える化」を行った.平時には顧客への情報提供に活用でき,災害時には顧客の被災状況点検に活用できる体制を整えた.外出先で利用できるように携帯タブレットでもGISが活用できるための専用アプリを開発し,これを用いた訓練等も行った.これらの結果は各部署の緊急対応マニュアルの改定に活かされた他,平時の点検作業の効率の改善,災害時の対応手順の理解が進んでいる.
- (キーワード)
- 建設会社 / 事業継続計画 / 地理情報システム (geographic information system) / 見える化
高齢者施設における洪水時の「避難開始の判断」の重要性と判断の目安の設定方法,
安全問題討論会'17資料集, 139-146, 2017年11月.- (要約)
- 洪水被害を受けた4つの高齢者福祉施設の事例を分析した結果,利用者を迅速に避難させることができたのは行政からの避難情報を得たことに加えて,各施設があらかじめ避難開始の基準を設定していたことが重要であった.四国にある高齢者福祉施設を対象にした洪水時の避難に関するアンケート調査によると自らで避難基準を決めている施設は少ない. 2015年関東・東北豪雨で被災した高齢者福祉施設を対象にして,上流側の地点の浸水深さ計算値を避難基準として利用する方法について提案する
- (キーワード)
- 地元建設企業 / 2016年熊本地震 / 災害復旧 / インタビュー調査
2016年熊本地震における地元建設企業の災害対応に関するインタビュー調査,
安全問題討論会'17資料集, 27-34, 2017年11月.- (要約)
- 2016年熊本地震における地元建設企業の災害対応について,熊本県建設業協会と協会幹部企業を対象にインタビュー調査を行った.その結果,組織間の連携構築に関して問題はなかったが,新年度初頭で自治体職員の事務引継ぎが終わっていなかったなどの理由で,自治体からの出動要請が遅れたことや広域的な通信網の途絶により,災害時情報共有システムが機能しなかったなどの問題が生じた. 本研究では,特に災害情報の伝達・共有,指揮命令のあり方,災害復旧時の労務災害に着目し,災害復旧の際の自治体と地元建設企業との効果的な協力体制を構築するための課題の抽出を行った.
- (キーワード)
- 地元建設企業 / 2016年熊本地震 / 災害復旧 / インタビュー調査
平成28年熊本地震における医療機関の事業継続の実態と課題,
安全問題討論会'17 資料集, 207-212, 2017年11月.- (要約)
- 大規模災害発生時には,医療機関では通常の入院診療等に加えて,災害医療への対応も求められることとなる.災害時の限られた資源でも事業を継続する必要があることから,事業継続計画(BCP)への取り組みが求められてきている.本研究では,平成28年熊本地震の被災事例から医療機関BCPに必要な要素と課題を抽出する.平成28年熊本地震では前震,本震の2度の大きな揺れと断続的に続く余震により,多くの病院で深刻な被害が生じ,入院患者を他の病院に転院させざるを得ない医療機関もあった.被災した医療機関に対し,初動対応から事業継続への取り組みについてヒアリング調査を実施し,BCPを検討する上で必要となる被災事例の情報収集を行い,医療機関のBCPを検討する上で必要な考え方や要素について考察を行った.その結果,医療機関のBCPには,トリアージ等の初動対応の検討だけでなく,ハード,ソフト,スキルの事前対策,事後対応として病院避難を含めた代替戦略や受援体制を検討しておく重要性を示した.そして,それらを補い,機能させるための平常時からの地域連携の必要性を指摘した.
- (キーワード)
- 2016年熊本地震 / 業務継続 / 医療機関
自己チェックシートによる自治体BCPの改善と今後の課題,
安全問題討論会'17 資料集, 213-218, 2017年11月.- (要約)
- 「市町村のための業務継続計画作成ガイド」の公表を受け,市町村のBCP策定率は確実に向上しているが,BCPに基づく訓練やBCPの見直しは十分でない.著者らは,自治体のBCP担当者が自らのBCPを点検して課題抽出を行い,見直しを容易にできるためのBCPチェックシートを作成した.これは上記ガイドを参考に,業務継続に必須である6要素と,BCPの策定・運用体制とBCPの継続的改善の2つを加えた8要素について短時間で点検できるように工夫している.平成27年度から徳島県内市町村のBCP担当者を対象に,地域別のBCP研修会を実施している.チェックシートを活用して自らのBCPの点検を行った上で,BCPの概要と点検結果について他の自治体担当者に説明し,地域内の自治体間で相互にBCPの内容に意見交換した.熊本地震の反省からBCPに応援・受援体制を明記する必要性が指摘されており,自治体間でBCPを相互理解することは応援・受援体制構築の基本である.そこで,応援・受援体制を考慮した新たなチェックシートの枠組みについても提示する.
- (キーワード)
- 自治体 / 業務継続計画 / 自己チェックシート
2016年熊本地震による益城町の地盤災害の特徴,
日本地震工学会・大会2017発表論文集(CD-ROM), 1-6, 2017年11月. 中野 晋 :
豪雨被害を拡大させた流木と土砂の川への流入,
平成29年7月九州北部豪雨災害調査報告, 2017年10月. 井上 惣介, 中野 晋 :
2014年徳島大雪における地元建設企業の災害対応,
第36回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 113-114, 2017年9月.- (キーワード)
- 雪害 / 建設企業 / 災害対応 / BCP
2016年台風第10号による岩手県久慈市内の浸水被害,
第36回日本自然災害学会学術講演会講演概要集, 139-140, 2017年9月.- (キーワード)
- 2016年台風第10号 / 久慈川 / 洪水 / 災害調査
スクールカウンセラーの被災地支援業務に関する意識調査,
日本安全教育学会第18回大会, 2017年9月. 中野 晋, 金井 純子, 野々村 敦子, 橋本 悠太郎 :
熊本地震における特別支援学校の災害対応,
地域安全学会梗概集, No.40, 43-46, 2017年6月.- (要約)
- We conducted interview surveys on special support schools affected by the 2016 Kumamoto earthquakes. The survey contents are the damage of school, the confirmation of the safety of students, the operation of the evacuation shelter, the efforts to restart the school and the lessons learned from this disaster. Based on the results of the survey, we examined the vulnerability of people with disabilities and the role of special support schools in an earthquake disaster.
- (キーワード)
- 熊本地震 / 特別支援学校 / 災害対応
熊本地震に学ぶ∼大災害時の特別支援学校の役割∼,
日本地域福祉学会第31回大会報告要旨集, 229, 2017年6月. 金井 純子, 中野 晋 :
四国4県の福祉避難所アンケート調査からみた現状と今後の課題,
日本地域福祉学会第31回大会報告要旨集, 207, 2017年6月. 鳥庭 康代, 中野 晋 :
2014年8月の台風における高知市内私立保育園での応急対応と保育再開について, --- 浸水被害後の安全対策の改善と課題について ---,
日本保育学会発表要旨集第70回大会, 2017年5月.- (キーワード)
- 2014年台風11号 / 2014年台風12号 / 高知県 / 保育所 / 災害対応 / 業務継続
2015年常総水害での保育所の災害対応に学ぶ,
日本保育学会発表要旨集第70回大会, 2017年5月.- (キーワード)
- 常総水害 / 保育所 / 避難行動
医療機関BCPにおける事業継続戦略検討の重要性,
第22回日本集団災害医学会総会・学術集会プログラム・抄録集, Vol.21, No.3, 458, 2017年2月.- (キーワード)
- 事業継続計画 / 事業継続戦略 / 医療機関
1971年8月台風第23号による那賀町鷲敷地区の浸水被害にみる防災情報に関する考察,
平成28年自然災害フォーラム論文集, 23-28, 2017年1月.- (キーワード)
- 1971年台風第23号 / 鷲敷町 / 那賀川 / 防災情報 / 浸水災害
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 110088
(徳島大学機関リポジトリ: 110088) 徳永 雅彦, 中野 晋, 武藤 裕則, 佐藤 塁 :
水位計がない中小河川における住民の安全な避難のための防災行動計画策定,
平成28年自然災害フォーラム論文集, 15-22, 2017年1月.- (キーワード)
- 水位計 / 中小河川 / 那賀川 / 避難情報 / 防災行動計画
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 110087
(徳島大学機関リポジトリ: 110087) 中野 晋 :
災害の世紀の農業継続戦略を考える,
農地保全研究, No.37, 2016年11月. 蒋 景彩, 李 傑龍, 中野 晋 :
南海トラフ地震による高知県沿岸地盤上下変動の再現,
公益社団法人 土木学会 第36回地震工学研究発表会(CD-ROM), 2016年10月. 野々村 敦子, 金井 純子, 中野 晋, 白木 渡 :
香川県における特別支援学校の南海トラフ巨大地震対策,
日本安全教育学会第17回徳島大会予稿集, 52-53, 2016年9月. 中野 晋 :
四国で始まった学校防災・危機管理人材養成プログラムについて,
日本安全教育学会第17回徳島大会予稿集, 2016年9月.- (要約)
- 日本安全教育学会第17回徳島大会の大会長講演として,四国防災・危機管理特別プログラムによる学校防災・危機管理人材育成の内容について講演した.
- (キーワード)
- 学校防災 / 危機管理 / 人材養成
福祉避難所の整備状況に関するアンケート調査,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.71, 213-214, 2016年9月. 青木 正繁, 中野 晋, 湯浅 恭史 :
『医療機関と福祉施設併用型のBCPを策定する』∼医療機関・福祉施設のマンパワー連携体制を考える∼,
地域安全学会 梗概集, Vol.38, 1-4, 2016年5月.- (キーワード)
- BCP / 医療機関 / 福祉施設
家庭版災害時アクションカードを活用した津波避難訓練の取り組み,
地域安全学会 梗概集, Vol.38, 17-20, 2016年5月.- (キーワード)
- 津波避難 / 災害時アクションカード / 地域防災
徳島県内放課後児童クラブの地震時危険度と防災対策,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 金井 純子, 野々村 敦子, 中野 晋, 清重 健次 :
障害者のニーズを反映した災害時避難体制構築手法の検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 泉谷 依那, 中野 晋, 武藤 裕則, 馬場 俊孝 :
那賀川中流域における台風1411号と台風1511号による洪水氾濫と住民避難行動,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 中野 晋, 湯浅 恭史, 土肥 佳瑞馬 :
自己チェックシートを活用した市町村BCPの普及促進の取り組み,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 鳥庭 康代, 中野 晋, 金井 純子, 泉谷 依那 :
2015年関東・東北豪雨による常総市内の教育機関と保育所の被災と再開までの取り組み,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 湯浅 恭史, 中野 晋, 粕淵 義郎 :
大学本部における災害対策図上訓練の実施と今後の課題,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 金井 純子, 野々村 敦子, 中野 晋, 清重 健次 :
社会福祉施設における福祉避難所運営の課題,
第10回南海地震四国地域学術シンポジウム, 2016年1月. 三上 卓, 谷田 有里, 中野 晋 :
徳島県内放課後児童クラブの災害危険度とそれに対する危険意識および防災対策の現況調査,
21世紀の南海地震と防災, Vol.10, 43-48, 2016年1月. 中野 晋, 齋藤 恒範, 山口 雅人, 杉本 卓司 :
「徳島の環境 防災 まちづくり∼わたしたちの防災」制作を通した啓発活動,
第34回日本自然災害学会学術講演会概要集, 163-164, 2015年9月. 中野 晋 :
南海トラフ地震に向けた地域継続戦略と危機管理人材育成,
第34回日本自然災害学会学術講演会, 2015年9月. 鳥庭 康代, 中野 晋, 三上 卓 :
津波浸水エリアにおける保育所の防災対策の実態調査,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.70, 479-480, 2015年9月. 三上 卓, 中野 晋, 鳥庭 康代 :
2015 年2 月6 日徳島県南部地震における学校および保育所の避難行動,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.70, 105-106, 2015年9月. 中野 晋, 阪根 健二, 山城 新吾 :
学校防災・危機管理人材養成プログラムの実践,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.70, 103-104, 2015年9月. 武藤 裕則, 中野 晋, 徳永 雅彦, 田村 隆雄 :
2014年台風11号来襲時の那賀川流域住民の災害関連情報入手について,
第34回日本自然災害学会年次学術講演会, 2015年9月. 中野 晋 :
2014年台風12号及び台風11号緊急災害調査,
平成27年度河川整備基金助成事業成果発表会概要集, C18, 2015年7月. 湯浅 恭史, 中野 晋, 山城 新吾 :
幼稚園における災害時アクションカードを活用した地震・津波からの避難行動の高度化の取り組み,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 333-334, 2015年5月. 三上 卓, 中野 晋, 鳥庭 康代 :
徳島県内の放課後児童クラブの防災対策に関する実態調査,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 211-212, 2015年5月. 鳥庭 康代, 中野 晋, 三上 卓 :
2014年8月の台風における保育所の災害対応と業務継続,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 109-110, 2015年5月. 徳永 雅彦, 中野 晋, 阿部 宏一 :
2014 年8 月台風12 号による宍喰川の浸水被害と降雨状況について,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 105-106, 2015年5月. 泉谷 依那, 塚本 悠介, 中野 晋, 三上 卓, 鳥庭 康代 :
台風 1411 号における那賀川周辺の住民の避難行動,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 101-102, 2015年5月. 中野 晋, 武藤 裕則, 鳥庭 康代, 三上 卓, 田村 隆雄, 村田 明広, 山城 新吾, 塚本 悠介 :
台風1411号による那賀川流域の浸水被害調査,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 99-100, 2015年5月. 天羽 誠二, 中野 晋, 阿部 宏一 :
小鳴門海峡の高潮偏差の簡易推算,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 53-54, 2015年5月. 金井 純子, 湯浅 恭史, 中野 晋 :
平成27年徳島県南部地震における高齢者施設の初動対応と今後の課題,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 43-44, 2015年5月. 鳥庭 康代, 中野 晋 :
津波浸水想定地域における保育施設の業務継続のあり方,
日本保育学会第68回大会発表要旨集, 2015年5月. 中野 晋, 鳥庭 康代 :
保育所の豪雨対策, --- 最近の浸水被害事例から学ぶ ---,
日本保育学会第68回大会発表要旨集, 2015年5月. 中野 晋, 阪根 健二, 山城 新吾 :
学校防災・危機管理人材育成の取り組み,
日本安全教育学会 第15回宮城大会予稿集, 52-53, 2014年9月. 中野 晋, 鳥庭 康代 :
南海トラフ地震津波の浸水エリアに位置する保育所の防災対策,
日本安全教育学会 第15回宮城大会予稿集, 42-43, 2014年9月. 中野 晋, 鳥庭 康代, 武藤 裕則, 宇野 宏司, 金井 純子 :
集中豪雨による保育所の被災と早期再開に向けた取り組み,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.69, 165-166, 2014年9月. 鳥庭 康代, 中野 晋, 梅岡 秀博 :
徳島大学における防災リーダー養成の取り組み,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.69, 717-718, 2014年9月. 中野 晋, 鳥庭 康代 :
沿岸部に位置する保育所(園)の地震・津波対策と訓練計画作成支援,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.20, 105-106, 2014年5月. 天羽 誠二, 中野 晋, 阿部 宏一 :
徳島市内河川網の津波遡上について, --- 東北地方太平洋地震津波による事例 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.20, 97-98, 2014年5月. 湯浅 恭史, 中野 晋, 粕淵 義郎 :
大学における災害時アクションマニュアル作成の取り組みと今後の課題,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.20, 5-6, 2014年5月. 鳥庭 康代, 中野 晋 :
集中豪雨による保育所の被災と早期再開に向けた取り組み,
日本保育学会第67回大会発表要旨集, 164, 2014年5月. 中野 晋, 鳥庭 康代 :
沿岸部に位置する保育所(園)の地震・津波対策と訓練計画作成支援,
日本保育学会第67回大会発表要旨集, 163, 2014年5月. 蒋 景彩, 中野 晋, 金井 純子 :
2013年4月13日淡路島地震における地盤被害,
日本地震工学会第10回年次大会梗概集, 2013年11月. 中野 晋, 宇野 宏司, 照本 清峰, 鳥庭 康代 :
豪雨災害を対象とした学校の安全管理について,
日本安全教育学会 第14回浦安大会予稿集, 30-31, 2013年9月. 中野 晋, 鳥庭 康代 :
徳島における児童福祉施設の地震・津波危険度と防災管理,
日本安全教育学会 第14回浦安大会予稿集, 36-37, 2013年9月. 齊藤 剛彦, 三神 厚, 中野 晋 :
東北地方太平洋沖地震の体験談と強震記録を用いた南海地震の揺れの体験談の解釈法の検証,
第32回地震工学研究発表会講演論文集, 4-303, 2012年10月. 中野 晋 :
危機管理人材育成の必要性と大学の役割,
第7回防災計画研究発表会, 2012年9月. 蒋 景彩, 中野 晋 :
集中豪雨による崩壊斜面の強度定数逆解析,
232-233, 2012年8月. 粕淵 義郎, 中野 晋 :
東日本大震災被災企業の初動行動の実態,
日本自然災害学会学術講演会講演概要集, Vol.30, 105-106, 2011年11月.- (キーワード)
- 東北地方太平洋沖地震 / 企業防災 / 初動行動 / BCP
四国沿岸における東北地方太平洋沖地震津波の到達状況,
日本自然災害学会学術講演会講演概要集, Vol.30, 145-146, 2011年11月.- (要約)
- 平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震津波について四国沿岸への到達状況と河川内での遡上状況について調査した.
- (キーワード)
- 東北地方太平洋沖地震津波 / 四国 / 津波
平成23年7月新潟福島豪雨災害における情報伝達と避難対応の特徴,
日本災害情報学会第13回学会大会予稿集, 2011年10月. 中野 晋, 騎馬 貴子 :
高齢者福祉施設の防災対策に関するアンケート調査について,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.66, 817-818, 2011年9月.- (キーワード)
- 高齢者福祉施設 / 防災対策 / アンケート調査
豪雨災害前後における山間部住民の防災意識変化―徳島県那賀町上那賀地区を対象としてー,
地盤工学会四国支部平成22年度技術研究発表会講演概要集, 33-34, 2010年10月. 中野 晋, 黒崎 ひろみ :
高潮災害の新聞報道等から垣間見られる企業被害の実態,
第5回防災計画研究発表会, 2010年9月.- (要約)
- 沿岸に立地する企業がBCPを策定する場合,津波や高潮などの浸水被害リスクをいかに想定するかが大きな課題となっている.一方でこれらの災害の発生頻度が低いために企業が被った被害情報はあまり整理されていない.そこで,伊勢湾台風,第2室戸台風など戦後の大きな高潮災害を対象に,新聞記事など公表資料から高潮での企業被害の実態について抽出した結果について述べる.この結果を通して災害調査を行う上での新聞資料の重要性について提示する.
大災害時に必要な情報と各種メディアの有効性に関するアンケート調査,
第5回防災計画研究発表会, 2010年9月.- (要約)
- 大災害時に適切に「情報」が提供されることは,被災地域での混乱や不安を防ぎ,効率的な復旧復興活動に入る上で重要である. 本研究は阪神・淡路大震災の被災者約160人に対し,被災からの経過時間ごとに必要とされた情報,情報の入手方法などについてアンケート調査を行い,,災害時に有効な情報伝達手法について検討しました. その結果,特に被災直後は,被災度合いにより,利用したメディア媒体や関心のある情報に大きな差があること,新聞やテレビなどの既存メディアでは,災害危急期に救援情報が不足していることなどが分かった.これに対して,口コミなど地域のつながりを通した情報伝達が,被災者間の情報共有手段として,一定の役割を担っていることが理解された.
2010年チリ地震津波における四国での河川内津波遡上について,
日本自然災害学会学術講演会講演概要集, Vol.29, 43-44, 2010年9月.- (要約)
- 平成22年2月28日に日本沿岸を襲った2010年チリ地震津波について四国沿岸への到達状況と河川内での遡上状況について調査した.
- (キーワード)
- 2010年チリ地震津波 / 四国 / 津波遡上 / 河川 / 副振動
山間地域の防災対策の実態, --- 那賀町上那賀地区を対象として ---,
日本自然災害学会学術講演会講演概要集, Vol.29, 19-20, 2010年9月.- (要約)
- 平成16年台風10号,平成20年台風9号で大きな豪雨災害が発生した徳島県那賀町上那賀地区を対象として,ヒアリング調査を通して防災対策の現状,災害後の防災意識変化などを調べた.
- (キーワード)
- 平成16年台風10号 / 豪雨災害 / 徳島県那賀町 / 防災対策 / 中山間地
平成21年台風21号水害に対する学校園の応急対応とその後の防災教育について,
日本自然災害学会学術講演会講演概要集, Vol.29, 9-10, 2010年9月.- (要約)
- 平成21年8月9日から10日にかけて発生した台風9号による兵庫県佐用町での豪雨災害に関する調査報告である.初等,中等教育機関の被災状況や災害時の応急対応などについてヒアリングなどを通して考察した.
- (キーワード)
- 平成21年台風9号 / 水害 / 学校園 / 応急対応 / 防災教育
大学を核にしたBCPの普及活動, --- 徳島からの報告 ---,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.65, 1181-1182, 2010年9月.- (キーワード)
- 事業継続計画
学校教諭を介した小学校学年別津波防災教育とその限界,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.65, 134-135, 2010年9月.- (キーワード)
- 学校防災教育 / 津波 / 小学校教育
四国沿岸でのチリ中部地震津波の到達状況,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.65, 149-150, 2010年9月.- (キーワード)
- 2010年チリ地震津波 / 四国沿岸
竹ヶ島海中公園の海中光環境とサンゴ群集の関係,
日本沿岸域学会全国大会講演集, Vol.23, 2010年7月.- (キーワード)
- 自然再生 / サンゴ / 竹ヶ島 / 光量子
竹ヶ島周辺海域おけるSPSSとサンゴの関係,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.16, 2010年5月. 岡田 直也, 中野 晋, 安藝 浩資, 岩瀬 文人 :
竹ヶ島に生息するエダミドリイシの増殖育成における経過報告,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.16, 383-384, 2010年5月. 中野 晋 :
南海地震への備え, --- 医療施設のBCPと災害時の労働衛生管理 ---,
第240回徳島医学会学術集会, 19, 2010年2月. 黒崎 ひろみ, 中野 晋 :
災害トリックゲームの開発と実施,
第39回土木計画学研究発表会, 2009年6月.- (キーワード)
- 防災教育 / 就業世代 / 被害遭遇確率
大学と自治体の連携による企業防災推進,
第39回土木計画学研究発表会, 2009年6月.- (キーワード)
- 企業防災 / BCP / 産官学連携
徳島県と徳島大学の連携による企業防災推進,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.15, 2009年5月.- (キーワード)
- 事業継続計画
大学教養教育における防災リーダー養成の取組み,
日本自然災害学会学術講演会講演概要集, Vol.27, 125-126, 2008年9月. 黒崎 ひろみ, 中野 晋 :
教師による防災教育ネットワーク形成の有効性,
日本自然災害学会学術講演会講演概要集, Vol.27, 77-78, 2008年9月. 中野 晋, 安藝 浩資, 清水 里香, 岡田 直也 :
阿波竹ヶ島海中公園のサンゴ群集と光環境の関係,
日本沿岸域学会研究討論会2008講演概要集, Vol.21, 151-154, 2008年7月.- (キーワード)
- 自然再生 / サンゴ / 竹ヶ島 / 光量子
竹ヶ島周辺海域に生息するエダミドリイシの産卵期の生態的特性について,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.14, 2008年5月. 清水 里香, 中野 晋, 安藝 浩資, 岡田 直也 :
光量子到達量とサンゴの生息分布の関係,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.14, 2008年5月. 山添 美波, 中野 晋, 仙波 真一, 藤田 真人 :
吉野川河口干潟のカニ類を対象とした生息環境評価モデルの検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.14, 2008年5月. 仙波 真一, 中野 晋, 山添 美波, 藤田 真人 :
2007 年徳島県および香川県内河口干潟のシオマネキ属生息分布調査,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.14, 2008年5月. 冨永 数男, 中野 晋, 川野 祐樹 :
津波に対する消波ブロックの安定性に関する実験的考察,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.14, 2008年5月. 中野 晋, 黒崎 ひろみ, 魁生 知佐子, 岡部 健士, 藤田 真人 :
徳島大学における防災リーダー養成の取組み,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.14, 2008年5月. 冨永 数男, 中野 晋, 川野 祐樹 :
津波に対する消波ブロック安定性に関する実験的考察,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, 2008年5月. 冨永 数男, 中野 晋 :
海岸堤防に作用する段波津波の実験,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, 2008年5月. 田村 隆雄, 上田 隆雄, 黒崎 ひろみ, 藤田 真人, 中野 晋, 水口 裕之 :
平成19年度建設工学科新入生合宿研修の達成度評価, --- 研修後に実施した2回のアンケート調査から ---,
徳島大学教育カンファレンス発表抄録集, 12-13, 2008年1月.- (要約)
- 平成19年4月14日∼15日に実施した新入生合宿研修の目的は,(1)学生相互・専門科目教員との親睦を深めること,(2)防災に関する意識や知識の向上を図ること,の2点である. 本報告では研修直後の4月下旬と,半年後の10月上旬の2回に渡り実施したアンケート結果に基づいて,研修の評価(満足度)やカリキュラムでの役割について考察した. その結果,70%の学生が良い評価(5段階評価で4以上)をし,半年を経過しても維持されていることから,参加型授業科目の実施がスムーズであったこと等が推察されることや,防災に関するニュースなどを以前より関心を持つようになったことなどが分かり,合宿研修がカリキュラムや学習意欲の向上などに寄与していることを確認することができた.
- (キーワード)
- 合宿研修 / アンケート / キャンプ / 防災教育 / 新入生
自助・共助-防災は人と人との絆から-,
4県(三重県,和歌山県,高知県,徳島県)連携自主防災組織交流大会, 2008年1月. 中野 晋, 安藝 浩資, 内田 紘臣 :
エダミドリイシの再生をめざして, --- わしずみ王のくに自然再生プロジェクト ---,
日本サンゴ礁学会第10回大会講演要旨集, 47, 2007年11月. 中野 晋, 安藝 浩資, 花住 陽一, 岡田 直也, 藤田 真人 :
エダミドリイシを対象とした生息適性度評価,
日本サンゴ礁学会第10回大会講演要旨集, 130, 2007年11月. 中野 晋, 安藝 浩資, 岡田 直也, 岩瀬 文人, 清水 里香 :
エダミドリイシの産卵期の流動場の特性,
日本サンゴ礁学会第10回大会講演要旨集, 62, 2007年11月. 中野 晋 :
商工業における地震被害と防災,
2007年度第20回研究発表会市民公開シンポジウム, 2007年11月. 中野 晋 :
徳島県北部沿岸の高潮特性, --- 2004年高潮災害の検証 ---,
四国のみなと特別講演会, 2007年10月. 中野 晋 :
企業の被害と復旧,
新潟県中越沖地震被害調査報告会, 2007年9月. 中野 晋, 安藝 浩資, 岩瀬 文人, 内田 紘臣 :
竹ヶ島海中公園におけるエダミドリイシ産卵期の流動特性,
日本沿岸域学会研究討論会2007講演概要集, Vol.20, 170-173, 2007年7月.- (要約)
- 徳島県と高知県の県境に位置する竹ヶ島海中公園地区はイシサンゴ類のエダミドリイシの群生地として海中公園の指定を受けているが,エダミドリイシが激減したことを受けて自然再生事業のための事前調査を行っている.本報告はその調査の一環として昨年のサンゴ産卵期に実施した環境調査(流速,波浪,水質)の結果を報告した.
- (キーワード)
- 自然再生 / サンゴ / 竹ヶ島 / 産卵 / 流動特性
地域の建設会社における企業防災の現状,
地域安全学会梗概集, No.20, 33-36, 2007年5月.- (要約)
- 四国の中小建設会社の事業規模や内容,企業防災へ取り組み状況,取り組みに際するボトルネックなどを把握し,地域の中小企業が取り組むべき企業防災の方向性を検討することを目的としたアンケート調査を実施した.現状では防災への取り組みやBCPの認識度は低いもののBCP策定の必要性は十分感じており,行政や業界団体等による支援体制づくりが重要であることが明らかとなった.
- (キーワード)
- 企業防災 / 建設業 / 事業継続計画
地場産業の被害と復旧,
能登半島地震被害調査速報会, 2007年5月. 小川 宏樹, 中野 晋, 田渕 恭子 :
災害時要援護者の実態把握と避難・生活支援のあり方,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 118-119, 2007年5月. 中野 晋, 黒崎 ひろみ, 小川 宏樹, 岡部 健士 :
徳島大学における防災啓発活動と自主防災支援,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 116-117, 2007年5月. 高崎 華名, 中野 晋, 黒崎 ひろみ, 小川 宏樹 :
徳島県内中小企業の防災意識アンケート調査,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 114-115, 2007年5月. 魁生 知佐子, 中野 晋, 黒崎 ひろみ, 三宅 祥寿 :
小松島市における昭和南海地震体験談の発掘とその証言,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 34-35, 2007年5月. 安井 勝志, 安藝 浩資, 中野 晋 :
半閉鎖性海域における波浪場と底質粒度構成についての一報告,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 148-149, 2007年5月. 仙波 真一, 中野 晋, 藤田 真人 :
シオマネキの生息環境における底質粒度変化,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 146-147, 2007年5月. 藤田 真人, 中野 晋, 仙波 真一 :
吉野川河口域における底質粒度分布の評価方法,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 144-145, 2007年5月. 冨永 数男, 中野 晋 :
段波津波による衝撃性波圧に関する実験的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 188-189, 2007年5月. 冨永 数男, 中野 晋 :
段波津波による衝撃性波圧に関する実験的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, 2007年5月. 中野 晋 :
河口干潟の底質粒度構成と潮汐作用,
土の堆積環境と形成された地盤の工学的特性との関連性に関するワークショップ, 2006年11月. 黒崎 ひろみ, 中野 晋, 小川 宏樹, 大谷 寛, 大奈 健, 川田 一昭, 村上 仁士 :
体験談に基づく昭和南海地震の震度評価とその性別や年齢による違い,
第23回歴史地震研究発表会要旨集, 2, 2006年9月.- (要約)
- 徳島県南部の沿岸市町村において,昭和南海地震の体験者に対するヒヤリング調査を行った.由岐町,日和佐町を含む徳島県南部域および徳島市における体験談をまとめ,気象庁震度階級表および宇佐美らの表を用いて体感震度を評価し,語り部の性別・年齢による体感震度の特性について考察した.
- (キーワード)
- ヒアリング調査 / 昭和南海地震 / 体験談 / 徳島県南部
徳島県南部における昭和南海地震体験者ヒアリング調査,
日本沿岸域学会研究討論会2006講演概要集, Vol.19, 262-265, 2006年6月.- (要約)
- 徳島県南部の沿岸市町村において,昭和南海地震の体験者に対するヒヤリング調査を行った.今回新たに分かった被災時の状況について報告する.
- (キーワード)
- ヒアリング調査 / 昭和南海地震 / 体験談 / 徳島県南部
エダミドリイシの再生をめざして, --- わしずみ王のくに自然再生プロジェクト ---,
日本沿岸域学会研究討論会2006講演概要集, Vol.19, 116-119, 2006年6月.- (要約)
- 徳島県と高知県の県境に位置する「阿波竹ヶ島海中公園」の自然環境を取り戻すことを主な目的に,昨年9月に「竹ヶ島海中公園自然再生協議会」が設立されました.これまでにここで行われた環境調査結果や環境啓発活動について紹介するとともに,サンゴ海域での自然再生の方向性について述べる.
- (キーワード)
- 自然再生 / サンゴ / 竹ヶ島
物部川河口での岸沖漂砂と河口閉塞,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 164-165, 2006年5月. 中野 晋, 木村 剛士, 天羽 誠二, 白川 卓磨 :
小鳴門海峡周辺における潮位特性,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 136-137, 2006年5月. 安井 勝志, 安藝 浩資, 岡田 直也, 中野 晋 :
半閉鎖性水域における流れ場と浮遊土砂に関する一報告,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 134-135, 2006年5月. 藤田 真人, 中野 晋, 寺澤 直晃 :
四国におけるシオマネキ属の生息環境特性,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 450-451, 2006年5月. 黒崎 ひろみ, 山本 博之, 木村 泰之, 中野 晋 :
中学生を対象とした防災教育の現状と有効的手法,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 468-469, 2006年5月. 安藝 浩資, 吉崎 仁美, 岸本 信和, 中野 晋 :
自然再生事業における環境教育の取り組みについての一報告(第2報),
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 470-471, 2006年5月. 冨永 数男, 中野 晋 :
海岸堤防に作用する津波波力に関する実験,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 154-155, 2006年5月. 安藝 浩資, 吉崎 仁美, 岸本 信和, 中野 晋 :
自然再生事業における環境教育の取り組みについての一報告,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 412-413, 2005年5月. 小野 悟, 中野 晋, 冨永 数男 :
徳島県における平成16年台風23号による高潮災害,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 108-109, 2005年5月. 木村 剛士, 中野 晋, 冨永 数男 :
高知県菜生海岸高波災害における高潮の寄与について,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 106-107, 2005年5月. 藤田 真人, 中野 晋, 吉田 忠司 :
干潟底質の粒度変化とシオマネキの生息分布の関係,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 104-105, 2005年5月. 安井 勝志, 安藝 浩資, 中野 晋 :
防波堤建設による波浪場の変化とサンゴ生態への影響,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 102-103, 2005年5月. 吉田 忠司, 中野 晋, 藤田 真人 :
平成16年度の台風による吉野川河口域の地形変化,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 100-101, 2005年5月. 多賀谷 宏三, 岡林 宏二郎, 中野 晋, 若江 直人 :
物部川河口砂州の閉塞要因に関する調査研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 98-99, 2005年5月. 冨永 数男, 中野 晋, 木村 剛士 :
津波河川遡上に関する実験,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 212-213, 2005年5月. 冨永 数男, 中野 晋 :
津波河川遡上に関する実験,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, 2005年5月. 中野 晋 :
高潮·津波ハザードマップのあり方, --- ハザードマップから防災マップへ ---,
平成16年度徳島大学防災講演会, 2005年3月.- (要約)
- 津波·高潮災害は年々危険性が増大し,防災対策が急がれている.そのためにハザードマップやこれに避難情報を加えた防災マップの作成が重要であるが,作成する際の留意点や作成方法,利活用の方法について事例を紹介しながら解説した.
平成16年台風による沿岸災害,
平成16年度学術講演会テキスト, 1-5, 2005年3月.- (要約)
- 平成16年は台風10,11,16,18,21,23号により,四国地方で甚大な被害が相次いだ.特に台風16号では香川県を中心に瀬戸内海沿岸で戦後最大級の高潮災害が発生したほか,台風23号では高知県室戸市菜生海岸で高潮·高波のため,海岸堤防が倒壊し,3名の方が亡くなる惨事となった.徳島県においても鳴門市などで高潮や豪雨による浸水災害が発生した.四国で発生した主な沿岸災害についてその概要と発生要因について災害発生後に設置された調査委員会資料などをもとに解説した.
粒子間応力に基づく底泥の降伏値と移動限界の評価,
粘着性土の浸食に関するシンポジウム論文集, No.2, 39-44, 2004年12月.- (要約)
- 底泥の土粒子間に働く相互作用力をクーロン力で代表させるモデルを用いて,底泥のせん断強度や移動限界を半理論的に評価する方法について述べた.この方法を用いて細砂の混合割合が変化する細砂混合泥のせん断強度などの変化特性が適切に表現できることを示した.
GISを用いた鳴門市里浦地区における避難計画作成支援,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.10, 212-213, 2004年5月. 小野 悟, 中野 晋, 太田 昭信, 尾崎 徳彦, 松下 恭司, 天羽 誠二 :
立体防災地図を用いた防災教育の取り組み, --- 小学校高学年を対象として ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.10, 210-211, 2004年5月. 古川 忠司, 中野 晋, 宇野 宏司, 原田 隼作 :
シオマネキ小型個体の生息環境特性に関する研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.10, 130-131, 2004年5月. 冨永 数男, 中野 晋, 小野 悟 :
GISを用いた鳴門市里浦地区における避難計画作成支援,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, 2004年5月. 中野 晋, 片岡 孝一 :
アカウミガメの上陸頭数と魚種別漁獲量の相関,
平成16年度日本水産学会大会講演要旨集, 76, 2004年4月. 中野 晋 :
徳島市内排出汚濁負荷量の推計,
第38回日本水環境学会年会講演集, 2004年3月. 小野 悟, 中野 晋, 松下 恭司, 天羽 誠二 :
鳴門里浦地区を対象とした水防災システムの現状把握,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.9, 131-132, 2003年5月. 宇野 宏司, 中野 晋 :
シオマネキ幼生の生息環境と潮汐応答,
応用生態工学第4回研究発表会講演集, 49-52, 2000年9月. 宇野 宏司, 中野 晋 :
底質特性からみた稀少種「シオマネキ」の生息分布特性,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.55, 2000年9月. 中野 晋, 大川 晃由 :
粘着性底質の侵食限界に及ぼす細砂含有率の影響,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.54, 422-423, 1999年9月. 吉田 善昭, 増味 康彰, 中野 晋, 三井 宏 :
人工リーフ上での斜め入射波の特性,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.43, 214-215, 1991年5月. 増味 康彰, 吉田 善昭, 中野 晋, 三井 宏 :
サーフィン適地の例とその海底地形,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.43, 212-213, 1991年5月. 中野 晋, 藤平 依彦, 片山 剣緑 :
高含水比底泥の安定限界と移動限界掃流力,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.43, 154-155, 1991年5月. 山下 智, 中野 晋, 小津 慶久, 三井 宏 :
自浄係数を考慮した新町川水系のBOD拡散計算,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.43, 136-137, 1991年5月. 岸田 宣幸, 中野 晋, 小津 慶久, 細井 由彦 :
新町川水系での水質変動特性,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.43, 132-133, 1991年5月. 小津 慶久, 中野 晋, 細井 由彦, 岸田 宣幸 :
徳島市東部地区での水質汚濁負荷量の推計,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.43, 108-109, 1991年5月. 中野 晋, 小野 幹夫, 藤平 依彦 :
各種フローコーンによる底泥のスランプ試験,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.42, 262-263, 1990年5月. 中野 晋 :
底泥床上の波高減衰に及ぼす弾性の影響,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.42, 252-253, 1990年5月. 杉原 智己, 琢磨 雅人, 中野 晋, 三井 宏 :
捨石被覆緩傾斜面における波の打ち上げ高と安定重量,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.42, 250-251, 1990年5月. 中野 晋, 山下 智, 三井 宏, 秋山 佳輝 :
平均海面上昇時の徳島市の高潮災害についての計算,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.42, 208-209, 1990年5月. 山下 智, 中野 晋, 小津 慶久, 三井 宏 :
感潮河川網の塩分拡散計算,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.42, 102-103, 1990年5月. 伊東 信幸, 中野 晋, 山本 弘和 :
底泥床上での波高減衰に及ぼす流れの影響,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.41, 234-235, 1989年5月. 山本 弘和, 中野 晋, 伊東 信幸 :
高含水比粘土の波による舞い上がりについて,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.41, 232-233, 1989年5月. 高橋 俊則, 中野 晋, 三井 宏 :
吉野川河口周辺部の水位変動について,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.41, 214-215, 1989年5月. 田中 公一朗, 琢磨 雅人, 中野 晋, 三井 宏 :
海浜を被覆する捨石の波に対する安定性,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.41, 206-207, 1989年5月. 川村 正司, 山本 敦, 中野 晋, 三井 宏 :
V字型反射堤による越波の促進効果,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.41, 204-205, 1989年5月. 山下 智, 中野 晋, 三井 宏, 村上 仁士, 細井 由彦 :
徳島市内河川の流況現地観測,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.41, 170-171, 1989年5月. 細井 由彦, 村上 仁士, 中野 晋, 山口 隆史, 上月 康則 :
堆積泥による酸素消費モデル,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.41, 162-163, 1989年5月. 藤平 依彦, 中野 晋, 細井 由彦 :
高含水比底泥の降伏値と初期移動について,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.41, 158-159, 1989年5月. 岡部 健士, 中野 晋, 佐藤 昭二 :
粗大礫に作用する流体力に関する基礎的実験,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.41, 122-123, 1989年5月. 細井 由彦, 村上 仁士, 中野 晋, 山口 隆史, 上月 康則 :
底泥層における酸素消費に関する考察,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.43, 1988年10月. 中野 晋 :
一様流中の波と底泥の相互干渉,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.43, 770-771, 1988年10月. 細井 由彦, 中野 晋, 山口 隆史, 上月 康則, 林 宏典 :
徳島市内河川における底泥の堆積状況(2),
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.40, 230-231, 1988年5月. 中野 晋, 細井 由彦, 小玉 和宏 :
スランプ試験による底泥の降伏値の検討,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.40, 232-233, 1988年5月. 中野 晋, 沖田 勝俊 :
航路掘削部における波による底泥の移動についての実験,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.40, 200-201, 1988年5月. 琢磨 雅人, 三井 宏, 中野 晋 :
緩勾配斜面の捨石の波に対する安定限界,
土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集, Vol.40, 160-161, 1988年5月. 中川 博次, 中野 晋 :
混合砂れきの粒径別限界掃流力に及ぼす粒度分布の効果,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.35, 1980年9月.
- 研究会・報告書
- 金井 純子, 中野 晋 :
愛媛県内における災害対応∼社会福祉施設の災害対応∼,
水工学委員会西日本豪雨災害調査団(四国地区)報告会 要旨集, 88-100, 2019年3月. 中野 晋, 岡部 健士, 上月 康則, 北野 利一, 竹林 洋史 :
大河川河口周辺の物理現象と干潟生態系の応答に関する研究,
平成10年度∼平成12年度科学研究費補助金(基盤研究C)研究成果報告書, 2001年3月. 蒋 景彩, 中野 晋, 上野 勝利, 岡部 健士 :
平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震による地盤災害の現地調査報告,
平成20(2008)年岩手・宮城内陸地震被害に関する緊急調査研究報告書, 2009年8月. 中野 晋, 木村 剛士, 冨永 数男 :
高知県菜生海岸高波災害調査,
徳島大学教育研究プロジェクト推進費調査成果報告書, 55-60, 2004年3月. 中野 晋, 小野 悟, 冨永 数男 :
鳴門市での高潮災害調査,
徳島大学教育研究プロジェクト推進費調査成果報告書, 49-54, 2004年3月. 鎌田 磨人, 岡部 健士, 中野 晋, 上月 康則, 竹林 洋史, 石井 愃義, 石川 愼吾, 和田 恵次 :
空間的階層概念に基づく河川生態系の構造と機能の把握,及び環境影響評価方法の確立,
科学研究費補助金基盤研究(B 2)研究成果報告書(課題番号11480143), 1-152, 2002年3月.
- 特許
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 作品
- 中野 晋, 鎌田 磨人, 杉本 卓司, 山口 雅人 :
徳島の豊かな自然を守る人々,
徳島の環境 防災 まちづくり シリーズ②, No.3, 2016年3月.- (要約)
- ケーブルテレビ徳島系列放映の防災・環境啓発番組を作成.出演は鎌田磨人教授(環境防災研究センター・自然環境科学部門主任)他.ナビゲータ役は中野 晋(環境防災研究センター長)・平石加奈子(フリーアナウンサー).徳島保全生物学研究会,生物多様性とくしま会議が毎年開催している勝浦川フィールド講座を通して,山・川・海そして人のつながりの大切さについて説明している.
- (キーワード)
- 勝浦川流域フィールド講座 / 生物多様性リーダ― / 里山 / 里川 / 干潟
人と生き物が躍動する干潟,
徳島の環境 防災 まちづくり シリーズ②, No.2, 2016年1月.- (要約)
- ケーブルテレビ徳島系列放映の防災・環境啓発番組を作成.出演は上月康則教授(環境防災研究センター・危機管理部門主任).ナビゲータ役を中野 晋(環境防災研究センター長)・平石加奈子(フリーアナウンサー).吉野川河口干潟で育まれるシオマネキなどの甲殻類,トビハゼなどの魚類,そして野鳥を紹介し,干潟で行われている物質循環の大切さについて紹介している.沖洲マリンピア人工海浜に生息するルイスハンミョウの生態について,摂餌,交尾行動,産卵の貴重な映像を通して説明するとともにそうした生物を守る人々(沖楽会)の活動についても紹介した.
- (キーワード)
- 吉野川河口干潟 / マリンピア沖洲人工海浜 / シオマネキ / トビハゼ / ルイスハンミョウ / 沖楽会
豪雨災害に備える, --- 平成26年台風11号災害と緑のダム ---,
徳島の環境 防災 まちづくり シリーズ②, No.1, 2015年11月.- (要約)
- ケーブルテレビ徳島系列放映の防災・環境啓発番組を作成.出演は田村隆雄准教授(環境防災研究センター・防災科学部門).ナビゲータ役を中野 晋(環境防災研究センター長)・平石加奈子(フリーアナウンサー).平成26年8月に起こった台風11号災害を振り返って,洪水被害が発生した原因,長安口ダムの治水効果について説明した後,緑のダムとしての森林の役割などについて現地レポートを通して解説した.
- (キーワード)
- 平成26年台風11号 / 洪水災害 / 森林 (forest) / 緑のダム
地域で取り組む防災活動,
徳島の環境 防災 まちづくり, No.6, 2015年5月.- (要約)
- ケーブルテレビ徳島系列で放映した防災啓発番組の作成.出演者は徳島大学環境防災研究センター助教・湯浅恭史氏(企業防災)を始め,地域で活動されている多くの方に出演いただいた.徳島県立防災センターを訪れ,自主防災活動の進め方について触れた後,県内各地で行われている取組について取材映像に基づいて紹介した.鳴門市で行われた製造業と住民との合同避難訓練,徳島大学で実施された地域住民対象の避難所研修などである.さらに徳島大学で実施している防災リーダー育成の取り組みについても紹介している.
- (キーワード)
- 南海トラフ地震 / 自主防災 / 企業防災 / 避難訓練
防災技術最前線,
徳島の環境 防災 まちづくり, No.5, 2015年3月.- (要約)
- ケーブルテレビ徳島系列で放映した防災啓発番組の作成.出演者は徳島大学大学院教授・馬場俊孝氏(地球物理学,津波防災)で,徳島県海陽町まぜのおか陸上局から,潮岬沖から室戸岬沖にかけて設置が進められている地震・津波観測監視システム(DONET2)と京コンピュータを用いた最新の津波シミュレーションの現状について解説し,特にDONET2による観測データと最新の津波シミュレーション技術を連携させることでリアルタイムに津波予測情報の提供が可能となることを伝えている.
- (キーワード)
- 南海トラフ地震 / DONET2 / 津波シミュレーション / 京コンピュータ
阪神・淡路大震災から20年, --- 阪神・淡路大震災の犠牲者から学ぶ ---,
徳島の環境 防災 まちづくり, No.4, 2015年1月.- (要約)
- ケーブルテレビ徳島系列で放映した防災啓発番組の作成.出演者は徳島大学大学院教授・西村明儒氏(法医学),北淡診療所長・井宮雅宏氏である.阪神・淡路大震災からちょうど20年目となることを踏まえ,地表に現れた野島断層が保存されている兵庫県淡路市の北淡震災記念公園より,阪神・淡路大震災の被害について振りかえった.その後,北淡診療所に移動して,犠牲者の死因分析から見えてくるものについて伝えるという構成である.震災時に兵庫県の監察医として多数の犠牲者の検案書作成にあたられた西村氏,旧北淡町富島地区で仮設診療所を設置して負傷者の治療と犠牲者の検視にあたられた井宮氏,この2人の医師の対談を通して,建物の耐震化や家具の転倒防止の重要性を伝えている.
- (キーワード)
- 阪神・淡路大震災 / 死因分析 / 耐震化
巨大地震を迎え撃つ,
徳島の環境 防災 まちづくり, No.3, 2014年11月.- (要約)
- ケーブルテレビ徳島系列で放映した防災啓発番組の作成.出演者は中野晋,徳島大学大学院教授・村田明広氏(構造地質学),美波町木岐まちづくり協議会の皆様で,南海トラフ地震と中央構造線断層帯地震をテーマにした番組を制作した.南海トラフ地震については,津波浸水エリアで行った住民アンケートを参考に基準水位と津波避難場所の選定方法について中野が解説した.その後,美波町木岐地区にある農林漁業体験施設・ドミトリー聖ヶ丘から,木岐まちづくり協議会の方々に木岐地区での震災に向けた取り組みについてお話を伺った.なお,この施設は震災時には避難所として活用できるよう工夫がなされている.中央構造線断層帯地震については村田が解説した.JR池田駅付近を通る池田断層を取り上げて中央構造線の特徴を説明した後,全国で初めて制定された活断層直上での土地利用の適正化に関する条例とその意義について解説している.
- (キーワード)
- 南海トラフ地震 / 津波避難 / 中央構造線断層帯地震 / イエローゾーン
豪雨災害に備える, --- 平成16年台風10号災害より10年 ---,
徳島の環境 防災 まちづくり, No.2, 2014年9月.- (要約)
- ケーブルテレビ徳島系列で放映した防災啓発番組の作成.出演者は徳島大学大学院准教授・西山賢一氏(応用地質学など),那賀町上那賀地区の中窪さんご一家(平成16年台風10号の土石流災害で被災)で,平成16年台風10号での豪雨災害を振り返って,豪雨に伴う土砂災害の危険性について伝えた.旧上那賀町白石地区では土石流により,住宅20数戸が全半壊したが,事前に公民館等の安全な場所に自主避難をした結果,人的被害が発生しなかった.この災害で自宅が半壊した中窪さんご一家から,避難の呼びかけがどのように行われ,避難が実行されたかなどについてインタビューした.その他,那賀町大用知地区の大規模地滑り(深層崩壊),明治25年7月に発生した豪雨に伴う高磯山の深層崩壊と天然ダムの形成・決壊の事例についてもドローンによる上空からの撮影も含む現地ロケを行ってまとめている.
- (キーワード)
- 豪雨災害 / 平成16年台風10号災害 / 土砂災害
南海地震の記憶, --- 津波碑を訪ねて ---,
徳島の環境 防災 まちづくり, No.1, 2014年7月.- (要約)
- ケーブルテレビ徳島系列で放映した防災啓発番組の作成.出演者は徳島大学名誉教授・村上仁士氏(海岸工学,環境衛生工学),美波町職員・浜大吾郎氏で,徳島県南部に点在する南海地震の津波碑の代表的なものを紹介した.また,番組の最後には徳島県知事・飯泉嘉門氏から当番組に対するコメントをいただいた.
- (キーワード)
- 南海トラフ地震 / 津波碑 / テレビ番組
一生を分ける一瞬があります, --- 緊急地震速報下の新しい訓練 ---,
2010年5月.- (キーワード)
- DVD / 緊急地震速報 / 避難訓練
- 補助金・競争的資金
- 平成30年7月豪雨による災害の総合研究 (研究課題/領域番号: 18K19951 )
中長期的な海水準変動と河川土砂動態を考慮した河口周辺地形変化と生態系の応答 (研究課題/領域番号: 17360236 )
環境インパクトに対する汽水生態系応答モデルの構築 (研究課題/領域番号: 13650569 )
河川における流路形態の変動と植生動態との相互関係に関する研究 (研究課題/領域番号: 11650531 )
空間的な階層概念に基づく河川生態系の構造と機能の把握、及び環境影響評価方法の確立 (研究課題/領域番号: 11480143 )
大河川河口周辺の物理現象と干潟生態系の応答に関する研究 (研究課題/領域番号: 10650509 )
エスチュリー・エンジニアリングの体系化に関する研究 (研究課題/領域番号: 09555158 )
大河川河口干潟の形成・維持機構に関する研究 (研究課題/領域番号: 08650611 )
スリット付き砂防ダムの土砂調整機能の改善とその評価法 (研究課題/領域番号: 07650603 )
水流と気流による底質の移動限界と流送量に及ぼす水辺植生の影響に関する研究 (研究課題/領域番号: 05650494 )
水理構造物周辺の剥離流の (研究課題/領域番号: 01850120 )
各種水域の乱流構造特性とその移動床問題への水工学的応用に関する研究 (研究課題/領域番号: 01302046 )
山地河川における転在石礫の移動限界に関する研究 (研究課題/領域番号: 63550375 )
波と流れの共存場における移動床問題の確率論的研究 (研究課題/領域番号: 63460162 )
リゾ-ト海域に適する防波堤の水理機能に関する研究 (研究課題/領域番号: 62460161 )
研究者番号(50198157)による検索
- その他
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2024年11月15日更新
- 専門分野・研究分野
- リスクマネジメント
地域防災学 (Regional Disaster Prevention)
沿岸域工学 (Estuary Engineering) - 所属学会・所属協会
- 社団法人 土木學會
日本沿岸域学会
特定非営利活動法人 事業継続推進機構
日本安全教育学会
地域安全学会
日本自然災害学会
日本サンゴ礁学会
歴史地震研究会
日本地震工学会
日本災害情報学会
京都大学防災研究所自然災害研究協議会
日本保育学会
日本地域福祉学会
日本老年社会科学会 - 委員歴・役員歴
- 社団法人 土木學會 (海岸工学委員会委員 [1996年6月〜2005年6月], 環境システム委員会委員 [2001年6月〜2003年6月], 地球環境委員会幹事 [1998年6月〜2001年6月], 津波被害推定ならびに軽減技術研究小委員会 [2003年10月〜2009年9月], 四国ブロック南海地震研究委員会幹事 [2004年5月〜], 四国地域緊急災害調査委員会委員 [2004年5月〜], 環境賞選考委員会委員 [2005年6月〜2007年5月], 日本土木史編集特別委員会 [2008年4月〜2015年3月], 地震工学委員会地震リスクマネジメントと事業継続性に関する小委員会委員)
特定非営利活動法人 事業継続推進機構 (顧問 [2008年5月〜])
日本安全教育学会 (理事 [2014年5月〜2020年9月])
日本自然災害学会 (評議員 [2012年4月〜2020年3月])
京都大学防災研究所自然災害研究協議会 (幹事 [2012年4月〜2015年3月]) - 受賞
- 1993年1月, 財団法人 康楽会賞 (財団法人 三木康楽会)
2008年11月, 第3回海岸工学論文賞 (海岸工学委員会)
2009年4月, BCAOアワード2008・大賞 (特定非営利活動法人 事業継続推進機構)
2016年9月, 平成28年防災功労者防災担当大臣表彰 (内閣府)
2018年10月, 徳島県科学技術大賞 (徳島県)
2019年6月, 2019年度河川技術に関するシンポジウム優秀発表賞 (土木学会水工学委員会)
2020年9月, 令和2年防災功労者内閣総理大臣表彰 (内閣府) - 活動
- 地域防災研究会 (幹事長 [2001年8月〜2005年3月])
竹ヶ島自然再生協議会 (会長 [2005年9月〜2018年3月])
建設業BCP懇談会 (座長 [2009年1月〜])
徳島県部会 (会長 [2009年8月〜])
四国建設業BCP等審査会 (会長 [2009年8月〜])
徳島県建設業BCP研究会 (会長 [2009年10月〜])
徳島県審査部会 (委員 [2009年8月〜2013年3月])
専門部会 (委員 [2005年9月〜2018年3月])
国土交通省・農林水産省・水産庁 (海岸における津波対策検討委員会委員 [2011年4月〜12月])
徳島県 (徳島県復興指針推進委員会 委員 [2020年9月〜2022年9月])
四国地方整備局 (四国の港湾·空港ビジョン懇談会委員 [2000年12月〜2001年8月], 四国港湾物流検討委員会委員 [2002年11月〜2006年3月], 工事成績評定審査委員会委員 [2001年11月〜2012年3月], 総合評価委員会委員 [2005年11月〜], 総合評価技術アドバイザー [2005年11月〜2012年3月], 吉野川学識者会議 [2006年5月〜2011年3月], 総合評価地域小委員会 [2006年11月〜2012年10月], 四国防災八十八話検討委員会 [2007年5月〜2008年3月], 事業評価監視委員会委員 [2010年5月〜], 平成21年度海岸保全施設長寿命化計画策定委員会委員長 [2010年1月〜3月], リバーカウンセラー [2010年5月〜2011年3月], 四国防災アドバイザリー会議委員 [2010年4月〜2012年3月])
高松港湾·空港整備事務所 (備讃瀬戸航路サンドウェーブ調査委員会委員 [2000年12月〜2002年3月])
徳島県 (徳島の海岸を考える委員会委員 [2001年10月〜2003年3月], 徳島県マリンピア沖州整備手法検討委員会事業費積算検討専門部会委員 [2002年9月〜11月], 南海地震·津波対策連絡会議委員 [2001年10月〜2003年3月], 小松島港赤石地区公共埠頭緑地計画検討委員会委員 [1997年8月〜1999年3月], 南海地震·津波対策連絡会議津波浸水図作成等検討部会委員 [2002年6月〜2004年3月], 南海地震·津波対策連絡会議地震動被害想定委員会委員 [2003年11月〜2005年3月], 竹ヶ島海中公園自然再生協議会会長 [2003年5月〜], 徳島県豊かな海森づくり検討委員会委員 [2003年6月〜2007年3月], 公共工事環境配慮指針検討委員会委員 [2003年6月〜], 東環状大橋(仮)モニタリング調査アドバイザー [2004年4月〜2012年3月], 県土整備部土木工事環境配慮アドバイザー [2005年1月〜], 県土整備部総合評価入札審査委員会委員 [2005年12月〜2010年3月], マリンピア沖洲環境調査検討委員会委員 [2006年2月〜2016年1月], 徳島県環境審議会委員 [2006年8月〜2016年7月], 徳島県企業防災推進検討会座長 [2006年8月〜2007年3月], 農林水産部土木工事環境配慮アドバイザー [2006年8月〜2010年3月], 農林水産部総合評価入札審査委員会委員 [2006年8月〜2010年3月], 東環状大橋(仮称)ケーブルイグレット検討委員会委員 [2007年4月〜12月], 西部総合県民局防災サポーター育成委員会 [2007年6月〜2008年3月], 南部防災拠点基本構想検討会委員 [2007年7月〜2008年3月], 徳島県企業防災推進委員会 委員長 [2007年4月〜], 「徳島県まなぼうさい大賞」徳島県知事表彰検討会委員 [2009年12月〜], 「とくしま自主防災活動賞」徳島県知事表彰検討会委員 [2007年11月〜], マリンピア沖洲環境調査検討委員会人工海浜検討部会部会長 [2006年2月〜2010年3月], 平成21年度徳島県国民保護共同実働訓練における実働評価委員会委員 [2010年1月〜3月], 徳島県企業防災優良企業表彰委員会委員 [2008年11月〜], 徳島県事業継続計画審査委員会委員 [2010年3月〜3月], 徳島県災害情報活用検討協議会委員 [2010年6月〜2015年3月], 徳島県地震津波減災対策検討委員会 [2011年4月〜], 阿波しらさぎ大橋環境アドバイザー会議 委員 [2012年4月〜2015年3月], 海岸保全基本計画検討委員会 委員 [2014年1月〜], 国土利用計画審議会委員 [2013年12月〜2015年12月])
徳島市 (行政評価委員会委員 [2001年11月〜2007年3月], 市民防災指導員 [2003年6月〜2007年5月], 津波避難対策検討会委員 [2005年1月〜3月])
鳴門市 (設計·施工一括競争入札技術審査委員会委員 [2001年12月〜2002年3月])
国土交通省 (高潮·津波ハザードマップ研究会委員 [2002年11月〜2003年12月], 新たな津波防災検討委員会委員 [2004年3月〜2005年3月], 津波·高潮ハザードマップ事例集検討会委員 [2004年10月〜2005年3月], 発展途上国向け津波ハザードマップ作成国内委員会委員 [2007年2月〜2008年3月])
須崎市 (須崎市津波対策検討委員会委員 [2002年12月〜2003年3月])
運輸省第三港湾建設局神戸調査設計事務所 (新形式波浪制御構造物開発検討調査打合せ会委員 [1993年9月〜1994年3月], 新形式波浪制御構造物開発検討調査小委員会委員 [1994年9月〜1995年3月])
国土交通省中国地方整備局広島港湾空港技術調査事務所 (瀬戸内海海域環境改善計画検討会委員 [2002年11月〜2003年3月], 瀬戸内海海域環境改善計画調査委員会委員 [2003年6月〜2004年3月], 異常潮位検討調査委員会 [2003年9月〜2004年3月], 異常潮位検討委員会 [2004年10月〜2005年3月])
国土交通省中国地方整備局宇部港湾事務所 (徳山下松港干潟検討調査委員会委員 [2003年12月〜2005年3月], 徳山下松港干潟維持管理手法検討委員会委員 [2008年6月〜2009年3月], 徳山下松港干潟維持管理手法検討委員会委員 [2009年6月〜2010年3月])
財団法人 沿岸開発技術研究センター (大波浪透過式スリットケーソン防波堤開発委員会委員 [1997年10月〜1999年3月])
財団法人 港湾空間高度化センター (小松島港沖州地区エコポート検討委員会委員 [1996年9月〜1997年3月])
香川県高潮等対策検討協議会 (海岸保全小委員会委員 [2004年10月〜2005年3月])
財団法人 国土技術研究センター (菜生海岸災害調査検討委員会委員 [2004年11月〜2005年3月])
徳島市社会福祉協議会 (防災教育カリキュラム研究会委員 [2005年5月〜2006年3月])
高松港湾·空港整備事務所 (備讃瀬戸航路サンドウェーブ調査委員会委員 [2005年8月〜2006年3月])
四国地方整備局高松港湾空港技術調査事務所 (津波漂流物捕捉施設検討委員会委員 [2005年9月〜2006年3月])
財団法人 港湾空間高度化環境研究センター (小松島港赤石地区アマモ場造成検討会委員 [2005年10月〜2006年3月], 四国の海岸施設整備懇談会委員長 [2004年11月〜2006年5月])
四国地方整備局 (四国の港湾·空港ビジョン懇談会委員 [2000年12月〜2001年8月], 四国港湾物流検討委員会委員 [2002年11月〜2006年3月], 工事成績評定審査委員会委員 [2001年11月〜2011年3月], 総合評価委員会委員 [2005年11月〜2012年9月], 総合評価技術アドバイザー [2005年11月〜2012年9月], 吉野川学識者会議 [2006年5月〜2007年3月], 総合評価委員会地域小委員会委員 [2008年6月〜2012年9月], 海岸保全施設長寿命化計画策定検討委員会委員長 [2010年2月〜2011年3月])
小松島市 (小松島市要援護者対策検討会委員長 [2006年5月〜2008年3月], 小松島市基本構想等審議会 [2008年7月〜12月], 金磯地区下水道総合浸水対策緊急事業計画策定連絡協議会会長 [2008年11月〜2009年3月])
社会福祉法人 小松島市社会福祉協議会 (小松島市災害ボランティアネットワーク連絡会議委員 [2007年2月〜2008年3月])
独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 (基礎的研究審査委員会委員 [2007年4月〜2013年3月])
吉野川市 (吉野川市水道ビジョン審議会会長 [2008年8月〜12月])
財団法人 国際臨海開発研究センター (インド洋津波被災国及びASEAN向け津波ハザードマップガイドライン国内検討委員会 委員 [2007年8月〜2008年3月])
海陽町 (海陽町水道施設整備事業評価委員会委員長 [2008年10月〜2009年3月])
松茂町 (洪水ハザードマップ検討委員会委員長 [2008年11月〜2009年3月])
独立行政法人日本学術振興会 (XXXXX審査会専門委員 [2008年8月〜2010年7月], XXXX委員会書面審査員 [2008年8月〜2010年7月])
国土交通省関東地方整備局 (BCP検証委員会委員 [2009年8月〜2010年3月])
社団法人 四国建設弘済会 (四国地域技術開発選定委員会 委員 [2009年11月〜])
内閣官房 (平成21年度徳島県国民保護共同実働訓練評価委員 [2010年1月〜3月])
一般社団法人 四国クリエイト協会 (四国災害アーカイブス事業検討委員会委員 [2010年5月〜2015年3月])
社団法人 日本建設機械化協会四国支部 (運営委員 [2010年6月〜2014年6月])
社団法人 日本港湾協会 (高松港連絡協議会委員 [2012年2月〜3月])
高知県 (高知県地域防災力維持確保対策検討委員会委員 [2012年7月〜2013年3月])
徳島県県土整備部 (徳島県建設業BCP審査会委員 [2012年7月〜2015年6月])
徳島県南部総合県民局 (南部津波減災対策推進会議委員 [2012年6月〜2013年3月])
高知県危機管理部南海地震対策課 (BCP策定アドバイザー [2012年6月〜2013年3月])
国土交通省四国地方整備局 (四国広域緊急時海上輸送検討ワーキンググループ委員 [2012年7月〜2013年3月])
小松島市立坂野小学校 (実践的防災教育支援事業推進委員会アドバイザー [2012年8月〜2013年3月])
徳島県南部総合県民局 (徳島県立南部防災館指定管理候補者選定委員会委員 [2012年7月〜2013年3月])
国土交通省四国地方整備局小松島港湾・空港整備事務所 (徳島小松島港BCP関係者会議 [2012年9月〜2014年3月], 徳島小松島港BCP関係者会議 [2014年9月〜2015年3月])
徳島県 (阿波しらさぎ大橋環境アドバイザー会議 委員 [2012年9月〜2013年3月])
国土交通省.四国地方整備局 (平成24年度高知新港地震・津波技術検討会委員 [2012年10月〜2015年3月])
小松島市 (小松島市基本構想等審議会委員 [2012年10月〜2013年3月])
政府.国土交通省.港湾局 (港湾の津波に対する防護のあり方検討会 [2012年12月〜2013年3月])
国土交通省 港湾局 (港湾における地震・津波安全性評価手法に関する検討委員会 委員 [2012年11月〜2013年3月])
小松島港湾・空港整備事務所 (徳島小松島港BCP関係者会議委員 [2013年9月〜2014年3月])
高知県地域防災力維持確保検討委員会 (委員 [2012年8月〜2014年3月])
内閣府沖縄総合事務局 (沖縄県における港湾BCP検討委員会委員長 [2012年10月〜2014年3月])
徳島県出納局 (大規模災害時公金安定供給検討委員会委員長 [2013年5月〜2014年3月])
沿岸技術研究センター (平成25年度高知新港地震・津波技術検討会委員長 [2013年12月〜2014年3月], 港湾における地震・津波安全性評価手法に関する検討委員会委員 [2012年11月〜2013年3月])
松茂町 (防災会議専門委員 [2013年12月〜2014年3月])
徳島県 (海岸保全基本計画検討会委員 [2014年1月〜3月])
関西広域連合 (関西広域防災計画策定委員会地震・津波及び風水害対策専門部会委員 [2013年6月〜2014年3月])
日本建設機械施工協会四国支部 (運営委員 [2012年5月〜2016年5月])
徳島県 (国土強靭化地域計画策定検討委員会 [2014年8月〜2015年3月])
徳島県西部総合県民局 美馬庁舎 (委員 [〜])
徳島県教育委員会 (実践的防災教育総合支援事業推進委員会 [2012年7月〜2013年3月])
徳島県教育委員会 (実践的防災教育総合支援事業推進委員会 [2013年7月〜2014年3月])
徳島県教育委員会 (実践的防災教育総合支援事業推進委員会 [2014年7月〜2015年3月])
徳島県教育委員会 (学校の防災力強化事業実施委員会 [2012年7月〜2013年3月])
徳島県 (国土利用計画審議会委員 [2014年8月〜2015年3月])
徳島県教育委員会 (防災生涯学習キャンププロジェクト企画運営委員会委員 [2012年7月〜2013年3月])
徳島県 (地域連携・企業防災モデル事業選定委員会委員 [2014年8月〜2015年3月])
県土整備部 (大規模災害時における橘港の機能継続計画検討会委員長 [2014年12月〜2016年3月])
徳島県 (マリンピア沖洲環境調査検討委員会委員 [2014年2月〜2018年1月])
徳島県教育委員会 (「実践的防災・安全教育総合推進事業」推進委員会委員及び防災アドバイザー [2015年6月〜2016年2月])
国土交通省.四国地方整備局.徳島河川国道事務所 (勝浦川渡河橋の整備に関する環境保全検討委員会 委員 [2015年6月〜2016年3月])
徳島県 (徳島小松島港津田地区活性化計画検討会委員 [2015年10月〜2016年3月])
公益社団法人 日本港湾協会 (四国広域緊急時海上輸送等検討ワーキンググループ 委員 [2015年10月〜2016年3月])
徳島県 (中央構造線・活断層地震に係る被害想定検討会委員 [2016年8月〜2018年7月])
国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所 (勝浦川渡河橋に関する環境保全検討委員会 [2016年7月〜2017年3月])
徳島県 (環境審議会 副会長 [2016年8月〜2022年5月])
徳島県 (治水・利水等流域水管理条例(仮称)検討委員会委員 [2016年7月〜2017年3月])
徳島県教育委員会 (「実践的防災・安全教育総合推進事業」推進委員会委員及び防災アドバイザー [2016年6月〜2017年2月])
徳島県 (徳島県災害時快適トイレ計画策定委員会委員 [2016年11月〜2017年10月])
徳島県 (中央構造線・活断層地震に係る被害想定検討委員会 [2016年9月〜2017年8月])
関西広域連合 (関西広域防災計画策定委員会委員 [2017年5月〜2019年5月])
徳島市 (徳島市立地適正化計画策定検討会委員 [2017年6月〜2019年3月])
徳島県 (マリンピア沖洲環境調査検討委員会 委員 [2016年2月〜2018年1月])
特定非営利活動法人 災害・危機対応支援センター (理事 [2016年3月〜])
一般社団法人 日本建設機械施工協会四国支部 (運営委員 [2016年5月〜2018年5月])
徳島県 (徳島県建設業BCP審査会 委員長 [2015年7月〜2018年6月])
徳島県 (徳島県中央構造線・活断層地震に係る被害想定検討委員会委員長 [2016年8月〜2018年7月])
徳島県 (徳島県国土利用計画審議会委員 [2016年12月〜2019年12月])
西日本高速道路株式会社四国支社 (四国横断自動車道 吉野川渡河部の環境保全に関する検討会 環境部会部会長 [2017年4月〜2018年3月])
徳島県 (洋上風力発電設備導入可能性検討委員会 委員 [2017年3月〜12月])
国土交通省四国地方整備局 (吉野川学識者会議 委員 [2017年4月〜2019年3月])
国土交通省 国土技術政策総合研究所 (国土技術政策総合研究所 研究評価委員会 第三分科会委員 [2017年4月〜2019年3月])
国土交通省四国地方整備局 (建設業BCP等審査会 委員 [2017年5月〜2019年3月])
国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所 (勝浦川渡河橋の整備に関する環境保全検討委員会委員 [2017年5月〜2018年3月])
徳島市 (徳島市立地適正化計画策定検討会 委員 [2017年6月〜2019年3月])
徳島県 (南部防災減災対策有識者会議 委員長 [2017年6月〜2018年3月])
愛媛県防災安全統括部 (防災士養成講座講師 [2017年7月〜2018年2月])
独立行政法人 国民生活センター (商品テスト有識者会議委員 [2017年9月〜2018年3月])
松茂町 (松茂町洪水ハザードマップ検討委員会委員 [2017年10月〜2018年3月])
公益社団法人 日本港湾協会 (四国広域緊急時海上輸送等検討ワーキンググループ委員 [2017年10月〜2018年3月])
徳島県教育委員会 (「防災教育を中心とした実践的安全教育総合推進事業」学校防災アドバイザー [2017年8月〜2018年2月])
徳島県教育委員会 (「防災教育を中心とした実践的安全教育総合推進事業」推進委員 [2017年7月〜2018年2月])
海陽町 (竹ケ島海域公園魅力化事業検討会議委員 [2017年4月〜2018年3月])
国土交通省四国地方整備局 (四国の港湾における地震・津波対策検討会議 委員 [2018年3月〜2021年3月])
徳島県 (徳島小松島港及び橘港における機能協議会 委員 [2018年2月〜2021年3月])
徳島県庁 (徳島県企業BCP委員会 委員 [2018年2月〜2021年2月])
西日本高速道路株式会社 (四国横断自動車道吉野川渡河部の環境保全に関する検討会 環境部会 部会長 [2018年4月〜2021年3月])
徳島県 (徳島県国土強靭化地域計画及び徳島県南海トラフ・活断層地震対策行動計画推進委員会・委員 [2020年4月〜2022年3月])
徳島市 (徳島市国土強靭化地域計画推進市民会議・会長 [2020年8月〜2021年3月])
小松島市教育委員会 (「令和2年度学校安全総合支援事業」小松島市実践委員 [2020年7月〜2021年2月])
徳島県 (大規模災害時における徳島小松島港,橘港及び浅川港の機能継続協議会 アドバイザー [2020年8月〜2021年3月])
徳島県 (徳島県環境審議会 副会長 [2020年8月〜2022年7月])
2024年11月10日更新
2024年11月9日更新
Jグローバル
- Jグローバル最終確認日
- 2024/11/9 01:25
- 氏名(漢字)
- 中野 晋
- 氏名(フリガナ)
- ナカノ ススム
- 氏名(英字)
- Nakano Susumu
- 所属機関
- 徳島大学 助教授
リサーチマップ
- researchmap最終確認日
- 2024/11/10 01:45
- 氏名(漢字)
- 中野 晋
- 氏名(フリガナ)
- ナカノ ススム
- 氏名(英字)
- Nakano Susumu
- プロフィール
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- 登録日時
- 2005/10/8 00:00
- 更新日時
- 2022/9/14 10:51
- アバター画像URI
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- ハンドル
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- eメール
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- eメール(その他)
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- 携帯メール
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- 性別
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- 没年月日
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- 所属ID
- 0344005001
- 所属
- 徳島大学
- 部署
- 工学部 建設工学科
- 職名
- 助教授
- 学位
- 工学修士
- 学位授与機関
- 京都大学
- URL
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- 科研費研究者番号
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- Google Analytics ID
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- ORCID ID
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- その他の所属ID
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- その他の所属名
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- その他の所属 部署
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- その他の所属 職名
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- 最近のエントリー
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- Read会員ID
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- 経歴
- 受賞
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- Misc
- 論文
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- 講演・口頭発表等
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- 書籍等出版物
- 研究キーワード
- 研究分野
- 所属学協会
- 担当経験のある科目
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- その他
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- Works
- 特許
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- 学歴
- 委員歴
- 社会貢献活動
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2024年11月9日更新
- 研究者番号
- 50198157
- 所属(現在)
- KAKEN APIで取得できませんでした。
- 所属(過去の研究課題
情報に基づく)*注記 - 2018/4/1 : 徳島大学, 環境防災研究センター, 教授
2007/4/1 : 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授
2006/4/1 : 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 助教授
2005/4/1 : 徳島大学, 工学部, 助教授
1995/4/1 – 2003/4/1 : 徳島大学, 工学部, 助教授
1993/4/1 : 徳島大学, 工学部, 講師
1987/4/1 – 1991/4/1 : 徳島大学, 工学部, 講師
- 審査区分/研究分野
-
研究代表者
工学 / 土木工学 / 水工水理学
理工系 / 工学 / 土木工学 / 水工水理学研究代表者以外
工学 / 土木工学 / 水工水理学
工学 / 土木工学 / 水工学
複合領域 / 環境科学 / 環境影響評価(含放射線生物学)
- キーワード
-
研究代表者
吉野川 / 干潟 / 砂州 / 底質 / 植生 / 河床変動 / 底生動物 / 河状 / 河口砂州 / 底泥 / 干潟の生態 / ヨシ群落 / the Yoshino river / tidal Flat / sand bar / sediment / vegetation / river topography change / benthic animals / river condition / 河口 / シオマネキ属 / 生態系 / 汽水域 / 河口域 / シオマネキ / 河状履歴 / スナガニ類 / 数値解析 / 現地調査 / 主成分分析 / 地形変動 / 主成分解析 / 数値計算 / 植物群落 / 潮汐 / wetland / river mouth / sand-bar / genus Uca / river-bed variation / ecosystem / estuary / 環境影響評価 / 稀少生物 / 潮汐変動 / 環境インパクト / 生態系応答モデル / 地形変化 / HSIモデル / ベントス / 選好度モデル / 数値シミュレーション / environmental assessment / endangered species / tidal change / environment impact / ecosystem response model / topography change / 海水準変動 / 統計的固有関数法 / 地形 / HSI / 底質粒度分布 / 海面上昇 / 生息適性度モデル / 底質移動 / 統計分析 / 潮位変動 / 移動限界粒径 / sea level change / EOF method / tidal flat / benthos / Habitat Suitability Index / sediment grain size distribution
研究代表者以外
植生 / 移動限界 / 抵抗則 / 非粘性土 / 粘性土 / モデル実験 / 非平衡性 / 移動床現象 / 乱流構造 / 壁面境界条件 / 乱流モデル / 掃流砂 / 確率モデル / ピックアップレイト / ステップレングス / 粗度急変流れ / オ-バ-シュ-ト現象 / kーε乱流モデル / オ-バシュ-ト現象 / Kーε乱流モデル / 非平衡流砂過程 / 非定常流 / せん断乱流 / non-equilibrium / alluvial process / sediment transport / pick-up rate / step length / moving period / unsteady flow / non-uniform flow / 乱流 / 剥離流 / ボイル / ステップ流れ / 開水路乱れ / レ-ザ-流速計 / 組織渦 / ステップ法 / Turbulence / Separated Flow / Open Channel Flow / Laser Doppler Anemometer / Step Flow / Coherent Structure / Vortex / Kolk-boils / スリットダム / 堆砂 / 排砂 / 渦構造 / 付加構造物 / SLIT DAM / SEDIMENT CONTROL / VANE-TYPE STRUCTURE / SCOURING / ISOLATED VORTEX / IMPROVEMENT OF EFFICIENCY / エスチュリー / 沿岸域環境 / 3次元流動 / 密度流 / 現地観測 / バロクリニック流れ / 生態系モデル / ミチゲーション / 密度流成層化 / エスチュアリー / 沿岸海域 / 3次元数値実験 / Estuary / Coastal zone environment / Three-dimensional flow / Stratified flow / Field observation / Baroclinic flow / Ecosystem model / Mitigation / 吉野川汽水域 / 干潟 / マクロベントス / ベンケイガニ類 / 種子分散モデル / イセウキヤガラ / 河床変動 / 生態系分布予測 / 種子散布モデル / スナガニ類 / カワザンショウガイ類 / 生態系アセスメント / 吉野川感潮域 / 衛星画像解析 / 水理シミュレーション / Yoshino River / tidal flat / macro-benthic community / Grapsidae / seed dispersal model / Bolboschoenus planiculmi / riverbed change / model for ecosystem change / 流路形態 / 交互砂州 / 河口砂州 / 植物群落 / 群落動態モデル / 浮遊砂濃度分布 / データベース / 河床変動計算 / 浮遊砂濃度 / GISデータベース / 河床変動計算法 / 植生分布・動態モデル / 流砂量 / river morphology / alternate bar / river bed variation / plant community / colonization success / data base / 波浪の共振 / 波高増幅 / 越波量増大 / 透過性防波堤 / 曝気 / 水質拡散 / 波浪エネルギ- / 集波堤 / 潜堤 / 波浪制御 / 越波促進 / 海水交流 / 波の反射 / 波の回折・散乱 / 波のエネルギー利用 / 透過防波堤 / 拡散係数 / 分数係数 / 拡散 / Wave energy / Wave concentrator / Permeable breakwater / Submerged breakwater / Wave control / Wave overtopping / Water exchange / Aeration / 流砂の確率モデル / 波・流れ共存場 / ステップレンプス / 非一様境界形状 / 流砂 / Non-Equilibrium Sediment Transport Process / Stochastic Model / Pick-up Rate / Step Length / Unsteady Flow / 山地河川 / 混合砂礫床 / 限界掃流力 / 流体力 / 移動限界掃流力 / 抗力・揚力 / 流体力変動 / 土砂水理学 / 混合砂礫 / ピックアップレート / Bed Load / Critical Tractive Force / Mixed Bed / Fluid Force / Incipient Motion / 気象 / 河川洪水 / 土砂災害 / 防災行動 / 災害史 / 避難 / 浸水 / 土地利用 / 防災情報 / 豪雨 / 梅雨前線 / 洪水災害 / 災害リスク