トップ注目研究新薬候補物質の創出を指向した多様な側鎖構造を持つアミノ酸およびペプチドの新規合成法開発
カテゴリー 医学、薬学、創薬
代表研究者 猪熊 翼
関連する研究者    山田 健一    大髙 章
重永 章(福山大学薬学部 教授)
内容

徳島大学 令和2年度 若手研究者学長表彰 研究成果報告

【研究グループ】

徳島大学大学院医歯薬学研究部(薬学域)薬品製造化学分野 助教 猪熊 翼
徳島大学大学院医歯薬学研究部(薬学域)薬品製造化学分野 教授 山田 健一
徳島大学大学院医歯薬学研究部(薬学域)機能分子合成薬学分野 教授 大髙 章
徳島大学大学院医歯薬学研究部(薬学域)機能分子合成薬学分野 講師 重永 章(現所属:福山大学薬学部 教授)

【研究の概要】

アミノ酸類縁体はその側鎖部分の構造の違いに応じて多様な生物活性を発現することから、新薬候補物質として大きく期待されています(図1)。我々は側鎖構造の異なる多様なアミノ酸類縁体を効率的に合成する独自の手法開発に取り組んでいます。  その結果我々は、N-Npsイミノカルボン酸類とよばれる化合物に対して試薬を添加して直接側鎖構造を導入するアミノ酸骨格構築法を開発しました(図2)。

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【今後の展望(研究者からのコメント)】

以上のように我々はこれまでの研究で、多様な側鎖構造を持つアミノ酸類縁体およびペプチド群の効率的合成法の開発に成功しました。今後は本技術を基盤とし、新薬開発のシーズとなる生物活性アミノ酸およびペプチドの探索に取り組んでいく予定です。

 

▼徳島大学研究成果(2021年2月8日発表)
https://www.tokushima-u.ac.jp/docs/24438.html

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