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浅川 淳司
愛媛大学
2025年1月23日更新
- 職名
- 准教授
- 電話
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
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- 学歴
- 2003/04-2007/03 広島大学
2007/04-2008/03 広島大学
2008/04-2010/03 広島大学大学院
2010/04-2013/03 広島大学大学院 - 学位
- 修士(心理学) 広島大学
博士(心理学) 広島大学 - 職歴・経歴
- 2013/04-2013/08 広島大学大学院 教育学研究科 特別研究員
2013/09-2014/03 広島大学大学院 教育学研究科附属幼年教育研究施設 特任助教
2014/04-2022/03 金沢大学 人間社会研究域学校教育系 准教授
2022/04-現在 愛媛大学 教育学部 准教授
- 専門分野・研究分野
- 人文・社会 / 教育心理学 / 身体性認知発達
人文・社会 / 教育心理学 / 発達科学
2025年1月23日更新
- 専門分野・研究分野
- 人文・社会 / 教育心理学 / 身体性認知発達
人文・社会 / 教育心理学 / 発達科学 - 担当経験のある授業科目
- 幼児と言葉
乳児保育2
新入生セミナーB
こころと健康
子どもの発達と学びの支援
幼児発達・家庭支援心理学
保育者論
保育実習1B
幼児教育実践論
幼児理解の理論と方法
子ども学研究1
子ども学研究3
教職実践演習(幼・小)
保育実践演習
卒業研究
言葉の指導法
教職教養課題特講
幼児心理学演習
子ども学研究2
子ども学研究4
心理臨床課題研究1
心理臨床課題研究2
保育実習指導1
保育実習2 - 指導経験
- 2024,第1クォーター,教育学部,幼児と言葉
2024,第4クォーター,教育学部,乳児保育2
2024,前期,共通教育,新入生セミナーB
2024,前期,共通教育,こころと健康
2024,前期,教育学研究科(修士課程),子どもの発達と学びの支援
2024,前期,教育学部,幼児発達・家庭支援心理学
2024,前期,教育学部,保育者論
2024,前期,教育学部,保育実習1B
2024,前期,教育学部,幼児教育実践論
2024,前期,教育学部,幼児理解の理論と方法
2024,前期,教育学部,子ども学研究1
2024,前期,教育学部,子ども学研究3
2024,後期,教育学部,教職実践演習(幼・小)
2024,後期,教育学部,保育実践演習
2024,後期,教育学部,卒業研究
2024,後期,教育学部,言葉の指導法
2024,後期,教育学部,教職教養課題特講
2024,後期,教育学部,幼児心理学演習
2024,後期,教育学部,子ども学研究2
2024,後期,教育学部,子ども学研究4
2024,通年,教育学研究科(修士課程),心理臨床課題研究1
2024,通年,教育学研究科(修士課程),心理臨床課題研究2
2024,通年,教育学部,保育実習指導1
2024,通年,教育学部,保育実習2
2025年1月23日更新
- 専門分野・研究分野
- 人文・社会 / 教育心理学 / 身体性認知発達
人文・社会 / 教育心理学 / 発達科学
- 研究テーマ
- 計算能力
手指の巧緻性
数量能力
手指認識
微細運動
認知発達
身体性
発達思想
ピアジェ
- 著書
- 心理学統計法ーデータを読み解き、正しい理解につなげるために 郷式徹浅川淳司 ミネルヴァ書房 2024/12/30 ISBN: 9784623087075
あなたの経験とつながる教育心理学 第2章 生まれと育ち,どちらが大事なの?(pp.16-30) ミネルヴァ書房 2023/05/30 ISBN: 9784623095445
心理学論文解体新書 ミネルヴァ書房 2022/03/31
はじめての発達心理学 分担執筆 第1章 発達の生物学的基礎 ナカニシヤ出版 2022/03/30
心理学論文解体新書 : 論文の読み方・まとめ方活用ガイド 近藤 龍彰浅川 淳司 ミネルヴァ書房 2022/03 ISBN: 9784623092550
はじめての発達心理学 : 発達理解への第一歩 古見 文一西尾 祐美子 第1章 発達の生物学的基礎(pp.1−11) ナカニシヤ出版 2022/03 ISBN: 9784779516498
新・育ちあう乳幼児心理学 浅川淳司 第4章 発達理解の基礎 有斐閣 2019/12 ISBN: 9784641174511
発達心理学 浅川淳司 第9章 言葉と思考をめぐる発達 ミネルヴァ書房 2019/10 ISBN: 9784623086221
発達障害の心理学 : 特別支援教育を支えるエビデンス 浅川淳司 コラム4 手指に根ざした数量発達 福村出版 2019/10 ISBN: 9784571121395
保育の心理学 浅川淳司 第8講 身体的機能と運動機能の発達 中央法規出版 2019/03
発達心理学・再入門 : ブレークスルーを生んだ14の研究 浅川淳司 ピアジェ再訪−子どもの問題解決能力の研究からの一展望− 新曜社 2017 ISBN: 9784788515215
ワーキングメモリと日常: 人生を切り拓く新しい知性 (認知心理学のフロンティア) 分担執筆 ワーキングメモリの階層モデルと健康な高齢者のその変化 北大路書房 2015/10
ワーキングメモリと日常: 人生を切り拓く新しい知性 (認知心理学のフロンティア) 浅川淳司T.P.アロウェイR.G.アロウェイ湯澤 正通湯澤 正通湯澤 美紀湯澤 美紀Tracy Packiam AllowayRoss G. Alloway松吉 大輔杉村 伸一郎浅川 淳司大塚 一徳宮谷 真人橋本 翠中條 和光近藤 綾渡辺 大介森田 愛子滝口 圭子蔵永 瞳岡崎 善弘 ワーキングメモリの階層モデルと健康な高齢者のその変化 北大路書房 2015/10 ISBN: 9784762829086
保育の心理学 Ⅰ 浅川淳司 第6講 身体機能と運動機能の発達 中央法規出版 2015 ISBN: 9784805852088
エピソードで学ぶ生涯発達心理学 浅川淳司 「2-1. 身体能力・身体機能の発達」および「3-1. 読み書きの力と計算力」 ミネルヴァ書房 2013 - 論文
- 中垣啓氏と紡ぐ,ピアジェの発達思想 中垣啓浅川淳司小澤郁美生田邦紘 2024/11/10 発達 180, 80-89
発達思想へのいざない 浅川淳司近藤龍彰山田真世及川智博 2024/08 発達 179, 82-89 研究論文(学術雑誌)
Mediating process between fine motor skills, finger gnosis, and calculation abilities in preschool children Atsushi AsakawaShinichiro Sugimura 2022/11 Acta Psychologica 231, 103771-103771 研究論文(学術雑誌)
幼児期の手指操作の発達:手内操作に焦点を当てて 浅川淳司森慶惠 2021/03/17 金沢大学人間社会研究域学校教育系紀要 13, 149-154 研究論文(学術雑誌)
幼児期の手指操作の発達:手内操作に焦点を当てて 浅川 淳司, 森 慶恵, Asakawa Atsushi, Mori Yoshie 2021/03/17 金沢大学人間社会研究域学校教育系紀要 = Bulletin of the Faculty of Education 13, 149-154
教員を志望する学生を対象とした5校園横断の健康教育プログラムの試行:学生の実習記録から 河田 史宝, 木林 晴美, 吉本 貴世, 野村 菜穂, 社谷内 せな, 開敷 里子, 浅川 淳司, 土屋 明広, 原田 克巳, KAWATA Hitomi, KIBAYASHI Harumi, YOSHIMOTO Kiyo, NOMURA Nao, YASHIYOYACHI Sena, KAISHIKI Satoko, SAKAWA Atsushi, TSUCHIYA Akihiro, HARADA Katsumi 2019/10/01 教育実践研究 = Studies in practical approaches to education 45, 11-19
Effect of fine motor skills training on arithmetical ability in children Asakawa A.Murakami T.Sugimura S. 2019 European Journal of Developmental Psychology 16/ 3, 290-301 研究論文(学術雑誌)
ぬいぐるみを用いた読書活動の促進効果と子どものファンタジー傾向の関係 岡崎 善弘浅川 淳司大田 紀子徳永 智子森口 佑介 2017/10 チャイルドサイエンス 14, 33-38 研究論文(学術雑誌)
ぬいぐるみを用いた読書活動の促進効果と子どものファンタジー傾向の関係 岡崎 善弘, 浅川 淳司, 大田 紀子, 徳永 智子, 森口 佑介 2017/10 チャイルド・サイエンス = Child science : 子ども学 14, 33-38
ぬいぐるみお泊まり会:読書活動の促進と効果の持続性 岡崎善弘浅川淳司石井健太郎山田祐樹 2017/05 カレントアウェアネス-E 325/ E1912 (MISC)総説・解説(商業誌)
The stuffed animal sleepover: enhancement of reading and the duration of the effect Yoshihiro S. OkazakiAtsushi AsakawaKentaro IshiiYuki Yamada 2017/02/01 Heliyon 3/ 2, e00252 研究論文(学術雑誌)
ぬいぐるみお泊まり会の効果と子どもの読書活動傾向 岡崎 善弘, 浅川 淳司, 大田 紀子 2016/07/28 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 162, 41-46
ぬいぐるみお泊まり会の効果と子どもの読書活動傾向 岡崎 善弘浅川 淳司大田 紀子 2016 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 162/ 162, 41-46 研究論文(大学,研究機関紀要)
教員を目指す大学生と看護学生がもつ発達イメージの比較 浅川, 淳司, 山田, 真世 2015/03/27 金沢大学人間社会学域学校教育学類紀要 = Bulletin of the School of Teacher Education 7, 83-89
教員を目指す大学生と看護学生がもつ発達イメージの比較 浅川 淳司山田 真世 2015 金沢大学人間社会学域学校教育学類紀要 7/ 7, 83-89 研究論文(大学,研究機関紀要)
Developmental trajectory in the relationship between calculation skill and finger dexterity: A longitudinal study Atsushi AsakawaShinichiro Sugimura 2014/04 JAPANESE PSYCHOLOGICAL RESEARCH 56/ 2, 189-200 研究論文(学術雑誌)
ワーキングメモリの小さい子どもに対する学習支援 : 小学校5年による授業の困難場面の話し合いと共有 宮崎 理恵湯澤 正通蔵永 瞳前田 一誠坂田 行平宮谷 真人中條 和光森田 愛子水口啓吾浅川淳司 2014/03 学部・附属学校共同研究紀要 42/ 42, 237-242 研究論文(大学,研究機関紀要)
児童を中心とした話し合い型授業におけるワーキングメモリの小さい児童の授業態度と教師のリヴォイシング 水口 啓吾湯澤 正通浅川 淳司蔵永 瞳渡辺 大介 2014 科学教育研究 38/ 2, 97-106 研究論文(学術雑誌)
児童を中心とした話し合い型授業におけるワーキングメモリの小さい児童の授業態度と教師のリヴォイシング 水口 啓吾, 湯澤 正通, 浅川 淳司, 蔵永 瞳, 渡辺 大介 2014 科学教育研究 38/ 2, 97-106
幼児期の模倣における創造の萌芽 浅川 淳司, 杉村 伸一郎, 岡花 祈一郎, 牧 亮太, 鄭 暁琳 2011/12/01 幼年教育研究年報 33, 105-113
5歳児の遊びの展開プロセス : 模倣による縦と横の広がり 岡花 祈一郎, 牧 亮太, 佐藤 裕樹, 浅川 淳司, 杉村 伸一郎 2011/12/01 幼年教育研究年報 33, 73-78
保育場面における幼児の模倣 : 感覚・感情的側面からの検討 杉村 伸一郎, 浅川 淳司, 岡花 祈一郎, 牧 亮太, 松本 信吾, 日切 慶子, 菅田 直江, 林 よし恵, 落合 さゆり, 久原 有貴, 佐藤 裕樹, 鄭 暁琳 2011/03/24 学部・附属学校共同研究紀要 39, 303-308
5歳児の遊びの展開プロセス : 模倣による縦と横の広がり 岡花 祈一郎牧 亮太佐藤 裕樹浅川淳司杉村伸一郎 2011 幼年教育研究年報 33, 73-78 研究論文(大学,研究機関紀要)
幼児期における計算能力と手指の巧緻性の特異的関係 浅川 淳司杉村 伸一郎 2011 発達心理学研究 22/ 2, 130-139 研究論文(学術雑誌)
幼児期の模倣における創造の萌芽 浅川 淳司杉村 伸一郎岡花 祈一郎 2011 幼年教育研究年報 33/ 0, 105-113 研究論文(大学,研究機関紀要)
保育場面における幼児の模倣--感覚・感情的側面からの検討 杉村 伸一郎浅川 淳司岡花 祈一郎牧 亮太松本 信吾日切 慶子菅田 直江林 よし恵落合 さゆり久原 有貴佐藤 裕樹鄭 暁琳 2011 広島大学学部・附属学校共同研究紀要 39/ 39, 303-308 研究論文(大学,研究機関紀要)
幼児期における計算能力と手指の巧緻性の特異的関係 浅川 淳司, 杉村 伸一郎 2011 発達心理学研究 22/ 2, 130-139
幼児期の発達における運動の役割 杉村 伸一郎, 浅川 淳司, 岡花 祈一郎, 財満 由美子, 松本 信吾, 林 よし恵, 上松 由美子, 落合 さゆり 2010/03/31 学部・附属学校共同研究紀要 38, 295-300
幼児期の発達における運動の役割 杉村 伸一郎浅川 淳司岡花 祈一郎財満 由美子松本 信吾林 よし恵上松 由美子落合 さゆり 2010 広島大学学部・附属学校共同研究紀要 38/ 38, 295-300 研究論文(大学,研究機関紀要)
保育における最近接発達領域に関する検討 岡花 祈一郎, 多田 幸子, 浅川 淳司, 杉村 伸一郎 2009/07/21 幼年教育研究年報 31, 131-137
幼児における足し算時の指の利用方略 : 短期記憶, 手指の巧緻性, 足し算成績との関係 浅川 淳司, 杉村 伸一郎 2009/07/21 幼年教育研究年報 31, 103-111
自然体験を通した幼児の「育ち」と「学び」に関する検討 杉村 伸一郎, 岡花 祈一郎, 浅川 淳司, 財満 由美子, 松本 信吾, 林 よし恵, 上松 由美子, 落合 さゆり 2009/03/31 学部・附属学校共同研究紀要 37, 239-246
保育における最近接発達領域に関する検討 岡花 祈一郎多田 幸子浅川 淳司杉村 伸一郎 2009 幼年教育研究年報 31, 131-137 研究論文(大学,研究機関紀要)
幼児における手指の巧緻性と計算能力の関係 浅川 淳司杉村 伸一郎 2009 発達心理学研究 20/ 3, 243-250 研究論文(学術雑誌)
幼児における足し算時の指の利用方略--短期記憶,手指の巧緻性,足し算成績との関係 浅川 淳司杉村 伸一郎 2009 幼年教育研究年報 31, 103-111 研究論文(大学,研究機関紀要)
自然体験を通した幼児の「育ち」と「学び」に関する検討 杉村 伸一郎岡花 祈一郎浅川 淳司財満 由美子松本 信吾林 よし恵上松 由美子落合 さゆり 2009 学部・附属学校共同研究紀要 37/ 37, 239-246 研究論文(大学,研究機関紀要)
幼児における手指の巧緻性と計算能力の関係 浅川 淳司, 杉村 伸一郎 2009 発達心理学研究 20/ 3, 243-250
児童期の愛他行動と共感性に関する発達的研究 浅川, 潔司, 八尋, 義晴, 浅川, 淳司 2008/09/30 兵庫教育大学研究紀要 33, 31-38 - MISC
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 総説・解説
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- 講演・発表
- 話題提供:フランスおよびドイツにおける 乳幼児期の認知発達研究の動向 日本発達心理学会第35回大会 ラウンドテーブル 2024/03/06 その他
Cuteness recognition and expression in young children. European Conference on Developmental Psychology 2023 2023/08/30 ポスター発表
Relationship between finger gnosis and number line strategy at children. European Conference on Developmental Psychology 2023 2023/08/29 ポスター発表
1歳代の描画における姿勢と描出の変化:筆圧に着目した縦断的観察研究 日本発達心理学会第34回大会 2023/03/04 ポスター発表
話題提供「幼児期における数量概念との出会いとその支援」 日本LD学会第31回大会京都 自主シンポジウム 2022/10/30
指定討論「SFONとは?」 日本保育学会第75回大会自主シンポジウム 2022/05/15
計算時の指の利用と計算における自己概念との関連―小学5・6年生を対象とした質問紙調査による検討― 日本心理学会大会発表論文集 2017/09/20
拡張現実感を利用した子どもの読書活動の促進 情報科学技術フォーラム講演論文集 2016/08/23
小学校低学年における指示対象付与とワーキングメモリとの発達的関連 日本心理学会大会発表論文集 2013/09/19
幼児における計算能力と手指の巧緻性の関係 日本心理学会大会発表論文集 2013/09/19
PB-012 児童における手指の巧緻性と計算能力の関係(発達,ポスター発表) 日本教育心理学会総会発表論文集 2013
幼児期における足し算時の指の利用-二年間の縦断研究- 日本心理学会大会発表論文集 2011/09/15
幼児期における足し算時の指の利用 日本心理学会大会発表論文集 2011/09/15
25-J-07 保育者の「言葉かけ研究」の意義と課題 : "幼児の育ち"への貢献を問う(自主企画) 日本教育心理学会総会発表論文集 2011
P5-45 幼児の模倣における創造の萌芽(発達,その他,ポスター発表) 日本教育心理学会総会発表論文集 2011
(1)中学校への環境移行における予期不安・リアリティショックと学校適応感との関連(環境移行,研究発表B) 日本青年心理学会大会発表論文集 2011
幼児期における計算能力と手指の巧緻性の関係に関する縦断的研究 日本心理学会大会発表論文集 2010/09/20
K079 幼児期の社会性の発達における運動の役割(口頭セッション13 社会心理学3) 日本教育心理学会総会発表論文集 2010
PE007 幼児における手指の巧緻性と計算能力との関係 日本教育心理学会総会発表論文集 2007
- 研究会・報告書
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- 特許
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- 作品
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 補助金・競争的資金
- 科学研究費助成事業 子どもの数量概念を促す保育者の専門性に関する仮説モデルの検証 基盤研究(B) 2024/04-2028/03
科学研究費助成事業 基盤研究(B) 20世紀初頭における教育学とその周辺領域の形成過程に対する社会的要請の影響分析 基盤研究(B) 2021/04-2025/03 本研究の核心となる問いは、「20世紀初頭の教員養成と教師の専門職化の過程でどのように教育に関わる科学(心理学や生理学、遺伝学等)が展開され、教育学とその周辺領域が再編成されたのか」である。核心となる問いに答えるべく、本研究では、①実証的な科学が台頭し、教育政策に影響を及ぼした20世紀初頭に焦点を絞り、②生徒の選抜や個性に応じた教育、中等学校教員養成といった実際的な教育問題に応答する中で、教育学関連領域がどのように再編成されたのかを③教員養成や教師の専門職化をめぐる議論に注目することで明らかにする。 研究は、20世紀初頭における実際の教育問題、高等教育政策、教員養成制度の変遷を俯瞰的に検討するグループと、各国の教育学およびその周辺領域の再編成過程を調査・探究するグループに大きく分け、年度ごとに研究を進める。 本年度は共同研究の土台をつくるべく、2021年9月21日(火)に第一回(オンライン)、2022年3月4日(金)に第二回(広島市およびオンライン)、2022年3月31日に第三回(オンライン)の研究会を実施した。 研究成果としては、「教育において「エビデンスに基づく(エビデンス・ベース)」とはどういうことか?」(杉田浩崇、『教育研修』9月号、2021年)や「エビデンスオンラインセミナー」講師(杉田浩崇・熊井将太、エビデンスに基づく教育研究会、2021年12月20日)で広く教育関係者に研究成果を発信するとともに、杉田が教育哲学会第64回大会課題研究「「データ駆動型社会」における教育哲学の課題:これからの教育にとって「データ」「情報」「知識」はどのような意味をもつのか」に登壇した。また、熊井は、中国四国教育学会第73回大会(2021年11月29日)において「『教育の心理学化』に関する学説史的研究」と題した発表を行い、近代心理学および近代教育学の成立期における両者の関係を整理した。
科学研究費助成事業 基盤研究(C) 幼児期の数量概念の発達:数量活動と手指の接点に着目して 基盤研究(C) 2021/04-2024/03 数量概念の発達は,就学前から始まり,幼児期に大きく変化する。乳児は,3つまでの数を弁別するオブジェクトファイルシステムと,1:2の比率以上の量を弁別するアナログマグニチュードシステムを持って生まれてくる。そして,幼児期には,それぞれの生得的なシステムを基盤に,数量概念が2つ形成される。ひとつは数をかぞえるカウンティングスキーマであり,もうひとつは全体量の多少(大小)を正確に判断する全体量スキーマである。これらの数量概念の獲得により,生得的な能力の制約を乗り越えられる。 近年,このような数量概念の発達に,手指が関係していることが実験的な研究結果に基づいて報告されている。例えば,自分の手指の形を正確に認識できている方が,正確に数量の大小を判断できたり,計算が正確であることも示されている(Noel, 2005; Gracia-Bafalluy & Noel, 2008)。また,自分の手指を意図したとおりに動かせる手指が器用な子どもほど,計算の成績が良いことも示されている(浅川 & 杉村, 2009, 2011; Asakawa & Sugimura, 2014; Asakawa, Murakami, & Sugimura, 2019)。 手指と数量は,その発達過程の中で関係が構築されていくと考えられるが,実際の幼児の生活場面に焦点を当て,手指と数量概念の発達の関係を検討した研究は見当たらない。 本年度は,年少児を対象に遊びや日課の中で数量を扱う場面を観察した。その結果,そもそも数量を扱う場面自体が多くはなく,自由遊び場面においては量的な活動が多く,手指との関連付けはあまりみられなかった。積極的に手指で数量を表す場面としては,手遊びの場面で多く観察された。
科学研究費助成事業 若手研究(B) 幼児期の心的数直線形成における手指の役割 若手研究(B) 2017/04-2021/03 心的数直線は,幼児・児童の数能力の発達を測定する上で最も重要な指標の1つであり,1から順に等間隔に数を表象する能力である。心的数直線の形成に関して,Okamoto(2010)は,すぐに抽象的な数直線が形成されるわけではなく,その前段階で具体的な経験に基づく心的モノ直線(mental “object” line)が形成されると主張している。しかし,この“モノ”がどのようなものであるかについてまでは明らかにされていない。従来,心的数直線を測定する課題として,直線の左端に0,右端に10が記載されたものが使用されており,0から始まることになる。しかし,手指を使用して数をかぞえる際にゼロからかぞえることはなく,1から数え始める。もし心的モノ直線のモノが手指に相当しているのであれば,1から数え始める数直線のほうが課題成績は良くなることが想定される。そこで,0と10を両極とする数直線課題と1と10を両極とする数直線課題の成績を比較することで,心的数直線と手指の潜在的な関連を検討した。 0-10の数直線課題では,1から9までの数を順に提示し,それぞれの位置を数直線上で指し示してもらった。1-10の数直線課題では,2から9までの数を順に提示し,それぞれの位置を数直線上で指し示してもらった。数直線課題の分析では,まず,提示数ごとに左端から指し示した位置までmm単位で測定し,見積もった数の値とした。そして,見積もりの正確性については,『(|提示した数の位置-見積もられた数の位置|)÷数直線上の数値の間隔』で算出した。分析の結果,1-10の数直線課題のほうが見積もりが正確であったことから,この時期には0から始まるような抽象的な数直線が形成できているわけではないと考えられる。今後は,手指の利用の仕方との関係を検討する必要がある。
科学研究費助成事業 若手研究(B) 手指からみる幼児期の計算能力の発達に関する基礎的研究 若手研究(B) 2014/04-2017/03 本研究の結果から,計算時の手指の利用に関して,以下の3点が明らかにされた。まず,70%以上の子どもがその発達過程で計算時に手指を使用しており,ほとんど小学2年生ごろに使い終わることが示された。したがって,計算時に手指を使うという行為は,計算能力の発達の一過程として位置づけることができると思われる。次に,計算時に手指を使い終わる時期が早かった子どもは,その時および現在において,自分自身は計算が得意だと認識していることが示された。最後に,手指認識が手指の利用の終わる時期に関係していることが示唆された。計算時に使っていた手指が,頭の中で内面化することで,手指の利用が減少すると考えられる。
科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 幼児の足し算能力の発達における指の役割 特別研究員奨励費 2010-2012 本年度は以下に示す2つの研究を実施した。 まず,1つ目の研究では,小学1年生から3年生を対象に,計算能力と手指の巧緻性の関係を検討した。これはこれまでの研究が就学前の幼児を対象とした研究で計算能力と手指の巧緻性の関係がいつまで持続するのか分かっていなかったためである。その結果,小学校から1年生から3年生まで計算能力と手指の巧緻性の間に関係がみられず,日本では就学後の早い段階から,計算能力と手指の巧緻性の関係が弱まってしまうことが示唆された。 次に,2つ目の研究では,計算能力と手指の巧緻性の因果関係について検討した。先行研究では,計算能力と手指の巧緻性の間に関係があることは示唆されてきていたが,いずれもその結果は相関関係にとどまっており,因果関係についてまでは言及できていなかった。そこで,小学1年生を対象に手指の巧緻性のトレーニングを実施することによって,計算能力が改善するか検討した。その結果,訓練群では事前から事後にかけて算数成績が向上し,フォローアップでもその効果は維持された。くわえて,事後からフォローアップにかけて訓練を行った統制群でも,同様に算数成績が向上し,フォローアップでは訓練群と同程度の算数成績となった。以上のことから,手指の巧緻性と計算能力の間に因果関係が存在し,手指の巧緻性の発達が基礎的な計算能力の発達に影響を与えていることが示唆された。今後はこれらの知見を応用して,教育現場に還元できるようなプログラムを作成していく必要がある。
- その他
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
2025年1月23日更新
- 専門分野・研究分野
- 人文・社会 / 教育心理学 / 身体性認知発達
人文・社会 / 教育心理学 / 発達科学 - 所属学会・所属協会
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 委員歴・役員歴
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 受賞
- 2023/10 令和5年度学長奨励賞
2013/02 小貫英教育賞
2011/04 日本赤ちゃん学会第11回学術集会優秀発表賞
2011/03 第20回日本発達心理学会学会賞 - 活動
- 2024/08/28 数量能力の発達と支援
2024/07/31 生活や遊びの中で学ぶ数量
2024/06/05 発達を理解するとは
2024/02/05 数量に関する発達と学び
2024/02/03 乳幼児期からはじまる数量能力の発達
2023/12/01-2024/02/29 乳幼児の数量能力の発達
2023/12/01-2024/02/26 乳幼児の数量能力の発達
2025年1月19日更新
2025年1月18日更新
Jグローバル
- Jグローバル最終確認日
- 2025/1/18 01:16
- 氏名(漢字)
- 浅川 淳司
- 氏名(フリガナ)
- アサカワ アツシ
- 氏名(英字)
- Asakawa Atsushi
- 所属機関
- 愛媛大学 准教授
リサーチマップ
- researchmap最終確認日
- 2025/1/19 01:09
- 氏名(漢字)
- 浅川 淳司
- 氏名(フリガナ)
- アサカワ アツシ
- 氏名(英字)
- Asakawa Atsushi
- プロフィール
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- 登録日時
- 2018/10/3 12:18
- 更新日時
- 2024/12/26 14:38
- アバター画像URI
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- ハンドル
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- eメール
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- eメール(その他)
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- 携帯メール
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- 性別
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- 没年月日
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- 所属ID
- 0352004000
- 所属
- 愛媛大学
- 部署
- 教育学部
- 職名
- 准教授
- 学位
- 博士(心理学)
- 学位授与機関
- 広島大学
- URL
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- 科研費研究者番号
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- Google Analytics ID
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- ORCID ID
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- その他の所属ID
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- その他の所属名
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- その他の所属 部署
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- その他の所属 職名
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- 最近のエントリー
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- Read会員ID
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- 経歴
- 受賞
- Misc
- 論文
- 講演・口頭発表等
- 書籍等出版物
- 研究キーワード
- 研究分野
- 所属学協会
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- 担当経験のある科目
- その他
- Works
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- 特許
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- 学歴
- 委員歴
- 社会貢献活動
2025年1月18日更新
- 研究者番号
- 00710906
- 所属(現在)
- 2024/4/1 : 愛媛大学, 教育学部, 准教授
- 所属(過去の研究課題
情報に基づく)*注記 - 2022/4/1 – 2024/4/1 : 愛媛大学, 教育学部, 准教授
2016/4/1 – 2021/4/1 : 金沢大学, 学校教育系, 准教授
2014/4/1 – 2015/4/1 : 金沢大学, 人間科学系, 准教授
- 審査区分/研究分野
-
研究代表者
人文社会系 / 社会科学 / 心理学 / 教育心理学
小区分10020:教育心理学関連
小区分09030:子ども学および保育学関連研究代表者以外
小区分09010:教育学関連
- キーワード
-
研究代表者
計算能力 / 計算時の手指の利用 / 手指認識 / 手指イメージ / 視空間短期記憶 / カウンティング / 身体性 / 手指 / 心的数直線 / 認知発達 / 幼児期 / 数と手指 / 手指の巧緻性 / 数量活動 / 保育者の専門性 / 「埋め込み型」の保育実践
研究代表者以外
教育科学 / 知能検査 / 教育測定運動 / 児童学 / 教職の専門性 / 興味・利益(interest) / ソーシャル・ワーカー / 中等教員養成改革 / 教育学の自律性 / 師範学校/大学 / 師範学校・大学 / 心理学史 / 中等学校教員養成改革
研究課題
研究成果
共同研究者
注目研究はありません。