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笹田 朋孝
2024年11月22日更新
- 職名
- 准教授
- 電話
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- 電子メール
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- 学歴
- 1997/04-2001/03 東京大学
2001/04-2003/03 東京大学
2003/04-2008/03 東京大学 - 学位
- 博士(文学) 東京大学
- 職歴・経歴
- 2008/04-2009/06 愛媛大学 東アジア古代鉄文化研究センター 研究員
2009/07-2014/03 愛媛大学 上級研究員センター 上級研究員
2011/04-2014/03 愛媛大学 上級研究員センター 講師
2014/04-現在 愛媛大学 法文学部 准教授
- 専門分野・研究分野
- 人文・社会 / 考古学
人文・社会 / 科学社会学、科学技術史 / 鉄鋼技術史
2024年11月22日更新
- 専門分野・研究分野
- 人文・社会 / 考古学
人文・社会 / 科学社会学、科学技術史 / 鉄鋼技術史 - 担当経験のある授業科目
- 法文学研究基礎
考古学基礎演習Ⅰ
考古学専門演習Ⅲ
歴史を考える
考古学特講Ⅰ
考古学専門演習Ⅰ
アジア考古学研究
考古学概論Ⅰ
地域文化実験演習
アジア考古学研究演習 - 指導経験
- 2024,第1クォーター,人文社会科学研究科(修士課程),法文学研究基礎
2024,第1クォーター,法文学部,考古学基礎演習Ⅰ
2024,第1クォーター,法文学部,考古学専門演習Ⅲ
2024,第2クォーター,法文学部,考古学基礎演習Ⅰ
2024,第2クォーター,法文学部,考古学専門演習Ⅲ
2024,第3クォーター,共通教育,歴史を考える
2024,第3クォーター,法文学部,考古学特講Ⅰ
2024,第3クォーター,法文学部,考古学専門演習Ⅰ
2024,第3クォーター,法文学部,考古学専門演習Ⅲ
2024,第4クォーター,共通教育,歴史を考える
2024,第4クォーター,法文学部,考古学特講Ⅰ
2024,第4クォーター,法文学部,考古学専門演習Ⅰ
2024,第4クォーター,法文学部,考古学専門演習Ⅲ
2024,前期,人文社会科学研究科(修士課程),アジア考古学研究
2024,前期,法文学部,考古学概論Ⅰ
2024,前期,法文学部,地域文化実験演習
2024,後期,人文社会科学研究科(修士課程),アジア考古学研究演習
2024年11月22日更新
- 専門分野・研究分野
- 人文・社会 / 考古学
人文・社会 / 科学社会学、科学技術史 / 鉄鋼技術史
- 研究テーマ
- 考古学
考古金属学
モンゴル
匈奴
産業考古学
製鉄
鉄
遊牧国家
ステップ
北東アジア
Technology
東北アジア
製鉄遺跡
- 著書
- Zuun Baidragiin Golin Sav dah arheologiin dursgaluud "Hunnugiin hot suurin, uildverlegiin tuuhiin sudalgaa" 笹田 朋孝 UB Munkhiin Useg 2018/09 ISBN: 9789997836397
北海道における鉄文化の考古学的研究 笹田朋孝 北海道出版企画センター 2013/08/12 ISBN: 4832813064
鉄・鉄器の生産技術・流通からみた中世東北アジア地域の考古学的研究 笹田 朋孝 愛媛大学上級研究員センター 2011
千島列島先史文化の考古学的研究 = Archaeological study of the prehistoric Kuril Islands 熊木 俊朗高橋 健大坂 拓森先 一貴笹田 朋孝 東京大学大学院人文社会系研究科附属北海文化研究常呂実習施設 2010 - 論文
- 匈奴の製鉄技術の特色-モンゴル国ホスティン・ボラグ1遺跡を中心に 笹田朋孝 2020/12/26 『柳本照男さん古稀記念論集-忘年之交の考古学-』 233-242 論文集(書籍)内論文
Two types of iron smelting furnaces in ancient Mongolia Tomotaka Sasada, Lochin Ishtseren 2020/05/01 Materials Science Forum 983, 7-13
彙報 国際学会ニュース 国際モンゴル学会・第3回アジア大会(ソウル)「モンゴルの遺産と文化 : 考古遺物と文字遺物」 松川 節, 井上 治, 笹田 朋孝 2020 日本モンゴル学会紀要 = Bulletin of Japanese Association for Mongolian Studies = Японы Монгол Судлалын Холбооны Мэдээ 50, 83-88
草原地帯の鉄 (ユーラシアの大草原を掘る : 草原考古学への道標) -- (冶金技術) 笹田 朋孝 2019/09 アジア遊学 238, 127-134
反射炉法における動的状態とその制御に関するプロセス工学的アプローチ 松井良行笹田朋孝永田和宏 2018/03/01 材料とプロセス(CD-ROM) 31/ 1
幕末佐賀藩の近代産業化遺跡の学際的研究 笹田 朋孝 2017/05 理論考古学の実践 482-498
近年のホスティン・ボラグ遺跡( 匈奴の生産址遺跡群) の調査 臼杵 勲, 笹田 朋孝, 木山 克彦 2017/04/06 金大考古 = The Archaeological Journal of Kanazawa University 75, 24-35
古代モンゴルの製鉄炉の特色とその変遷 笹田朋孝イシツェレン L 2017/03/31 材料とプロセス(CD-ROM) 30/ 1
大学発産業界行 シーズ(研究成果)探訪(vol.190)幕末の遺跡から探る、日本のものづくりの原点と近代産業の幕開け 笹田 朋孝 2016/07 愛媛ジャーナル 30/ 1, 80-83
モンゴル中央部とモンゴル東部の踏査成果の速報 笹田 朋孝 2016/02 モンゴル科学アカデミー考古学研究所紀要 35, 356-371 研究論文(大学,研究機関紀要)
遊牧国家匈奴の形成と鉄器生産 笹田 朋孝 2016 『キルギスとその周辺地域における遊牧社会の形成』2016年度科学研究費基盤研究(B)海外学術調査「ユーラシア古代遊牧社会形成の比較考古学」(課題番号:2530040)」論文集 67-76 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
モンゴル国における日本隊による考古学発掘調査(2015年) 笹田 朋孝 2016 日本モンゴル学会紀要 46, 87-89
アイヌの鉄製品 (特集 アイヌの考古学) -- (アイヌの物質文化) 笹田 朋孝 2015/11 季刊考古学 133, 54-57
モンゴル高原の鉄生産 笹田 朋孝 2015/09 チンギス・カンとその時代 253-261
彙報 モンゴル国における日本隊による考古学発掘調査(2014年) 笹田 朋孝 2015 日本モンゴル学会紀要 45, 93-96
古代モンゴルの製鉄技術の特色とその系譜 笹田朋孝イシツェレン L 2014/09/01 材料とプロセス(CD-ROM) 27/ 2
佐賀市三重津海軍所跡出土石炭の評価について 大石徹笹田朋孝前田達男 2014 資源・素材(Web) 2014
Iron Smelting in the Nomadic Empire of Xiongnu in Ancient Mongolia Tomotaka SasadaAmartuvshin Chunag 2014 ISIJ INTERNATIONAL 54/ 5, 1017-1023 研究論文(学術雑誌)
彙報 モンゴル国における日本隊による考古学発掘調査(2013年) 笹田 朋孝 2014 日本モンゴル学会紀要 44, 87-89
「アウラガ遺跡」の建物跡の考古学的な調査成果 笹田 朋孝 2012/12 モンゴル科学アカデミー考古学研究所紀要 32, 259-267 研究論文(大学,研究機関紀要)
ホスティン・ボラグ遺跡の製鉄炉と窯跡の年代学的研究 笹田 朋孝 2012/11 モンゴル科学アカデミー考古学研究所紀要 32, 213-228 研究論文(大学,研究機関紀要)
ジンギス・カンの大オルド跡「アウラガ遺跡」における鉄生産の研究 笹田 朋孝 2012/11 モンゴル科学アカデミー考古学研究所紀要 32, 268-277 研究論文(大学,研究機関紀要)
江戸の町屋の鍛冶屋―東京都豊島区巣鴨遺跡の発掘事例から― 笹田朋孝成田涼子 2012 資源・素材学会春季大会講演集 2012
モンゴル・ゴビ地域の古代銅生産 笹田 朋孝 2011/10 日本鉱業史研究 62, 1-8 研究論文(学術雑誌)
モンゴルの古代製鉄遺跡―ホスティン・ボラグ遺跡の調査― 笹田朋孝 2011/09/26 資源・素材 2011/ 1
モンゴルの古代銅生産址―ゴビ地域を中心として― 笹田朋孝 2011 資源・素材学会春季大会講演集 2011 (CD-ROM)
Зүүн Хойд Азийн төмөр үйлдвэрлэлийн зарим асуудалд 2010 Studia Archaeologica, Instituti Archaeologici Academiae, Scientiarum MongolicaeАрхеологийн судлал
東北アジアの古代鉄生産 2010 雄山閣『東アジアの古代鉄文化』
東北アジアにおける鉄生産の一研究 笹田 朋孝 2009/03 モンゴル科学アカデミー考古学研究所紀要 29, 379-391 研究論文(大学,研究機関紀要)
製鉄技術の伝播とその多様性 2009 東京大学総合研究博物館鉄-137億年の宇宙誌
北東アジアの鉄生産 2009 同成社中世東北アジアの周縁世界
金・東夏の鉄生産 (特集 北東アジアの中世考古学) 笹田 朋孝 2008/02 アジア遊学 107, 62-69
北海道東部における鉄の様相 (特集 北海道の鉄器文化) 笹田 朋孝 2007/03 たたら研究 46, 30-36
北海道東部・擦文文化期における鉄器生産について 笹田 朋孝 2006 北方探求 8, 25-30 研究論文(学術雑誌)
上京龍泉府址出土の金属製品について 2005 財団法人東洋文庫東アジアの都城と渤海
金属器文化の普及 2004 北海道新聞社新北海道の古代-3
北海道日本海沿岸地域における考古学的調査(2001年度) 2003 利尻町立博物館利尻研究 22
北海道擦文文化期における鉄器の普及--出土率からの予察 笹田 朋孝 2002/09 物質文化 73, 39-55 - MISC
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 総説・解説
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 講演・発表
- 江戸時代の鉄生産-流通システムを射程に- 江戸遺跡研究会 第33回大会「近世都市江戸の金属利用―素材、製品、技術、リサイクル―」 2021/02/14 口頭発表(一般)
モンゴル国内の発掘成果からみた匈奴の地域支配の差異 愛媛大学「資料学」研究会 公開研究会 2020/11/07 口頭発表(一般)
古代モンゴルの金属生産 -鉄と銅を中心に- 国際モンゴル学会第3回アジア大会 2019/12/09 口頭発表(招待・特別)
モンゴル国トゥヴ県ホスティン・ボラグ4遺跡の調査報告―匈奴の竪穴建物の調査― 第20回北アジア調査研究報告会 2019/02/23 口頭発表(一般)
2018年モンゴル国オルズ川流域の考古学調査 第20回北アジア調査研究報告会 2019/02/23 口頭発表(一般)
ホスティン・ボラグ遺跡の製鉄 International Conference "Xiongnu Settlement and History of Ancient Craft Production" 2018/09/05 口頭発表(一般)
南アジアにおける製鉄技術の特色‐アジアの製鉄技術史の視座から‐ 国際シンポジウム「南アジアの鉄器時代」 2018/06/02 口頭発表(一般)
反射炉法における動的状態とその制御に関するプロセス工学的アプローチ 日本鉄鋼協会第175回春季講演大会 2018/03/20 口頭発表(一般)
モンゴル国北東部ウルズ川流域の2017年度踏査報告 第19回北アジア調査研究報告会 2018/03/11 口頭発表(一般)
ホスティン・ボラグ遺跡の調査成果からみた匈奴の製鉄の特色 日韓考古学者が解明するモンゴル考古学最前線2 2018/02/24 口頭発表(一般)
北アジアにおける製鉄技術の伝播および発展 国際学術シンポジウム「北東アジアにおける製鉄技術の流れ」 2017/10/21 口頭発表(招待・特別)
Two Types of Iron Smelting Furnaces in Ancient Mongolia The Ninth International Conference on the Beginnings of the Use of Metals and Alloys 2017/10/18 口頭発表(一般)
Community activity of archaeometallurgy in Japan The Ninth International Conference on the Beginnings of the Use of Metals and Alloys 2017/10/17 ポスター発表
Iron technology of the Lopit in South Sudan in Precolonial Times The Ninth International Conference on the Beginnings of the Use of Metals and Alloys 2017/10/17 ポスター発表
Ancient Iron Production at the Malli site in Central India The Ninth International Conference on the Beginnings of the Use of Metals and Alloys 2017/10/17 ポスター発表
遊牧国家の考古学的研究‐モンゴル国の発掘調査を中心に‐ 公開講演会・研究会(復旦大学文物与博物館学系) 2017/09/26 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
モンゴルの最新の調査成果 2017年度嶺南大学校・愛媛大学共同学術大会 2017/06/02 口頭発表(招待・特別)
古代モンゴルの製鉄炉の特色とその変遷 一般社団法人日本鉄鋼協会第173回春季講演大会 2017/03/17 口頭発表(一般)
匈奴の製鉄炉-2016年度の二件の発掘調査成果を中心に- 第18回北アジア調査研究報告会 2017/02/18 口頭発表(一般)
モンゴルにおける共同研究の成果と今後の展望 『古代ユーラシア アイアンロードの探求』第9回国際学術シンポジウム・東アジア古代鉄文化研究センター設立10周年記念 2016/12/03 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
遊牧社会匈奴の形成と鉄器生産 中央アジア考古学研究会 キルギスとその周辺地域における遊牧社会の形成 2016/02/06 口頭発表(招待・特別)
北アジアの初期鉄生産―匈奴を中心に― 古代世界の鉄生産-中近東から東アジアまで- 2015/12/06 口頭発表(一般)
Early Iron Production in Mongolia The Present-Day Research on Ancient Iron Production in the World 2015/12/05 口頭発表(一般)
考古学から見た東北アジア地域の鉄生産 日本鉄鋼協会鉄鋼プレゼンス調査委員会「鉄の技術と歴史」研究フォーラム平成27年度フォーラム総会 2015/07/25 口頭発表(招待・特別)
草原からみた世界史-モンゴルの最新の発掘調査成果から- 愛媛県高等学校地理歴史・公民部会 2015/05/22 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
古代・中世モンゴル草原の鉄生産に関する一試論 日本モンゴル学会2015 (平成 27)年度春季大会 2015/05/16 口頭発表(一般)
遊牧社会匈奴の初期鉄器 嶺南大学校文化人類学科2015年国際学術セミナー「農耕と非農耕地域の鉄(鉄器)文化比較」 2015/03/09 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
モンゴル国ホスティン・ボラグ遺跡の調査と研究‐匈奴の手工業生産研究‐ 韓国考古学会全国大会 2014/11/08 口頭発表(招待・特別)
古代モンゴルの製鉄技術の特色とその系譜 日本鉄鋼協会秋季講演大会 2014/09/27 口頭発表(一般)
金属技術史の学際的研究に対する金属考古学の貢献 日本鉄鋼協会鉄鋼プレゼンス研究調査委員会・鉄文化財にみる日本の独自技術の学際的研究フォーラム「キックオフ 第1回研究会」 2014/06/02 口頭発表(一般)
- 研究会・報告書
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- 特許
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- 作品
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- 補助金・競争的資金
- 四川省成都平原蒲江県域における秦漢代製鉄遺跡の調査研究 基盤研究(B)
鉄・鉄器の生産技術・流通からみた中世東北アジア地域の考古学的研究 基盤研究(C)
【受託研究】 佐賀市重要産業遺跡出土金属遺物の調査・研究(令和2年度) 2020/10/06-2021/03/22 産学連携による資金
日本におけるアーケオメタラジーの展開 挑戦的研究(萌芽) 2019/06/28-2022/03/28 競争的資金
製鉄遺跡の発掘調査に基づく遊牧国家匈奴の鉄獲得戦略の実証的研究 基盤研究(B) 2019/04/01-2023/03/01 競争的資金
ヘルレン川流域を中心とした匈奴国家中枢地の研究 基盤研究(A) 2018/04/01-2023/03/01 競争的資金
大興安嶺北部両麓における古代~中世の境界域に関する考古学的研究 基盤研究(B) 2018/04/01-2022/03/01 競争的資金
初期遊牧社会における社会複雑化とユーラシア東西交易路の復元に関する包括的研究 基盤研究(B) 2018/04/01-2021/03/01 競争的資金
遊牧国家匈奴における製鉄の伝播とその適応プロセスの実証的研究 若手研究(A) 2016/04/01-2020/03/01 競争的資金
鉄文化財の極微量元素・同位体組成分析に基づく地球科学的手法のアプローチ 挑戦的萌芽研究 2016/04/01-2018/03/01 競争的資金
科学研究費助成事業 基盤研究(B) 南インド先史文化編年の構築 基盤研究(B) 2015/04-2019/03 競争的資金 本研究は西暦紀元前1400年頃~紀元前後にかけてインド半島部に広く展開した南インド巨石文化について、遺跡、遺物の詳細な記録による基礎資料の蓄積と分析に基づいてこの文化の歴史的展開・意義を明らかにしようとするものである。南インド巨石文化は大型の石材によって築かれた墓(巨石墓)を主たる指標とするが、そうした巨石墓が群集する遺跡について、マハーラーシュトラ州、テーランガーナー州、アーンドラ・プラデーシュ州、ケーララ州において分布調査を行い、巨石文化遺跡の実態について詳細な検討を行った。また、各地の遺跡で出土した土器および石製装身具の記録化・分析を行い、この文化の時空間的変異・変遷を明らかにした。
モンゴル帝国成立基盤の解明を目指した考古学的研究 基盤研究(A) 2015/04/01-2020/03/01 競争的資金
科学研究費助成事業 基盤研究(A) 初期遊牧国家の比較考古学的研究 基盤研究(A) 2014/04-2019/03 競争的資金 匈奴時代の製鉄工房・窯業址が集中するモンゴル国ホスティン・ボラク遺跡群において、匈奴国家の生産活動の解明とそれらの遊牧国家における意義の解明を目的に、各種生産関連遺跡の現地調査と土器・瓦・センの製作技術研究を実施した。その結果、遺跡群における製鉄工房と窯業址の分布状況と規模、窯址や関連遺構の特徴を明らかにした。さらに、製品が出土する周辺の土城の出土品と生産址の製品の比較を行い、生産地と消費地間の供給関係を検討した。また、出土瓦・セン・土器の製作技術の検討、周辺地域との比較研究を進め、中国北方地域との関係を明らかにした。
科学研究費助成事業 基盤研究(A) モンゴル東部新発見の突厥碑文調査と遺跡保護に関する考古学・歴史学的研究 基盤研究(A) 2014/04-2018/03 競争的資金 本研究ではモンゴル歴史・考古学研究所との国際共同プロジェクトとして、モンゴル東部のスフバートル県テブシンシレー郡のドンゴインシレー碑文遺跡について、碑文解読と遺跡の発掘調査を行なった。その結果、全長4~6m前後の碑文14本を発掘し、遺跡マウンド中央からは、遺跡を方形に取りかこんでいた碑文の根元や、それを取り巻く方形の周溝を発掘した。その周辺からは各時代に当時の遊牧民から備えられた供犠用の動物骨(羊や山羊、馬や牛など)や薄手焼きの土器断片を採取し、C14炭素年代分析を実施した。<BR>碑文解読からは、本碑文は突厥第二可汗国のビルゲ可汗(716~734年)以降の東部王侯に関わる碑文遺跡と見なせよう。
初期遊牧国家の比較考古学的研究 基盤研究(A) 2014/04/01-2019/03/01 競争的資金
日本におけるアーケオメタラジーの創出 挑戦的萌芽研究 2014/04/01-2017/03/01 競争的資金
アジア歴史研究助成 考古資料に基づく匈奴の国家形成における非遊牧的文化受容の意義の解明 2013/12-2016/02 競争的資金
科学研究費助成事業 基盤研究(A) 製鉄の起源と展開に関するフィールドワークに基づいた実証的研究 基盤研究(A) 2013/10-2017/03 競争的資金 この研究は、製鉄の起源地である中近東から東方へ伝わる技術の足跡と変化の画期を考古学的に明らかにすることを目的としました。ヒッタイトに代表される青銅器時代の鉄は、紀元前12世紀頃にコーカサス地方を経て、中央アジアに伝わることを発掘により明らかにしました。これを技術伝播の第1波とすれば、黒海・カスピ海北岸地域のスキタイで育まれた技術の東方伝播が第2波といえます。東アジアは第1波の技術を基礎に発展させ、第2波を受容していないことも判明しました。ユーラシア北部における製鉄技術の伝播が鉱山を求めて移動する遊牧民族の生活様式に起因することが想定できるようになりました。
科学研究費助成事業 基盤研究(B) 擦文文化期における環オホーツク海地域の交流と社会変動 基盤研究(B) 2011/04-2016/03 競争的資金 擦文文化期における地域間交流や社会変化の様相を解明するため、北見市大島2遺跡にて擦文文化の竪穴住居跡の発掘調査を実施した。大島2遺跡は標高の高い尾根上というやや特異な環境下にあり、低地や砂丘上にある他の集落とは異なる性格を有することが予想されたが、発掘調査の結果、海獣狩猟や動物儀礼、住居の廃絶儀礼、建築木材の選択、木製品の様相などに、オホーツク文化やトビニタイ文化との関連を思わせるような特徴が認められることが明らかになった。
科学研究費助成事業 基盤研究(B) 律令国家の北限支配からみた、津軽海峡を挟む古代北方世界の実態的研究 基盤研究(B) 2011/04-2015/03 競争的資金 本研究では、律令国家最北の支配拠点である秋田城の性格をまず明らかにし、その秋田城による北方支配や北方世界との交流が、具体的にどのようなもので、どこまで及んだのか、またその一方で北方世界内部のみの、秋田城支配と関わらない交流がどのようなものであったかを検討した。それによれば、秋田城の北方支配は意外に限定的で、北の領域では北の論理に基づく主体的な流通が優勢であったことが明らかになった。一方秋田城の性格については、文献史料の解釈からは非国府説、出土文字資料の解釈からは国府説が有利であることを確認した。最終的結論は今後の課題としてなお検討を続けたい。
モンゴルにおける製鉄の伝播と地域的・社会的適応の実証的研究 若手研究(A) 2011/04/01-2015/03/01
学術研究奨励金 モンゴルにおける金属生産史の基礎的研究 2010/07-2011/06 競争的資金
モンゴル帝国成立史の解明を目指した環境考古学的研究 基盤研究(A) 2010/04/01-2015/03/01 競争的資金
- その他
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
2024年11月22日更新
- 専門分野・研究分野
- 人文・社会 / 考古学
人文・社会 / 科学社会学、科学技術史 / 鉄鋼技術史 - 所属学会・所属協会
- 日本考古学協会
日本鉄鋼協会
たたら研究会
日本鉱業史研究会
考古学研究会
アジア鋳造技術史学会 - 委員歴・役員歴
- 2021/04/20-現在 西予市埋蔵文化財調査委員会 委員
2018/05-現在 韮山反射炉発掘調査指導委員会 委員
2018/01-現在 佐賀市重要産業遺産調査指導委員会 委員
2016/08-現在 恵美須ヶ鼻造船所跡・大板山たたら製鉄遺跡整備委員会 委員 - 受賞
- 2015/07 平成27年度フォーラム研究奨励賞
2013/01 貢献賞
2012/04 平成23年度笹川科学研究奨励賞 - 活動
- 2020/12/06-2020/12/06 第43回現代教養講座(放送県民大学)「チンギス・カンと鉄と考古学」
2020/11/26-2020/11/26 五十嵐薮下遺跡鍛冶遺構調査指導
2020/10/03-2020/10/03 令和2年度愛媛大学公開講座『世界の都市と地域(8)』「草原の都市:ウランバートル」
2024年11月24日更新
2024年11月23日更新
Jグローバル
- Jグローバル最終確認日
- 2024/11/23 01:41
- 氏名(漢字)
- 笹田 朋孝
- 氏名(フリガナ)
- ササダ トモタカ
- 氏名(英字)
- Sasada Tomotaka
- 所属機関
- 愛媛大学 准教授
愛媛大学 准教授
リサーチマップ
- researchmap最終確認日
- 2024/11/24 02:21
- 氏名(漢字)
- 笹田 朋孝
- 氏名(フリガナ)
- ササダ トモタカ
- 氏名(英字)
- Sasada Tomotaka
- プロフィール
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- 登録日時
- 2011/8/16 00:00
- 更新日時
- 2024/3/7 11:18
- アバター画像URI
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- eメール(その他)
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- 性別
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- 没年月日
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- 所属ID
- 0352009000
- 所属
- 愛媛大学
- 部署
- 法文学部
- 職名
- 准教授
- 学位
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- 学位授与機関
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- 科研費研究者番号
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- ORCID ID
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- その他の所属名
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- その他の所属 部署
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- その他の所属 職名
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- 最近のエントリー
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- Read会員ID
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- 経歴
- 受賞
- Misc
- 論文
- 講演・口頭発表等
- 書籍等出版物
- 研究キーワード
- 研究分野
- 所属学協会
- 担当経験のある科目
- その他
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2024年11月23日更新
- 研究者番号
- 90508764
- 所属(現在)
- 2024/4/1 : 愛媛大学, 法文学部, 准教授
- 所属(過去の研究課題
情報に基づく)*注記 - 2014/4/1 – 2024/4/1 : 愛媛大学, 法文学部, 准教授
2010/4/1 – 2013/4/1 : 愛媛大学, 上級研究員センター, 講師
2008/4/1 – 2009/4/1 : 愛媛大学, 上級研究員センター, 上級研究員
2008/4/1 : 愛媛大学, 東アジア古代鉄文化研究センター, 研究員
- 審査区分/研究分野
-
研究代表者
人文社会系 / 人文学 / 史学 / 考古学
中区分1:思想、芸術およびその関連分野
小区分03050:考古学関連研究代表者以外
人文社会系 / 人文学 / 史学 / 考古学
人文社会系 / 人文学 / 史学 / 日本史
総合系 / 複合領域 / 文化財科学・博物館学 / 文化財科学・博物館学
中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
小区分03050:考古学関連
小区分03060:文化財科学関連
小区分03070:博物館学関連
合同審査対象区分:小区分03060:文化財科学関連、小区分03070:博物館学関連
- キーワード
-
研究代表者
考古学 / 鉄 / 極東ロシア / モンゴル / 北海道 / 中世社会変容 / 物質文化学 / 鉄の考古学 / 鉄器生産 / 国際情報交換 / ロシア:モンゴル / ロシア : モンゴル : 韓国 / 製鉄 / 匈奴 / 国際研究者交流(モンゴル) / 遊牧国家 / ステップ / モンゴル:ロシア:韓国 / モンゴル:ロシア:韓国 / 文化財科学 / 考古金属学 / 学際的研究 / 幕末 / アジア考古学 / 科学技術史 / 製鉄遺跡
研究代表者以外
四川成都平原 / 秦漢代 / 製鉄 / 発掘 / 許鞋〓遺跡 / 炒鋼炉 / 唐代 / 廃滓場 / 古石山遺跡C地点 / 成都平原 / 製鉄遺跡 / 発掘調査 / 中国製鉄史 / 大型廃棄土坑 / 炉材煉瓦 / 放射性年代測定 / 鉄牛村遺跡 / 秦漢 / 鉄牛遺跡 / 煉瓦廃棄場 / 煉瓦積み製鉄炉 / 再利用 / 植生変化 / 四川省 / 蜀・臨〓縣 / 前漢代前半期 / 長江流域 / モクレン / 考古学 / 環境考古学 / モンゴル / モンゴル帝国 / チンギス・カン / 国際情報交換 / 中国 / 東洋史 / 国際情報交流 / 国際研究者交流 / モンゴル:中国:ロシア / 北方交易・交流 / 津軽海峡世界 / 続縄文土器の交流 / 擦文土器の交流 / 外来系土器 / 鉄器の流通経路 / 渡嶋世界 / 北海道出土須恵器 / 続縄文土器・擦文土器の交流 / 秋田城の北方支配 / 方交易・交流 / 匈奴 / 遊牧国家 / 生産 / 窯業 / 土城 / 地域間交流 / 擦文文化 / 北海道 / 環オホーツク海地域 / オホーツク文化 / アイヌ文化 / モンゴル高原 / 遊牧文化 / モンゴル考古学 / 遊牧帝国 / アウラガ遺跡 / 鉄関連遺物 / 製鉄技術 / 地球科学的高精度分析 / 極微量元素・同位体分析 / 製鉄実験 / 中央ユーラシア / 東アジア / 古代 / 極微量元素分析 / 文化財科学 / 材質分析 / 金属器 / 考古資料 / 極微量元素組成 / 同位体分析 / 鉄同位体 / 地球科学 / 文化財化学 / 起源 / ヒッタイト / 技術伝播・変容 / 遊牧民族 / スキタイ / 実験考古学 / 古代製鉄 / ユーラシア大陸 / 技術伝播 / 技術変容 / 製鉄技術復元 / 伝播 / 技術比較 / 国際研究者交流、インド、スリランカ / 国際情報交換、グルジア共和国 / 最古 / 技術復元 / 中枢地 / 物理探査 / 中心地 / 探査 / 遊牧民 / 青銅器-鉄器時代 / 交易網 / 交易 / 青銅器時代 / 匈奴時代 / ユーラシア / 東西交易 / 青銅器・鉄器時代 / ガラス / 墓制 / 草原地帯 / 理化学的分析 / 大興安嶺 / ウイグル可汗国 / 室韋 / 靺鞨 / 城郭 / 土器から見た地域間交渉 / 鮮卑 / ウイグル / 突厥 / シャルツ・オール1遺跡 / 囲壁施設 / 生産遺跡 / デジタル文化遺産 / GNSS測量 / 深層学習 / 文理融合研究 / 山住みの弥生集落 / 山稜と山間 / 移動と交流 / 多様性と多義性 / 弥生時代 / 山稜性集落 / 石器製作 / 生業 / 移動 / 交通 / 縄文・弥生時代 / 銅合金 / 鉛同位体比