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依岡 隆児
徳島大学
2024年11月22日更新
- 職名
- 教授
- 電話
- 088-656-7143
- 電子メール
- yorioka.ryuji@tokushima-u.ac.jp
- 学歴
- 1985/3: 筑波大学第2学群比較文化学類卒業
1988/3: 東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了
1989/9: 東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学 - 学位
- 博士(文学) (東北大学) (2005年11月)
- 職歴・経歴
- 1989/10: 徳島大学教養部助手
1990/4: 国立療養所東徳島病院附属看護学校非常勤講師(1996年まで)
1991/4: 香川大学非常勤講師(2002年6月まで)
1991/4: 徳島大学教養部講師
1993/4: 徳島大学総合科学部講師
1994/4: 徳島大学総合科学部助教授
2001/7: 文部科学省在学研修(長期)研究員ミュンヘン大学(∼2002年3月)
2007/4: 徳島大学総合科学部教授
2009/4: 徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部教授(∼2016年)
2010/4: 徳島県立看護学院(∼2012年)
2011/4: 国際日本文化研究センター客員教員(∼2013年3月)
2016/4: 徳島大学大学院総合科学研究部研究部教授(∼2017)
2017/4: 徳島大学大学院社会産業理工学研究部教授(現在に至る)
- 専門分野・研究分野
- ドイツ文学 (German Literature)
比較文化学 (Comparative Cultural Studies)
2024年11月22日更新
- 専門分野・研究分野
- ドイツ文学 (German Literature)
比較文化学 (Comparative Cultural Studies) - 担当経験のある授業科目
- ドイツ語入門 (共通教育)
ドイツ語入門Ⅱ (共通教育)
ドイツ語初級Ⅱ (共通教育)
ヨーロッパ文化特論 (大学院)
二年生以上向けオリエンテーション(総合科学実践講義・総合科学実践プロジェクトガイダンス) (学部)
卒業研究 (学部)
名著講読-世界の見方~文学作品や科学随筆を読む- (共通教育)
名著講読-未知との出会い~文学作品や随筆を読む- (共通教育)
国際教養コースゼミ配属ガイダンス (学部)
国際教養コース連絡 (学部)
国際教養演習Ⅰ (学部)
国際教養演習Ⅱ (学部)
地域創成特別演習 (大学院)
実用外国語基礎演習Ⅱ(ドイツ語) (学部)
比較文化研究 (学部)
比較文化論 (学部)
総合科学実践講義A(グローバル文化論) (学部) - 指導経験
- 45人 (学士), 13人 (修士)
2024年11月22日更新
- 専門分野・研究分野
- ドイツ文学 (German Literature)
比較文化学 (Comparative Cultural Studies)
- 研究テーマ
- ギュンター·グラス研究 (ギュンター·グラス, ドイツ現代文学, 日独比較文化, 雑誌·出版研究, 演劇·映画) (ドイツ語圏の現代文学
特に作家ギュンター·グラスの研究.主としてドイツ語圏と日本の文化との影響関係の研究.特に
文学作品や文芸雑誌
演劇·映画の比較.)
- 著書
- 鳴門市ドイツ館史料研究会・''Lagerfeuer''編集部, 井戸 慶治, 川上 三郎, 依岡 隆児, 最上 英明, 田村 一郎 :
ラーガーフォイアー 松山俘虜収容所週刊新聞 第1巻,
鳴門市ドイツ館, 鳴門, 2022年12月.- (キーワード)
- ドイツ人捕虜
新・読書のススメー本との出会いと読書コミュニケーションのために,
徳島新聞社, 徳島市, 2022年11月.- (キーワード)
- 読書
松山のドイツ兵捕虜と収容所新聞「ラーガーフォイアー」,
愛媛新聞社, 松山, 2019年12月.- (要約)
- 第一次世界大戦時の青島のドイツ兵捕虜収容所のひとつである松山俘虜収容所(1914ー1917)について主に扱い,捕虜新聞『ラーガーフォイアー』の記事その他の関連史料からの引用・参照をおこなった.内容的には,青島戦争と捕虜収容の概要,収容所内での諸活動,上記新聞記事から日本や世界旅行記,戦争に関するものを取り上げ,終章では日露戦争における松山俘虜収容所や前後の時代の捕虜待遇などとの比較を試みた.2021年1月,「愛媛出版文化賞」の奨励賞を受賞.
- (キーワード)
- 第一次世界大戦 / 捕虜
読・書コミュニケーション入門∼読み書きの方法から読書会の実践へ∼,
教育出版センター, 東京, 2018年3月.- (要約)
- 読書のやり方を紹介し,インプットとアウトプットを連動させた読書活動を提唱し,新しいタイプの読書活動をかずかずの実践例から紹介している.読書を大学,地域の中で実践するための一助とすることが目標である.本書は,大学などの授業での文献講読,読書会のテキストとして,また読書に関するエッセイを多く掲載しているので個人の読み物(文章読本)としても利用することができる.さらに,書く方の実践にも応用できるように工夫しているので,読書エッセイや大学などでのレポート,論文の執筆に際しても参考書としても使うことができる.
- (キーワード)
- 読書 / 文学 (literature)
四国グローカル∼日本とドイツの文化交流から∼,
リーブル出版, 高知, 2015年3月.- (要約)
- 地域における日本と異文化との文化交流を「グローカル」という視点で考察するもので,四国とドイツとの文化交流を論じた.
- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 日独関係 / グローカル (glocal)
ギュンター・グラス∼「渦中」の文学者,
集英社, 東京, 2013年1月.- (要約)
- ドイツの作家の評伝にして入門書として,新書として刊行した.
- (キーワード)
- ドイツ文学
翻訳文学の視界, --- 近現代日本文化の変容と翻訳 ---,
思文閣出版, 京都, 2012年1月.- (要約)
- 明治維新後の日本にとって西洋文明を取り入れ,西洋風の骨格を整えるうえで,不可欠だった翻訳は,日本近代文学の成立・変容にも大きな影響を与えた.ここでは井上健編で,各国語の文学専門家が翻訳の意義を論じた.依岡は第3部「翻訳文学の位相」において,ドイツ関連を担当し,多和田葉子と翻訳を,創作との関連で論じた.B5. p.260∼p.279.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture) / 日本研究 / 翻訳 / 多和田葉子
『Japan To-day』研究, --- 戦時期『文藝春秋』の海外発信 ---,
国際日本文化研究センター, 京都, 2011年3月.- (要約)
- 国際日本文化研究センターから出された叢書で,『文藝春秋』の戦時期における海外向けの記事の翻訳と解説・考察である.分担は長与善郎「観光の国 満洲国」の翻訳と解説「白樺派作家は満洲に何を見たか」
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture) / 日本研究
宮澤賢治 イーハトヴ事典,
弘文堂, 東京, 2010年12月.- (要約)
- 天沢退二郎・金子務・鈴木貞美編.「ドイツにおける受容」など4項目を執筆.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ∼四国から,グローカルに,
徳島新聞社, 徳島, 2010年12月.- (要約)
- 『徳島新聞』連載の「読書のススメ」を編集し直し,単行本にした.
- (キーワード)
- 読書 / グローカル / 比較文化 (comparative culture)
建築家 本野精吾展―モダンデザインの先駆者―,
京都工芸繊維大学美術工芸資料館, 京都, 2010年1月.- (要約)
- 2010年1月18日から3月11日まで開催された 「建築家 本野精吾展―モダンデザインの先駆者―」展(於:京都工芸繊維大学)の展示目録として出版された図録で,本野の活動について多面的に調査・解説する論文を掲載している.「本野精吾と新劇」の章を執筆.松隈洋監修,笠原一人企画総括・編集.共同執筆者9人.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文学 / 比較文化 (comparative culture) / 文化受容
日本文化におけるドイツ文化受容,
日本独文学会, 東京, 2008年6月.- (要約)
- 2007年日本独文学会春季研究発表会のシンポジュウム「日本文化におけるドイツ文化受容」の発表をもとに,論文集として発行された研究叢書の中の一編である.「『パンの会』におけるドイツの影響―『情調』を中心に―」の章を執筆.関口裕昭編.共同執筆者4人.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文学 / 比較文化 (comparative culture) / 文化受容
玉ねぎの皮をむきながら,
集英社, 東京, 2008年5月.- (要約)
- ギュンター·グラスの小説の翻訳.(B5,463ページ)
- (キーワード)
- 文学 (literature)
ブリタニカ国際年鑑2008,
ブリタニカ・ジャパン, 東京, 2008年4月.- (要約)
- 国際年鑑の中のギュンター·グラスの講演「エルンスト・トラー賞受賞演説」の翻訳とその解説.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
関西モダニズム再考,
思文閣出版, 京都, 2008年1月.- (要約)
- 竹村民郎・鈴木貞美編.「築地小劇場と関西新劇運動―ドイツ表現主義からの影響を中心に―」の章を執筆.国際日本文化研究センターの共同研究会の成果.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文化 (comparative culture)
ギュンター・グラスの世界, --- その内省的な語りを中心に ---,
鳥影社, 長野, 2007年4月.- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文化 (comparative culture)
世界の文学 76(ヨーロッパⅤ), --- ギュンター·グラス ナイーヴな反抗の歩み ---,
朝日新聞社, 東京, 2001年12月.- (要約)
- 時代と地域,テーマごとに編集された冊子形式での文学事典である朝日百科『世界の文学』シリーズ76号「ヨーロッパⅤ」(初見基編集)での,ギュンター·グラスの項目を執筆.(項目表題「ギュンター·グラス ナイーヴな反抗の歩み」)作家紹介,作品解題,写真解説を含む.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
喪失をめぐって-1889年以降のドイツ文学(2), --- 89年以降のギュンター·グラス ---,
日本独文学会, 東京, 2001年9月.- (要約)
- 日本独文学会研究発表会のシンポジュウム「1989年以降のドイツ文学(2)」の発表をもとに,論文集として発行された研究叢書の中の一編である.ここではベルリンの壁崩壊後のドイツ文学を,作家グラスの立場から検証を試みた.ドイツ再統一に反対の論陣を張ったグラスはドイツ国内の右傾化,言論の画一化,戦後社会が培ってきた「政治文化」の喪失を批判し続けた.こうしたグラスの観点がいかに創作活動に反映され,いかなる文学を彼がこれからの社会に求めているかを明らかにした.
出会いのドイツ語,
郁文堂, 東京, 1998年.- (キーワード)
- ドイツ語 / 教科書
女ねずみ,
東京, 1994年12月.- (要約)
- ギュンター·グラスの小説の翻訳.共訳者は高本研一.(B5,394ページ)
- (キーワード)
- 文学 (literature)
鈴蛙の呼び声,
集英社, 東京, 1994年1月.- (要約)
- ギュンター·グラスの小説の翻訳.共訳者は高本研一.(B5,315ページ)
- (キーワード)
- 文学 (literature)
- 論文
- 佐藤 征弥, 高須賀 友里, 松浦 大樹, 高木 佳美, 富塚 昌輝, 依岡 隆児, 宮崎 隆義 :
蜂須賀茂韶の海外での功績,
徳島大学地域科学研究, Vol.10, 1-24, 2020年.- (要約)
- 蜂須賀茂韶(はちすかもちあき)は,藩政期の終わりに徳島藩の最後の藩主となり,明治維新後は外交官,実業家,政治家として活躍した人物であるが,彼のイギリス遊学時代や外交官使時代の活動については,これまで情報が乏しかった.本研究はヨーロッパの図書館のデジタルアーカイブを利用して彼に関する情報を調べ,多数の資料を発見した.茂韶はオックスフォード大学を卒業してからもしばらくイギリスに滞在し,ヴィクトリア女王や皇太子に拝謁したり,軍艦「金剛」「扶桑」「比叡」の進水式に出席したりと公的な行事に現れるようになった.パリでの公使在任中の活動については多くの資料が見つかり,多彩な活動内容が明らかになった.条約関連では,ジュネーブ条約,日仏間郵便為替条約,メートル条約に署名した.この中ではジュネーブ条約署名がよく知られているが,メートル条約も日本の社会や産業に及ぼした影響は計り知れないものがある.国際度量衡委員会の活動報告書CIPM 1885(111)から,茂韶が国際度量衡委員会や日本政府と何度もやりとりを重ねて条約加盟にこぎつけたことが明らかになった. また,デジタルアーカイブには古新聞が多く含まれているため社交界の情報も多く,茂韶夫妻が多数の催しに出席したことが分かった.夫妻は主催することにも熱心で,ベルギーのブリュッセルで開いた舞踏会や,パリでの晩餐会やコンサートや観劇は評判になった.
- (キーワード)
- 蜂須賀茂韶 / 蜂須賀随子 / メートル条約 / 扶桑 / 比叡 / 金剛 / 喜賓会 / 三宮義胤
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 115414
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050004953596683520
(徳島大学機関リポジトリ: 115414, CiNii: 1050004953596683520) 依岡 隆児 :
日独文学にみる「核」の表象についての比較考察,
比較文化研究, No.124, 273-283, 2016年.- (キーワード)
- 比較文学 (comparative literature) / 日独交流 / ドイツ文学 (German literature) / 比較文化
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 113454
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050845763336462208
(徳島大学機関リポジトリ: 113454, CiNii: 1050845763336462208) 伏見 賢一, 依岡 隆児, 石田 和之, 岡部 修典, 後藤 強, 西沢 裕爾, 小田 大輔, 徳島大学天文部アストロラーブ :
「市内中心部で星空観望会∼徳島市内の天体観望会と街の活性化∼」,
「天文教育」, Vol.22, No.5, 49-51, 2010年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521980705996789760
(CiNii: 1521980705996789760) 依岡 隆児 :
日本の近代とハイマート(郷土/故郷)概念,
国際シンポジウム35 東アジア近代における概念と知の再編成, Vol.35, 249-261, 2010年.- (要約)
- 北京大学・国際日本文化研究センター共催の国際シンポジウム「東アジア近代における知の再編成をめぐって」の一環における研究発表を元にした論文集『東アジア近代における概念と知の再編成』の論文.「ハイマート(郷土/故郷)」という概念が西洋から入ってきたとき,近代化のなかで,もともと日本にあった類似の概念とどのような関わりをもって受容・形成されたかを,比較文学・比較文化的に考察した.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / ドイツ文学 (German literature) / 文化交流 (cultural exchange) / 比較文学 / 概念
Günter Grass nach der Wende., --- Zu seinem Schatten-Motiv. ---,
Neue Beiträge zur Germanistik, Vol.8, No.1, 45-62, 2009.- (要約)
- 日本独文学会の学会誌の特集「再統一後の文学」におけるドイツ語論文である.ギュンター・グラスについて影のモチーフを中心に論じた.ドイツ現代文学においてグラスを位置づけた.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 物語分析
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 113673
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282681198215808
(徳島大学機関リポジトリ: 113673, CiNii: 1390282681198215808) 依岡 隆児 :
ドイツ・ハイクの生成と俳句再評価,
日本研究, Vol.38, 265-279, 2008年.- (要約)
- 国際日本文化研究センター共同研究会「出版と学芸ジャンルの編成と再編成」における研究成果として採用された.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / 日本研究 / 概念研究
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 113609
(徳島大学機関リポジトリ: 113609) 依岡 隆児 :
雑誌『インゼル』における日本受容,
RHODUS, Vol.22, 71-82, 2006年.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文学 / ジャポニスム
書評,九頭見和夫著『太宰治と外国文学―翻案小説の「原点」へのアプローチ―』,
比較文学, Vol.48, 144-148, 2006年.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文学
ポリフォニーな語り, --- ギュンター·グラス『蟹の横歩きで』試論 ---,
ドイツ文学論集, No.37, 1-10, 2004年.- (要約)
- ギュンター·グラスの小説『蟹の横歩きで』(2002年)を,多面的にひとつの事象を語る技法を「ポリフォニーな語り」として,考察した.ドイツの戦争の被害者性に触れかねない事件を扱うが故に,こうした多声的な語りが要請されていたことをあきらかにした.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 113533
(徳島大学機関リポジトリ: 113533) 依岡 隆児 :
『ブリキの太鼓』の映画化をめぐって, --- 文学と映画のコラボレーション ---,
RHODUS, Vol.18, No.18, 39-52, 2002年.- (要約)
- ギュンター·グラスの小説『ブリキの太鼓』は1979年にシュレンドルフによって映画化された.原作者グラスはこの映画化に個人的に関っている.ここでは,原作と日本公開にあたって参照されたスクリプト,さらにシュレンドルフの「日記」の内容の比較を通して,文学と映画とのやりとりとその互いの限界について考察してみた.メディアの違い,ディシプリンの違いを認め合い,それを超えた協働が可能となったこの映画作りに,新しい社会における新しい芸術活動のあり方を見ることができるのではないかと論じた.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 映画 / 比較文化
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520290884697446656
(CiNii: 1520290884697446656) 依岡 隆児 :
グラスにおける逃避志向,
RHODUS, Vol.16, 109-120, 2000年.- (要約)
- グラスの作品群には,一貫して逃避志向があることに注目した.この逃避志向は単なる現実逃避であるばかりではなく,文学創作においても必要不可欠な「内省」の場をもたらすものでもある.こうした観点から1970年代から90年代にいたるまでのグラスの作品群を跡付け,内向化とラジカルさとの共存する作家の内的緊張が創造性につながっていることを考察した.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520290885083774336
(CiNii: 1520290885083774336) 依岡 隆児 :
不確かな証人ギュンター·グラス, --- 『広野』の重層的構造について ---,
ドイツ文学, Vol.103, 150-160, 1999年.- (要約)
- ギュンター·グラスの小説『広野』の作品構造を,語り手の位置と語りの異なる立場かからの反復(語り直し)などから,分析した.グラスの作品には一般的に一種の重層的構造があり,それが現実認識の内省の場となっている.このことがまた,時代の中に取り残された「遺物」に語りの視点を据えることで,可能とされているとした.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 物語分析
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 113786
(徳島大学機関リポジトリ: 113786) 依岡 隆児 :
ギュンター·グラスとメルヒェン,
ドイツ文学論集, Vol.32, 51-60, 1999年.- (要約)
- グラスはメルヒェンの愛好家であり,その作品世界でもメルヒェン的要素やその文体が多用されている.ここでは『ブリキの太鼓』から『ひらめ』,『女ねずみ』という作品に即しつつ,メルヒェンが現実世界とは相反するもうひとつの真実を指し示す機能を持つことを指摘してみた.特に,『ひらめ』はグリムのメルヒェンの専門家·レレケにも影響を与えていたことを指摘し,グラスとメルヒェンとの関わりの深さを明らかにした.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / メルヒェン
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 113771
(徳島大学機関リポジトリ: 113771) 依岡 隆児 :
喪失を物語る, --- 統一後のグラス ---,
ドイツ文学, No.95, 45-54, 1995年.- (要約)
- 1990年のドイツ再統一前後を扱ったグラスの小説『鈴蛙の呼び声』を取り上げた.性急な統一の動きに異議を唱えていた彼にとっては,こうした時代の中で「宥和」の理念が失われ,民衆が置き去りにされていくように思えた.「過ぎ去る時に抗する」という作家としてのグラスの態度を,作品モチーフの分析において,検証した.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / ドイツ再統一
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 113785
(徳島大学機関リポジトリ: 113785) 依岡 隆児 :
グラスと「メディア」, --- 『女ねずみ』をめぐって ---,
ドイツ文学論集, No.25, 55-62, 1992年.- (要約)
- グラスの1986年の長編小説『女ねずみ』を現実を媒介するという意味での「メディア」という観点から分析した.その際,「メディア」は中性的性格の故に現実を伝達するばかりでなく,自己と他者との対話を可能にもする.また,現実を遮断するという役割によって,かえって現実をその断絶を契機として伝えるというダイナミズムが,グラスの創作の根幹にはあると分析した.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / メディア論 / 比較文化 (comparative culture)
Nichts ist rein, --- ギュンター·グラス『犬の年』における現実認識について ---,
独文論集, No.10, 61-82, 1989年.- (要約)
- ギュンター·グラスの二つ目の長編小説『犬の年』の作品論である.この小説も『ブリキの太鼓』と同様にドイツの戦前から戦後の時代を扱うが,その後のグラスの創作活動のもとにある考え方や姿勢が一番よく現れている作品である.「なにものも純粋ではない」という作品のリフレインに注目し,複合的な現実観のもと,グラスが現実をあるがままに,いかなる硬直化にも抵抗して,書こうとしてきたことを検証した.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
ギュンター·グラス『ブリキの太鼓』について,
人文学報, No.208, 1-41, 1989年.- (要約)
- ギュンター·グラスの小説『ブリキの太鼓』で,特に第三巻の戦後の時代を作品全体の中で正当に位置づけ,作品のとらわれなく現実を見つめるリアリズムを分析した.その際,作品内で頻出するイメージである「三角形」や「奔流」,「灰色」などをとりあげ,主人公オスカルの現代的不安と恐怖の正体を明らかにするとともに,文体上の斬新さや前衛性を分析した.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
- MISC
- 依岡 隆児 :
解放後の板東収容所俘虜たち ―日独文化交流の一側面―,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.31, 39-52, 2023年.- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / ドイツ人捕虜収容所 / 日独文化交流
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118843
(徳島大学機関リポジトリ: 118843) 依岡 隆児 :
終戦前後の旧制高校と青春―四国のケーティを中心に,
令和4年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書『異文化に照らし出された四国 ∼地域における外国人授業の意義と歴史て考察∼』, 23-33, 2023年.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
「本作り」におけるギュンター・グラスと出版人との協働について,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.30, 1-12, 2022年.- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文学 (comparative literature) / 出版 (publication)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117880
(徳島大学機関リポジトリ: 117880) 依岡 隆児, :
ドイツとの関連からみた徳島高等工業学校,
令和3年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書『異文化に照らし出された四国 ∼グローカルな観点からの文献調査から∼』, 18-31, 2022年.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
異分野協働の観点から見た『ブリキの太鼓』 ―小説と映画の間―,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.29, 59-77, 2021年.- (要約)
- Im Mittelpunkt der vorliegenden Arbeit steht die Verfilmung des Romans „Die Blechtrommel`` von Günter Grass. Die Verfilmung wird unter interdisziplinären Aspekten analysiert. Die Adaption entstand im Jahre 1979 unter Mitwirkung des Autors unter der Regie von Volker Schlöndorff. Schlöndorff und Grass, die beide großen Respekt vor den Leistungen des anderen haben, wollten keine treue Adaption des Romans, sondern ein ganz neues filmisches Werk. Durch einen Vergleich des Filmdrehbuchs mit dem Roman und Schlöndorffs Tagebuch soll deutlich gemacht werden, wie die ergänzende und schöpferische Zusammenarbeit von Schlöndorff und Grass möglich wurde.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文学 (comparative literature) / 小説 / 映画 / アダプテーション
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 116643
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1571698602566875648
(徳島大学機関リポジトリ: 116643, CiNii: 1571698602566875648) 依岡 隆児, :
長井長義と徳島,
令和2年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書『異文化に照らし出された四国 ∼グローカルな視点からの地域文化に関する文献調査から∼』, 19-28, 2021年.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 115946
(徳島大学機関リポジトリ: 115946) 依岡 隆児, 星野 凜 :
ブックカフェという「場」における読書会について : 地域における読書振興活動の観点から,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.28, 165-180, 2020年.- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文学 (comparative literature) / サードプレイス / 比較文化
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 115558
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050569094119973760
(徳島大学機関リポジトリ: 115558, CiNii: 1050569094119973760) 依岡 隆児, :
杉正俊『郷愁記』とふたつの故郷,
平成31年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書『異文化に照らし出された四国 ∼外国語文献ならびに異文化的視点を持つ関連文献の調査から∼』, 20-32, 2020年.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
ギュンター・グラスのコラボ文学活動試論,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.27, 49-61, 2019年.- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文学 (comparative literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 114147
(徳島大学機関リポジトリ: 114147) 依岡 隆児, :
四国における「アルト・ハイデルベルク」,
平成30年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書『異文化に照らし出された四国 ∼外国人ならびに国際的に活躍した四国出身者の残した文献の調査・研究から∼』, 20-32, 2019年.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
『落窪物語』に見られる阿漕の忠義侍女像,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.26, 17-33, 2018年.- (キーワード)
- 日本文学 / 比較文学 (comparative literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 112888
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050001338444884352
(徳島大学機関リポジトリ: 112888, CiNii: 1050001338444884352) 依岡 隆児 :
ギュンター・グラスの講演「学ぶ教師」にみる文学的啓蒙,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.26, 1-15, 2018年.- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文学 (comparative literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 112887
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050845763375016064
(徳島大学機関リポジトリ: 112887, CiNii: 1050845763375016064) 依岡 隆児 :
旧制高等学校講師エーバースマイアーの見た四国,
平成29年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書『異文化に照らし出された四国 ∼外国語文献の調査・研究から∼』, 16-28, 2018年.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
書くことと描くこと∼ギュンター・グラスと造形芸術,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.25, 23-34, 2017年.- (要約)
- グラスにとって書くことと描くこと,文学活動と造形芸術活動はどのような関係にあったのだろうか.グラスの描く方の研究は書く方に比べて少ないが,それとの関連から見直すと,作家としてのグラスの本質も照らし出せるのではないか.そこで本論では,こうしたグラスの造形芸術活動のありようを彼の文学活動と関連付けながら明らかにすることを目的に,主としてギュンター・グラス・ハウスにおける造形芸術方面の紹介や研究を踏まえながら,考察する.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文学 (comparative literature) / 造形芸術
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 110984
(徳島大学機関リポジトリ: 110984) 依岡 隆児 :
「国際人」黒田礼二∼高知との関係を中心に,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.24, 75-88, 2016年.- (要約)
- In diesem Aufsatz möchte ich über den Journalisten Reiji Kuroda, der nach dem Ersten Weltkrieg in Berlin lebte, nachdenken, indem ich hier seine Beziehung zu der Heimat Kochi in Betracht bringe.Man schätzt ihn als internationalen Vagabund, als Übersetzer von der deutschen expressionischen Literatur, oder als pro-nazistischen Jounalisten. Aber seine Beziehung zu seiner Heimat ist noch nicht so bekannt. So versuche ich hier zu betrachten, wie er, ein kosmopolitischer Vagabund, die dunkle Zeit durchlebte, vor allen unter dem Gesichtspunkt auf seine Beziehung zu der Heimat.Sogleich versuche ich zu denken, was für ein Mensch der wahre Kosmopolit sei. Ist er eigentlich ein Kosmopolit oder nur ein Vagabund?Hier möchte ich durch Kurodas Lebenalauf darüber nachdenken, wer der eigentlche Kosmopolit sein soll.
- (キーワード)
- 比較文学 (comparative literature) / 日独交流 / ドイツ文学 (German literature) / 戦争 (war)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 109993
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050564287418459264
(徳島大学機関リポジトリ: 109993, CiNii: 1050564287418459264) 依岡 隆児 :
日独文学の<対話>∼ギュンター・グラスと小田実との関係を中心に∼,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.23, 43-61, 2015年.- (要約)
- In diesem Aufsatz möchte ich darüber nachdenken, was der Dialog inder Literatur zwischen Japan und Deutschland, den zwei Ländern, die imZweiten Weltkrieg verloren, bedeutet, indem ich hier die Beziehungzwischen Günter Grass und Makoto Oda in Betracht bringe.Beide Schriftsteller trafen sich einmal in Berlin und redeten über denKrieg und die Aufgabe der Literatur. Oda wohnte in West-Berlin von 1985bis 1987 und war von dem Bürgertum dort stark beeinflußt. Grass hatteseit langem nach dem Treffen zwischen den Schriftstellern von den beidenLändern verlangt.Dort gab es natürlich den Unterschied zwischen den Beiden. Aber sieglaubten, die beiden Länder sollten der Kriegsschuld bewußt eine neueRolle in der globalisierten Zeit spielen. Hier versuche ich nachzudenken,wie Japan und Deutschland in der Zukunft den bedeutenden literarischen Dialog aufbauen sollen.
- (キーワード)
- 比較文学 (comparative literature) / 日独交流 / ドイツ文学 (German literature) / 戦争
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 109538
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050001337464955264
(徳島大学機関リポジトリ: 109538, CiNii: 1050001337464955264) 依岡 隆児 :
片山敏彦の郷愁∼戦時下における文学者に関する考察∼,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.22, 73-93, 2014年.- (キーワード)
- 比較文学 (comparative literature) / 日独交流 / ドイツ文学 (German literature) / 戦争
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 106387
(徳島大学機関リポジトリ: 106387) 依岡 隆児 :
Japanisch-Deutsche Literarische Gespraeche zwischen Grass und Oe,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.21, 57-68, 2013年.- (キーワード)
- 比較文学 (comparative literature) / 日独交流 / ドイツ文学 (German literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 106216
(徳島大学機関リポジトリ: 106216) 依岡 隆児 :
旧制高校から見た青春概念の形成,
国際日本文化研究センター, 327-342, 2013年.- (要約)
- 国際研究集会報告集44号として,国際集会の報告書として出版された本に採用された論文である.日本の近代化のなかで「青春」という概念がいかに形成され定着されていったかを,旧制高校との関連で論じた.A4.p.327~p.342.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / 概念 / 日本研究
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 113610
(徳島大学機関リポジトリ: 113610) 依岡 隆児 :
戦争文学における日独比較, --- 戦争はなぜ語り直されるのか ---,
「関西大学東西学術研究所国際共同研究シリーズ10「戦争の記録と表象―日本・アジア・ヨーロッパ―」, No.10, 33-39, 2013年.- (要約)
- 2012年9月の関西大での国際研究集会「戦争の記録と表象―日本・アジア・ヨーロッパ―」の研究発表をもとにした論文である.日本とドイツの文学を比較しながら,戦争の語りの問題を扱った.ギュンター・グラスと大岡昇平を中心に比較,日独での戦争をめぐる対話の可能性を考察した.
- (キーワード)
- 戦争 / ドイツ文学 (German literature) / 日本研究
核の時代のギュンター・グラス∼日独文学の<対話>研究,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.20, 107-116, 2012年.- (要約)
- ドイツの作家ギュンター・グラスの核にまつわる発言を,日本の作家・大岡昇平,野間宏等との対話を通して考察した.日独の戦争を巡る対話研究の一環として書いたものである.A5.p.107∼p.116.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / ドイツ文学 (German literature) / 旧制高校 / 核問題
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 104999
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050564287418267008
(徳島大学機関リポジトリ: 104999, CiNii: 1050564287418267008) 依岡 隆児 :
外国語教育における目的意識,
外国語教育ジャーナル, No.2012, 23-27, 2012年.- (要約)
- 学生アンケートから見た外国語教育における目的意識について,徳島大学共通教育のドイツ語教育の実践体験をもとに,考察した.A4.p.23∼p.27.
- (キーワード)
- 外国語教育 / ドイツ語
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 103302
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050001337464837632
(徳島大学機関リポジトリ: 103302, CiNii: 1050001337464837632) 依岡 隆児 :
旧制高等学校ドイツ人講師の見た四国,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.19, 39-71, 2011年.- (要約)
- 昭和初期に旧制高知高等学校に赴任し3年間を四国で過ごしたドイツ人が,四国という土地をどう見たかを,彼が残した二つのエッセイを引用しながら,紹介した.新設された地方の旧制高校の制度を概観しながら,比較文化的に興味深い内容で,当時の四国の町の生活を外からの視点で見る貴重な資料となっているこれらの文献をもとに考察した.A5.p.39∼p.71.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / ドイツ文学 (German literature) / 旧制高校 / 四国
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 84991
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050845762393984128
(徳島大学機関リポジトリ: 84991, CiNii: 1050845762393984128) 依岡 隆児 :
ギュンター・グラスの否定性, --- その現代的意味を考える ---,
『文学における不在 原研二先生追悼論文集』, 213-226, 2011年.- (要約)
- 原研二先生の追悼論文集(森本浩一編)に寄稿した論文である.ギュンター・グラスにみる否定性に注目し,それが彼の文学,ひいては戦後ドイツ文学のカノン(規範性)のなさからの出発を特徴づけていることを,具体的に論じた.A5.p.213∼p.226.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 文学 (literature) / ギュンター・グラス
クルト・マイスナーの『四国奇談実説 古狸合戦』∼その背景と意義, --- ドイツとの関係から ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.18, 37∼52, 2010年.- (要約)
- Dieser Aufsatz behandelt Kurt Meisners "Seltsame Geschichte ausShikoku. Der Krieg der alten Dachse"(1932). Der deutsche Übersetzerdieser typisch japanischen Überlieferung,Kurt Meißner,war im erstenWeltkrieg als Kriegsgefangener in Bando,Shikoku interniert und arbeitetedanach lange in Tokyo. Er hatte sich für die ,Tanuki (Dachse)' interessiert,über die er damals viel von den Bewohnern der Region um Bando gehörthatte.Hier wiU ich den Hintergrund und Sinn dieses Werks betrachten,besonders seine volkskundlichen und lokalen Gesichtspunkte.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / ドイツ文学 (German literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 72022
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050564287417133568
(徳島大学機関リポジトリ: 72022, CiNii: 1050564287417133568) 依岡 隆児 :
近代日本におけるハイマート(郷土/故郷)概念の基礎的考察, --- ドイツとの関係から ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.16, 101-127, 2008年.- (要約)
- Im Folgenden wird der Begriff Heimat im modernen Japan in dem Zusammenhang mit den deutschsprachigen Landern behandelt. Indem ich versuche, die vielflachliche Struktur dieses Begriffs klar zu machen, soil dieses Studium nicht nur der anderen akademischen Disziplinen Heimatkunde und Volkskunde, sondern auch Regional Studies in den einzelnen Regionen dienen. Der Begriff Heimat ist von der deutschen Heimatkunst (Heimatliteratur) oder Heimatkunde stark beeinflusst worden, die die nationalistische Tendenz eingeschlossen hat. Zum Beispiel haben manche Schriftsteller Sympathie rait diesen deutschen Heimatbegriff gehegt, weil sie glaubten, dass sie selbst ohne Bodenstandigkeit in der Moderne stehen und sich nach den festen Grund der Heimat sehnen mtissen, was aber zu der nazistischen Ideologie Blut und Boden fuhrte. Andererseits trat die sogenannte heimatlose Literatur auf, die ursprunglich keine Heimat hat. Und weiter schreiben die neue Dichter zur Zeit Diaspora Literatur, die in dem Heiraatlosen positive und produktive Moglichkeiten finden kann. Unter diesem Gesichtspunkt sollen hier erstens die Definition des Begriffs Heimat, nachstens die Heimatkunst, die Heimatkunde und die Heimaterziehung in Bezug mit den deutschen Landern und letztens die gegenwartige heimatlose oder Diaspora Litaratur erlautert werden.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / ドイツ文学 (German literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 522
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050282812440314240
(徳島大学機関リポジトリ: 522, CiNii: 1050282812440314240) 依岡 隆児 :
近代日本における「情調」概念の形成と変容,
東アジアにおける知的システムの近代的再編をめぐって, 211-218, 2008年.- (要約)
- 北京大学・国際日本文化研究センター共催の国際シンポジウム「文化の往還」の一環における研究発表を元にした論文集『東アジアにおける知的システムの近代的再編をめぐって』の論文.「情調」という概念が西洋から入ってきたとき,もともと日本にあった類似の概念とどのような関わりをもって受容・形成されたかを,事典や文学テキストを引用しながら,比較文学・比較文化的に考察した.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / ドイツ文学 (German literature) / 文化交流 (cultural exchange) / 比較文学 / 概念
想起と記憶, --- ギュンター・グラス『玉ねぎの皮をむきながら』について ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.15, 101-111, 2007年.- (要約)
- ギュンター·グラスの自伝的小説『玉ねぎの皮をむきながら』における「想起」と「記憶」の関係を取り上げ,過去を想起することの困難さとその形式化しようとするジレンマが,虚構性や複数の視点の設定,〈出来事〉とのズレの設定をもたらしたと考察した.ナチズムの時代の記憶が風化する現代における「想起」の文学的可能性を論じた.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文化 (comparative culture)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 509
(徳島大学機関リポジトリ: 509) 依岡 隆児 :
絵入り文芸雑誌の日独影響関係,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.14, 57-70, 2006年.- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / ドイツ文学 (German literature) / 文化交流 / 比較文学
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 497
(徳島大学機関リポジトリ: 497) 依岡 隆児 :
日独文化交流試論, --- 四国から見た「世界」 ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.13, 77-107, 2005年.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 / 文化交流 / 四国
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 488
(徳島大学機関リポジトリ: 488) 依岡 隆児 :
ギュンター・グラスにおけるマイノリティ性の考察, --- その多文化世界におけるパースペクティヴ ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.12, 65-83, 2005年.- (要約)
- Gunter Grass ist ein Schriftsteller, der sich stark fur die Minderheitenfrage in der Gesellschaft interessiert. Und diese Anteilnahme bezieht sich eng auf seinen literarischen Standort. Trotzdem gibt es wenige Forschungen, die den Grass's chen Standort auf der Minderheitenseite als eine wesentliche Eigenschaft seiner Literatur erklaren. Hier sollen Grass' Beziehungen zur Minderheitenfrage uberblickt, und danach soll gezeigt werden, dass sie in seiner Schopfung widergespiegelt werden, womit Grass' Literatur unter dem Gesichtspunkt dieser Minderheiten erklart werden kann. Dabei sind hauptsachlich seine Redenbucher Fur- und Widerrede (1999), Ohne Stimme (2000) und Gesprache mit Kenzaburo Oe (1978, 1990) zu bedenken. Was seine soziale Tatigkeiten betrifft, hat er fur die Luftbomben durch NATO-Armee auf Kosovo wegen des Minderheitenschutzes gestimmt. Und er begrundete 1997 die 'Stiftung zugunsten des Romavolkes'. Und er beschrieb in Zunge zeigen Slum-Bewohner in Indien, in Unkernrufe die Heimatlosen durch den 2. Weltkrieg, Und in Ein weites Feld Auslander in Berlin und so weiter. Er hat folgerichtig Minderheiten in seinen Werken zur Sprache gebracht. Woher kommt diese Anteilnahme? Man kann zuerst den Grund darin sehen, dass seine Mutter aus einem Minderheitenvolk kommt. Von diesen Fruhpragungen leitet Grass sein Eintreten fur Minderheiten ab. Und als einen anderen. Grund kann man vermuten, dass er die Aufgabe des Schriftstellers, die Stimme seiner kriegsgefallenen Kollegen zu vertreten, den Minderheitengruppen ohne gesellschaftliche Vertreter ubertragt. Und dass er die literarische Kraft in der Peripherie, die dem Zentrum widersteht, sieht, ist vielleicht ein weiterer Grund dafur. Seine Schreibhaltung fur die Unterdruckten und Bedruckten ist nicht politische Spekulation, und auch nicht nur ethisch. Sogenannte 'Historie' zu relativieren, indem man sie aus der Minderheitenseite sieht, ist gerade eine literarische Funktion. Er schatzt wirklich die 'Fremde' in der Gesellschaft als auch kulturell sinnvoll. Er sieht die Moglichkeit der neuen Literatur in der Kreativitat durch die Fremdheit in der multikulturellen Situation. Diese Haltung bezieht sich auf seine literarischen Narrative, die Distanz zur offentlichen Geschichte halt, und diese Narrative geben seinen Werken eine Weite und die Vielflachigkeit in deren Konstruktion. Seine Werke sind dennoch jetzt nur als schematisch oder politsch gelesen, da er selbst ein Prominenter geworden ist. Wahrenddessen droht er die fur einen Schriftsteller unentbehrliche Distanz zu verlieren. Also hat er eine Schreibtechnik entwickelt, das heiβt, die distanzierende Schreibart, mit der er seinen Standpunkt in einen 'Auβenseiter' oder in einen ganz unteren Ort verlegt. Wenn man diese Neigung Grass' ubersieht, kann man wegen seiner Auffalligkeit in Massenmedien nur seine politische Ehrsucht und personliche Eitelkeit sehen. Eher hat Grass jetzt ein Krisengefuhl der literarischen Situation gegenuber. Diese Haltung Grass', die die Literatur an die Minderheitenseite stellen will, konnte hilfreich sein, um uber einen 'Standort' der zukunftigen Literatur nachzudenken.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 477
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050001337462706304
(徳島大学機関リポジトリ: 477, CiNii: 1050001337462706304) Ryuji Yorioka :
Guenter Grass in Japan, --- die Betrachtung ueber die Regionalitaet ---,
Journal of Language and Literature, Faculty of Integrated Arts and Sciences, The University of Tokushima, Vol.11, 69-82, 2004.- (要約)
- ギュンター·グラスと日本との関わりについて論じた.グラスは1978年に来日し,大江健三郎と対談し「地域性」について論じ,そして四国を旅行している.この日本体験が後の彼の作品にも影響を与えているし,また,大江との交友を深めるきっかけともなった.ここではこうしたグラスと日本とのつながりを紹介しつつ,地域性と国際性といったテーマを考察してみた.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 465
(徳島大学機関リポジトリ: 465) 依岡 隆児 :
関西における新劇運動試論, --- ドイツ演劇の受容を中心に ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.9, No.0, 71-85, 2002年.- (要約)
- 1924年の東京の築地小劇場の開場は関西の新劇運動にも大きな影響を与えた.東京の後塵を拝するように展開されていた関西の演劇は,しかし,東京の前衛性·実験性に対して,民衆演劇や他のメディアや組織との連携を探り,独自の発展を遂げたと考えれる.ここでは特に,京都のエラン·ヴィタール劇場と宝塚国民座,関学演劇研究会に焦点をあて,関西新劇運動の動向を,ドイツ演劇受容を中心に跡付けてみた.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 440
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050282812439408512
(徳島大学機関リポジトリ: 440, CiNii: 1050282812439408512) 依岡 隆児 :
日本におけるドイツ表現主義の受容, --- 初期築地小劇場を中心に ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.8, 127-166, 2001年.- (要約)
- 1920年代前半における日本の新劇運動の中心だった築地小劇場にとって,特にドイツ表現主義演劇からの影響は大きかった.ここでは,ゲオルク·カイザーの「朝から夜中まで」の築地での受容を中心に,日本における表現主義受容の特徴や問題点を考察した.前衛性と社会性·政治性との葛藤といった現代にいたる問題についても示唆した.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 演劇 / ドイツ表現主義 / 比較文化
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 429
(徳島大学機関リポジトリ: 429) 依岡 隆児 :
地域性に関する比較文化的考察, --- 作家グラスの見た日本,アジア ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.7, 69-87, 2000年.- (要約)
- 1970年代後半から90年代にかけて,グラスはアジアを旅行し,ヨーロッパ中心主義的思考を相対化する視点を身につけていった.ここでは「地域性」へのこだわりが世界的に共感を呼び,広いつながりを生み出すというパラドクスを,グラスのアジア体験についてのエッセイや紀行文などの分析を通して,比較文化的に検証した.異文化を通しての自文化の認識おちう意味での文学の新しい可能性にも目を向けてみた.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 / 地域性
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 414
(徳島大学機関リポジトリ: 414) 依岡 隆児 :
ギュンター·グラスの「展望」, --- その作品構成原理を探る ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.6, 123-151, 1999年.- (要約)
- 小説『広野』をはじめ,ギュンター·グラスの小説や詩を,「晴れやかさ」という観点から考察してみた.その際,フォンターネやキーダイシュの'Heiterkeit'の捉え方を援用した.まず,この小説によく出てくる「展望」という設定に着目し,そこから時代を「構図」として概観しつつ構成し,現実世界に対して,詩的自由の可能性を確保しようとしていたことを,彼のその他の作品にも触れながら,時代ごとに検証した.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 400
(徳島大学機関リポジトリ: 400) 依岡 隆児 :
「遠さ」について, --- ギュンター·グラス『広野』試論 ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.5, 77-92, 1998年.- (要約)
- 1995年のグラスの小説『広野』は,発表当初マスコミも巻き込んで,激しい論争を引き起こした.しかし,それはこの作品の文学的評価というよりは,むしろ,この作家個人の政治的主張や立場の是非をめぐるものであった.ここでは,こうした傾向を批判しつつ,可能なかぎりこの作品を精読し,特に対比的人物設定や現実逃避的な内向化傾向に注目し,現実に「遠のき」を設けながら,かえって現実に迫っていくという作品構成の真髄を検証した.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 383
(徳島大学機関リポジトリ: 383) 依岡 隆児 :
晴れやかに見渡す, --- フォンターネ化するグラス ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.4, 95-116, 1997年.- (要約)
- グラスには現実に距離を置き,現実をより広く概観しつつ,批判するという傾向がある.こうした態度をグラスの言う「晴れやかに見渡す」という言葉で捉え,さらに「フモール」や「イロニー」の機能としても解釈した.グラスの作品群に見られる,異質なものを受け入れ,現実世界の境界を越えていきながら現実に対処していくという志向性を,クンデラやサイードの言う「故郷喪失者」とか「亡命者」という概念と対比させて考察した.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 故郷喪失 / 越境
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 372
(徳島大学機関リポジトリ: 372) 依岡 隆児 :
こはくの中の物語, --- グラスの断片化形式について ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.3, 51-64, 1996年.- (要約)
- グラスには,一貫した物語構成を拒絶する傾向があることに着目した.小説『鈴蛙の呼び声』や『女ねずみ』でも,物語が断片化し,異なる筋が並列している.これは,往々にして,文体上の破綻として捉えられがちだが,断片は伝統的形式でもある.ここでは,こうした断片化傾向を文体の面で再評価し,特に現代の状況を表現する際には有効な形式であることを明らかにした.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / 物語形式
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 359
(徳島大学機関リポジトリ: 359) 依岡 隆児 :
喪失をめぐる詩, --- ギュンター·グラスの詩について ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.2, 83-106, 1995年.- (要約)
- ギュンター·グラスの詩を分析した.詩人でもあるグラスは,散文として並行して詩作を続けてきた.ここでは特に,グラスの詩におけるモチーフを分析した.ある種の欠如感が彼を詩に向かわせているとして,それを「ファンタジー」によって補おうとするところに,彼の創造力と現実に対する感受性,批判精神があるとした.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / ギュンター·グラスの詩
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 347
(徳島大学機関リポジトリ: 347) 依岡 隆児 :
歴史の埋め役, --- ギュンター·グラスの戦後 ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.1, 59-88, 1994年.- (要約)
- グラスの政治との関わりや,歴史との関わりについて,彼の経歴をたどりつつ,解説を試みた.特に,グラスは文学は公けの歴史が書かないで黙殺してきたものを,正当に表に引き出し,伝えてゆくものだという文学観があることに注目した.「徹底的な民主主義者」と自認するグラスは,作家は現代社会の不正に対して口を閉ざしてはいけないとし,現代作家としての有り様を問うているということを問題にした.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 333
(徳島大学機関リポジトリ: 333) 依岡 隆児 :
保証された未来なしに, --- ギュンター·グラス『女ねずみ』について ---,
徳島大学教養部紀要(外国語·外国文学), Vol.4, 163-181, 1993年.- (要約)
- グラスの小説『女ねずみ』の作品分析である.人類の自滅という悲観的な未来のヴィジョンを展開するこの小説は,その未来の喪失から豊かな想像の世界を現出させている.ここでは,現代における黙示録的機能が示されているともいえるが,また,文学の新しい可能性を駆使して,人間に「欠けているもの」とはなにかという啓蒙的な問いかけをしつつ,物語り続けることに希望を見ようとしている現代作家グラスの新境地も見られると論じた.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 114304
(徳島大学機関リポジトリ: 114304) 依岡 隆児 :
同時代の作家ギュンター·グラス, --- 『かたつむりの日記から』を中心に ---,
徳島大学教養部紀要(外国語·外国文学), Vol.2, 151-181, 1991年.- (要約)
- 1960年代のグラスの政治活動の体験をもとにして書かれた『かたつむりの日記から』から,彼と政治や社会との関わりをみてゆき,同時代人として時代や社会に即して作家活動を続ける「アンガージュマン(社会参加)」の有り様を追究してみた.特に,彼の「間」に常に立とうとする仲介者的役割や時代の風潮に押し流されることなく時代に抗して書き続けることを作家の使命と考えていることなどを中心に論じた.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 114305
(徳島大学機関リポジトリ: 114305)
- 総説・解説
- 依岡 隆児 :
追悼 ギュンター・グラス,
Brunnen, Vol.AUG.2015, No.494, 3-5, 2015年8月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
ニュースの本棚 ギュンターグラスの世界, --- 戦争の現実照らす反骨精神 ---,
朝日新聞, 2015年6月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
追悼 ギュンター・グラス,
週刊 読書人, 7, 2015年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
独作家ギュンターグラス氏の「物語」, --- 清濁併せた現実感覚,タブー恐れない「渦中」の人 ---,
徳島新聞, 12, 2015年4月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
ギュンターグラス氏を悼む, --- 「蝸牛」たゆまぬ歩み ---,
東京新聞(夕刊), 2015年4月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
追悼 ギュンターグラス氏, --- 過ぎ去る時に逆らった文学 ---,
産経新聞, 13, 2015年4月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
書評 石川栄作『ジークフリート伝説集』,
徳島新聞, 2015年3月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
伝記映画「ハンナ・アーレント」,
徳島新聞, 2014年5月.- (キーワード)
- 映画 (cinema) / 思想
「杵渕博樹著『人類は原子力で滅亡した∼ギュンター・グラスと『女ねずみ』」,
ドイツ文学 : Neue Beitrage zur Germanistik, Vol.12/2, No.148, 321-323, 2014年3月.- (要約)
- 日本独文学会の学会誌の書評で杵渕博樹氏の著書『人類は原子力で滅亡した∼ギュンター・グラスと『女ねずみ』」を取り上げ,批評を試みた.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / ドイツ文学 (German literature)
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001206221965056
(CiNii: 1390001206221965056) 依岡 隆児, ギュンター グラス :
特集「2014年,日本の読者へ」,ギュンター・グラス「私はよりラジカルになった」(依岡隆児訳・解説),
文学界, No.2, 144-151, 2014年2月.- (要約)
- 文芸雑誌『文学界』2014年2月号にて,特集「2014年,日本の読者へ」においてドイツの作家ギュンター・グラスからの寄稿「私はよりラジカルになった」の仲介と翻訳,解説を行った.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / 日独交流 / ドイツ文学
パネルディスカッション「『中村真一郎青春日記』と旧制高校」,
中村真一郎手帖, No.8, 5-50, 2013年4月.- (要約)
- 2012年9月に国際日本文化研究センターで開催されたパネルディスカッション「旧制高校をめぐって∼中村真一郎『青春日記』を中心に」を記録したものである.依岡はここで基調講演を行った.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / 旧制高校 / 日本研究
読書のススメ(141), --- 依岡隆児「読書のススメ∼四国からグローカルに」 ---,
徳島新聞, 2012年12月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(140), --- 宇野千代「薄墨の桜」 ---,
徳島新聞, 2012年11月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(139), --- 李御寧「『縮み』志向の日本人」 ---,
徳島新聞, 2012年10月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(138), --- ヤンソン「ムーミン谷の仲間たち」 ---,
徳島新聞, 2012年9月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(137), --- 大岡昇平「俘虜記」 ---,
徳島新聞, 2012年8月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(136), --- 又吉直樹「第2図書係補佐」 ---,
徳島新聞, 2012年7月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(135), --- ユクスキュル「生物から見た世界」 ---,
徳島新聞, 2012年6月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(134), --- 坪内稔典「正岡子規の〈楽しむ力〉」 ---,
徳島新聞, 2012年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(133), --- 群ようこ「かもめ食堂」 ---,
徳島新聞, 2012年4月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(132), --- 姜尚中「姜尚中の青春読書ノート」 ---,
徳島新聞, 2012年3月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(131), --- ゲーテ「ファウスト」 ---,
徳島新聞, 2012年2月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(130), --- 角野栄子「ファンタジーが生まれるとき」 ---,
徳島新聞, 2012年1月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(129), --- チャンドラー「かわいい女」 ---,
徳島新聞, 2011年12月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(128), --- 丸谷才一「思考のレッスン」 ---,
徳島新聞, 2011年11月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(127), --- マイヤーフェルスター「アルト=ハイデルベルク」 ---,
徳島新聞, 2011年10月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(126), --- オーウェル「一九八四年」 ---,
徳島新聞, 2011年9月.- (キーワード)
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読書のススメ(125), --- 村上春樹「ねむり」 ---,
徳島新聞, 2011年8月.- (キーワード)
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読書のススメ(124), --- 小田実「何でも見てやろう」 ---,
徳島新聞, 2011年7月.- (キーワード)
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読書のススメ(123), --- 有川浩「県庁おもてなし課」 ---,
徳島新聞, 2011年6月.- (キーワード)
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読書のススメ(122), --- カミュ「ペスト」 ---,
徳島新聞, 2011年5月.- (キーワード)
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読書のススメ(121), --- 小宮豊隆編「寺田寅彦随筆集」 ---,
徳島新聞, 2011年4月.- (キーワード)
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読書のススメ(120), --- アン・リンドバーグ「海からの贈物」 ---,
徳島新聞, 2011年3月.- (キーワード)
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読書のススメ(119), --- 藤沢周平「ふるさとへ廻る六部は」 ---,
徳島新聞, 2011年2月.- (キーワード)
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読書のススメ(118), --- 渡辺政隆「一粒の柿の種」 ---,
徳島新聞, 2011年1月.- (キーワード)
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読書のススメ(117), --- 辰濃和男「四国遍路」 ---,
徳島新聞, 2010年12月.- (キーワード)
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読書のススメ(116), --- ダニエル・ペナック「ペナック先生の愉快な読書法」 ---,
徳島新聞, 2010年11月.- (キーワード)
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読書のススメ(115), --- 川喜田二郎「創造性とは何か」 ---,
徳島新聞, 2010年10月.- (キーワード)
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読書のススメ(114), --- 井上ひさし「本の運命」 ---,
徳島新聞, 2010年9月.- (キーワード)
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読書のススメ(113), --- 笠井新也「阿波の狸の話」 ---,
徳島新聞, 2010年8月.- (キーワード)
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読書のススメ(112), --- 庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」 ---,
徳島新聞, 2010年7月.- (キーワード)
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読書のススメ(111), --- マーク・トウェイン「ハックルベリ・フィンの冒険」 ---,
徳島新聞, 2010年6月.- (キーワード)
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読書のススメ(110), --- 山口昌男「学問の春 〈知と遊〉の10講義」 ---,
徳島新聞, 2010年5月.- (キーワード)
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読書のススメ(109), --- マリアス・ジャンセン「坂本龍馬と明治維新」 ---,
徳島新聞, 2010年4月.- (キーワード)
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読書のススメ(108), --- ジョン・カーリン「インビクダス 負けざる者たち」 ---,
徳島新聞, 2010年3月.- (キーワード)
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読書のススメ(107), --- 松本清張「或る『小倉日記』伝」 ---,
徳島新聞, 2010年2月.- (キーワード)
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読書のススメ(106), --- 茨木のり子「汲む―Y.Y.に―」 ---,
徳島新聞, 2010年1月.- (キーワード)
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読書のススメ(105), --- ジュースキント「ゾマーさんのこと」 ---,
徳島新聞, 2009年12月.- (キーワード)
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読書のススメ(104), --- 夏目漱石「三四郎」 ---,
徳島新聞, 2009年11月.- (キーワード)
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読書のススメ(103), --- 吉本ばなな「アムリタ」 ---,
徳島新聞, 2009年10月.- (キーワード)
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読書のススメ(102), --- 賀川豊彦「空中征服」 ---,
徳島新聞, 2009年9月.- (キーワード)
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読書のススメ(101), --- ベルンハルト・シュリンク「朗読者」 ---,
徳島新聞, 2009年8月.- (キーワード)
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読書のススメ(100), --- いしいしんじ「四とそれ以上の国」 ---,
徳島新聞, 2009年7月.- (キーワード)
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読書のススメ(99), --- 村上春樹「羊をめぐる冒険」 ---,
徳島新聞, 2009年6月.- (キーワード)
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読書のススメ(98), --- レイ・ブラッドベリ「華氏451度」 ---,
徳島新聞, 2009年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(97), --- ルイス・セプルベダ「カモメに飛ぶことを教えた猫」 ---,
徳島新聞, 2009年4月.- (キーワード)
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読書のススメ(96), --- 柳田邦男「言葉の力,生きる力」 ---,
徳島新聞, 2009年3月.- (キーワード)
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読書のススメ(95), --- スタインベック「エデンの東」 ---,
徳島新聞, 2009年2月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(94), --- 高村光太郎「詩集 道程 復元版」 ---,
徳島新聞, 2009年1月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(93), --- 内田百閒「漱石先生雑記帖」 ---,
徳島新聞, 2008年12月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(92), --- エドワード・W・サイード「人文学と批評の使命 デモクラシーのために」 ---,
徳島新聞, 2008年11月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(91), --- 北條民雄「いのちの初夜」 ---,
徳島新聞, 2008年10月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(90), --- 北杜夫「どくとるマンボウ青春記」 ---,
徳島新聞, 2008年9月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(89), --- ギュンター・グラス「玉ねぎの皮をむきながら」 ---,
徳島新聞, 2008年8月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(88), --- 今泉みね子「みみずのカーロ∼シェーファー先生の自然の学校」 ---,
徳島新聞, 2008年7月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(87), --- ラ・ロシュフコー箴言集 ---,
徳島新聞, 2008年6月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(86), --- 寺田寅彦『柿の種』 ---,
徳島新聞, 2008年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(85), --- アル・ゴア『不都合な真実』 ---,
徳島新聞, 2008年4月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
「論争する作家 ギュンター・グラス」,
ブリタニカ国際年鑑2008年版, 118-119, 2008年4月.- (要約)
- 国際年鑑の中のギュンター·グラスについての解説.
- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(84), --- 池澤夏樹『世界文学を読みほどく』 ---,
徳島新聞, 2008年3月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(83), --- 内田樹『先生はえらい』 ---,
徳島新聞, 2008年2月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(82), --- 日野原重明『命をみつめて』 ---,
徳島新聞, 2008年1月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(81), --- 魯迅「故郷」『阿Q正伝・狂人日記』 ---,
徳島新聞, 2007年12月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(80), --- 村上護編『山頭火句集』 ---,
徳島新聞, 2007年11月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(79), --- ゴットロープ・ボーナー『日本の一年』 ---,
徳島新聞, 2007年10月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(78), --- 河合隼雄『影の現象学』 ---,
徳島新聞, 2007年9月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(77), --- カート・ヴォネガット『スローターハウス5』 ---,
徳島新聞, 2007年8月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
渦中の作家ギュンター・グラス, --- 詩と真実の小道を通って ---,
すばる, No.8, 182-189, 2007年8月.- (要約)
- 2006年8月のナチス武装親衛隊員だったというグラスの告白をめぐる議論を紹介しつつ,グラスの文学の特徴と社会的活動について概説し,ドイツの戦後の「闘争文化」にあえて身をおいてきたグラスという作家の「告白」にいたった必然性について考察した論考である.
読書のススメ(76), --- カミュ『異邦人』 ---,
徳島新聞, 2007年7月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(75), --- エーリッヒ・ショイルマン編『絵本 パパラギ』 ---,
徳島新聞, 2007年6月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(74), --- 芥川龍之介『大東京繁昌記』下町篇・山手篇 ---,
徳島新聞, 2007年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(73), --- 鷲田清一『「聴く」ことの力―臨床哲学試論』 ---,
徳島新聞, 2007年4月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(72), --- リービ英雄『英語で読む万葉集』 ---,
徳島新聞, 2007年3月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(71), --- 水上勉『ものの声ひとの声 自伝的教育論』 ---,
徳島新聞, 2007年2月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
カエラーたちのつぶやき,
94, 2007年1月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(70), --- 平野啓一郎『本の読み方』 ---,
徳島新聞, 2007年1月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(69), --- 小林秀雄『モオツァルト』 ---,
徳島新聞, 2006年12月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(68), --- 瀬戸内寂聴『場所』 ---,
徳島新聞, 2006年11月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(67), --- リルケ『リルケ詩集』 ---,
徳島新聞, 2006年10月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(66), --- 藤原正彦『数学者の休憩時間』 ---,
徳島新聞, 2006年9月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
読書のススメ(65), --- 藤原てい『流れる星は生きている』 ---,
徳島新聞, 2006年8月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(64), --- エンツェンスベルガー『数の悪魔 算数・数学が楽しくなる12夜』 ---,
徳島新聞, 2006年7月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文化 (comparative culture)
地方から見た文化交流, --- 徳島ゆかりのドイツ人(下) ---,
徳島新聞, 2006年6月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
地方から見た文化交流, --- 徳島ゆかりのドイツ人(上) ---,
徳島新聞, 2006年6月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(63), --- ブライナースドルファー『白バラの祈り―ゾフィー・ショル,最後の日々』 ---,
徳島新聞, 2006年6月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
地方から見た文化交流, --- ドイツゆかりの徳島の人々(下) ---,
徳島新聞, 2006年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
地方から見た文化交流, --- ドイツゆかりの徳島の人々(中) ---,
徳島新聞, 2006年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
地方から見た文化交流, --- ドイツゆかりの徳島の人々(上) ---,
徳島新聞, 2006年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(62), --- アンデルセン「影法師」 ---,
徳島新聞, 2006年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(61), --- アラン『幸福論』 ---,
徳島新聞, 2006年4月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(60), --- ゴーゴリ「外套」 ---,
徳島新聞, 2006年3月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(59), --- 太宰治「お伽草紙」 ---,
徳島新聞, 2006年2月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(58), --- サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ---,
徳島新聞, 2006年1月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
ギュンター・グラス『鈴蛙の呼び声』, --- 「かえる文学」宣言. ---,
カエルタイムズ, No.5, 2006年1月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(57), --- ラフィク・シャミ『夜の語り部』 ---,
徳島新聞, 2005年12月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(56), --- ヘルマン・ヘッセ『ヘッセの読書術』 ---,
徳島新聞, 2005年11月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
私の一品一作, --- 長田弘『私の二十世紀書店』(中公新書) ---,
ことのは, No.11, 2005年11月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(55), --- 養老孟司『養老孟司の〈逆さメガネ〉』 ---,
徳島新聞, 2005年10月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(54), --- アレックス・カー『美しき日本の残像』 ---,
徳島新聞, 2005年9月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
規範の枠組を超えて, --- 劇団態変がTheaterhausで「マハラバ伝説」を上演 ---,
KSK「異文化の交差点イマージュ」, No.34, 2005年8月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 演劇
読書のススメ(53), --- ボルヒェルト「戸口の外で」 ---,
徳島新聞, 2005年8月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(52), --- カフカ『変身』 ---,
徳島新聞, 2005年7月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(51), --- カレル・チャペック『ロボット』 ---,
徳島新聞, 2005年6月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(50), --- W.サローヤン『ヒューマン・コメディ』 ---,
徳島新聞, 2005年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(49), --- 斎藤孝『読書力』 ---,
徳島新聞, 2005年4月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(48), --- 賀川豊彦『死線を越えて』 ---,
徳島新聞, 2005年3月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(47), --- 宮沢賢治「どんぐりと山猫」 ---,
徳島新聞, 2005年2月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(46), --- ミヒャエル・エンデ『モモ』 ---,
徳島新聞, 2005年1月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(45), --- ジョン・アーヴィング『オウエンのために祈りを』 ---,
徳島新聞, 2004年12月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
日本比較文学会関西大会シンポジウム報告, --- 「モラエスとハーン」を振り返って ---,
徳島新聞, 2004年11月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(44), --- G.C.リヒテンベルク『リヒテンベルク先生の控え帖』 ---,
徳島新聞, 2004年11月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(43), --- 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』 ---,
徳島新聞, 2004年10月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(42), --- 青木保「多文化世界」 ---,
徳島新聞, 2004年9月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(41), --- 瀬戸内寂聴『花に問え』 ---,
徳島新聞, 2004年8月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(40), --- カポーティ「ティファニーで朝食を」 ---,
徳島新聞, 2004年7月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(39), --- キョウコ·モリ『シズコズ ドーター』 ---,
徳島新聞, 2004年6月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(38), --- 多和田葉子『カタコトのうわごと』 ---,
徳島新聞, 2004年5月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(37), --- 高群逸枝『娘巡礼記』 ---,
徳島新聞, 2004年4月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(36), --- ゲーテ『イタリア紀行』 ---,
徳島新聞, 2004年3月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
芥川賞2作を読む, --- 金原ひとみ『蛇にピアス』 ---,
徳島新聞, 2004年2月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(35), --- 村上春樹『海辺のカフカ』 ---,
徳島新聞, 2004年2月.- (キーワード)
- 文学 (literature)
読書のススメ(34), --- 池内紀「二列目の人生」 ---,
徳島新聞, 2004年1月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(33), --- 城山三郎「人生に余熱あり」 ---,
徳島新聞, 2003年12月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(32), --- ボルヘス「他者」 ---,
徳島新聞, 2003年11月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(31), --- 外山滋比古「エディターシップ」 ---,
徳島新聞, 2003年10月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(30), --- サリンジャー「エズミに捧ぐ」 ---,
徳島新聞, 2003年9月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(29), --- エリ·ヴィーゼル「夜」 ---,
徳島新聞, 2003年8月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(28), --- 佐古純一郎「私の出会い」 ---,
徳島新聞, 2003年7月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(27), --- 林謙一『おはなはん』 ---,
徳島新聞, 2003年6月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(26), --- メリメ「カルメン」 ---,
徳島新聞, 2003年5月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(25), --- トーマス·マン「神の剣」 ---,
徳島新聞, 2003年4月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(24), --- ラフカディオ·ハーン「君子」 ---,
徳島新聞, 2003年3月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(23), --- モーパッサン「脂肪の塊」 ---,
徳島新聞, 2003年2月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(22), --- 芥川龍之介「トロッコ」 ---,
徳島新聞, 2003年1月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(21), --- 九鬼周造『「いき」の構造』 ---,
徳島新聞, 2002年12月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(20), --- ギュンター·グラス『鈴蛙の呼び声』 ---,
徳島新聞, 2002年11月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(19), --- モラエス『徳島の盆踊り』 ---,
徳島新聞, 2002年10月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(18), --- 岡倉覚三『茶の本』 ---,
徳島新聞, 2002年9月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(17), --- 森鴎外「うたかたの記」 ---,
徳島新聞, 2002年8月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(16), --- ベンヤミン「複製技術の時代における芸術作品」 ---,
徳島新聞, 2002年7月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(15), --- 藤森成吉『若き洋学者』 ---,
徳島新聞, 2002年6月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(14), --- 小林秀雄「読書について」 ---,
徳島新聞, 2002年5月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(13), --- ゲーテ「詩の神の寵児」 ---,
徳島新聞, 2002年4月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(12), --- 中村彰彦『二つの山河』 ---,
徳島新聞, 2002年3月. 依岡 隆児 :
ドイツ系四国人·片山敏彦,
ラテルネ, No.87, 12-14, 2002年3月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(11), --- ギュンター·グラス『犬の年』 ---,
徳島新聞, 2002年2月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(10), --- 大江健三郎『「自分の木」の下で』 ---,
徳島新聞, 2002年1月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(9), --- 中野好夫『主人公のいない自伝』 ---,
徳島新聞, 2001年12月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(8), --- 長田弘『本という不思議』 ---,
徳島新聞, 2001年11月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(7), --- ホフマン,フロイト『砂男:無気味なもの』 ---,
徳島新聞, 2001年10月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(6), --- フィッツジェラルド「グレート·ギャツビー」 ---,
徳島新聞, 2001年9月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(5), --- 田宮虎彦「足摺岬」 ---,
徳島新聞, 2001年8月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(4), --- 谷崎潤一郎「陰翳礼賛」 ---,
徳島新聞, 2001年7月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(3), --- 『寺田寅彦随筆集』 ---,
徳島新聞, 2001年6月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(2), --- 三田誠広『僕って何』 ---,
徳島新聞, 2001年5月. 依岡 隆児 :
読書のススメ(1), --- 大学に入る君たちに ---,
徳島新聞, 2001年4月.- (要約)
- 徳島新聞で2001年4月から月一回ごとに連載されている「読書のススメ」の記事である.これは毎回ある一つの作品を取り上げて,書評し,最近の読書事情などについて解説するものである.
研究紹介11「現代文学研究の新たな展開に向けて」,
徳大広報, No.102, 26, 2001年1月. 依岡 隆児 :
書評,飯田操『川とイギリス人』,
徳島新聞, 2000年3月. 依岡 隆児 :
ノーベル賞に決まったギュンター·グラスのこと,
徳島新聞, 1999年11月. 依岡 隆児 :
ノーベル文学賞のギュンター·グラス氏,
朝日新聞, 1999年10月. 依岡 隆児 :
「灰色」を愛する, --- ギュンター·グラスのノーベル文学賞決定に寄せて ---,
すばる, No.12, 162-163, 1999年10月. - 講演・発表
- 依岡 隆児 :
文学と「核」についての日独比較,
Japanese studies conferences: Japan-premodern, modern and contemporary 4-6 September 2017 ``Dimitrie Cantemir'' Christian University, Bucharest Romania, ブカレスト市, 2017年9月.- (要約)
- 「核」Nuclear Energyをテーマに,両国の文学者たちがこの「核」について語り合っているシーンに着目し,そこから見えてくる彼らの認識の仕方や重点の置き方の差に注目することで,両国の批判的文学者たちにすら見てとれる「核」問題の扱い方の違いを明らかにする.「核」の超越性Cross Boundary,超党性Beyond Political Party,超時性(歴史的継続性)Historical Continuityに焦点をあて,グラスを中心に「核」と文学の関係を比較考察し,日本の文学においてグローバル化する危機に対応しうる文学表現の可能性を探っていく.
- (キーワード)
- 比較文学 / 比較文化 / 日本研究 / ドイツ文学
旧制高校から見た青春概念の形成,
国際日本文化研究センター, 京都市, 2012年11月.- (要約)
- 国際研究集会「東アジアにおける知的交流∼キイコンセプトの再検討」の研究発表.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / 概念 / 日本研究
戦争文学の日独比較, --- 戦争はなぜ語りなおされるのか ---,
大阪市, 2012年9月.- (要約)
- 国際研究集会「戦争の記録と表象―日本・アジア・ヨーロッパ―」の研究発表.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / 戦争 (war) / 日本研究 / ドイツ文学
日本の近代とハイマート(郷土/故郷)概念,
国際研究集会「東アジア近代における概念と知の再編成」, 京都, 2008年11月.- (要約)
- 国際研究集会「東アジア近代における概念と知の再編成」の研究発表.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / ドイツ文学 (German literature) / 日本研究
近代日本における「情調」概念の形成と変容,
文化の往還―東アジアにおける近代諸概念の生成と展開, 北京市, 2007年10月.- (要約)
- 北京大学・国際日本文化研究センター共催のシンポジウムの一環における研究発表.近代日本における「情調」概念が20世紀初頭からドイツの新ロマン主義的美的概念として受容され,やがて「日本的なるもの」の概念として用いられるようになることを事典や文学テキストを引用しながら報告した.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / 文学 (literature) / ドイツ文学 (German literature)
森鴎外と多和田葉子∼浮遊感覚をめぐって,
日本比較文学会第79回全国大会(山形大学), 2017年6月.- (要約)
- 日本比較文学会第79回全国大会シンポジウム「森鴎外と多和田葉子―日独越境者の言語意識と文化受容」における発表.鴎外と多和田ともに「もの」と「ことば」,「真」と「名」が必ずしも一致していないという感覚を抱いていたと考え,ことばとイメージの間で生ずるこのずれの感覚を「浮遊感覚」と呼び,この感覚を抱いて創作に向かっている点から,両者を比較した.
- (キーワード)
- 比較文学 / 比較文化 / 日本研究 / ドイツ文学
近代日本における郷土(ハイマート)概念の受容とその変容,
日本比較文学会第76回全国大会(成城大学), 2014年6月.- (要約)
- 日本比較文学会第76回全国大会のワークショップ「ナショナリズムと郷愁―<郷土>の虚構性と重層性」における発表.「郷土(ハイマート)概念がドイツから移入された「ハイマート」概念の影響を被り,ナショナリズム的意味合いを帯びて変容していく様を,郷土文学,郷土研究,郷土教育の3点を中心に明らかにした.あわせて,郷土=ナショナリズムという図式を超える可能性も考察した.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / 概念 / 日本研究
旧制高校にみる青春,
国際日本文化研究センター, 2012年9月.- (要約)
- シンポジウム「旧制高校をめぐって∼中村真一郎『青春日記』を中心に」の基調講演.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / 概念 / 日本研究
長与善郎「観光国 満洲」について,
Japan To-dayシンポジウム, 2010年9月.- (要約)
- 国際日本文化研究センターにおける『文藝春秋』の戦時期に海外向けに出された「Japan To-day」に関するシンポジウムにおける発表
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / 文学 (literature) / 日本研究
ギュンター・グラスの影のモチーフについて,
2009年12月.- (要約)
- 早稲田大学文学部の講演会における招待講演の研究発表.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / ドイツ文学 (German literature) / 日本研究
日本の近代とハイマート―ドイツからの影響を中心に―,
2009年5月.- (要約)
- 日本比較文学会第27回中部支部学会におけるシンポジウム「〈民族精神〉にみる〈国民文化〉の展開―日独文化交流の光と影」における招待講演の研究発表.
- (キーワード)
- 比較文化 (comparative culture) / ドイツ文学 (German literature) / 日本研究
想起と記憶, --- ギュンター・グラス『玉ねぎの皮をむきながら』をめぐって ---,
日本独文学会中国·四国支部学会第56回研究発表会, 2007年11月.- (要約)
- ギュンター·グラスの自伝的小説『玉ねぎの皮をむきながら』における「想起」と「記憶」の関係を取り上げ,過去を想起することの困難さとその形式化しようとするジレンマが,虚構性や複数の視点の設定,〈出来事〉とのズレの設定をもたらしたと考察した.ナチズムの時代の記憶が風化する現代における「想起」の文学的可能性を論じた.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文化 (comparative culture)
「パンの会」におけるドイツの影響, --- 「情調」を中心に ---,
日本独文学会第61回春季研究発表会, 2007年6月.- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文化 (comparative culture)
交感する情調, --- ドイツ・ハイカイの生成と俳句再評価 ---,
日文研共同研究会「出版と学芸ジャンルの編成と再編成」第17回, 2006年9月.- (要約)
- 19
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文学 / 比較文化 (comparative culture)
ギュンター・グラスのアジア体験, --- そのヨーロッパ的表象の限界をめぐって ---,
日本比較文学会関西支部第40回記念関西大会, 2004年11月.- (キーワード)
- 文学 (literature) / 比較文学 / ギュンター・グラス
日独影響関係から見た絵入り文芸雑誌の成立, --- 「パンの会」の「情調」を中心に ---,
日文研共同研究会「出版と学芸ジャンル編成と再編成」第6回, 2004年4月.- (要約)
- 19
- (キーワード)
- 文学 (literature)
89年以降のギュンター·グラス, --- 「喪失」からの可能性 ---,
日本独文学会2000年度秋季研究発表会, 2000年10月.- (要約)
- 独文学会研究発表会のシンポジュウム「喪失をめぐってー1989年以降のドイツ文学」における口頭発表として行われた.ドイツ統一後のグラスは経済至上主義や公的言論の弱体化,マスコミなどによる二次的言説の支配に対抗するため,あえて時代の中で失われてゆくものを記録·収集して,文学の意味を問う活動を展開している.ここでは,グラスの文学が歴史からこぼれ落ち「メディア」を無くしたもののための「メディア」たろうとしていることを,紹介した.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / ドイツ再統一
日本におけるドイツ表現主義の受容, --- 初期築地小劇場を中心に ---,
国際日本文化研究センター共同研究会「日本のモダニズム」第3回研究会, 2000年9月.- (要約)
- 共同研究会「関西モダニズムの学際的研究」の研究発表会において,日本の新劇運動とドイツの表現主義演劇との影響関係について,築地小劇場を中心に口頭発表した.
- (キーワード)
- 演劇 / 比較文化 (comparative culture) / 新劇 / ドイツ表現主義
ギュンター·グラスとメルヒェン,
日本独文学会1998年度秋季研究発表会, 1998年10月.- (要約)
- 「グリム·メルヒェンと近代」というシンポジュウムにおける口頭発表として行われた.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / メルヒェン
ギュンター·グラスの戦後,
ドイツ現代史学会第16回大会, 1993年8月.- (要約)
- グラスと戦後ドイツの歴史との関わりを発表した.特に,ドイツ再統一にまつわる議論を紹介した.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / ドイツ現代史
グラスと「メディア」, --- 『女ねずみ』をめぐって ---,
日本独文学会中国·四国支部学会第41回研究発表会, 1991年11月.- (要約)
- グラスの小説『女ねずみ』を「メディア」という観点から分析した.その際,「メディア」は現実を伝達するばかりではなく,自己と他者との対話をも可能にすると考えて,「メディア」を通してグラスの創作の根幹にある機能を考察した.
- (キーワード)
- 文学 (literature) / メディア
- 研究会・報告書
- 井戸 慶治, 依岡 隆児, 川上 三郎, 田村 一郎, 最上 英明 :
『ラーガーフォイアー』第1巻, --- 松山俘虜収容所週刊新聞 ---,
Vol.1, 2022年12月.- (要約)
- 第一次大戦時のドイツ兵捕虜を抑留していた松山俘虜収容所の捕虜新聞前半の翻訳.5名の翻訳者の共訳.
- (キーワード)
- ドイツ兵捕虜
グラスとポーランド, --- 東欧20世紀文学へのいざない ---,
第16回ヨーロッパ文化研究会, 2008年10月.- (要約)
- 第16回ヨーロッパ文化研究会における招待講演である.作家ギュンター・グラスとポーランドのかかわりを紹介した.
- (キーワード)
- ドイツ文学 (German literature) / 比較文化 (comparative culture)
『異文化に照らし出された四国 ∼グローカルな観点による外国人受容と交流についての文献調査∼』,
令和5年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書『異文化に照らし出された四国 ∼グローカルな観点による外国人受容と交流についての文献調査∼』, 1-80, 徳島, 2024年3月.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
『異文化に照らし出された四国 ∼地域における外国人受容の意義と歴史て考察∼』,
令和4年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書『異文化に照らし出された四国 ∼地域における外国人受容の意義と歴史て考察∼』, 23-33, 徳島, 2023年3月.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
令和3年度 徳島大学高等教育研究センターアドミッション部門 報告書,
令和3年度 徳島大学高等教育研究センターアドミッション部門 報告書, 2022年3月. 依岡 隆児, その他5人 :
『異文化に照らし出された四国 ∼グローカルな観点からの文献調査から∼』依岡隆児・編,
令和3年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書『異文化に照らし出された四国 ∼グローカルな観点からの文献調査から∼』, 1-88, 徳島, 2022年3月.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
報告書『令和2年度徳島県教育委員会ひろがる読書推進事業「街角ライブラリー」活動報告』,
報告書『令和2年度徳島県教育委員会ひろがる読書推進事業「街角ライブラリー」活動報告』, 0-19, 徳島, 2021年3月.- (キーワード)
- 読書 / 地域交流 / サードプレイス / コミュニケーション (communication)
『異文化に照らし出された四国 ∼グローカルな視点からの地域文化に関する文献調査から∼』依岡隆児・編,
令和2年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書『異文化に照らし出された四国 ∼グローカルな視点からの地域文化に関する文献調査から∼』, 1-88, 徳島, 2021年3月.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
徳島読書人が選ぶ味わいの31冊,
徳島読書人が選ぶ味わいの31冊, 1-8, 徳島, 2020年3月.- (キーワード)
- 読書 / 地域交流 / ブックリスト
『異文化に照らし出された四国 ∼外国語文献ならびに異文化的視点を持つ関連文献の調査から∼』依岡隆児・編,
平成31年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書, 1-89, 徳島, 2020年3月.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 114693
(徳島大学機関リポジトリ: 114693) 依岡 隆児, 他6人 :
『異文化に照らし出された四国 ∼外国人ならびに国際的に活躍した四国出身者の残した文献の調査・研究から∼』依岡隆児・編,
平成30年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書, 1-100, 徳島, 2019年3月.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 113605
(徳島大学機関リポジトリ: 113605) 依岡 隆児, 他4名 :
第3回読書懇談会「徳島における読書コミュニケーション育成とネットワーク作りプロジェクト」の報告,
第3回読書懇談会「徳島における読書コミュニケーション育成とネットワーク作りプロジェクト」の報告, 0-20, 徳島, 2019年3月.- (キーワード)
- 読書 / 地域交流 / サードプレイス / コミュニケーション (communication)
徳島読書人が選ぶ平成最後の気になる31冊,
徳島読書人が選ぶ平成最後の気になる31冊, 1-8, 徳島, 2019年3月.- (キーワード)
- 読書 / 地域交流 / ブックリスト
『異文化に照らし出された四国 ∼外国語文献の調査・研究から∼』依岡隆児・編,
平成29年度研究計総合科学部創生研究プロジェクト経費・ 地域創生総合科学推進 報告書, 1-62, 徳島, 2018年3月.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / 比較文化 (comparative culture) / 四国 (Shikoku)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 113604
(徳島大学機関リポジトリ: 113604) 井戸 慶治, 依岡 隆児 :
徳島読書人が選ぶ魅惑の31冊,
徳島読書人が選ぶ魅惑の31冊, 1-8, 徳島, 2018年3月.- (キーワード)
- 読書 / 地域交流 / ブックリスト
徳島読書人が選ぶ最高の31冊,
徳島読書人が選ぶ最高の31冊, 8, 徳島, 2016年3月.- (キーワード)
- 読書 / 地域交流 / ブックリスト
平成27年度徳島大学総合科学部・地域交流プロジェクト「徳島における読書コミュニケーション文化育成プロジェクト」報告書,
平成27年度徳島大学総合科学部・地域交流プロジェクト「徳島における読書コミュニケーション文化育成プロジェクト」, 12, 徳島, 2016年3月.- (キーワード)
- 読書 / 地域交流 / ブックリスト / ビブリオバトル
グローバル時代における日独文学の<対話>研究,
報告書「グローバル時代における日独文学の<対話>研究」 平成24年度∼平成27年度科学研究費, 0-80, 2016年2月.- (キーワード)
- 文化交流 (cultural exchange) / ドイツ文学 (German literature) / 日独文化交流
第2回読書懇談会「徳島における若者読書文化の形成」の報告,
第2回読書懇談会「徳島における若者読書文化の形成」の報告, 30, 徳島, 2015年3月.- (キーワード)
- 読書 / 地域交流 / ビブリオバトル
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 109409
(徳島大学機関リポジトリ: 109409)
- 特許
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 作品
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 補助金・競争的資金
- 板東捕虜収容所の基礎研究―ドイツ人捕虜の日本関連資料を中心に (研究課題/領域番号: 24K03792 )
グローバル時代における日独文学の<対話>研究 (研究課題/領域番号: 24520361 )
ドイツ文学における日本受容と日本文学におけるドイツ受容 (研究課題/領域番号: 17520178 )
研究者番号(90230846)による検索
- その他
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
2024年11月22日更新
- 専門分野・研究分野
- ドイツ文学 (German Literature)
比較文化学 (Comparative Cultural Studies) - 所属学会・所属協会
- 日本独文学会
日本比較文学会
中国四国支部
筑波ドイツ文学会
阪神ドイツ文学会
ドイツ学会 - 委員歴・役員歴
- 日本独文学会 (第15回日本独文学会学会賞選考委員 [2017年4月〜2018年3月])
日本比較文学会 (日本比較文学会学会誌編集委員 [2021年4月〜2024年3月])
日本比較文学会 (日本比較文学会大会組織委員 [2021年4月〜2023年3月]) - 受賞
- 2006年11月, 共通教育賞(2006年度前期) (徳島大学全学共通教育)
2010年1月, 三木康楽賞
2010年4月, 共通教育賞(2009年度後期) (徳島大学全学共通教育)
2011年3月, とくしま出版文化賞 (徳島県文化振興財団)
2020年12月, 愛媛出版文化奨励賞 (公益信託愛媛出版文化賞基金) - 活動
- まちライブラリー・ビブリオラボとくしま (代表 [2015年5月])
徳島県教育委員会ひろがる読書推進事業「街角ライブラリー」(まちライブラリー・ビブリオラボとくしま) (代表 [2020年8月〜2022年3月])
徳島県立文学書道館 (とくしま文学賞文芸評論部門審査員 [2014年10月〜2023年12月])
徳島ペンクラブ (とくしま随筆大賞選考委員 [2010年4月〜2023年12月])
鳴門市ドイツ館史料研究会 (委員 [2012年7月〜2023年12月])
徳島ペンクラブ (会長 [2023年5月])
紀要委員 (2000年4月〜2002年3月)
全学共通教育委員会初修外国語科目代表 (2000年4月〜2002年3月)
就職委員 (2003年4月〜2005年3月)
学生専門委員 (2005年4月〜2007年3月)
学生相談室人権問題委員・職員相談員 (2005年4月〜2008年3月)
地域交流支援室委員 (2006年4月〜2007年3月)
附属図書館運営委員 (2006年4月〜2008年3月)
自己点検・評価委員会委員(FD委員会委員) (2006年4月〜2008年3月)
全学入試委員会副委員長,総合科学部入試委員長 (2008年4月〜2009年3月)
入学試験専門委員会(入学試験委員会)委員 (2008年4月〜2009年3月)
徳島大学附属図書館副館長 (2014年4月〜2019年3月)
大学院総合科学教育部教務・入試委員会委員長 (2018年4月〜2019年3月)
総合科学部就職委員長 (2018年4月〜2019年3月)
徳島大学附属図書館館長 (2019年4月〜2021年3月)
徳島大学附属図書館副館長 (2021年4月〜2025年3月)
2024年11月17日更新
2024年11月16日更新
Jグローバル
- Jグローバル最終確認日
- 2024/11/16 01:29
- 氏名(漢字)
- 依岡 隆児
- 氏名(フリガナ)
- ヨリオカ リュウジ
- 氏名(英字)
- Yorioka Ryuji
- 所属機関
- 徳島大学 教授
リサーチマップ
- researchmap最終確認日
- 2024/11/17 03:06
- 氏名(漢字)
- 依岡 隆児
- 氏名(フリガナ)
- ヨリオカ リュウジ
- 氏名(英字)
- Yorioka Ryuji
- プロフィール
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- 登録日時
- 2011/2/2 00:00
- 更新日時
- 2024/2/1 22:25
- アバター画像URI
- https://researchmap.jp/yoric/avatar.jpg
- ハンドル
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- eメール
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- eメール(その他)
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- 携帯メール
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- 性別
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- 没年月日
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- 所属ID
- 0344009000
- 所属
- 徳島大学
- 部署
- 総合科学部
- 職名
- 教授
- 学位
- 修士(文学)
- 学位授与機関
- 東京都立大学
- URL
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- 科研費研究者番号
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- Google Analytics ID
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- ORCID ID
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- その他の所属ID
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- その他の所属名
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- その他の所属 部署
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- その他の所属 職名
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- 最近のエントリー
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- Read会員ID
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- 経歴
- 受賞
- Misc
- 論文
- 講演・口頭発表等
- 書籍等出版物
- 研究キーワード
- 研究分野
- 所属学協会
- 担当経験のある科目
- その他
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- Works
- 特許
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- 学歴
- 委員歴
- 社会貢献活動
2024年11月16日更新
- 研究者番号
- 90230846
- 所属(現在)
- 2024/4/1 : 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 教授
- 所属(過去の研究課題
情報に基づく)*注記 - 2024/4/1 : 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 教授
2012/4/1 – 2015/4/1 : 徳島大学, 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 教授
2006/4/1 – 2007/4/1 : 徳島大学, 総合科学部, 教授
2005/4/1 : 徳島大学, 総合科学部, 助教授
- 審査区分/研究分野
-
研究代表者
人文社会系 / 人文学 / 文学 / ヨーロッパ文学(英文学を除く)
人文社会系 / 人文学 / 文学 / ヨーロッパ語系文学
小区分02040:ヨーロッパ文学関連
- キーワード
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研究代表者
国際情報交換(ドイツ) / 日独文化交流 / ドイツ文学 / 戦争 / 日本文学 / 比較文学 / 比較文化 / 文化の影響関係 / 文化変容 / 文化交流 / 異文化理解 / German literature / Japanese literature / Comparative literature / Comparative culture / relationship of cultural influence / cultural tranfiguration / cultural exchange / crosscultural understanding / ドイツ人捕虜収容所
研究課題
研究成果
共同研究者