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藤田 博司
2025年1月24日更新
- 職名
- 講師
- 電話
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- 学歴
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- 学位
- 博士(学術) 名古屋大学
- 職歴・経歴
- 1991-2004 愛媛大学 理学部 Faculty of Science 助手
2005/04-2010/03 愛媛大学 大学院理工学研究科 Graduate School of Science and Engineering 助教
2010/04-現在 愛媛大学 大学院理工学研究科 特任講師
- 専門分野・研究分野
- 自然科学一般 / 数学基礎 / 数学基礎論
自然科学一般 / 応用数学、統計数学 / 数学基礎論
2025年1月24日更新
- 専門分野・研究分野
- 自然科学一般 / 数学基礎 / 数学基礎論
自然科学一般 / 応用数学、統計数学 / 数学基礎論 - 担当経験のある授業科目
- 応用数学概論
解析学概論
解析学概論A
応用数理情報概論A
解析学概論B
応用数理情報概論B
解析学Ⅴ
実解析学
解析学特論
解析学Ⅰ
集合と位相Ⅰ
幾何学概論
位相数学
幾何学概論A
位相数学特論
卒業研究Ⅰ
卒業研究Ⅱ
科学研究倫理
特別演習Ⅰ
特別演習Ⅱ
課題研究
特別研究Ⅰ
特別研究Ⅱ
数理科学特論
数学基礎
数学・数理情報セミナーB
数理科学ゼミナールⅣ
幾何学概論B - 指導経験
- 2024,第2クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),応用数学概論
2024,第2クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),解析学概論
2024,第2クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),解析学概論A
2024,第2クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),応用数理情報概論A
2024,第2クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),解析学概論B
2024,第2クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),応用数理情報概論B
2024,第3クォーター,理学部,解析学Ⅴ
2024,第3クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),実解析学
2024,第3クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),解析学特論
2024,第4クォーター,理学部,解析学Ⅰ
2024,第4クォーター,理学部,集合と位相Ⅰ
2024,第4クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),幾何学概論
2024,第4クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),位相数学
2024,第4クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),幾何学概論A
2024,第4クォーター,理工学研究科(博士前期課程2006〜),位相数学特論
2024,前期,理学部,卒業研究Ⅰ
2024,前期,理学部,卒業研究Ⅱ
2024,前期,理学部,科学研究倫理
2024,前期,理学部,特別演習Ⅰ
2024,前期,理学部,特別演習Ⅱ
2024,前期,理学部,課題研究
2024,前期,理学部,特別研究Ⅰ
2024,前期,理学部,特別研究Ⅱ
2024,前期,理工学研究科(博士前期課程2006〜),数理科学特論
2024,後期,理学部,卒業研究Ⅰ
2024,後期,理学部,卒業研究Ⅱ
2024,後期,理学部,数学基礎
2024,後期,理学部,数学・数理情報セミナーB
2024,後期,理学部,科学研究倫理
2024,後期,理学部,特別演習Ⅰ
2024,後期,理学部,特別演習Ⅱ
2024,後期,理学部,課題研究
2024,後期,理学部,特別研究Ⅰ
2024,後期,理学部,特別研究Ⅱ
2024,後期,理工学研究科(博士前期課程2006〜),数理科学ゼミナールⅣ
2024,後期,理工学研究科(博士前期課程2006〜),幾何学概論B
2025年1月24日更新
- 専門分野・研究分野
- 自然科学一般 / 数学基礎 / 数学基礎論
自然科学一般 / 応用数学、統計数学 / 数学基礎論
- 研究テーマ
- Descriptive Set Theory
Axiomatic Set Theory
公理的集合論
記述集合論
集合論
- 著書
- 位相空間のはなし : やわらかいイデアの世界 藤田 博司 日本評論社 2022/07 ISBN: 9784535789333
「集合と位相」をなぜ学ぶのか――数学の基礎として根づくまでの歴史 藤田博司 技術評論社 2018/03 ISBN: 9784774196121
キューネン数学基礎論講義 ケネス・キューネン Kunen Kenneth藤田 博司 日本評論社 2016/07 ISBN: 9784535787483
魅了する無限――アキレスは本当にカメに追いついたのか 藤田博司 技術評論社 2009/02 ISBN: 9784774137612
集合論――独立性証明への案内 ケネス・キューネン著藤田博司訳 日本評論社 2008/01 ISBN: 9784535783829 - 論文
- 可測でない集合にはどのようなものがあるか 藤田博司 2024/10 数学セミナー 63/ 11 (MISC)総説・解説(商業誌)
[鼎談] 数学を学ぶこと,伝えること 藤田博司川井新静間荘司 2024/03 数学セミナー 63/ 4 (MISC)総説・解説(商業誌)
実数体と実数 藤田 博司 2023/06 数学セミナー 62/ 6 (MISC)総説・解説(商業誌)
実数体と実数 藤田 博司 2023/05/12 数学セミナー 62/ 6, 6-11 (MISC)総説・解説(商業誌)
距離空間と距離化定理 藤田 博司 2022/06 数理科学 60/ 6 (MISC)総説・解説(商業誌)
無限と連続の数学 藤田博司 2019/12 現代思想 47/ 15 (MISC)総説・解説(商業誌)
集合のことばで幾何を扱う/位相の考え方 藤田博司 2017/01 数学セミナー 56/ 1 (MISC)総説・解説(商業誌)
新入生のための数学書ガイド 井上浩行井ノ口順一乙部厳己狩野裕示野信一竹内慎吾八森正泰藤田博司山下靖 2013/04 数学セミナー 52/ 4 (MISC)書評,文献紹介等
現代集合論における巨大基数 薄葉季路藤田博司 2011/12 科学基礎論研究 39/ 2, 83-92 研究論文(学術雑誌)
実数の連続体仮説 藤田博司 2011/11 数理科学 49/ 12 (MISC)総説・解説(商業誌)
On the difference property of Borel measurable functions Hiroshi FujitaTamas Matrai 2010 FUNDAMENTA MATHEMATICAE 208/ 1, 57-73 研究論文(学術雑誌)
Remarks on two problems by M. Laczkovich on functions with borel measurable differences H. Fujita 2007/10 ACTA MATHEMATICA HUNGARICA 117/ 1-2, 153-160 研究論文(学術雑誌)
チコノフとツォルン 藤田博司 2006/12 数学セミナー 45/ 12 (MISC)総説・解説(商業誌)
A characterization of compactly generated metric groups H FujitaD Shakhmatov 2003 PROCEEDINGS OF THE AMERICAN MATHEMATICAL SOCIETY 131/ 3, 953-961 研究論文(学術雑誌)
Topological groups with dense compactly generated subgroups Hiroshi FujitaDmitri Shakhmatov 2002 Applied General Topology 3/ 1, 85-89 研究論文(学術雑誌)
A measure theoretic basis theorem for Pi(1)(2) H Fujita 2000/04 JOURNAL OF THE MATHEMATICAL SOCIETY OF JAPAN 52/ 2, 335-341 研究論文(学術雑誌)
On homogeneity of hyperspace of rationals Hiroshi FujitaShinji Taniyama 1996 Tsukuba Journal of Mathematics 20/ 1, 213-218 研究論文(学術雑誌)
MANSFIELD AND SOLOVAY TYPE RESULTS ON COVERING PLANE SETS BY LINES HP FUJITA 1991/12 NAGOYA MATHEMATICAL JOURNAL 124, 145-155 研究論文(学術雑誌) - MISC
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- 総説・解説
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- 講演・発表
- 実数体と実数 日本科学哲学会第56回大会 2023/12/03 口頭発表(一般)
実効記述集合論 ロジック・ウィンタースクール2023 2023/02/24 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
実効記述集合論 ロジック・ウィンタースクール2023 2023/02/22 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
hyperdegreeのminimal coverについて 早稲田集合論セミナー 2022/10/20 口頭発表(一般)
Hyperdegree の minimal cover について 早稲田集合論セミナー 2022/10/20 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
超限順序数と連続体問題 日本数学会2021年度年会 2021/03/15 口頭発表(招待・特別)
集合論の成立と連続体の哲理 科学基礎論学会 2019年度 研究例会 2019/11/30 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
Erdös-Sierpinski 双対定理について 第53回松山TGSAセミナー 2019/02/21 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
ルベーグの積分論の登場とその前後 数理哲学史夏期合宿セミナー 2017/09/22 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
アンリ・ルベーグ『解析的に表示できる函数について』と記述集合論 第175回 数学文献を読む会 2016/06/17 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
On subgroups of Polish Abelian group generated by Borel sets 松山TGSAセミナー 2015/04/28 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
実函数のDifference Property 広島大学代数学セミナー 2013/11/15 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
数理論理学の初歩から不完全性定理まで 数理論理学ゼミ合宿 2013/09/14 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
二重ラムゼイ性が成立しない本当の理由 大阪府立大学集合論月曜セミナー 2012/07/02 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
不連続関数の微分可能点について Kobe Colloquium on Logic, Statistics and Informatics 2010/11 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
実変数関数の差分をめぐって 大阪府立大学理学部数理・情報科学談話会 2010/06 口頭発表(招待・特別)
sigma-ideal of stoutly meager sets 無限集合上の組合せ論と強制法理論 2009/11 口頭発表(一般)
Sigma-ideal of stoutly meager sets Combinatorics on Infinite Sets and Forcing Theory 2009/11 口頭発表(一般)
Coanalytic sets with Borel sections (for set-theoretic audience) 第八回関西集合論セミナ 2009/03
Coanalytic sets with Borel sections, (for non-set-theoretic logicians) 仙台ロジック&哲学セミナー 2009/02
Consistency of the difference property of the Borel functions Combinatorial and Descriptive Set Theory Workshop 2008/08
A partial answer to a problem of M. Laczkovich concerning the difference property of Borel measurable functions Advances in Set-Theoretic Topology 2008/06
- 研究会・報告書
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- 特許
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- 作品
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- 補助金・競争的資金
- 科学研究費助成事業 連続体と集合論の数理と哲理 基盤研究(C) 2020/04-2024/03 本研究では数学基礎論の従来の理解を問いなおす作業を進めている。2021年度もひきつづき研究代表者および3名の研究分担者(池田・菊池・黒川)がそれぞれに文献の検討をおこなった。具体的には以下のテーマを中心に研究が行なわれた。(1)ニュートンとライプニッツの無限小解析、および、その哲学的批判者たちの議論の検討(池田)(2)集合論の公理化の沿革の哲学的評価(藤田)(3)現代の数学基礎論において連続体の論理的代替物として研究されている2階の自然数論および実閉順序体の理論の現状の分析(菊池)(4)証明や計算、構成といった概念の数学的定式化についての論理学的および哲学的考察(菊池・黒川) 今後重要な意味をもつであろう思潮として、量子計算の分野から「量子力学は情報の物理学である」「計算とは量子計算のことである」といった考え方が興ってきていることに注目し、意識や連続体の研究とこうした考え方との関連性を検討を始めている。 これまでの藤田の実績をまとめたものとして、連続体の数理に密接に関連する位相数学の基礎概念を概説した書籍を藤田が出版準備中である。この書籍においては、位相数学の諸概念をあえてイデア的なものと位置づけ、図形的・直観的なイメージの世界と抽象的な論理の世界の往還をテーマとして解説している。しかしながら本研究の目的である「連続体の哲理の歴史的展望の上に立って最先端の集合論研究との対話を重ね、集合と連続体の数学と哲学の新たな可能性を見出すこと」については、なお端緒についたばかりと言わねばならない。
科学研究費助成事業 群上のMarkov-Zariski位相の構造とコンパクト型位相群の収束性質の研究 基盤研究(C) 2007-2009 可換群のMarkov位相とZariski位相が一致することを証明し、可換群のMarkov-Zariski位相の構造を解明した。非可換群のMarkov位相とZariski位相が一致するための必要十分条件を得た。連続体濃度以下の濃度をもつ可換群Gの部分集合があるG上のHausdorff群位相で稠密であるための必要十分条件を得た。また、ねじれない可換群又はdivisible可換群の非可算部分集合についても同様な結果を得た。
科学研究費助成事業 セレクターを許容する高次元エルデシー型空間の構成と超空間の位相構造の研究 基盤研究(C) 2007-2009 帰納的次元が2になるセレクターを許容するエルデシー型空間の構成に成功した。更に、任意の自然数nに対して、弱セレクターを許容する被覆次元、小帰納的次元共にnであるエルデシー距離空間を構成した。また、特異セレクターにより、空間がtotally disconnected,小帰納的次元が0、大帰納的次元が0の場合を特徴付けることができた。
科学研究費助成事業 コンパクト型位相群の代数的構造と収束性に関する研究 基盤研究(C) 2003-2005 Xを位相群Gの部分空間とする。Xを含むGの最小部分群はGで稠密であるとき、XはGを位相的に生成するという。位相群Gを位相的に生成するGの閉部分空間Xのうち、最小なweight w(X)をもつXが存在し、そのときの基数w(X)をGの位相的生成weightと呼ぶ。コンパクト可換位相群の位相的生成weightを調べ、次の結果を得た。 定理1. 0次元のコンパクト可換位相群Gの位相的生成weightはGのweightに一致する。 定理2.連結コンパクト可換位相群Gの位相的生成weightはGのweightのomega rootである。 (ここで基数kのomega rootとはsのomega乗がkを越えるような最小のsである。) 定理3.可換位相群Gの位相的生成weightはGの連結成分c(G)の位相的生成weightとG/c(G)のweightの積である。 可算コンパクト位相群の代数的構造を研究した。濃度2^c以下の可換群に可算コンパクト群位相を導入できるか否かを調べた。(ここで、cが連続体の濃度を表す。)特に、forcingを用いて以下の定理4が成り立つZermelo-Frankelの集合論公理形のmodel Mを構成した。 定理4.可換群Gに対して次の条件が同値である。 (i)Gは可算コンパクト可分群位相をもつ、 (ii)Gは可算コンパクトhereditarily separable群位相をもつ、 (iii)Gに無限コンパクト部分集合をもたない可算コンパクトhereditarily separable群位相を導入できる、 (iv)Gの濃度が2^c以下でGは条件PsとCCをみたす。 定理5.無限可換群Gに対して次の条件が同値である。 (i)Gはpseudocompact可分群位相をもつ、 (ii)Gの濃度がc以上かつ2^c以下でGは条件Psをみたす。
科学研究費助成事業 セレクターによるフィルター、実数の部分空間の分類と超空間の収束性に関する研究 基盤研究(C) 2003-2005 本研究の主な目的は(1)フィルター空間でのセレクターの存在、非存在を調べる、(2)超空間の部分空間の位相構造、特にFrechet性、α性を調べること及び(3)セレクターを許容する空間と次元関数との関連を明確にすることであった。目的(1)に関しては次の(a),(b)の結果目的(2)に関しては(c),(d)の結果が得られ更に(e)でセレクターを許容すればその次元は1次元以下かという問題に対する反例を与えた。 (a)Xの点pを極大にするセレクターが存在すれば点pのcharacterがκであることとXがκ=pをとる順序数空間[0,κ]をコピーとして持つことは同値である。 このことから例えば、コンパクト位相群XではXがセレクターを許容することとXが零次元距離空間=Cantor set)であることは同値であることが導かれる。 (b)Fell位相によるセレクターが存在することとtopologically well-orderahilityは同値である。 (c)homogeneous space Xに対してExp(X)が可算(擬)コンパクトならばXの可算積も可算(擬)コンパクトになることを示しGinsburgの問題の部分解を得た[3]。 (d)基空間Xがある種のSelection Principleを満たすことと(Vietoris位相とは異なる)超空間Exp(X)のα_2性、α_3性は同値であることを示した。 (e)scatteredな空間弱セレクターを許容するが次元がn次元であるものが存在する、ここでnは無限を含め任意の自然数の値をとりうる。
科学研究費助成事業 調和解析の記述集合論 若手研究(B) 2002-2004 調和解析に登場するcapacityの理論への記述集合論への応用と、弱い形の決定公理が集合論のいかなるモデルで成立するかという問題に取り組むために、位相群論、調和解析学、測度論、集合論とくに巨大基数公理、記述集合論などのテーマをこの観点から再編成する目的で幅広く調査した。巨大基数公理と記述集合論の関連を理解することを目的として、京都大学で開催された「巨大基数の集合論」共同研究集会に参加し、射影集合を含むより広いクラスの実数の集合論に対する巨大基数公理の影響について討議した。とくに、無限組み合わせ理論と実数の集合論を結ぶ掛け橋となる実数値可測基数の性質の解明は今後の課題として残されている。また、その一方で、調和解析は自然現象を解析する物理数学を源流とするものであり、関連する現象の個々の例はまさに具体的な音や光の自然現象のなかに、いたるところに存在する。もちろん、それらを直接取り扱うことは我々の目的とするところではないが、研究の動機付けとなる具体例との関連を見失わないためにも、具体的な数値のシミュレーション(数値実験)を取り入れ、発散する三角級数の和の増大度などをコンピュータによって数値計算した結果から無限の遠方での漸近挙動を予測し、しかるのちその予測に解析学の手法で厳密な証明を与えるという方法を確立した。なお、この「発散する三角級数」は、調和解析的零集合の研究において、測度論的な考察に不可欠の道具である。
科学研究費助成事業 フィルター上の連続選択関数に関する研究 基盤研究(C) 2000-2001 本研究により得られた空間のselectorによる特徴づけとしては、まず2^Xがselectorを持てばhereditarily Baire(Hattori-Nogura,1996)であることが知られており、これから(A)可算濃度を持つ正規空間がselectorを持つ必要十分条件はscatteredであることが導かれる。また、(B)selectorを持つ局所コンパクト空間が0次元であるための必要十分条件はselectorの意味で極大な点が稠密に存在することである。 更に(C)Fell selectorをもつ必要十分条件は基空間がtopological wellorderableであることが示された。コンパクト空間、0次元距離空間に関してはselectorの存在するための必要かつ十分条件が知られているが、それ以外で最初に問題になるのがscattered空間の特別な場合である1点だけnon-isolatedな点を持つ空間である。今κを無限濃度とし、κ上の自由フィルターpに対しκ(p)でκの点はisolated, pの近傍基として{F∪{p},F∈P}を考えた空間を表す。(D)pがnested filter baseを持てばselectorは存在する。 (E)pがω_1上のco-countableなfilterならばselectorは存在するが、ω_2上のco-countable filterに対しては存在しない。 (F)p_1がκ_1上のfilterでnestedなfilter baseを持つとする。p_2は可算集合ω上のfilterとする。κ_1(p_1)【symmetry】ω(p_2)がselectorを持てばp_2はFrechet filterである。 以上の成果は研究論文4編にまとめられ,またtopology國際会議(2001,8月、Nord-fijordeid.ノルウエー)における口頭発表として報告された。
科学研究費助成事業 三角級数論の記述集合論的研究 奨励研究(A) 1994-1994 円周群のボレル部分群や解析部分群の構造について研究から次の結果を得た。2以上の任意の可算順序数αに対して,真のΣ^c_α部分群が存在する。3以上の任意の可算順序数αに対して、真のП^o_α部分群が存在する。真のΣ^1_1部分群の存在も同様に確認された。またボレル部分群の生成元については、次の結果を得た。距離化可能な位相群の任意のK_σ部分群は、コンパクト部分集合によって生成される。コンパクト距離化可能位相群のΣ^o_α部分群は、△^o_α部分集合によって生成される。これらの結果はより強い次の形で成立することが予想される。コンパクト距離化可能位相群のΣ^1_1部分群はП^o_з部分集合によって生成される(予想)。この予想の類似の結果は、W以上のフィルターとその生成元についてはすでにZafrmyによって証明されているが、群に対する結果を得るためには、円周群の場合に限っても、新しいアプローチが必要だと思われる。自由群のボレル構造について研究し、次の結果を得た。ポーランド空間X上の自由群F(X)にGraevの距離を与えたものは、その完備化(これはポーランド群になる)の中でF_σであり、一般にはG_δではない。Xが離散空間でない限り、Graevの距離は決して完備にならないが、あるポーランド群の中でF_σ部分集合となることから、F(X)のボレル構造は標準的であることがわかる。またポーランド群X上の自由位相群(Graevの意味での)は一般に距離化可能ですらないが、そのボレル構造はやはり解析的である。Xがポーランド空間のボレル集合(又はΣ^1_1集合)なら、自由位相群F(X)のボレル構造は標準的(又は解析的)であることも、同様にして示された。
- その他
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
2025年1月24日更新
- 専門分野・研究分野
- 自然科学一般 / 数学基礎 / 数学基礎論
自然科学一般 / 応用数学、統計数学 / 数学基礎論 - 所属学会・所属協会
- Association for Symbolic Logic
科学基礎論学会 - 委員歴・役員歴
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 受賞
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 活動
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
2025年1月19日更新
2025年1月18日更新
Jグローバル
- Jグローバル最終確認日
- 2025/1/18 01:44
- 氏名(漢字)
- 藤田 博司
- 氏名(フリガナ)
- フジタ ヒロシ
- 氏名(英字)
- Fujita Hiroshi
- 所属機関
- 愛媛大学 特任講師
リサーチマップ
- researchmap最終確認日
- 2025/1/19 02:51
- 氏名(漢字)
- 藤田 博司
- 氏名(フリガナ)
- フジタ ヒロシ
- 氏名(英字)
- Fujita Hiroshi
- プロフィール
記述集合論をやっていましたが、最近では何屋さんなのかわからなくなってきました。
- 登録日時
- 2009/3/12 06:33
- 更新日時
- 2024/12/17 11:44
- アバター画像URI
- https://researchmap.jp/fujitahiroshi/avatar.jpeg
- ハンドル
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- eメール
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- eメール(その他)
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- 携帯メール
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- 性別
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- 没年月日
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- 所属ID
- 0352021008
- 所属
- 愛媛大学
- 部署
- 大学院理工学研究科 数理物質科学専攻
- 職名
- 特任講師
- 学位
- 博士(学術)
- 学位授与機関
- 名古屋大学
- URL
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- 科研費研究者番号
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- Google Analytics ID
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- ORCID ID
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- その他の所属ID
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- その他の所属名
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- その他の所属 部署
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- その他の所属 職名
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- 最近のエントリー
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- Read会員ID
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- 経歴
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- 受賞
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- Misc
- 論文
- 講演・口頭発表等
- 書籍等出版物
- 研究キーワード
- 研究分野
- 所属学協会
- 担当経験のある科目
- その他
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- Works
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- 特許
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- 学歴
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- 委員歴
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- 社会貢献活動
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2025年1月18日更新
- 研究者番号
- 60238582
- 所属(現在)
- 2024/4/1 : 愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 講師
- 所属(過去の研究課題
情報に基づく)*注記 - 2020/4/1 – 2023/4/1 : 愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 講師
2007/4/1 – 2009/4/1 : 愛媛大学, 理工学研究科, 講師
2005/4/1 : 愛媛大学, 理学部, 講師
2000/4/1 – 2005/4/1 : 愛媛大学, 理学部, 助手
1994/4/1 : 愛媛大学, 理学部, 助手
- 審査区分/研究分野
-
研究代表者
理学 / 数学 / 数学一般(含確率論・統計数学)
小区分01010:哲学および倫理学関連研究代表者以外
理工系 / 数物系科学 / 数学 / 幾何学
理工系 / 数物系科学 / 数学 / 数学一般(含確率論・統計数学)
理学 / 数学 / 数学一般(含確率論・統計数学)
- キーワード
-
研究代表者
記述集合論 / 位相群 / ボレル構造 / 調和解析 / 一様分布論 / 公理的集合論 / 強制法 / Projective Set / 解析数論 / 強制法による独立性証明 / 三角級数 / キャパシティ / 巨大基数 / 決定公理 / ディオファントス近似 / 連続体問題 / 連続体の哲学 / 数理哲学史 / 数理論理学
研究代表者以外
トポロジー / 代数学 / 位相群 / コンパクト / 収束性 / 順序空間 / 連続選択関数 / 超空間 / 次元 / Vietoris位相 / (弱)連続選択関数 / (弱)順序づけ / 特異選択関数 / セレクター / 極大フィルター / Vietoris空間 / Hyperspace / Selection / Vietoris topology / Fell Topology / topological group / 可算コンパクト空間 / pseudocompact空間 / 可換群 / 可分空間 / hereditarily separable空間 / weight / コンパクト位相群 / precompact位相群 / 絶対的閉集合 / 代数的集合 / Markov位相 / Zariski位相 / 強S空間 / 強L空間 / countably compact space / pseudocompact space / Abelian group / separable space / hereditarily separable space / Fell位相 / 可算コンパクト / Ginsburg's question / 積空間 / 可算コンパクト性 / 擬コンパクト性 / Ginsburg's problem / Selector / Fell topology / Dimension / Countably compact