トップ注目研究面発光モジュールを用いたハニカム構造を有する省電力LEDディスプレイの開発と社会実装のための応用研究
カテゴリー 工学、光応用
代表研究者 平木 美鶴
関連する研究者   佐原 理   辻 明典
研究概要

本研究の目的は、これまでに無い新機軸となる低消費電力で面発光が可能な巨大LEDディスプレイの開発を行い、社会実装を目指すことである。これまでの予備研究として、2016年12月にディスプレイの発行方法に関わる特許を取得し、現在は社会実装を目指して共同研究を進める企業に開拓する段階である。よって、クラスター研究においては製品化を目指すための製品実験や、より効率的に大量生産できるための基礎研究を行いたい。

開発したディスプレイは1ドットを六角柱で構成し、各六角柱のドットを平面充填した形状に特殊性があり、多様な形状に組み合わせることが可能である。可塑性に優れたディスプレイは世界最大のディスプレイの開発や多様な形状の表面に貼り付ける特殊ディスプレイの成形も可能にする。このLEDディスプレイの社会実装は徳島大学の世界的なプレゼンス向上に力強く寄与できると強く確信している。また、開発中のディスプレイは発色が均一で視認距離に関わらず色認識に優れ非常に美しく発光するため、実物を見た企業からすでに、製品の使用や開発の問い合わせがあり、より製品化可能なモデルを開発することで、今後の使用やライセンス料や共同開発資金など、大きな資金の獲得を期待できる。本研究は、技術支援部の技術開発に加えて総合科学部のLEDアートの実績やデザイン技術の融合により、開発から製品化までパッケージとして提供するもので、新規の研究開発モデルとして期待できる。

 

▼徳島大学研究クラスターNo.1904008
https://cluster.tokushima-u.ac.jp/new-cluster-list/1009.html

 

研究者の役割分担 平木美鶴〈研究総括〉
佐原理〈企画・デザイン・産学連携・商品化〉
辻明典〈企画・技術開発・産学連携〉
研究期間 2019年4月1日〜2022年3月31日

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