トップ注目研究近赤外分光法を用いた人工知能による意思・欲求検出による意思伝達システム構築のための基盤技術の開発
カテゴリー 医学、工学、保健、電気電子、情報
代表研究者 伊藤 伸一
関連する研究者   福見 稔   森 健治   榎本 崇宏   伊藤 桃代
森慶子(徳島大学・専門研究員および徳島大学医学部保健学科・非常勤講師)
研究概要

頭皮上から観測される脳活動を計測し,ヒトの意思・欲求を解読するBrain Computer Interface(BCI)を応用した新たな意思伝達システム(Communicator Based on BCI: CBBCI)構築のための基盤技術の確立を目指す.提案するCBBCIは,ヒトの意思・欲求そのものを解読し,解読結果を提示する仕組みを取る.そのため,CBBCIの操作方法を覚える必要が無く,CBBCIを使いこなすための特別な訓練をする必要も無い.CBBCIの構築に当たり,意思・欲求を検出可能な計測箇所の特定,意思を意味する信号の抽出,が必須となる.しかしながら,意思の違い(音楽療法における聴取音楽に対する「聴きたい」という欲求、質問に対する回答「Yes」「No」など)を血流変化で捕らえることが困難である.

意思・欲求に関連する脳活動部位を特定するために,近赤外脳機能計測法(Functional Near-Infrared Spectroscopy: fNIRS)を用いる.fNIRSは脳組織内の血流変化を計測ことができ,活動している脳活動部位の特定が可能となる.次に,人工知能の技術を用いて意思・欲求に関連する信号の抽出を試みる.最後に,人工知能の技術を用いて,ヒトの欲求(聴取音楽に対する「聴きたい・聴き続けたい」という欲求)およびヒトの意思(質問に対する返答(Yes・No))を検出する.

 

▼徳島大学研究クラスターNo.1904004
https://cluster.tokushima-u.ac.jp/new-cluster-list/978.html

 

研究者の役割分担 伊藤伸一:研究総括、意思伝達システム構築のための基盤技術の開発
福見稔:人工知能アルゴリズムの開発
森健治:NIRS測定、NIRSデータの解析
榎本崇宏:生体医工学分野からの評価解析
伊藤桃代:データマイニング、評価
森慶子:NIRS測定、計測トレーニング
研究期間 2019年4月1日〜2022年3月31日

カテゴリー