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渡邉 健
2024年11月25日更新
- 職名
- 准教授
- 電話
- 088-656-7320
- 電子メール
- t_watanabe@tokushima-u.ac.jp
- 学歴
- 1996/3: 熊本大学工学部土木環境工学科卒業
1998/3: 熊本大学大学院工学研究科土木環境工学専攻修士課程修了
2001/3: 熊本大学大学院自然科学研究科環境科学専攻博士課程修了 - 学位
- 博士(工学) (熊本大学) (2001年3月)
- 職歴・経歴
- 2000/10: 徳島大学 助手,工学部建設工学科
2006/4: 徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 助手
2007/4: 徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 助教
2010/4: 徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 准教授
2016/4: 徳島大学 大学院理工学研究部 准教授
2017/4: 徳島大学 大学院社会産業理工学研究部 准教授
2021/8: 徳島大学大学院社会産業理工学研究部 研究教授
- 専門分野・研究分野
- コンクリート工学 (Concrete Engineering)
2024年11月25日更新
- 専門分野・研究分野
- コンクリート工学 (Concrete Engineering)
- 担当経験のある授業科目
- SIH道場~アクティブ・ラーニング入門~(理工) (共通教育)
STEM演習 (学部)
オリエンテーション1年 (学部)
コンクリート工学 (学部)
プレゼンテーション技法(D) (大学院)
プロジェクト演習 (学部)
プロジェクト総合演習 (学部)
測量学 (学部)
測量学実習 (学部)
社会基盤デザイン概論 (学部)
社会基盤実験実習 (学部)
鉄筋コンクリート力学 (学部)
鉄筋コンクリート工学特論 (大学院)
雑誌講読 (学部) - 指導経験
- 48人 (学士), 21人 (修士), 2人 (博士)
2024年11月25日更新
- 専門分野・研究分野
- コンクリート工学 (Concrete Engineering)
- 研究テーマ
- インパクトエコー法に基づいたコンクリート内部の欠陥の画像化, 超音波法によるコンクリート表面ひび割れの深さ判定, インパクトエコー法による断面補修後のコンクリート部材における初期欠陥検出, コンクリートの配管内流れにより生じる音の周波数分析によるコンクリートのポンプ圧送性能の評価 (非破壊検査 (non-destructive testing), インパクトエコー法 (impact-echo method), 超音波法 (ultrasonic method), 弾性波 (elastic wave), 維持管理 (maintenance)) (コンクリート構造物の維持管理において
構造物を壊すことなく広範囲の情報を得ることのできる手法として非破壊検査法が注目されている.現在は弾性波を利用した非破壊検査法によるコンクリート構造物の欠陥および劣化診断に関して研究を進めている.)
- 著書
- 橋爪 正樹, 右手 浩一, 井﨑 ゆみ子, 大野 将樹, 中野 晋, 溝渕 啓, 玉谷 純二, 下村 直行, 上田 隆雄, 上野 勝利, 長尾 文明, 橋本 親典, 武藤 裕則, 渡邉 健, 木戸 崇博, 片山 哲郎, 山下 陽子, 田端 厚之, 佐々木 由香, 島木 美香, 音井 威重, 金丸 芳, 服部 武文, 濵野 龍夫, 宮脇 克行, 安間 了, 西山 賢一, 青矢 睦月 :
安全マニュアル,
2021年4月. 橋本 親典, 綾野 克紀, 浦野 真次, 渡邉 健, その他43名 :
施工性能にもとづくコンクリートの配合設計・施工指針[2016年版],
社団法人 土木學會, 東京, 2016年6月. 橋本 親典, 坂田 昇, 浦野 真次, 渡邉 健, 他32名 :
コンクリートの施工性能の照査・検査システム研究小委員会(341委員会)第2期委員会報告書, --- 第Ⅰ編 委員会報告1, 第Ⅱ編 委員会報告2, 第Ⅲ編 シンポジウム論文集 ---,
社団法人 土木學會, 東京, 2013年11月. 橋本 親典, 坂田 昇, 浦野 真次, 渡邉 健, 他25名 :
コンクリートの施工性能の照査・検査システム研究小委員会(341委員会)委員会報告書, --- 第Ⅰ編 委員会報告 第Ⅱ編 シンポジウム論文集 ---,
社団法人 土木學會, 東京, 2011年4月. - 論文
- 原 勝哉, 近藤 慎一, 橋本 親典, 渡邉 健 :
アラミドロッドとビニロン繊維および膨張材による腐食しやすい鋼材を使用しないコンクリート梁部材の提案,
コンクリート工学年次論文集, Vol.46, No.2, 1015-1020, 2024年.- (要約)
- 2050 年カーボンニュートラル実現のために,セメント量を低減した環境配慮型コンクリートの開発が進められているが,セメント量の低減は中性化の進行による鉄筋コンクリートの鋼材腐食発生が懸念される.本研究では,アラミドロッドとビニロン繊維および膨張材を使用したコンクリート梁部材を作製し,鉄筋コンクリート梁部材と剛性の比較を行った.その結果,ビニロン繊維混入率を 4%とすることで,鉄筋コンクリート梁部材と同程度の最大曲げ荷重と初期剛性を得ることができた.また,アラミドロッドの本数を増すことにより曲げひび割れ後の二次勾配を鉄筋コンクリート梁部材に近づけられる可能性があることがわかった.
- (キーワード)
- 非鉄部材 / アラミドロッド / ビニロン繊維 / 曲げ試験
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 119437
(徳島大学機関リポジトリ: 119437) 渡邉 健, 安井 直樹, 寺井 正美, 橋本 親典 :
シリンダー法の内部圧力計測による表層透気性評価手法の検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.46, No.1, 1771-1776, 2024年.- (要約)
- コンクリートの表層透気試験としてシリンダー法についての検討を進めている.今回,測定時の内部 の負圧を測定するために,無線接続にてパソコンと連携できる電池駆動式の圧力計を適用し,シリンダー内 部の圧力を簡易に記録できる試験装置を構築した.その装置を用いて,W/C および養生条件を変更した供試 体ならびに建設後 15∼17 年経過した実構造物での測定を実施した.その結果,内部圧力の時間変化を示す透 気速度と,空気流入量には高い相関があることが明らかとなった.また,透気速度の指標を用いることによ り,現在 60 秒の測定時間であるシリンダー法による試験をさらに短縮できる可能性を示した.
- (キーワード)
- 表層透気 / 透気試験 / シリンダー法 / 透気速度 / 内部圧力
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 119443
(徳島大学機関リポジトリ: 119443) 秋月 淳之介, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
静電容量型加速度センサ搭載無線タグによる強制2軸ミキサのブレード周辺のコンクリートに発生する加速度の定量的評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.46, No.1, 469-474, 2024年.- (要約)
- 練混ぜは,コンクリートを製造するうえで欠くべからざる重要な操作であるが,練混ぜの現象は複雑で解明が難しい.難しい理由の1つは,練混ぜ途中のコンクリートの物理的指標を計測することは不可能であったためである.著者らは,静電容量型加速度センサを搭載した複数の無線タグを用いて,加速度を同時多点計測するシステムを独自に開発した.強制 2 軸ミキサ内を流動するコンクリートに伝播する加速度計測 に適用し,ブレード周辺のコンクリートの加速度計測を行った.その結果,無線タグは 15rpm の回転速度において破損しなく加速度の計測が可能であった.ブレード周辺の加速度は軸の回転速度と一致した.
- (キーワード)
- 練混ぜ / 強制2 軸ミキサ / フレッシュコンクリート / 無線タグ / 加速度センサ / ブレード
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 119438
(徳島大学機関リポジトリ: 119438) 原 悠也, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
種々の配合のセメント系材料を媒質とした無線タグの通信状態に着目した限界かぶり厚さに関する実験的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.46, No.1, 889-894, 2024年.- (要約)
- 無線タグの通信は,空気を媒質することが前提である.しかしながら,著者らは,静電容量型加速度センサを搭載した無線タグが,フレッシュコンクリートが媒質であっても加速度を計測することが可能であることを見出した.ただし,コンクリートのかぶり厚さによって通信遮断が生じるという欠点がある.本研究では,セメント系材料として,コンクリート,モルタル,グラウトを媒質とした場合の無線タグの通信状態に着目し,限界かぶり厚さに関する試験方法を新たに開発した.種々の配合のセメント系材料で実験を実施した結果,コンクリートを媒質にした場合の限界かぶり厚さは 250mm 前後であることが明らかになった.
- (キーワード)
- コンクリート (concrete) / モルタル / グラウト / 静電容量型加速度センサ / 無線タグ / かぶり厚さ
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 119439
(徳島大学機関リポジトリ: 119439) 清水 光, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
電気炉酸化スラグ細骨材と膨張材を使用した短繊維補強コンクリートの急速凍結融解抵抗性の検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.46, No.1, 1045-1050, 2024年.- (要約)
- 鋼材の使用量を削減するための短繊維補強コンクリートの普及・高性能化を最終目的として,短繊維を混入することで著しく損なわれてしまう流動性を向上させるために電気炉酸化スラグ細骨材を使用した.さらに,収縮特性やひび割れ抑制に効果的な膨張材を用いた短繊維補強コンクリートのスケーリングに着目した急速凍結融解に関する実験的検討を行った.短繊維としては,鋼繊維とビニロン繊維の 2 種類とし,短繊維容積混入率を最大4Vol.%,膨張材量は最大30kg/m3 とした.実験的検討の結果,単位水量200kg/m3 の短繊維補強コンクリートは膨張材の有無にかかわらず高い急速凍結融解抵抗性を有することが明らかになった.
- (キーワード)
- 凍結融解抵抗性 / 液化窒素 / 短繊維補強コンクリート / 鋼繊維 / ビニロン繊維 / 膨張材
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 119440
(徳島大学機関リポジトリ: 119440) 橋本 親典, 藤原 京介, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
コンクリートの締固めを再現するために改造したL型フロー試験装置を用いた棒状バイブレータの距離減衰の定量的評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.46, No.1, 439-444, 2024年.- (要約)
- 有スランプコンクリートの締固めには,棒状バイブレータを用いることが原則である.しかしながら,挿入間隔や振動時間は施工者の経験的技量に依存しているのが現状である.著者らは,静電容量型加速度センサを搭載した無線タグを複数個を用いて,加速度を同時多点計測するシステムを独自に開発した.コンクリートの締固めを想定した供給側を改造した L 型フロー試験装置とこの計測システムを用いて,棒状バイブレータの振動エネルギーの距離減衰の定量的評価を試みた.その結果,棒状バイブレータの挿入間隔が 50cm以下,振動時間 5∼15秒という示方書の記述は妥当であることが明らかになった.
- (キーワード)
- 振動締固め / フレッシュコンクリート / L型フロー試験 / 距離減衰 / 無線タグ / 加速度 (acceleration)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 119441
(徳島大学機関リポジトリ: 119441) 山地 功二, 橋本 親典, 藤原 京介, 渡邉 健 :
静電容量式加速度センサ付き無線 IC タグによる各種プレキャスト型枠内を充填するコンクリートの伝播加速度の定量化,
セメント·コンクリート論文集, Vol.77, No.1, 299-307, 2024年.- (要約)
- 締固め時のコンクリートの伝播加速度の測定は従来有線加速度計による測定手法が大多数であり, 無線 IC タグを使用した手法は皆無である.本研究では,IoT 技術を活用したワイヤレスの静電容量式加速度センサ付き無線 IC タグを用い,プレキャストコンクリートの型枠内に充填されるフレッシュコンクリートの伝播加速度を計測,定量化した.計測された加速度はスランプおよびスランプフロー値に依存しない.また製品形状および締固め充填高さ等の差異に関係なく,型枠に設置されている外部振動機近傍は大きく,遠方は小さく,加振位置からの減衰作用と考えられる.
- (キーワード)
- 無線 IC タグ / プレキャストコンクリート / フレッシュコンクリート / 合成加速度
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 119154
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.14250/cement.77.299
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.14250/cement.77.299
(徳島大学機関リポジトリ: 119154, DOI: 10.14250/cement.77.299) 渡邉 智寛, 藤原 京介, 橋本 親典, 渡邉 健 :
静電容量型加速度センサ内蔵無線ICタグを用いた締固め途中においてフレッシュコンクリートに伝播する加速度の計測,
コンクリート工学年次論文集, Vol.45, No.1, 718-723, 2023年.- (要約)
- 著者らはこれまでに,振動締固めによって型枠内に流動していくフレッシュコンクリート内部の挙動を観察・記録する新しい計測方法として,Wi-FiとRaspberry Piと静電容量型加速度センサを組みあわせて,伝播された加速度を無線通信で直接計測するシステムを開発した.しかしながら,Raspberry Piとセンサの間は有線であった.この欠点を改善するために,同型加速度センサを内蔵した無線ICタグを用いて加速度を多点同時計測できる計測システムを開発した.かぶりコンクリートにある格子状鉄筋の内外の加速度の減衰や加速度とスランプの相関性を検討するために,模擬型枠による締固め実験を行い,伝播加速度の計測を行った.
- (キーワード)
- 加速度 (acceleration) / 振動締固め / 模擬型枠 / フレッシュコンクリート / 静電容量型加速度センサ
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118368
(徳島大学機関リポジトリ: 118368) 池澤 壮大, 橋本 親典, 山地 功二, 渡邉 健 :
模擬型枠を用いた締固め途中においてインナーバイブレータからフレッシュコンクリートに伝達される加速度の計測,
セメント·コンクリート論文集, Vol.76, No.1, 576-584, 2023年.- (要約)
- 従来,フレッシュコンクリート内部の加速度の伝播状況に関する既往の研究の多くは,充填後の試 料内部または型枠外部から計測するものが多く,締固め途中の流動中のフレッシュコンクリートの加速度を計測した事例は少なかった.本研究では,実現場を想定した締固め途中のフレッシュコンクリート内部の加速度を計測した.本実験で開発した計測システムで,コンクリート内部に伝播する加速度を計測し,距離による加速度減衰は大きいが,鉄筋間隙による加速度減衰は小さいことを定量的に把握できた.また,インナーバイブレータからコンクリートに伝播される加速度は 5∼20cm 程度のスランプには依存しないことが明らかになった.
- (キーワード)
- フレッシュコンクリート / 加速度 (acceleration) / 模擬型枠 / センサ (sensor) / インナーバイブレータ
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118142
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.14250/cement.76.576
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.14250/cement.76.576
(徳島大学機関リポジトリ: 118142, DOI: 10.14250/cement.76.576) Takeshi Watanabe, Ayaka Nouchi, Susumu Namerikawa and Chikanori Hashimoto :
Evaluation of Condition on Replacing Repaired Concrete Based on NDT and Mahalanobis-Taguchi System,
Frontiers in Built Environment, 2023.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.3389/fbuil.2022.956684
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.3389/fbuil.2022.956684
(DOI: 10.3389/fbuil.2022.956684) 槌賀 瑞樹, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
圧縮応力下でコンクリート中の超音波速度に粗骨材の岩種が及ぼす影響,
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集, Vol.22, 381-384, 2022年.- (キーワード)
- 超音波速度 / 圧縮応力 / 弾性係数 / 遷移帯 / 音弾性定数
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520857612297691392
(CiNii: 1520857612297691392) 渡邉 健, 岸 悠樹, 関川 昌之, 寺井 正実, 橋本 親典 :
シリンダー法を用いた多点測定によるコンクリート表層品質評価,
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集, Vol.22, 361-364, 2022年.- (キーワード)
- 表層透気性 / 物質移動抵抗性 / 透気試験 / シリンダー法 / 品質評価
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520294662343255552
(CiNii: 1520294662343255552) 藤原 京介, 橋本 親典, 山地 功二, 渡邉 健 :
加振ボックス充填装置内を流動するフレッシュコンクリートに棒バイブレータから伝搬される加速度の計測システムの開発,
コンクリート工学年次論文集, Vol.44, No.1, 766-771, 2022年.- (要約)
- 棒バイブレータによる内部振動機や型枠振動による外部振動機によるコンクリートの締固めに関する既往の研究は大変多い.しかしながら,流動中のフレッシュコンクリートに伝播される加速度を直接計測した研究は皆無と言っても過言ではない.本研究は,最新のIoT技術を導入し,Raspberry Pi と静電容量式の加速度センサを使って,充填過程のコンクリートの加速度の時系列データをWi-Fiを用いて同時多点の計測を行う安価な計測システムを開発した.有用性及び信頼性を確認するために,加振ボックス充填装置内を流動するフレッシュコンクリートを対象として,障害鉄筋を通過後の4つ箇所の異なる位置の加速度を計測した.
- (キーワード)
- 加速度 (acceleration) / 加振ボックス充填装置 / 距離減衰 / フレッシュコンクリート / ラズベリーパイ
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117177
(徳島大学機関リポジトリ: 117177) 渡邉 健, 岸 悠樹, 関川 昌之, 橋本 親典 :
シリンダーを用いた簡易透気試験による実大壁試験体の表層透気性の評価,
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集, Vol.21, 468-471, 2021年.- (キーワード)
- 簡易透気試験 / 表層透気性 / 物質移動抵抗性 / 評価指標 / 含水率
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520854806264456448
(CiNii: 1520854806264456448) 山田 悠二, 櫨原 弘貴, 塚越 雅幸, 渡邉 健 :
シリンダーを用いた簡易透気試験による母材と断面修復材の界面の評価に関する基礎的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.43, No.1, 1151-1156, 2021年. 小谷 健太, 渡邉 健, 関川 昌之, 面矢 建次郎, 岸 祐樹 :
シリンダー法による簡易透気試験を用いた透気性評価および中性化速度係数の推定に関する検討,
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集, Vol.20, 459-464, 2020年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1523669555800023680
(CiNii: 1523669555800023680) 野内 彩可, 渡邉 健, 滑川 達, 橋本 親典 :
品質工学に基づくMTシステムと各種非破壊試験データを用いた断面修復工法および注入工法による補修の施工品質の定量的評価,
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集, Vol.20, 267-272, 2020年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520573331055848960
(CiNii: 1520573331055848960) 野内 彩可, 渡邉 健, 滑川 達, 橋本 親典 :
各種非破壊試験データを用いたマハラノビス・タグチ・システムによる断面修復工法の補修効果の定量的評価に関する検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.42, No.1, 1660-1665, 2020年.- (要約)
- 本研究では,断面修復工法による補修効果の定量的評価手法の確立を目的に,豆板を中央部に設けた試験体を対象に,様々な方法により断面修復を行い,その前後で各種非破壊試験による評価を実施した.加えて,パターン認識手法の一つであるMT(マハラノビス・タグチ)システムに各種非破壊試験データを組み合わせて適用することで補修効果の定量的評価を試みた.その結果,各種非破壊試験により補修効果の相対的評価が可能であった.さらに,MTシステムを用いることで,断面修復工法での補修方法違いによる補修効果の違いを健全な状態からのマハラノビスの距離の大小関係によって定量的に評価できる可能性を示した.
- (キーワード)
- MT(マハラノビス・タグチ)システム / 品質工学 / 非破壊試験 / 弾性波法 / 断面修復工法
即時脱型コンクリートの水分浸透速度係数,凍結融解および乾湿繰返しの複合劣化に対する抵抗性に関する実験的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.42, No.1, 473-478, 2020年.- (要約)
- 即時脱型コンクリート(以下,即脱コンクリート)は,ゼロスランプの超硬練りコンクリートに加圧・振動・締固めを行い作製される.即脱コンクリートは,水際環境での使用頻度が高いため,水分浸透に対する抵抗性が大きい方が望ましい.本研究では使用材料が異なる5つの製造工場で作製されたAE 剤使用または未使用の即脱コンクリート4 配合と普通コンクリートを2 配合用意し,それらに対して水分浸透に対する抵抗性,乾湿繰返し,凍結融解に対する抵抗性について検討した.その結果,凍結融解抵抗性は乾湿繰返し作用を受けることによって低下することを確認した.
- (キーワード)
- 即時脱型コンクリート / 水分浸透速度係数 / 凍結融解抵抗性 / 乾湿繰返し抵抗性
60年以上経過した長安口ダムの堤体コンクリート内部から採取したコア供試体の物性値の評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.42, No.1, 1246-1251, 2020年.- (要約)
- 長安口ダム(徳島県那賀郡)は,昭和31 年に建設された重力式コンクリートダムで約60 年間その役割を維持してきたが,洪水調節機能の向上を目的とした改造事業を行った.それに伴い,撤去した堤体コンクリートについて,物性値の評価および配合推定を行った.その結果,圧縮強度は40N/mm2 程度である,中性化していない内部のコンクリートである,耐凍害性を有するAE コンクリートである等が確認できた.
- (キーワード)
- 提体コンクリート / コア供試体 / 圧縮強度 / 凍結融解抵抗性 / AE コンクリート / 配合推定
異なる振動条件における電気炉酸化スラグ細骨材を用いた中流動コンクリートの間隙通過性に関する一考察,
コンクリート工学年次論文集, Vol.42, No.1, 1019-1024, 2020年.- (要約)
- 中流動コンクリートは,スランプフローによって管理されているが,その配合設計の基本指針や定義が曖昧で確立されていないのが現状である.また,本研究で用いた電気炉酸化スラグ細骨材は,形状が滑らかで粒状体であり,所要のフレッシュ性状を得るための単位水量を低減することができる.本研究では,電気炉酸化スラグ細骨材を用いた中流動コンクリートの間隙通過性や粘性について,ボックス形容器やB型回転粘度計を用いて定量的評価を行うことを目的とした.その結果,棒バイブレータ出力80%において最も定量的評価が可能であり,間隙通過性は単位粗骨材かさ容積に依存することが明らかになった.
- (キーワード)
- 中流動コンクリート / 電気炉酸化スラグ細骨材 / 間隙通過性 / 粗骨材量変化率 / レオロジー定数
電気炉酸化スラグ細骨材 とフライアッシュを用いた粉体系高流動コンクリートの硬化性状,
コンクリート工学年次論文集, Vol.42, No.1, 1007-1012, 2020年.- (要約)
- コンクリート施工の省力化や省人化,過密配筋構造物への対応,環境負荷低減の観点から,産業副産物である電気炉酸化スラグ細骨材およびフライアッシュを多量に使用した粉体系高流動コンクリートの硬化性状および耐久性について検討を行った.なお,本研究では,電気炉酸化スラグ細骨材の中でも特殊製法で製造された真球に近い形状を有する風砕スラグを用いた.その結果,風砕スラ グ置換率の増加に伴い圧縮強度は低下傾向を示したが,静弾性係数は風砕スラグを使用した条件で最も大きくなった.また,風砕スラグを使用することで,乾燥収縮ひずみ,質量減少率ともに他の一般的な骨材と比較して小さくなった.
- (キーワード)
- 電気炉酸化スラグ細骨材 / 細骨材 / 高流動コンクリート / フライアッシュ / 硬化性状
シリンダーを用いた簡易透気試験によるコンクリート表層透気性のスクリーニング手法に関する実験的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.42, No.1, 1672-1677, 2020年. Yuji Miyazaki, Takeshi Watanabe, Yuji Yamada and Chikanori Hashimoto :
Properties of concrete using treated low-class recycled coarse aggregate and blast furnace slag sand,
Materials, Vol.13, No.4, 2020.- (要約)
- In order to improve the properties of concrete using recycled coarse aggregate, we studied about recycled aggregate concrete using blast furnace slag sand. As a result, the concrete using treated low-class recycled coarse aggregate and 50% or less replacement of crushed sand with blast furnace slag sand gave the good results, in terms of bleeding capacity and resistance to freezing and thawing.
- (キーワード)
- Treated low-class recycled coarse aggregate / Blast furnace slag sand / Fly ash / Resistance to freezing and thawing / Bleeding capacity
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 115586
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.3390/ma13040843
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 32069795
- ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 32069795
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.3390/ma13040843
(徳島大学機関リポジトリ: 115586, DOI: 10.3390/ma13040843, PubMed: 32069795) 松田 秀和, 佐竹 将也, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
弾性波伝播速度を利用したコンクリートへの作用応力度評価に関する実験的検討,
コンクリート構造物の補修, 補強, アップグレード論文報告集, Vol.19, 261-266, 2019年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1522543655051890176
(CiNii: 1522543655051890176) OGUNSEYE David Olatunde, OLANIYI Oluseun Abraham, Takeshi Watanabe and Chikanori Hashimoto :
CONCRETE DETERIORATION INVESTIGATION BY MECHANICAL IMPEDANCE METHOD,
Proc.of the Japan Concrete Institute, Vol.41, No.1, 1925-1930, 2019.- (要約)
- The applicability of the mechanical impedance method in evaluating the deterioration condition of concrete will improve reliability the method. Three different grades of concrete were prepared, and fire damage deterioration was simulated in an electric furnace to elevated temperatures of 200°C, 400°C, 600°C, 800°C. A deterioration index by impact energy loss on hammering was formulated and proved to be very effective. Irrespective of the grade of concrete the energy loss deterioration index value is the same for undeteriorated concrete, and as induced deterioration increased, it varies slightly with the respective grades of concrete.
- (キーワード)
- Non-destructive testing; mechanical Impedance / fire damage / routine inspection / concrete deterioration / Energy Loss
高炉スラグ及び再生骨材を用いたコンクリートに対する圧縮強度評価式の適用性に関する検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.41, No.1, 1889-1894, 2019年.- (要約)
- 本研究では高炉スラグ再生骨材を使用したコンクリート供試体に対して衝撃弾性波法と超音波法のそれぞれから弾性波速度を算出し日本非破壊検査協会で提案されている圧縮強度評価式の適用が可能であるか検討した.また,普通骨材を使用したコンクリートの圧縮強度評価式を用いて高炉スラグおよび再生骨材を使用したコンクリートの強度推定が可能であるか検討した.その結果,圧縮強度評価式による強度推定は高炉スラグ 再生骨材を使用したコンクリートに対して適用可能であることが明らかとなった.また,高炉スラグに対して普通コンクリートの圧縮強度評価式を適用し強度推定精度について確認した.
- (キーワード)
- 衝撃弾性波法 / 超音波法 (ultrasonic method) / 圧縮強度 / 弾性波速度 / 強度評価式
衝撃弾性波法を用いたポーラスコンクリートの空隙率推定に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.41, No.1, 1757-1762, 2019年.- (キーワード)
- プレストレス / 非破壊検査 / 弾性波速度 / 超音波法 / 衝撃弾性波法
プレストレス状態における弾性波伝搬特性に関する基礎的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.41, No.1, 1727-1732, 2019年.- (キーワード)
- プレストレス / 非破壊検査 (non-destructive testing) / 弾性波速度 / 超音波法 / 衝撃弾性波法
骨材の種類が電気炉酸化スラグ細を用いた舗装用コンクリートの耐摩耗性に与える影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.41, No.1, 1391-1396, 2019年.- (要約)
- 本研究は, 砕石砕砂および山砂利山砂の細骨材に電気炉酸化スラグ細骨材を容積置換した舗装用コンクリート の 耐摩耗性 について検討した. 耐摩耗性は,ドレッシングホイールの滑り作用によるアブレイジョン摩耗によって定量的評価を実施した. その結果, 山砂利山砂の場合は, 電気炉酸化スラグ 細骨材を 用いた舗装用コンクリートの アブレイジョン摩耗に対する抵抗性が向上し,弾性係数が増加し変形に対する抵抗性が大きく,舗装用コンクリートに適していることが明らかとなった. 一方,砕石砕砂 の場合 は,電気炉酸化スラグ細骨材を置換 することによって 強度が低下し耐摩耗性が低下した.
- (キーワード)
- 舗装コンクリート / 電気炉酸化スラグ細骨材 / 山砂利山砂 / 砕石砕砂 / アブレイジョン摩耗
混和材の種類が粉体系高流動モルタ塑性粘度に与える影響に関する一考察,
コンクリート工学年次論文集, Vol.41, No.1, 1163-1168, 2019年.- (要約)
- 高流動コンクリートの普及には多くの障害があるその1つに, 混和材の種類によってフレッシュ性 状が大きく異なり 多くの 試 し 練りを必要とする点がある.スランプフローは降伏値に依存するため, 高性能 減水剤 の 使用 量によって,降伏値はある範囲内で制御可能であるが,塑性粘度の制御が難しい.本研究では, 比表面積が大きく異なる 4 種類の混和材を用いて,高性能減水剤の使用量により 高流動モルタルの ゼロ打 フ ローを一定にし 混和材の種類や単位量が塑性粘度に与える影響をB型 回転粘度計を用いて評価 した.その結果, フローが一定であっても,塑性粘度が1.0∼4.0Pasの範囲で変化することが明らかになった.
- (キーワード)
- 高流動モルタル / 高性能減水剤 / 混和材 / フロー / ,塑性粘度
高炉スラグ細骨材が低度処理再生骨材モルタルの硬化性状に与える効果,
コンクリート工学年次論文集, Vol.41, No.1, 1487-1492, 2019年.- (要約)
- L・M 級の低度処理再生骨材を用いたコンクリートの硬化性状を向上させる可能性について,高炉スラグ細骨材を用いることの有効性をモルタル試験体により検討した.また,高炉スラグ細骨材の粒度および各粒径範囲による影響を検証するため,粒度の異なるもの2 種類および粒径範囲を調整した高炉スラグ細骨材を用いた.その結果,粒度による乾燥収縮,凍結融解抵抗性への影響は認められなかったが,再生細骨材L を用いたモルタルであっても顕著な改善効果を示した.また,粒径範囲を調整した高炉スラグ細骨材の粒径が小さくなるに従い,凍結融解抵抗性は向上することを確認した.
- (キーワード)
- 再生骨材 / 高炉スラグ細骨材 / 凍結融解抵抗性 / 乾燥収縮ひずみ
電気炉酸化スラグ細骨材とフライアッシュを用いた粉体系高流動コンクリートのフレッシュ性状,
コンクリート工学年次論文集, Vol.41, No.1, 1157-1162, 2019年.- (要約)
- 電気炉酸化スラグ細骨材を用いたコンクリートは,ブリーディングの発生と骨材密度が大きいため材料分離抵抗性は良好ではない.本研究では,高い粘性により材料分離抵抗性に優れる粉体系高流動コンクリートに着目し,電気炉酸化スラグ細骨材を多量に使用した高流動コンクリートのフレッシュ性状について検討した.その結果,電気炉酸化スラグ細骨材は粉体系高流動コンクリートの流動性,間隙通過性,自己充填性を改善し,所要のフレッシュ性状を満足するための混和剤添加量の低減に効果があることが明らかになった.また,フライアッシュ混入量を調整することで,ブリーディングの発生を大幅に抑制することが確認できた.
- (キーワード)
- 電気炉酸化スラグ細骨材 / 高流動コンクリート / フライアッシュ / フレッシュ性状
非鉄スラグ細骨材の混合による砕石・砕砂コンクリートの施工性能および乾燥収縮特性の改善に関する研究,
土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造), Vol.74, No.4, 534-546, 2018年.- (要約)
- 本研究では,四国で供給される硬質砂岩砕石・砕砂と非鉄スラグ細骨材を用いたコンクリートのブリーディング特性や鉄筋間の間隙通過性,乾燥収縮特性について検討した.また,関東で供給されている硬質砂岩砕石,山砂を用いたコンクリートとの比較も行った.その結果,四国で採取される硬質砂岩砕石・砕砂と非鉄スラグ細骨材を混合して用いても,ブリーディング量は比較的に小さかった.また,鉄筋間の間隙通過性は向上し,乾燥収縮量は大きく低減したことから,非鉄スラグ細骨材の混合によって四国で供給される硬質砂岩砕石・砕砂を用いたコンクリートの品質向上を期待できることが示された.
- (キーワード)
- フェロニッケルスラグ細骨材 / 銅スラグ細骨材 / 間隙通過性 / ブリーディング特性 / 乾燥収縮特性
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2208/jscejmcs.74.234
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2208/jscejmcs.74.234
(DOI: 10.2208/jscejmcs.74.234) Takeshi Watanabe, Hayato Fukutomi, Kohhei Nishiyama, Akari Suzuki and Chikanori Hashimoto :
Evaluation of Condition and Damage in Reinforced Concrete by Elastic Wave Method,
Asset Intelligence through Integration and Interoperability and Contemporary Vibration Engineering Technologies (Proceedings of the 12th World Congress on Engineering Asset Management and the 13th International Conference on Vibration Engineering and Technology of Machinery), 677-684, 2018.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1007/978-3-319-95711-1_66
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85056659558
(DOI: 10.1007/978-3-319-95711-1_66, Elsevier: Scopus) 面矢 建次郎, 渡邉 健, 小谷 健太, 関川 昌之, 橋本 親典 :
シリンダーを用いた簡易透気試験による実大コンクリート壁を対象とした表層品質評価の検討,
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集, Vol.18, 739-744, 2018年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521417755067557504
(CiNii: 1521417755067557504) 小谷 健太, 渡邉 健, 面矢 建次郎, 関川 昌之 :
シリンダーを用いた 簡易透気試験の 検討 および検定器による測定精 度の評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.40, No.1, 1701-1706, 2018年. 篭谷 武, 中島 翼, 橋本 親典, 渡邉 健 :
3次元画像解析手法を用いた2軸強制練りミキサの流動解析とその定量化,
コンクリート工学年次論文集, Vol.40, No.1, 1263-1268, 2018年.- (要約)
- 近年,高強度・高流動コンクリートのような高粉体量の配合が多い.これらは,従来の低スランプコンクリートに比べ,粗骨材割合が少ないため,コンクリートミキサによる練混ぜ時間は長くなる傾向にある.2軸強制練りミキサの高性能化にはミキサ内のコンクリート流動を明らかにする必要がある.本研究では,フレッシュコンクリートの可視化実験手法による3次元画像画像解析手法を用い,ミキサのブレード回転方向および,ブレード傾斜角度の違いによるミキサ内モデルコンクリートの流動挙動を解析し,定量化した.
- (キーワード)
- 2軸強制練りミキサ / 可視化実験 / 3次元 / 画像解析
EXPERIMENTAL INVESTIGATION OF CONCRETE QUALITY CONDITION BY IMPACT WAVEFORM,
Proc.of the Japan Concrete Institute, Vol.40, No.1, 1761-1766, 2018.- (要約)
- Mechanical Impedance`s capability of detecting deterioration near concrete surface, makes it more suitable method for periodical and routine inspection of concrete infrastructures. The Impact waveform from which mechanical impedance is derived and could further be used to investigate the durability condition with respect to air permeability of concrete structure. Concrete damage by fire was simulated in this research. It was discovered that the mechanical impedance parameters have good correlation with the air permeability condition of the concrete surface.
- (キーワード)
- Concrete durability / Fire damage / Mechanical impedance / Non-destructive testing / Routine inspection
超音波法及びAE法による鉄筋腐食に起因するひび割れの評価,
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集, Vol.17, 113-118, 2017年. 鈴木 彩利, 渡邉 健, 岩野 聡史, 小椋 紀彦 :
圧縮強度の非破壊的推定における速度測定手法および評価式の検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.39, No.1, 1951-1956, 2017年.- (要約)
- 現在,衝撃弾性波法による圧縮強度推定手法が提案されているが,弾性波速度と圧縮強度の関係は配合,使用材料,測定条件によって変化する.本研究ではW/Cと材齢を変化させた供試体に対して,衝撃弾性波法と超音波法から弾性波速度を算出し,W/C毎に圧縮強度の推定を行った.また,衝撃弾性波法による材齢毎での強度推定の精度を検討した.その結果,衝撃弾性波法では周波数分解能と強度評価式のべき乗係数が推定精度に関係していること,超音波法での強度評価式は衝撃弾性波法と同じように指数関数で近似できるがその係数が変化すること,指数関数での近似曲線は材齢毎での推定には適さないことが確認できた.
- (キーワード)
- 周波数分解能 / 圧縮強度 / 強度評価式 / 弾性波速度 / 衝撃弾性波法 / 超音波法
各種シリンダーを用いた簡易透気試験による表層透気性の評価手法の検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.39, No.1, 1975-1980, 2017年.- (要約)
- 本研究は,ボンドシリンダーを用いたシングルチャンバー法による簡易透気試験を提案しており,本稿では,シリンダー口径および容量の大きさが測定値におよばす影響について検討した.その結果,シリンダー口径を拡大することにより配合間における測定値の差が明確となり,Torrent法で得られた透気係数と相関関係がみられた.また,シリンダー内部の圧力を測定し,その経時変化から算出した簡易透気速度に着目すると粗なコンクリートほど測定時間は短い方がよいことが分かった.さらに,測定点を6点に増加し,Grubbs検定を行うことで各試験体における測定値のばらつきを約15%以下に抑えることができた.
- (キーワード)
- 急速透気性 / シングルチャンバー法 / 表層透気性 / 流入空気容積 / 簡易透気試験法
超音波法およびAE法による鉄筋腐食の早期検出に関する研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.39, No.1, 1795-1800, 2017年.- (要約)
- 鉄筋腐食による劣化が構造物表面に顕在化すると,構造物の耐久性は急激に低下するとされているため,劣化が顕在化する以前の早期段階で鉄筋腐食を評価する手法が求められている.本研究では,鉄筋腐食を電食試験で模擬的に発生させ,超音波法およびAE法によって継続的にモニタリングを行った.その結果,超音波パラメータは増加後,減少する傾向が確認され,パラメータの変化が生じた際にAEパラメータによって内部ひび割れの発生の可能性が示され,鉄筋腐食を超音波法によって評価できる可能性が示唆された.
- (キーワード)
- AEヒット / AE法 / 内部ひび割れ / 伝播速度 / Q値 / 鋼材腐食 / 超音波法
液体窒素を用いた残存凍結融解抵抗性を評価する試験方法の提案,
コンクリート工学年次論文集, Vol.39, No.1, 805-810, 2017年.- (要約)
- 現在,凍結融解作用に対する抵抗性を評価する方法として,JIS A 1148:2010が適用される.既存のコンクリート構造物のかぶりコンクリートの残存凍結融解抵抗性を評価する場合,このJIS規格の試験方法は非常に多大な労力と時間,コアの採取を必要とする.本研究では,かぶりコンクリートに液体窒素を直接吹き付け,工業ドライヤーにより融解させるという簡易な残存凍結融解試験方法を提案した.かぶりコンクリートを模擬した平板供試体を用いてこの試験方法の適用性の可能性を検討した.その結果,AE剤の有無を明確に判別でき,従来のJIS法と類似した傾向が確認でき,残存凍結融解抵抗性の評価の可能性を見出した.
- (キーワード)
- 液体窒素 / 凍結融解試験 / 相対動弾性係数 / AE剤 / 再生粗骨材
粒状体・流体連成解析を用いた鉄筋間隙を流動するフレッシュコンクリートの充塡速度に関する解析的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.39, No.1, 1183-1188, 2017年.- (要約)
- 粒状体・流体連成解析手法を用いて,2種類の充填試験装置内および柱部材を想定した模擬型枠内で鉄筋間隙を流動するフレッシュコンクリートの充填速度に関する解析的検討を行った.その結果,U形容器よりもボックス形容器の方が円滑に充填が行われることを明らかにした.次に,充填試験装置内と同様に,模擬型枠内においてもコンクリートの停滞が隅角部で確認できた.さらに,2種類の充填試験装置内の間隙を通過する時,コンクリートの充填速度より模擬型枠内の充填速度の方が水平速度が2倍以上速く,充填状況としては模擬型枠よりも充填試験装置内の容器形状の方が厳しい充填であることが確認できた.
- (キーワード)
- 施工性能 / 粒状体・流体連成解析 / 充塡速度 / フレッシュコンクリート / 間隙通過性試験
再生骨材モルタルの初期から長期材齢までの強度発現に影響を及ぼす鉱物質微粉末のフィラー効果に関する一考察,
材料, Vol.65, No.7, 509-516, 2016年.- (要約)
- There has been a great demand of using the recycled aggregate and fly ash in the concrete structure. It is known that the compressive strength will increase in the early age when the mineral fine powder, such as fly ash, is mixed into the concrete with a part of the fine aggregate, under the condition of constant unit cement content. However, its mechanism has not been clearly understood until now. In this paper, we made experiments to explain the mechanism of the early strength development by using recycled aggregate mortar. In addition, we examined the influence of the mineral fine powder, which is mixed into the mortar, which extended the strength development of the recycled aggregate mortar from 3 days to 180 days. From the results obtained, we found that in response to the influence of calcium hydroxide in the adhesion cement paste of recycled aggregate, the fly ash had brought forward the early pozzolanic reaction for 28 days. However unlike the pozzolanic reaction of the usual fly ash, the early pozzolanic reaction did not contribute to strength development. By mixing the mineral fine powder, the early strength development had strongly influenced the filler effect of physical action. The mixture of the recycled aggregate mortar using the mineral fine powder as a part of the fine aggregate had brought much larger strength increment ratio than the normal aggregate mortar. The results indicate that the combination of fly ash and recycled aggregate would have a good affinity.
- (キーワード)
- モルタル / 再生骨材 / 鉱物質微粉末 / フライアッシュ / フィラー効果 / ポゾラン反応
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2472/jsms.65.509
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84979554397
(DOI: 10.2472/jsms.65.509, Elsevier: Scopus) 三宅 純平, 山田 悠二, 渡邉 健, 橋本 親典 :
各種要因がシリンダーを用いた簡易透気試験に及ぼす影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.38, No.1, 1995-2000, 2016年.- (要約)
- 簡易透気試験の流入範囲や設置条件,モルタルおよびコンクリートの各種要因の相違が測定値に与える影響について検討した.流入範囲および試験装置の設置方向の影響については,スタイロフォームに対して測定を実施し,その結果,流入範囲は半径20mmよりも小さい半球である可能性が示唆され,また試験装置を設置する面によっては測定結果が異なるがその差は小さいと分かった.各種要因の異なるモルタルおよびコンクリートに対して測定を行った結果,W/C45%,55%よりも65%の方が流入空気容積は大きくなった.また含水率が大きいと流入空気容積は小さくなるため,含水率は小さい方が望ましいことが示唆された.
- (キーワード)
- 表層透気性 / 簡易透気試験 / シリンダー / 影響範囲 / 含水率 / 水セメント比 / 養生条件
超音波法による鉄筋腐食の早期発見に関する実験的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.38, No.1, 2169-2174, 2016年.- (要約)
- 鉄筋コンクリートにおける鉄筋腐食の早期発見は維持管理においては重要な課題である.本研究では超音波法を用いて鉄筋腐食の早期発見をするにあたって,まず,鉄筋腐食の進行過程で生じる腐食ひび割れなどが波形パラメータに与える影響について実験的検討を行った.その結果,ひび割れが表面に顕在化する以前において波形パラメータの変化が確認でき,鉄筋腐食を早期発見できる可能性が示唆された.
- (キーワード)
- 鉄筋腐食 / 超音波法 / 早期発見 / ,伝搬速度 / 波形面積 / 内部ひび割れ / 腐食量
低度処理再生骨材およびフライアッシュを使用したコンクリートの施工性能および初期強度発現性状に関する実験的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.38, No.1, 1569-1574, 2016年.- (要約)
- 再生骨材H,M,LのJIS規格制定以降,再生骨材コンクリートに関して様々な研究がなされてきた.しかしながら再生骨材Lを用いた施工性能に関する研究報告はほとんどない.本研究では,低度処理再生骨材およびフライアッシュを用いたコンクリートに対し,施工性能に関する実験的検討を行った. その結果,粗骨材の一部あるいは全量を再生粗骨材に置換することにより施工性能の向上が確認できた.また,FA混和による施工性向上も確認することができた.また,初期強度性状に関しては,FA無混和よりもFA混和の配合の圧縮強度の方が大きかった.
- (キーワード)
- 加振ボックス充塡試験 / タンピング試験 / 間隙通過速度 / 再生骨材 / フライアッシュ
多量のフライアッシュおよび高炉スグ細骨材の使用による低度処粗骨材コンクリートの耐凍害性向上に関する研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.38, No.1, 1785-1790, 2016年.- (要約)
- 低度処理再生粗骨材を使用したコンクリートの耐凍害性向上を目的に,フライアッシュ(以降,FAと称す)を内割40%混和,細骨材の全量を高炉スラグ細骨材に置換,およびその両方を同時に行った低度処理再生粗骨材コンクリートの耐凍害性に関する実験を行った.その結果,本実験で作製した供試体の気泡間隔係数はすべて250μm以下であったにも関わらず,低度処理再生粗骨材コンクリートに内割40%のFAを混和した際は耐凍害性が若干向上し,高炉スラグ細骨材を使用した際は普通コンクリートと同程度の耐凍害性を有した.しかし,FAと高炉スラグ細骨材を同時に使用した場合,粗骨材に関わらず耐凍害性が低下した.
- (キーワード)
- フライアッシュ / 再生粗骨材 / 凍結融解抵抗性 / 圧縮強度 / 気泡間隔係数 / 高炉スラグ細骨材
フェロニッケルスラグ骨材を混合した舗装用スリップフォームコンクリートの施工性能および硬化特性の評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.38, No.1, 1659-1664, 2016年.- (要約)
- 本研究ではフェロニッケルスラグ骨材を混合した舗装用スリップフォームコンクリートの施工性能および硬化特性について実験的に検討した.スリップフォームコンクリートの施工性能は,充塡性と自立性が要求される.流動障害なしの加振ボックス充塡試験により充塡性を評価した結果,フェロニッケルスラグ骨材を混合したコンクリートは無混合のものよりも充塡性が低下した.タッピング試験により自立性を評価した結果,フェロニッケルスラグ粗骨材を混合したものはスランプに関係なく自立性を有することがわかった.また,フェロニッケルスラグ骨材を混合することで圧縮強度,曲げ強度およびアブレイジョン摩耗に対する抵抗性が向上することを確認した.
- (キーワード)
- コンクリート舗装 / フェロニッケルスラグ骨材 / スリップフォーム工法, / 施工性 / 摩耗抵抗性
鉱物質微粉末を細骨材の一部に混合した再生骨材モルタルの 強度発現メカニズムに関する一考察,
セメント·コンクリート論文集, Vol.69, No.1, 664-671, 2016年.- (要約)
- 鉱物質微粉末をコンクリートに外割混合することで,初期材齢から圧縮強度が増加することが知られている.しかし,このメカニズムに関しては不明な点が多い.そこで本研究は,細骨材の一部に微粉末を混合した再生骨材モルタルの強度発現メカニズムに関して検討を行った.その結果,水硬性がない微粉末であっても材齢3 日程度の初期材齢から,無混合のモルタルよりも圧縮強度が増加した.また,再生 骨材モルタルは普通骨材モルタルよりも早期にフライアッシュのポゾラン反応が起こる可能性が確認され,微粉末を混合したことによる圧縮強度の増加率は普通骨材モルタルよりも再生骨材モルタルの方が大 きい傾向がみられた.
- (キーワード)
- 再生骨材 / フライアッシュ / セメント外割 / 圧縮強度 / ポゾラン反応 / 細孔径分布
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.14250/cement.69.664
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.14250/cement.69.664
(DOI: 10.14250/cement.69.664) 渡邉 健, 山口 喜堂, 廣本 達也, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
シリンダーへの空気流入を利用した簡易透気試験に関する検討,
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集, Vol.15, 319-324, 2015年. 中島 和俊, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
拘束条件の有無による非鉄スラグ細骨材を用いたコンクリートの乾燥収縮特性の評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.37, No.1, 469-474, 2015年.- (要約)
- 本研究では,非鉄スラグ細骨材を用いたコンクリートの乾燥収縮特性を拘束条件の有無によって検討するために,長さ変化試験による自由収縮ひずみ,リング試験による拘束下でのひずみおよびひび割れ挙動により評価を行った.更に,リング試験においてAE法を用いて微小な破壊挙動の計測を実施した.その結果,非鉄スラグ細骨材を置換したコンクリートの乾燥収縮抑制効果を確認した.また,銅スラグ細骨材を用いたコンクリートにおいては,累計AEヒット数の増加とAE振幅の減少から,乾燥収縮に起因する微小破壊が局所化せず,ひび割れ分散性を有する可能性が示された.
- (キーワード)
- 銅スラグ / フェロニッケルスラグ / 乾燥収縮 / ひび割れ / リング試験 / AE法
セメント系固化材にリサイクル材料を大量置換した地盤改良用固化材の開発,
コンクリート工学年次論文集, Vol.37, No.1, 1243-1248, 2015年.- (要約)
- 市販されているセメント系固化材に各種副産物を一部置換し,全固化材質量に対するセメント系固化材比率を低下させた新しい固化材の開発を行った.その結果,スラッジ灰,廃石膏微粉末,再生骨材微粉末,フライアッシュを一部置換した固化材では,セメント系固化材比率を30%まで低減させてもセメント系固化材100%とほぼ同等の強度を有することが確認できた.また,再生骨材微粉末の代わりにセメント汚泥を置換した固化材では,セメント系固化材比率を40%まで低減させてもセメント系固化材100%とほぼ同等の強度を有し,土壌汚染に係る溶出基準以下の溶出量であったことから,セメント汚泥の有用性を確認できた.
- (キーワード)
- スラッジ灰 / セメント汚泥 / セメント系固化材 / フライアッシュ / 再生骨材微粉末 / 廃石膏
廃品ポールを原コンクリートとする再生骨材モルタルの強度性状に及ぼす鉱物質微粉末の影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.37, No.1, 1405-1410, 2015年.- (要約)
- 本研究は,廃品となったプレストレストコンクリートポールを原コンクリートとする再生骨材モルタルを対象に, 細骨材の一部を鉱物質微粉末に置換したモルタルの強度性状について検討した.強度性状の検討,示差熱重量分析による水酸化カルシウム量の測定を行った結果,細骨材の一部を鉱物質微粉末に置換することで,材齢3日程度の初期材齢から無混和のモルタルよりも圧縮強度が増加した.また,再生骨材モルタルは普通骨材モルタルよりも早期にフライアッシュのポゾラン反応が起こる可能性が確認され,これらの鉱物質微粉末混和による強度増加は普通骨材モルタルよりも再生骨材モルタルの方が大きい傾向がみられた.
- (キーワード)
- フライアッシュ / ポゾラン反応 / 再生骨材 / 外割置換 / 廃品コンクリートポール / 強度性状
表面気泡抜き取り装置による表面気泡除去過程の可視化と実構造物における中性化抑制効果に関する調査,
コンクリート工学年次論文集, Vol.37, No.1, 1243-1248, 2015年.- (要約)
- 表面気泡抜き取り装置による表面気泡除去過程を可視化実験により明らかにすることを試みた.その結果,表面気泡抜き取り装置の挿入により気泡がピアノ線に集まり,引き抜く際に生じるピアノ線の通り道から気泡が上昇して消失することがわかった.一方で,引き抜きが早い場合,表面気泡として通り道が残存する可能性が示唆された.また,実験室レベルでこれまでに確認されている中性化抑制効果について,実構造物での調査を行った.その結果,表面気泡抜き取り装置の使用により中性化深さが抑制されていることを確認でき,またそれはコンクリートの自重による締固め効果が小さい上部層で顕著に表れた.
- (キーワード)
- 中性化深さ / 可視化 / 表層品質 / 表面気泡 / 表面気泡抜き取り装置
ハイボリュームフライアッシュ再生骨材コンクリートの硬化性状に関する実験的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.37, No.1, 145-150, 2015年.- (要約)
- 本研究では再生骨材(本論文では廃品コンクリートポールを破砕・分級した低度処理再生骨材)とフライアッシュ(以降FAと称す)の用途の拡大,使用量増加を目指し,FAを多量置換した低度処理再生骨材コンクリートの硬化性状の検討を行った.その結果,FAを多量に混入した場合,全量再生骨材コンクリートは,FAを多量に混入した普通骨材コンクリートとの強度の差は,FA無混和のものと比べ小さくなった.再生骨材を用いることにより,吸水率の大きい普通骨材コンクリートの乾収縮抑制効果があること,さらに,良質な普通細骨材と再生粗骨材100%使用の場合は,凍結融解抵抗性の向上が認められること,等が明らかになった.
- (キーワード)
- フライアッシュ / 再生骨材 / 圧縮強度 / 凍結融解 / 乾燥収縮
非鉄スラグ細骨材を用いたコンクリートの施工性能および強度に関する実験的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.37, No.1, 1033-1038, 2015年.- (要約)
- 密度が普通骨材より大きい非鉄スラグ細骨材(FNSおよびCUS)は,重量コンクリートとして防波堤のコンクリート工事に利用されているが,施工性能に関する研究は皆無である.本研究では,タンピング試験および加振ボックス充塡試験を用いて,非鉄スラグ細骨材コンクリートの施工性能の評価を行った.その結果,通常のコンクリートの間隙通過速度と比較して,FNS骨材コンクリートでは速くなり,CUS骨材コンクリートでは遅くなった.しかしながら,非鉄スラグ細骨材容積混合率50%以下であれば,種類に関係なく,普通コンクリートと同等以上の施工性能を有することが明らかになった.
- (キーワード)
- タンピング試験 / 加振ボックス充塡試験 / 間隙通過速度 / 非鉄スラグ細骨材
衝撃弾性波法を用いた伝達関数の算出とその適用に関する検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.37, No.1, 1771-1776, 2015年.- (要約)
- 本研究では,衝撃弾性波法を用いて伝搬距離による減衰の影響を受けにくい伝達関数の算出および損傷の評価の一環として,ひび割れを有するコンクリート部材での伝達関数の算出を行った.その結果,無筋コンクリート供試体において,衝撃弾性波法より計測された波形を高速フーリエ変換して得た周波数スペクトル比の対数の傾きを利用して,伝達関数を算出できることが確認された.また,実構造物を想定した有鉄筋の壁部材においてひび割れにより伝達関数の値が減少することが示された.
- (キーワード)
- ひび割れ / 伝達関数 / 周波数スペクトル / 衝撃弾性波法 / 距離減衰
可視化手法によるボックス形充塡試験装置を充塡するフレッシュコンクリートの流動挙動に対する一考察,
コンクリート工学年次論文集, Vol.37, No.1, 1027-1032, 2015年.- (要約)
- 可視化実験手法によりボックス形充塡試験装置を充塡するフレッシュコンクリート内部の流動挙動を可視化した.また,可視化実験を反映させたフレッシュコンクリートの粒状体・流体連成解析を行い,可視化実験結果と解析結果の流動現象を比較検討し,粒状体・流体連成解析の再現性について検討した.結果として,配筋条件の違いによる可視化モデルコンクリートの充塡過程の違いが明らかとなった.また,本解析手法はフレッシュコンクリートの充塡過程を物理的に再現できる可能性があることがわかった.
- (キーワード)
- フレッシュコンクリート / 加振ボックス充塡試験 / 可視化 / 粒状体・流体連成解析
Study on Vibration Properties of Fresh Concrete with Simple Test Method,
Advanced Materials Research, Vol.1110, 267-270, 2015.- (要約)
- It has been reported that, depending on the material used, batches of concrete having the same slump value behave differently when vibrated. It is therefore to be expected that batches of concrete having the same slump value and containing the same amount of powder will have different properties depending on the material used. However, these batches of concrete are treated as concrete of the same quality since, at present, no alternative test method has yet been established as a substitute for the slump test. This study proposed new simplified experimental methods for vibration properties of fresh concrete. By using these methods, the vibration characteristics of fresh concrete containing fly ash (FA) and containing a large amount of cement were exhibited.
- (キーワード)
- Pass-ability through obstacle / Flowability / Segregation / Fresh concrete / Slump
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.4028/www.scientific.net/AMR.1110.267
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4028/www.scientific.net/AMR.1110.267
(DOI: 10.4028/www.scientific.net/AMR.1110.267) 橋本 紳一郎, 江本 幸雄, 渡邉 健, 橋本 親典 :
配管及び計測条件がコンクリートの簡易圧送性評価に与える影響,
セメント·コンクリート論文集, Vol.68, No.1, 268-274, 2015年.- (要約)
- 本研究では実機の試験圧送でベント管の角度や数と配管径の異なる2 種類の配管条件が,配管に加速度センサーを取り付けて行うコンクリートの簡易圧送性評価に与える影響を検討した.その結果,配管径の大きさに関係なく,コンクリート中の骨材と管壁の摩擦,衝突によって生じる振動の周波数は1,000∼1,500Hz 付近に確認できること,ベント管の角度の大きさに関係なく,振幅のピーク値はポンプ車に一番近い位置のベント管で高くなることを示した.また,ポンプ車に近い位置のベント管とその先の水平管で計測した結果より,加速度の値の乱れや振幅のピーク値の大きさから圧送性の違いを評価できることを示した.
- (キーワード)
- 圧送性 / 閉塞 / 加速度 (acceleration) / 振幅 (amplitude) / 周波数特性 (frequency characteristics) / ポンプ油圧の変動係数
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.14250/cement.68.268
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204829293824
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.14250/cement.68.268
(DOI: 10.14250/cement.68.268, CiNii: 1390001204829293824) Takeshi Watanabe and Chikanori Hashimoto :
EVALUATION OF SHRINKAGE AND CRACKING IN CONCRETE OF RING TEST BY ACOUSTIC EMISSION METHOD,
Modern Physics Letters. B, Vol.29, No.6 & 7, 1540033-1-1540033-5, 2015.- (要約)
- Drying shrinkage of concrete is one of the typical problems related to reduce durability and defilation of concrete structures. Lime stone, expansive additive and low-heat Portland cement are used to reduce drying shrinkage in Japan. Drying shrinkage is commonly evaluated by methods of measurement for length change of mortar and concrete. In these methods, there is detected strain due to drying shrinkage of free body, although visible cracking does not occur. In this study, the ring test was employed to detect strain and age cracking of concrete. The acoustic emission (AE) method was adopted to detect micro cracking due to shrinkage. It was recognized that in concrete using lime stone, expansive additive and low-heat Portland cement are effective to decrease drying shrinkage and visible cracking. Micro cracking due to shrinkage of this concrete was detected and evaluated by the AE method.
- (キーワード)
- Drying shrinkage / Ring test / Acoustic emission method
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S0217984915400333
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84928413199
(DOI: 10.1142/S0217984915400333, Elsevier: Scopus) 渡邉 健, 深瀬 晶之, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
リング試験におけるコンクリート乾燥収縮のアコースティックエミッション法による評価,
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレードシンポジウム論文報告集, Vol.14, 95-100, 2014年.- (キーワード)
- AE法 / リング試験 / 乾燥収縮 / 石灰石 / 膨張材
EVALUATION OF CORROSION-INDUCED CRACK AND REBAR CORROSION BY ULTRASONIC TESTING,
Construction and Building Materials, 197-201, 2014.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.conbuildmat.2014.05.013
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84903221873
(DOI: 10.1016/j.conbuildmat.2014.05.013, Elsevier: Scopus) 細木 良成, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
AE法による曲げ試験下でのFAコンクリートの自己治癒性能の検証,
コンクリート工学年次論文集, Vol.36, No.1, 1636-1641, 2014年.- (要約)
- 近年,新設の構造物では高耐久性が求められる中で,自己治癒コンクリートが注目されている.また,混和剤としてフライアッシュを混入することで,長期的なポゾラン反応によりコンクリートの自己治癒性能向上が期待されている.本研究ではスリットを設けた角柱の曲げ試験によるひび割れの導入とその治癒および治癒後の破壊挙動をAE法により評価することにより,治癒後の性状評価を試みた.AE法による計測の結果,b値や2次元位置評定から自己治癒の効果を示すことができた.また,フライアッシュを混和することによる自己治癒性能の変化を定性的ではあるが捉えることができた.
- (キーワード)
- AE法 / フライアッシュ / 自己治癒 / 曲げ試験
粒状体・流体連成解析によるフレッシュコンクリートの充塡評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.36, No.1, 1384-1389, 2014年.- (要約)
- 近年,各種混和剤(材)の使用により,同一スランプであっても流動特性が大きく異なるフレッシュコンクリートが存在する.既往の研究において3次元流動解析技術の1つである粒状体・流体連成解析手法を用いることで複合材料としてのフレッシュコンクリートの流動性状を表現できる可能性が示唆された.本研究では加振ボックス充塡試験を対象として,粒状体・流体連成解析の解析値と実験値を比較することでその有用性について検討した.両者を比較した結果として,各種パラメータを考慮することで加振ボックス充塡試験を模擬できる可能性があることがわかった.
- (キーワード)
- 粒状体・流体連成解析 / フレッシュコンクリート / 加振ボックス充塡試験
実機における振動加速度計を用いたコンクリートの圧送性評価手法の検討, --- 第Ⅲ編 シンポジウム論文集 ---,
コンクリート技術シリーズ, No.102, 49-54, 2013年. 原 勝哉, 三木 佑介, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
3 次元粒状体・流体連成解析による加振ボックス充塡試験と模擬試験体を充塡するフレッシュコンクリートの流動に対する一考察, --- 第Ⅲ編 シンポジウム論文集 ---,
コンクリート技術シリーズ, No.102, 41-48, 2013年. 三木 佑介, 原 勝哉, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
施工性能が良好でないコンクリートの施工性改善を目的としたFA 種別が間隙通過速度に与える影響について, --- 第Ⅲ編 シンポジウム論文集 ---,
コンクリート技術シリーズ, No.102, 29-34, 2013年. 稲葉 諒, 三木 佑介, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
加振ボックス充塡試験を用いた舗装コンクリートの振動充塡性の定量的評価に関する検討, --- 第Ⅲ編 シンポジウム論文集 ---,
コンクリート技術シリーズ, No.102, 17-22, 2013年. 橋本 親典, 青井 洋視, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
フライアッシュモルタルの早期強度発現に影響を及ぼす再生細骨材に関する実験的検討,
セメント·コンクリート研究討論会論文報告集(論文), Vol.40, 15-20, 2013年. 高橋 篤史, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
温度上昇抑制効果能力をコンクリートに付与するモルタルの実用化,
材料, Vol.62, No.8, 473-478, 2013年.- (要約)
- Recently it has been pointed out that the phenomenon of ``a heat island'' as one of the social problem in Japan. The author et al. developed a special mortar that suppresses radiation during the nighttime by improving water-holding capability using the activated alumina. Activated Alumina is manufactured from aluminum hydroxide by de-hydroxylating it in a way that produces a highly porous material. It is made of aluminum oxide (alumina; Al2O3). It has a very high surface-area-to-weight ratio. In the research, three sorts of experiments were carried out. Firstly we carried out the outdoor full-scale test having the real house using the mortar roof with activated alumina and white mortar roof without activated alumina. These mortars were made of white Portland cement. Secondly we carried out the laboratory test having halogen lights in order to explain the relationship between the evaporation heat and received heat of specimen. Finally we measured the pore size distribution in order to prove the porous body of mortar with activated alumina. As a result, it was considered that the special mortar mixing the activated alumina was able to suppress the temperature rise.
- (キーワード)
- ヒートアイランド (heat island) / 吸収水 / コンクリート (concrete) / 活性アルミナ / 気化熱 / 細孔径分布
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2472/jsms.62.473
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282680420971776
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84883150707
(DOI: 10.2472/jsms.62.473, CiNii: 1390282680420971776, Elsevier: Scopus) 深瀬 晶之, 渡邉 健, 平岡 良彦, 橋本 親典 :
乾燥収縮によるひび割れ抑制対策としての遮光・散水の効果の検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.35, No.1, 475-480, 2013年.- (キーワード)
- 乾燥収縮 / ひび割れ / 遮光 / 散水 / 屋外曝露試験 / リング供試体
振動加速度計を用いたコンクリートの圧送性簡易評価手法の検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.35, No.1, 1201-1206, 2013年.- (キーワード)
- 圧送性 / 閉塞 / 加速度 / 振幅 / 周波数 / ポンプ主油圧の変動係数
鉄筋コンクリート内を伝播する超音波を用いた鉄筋腐食の評価に関する検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.35, No.1, 1879-1884, 2013年.- (キーワード)
- 超音波 / 電食 / 伝播速度 / 振幅 / 伝播距離 / 鉄筋腐食 / ひび割れ
衝撃弾性波法(表面波法)を用いたコンクリートの表面ひび割れの評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.35, No.1, 1867-1872, 2013年.- (キーワード)
- 衝撃弾性波 / 減衰 / レイリ―波(R 波) / AEセンサ / 加速度センサ / ひび割れ
AE 法を用いたフライアッシュコンクリートの自己修復性の評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.35, No.1, 1387-1392, 2013年.- (キーワード)
- AE法 / フライアッシュ / 自己治癒 / くり返し載荷
廃石膏ボード微粉末,製紙スラッジ焼却灰,フライアッシュ及び再生骨材微粉末を用いたセメント系固化材の開発,
コンクリート工学年次論文集, Vol.35, No.1, 1549-1554, 2013年.- (キーワード)
- 廃石膏ボード / スラッジ焼却灰 / 再生骨材微粉末 / フライアッシュ / 土質改良固化材
活性アルミナ粉末を混入したポーラスモルタルおよびポーラスペーストの温度上昇抑制機構,
コンクリート工学年次論文集, Vol.35, No.1, 1417-1422, 2013年.- (キーワード)
- 保水性建材 / 活性アルミナ粉末 / 温度上昇抑制 / ヒートアイランド現象
廃品コンクリートポールを原コンクリートとする全量再生骨材Lを用いたFAコンクリートの高強度化に関する実験的研究,
セメント·コンクリート研究討論会論文報告集(論文), Vol.39, 49-54, 2012年. 三木 佑介, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
加振ボックス充塡試験による高密度配筋部位に充填されるコンクリートの品質,
プレストコンクリートの発展に関するシンポジウム論文集, Vol.21, 221-226, 2012年.- (要約)
- 本研究では,高密度配筋部位が多いPC構造物を想定し,より簡単に鉄筋通過という履歴を受けたコンクリートの品質評価を行う試験方法として,この加振ボックス充塡試験方法で得られる鉄筋障害通過後のコンクリートを採取し,硬化後のコンクリートの圧縮強度と見掛けの密度について検討した.また,振動条件として,流動障害R1の鉄筋あき35mmとし,バイブレータと鉄筋の距離(加振距離)を変化させ,A室の中心にバイブレータを挿入し加振する標準加振と流動障害近傍で加振する近傍加振の違いが間隙通過性に与える影響について検討した.
- (キーワード)
- 施工性能 / 充填性試験 / 内部振動機 / 強度 / 見かけの密度
低吸水率細骨材の混合使用によるコンクリートの乾燥収縮抑制対策に関する一考察,
コンクリート工学年次論文集, Vol.34, No.1, 406-411, 2012年. 弓場上 有沙, 高橋 篤史, 橋本 親典, 渡邉 健 :
活性アルミナ粉末混入モルタルの温度上昇抑制に対する実証実験と耐久性の検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.34, No.1, 1480-1485, 2012年. Noritsugu Yamaji, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Keisuke ISHIMARU :
ESTIMATION OF DEFORMABILITY OF FRESH CONCRETE MIXED WITH FLY ASH FLOWING THROUGH TAPERED PIPE USING PUMPING TESTER,
International Journal of Modern Physics B, Vol.25, No.31, 4299-4302, 2011.- (要約)
- In study, we quantitatively evaluate and compare high-viscosity concrete with type fourth fly ash and normal concrete. We estimate the deformability of fresh concrete using a pumping tester and investigate the pumpability of concrete. In this study, the range of stable pumping is evaluated by having the average pump oil pressure and the coefficient of variation of the oil pressure. At an average pump oil pressure of less than 0.50 MPa and coefficient of variation of less than 15 %, the range of steady pumping of fly ash concrete and normal concrete are different. Concrete with type fourth fly ash significantly decreases the coefficient of variation of the oil pressure and prevents the stoppage of fresh concrete flowing in pipe.
- (キーワード)
- Type fourth fly ash / Deformability / Tapered pipe / Pump oil pressure / Coefficient of variation
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S0217979211066817
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84855238662
(DOI: 10.1142/S0217979211066817, Elsevier: Scopus) Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto and Keisuke ISHIMARU :
EVALUATION OF SELF HEALING EFFECT IN FLY-ASH CONCRETE BY ULTRASONIC TEST METHOD,
International Journal of Modern Physics B, Vol.25, No.31, 4307-4310, 2011.- (要約)
- Self-healing effect is widely known in concrete. It was reported that concrete with fly ash has self healing effect against freezing and thawing damage. Fly ash is one of the popular admixtures as a waste material from coal fired power plant. In this study, main purpose is to evaluate self healing effect of fly ash concrete by ultrasonic test method. In experiment, fly ash replaced 5 and 15 % of unit sand content. To damage fly ash concrete specimens, one of the freezing and thawing test produced by our laboratory were performed. After the test, the fly-ash concrete specimens are cured by water and performed ultrasonic test. In the ultrasonic test, wave forms are detected and wave velocity and ratio of relative dynamic modulus of elasticity are calculated. It is widely known that wave velocity of damaged concrete is slower than sound concrete and dynamic modulus is used for evaluate of damage. As a result, it is recognized that these fly-ash concrete specimens has self healing effect. In addition, in order to investigate curing effect of concrete against freezing and thawing damage, ultrasonic test method is powerful method of nondestructive test.
- (キーワード)
- Self healing / Fly ash / Ultrasonic test method / Relative dynamic modulus of elasticity
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S0217979211066830
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84855214606
(DOI: 10.1142/S0217979211066830, Elsevier: Scopus) 進藤 拓未, 渡邉 健, 橋本 親典, 井上 裕史 :
表面気泡抜き取り装置の使用条件と中性化抑制効果の関係,
コンクリート工学年次論文集, Vol.33, No.1, 1355-1360, 2011年. 藤原 悠貴, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
超音波法によるフライアッシュ外割混和コンクリートの凍結融解作用に対する自律治癒効果の評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.33, No.1, 1433-1438, 2011年. 坂本 健, 高橋 篤史, 橋本 親典, 渡邉 健 :
活性アルミナ粉末混入モルタルの温度上昇抑制効果の検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.33, No.1, 1949-1954, 2011年. 弓場上 有沙, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
再生骨材コンクリートによるJIS の凍結融解試験方法(A 法)と液化窒素を用いた簡易急速凍結融解試験方法の比較,
コンクリート工学年次論文集, Vol.33, No.1, 941-946, 2011年. 岸上 裕哉, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
タンピング試験による変形性と加振ボックス充てん試験による間隙通過性の相互関係に関する実験的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.33, No.1, 1247-1252, 2011年. 井上 裕貴, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
骨材の吸水率がコンクリートの乾燥収縮特性に与える影響に関する実験的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.33, No.1, 473-478, 2011年. Takeshi Watanabe, Motoyasu Hosomi, Kunihiro Yuno and Chikanori Hashimoto :
Quality evaluation of shotcrete by acoustic emission,
Construction and Building Materials, Vol.24, No.12, 2358-2362, 2010.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.conbuildmat.2010.05.007
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-78049293666
(DOI: 10.1016/j.conbuildmat.2010.05.007, Elsevier: Scopus) 進藤 義勝, 宗金 昌典, 上田 隆雄, 渡邉 健 :
フライアッシュコンクリートの自己治癒効果に関する検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.32, No.1, 137-142, 2010年. 大野 誠徳, 渡邉 健, 横手 晋一郎, 石井 光裕 :
高炉セメントを用いたコンクリートの施工初期に発生するひび割れに対するフライアッシュの効果に関する実験的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.32, No.1, 209-211, 2010年. Motoaki Yoshida, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Hiroyuki Mizuguchi :
ESTIMATION OF MIXING EFFICIENCY OF MODEL CONCRETE MIXED IN BI-AXIAL FORCED-MIXING TYPE MIXER BY THE FLUCTUATION OF PRESSURE MEASURED ON THE BLADE,
International Journal of Modern Physics B, Vol.24, No.15n16, 2496-2501, 2010.- (要約)
- The concrete mixer possesses the basic performance "mixing efficiency", and is one of the most important construction machines on the step that manufactures concrete. The bi-axial forced-mixing type of the mixer is high and the mixing efficiency is the highest. The flow patterns of this type mixer are divided into two: the locally crossing flow and the globally circulating flow. The globally circulating flow uniformly mixes fine particle materials that differ greatly the grain size turned on and are various and cement active. The locally crossing flow contributes to "Knead" to improve the contact frequency of the cement particle and water. In the research, concrete was assumed to be a viscous model of one phase system for the model mixer of two types with different area of the locally crossing flow, the mixing efficiency curve of the model concrete of the high viscosity and the low viscosity was a process of becoming uniform with the axial rotation, and quantification was attempted. The second research tried the quantification of the crossing flow around the blade generated when two circulating flows crossed by the pressure fluctuation of the pressure sensor installed in the surface of the blade of the mixer was attempted, and the magnitude of the crossing Flow generated in the model mixer of two types and the correlation of the mixing efficiency curve were considered.
- (キーワード)
- Mixing efficiency / Vessel shape / Bi-axial forced-mixing type mixer / Model concrete / Blade / Fluctuation
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S0217979210065155
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-77956045232
(DOI: 10.1142/S0217979210065155, Elsevier: Scopus) 高橋 篤史, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
温度上昇抑制能力をコンクリートに付与するモルタルの開発,
コンクリート工学年次論文集, Vol.32, No.1, 1829-1834, 2010年. 牛尾 仁, 本田 陵二, 渡邉 健, 橋本 親典 :
振動付与練混による強度改善に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.32, No.1, 1319-1324, 2010年. 千賀 年浩, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
混和材置換によるフレッシュコンクリートの振動充てん性に関する定量的評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.32, No.1, 1187-1192, 2010年. 木村 耕蔵, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康 :
超音波法による断面修復した鉄筋コンクリートの欠陥検出および鉄筋の影響に関する検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.31, No.1, 2149-2154, 2009年. 御領園 悠司, 渡邉 健, 橋本 親典, 伊藤 祐二 :
高強度および超高強度コンクリートを対象とした二次製品用コンクリートの振動充填性に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.31, No.1, 1657-1662, 2009年. 渡辺 遼太, 渡邉 健, 橋本 親典, 井上 裕史 :
表面気泡抜き取り装置を用いたかぶりコンクリートの締固め効果に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.31, No.1, 1651-1656, 2009年. 岡野 智久, 山地 功二, 橋本 親典, 渡邉 健 :
10年曝露したFAⅢ種コンクリートのコア供試体の強度特性及び中性化性状,
コンクリート工学年次論文集, Vol.31, No.1, 433-438, 2009年. 吉田 元昭, 橋本 親典, 渡邉 健, 水口 裕之 :
2軸強制練りミキサのブレード形状が超高強度コンクリートの練混ぜ時間の短縮化に与える影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.31, No.1, 1639-1644, 2009年.- (要約)
- 超高強度コンクリートの練混ぜ時間の短縮化を図るためには,練混ぜ初期における粗骨材粒子の分散を高め,粗骨材粒子群の回転・衝突による練混ぜ効果を向上させることが重要である.全体循環流動が卓越するパドル角度45度のブレードに連続性を有する局部交錯流動の重要な要素であるせん断流を活発化させた2軸強制練りミキサを考案し,練混ぜ初期の練混ぜ性能の高性能化を可視化実験により定量的に評価した.さらに,ブレードの連続性による練混ぜ時間の短縮化を実機ミキサによる練混ぜ性能試験により検証した.
振動充てん時間を用いたフライアッシュコンクリートの施工性能の評価に関する基礎的研究,
セメント·コンクリート研究討論会論文報告集(論文), Vol.35, 19-24, 2008年. 江口 正晃, Nhar Heng, 渡邉 健, 橋本 親典 :
骨材全量を再生細・粗骨材Lを用いたコンクリートの硬化性状に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.30, No.2, 385-390, 2008年.- (要約)
- 低度処理再生骨材を全量用いたコンクリートは,再生骨材の表面に付着する微粉末や旧セメントペーストの残分の影響のため,コンクリート強度,凍結融解抵抗性や乾燥収縮特性が著しく低下する.本研究は,低度処理再生細・粗骨材を全量用いた再生骨材コンクリートの強度と耐久性向上を図るために,低水セメント比の配合条件を実験的に検討した.また,振動付与練混ぜ工法による低度処理再生骨材コンクリートの品質向上を検討した.その結果,単位水量を155kg/m^3以下,水セメント比を30%未満にすることにより,普通骨材コンクリートと同等の強度と耐久性を確保することができることが明らかになった.
- (キーワード)
- 細骨材 / 再生 骨材 / 低度 処理 / 振動 付与 ミキサ / 軽量 骨材 / 吸水率 / 微細 構造
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1524232505917627392
(CiNii: 1524232505917627392) 宮地 孝徳, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康 :
超音波波法による断面修復箇所での欠陥検出に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.30, No.2, 721-726, 2008年.- (キーワード)
- 断面修復 / 超音波法 / 反射 / 振幅 / 欠陥
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1010282257462484353
(CiNii: 1010282257462484353) 西岡 啓介, 渡邉 健, 伊達 重之, 橋本 親典 :
衝撃弾性波法を用いた鋼-コンクリート合成構造の鋼板下面の空隙の検出,
コンクリート工学年次論文集, Vol.30, No.2, 715-720, 2008年.- (要約)
- 鋼-コンクリート合成構造において,鋼板とコンクリート界面における空隙が問題となっている.そこで,本研究ではモデル供試体を用いて衝撃弾性波法により銅板とコンクリート界面の空隙の検出実験を行った.本実験では,既知の空隙部と健全部において計測波形の特徴について比較検討した後,その結果を基にして各供試体に設置した空隙の検出実験を行った.その結果,入力と出力の振幅値の比などの波形パラメータを用いることで,空隙の検出が可能であることが明らかとなった.
- (キーワード)
- 鋼-コンクリート 合成 構造 / 衝撃 弾性波法 / たわみ 共振
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1522262181077198336
(CiNii: 1522262181077198336) 野上 茜, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康 :
インパクトエコー法を用いたプラスチックシース管内部のPCグラウト充てん度評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.30, No.2, 685-690, 2008年.- (要約)
- PCコンクリートにおけるインパクトエコー法を用いた充てん度評価において,プラスチックシース管では,内部空隙の検出が困難であることが指摘されている.そこで本研究では,プラスチック板およびプラスチックシース管を埋設したコンクリート供試体を作製し,プラスチックの厚さおよびグラウトの凝結過程が内部空隙を検出する際の周波数スペクトルにどのように影響するか実験的に検討を行なった.その結果,プラスチックの厚さが薄い場合は充てん度を評価することが可能であるが,厚い場合にはグラウト充てんによる周波数スペクトルの変化が非常に小さく,評価が困難であることが示された.
- (キーワード)
- インパクト エコー法 / 周波数 スペクトル / 非破壊 検査 / シース菅 / グラウト
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521136281172278016
(CiNii: 1521136281172278016) 御領園 悠司, 渡邉 健, 橋本 親典, 高橋 克則 :
変形性評価試験による鉄鋼スラグ水和固化体の圧送性に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.30, No.2, 241-246, 2008年.- (要約)
- 製鉄の際に生じる副産物である鉄銅スラグを結合材および骨材の代替として用いた水和固化体の変形性評価試験を実施し,ウェットスクリーニングしたモルタルの見かけのレオロジー定数ならびに実ポンプ圧送試験による圧力損失と比較した.その結果,変形性評価試験で求められる平均ポンプ油圧とモルタルの降伏値には強い相関性があり,平均ポンプ油圧から換算した圧力損失と実際ポンプ圧送の圧力損失にも相関性があり,変形性評価試験の結果からポンプ圧送時の圧力損失を推定する可能性を見出すことができた.
- (キーワード)
- 鉄鋼 スラグ / 変形性 評価 試験 / ポンプ 圧送 / テーパ菅 / レオロジー 定数 / 圧力 損失
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1522543656051910656
(CiNii: 1522543656051910656) 福嶋 慎吾, 吉田 元昭, 渡邉 健, 橋本 親典 :
固液2相系コンクリートモデルによる2軸強制練りミキサ内のブレード表面に発生するせん断流の定量化,
コンクリート工学年次論文集, Vol.30, No.2, 199-204, 2008年.- (要約)
- 2軸強制練りミキサの練混ぜに重要な流動は,異なる粒度の各種粉体材料を均一に混合する"全体循環流動"と,セメント粒子と水の水和反応に必要な固液界面接触を円滑にする"局部交錯流動"が存在する.本研究では,局部交錯部の領域が大きく異なる2種類のモデルミキサを用いて,高粘性と低粘性の可視化モデルコンクリートの,シャフト軸の回転に伴うミキサのブレード表面の圧力変動を計測した.2つの逆向きのらせん流動が交錯する際に発生するブレード周辺のせん断流の定量化を試み,局部交錯部の練混ぜ性能とせん断流の相関性について実験的検討を行った.
- (キーワード)
- 2軸 強制 練り ミキサ / 可視化 モデル / 局部 交錯 流動 / 圧力 センサ / せん断流
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1523106606007119232
(CiNii: 1523106606007119232) 西岡 啓介, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康 :
弾性波における入力波長と部材寸法の関係が弾性波伝播速度に及ぼす影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.29, No.2, 655-660, 2007年. 細見 素康, 渡邉 健, 伊達 重之, 橋本 親典 :
AE法を用いた分割練混ぜ工法による再生骨材コンクリートの品質評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.29, No.2, 649-654, 2007年.- (要約)
- 再生骨材コンクリートの品質を向上させるための手法として,普通コンクリートのブリーディング低減や強度増進に効果があるとされている分割練り混ぜ手法に着目した.本研究では,比較的品質の低い再生細骨材および再生粗骨材を用いたコンクリートを分割練混ぜ工法により作製し,分割練り混ぜによる品質向上の効果を一軸圧縮試験下におけるAE法により評価することを試みた.その結果,分割練混ぜ工法の効果として,ブリーディングが低減され,圧縮強度が上昇すること,一軸圧縮試験下における破壊に伴う微小なひび割れの進展が,一括練りに比べて大きな荷重レベルにならないと生じないことが明らかとなった.
- (キーワード)
- AE法 / 再生骨材 / 分割練混ぜ工法 / ブリーディング
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1522543656058159616
(CiNii: 1522543656058159616) 藤垣 博敏, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康 :
グラウトの硬化過程がインパクトエコー法による充填評価に与える影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.29, No.2, 637-642, 2007年.- (要約)
- インパクトエコー法による内部欠陥の検出に関して,充填材を充填後の評価において,凝結硬化過程での評価に与える影響は明確にされていない.そこで本研究では空隙を設けたコンクリート供試体を使用し,空隙にグラウト充填直後から計測をおこない,周波数スペクトルの経時変化を調べた.その結果,充填直後から凝結硬化が進むにつれて,空隙によるピークの振幅が減少していくことが確認された.そしてグラウト硬化後は,グラウト部より奥の境界からの反射によるピークが見られた.また,グラウトの充填が不完全な場合は,空隙によるピークと,グラウト部より奥の境界面でのピークが見られた.
- (キーワード)
- インパクトエコー法 / 周波数スペクトル / グラウト / 非破壊検査
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521699231123932800
(CiNii: 1521699231123932800) 小野寺 誠司, 吉田 元昭, 橋本 親典, 渡邉 健 :
振動付与2軸強制練りミキサを用いた高強度コンクリートのフレッシュ性状に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.29, No.2, 61-66, 2007年.- (要約)
- 練混ぜ性能の向上を目的とし実用的に改良した振動付与2軸強制練りミキサを用い,振動部位,練混ぜ時間,セメントの種類,水セメント比を変化させ高強度コンクリートのフレッシュ性状および硬化特性への影響について実験的に検討した.その結果,振動部位の違いが高強度コンクリートの硬化特性に及ぼす影響はほとんどない.練混ぜ時間の過剰な短縮は高強度コンクリートの硬化特性に悪影響を及ぼす.普通ボルトランドセメントの場合,低水セメント比ほど振動付与によりフレッシュ性状が改善される傾向にあり,シリカフユームセメントの場合,低水セメント比ほど振動付与により圧縮強度が向上する可能性がある.
- (キーワード)
- 振動付与2軸強制練りミキサ / 負荷電力量 / スランプ / 水セメント比
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521980706099538176
(CiNii: 1521980706099538176) 橋本 親典, 吉田 元昭, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
可視化モデルを用いた2軸強制練りミキサの局部交錯流動のせん断流の定量化,
コンクリート工学年次論文集, Vol.29, No.2, 49-54, 2007年.- (キーワード)
- 2軸 強制 練り ミキサ / 可視化 モデル / 練混ぜ 性能 / 圧力 センサ / ブレード
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1010000781933689861
(CiNii: 1010000781933689861) 伊達 重之, 御領園 悠司, 渡邉 健, 橋本 親典 :
コンクリートの振動充てん性能に及ぼすフレッシュ性状の影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.29, No.2, 25-30, 2007年.- (要約)
- コンクリートの振動充てん性能に及ぼすフレッシュ性状の影響について評価した.その結果,塑性粘度が低下するにつれて振動伝搬効率が向上し,短い時間で充てんが可能となることがわかった.一方,細骨材率が小さい配合に関しては,塑性粘度が低くなると粗骨材のかみ合わせの影響によって振動充てん性能が低下することが確認された.また,同一配合のコンクリートにおいて,練混ぜ方法が異なれば振動締固め効率も異なることが確認された.
- (キーワード)
- コンクリート / 分割練混ぜ / 塑性粘度 / 振動締固め
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1524232505912734848
(CiNii: 1524232505912734848) 湯北 記代彦, 橋本 紳一郎, 橋本 親典, 渡邉 健 :
簡易凍結融解試験装置による表面緻密性の評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.29, No.1, 897-902, 2007年.- (要約)
- 筆者らは,円柱供試体および既存コンクリート構造物のかぶりコンクリートの一部をモデル化した平板供試体を対象とした液化窒素を用いた簡易な凍結融解試験方法を提案してきた.本研究では,材齢の異なる円柱供試体および平板供試体を用いて,かぶりコンクリートの表面緻密性を簡易凍結融解試験装置によって定量的に評価する可能性を検討した.その結果,供試体種別に関係なく材齢初期では,サイクル数に伴う相対動弾性係数の著しい低下が確認された.しかしながら,同一配合,特に水セメント比が大きい場合,供試体種別で耐久性指数が大きく異なり,劣化機構が異なることが明らかになった.
- (キーワード)
- 液体窒素 / 簡易凍結融解試験装置 / 相対動弾性係数 / 耐久性指数
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521980706100748160
(CiNii: 1521980706100748160) 福嶋 慎吾, 橋本 親典, Heng Nhar, 渡邉 健 :
吸水率が大きい骨材が乾燥収縮量に与える影響に関する研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.29, No.1, 645-650, 2007年.- (要約)
- PRCラーメン構造用コンクリートは通常のコンクリートと比較してより小さい乾燥収縮量が要求される.本研究では,材齢91日の乾燥収縮ひずみ700μ以下をコンクリートの要求性能の1つとしてコンクリートの配合選定を決定するために,吸水率の大きい骨材が,コンクリートの乾燥収縮量に及ぼす影響を検討した.その結果,高性能AE減水剤の使用により,単位セメント量,単位水量を抑制しても所定のスランプ,圧縮強度を満足しかつ要求された乾燥収縮量の条件を満足する配合を見出すことができた.また,膨張材や石灰石骨材を用いることでも乾燥収縮の抑制効果が認められた
- (キーワード)
- 乾燥収縮 / 自己収縮 / 膨張材 / 石灰石骨材
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520573331218541312
(CiNii: 1520573331218541312) NHAR Heng, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
化学系繊維ネット単独およびスターラップとの併用によるRC部材のせん断補強効果に関する実験的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.29, No.1, 477-489, 2007年.- (要約)
- せん断補強鉄筋の高密度配筋の抑制やせん断補強鉄筋のかぶり厚さの低減を目的とし,せん断補強鉄筋の代替材料として化学系繊維ネットに着目し,ネット周辺の網を太く編込み定着を強固にした編込み定着帯を有する新しいネット材料を開発した.ネット単独およびスターラップとの併用による補強方法をRCはり部材のせん断補強鉄筋に適用し,2点集中曲げ載荷試験を行った.その結果,ネット周辺に編込み定着帯を有するネットを2重に配置することにより,スターラップを全く使用しないでネット単独の場合においても,せん断破壊先行型のRCはりが,曲げ降伏先行型の破壊モードに転換することが明らかになった.
- (キーワード)
- 化学系繊維ネット / せん断補強 / 定着 / かぶり
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1522543656054802944
(CiNii: 1522543656054802944) 上田 隆雄, 山口 圭亮, 渡邉 健, 西畑 清華 :
ASRで劣化したコンクリート中の鉄筋とコンクリートとの付着挙動,
セメント·コンクリート論文集, No.60, 396-402, 2007年.- (要約)
- アルカリシリカ反応により劣化したコンクリート構造物の力学的性能を精度よく評価するためには,劣化が進行したコンクリート中の鉄筋とコンクリートとの付着挙動を定量的に把握する必要があるが,現状では,ASRによる劣化程度と付着挙動の関係に関するデータが不足している.そこで本研究では,ASRの進行したコンクリートからの鉄筋引抜き付着試験を実施することにより,ASRによる劣化程度が鉄筋付着挙動に与える影響を明らかにすることを目的とした.この結果,NaClを初期添加した場合には,ASRによるコンクリートの膨張率が0.1%程度までは付着強度が増加する傾向が認められたが,0.2%程度以上では,鉄筋腐食とASR膨張の複合劣化により,付着強度が低下した.
Compressive failure in concrete of recycled aggregate by acoustic emission,
Construction and Building Materials, Vol.21, No.3, 470-476, 2007.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.conbuildmat.2006.04.002
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-33845364000
(DOI: 10.1016/j.conbuildmat.2006.04.002, Elsevier: Scopus) Sayaka Nishibata, Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto and Kiyoshi Kohno :
Evaluation of fracture in concrete with recycled aggregate by acoustic emission,
International Journal of Modern Physics B, Vol.20, No.25n27, 3652-3657, 2006.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S0217979206040143
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-33751277242
(DOI: 10.1142/S0217979206040143, Elsevier: Scopus) 渡邉 健, 西畑 清華, 橋本 親典, 大津 政康 :
振動付与練混ぜにより製造した再生骨材コンクリートのAE法による品質評価,
材料, Vol.55, No.10, 917-922, 2006年.- (要約)
- It was obtained that compressive strength of concrete with low quality recycled aggregate could be improved by oscillation of mixture inserting vibrators. Therefore, to evaluate properties of cracking in recycled aggregate concrete with the oscillation, compression test in concrete of recycled aggregate is conducted, applying AE measurement. As the results, compressive strength of recycled aggregate concrete with the oscillation is increased more than 10% with comparing to the concrete mixed by non-oscillation of mixture. From relationship between ratio of cumulative AE hits and load level, it is clarified that increasing of micro-cracking in recycled aggregate concrete is observed at lower stress level than normal concrete, but cracking of recycled aggregate concrete with the oscillation is similar as normal concrete. By applying the b value and Ib-value, it is recognized that scale of macro-cracking and failure in recycled aggregate concrete is larger than normal concrete, and recycled aggregate concrete is recovered by the oscillation.
- (キーワード)
- Recycled aggregate concrete / Oscillation of mixture / Acoustic emission / compressive failure / Ib value
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2472/jsms.55.917
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205419712640
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-33846034075
(DOI: 10.2472/jsms.55.917, CiNii: 1390001205419712640, Elsevier: Scopus) 西畑 清華, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康 :
再生骨材コンクリートのAE発生特性の検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.28, No.1, 1991-1996, 2006年.- (要約)
- 再生骨材コンクリートに特徴的な破壊性状が細骨材,粗骨材でどのように生じているかを確かめるため,再生細骨材を用いたモルタル供試体,および再生細・粗骨材と川砂,砕石を組み合わせたコンクリート供試体を作製し,一軸圧縮試験下でのAE発生特性を評価した.その結果,再生骨材に起因する特徴的なAE発生は,再生細・粗骨材の両方から発生していることが分かった.また,振動付与練混ぜ工法は,再生細骨材よりも再生粗骨材に対して効果を発揮し,ひび割れの進展が抑制されていることが明らかとなった.
- (キーワード)
- AE法 / 再生骨材 / AEパラメータ / 振動付与練混ぜ工法
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1522825131027596416
(CiNii: 1522825131027596416) 野上 茜, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康 :
弾性波伝播速度の計測における波長とコンクリート部材寸法の影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.28, No.1, 1985-1990, 2006年.- (要約)
- 本研究では,部材長さの異なる角柱コンクリート供試体を用いて,様々な弾性波の入力方法により波長の異なる弾性波の伝播速度を透過法により計測し,部材寸法と入力周波数の関係およびセンサ配置の影響について実験を行った.その結果,今回行った実験の範囲では,弾性波伝播速度の計測の際に,センサの設置位置により見かけの伝播速度が影響を受けることが分かった.また,弾性波伝播方向と平行な部材長さが,波長より十分に長い場合に伝播速度が正確に計測できること,伝播方向と直交する部材断面と波長の関係については影響がほとんどないことが分かった.
- (キーワード)
- 弾性波伝播速度 / 波長 / 部材寸法 / 弾性波法 / 透過法
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1523669555958543744
(CiNii: 1523669555958543744) 橋本 紳一郎, 加地 貴, 橋本 親典, 渡邉 健 :
セメントを使用しないコンクリートの配合が即脱成型平板の性能に与える影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.28, No.1, 1589-1594, 2006年.- (要約)
- 本研究は,既往の研究により用いられているセメントを使用しない即脱成型平板(以降,ノンセメント即脱平板と称す)用の配合で4種類のフライアッシュ(以降,FAと称す)を使用して,FAの品質の影響を検討した.FAの品質によってノンセメント即脱平板の曲げ強度が全く異なる結果となった.そこで,FAの品質に影響されないノンセメント即脱平板用の最適配合を検討し,ノンセメントとセメントを使用した即脱成型平板を作製し,各種性能試験を行い比較検討した.その結果,最適配合を使用することにより,ノンセメント即脱平板は規格値を満たし,十分実用可能であることを示した.
- (キーワード)
- 即脱成型平板 / フライアッシュ / 水酸化ナトリウム水溶液 / 性能試験
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521417756146972288
(CiNii: 1521417756146972288) 福島 誉央, 石丸 啓輔, 橋本 親典, 渡邉 健 :
化学系繊維ネットを用いたRC梁のせん断抵抗に関する実験的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.27, No.2, 1645-1650, 2005年.- (要約)
- かぶりコンクリートの第三者影響度とせん断補強の高密度配筋の抑制を目的とし,魚網の材料である化学系繊維ネットをせん断補強鉄筋の代替材料としての適用性について,2点集中RC単純梁の単調曲げ載荷試験を行った.主たる実験パラメータは,せん断補強の有無と,ネットの量と種類である.6体のRC試験体による実験の結果,ネットを用いた場合,破壊モードを曲げ降伏後のせん断破壊に移行できなかったが,ひび割れ面に存在するネットの密度を高めることでひび割れ面でのせん断伝達力を保持させ大きいじん性能力を付与できた.また,伸縮性に富むネットを用いることで除荷後にひび割れ幅が閉じ変位が減少した.
- (キーワード)
- 第三者影響度 / せん断伝達 / かぶり / じん性能力
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520854806198035072
(CiNii: 1520854806198035072) 西畑 清華, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 正康 :
AE法による再生骨材を用いたコンクリートの破壊性状の評価,
コンクリート工学年次論文集, Vol.27, No.1, 1729-1734, 2005年.- (要約)
- AE(アコースティック·エミッション)法を用い,骨材の違いによるコンクリートの破壊性状とAEとの関係性を明らかにするために,低度処理再生骨材,破砕骨材,砕石の3種類を用いて供試体を作製し一軸圧縮試験下でAEの計測を行った.その結果,低度処理再生骨材と破砕骨材は,砕石を用いた一般的なコンクリートと比較すると異なるAE発生挙動が見られた.それはRA値と平均周波数の関係,および繰返し載荷においてその違いがより顕著になることが明らかになった.
- (キーワード)
- AE法 / 再生骨材 / RA値 / 平均周波数 / カイザー効果
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520573331216617728
(CiNii: 1520573331216617728) 藤垣 敏博, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 正康 :
SIBIEを用いたPCグラウトの充填評価の画像処理手法に関する検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.27, No.1, 1705-1710, 2005年.- (要約)
- PC構造物におけるグラウトの充填評価を非破壊試験にて行う研究は様々である.その中のひとつに,インパクトエコー法を利用した画像処理手法SIBIEがある.この方法は,既往の研究によって有効性が示されているが,空隙以外の影響により,空隙が明確でない場合もあり,より明確に取り出すためにはさらに検討が必要である.本研究では,周波数スペクトルを2乗することで特徴的なピーク周波数を取り出すことを提案し,実験と解析の両面から試みた.その結果,空隙の影響をより明確に取り出せる可能性があることが判った.
- (キーワード)
- インパクトエコー法 / SIBIE / PCグラウト / 境界要素法
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521980706098140800
(CiNii: 1521980706098140800) 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 正康, 水口 裕之 :
インパクトエコー法における鉄筋の影響に関する考察,
コンクリート工学年次論文集, Vol.27, No.1, 1699-1704, 2005年.- (要約)
- インパクトエコー法における鉄筋の影響を検討するため,鉄筋コンクリート供試体を作製し,実験的検討を行った.その結果,鉄筋を1本配筋した供試体を用いて,鉄筋による共振周波数を検出し,その特徴について評価することができた.格子状に鉄筋を配筋した鉄筋コンクリート供試体により,密に配筋されている場合には,内部空隙により生じる共振周波数を検出することが困難となり,鉄筋上での計測ではその影響がより顕著となる可能性が示された.
- (キーワード)
- インパクトエコー法 / 共振周波数 / 周波数スペクトル / 鉄筋 / 弾性波
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1523951030940802304
(CiNii: 1523951030940802304) 藤戸 幹大, 橋本 親典, 渡邉 健, 上田 隆雄 :
水平棒材の配列が落下型連続ミキサの練混ぜ性能に与える影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.27, No.1, 1177-1182, 2005年.- (要約)
- 最近,種々の形状の材料落下型連続ミキサが開発されている.本研究では,複数の水平棒材のみで構成した円筒形鋼管の落下型連続ミキサの練混ぜ性能に着目し,水平棒材の配列パターンが練混ぜに与える影響ついて,可視化実験手法を適用して実験的に検討した.その結果,らせん状の配列よりも十字型に配列した水平棒材を有する落下型連続ミキサの方が,粗骨材濃度が大きい配合になるに従い,練混ぜ性能が良好になる.水平棒材を十字型に配列した落下型連続ミキサは,粗骨材粒子群が鉛直下向きの落下より水平奥行き方向の移動が多くなり滞留時間が長くなり,練混ぜ性能が向上することが明らかになった.
- (キーワード)
- 材料落下型連続ミキサ / 練混ぜ性能 / 洗い分析試験 / 可視化実験 / 粗骨材濃度
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1523388080982452864
(CiNii: 1523388080982452864) 橋本 紳一郎, 橋本 親典, 渡邉 健, 上田 隆雄 :
液体窒素を用いたコンクリートの簡易的凍結融解試験の提案,
コンクリート工学年次論文集, Vol.27, No.1, 757-762, 2005年.- (要約)
- 一般にJIS規格の「コンクリートの凍結融解試験」は,その試験に多大な労力と時間がかかる.本研究では,液体窒素を用いた簡易的凍結融解試験を新しく提案し,その可能性について検討した.その結果,液体窒素を用いることにより,JIS規格試験と劣化のメカニズムは異なるが,表層部の劣化を短いサイクル数で確認できた.また,現場での測定可能な持ち運びのできる液体窒素を用いた簡易試験装置を試作し,超音波伝播時間による定量的評価により,その試験方法の有効性を検討した.その結果,簡易試験装置により,コンクリートの種類による相対動弾性係数の変化を確認でき,その有効性を十分示すことができた.
- (キーワード)
- 液体窒素 / 超音波伝播速度 / 相対動弾性係数 / 簡易的凍結融解試験装置
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1523951030940752896
(CiNii: 1523951030940752896) 長尾 敏之, 平塚 和男, 橋本 親典, 渡邉 健 :
即脱成型平板のエフロレッセンスの定量化に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.27, No.1, 235-240, 2005年.- (要約)
- 本研究では,Ⅱ種フライアッシュ,高炉スラグ微粉末および火力発電所の脱硫石こうである二水石こうからなる粉体をセメントに置き換えて製造したノンセメント即脱成型平板のエフロレッセンスの発生量を明らかにするため,エフロレッセンスの促進環境下に置いた供試体の発生率から定量的に評価した.その結果,全てのエフロレッセンスと不溶性のエフロレッセンスの発生量を測定することにより,可溶性と不溶性のエフロレッセンスを分離して評価することが可能である.ノンセメント即脱成型平板は,通常のセメント即脱成型平板に比べ,不溶性エフロレッセンスの発生量が少ないこと等が明らかになった.
- (キーワード)
- エフロレッセンス / 即脱成型平板 / フライアッシュ / 高炉スラグ微粉末
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521980706100000000
(CiNii: 1521980706100000000) NHAR HENG, 橋本 親典, 渡邉 健, 上田 隆雄 :
振動付与練混ぜ工法が低度処理再生骨材コンクリートの品質に与える影響,
セメント·コンクリート論文集, Vol.58, 525-532, 2005年.- (要約)
- コンクリート塊を粉砕·分級したのみの低度処理再生細·粗骨材を用いたコンクリートの品質向上を目的とし,振動付与練混ぜ工法による圧縮強度増進の可能性を実験的に検討した.その結果,60秒間の振動付与によって,骨材界面の品質が改善され,材齢91日までの圧縮強度が20%以上増加した.一方,加熱すりもみ法(高度処理)再生細·粗骨材や川砂·砕石を用いた場合は,振動付与の効果は認められなかった.また,液化窒素ガスによる簡易急速凍結融解試験では,低度処理再生骨材を用いたコンクリートに対する振動付与の効果は認められず,高度処理再生骨材や普通骨材の場合と比較して,約半分の繰返し回数で相対動弾性係数が60%以下に低下した.
フライアッシュⅣ種混入コンクリートを用いたRCスラブの沈下ひび割れ特性に関する検討,
土木学会論文集(-2005), Vol.767, No.64, 131-141, 2004年.- (要約)
- フレッシュコンクリートの初期欠陥の1つとして,鉄筋コンクリートの沈下ひび割れがある.沈下ひび割れはタンピングによって修復可能であるが,打込み部位によっては,必ずしもタンピングが実施できない.特に,打込み時期が夏期や冬期では作業条件が厳しい.本研究では,夏期および冬期の打込み時期,かぶり,セメントの種類が,RCスラブ上面に発生する沈下ひび割れの幅や深さについて検討した.その結果,フライアッシュⅣ種混入コンクリートは,普通コンクリートよりも打込み直後の伸び能力が改善されることによって,沈下ひび割れの発生確率が小さくなることが明らかになった.
2軸強制練りミキサの容器形状が練混ぜ性能に与える影響,
コンクリート工学年次論文集, Vol.26, No.1, 1389-1394, 2004年.- (要約)
- 生コン工場で高機能コンクリートや産業副産物のコンクリート材料への有効利用により,粉体量の多い材料の練混ぜが行われるため,ミキサの高性能化に対する要求が高まってきた.2 軸強制錬りミキサの練混ぜ性能を向上するには,容器全体に材料が循環する全体循環流動と,ブレード先端で発生する局部交錯流動を活発にさせることが重要である.本研究では,2 種類の容器形状が練混ぜ性能に与える影響について可視化実験により定量的に評価した.その結果,浅底でブレード枚数が多い容器形状の方が,粉体量の多いコンクリートの練混ぜに適していることが明らかになった.
- (キーワード)
- 可視化実験 / 混合度
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1521136281170417152
(CiNii: 1521136281170417152) 粟田 工, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
現場循環圧送によるフレッシュコンクリートのポンプ圧送性能評価に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.26, No.1, 1371-1376, 2004年.- (要約)
- 脈動による分離抵抗性を含むコンクリートのポンプ圧送性能を事前に評価する試験方法の確立を目的として,普通コンクリートとフライアッシュ混入コンクリートを用いて,順調圧送から閉塞までの圧送状況を再現できる現場循環方式による圧送試験を行った.直管,ベント管およびテーパ管の前後の管内圧力差から圧力損失を求め,乱れ特性を統計的指標により評価した.その結果,循環式配管系で圧送されるコンクリートは,管内での衝突等により負の圧力損失が生じるような大きい圧力の変動を受けた.フライアッシュ混入コンクリートの水平管1m 当りの圧力損失は,普通コンクリートの約2 倍であることが明らかになった.
- (キーワード)
- 脈動 / 現場圧送実験 / 乱れ特性 / 圧力損失
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1523669555958850432
(CiNii: 1523669555958850432) Takeshi Watanabe, Takashi Morita, Chikanori Hashimoto and Masayasu Ohtsu :
Detecting voids in reinforced concrete slab by SIBIE,
Construction and Building Materials, Vol.18, No.3, 225-231, 2004.- (要約)
- 内部欠陥の検出における新たな評価手法として,インパクトエコー法で得られた周波数スペクトルに基づいたイメージングによる画像処理法SIBIE が開発されている.これまでは,無筋コンクリートにおける内部空隙の検出の有効性が示されているが,本研究では,鉄筋を有するコンクリート内部の空隙の検出を試み,鉄筋間隔が変わることでイメージング画像にどのような影響を及ぼすかを評価し,SIBIE の有効性を検討した.その結果,鉄筋の間隔が密になってくると,入力波が鉄筋の影響を受けてSIBIE では評価できない可能性があることが示された.
- (キーワード)
- impact-echo / frequency spectrum / scanning procedure / SIBIE / concrete slab
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.conbuildmat.2003.10.012
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-1242321073
(DOI: 10.1016/j.conbuildmat.2003.10.012, Elsevier: Scopus) 森田 貴史, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康 :
鉄筋コンクリート内部の空隙検出におけるSIBIEの有効性,
コンクリート工学年次論文集, Vol.25, No.1, 1697-1702, 2003年.- (要約)
- 内部欠陥の検出における新たな評価手法として,インパクトエコー法で得られた周波数スペクトルに基づいたイメージングによる画像処理法SIBIEが開発されている.これまでは,無筋コンクリートにおける内部空隙の検出の有効性が示されているが,本研究では,鉄筋を有するコンクリート内部の空隙の検出を試み,鉄筋間隔が変わることでイメージング画像にどのような影響を及ぼすかを評価し,SIBIEの有効性を検討した.その結果,鉄筋の間隔が密になってくると,入力波が鉄筋の影響を受けてSIBIEでは評価できない可能性があることが示された.
- (キーワード)
- インパクトエコー法 / 画像処理 / 内部空隙 / 周波数スペクトル
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520010381264202368
(CiNii: 1520010381264202368) 藤戸 幹大, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
材料落下型連続ミキサの練混ぜのモデル化,
コンクリート工学年次論文集, Vol.25, No.1, 1109-1114, 2003年.- (要約)
- 材料落下型連続ミキサでは,鉛直方向に複数連結された箱型容器内を重力によって材料を落下させることにより,材料の練混ぜが行われる.本研究では,材料の落下を進入位置と進入角度で表現し,材料が容器内壁を衝突しながら落下する過程を非完全弾性衝突としてモデル化し,箱型容器の傾斜角によるミキサ内のコンクリートの落下状態を相対経路長さの頻度分布で定量的に表現した.箱形容器内での練混ぜ過程を可視化し,画像解析によって求めた実測相対経路長さの頻度分布と比較した結果,箱形容器の傾斜角による練混ぜ性能の違いをモデル化することができた.
- (キーワード)
- 非完全弾性衝突 / 可視化実験 / 相対経路
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1522825131029728512
(CiNii: 1522825131029728512) Junichi Matsumoto, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Hiroyuki Mizuguchi :
Effects of Shape of Vertical Continuous Mixer with Gravity on Mixing Efficiency of Model Concrete,
International Journal of Modern Physics B, Vol.17, No.8&9, 1440-1445, 2003.- (要約)
- 材料落下型連続ミキサでは,複数個で構成する箱形容器内を重力によって材料を落下させることにより,材料の練混ぜが行われる.本研究では,可視化モデルコンクリートを用いて,傾斜角が60 度と45 度の箱形容器の形状が練混ぜ性能に及ぼす影響について検討した.その結果,傾斜角45 度の方が練混ぜ性能が良好であること,60 度の場合斜面部と落下部での骨材粒子群の落下速度の速度差による練混ぜ機構に対し,45 度の場合斜面部,落下部での骨材粒子群の速度と相対角度の集中と分散とによる練混ぜ機構であり,2 種類の容器形状は異なる練混ぜ機構であることが明らかになった.
- (キーワード)
- concrete / mixing / visualization technique
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S0217979203019125
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0038101455
(DOI: 10.1142/S0217979203019125, Elsevier: Scopus) Shin-ichiro Hashimoto, Kazuo Hiratsuka, Chikanori Hashimoto and Takeshi Watanabe :
A fundamental study on concrete substituted cement with industrial by products,
International Journal of Modern Physics B, Vol.17, No.8, 1434-1439, 2003.- (要約)
- Ⅱ種フライアッシュ,高炉スラグ微粉末および二水石膏からなる粉体をセメント代替とした高強度硬化体を用いたコンクリートの開発を目的として,単位水量170kg/m3,水粉体比25%で一定とし,細骨材率を変化させ,材齢91日で35N/mm2程度の圧縮強度を有するコンクリートが得られた.さらに,走査型電子顕微鏡を用いて,セメント硬化体と同様な結晶構造が存在することを確認した.また,同一火力発電所で産出日の異なるⅡ種フライアッシュを用いた場合,十分な強度を得ることができなく,硬化体の結晶構造も確認することができなかった.Ⅱ種フライアッシュの品質と硬化体の水和反応の関係を検討する必要がある.
- (キーワード)
- concrete / by-products / vibrating compaction
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S0217979203019113
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0037763861
(DOI: 10.1142/S0217979203019113, Elsevier: Scopus) Masahiro Yamakawa, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Shin-ichiro Yokote :
Study on Settlement Crack for Reinforced Concrete Structures Using the Concrete with Type IV Fly Ash,
International Journal of Modern Physics B, Vol.17, No.8&9, 1470-1475, 2003.- (要約)
- 海砂代替を目的としたフライアッシュⅣ種混入コンクリートの基礎物性の把握として鉄筋コンクリートの沈下ひび割れに着目し,フライアッシュ混入コンクリートと普通コンクリートとの沈下ひび割れの発生状況の差異について実験的に検討した.その結果,同一かぶりにおいて,フライアッシュⅣ種混入コンクリートの平均ひび割れ幅は,普通コンクリートの約半分程度まで低減することができること,コンクリートの種類に関係なく,スラブ上の沈下ひび割れはスラブ端部に生じることが明らかになった.
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S0217979203019174
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0038101476
(DOI: 10.1142/S0217979203019174, Elsevier: Scopus) 渡邉 健, 松本 純一, 橋本 親典, 吉田 幸信 :
RI水分·密度計によるコンクリートの単位水量測定に関する基礎的研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.25, No.1, 929-934, 2003年. 橋本 親典, 石丸 啓輔, 渡邉 健, 水口 裕之 :
加振BARフロー試験によるコンシステンシー評価試験方法の検討,
セメント·コンクリート論文集, No.56, 196-203, 2003年.- (要約)
- 本研究は,有スランプコンクリートの鉄筋間通過性を考慮したコンシステンシー評価指標として,加振スランプフロー試験に山本らが提案した流出障害装置を組み組み合わせた振動装置を用いた加振BARフロー試験によって求められる加速度-施工速度関係について検討した.その結果,加振BARフロー試験で求められる加速度と施工速度の間には正の相関性があり,流出障害のない加振フロー試験の加速度と施工速度の関係と同じである.加振BARフロー試験では,加振スランプフロー試験と比較して,コンクリートが平均的に円形形状に流動·変形する等が明らかになった.
非破壊検査によるフライアッシュⅣ種混入コンクリートの沈下ひび割れの定量的評価,
セメント·コンクリート論文集, Vol.56, 339-345, 2003年.- (要約)
- 本研究では,海砂代替としてフライアッシュⅣ種を混入したコンクリートの打設直後の伸び能力の評価のため,フライアッシュⅣ種を混入したコンクリートと普通コンクリートの沈下ひび割れとの発生状況の差異を非破壊検査により定量的に検討した結果を以下に示す.(1)フライアッシュⅣ種混入コンクリートの沈下ひび割れの数は,普通コンクリートに比べて減少した.(2)フライアッシュⅣ種混入コンクリートの平均ひび割れ幅は,同一かぶりにおいて,普通コンクリートの約半分に低減できることが明らかとなった.(3)沈下ひび割れの深さは,同一ひび割れ幅において,フライアッシュⅣ種混入コンクリートと普通コンクリートの差異は見られず,両コンクリートともかぶりが浅くなるほど相対的にひび割れが鉄筋近傍まで進展していることが確認された.
打込み時期がFAIII種混入コンクリートの硬化性状の経年変化に与える影響,
セメント·コンクリート研究討論会論文報告集(論文), Vol.29, 47-52, 2002年. 橋本 紳一郎, 橋本 親典, 堀井 克章, 渡邉 健 :
産業副産物をセメント代替として有効利用したコンクリートの基礎研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.24, No.1, 1401-1406, 2002年.- (要約)
- II種フライアッシュ,高炉スラグ微粉末および二水石膏からなる粉体をセメント代替とした高強度硬化体を用いたコンクリートの開発を目的として,単位水量170kg/m^3,水粉体比25%で一定とし,細骨材率を変化させ,材齢91日で35N/mm^2程度の圧縮強度を有するコンクリートが得られた.さらに,走査型電子顕微鏡を用いて,セメント硬化体と同様な結晶構造が存在することを確認した.また,同一火力発電所で産出日の異なるII種フライアッシュを用いた場合,十分な強度を得ることができなく,硬化体の結晶構造も確認することができなかった.II種フライアッシュの品質と硬化体の水和反応の関係を検討する必要がある.
- (キーワード)
- 2種フライアッシュ / 二水石膏 / 高炉スラグ微粉末 / 振動締固め / 電子顕微鏡
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1523106606009660032
(CiNii: 1523106606009660032) 山川 正泰, 橋本 親典, 渡邉 健, 横手 晋一郎 :
フライアッシュⅣ種混入コンクリートを用いた鉄筋コンクリートの沈下ひび割れに関する実験的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.24, No.1, 171-177, 2002年.- (要約)
- 海砂代替を目的としたフライアッシュIV種混入コンクリートの基礎物性の把握として鉄筋コンクリートの沈下ひび割れに着目し,フライアッシュ混入コンクリートと普通コンクリートとの沈下ひび割れの発生状況の差異について実験的に検討した.その結果,同一かぶりにおいて,フライアッシュIV種混入コンクリートの平均ひび割れ幅は,普通コンクリートの約半分程度まで低減することができること,コンクリートの種類に関係なく,スラブ上の沈下ひび割れはスラブ端部に生じることが明らかになった.
- (キーワード)
- かぶり / スラブ型枠 / タンピング
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520854806193902208
(CiNii: 1520854806193902208) 山地 功二, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
フライアッシュ混入コンクリートのポンプ圧送時の変形性に関する実験的検討,
コンクリート工学年次論文集, Vol.24, No.1, 129-134, 2002年.- (要約)
- 普通コンクリートより粘性の大きいフライアッシュIV種混人コンクリートについて変形性評価試験方法を用いて定量的に評価し,ポンプ圧送性を実験的に検討したものである.本研究では,平均ポンプ油圧および油圧の変動係数による順調圧送の判定基準の有効性について調査した結果,平均ポンプ油圧0.50MPa以下,油圧の変動係数15%以下と判断され,普通コンクリートの判断基準とは異なる.またフライアッシュIV種のコンクリートへの混入は,油圧の変動係数の低減に大幅に寄与し,管内閉塞を回避させる.
- (キーワード)
- フライアッシュ4種 / 変形性 / テーパ管 / ポンプ油圧 / 平均値 / 変動係数
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520573331217314944
(CiNii: 1520573331217314944) 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康, 一宮 桂一郎 :
インパクトエコー法に基づいたイメージング手法によるコンクリート内部空隙の検出,
コンクリート工学年次論文集, Vol.24, No.1, 1581-1586, 2002年.- (要約)
- インパクトエコー法は弾性波を利用した定量的な非破壊検査手法であり,コンクリート構造物の内部欠陥の検出への有効性が期待されている.しかし,適応時において内部欠陥の存在を明確にすることは容易ではない場合も多く,この手法の本質的な欠点となっていた.本研究では,インパクトエコー法により得られる周波数スペクトルをイメージングすることにより,調査対象の断面をビジュアル化し評価する手法SIBIE を採用した.この手法をコンクリート内部の空隙検出に適用し,その有効性と空隙検出に適したイメージング条件について検討を行った.
- (キーワード)
- 弾性波 / 周波数スペクトル / イメージング
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1523106606009648512
(CiNii: 1523106606009648512) Ohtsu Masayasu and Takeshi Watanabe :
Stack imaging of spectral amplitudes based on impact-echo for flaw detection,
NDT & E International, Vol.35, No.3, 189-196, 2002.- (キーワード)
- spectral amplitudes / impact-echo / elastodynamics / stack imaging / post-tensioning duct / CONCRETE
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/S0963-8695(01)00045-7
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1572543026609175424
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/S0963-8695(01)00045-7
(DOI: 10.1016/S0963-8695(01)00045-7, CiNii: 1572543026609175424) 渡邉 健, 渡海 雅信, 小坂 浩二, 大津 政康 :
インパクトエコー法の画像処理に関する研究,
コンクリート工学年次論文集, Vol.22, No.1, 391-396, 2000年. 渡邉 健, 大津 政康, 友田 祐一 :
インパクトエコー法によるPCグラウト充てん度評価に関する考察,
材料, Vol.48, No.8, 870-875, 1999年. 渡邉 健, 大津 政康 :
混合モードひび割れ進展の加力周波数への依存性に関する考察,
コンクリート工学年次論文報告集, Vol.21, No.2, 631-636, 1999年. 渡邉 健, 大津 政康, 友田 祐一 :
PCグラウト充てん度評価のインパクトエコー法に関する波動論的考察,
コンクリート工学年次論文報告集, Vol.20, No.1, 293-298, 1998年. 渡邉 健, 大津 政康, 坂本 健俊 :
鉄筋コンクリート柱の高周波数振動と破壊挙動の考察,
コンクリート工学年次論文報告集, Vol.19, No.2, 363-368, 1997年. - MISC
- 渡邉 健, 寺井 正実, 安井 直樹, 橋本 親典 :
表層透気性試験シリンダー法の開発と測定・評価手法の検討,
セメント·コンクリート研究討論会論文報告集(論文), Vol.47, 33-36, 2022年. 橋本 親典, 山地 功二, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
フレッシュコンクリートに伝搬される加速度を静電容量式小型加速度センサにより直接計測する手法の開発,
セメント·コンクリート研究討論会論文報告集(論文), Vol.47, 55-60, 2022年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 117705
(徳島大学機関リポジトリ: 117705) 渡邉 健, 岸 悠樹, 関川 昌之, 橋本 親典 :
シリンダーを用いた簡易透気試験手法によるコンクリート表層品質の評価手法の検討,
コンクリート技術シリーズ, Vol.124, 167-172, 2020年. 田岡 尭, 横山 卓哉, 橋本 親典, 渡邉 健 :
粉体量が電気炉酸化スラグ細骨材を混入した締固めを必要する高流動コンクリートの間隙通過性やブリーディング特性に与える影響について, --- 第Ⅴ編 シンポジウム論文集 ---,
コンクリート技術シリーズ, No.123, 41-46, 2020年.- (要約)
- 現在の電気炉酸化スラグ細骨材(以下,EFS)は,風砕スラグの製造が可能となり,球状のEFSを混和することにより,同一スランプでの単位水量の低減が可能になった.しかし,EFSは絶乾密度が3.5g/cm3程度と高密度であるため,ブリーディング量の発生が指摘されている.一方,EFSを用いた高流動コンクリートの既往の研究では,フライアッシュによるブリーディングの抑制効果があることが報告されている.本研究では,スランプフロー45±7.5cmの締固めを必要とする高流動コンクリートを対象として,フライアッシュ混入量の違いがEFSを用いた締固めを必要とする高流動コンクリートの間隙通過性やブリーディング量に及ぼす影響について実験的に検討した.
- (キーワード)
- 電気炉酸化スラグ細骨材 / 高流動コンクリート / フライアッシュ / 間隙通過性 / ボックス形容器 / ブリーディング
即時脱型コンクリートの水分浸透速度係数に与える配合要因に関する一考察,
セメント·コンクリート研究討論会論文報告集(論文), Vol.46, 81-84, 2019年. 須田 裕子, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
ポーラスコンクリートにおける細骨材の種類が力学的特性に与える影響,
セメント·コンクリート研究討論会論文報告集(論文), Vol.43, 77-80, 2016年. 渡邉 健, 内田 慎哉, 岩野 聡史, 大野 健太郎, 境 友昭, 高鍋 雅則 :
衝撃弾性波法研究委員会での活動紹介-鉄筋コンクリート構造物の非破壊試験部門-,
コンクリート構造物の非破壊検査シンポジウム論文集, Vol.5, 2015年. 鎌田 敏郎, 山田 和夫, 渡邉 健, 岩野 聡史, 内田 慎哉, 高鍋 雅則 :
NDIS2426-2:2014コンクリートの非破壊試験-弾性波法- 第2部:衝撃弾性波法の改正について,
コンクリート構造物の非破壊検査シンポジウム論文集, Vol.5, 237-240, 2015年. 渡邉 健, 山口 喜堂, 橋本 親典, 塩谷 智基 :
衝撃弾性波法を用いた劣化評価指標に関する実験的検討,
コンクリート構造物の最先端診断技術に 関するシンポジウム論文集・委員会報告, 1-6, 2015年.- (キーワード)
- 衝撃弾性波法 / 伝達関数 / 周波数スペクトル
振動加速度計を用いたコンクリートの圧送性評価,
セメント・コンクリート研究討論会論文報告集, Vol.40, 27-32, 2013年. 橋本 親典, 井上 裕貴, 渡邉 健, 香川 浩司 :
低吸水率骨材の混合使用によるコンクリートの乾燥収縮抑制効果に関する一考察,
セメント・コンクリート研究討論会論文報告集, Vol.38, 87-92, 2011年. 渡邉 健, 橋本 親典 :
表面気泡抜き取り装置を用いたコンクリート表面の締固め効果と劣化因子侵入抑制効果に関する実験的検討,
セメント・コンクリート研究討論会論文報告集, Vol.38, 103-106, 2011年. 橋本 紳一郎, 芦沢 良一, 浦野 真次, 根本 浩史, 大野 誠彦, 谷村 允, 石井 祐輔, 橋本 親典, 渡邉 健, 中村 敏之, 西脇 康二 :
コンクリートの配合設計に関する施工性能照査・検査試験方法に関する検討, --- 第Ⅱ編 シンポジウム論文集 ---,
コンクリート技術シリーズ, No.94, 29-38, 2011年. 橋本 親典, 岡野 智久, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
ボックス形充てん試験装置の鉄筋障害が振動充てん性に与える影響に関する実験的研究, --- 第Ⅱ編 シンポジウム論文集 ---,
コンクリート技術シリーズ, No.94, 17-22, 2011年. 岸上 裕哉, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
フライアッシュⅡ種とⅣ種がフレッシュコンクリートの変形性と間隙通過性に与える影響, --- 第Ⅱ編 シンポジウム論文集 ---,
コンクリート技術シリーズ, No.94, 7-12, 2011年. 渡邉 健, 橋本 親典 :
戻りコンクリートを破砕した骨材を用いたコンクリートの現場施工性および無筋コンクリートへの適用性,
セメント・コンクリート研究討論会論文報告集, Vol.37, 39-42, 2010年. 石丸 啓輔, 渡邉 健, 橋本 親典, 水口 裕之 :
振動付与練混ぜ工法が低品質再生骨材および破砕骨材を用いたコンクリートの品質に与える影響,
セメント・コンクリート研究討論会論文報告集, Vol.32, 45-48, 2005年. 橋本 紳一郎, 橋本 親典, 渡邉 健, 山地 功二 :
5年暴露したFAⅢ種コンクリートのコア供試体の強度特性及び中性化性状,
「自然環境とコンクリート性能評価に関するシンポジウム」論文集, 295-300, 2005年. 橋本 親典, 渡邉 健, 水口 裕之, 上田 隆雄 :
打込み時期がFAⅣ種混入コンクリートの沈下ひび割れ特性(幅と深さ)に及ぼす影響について,
セメント・コンクリート研究討論会論文報告集, Vol.30, 19-24, 2003年. 渡邉 健, 橋本 親典, 橋本 紳一郎, 山地 功二, 水口 裕之, 上田 隆雄 :
ポンプ圧送の脈動時の変形性を評価できる定量的指標に関する実験的検討, --- 一般投稿論文 ---,
コンクリート技術シリーズ, No.54, 23-34, 2003年.
- 総説・解説
- 渡邉 健, 安井 直樹, 橋本 親典 :
シリンダー法によるコンクリート表層透気性の測定および評価に向けた取組み,
コンクリート工学, Vol.61, No.2, 145-151, 2023年2月.- (キーワード)
- 表層透気性 / 緻密性 / 透気試験 / シリンダー法 / 非破壊試験 / 品質評価 / Air permeability of concrete cover / Density / Air permeability test / Cylinder method / Non-destructive test / Quality evaluation / ヒョウソウトウキショウ / チミツセイ / トウキシケン / シリンダーホウ / ヒハカイ シケン / ヒンシツ ヒョウカ
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520576889026735744
(CiNii: 1520576889026735744) 渡邉 健 :
コンクリート構造物の点検における評価対象別の非破壊試験③剥離および内部欠陥,
コンクリート工学, Vol.53, No.8, 715-720, 2015年8月.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.3151/coj.53.715
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.3151/coj.53.715
(DOI: 10.3151/coj.53.715) 渡邉 健, 塩谷 智基 :
弾性波周波数応答関数を利用したコンクリート部材の健全性評価,
非破壊検査, Vol.64, No.6, 242-247, 2015年6月.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520853832297521536
(CiNii: 1520853832297521536) 橋本 紳一郎, 渡邉 健, 橋本 親典, 伊達 重之 :
振動デバイスを用いたポンプ圧送性の視覚化, --- 特集/コンクリートの「見える化」/2.製造・施工における見える化 ---,
コンクリート工学, Vol.53, No.5, 422-426, 2015年5月.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.3151/coj.53.422
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204542074368
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.3151/coj.53.422
(DOI: 10.3151/coj.53.422, CiNii: 1390001204542074368) - 講演・発表
- Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Keisuke ISHIMARU :
Study on fresh concrete flowing through the deformed pipe by a concrete pump and fresh concrete mixing in bi-axial forced-mixing type mixer with help of visualization technique, --- poster presentation ---,
Program & Abstract Book of AMDP 2024 (International conference on Advanced Materials Development and Performance 2024), Tokushima, Sep. 2024.- (要約)
- This study aims to investigate the two sorts of mechanism of fresh concrete with help of visualization technique. One is the fresh concrete flowing through the deformed pipe by a concrete pump. The other is the fresh concrete mixing in bi-axial forced-mixing type mixer.The objective of first research is to investigate the deformability of fresh concrete flowing in the deformed pipes. It was defined the deformability as the resistance against blocking or unstable pumping concrete flowing through the pipe. In order to see how fresh concrete was blocked in the deformed pipes and to obtain the information about movements of mortar and coarse aggregates in concrete, a visualization technique was invented using transparent material for mortar and artificial lightweight aggregates and cokes coated with asphalt for aggregates. Although the concrete in this study was not the same as actual concrete, the static resistance against segregation in model concrete was made equivalent to that in actual concrete by controlling the specific gravity of mortar and the specific gravity of aggregate materials. In addition, the deformed pipes were made of the transparent plastic materials. Using the proposed technique, the process of blocking and the arched shape of blocked gravel were clearly observed in a tapered pipe. It was observed the difference between the stable pumping and the unstable pumping of model concrete flowing in the deformed pipes. This deformability on the state of pumping concrete flowing in deformed pipes was influenced by the volumetric ratio of coarse aggregate to mortar.The objective of second research is to evaluate the mixing efficiency on vessel shape of a bi-axial forced mixing type mixer. We have developed and proposed a visualization technique that makes it possible to measure the degree of mixing with lapse time. The technique involves a visual model of concrete mixing in container, and how to count the number of particles of model aggregates. The results showed that the mixer having a shallow container shape and many blades excels in terms of pattern flow with both globally circulating flow and locally crossing flow as compared with the mixer having a deep vessel shape.
- (キーワード)
- Deformability / Mixing ability / Fresh concrete / Visualization technique
Evaluation of concrete strength and defects in concrete by elastic wave methods,
Bridge Maintenance,Safty, Management, Life-Cycle Sustainability and Innovations, 509, Apr. 2021.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85117611351
(Elsevier: Scopus) OLUSEUN ABRAHAM OLANIYI, Takeshi Watanabe, Kazuki Umeda and Chikanori Hashimoto :
IoT-Web-Based Integrated Wireless Sensory Framework for Non-Destructive Monitoring and Evaluation of On-Site Concrete Conditions,
Proceedings of the Second World Congress on Condition Monitoring, 343-351, Dec. 2019.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85102615379
(Elsevier: Scopus) Yuji Miyazaki, Chikanori Hashimoto, Yuji Yamada and Takeshi Watanabe :
Properties of concrete using treated low-class recycled coarse aggregate and blast furnace slag sand,
Proceedings of Durable Concrete for Infrastructure under Severe Conditions: Smart Admixtures, Self-responsiveness and Nano-additions, 106-111, Ghent, Belgium, Sep. 2019.- (要約)
- In order to improve the properties of concrete using recycled coarse aggregate, we studied about recycled aggregate concrete using blast furnace slag sand. As a result, the concrete using treated low-class recycled coarse aggregate and 50% or less replacement of crushed sand with blast furnace slag sand gave the good results, in terms of bleeding capacity and resistance to freezing and thawing.
- (キーワード)
- Treated low-class recycled coarse aggregate / Blast furnace slag sand / Fly ash / Resistance to freezing and thawing / Bleeding capacity
Evaluation of Air Permeability of Cover Concrete by Simple Test Method Using Syringe,
The 6th Japan-US NDT Symposium Emerging NDE Capabilities for a Safer World (Japan-US 2018), Jul. 2018. Takeshi Watanabe, HAYATO FUKUTOMI, Kohhei Nishiyama, Akari Suzuki and Chikanori Hashimoto :
Evaluation of Condition and Damage in Reinforced Concrete by Elastic Wave method,
12th World Congress on Engineering Asset Management (WCEAM 2017) and 13th International Conference on Vibration Engineering and Technology of Machinery (VETOMAC 2017), Aug. 2017. Fukutomi Hayato, Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto, Miyazaki Kazuki and Keisuke ISHIMARU :
Evaluation of Ultrasonic Propagation Properties in Reinforced Concrete that Reproduced Rebar Corrosion by Artificial Defect and Chloride Damage,
PROGRESS IN ACOUSTIC EMISSION XVIII, 539-544, Dec. 2016. Nishiyama Kohei, Takeshi Watanabe, Nakashima Kazutoshi, Chikanori Hashimoto and Shiotani Tomoki :
Evaluation of crack due to drying shrinkage in mortar and concrete by AE method,
PROGRESS IN ACOUSTIC EMISSION XVIII, 473-478, Dec. 2016. Takeshi Watanabe, Yamaguchi Yoshitaka, Mori Narumi, Chikanori Hashimoto and Shiotani Tomoki :
Detection of Elastic Waveform Parameter to Evaluate Deterioration of Concrete,
PROGRESS IN ACOUSTIC EMISSION XVIII, 457-460, Dec. 2016. Shinichi Miyazato, Takashi Yamamoto, Ryousuke Takahashi, Takeshi Watanabe and Koichi Kobayashi :
Study on maintenance management for deteriorated concrete by JSCE- 342,
Life-Cycle of Engineering Systems: Emphasis on Sustainable Civil Infrastructure, 1566-1573, Oct. 2016.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85018632964
(Elsevier: Scopus) Takeshi Watanabe, Miyazaki Kazuki, Fukutomi Hayato and Chikanori Hashimoto :
EARLY DETECTION OF CRACK AND REBAR CORROSION DUE TO CHLORIDE DAMAGE BY UT,
Structural Faults & Repair 2016, May 2016. Yamada Yuji, Hara Katsuya, Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto and Hashimoto Shinichiro :
Evaluation of workability for fresh concrete by the box shaped filling ability test and the coupled analysis in granular and fluid model.,
Proceedings of the Fifth International Conference on Construction Materials, Whistler, Canada, Aug. 2015. Hirata Hiroki, Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto, Keisuke ISHIMARU and Aoe Masayoshi :
Mechanical properties of high-volume fly ash concrete with recycled aggregate,
Proceedings of the Fifth International Conference on Construction Materials, Whistler, Canada, Aug. 2015. Hosogi Ryosei, Takeshi Watanabe and Chikanori Hashimoto :
Verification of self-healing performance of fly ash concrete by AE method,
Progress in Acoustic Emission XVII (Proceedings of the 22nd International Acoustic Emission Symposium), Vol.17, 7-12, Nov. 2014. Nagano Teppei, Aoi Hiromi, Chikanori Hashimoto and Takeshi Watanabe :
Investigation of Strength Development Properties of Recycles Aggregate Mortar with Mineral Fine Powders,
AMDP2014 7th International Conference on Advanced Materials Development & Performance, 110, Busan, Jul. 2014. Yamada Yuji, Hashimoto Shinichiro, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Date Shigeyuki :
Study on Vibration Properties of Fresh Concrete with Simple Test Method,
AMDP2014 7th International Conference on Advanced Materials Development & Performance, 115, Busan, Jul. 2014. Hara Katsuya, Chikanori Hashimoto and Takeshi Watanabe :
Evaluation for Filling Behavior of Fresh Concrete by Coupled Analysis in Granular and Fluid Model,
AMDP2014 7th International Conference on Advanced Materials Development & Performance, 115, Busan, Jul. 2014. Takeshi Watanabe, Fukase Akiyuki and Chikanori Hashimoto :
Evaluation of shirinkage and cracking in concrete by ring test,
AMDP2014 7th International Conference on Advanced Materials Development & Performance, 114, Busan, Jul. 2014. Takeshi Watanabe, Hosogi Ryosei, Chikanori Hashimoto and Keisuke ISHIMARU :
Evalution of Self-Healing Effect in Fly Ash Concrete by Elastic Wave Methods,
The Fifth US-Japan NDT SYMPOSIUM, 176-182, Hawaii, Jun. 2014. Takeshi Watanabe, Huyen Trang Thi Huynh and Chikanori Hashimoto :
Evaluation of Cracking Behavior due to Rebar Corrosion by UT,
KIFA-6 (The 6th KUmamoto International Workshop on Fracture, Acoustic Emission and NDE in Concrete) Book of Abstructs), 9, Sep. 2013. Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto, Yuki Fujiwara and Masayasu Ohtsu :
EVALUATION OF SELF-HEALING EFFECT AGAINST FREEZING AND THAWING DAMAGE IN FLY-ASH CONCRETE BY UT METHOD,
Structural Faults and Repair 2012, Jul. 2012. Arisa Yubakami, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Motoaki Yoshida :
Development of bi-axial forced mixing type mixer having high mixing efficiency for high performance concrete with help of a Visualization Technique, --- Supplementary paper ---,
Proceedings of 9th International Symposium on High Performance Concrete (CD), Rotorua, New Zealand, Aug. 2011.- (要約)
- One of the problems on high performance concrete is that the mixing time of this concrete is normally longer than that of conventional concrete, because the amount of powder used is much larger. It is necessary to develop a high performance mixer in order to reduce the mixing time. Firstly, we tried to evaluate the mixing efficiency on vessel shape of a bi-axial forced mixing type mixer. The results showed that the mixer having a shallow container shape and many blades excels in terms of pattern flow with both globally circulating flow and locally crossing flow as compared with the mixer having a deep vessel shape. Secondly, we carried out that the concrete was assumed to be a viscous model of one phase system for the model mixer of two types with different area of the locally crossing flow. We measured that the mixing efficiency curve of the model concrete of the high viscosity and the low viscosity. Finally, we tried to quantify of the crossing flow around the blade generated when two circulating flows crossed by the pressure fluctuation of the pressure sensor installed in the surface of the blade of the mixer. Also we measured the magnitude of the crossing flow generated in the model mixer of two types.
Evaluation of self healing effect in fly-ash concrete by ultrasonic test method,
Program & Abstract Book of AMDP 2011 (International conference on Advanced Materials Development and Performance 2011), 157, Tokushima, Jul. 2011. Noritsugu Yamaji, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Keisuke ISHIMARU :
Estimation of deformability of fresh concrete Estimation of deformability of fresh concrete using pumping tester,
Program & Abstract Book of AMDP 2011 (International conference on Advanced Materials Development and Performance 2011), 155, Tokushima, Jul. 2011. Atsushi Takahashi, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Keisuke ISHIMARU :
DEVELOPMENT OF HIGH PERFORMANCE MORTAR HAVING THE EFFECTS ON REDUCTION OF SURFACE TEMPERATURE,
NON-TRADITIONAL CEMENT & CONCRETE, 37-46, Brno Czech Republic, Jun. 2011.- (要約)
- Recently it has been pointed out that the phenomenon of ``a heat island'' as one of the social problem in Japan. It seems that the causes of high temperature caused by direct ultraviolet rays of the sun exposed on the surface of concrete structure during the daytime and the radiation of heat stored during the nighttime. The author et al. have developed a high performance mortar flat plate having activated alumina balls in order to decrease the rise of temperature during the daytime and suppress the radiation during the nighttime by improving water-holding capability. In this study, the changes of temperature rises of the high performance mortar flat plate, normal concrete flat plate and porous concrete flat plate were measured for 24 hours. The results of this study were summarized as that, the maximum surface temperature of the special mortar was lowest of three concrete flat plates. The difference of surface temperature between the daytime and the nighttime of the high performance mortar was lowest. Then the radiation of surface heat of the concrete flat plate made of the activated alumina ball was smallest
- (キーワード)
- ヒートアイランド (heat island) / surface temperature / concrete flat plate / activated alumina ball
EVALUATION OF EARLY-AGE CRACKING IN CONCRETE AFTER CASTING BY ACOUSTIC EMISSION,
Structural Faults & Repair 2010, Jul. 2010. Chikanori Hashimoto, Noritsugu Yamaji, Takeshi Watanabe and Hiroyuki Mizuguchi :
Effect of Placing Season on Strength, Carbonated Thickness and Pore-Size Distribution of Fly Ash Concrete Exposed Outdoor for a Decade,
Proceedings of Session in Honor of Professor Koji Sakai, Second International Conference on Sustainable Construction Materials and Technologies, 251-263, Ancona, Itarly, Jun. 2010.- (要約)
- This study was investigated to the durability of concrete with ``type third fly ash'' in age of a decade by investigating of concrete strength, carbonated thickness and pore-size distribution. This measurement was done by taking core from exposed concrete specimens, which placed in three seasons (that are summer, autumn and winter) and exposed outdoor for ten years. The results of this study were summarized as that, the strength of fly ash concrete was lager than that of normal concrete without fly ash at the same age of concrete. The strength of fly ash concrete increased with an increase of fly ash replacement ratio and it was higher than normal concrete regardless of the placing season. The carbonated thickness of fly ash concrete was smaller than the normal concrete at different seasons in placing. The trend of pore-size distribution with different seasons in placing correlated to the trend of carbonated thickness and long-term strength.
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84861405768
(Elsevier: Scopus) Motoaki Yoshida, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Hiroyuki Mizuguchi :
Evaluation efficiency of a vessel-shaped concrete mixer using a visual technique,
Proceedings of the 6th International Conference of Concrete under severeconditions(CONSEC'10), No.2, 1701-1708, Merida,Mexico, Jun. 2010.- (要約)
- One of the problems on high performance concrete is that the mixing time of this concrete is normally longer than that of conventional concrete, because the amount of powder used is much larger. It is necessary to develop a high performance mixer in order to reduce the mixing time. This research aims to evaluate the mixing efficiency on vessel shape of a bi-axial forced mixing type mixer. We have developed and proposed a visualization technique that makes it possible to measure the degree of mixing with lapse time. The technique involves a visual model of concrete mixing in container, and how to count the number of particles of model aggregates. The results showed that the mixer having a shallow container shape and many blades excels in terms of pattern flow with both globally circulating flow and locally crossing flow as compared with the mixer having a deep vessel shape.
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84861082501
(Elsevier: Scopus) Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto, Keisuke Nishioka and Yuji Ito :
Impact Elastic Wave Method for Detecting Voids under Steel Plate in Steel Concrete Composite,
Proceedings of The Tenth International Conference on Structural Safety and Reliability, 717-724, Osaka, Sep. 2009. Toshihiro Senga, Chikanori Hashimoto, Hiroyuki Mizuguchi and Takeshi Watanabe :
EXPERIMENTAL STUDY ON THE CONSTRUCTION PLACEMENT RELATED PERFORMANCE EVALUTION OF FLY ASH CONCRETE WITH VIBRATION FILLING TIME,
4th International Conference on Construction Materials:Performance, Innovations and Structual Implications, 1497-1502, Nagoya, Aug. 2009.- (要約)
- It is known that we cannot evaluate the filling ability of the concrete only in the slump test, which is one of the methods to evaluate the consistency of fresh concrete. We used a box shaped filling ability test on table vibrator in order to evaluate vibration filling ability in this study and consider the influence of fly ash on the fresh property of concrete by means of the vibration filling time. Short vibration filling time indicates good construction placement using vibration. From the results obtained, it became clear that the vibration filling time of fly ash concrete is shortened as compared with that of the normal concrete without fly ash having same slump.
- (キーワード)
- fly ash / fresh concrete / filling ability test / construction placement / slump / vibration / filling time
EVALUATION OF CRACKING IN RECYCLED CONCRETE CONTAINING RECYCLED AGGREGATE BY ACOUSTIC EMISSION TECHNIQUE,
PROGRESS IN ACOUSTIC EMISSION 19, Kyoto, Dec. 2008. Nhar Heng, Hitoshi Ushio, Chikanori Hashimoto, Hiroyuki Mizuguchi and Takeshi Watanabe :
Durability of concrete using low quality of fine and coarse recycled aggregate for the whole aggregate,
Proceedings of The Third ACF International Conference (CD-ROM), Vol.3, 1014-1019, HoChiMinh City, Vietnam, Nov. 2008.- (要約)
- The concrete incorporating low quality recycled aggregate has lower strength and durability compared with normal aggregate, which can be used just for low level concrete structures or roadbed material. Therefore, this study aimed to improve the durability of concrete using low quality of recycled aggregate as fine and coarse aggregate for the whole aggregate. The new mixing method used bi-axial forced-mixing type mixer with oscillation of mixture was proposed in to increase properties of concrete incorporated low quality of recycled aggregate. Two type mixers were developed to study in this research, one is 60 liter volume of mixer for testing at laboratory and the other is the concrete manufacturing plant's mixer for mixing volume of 1000 liter. As the results of this study, the mixing method with oscillation of mixture had effect on the concrete using the laboratory mixer to increase about 5N/mm2 of compressive strength at a W/C ratio of 0.5. More over, the mixing method with oscillation of mixture was effective to improve the frost resistance of concrete incorporating low quality recycled aggregate regarddless of mixing volume.
- (キーワード)
- Recycled aggregates / Low Quality / Mixing method / Oscillation of mixture / Compressive strength / Durability
Estimation of mixing efficiency of model concrete mixed in bi-axial forced-mixing type mixer by the fluctuation of pressure measured on the blade,
Program & Abstract Book of AMDP 2008 (International conference on Advanced Materials Development and Performance 2008), Beijing, Oct. 2008. Yuji Goryozono, Shigeyuki Date, Chikanori Hashimoto and Takeshi Watanabe :
Study on the influence of sand percentage, mineral admixture and mixing method on vibration filling ability,
Program & Abstract Book of AMDP 2008 (International conference on Advanced Materials Development and Performance 2008), Beijing, Oct. 2008. Takeshi Watanabe, Hirotoshi Fujigaki, Chikanori Hashimoto and Masayasu Ohtsu :
EVALUATION OF GROUTING CONDITION IN REPAIRED CONCRETE BY IMPACT-ECHO,
On Site Assessment of Concrete, Masonry and Timber Structures SACoMaTiS 2008, Vol.1, 79-86, Varenna Italy, Sep. 2008. Takeshi Watanabe, Takanori Miyachi, Chikanori Hashimoto and Masayasu Ohtsu :
DETECTING DEFECTS IN PATCH REPAIRED CONCRETE BY ULTRASONIC METHOD,
Structural Faults and Repair 2008, エジンバラ(英国), Jun. 2008. Takeshi Watanabe, HIrotoshi Fujigaki, Tomoki Shiotani, Chikanori Hashimoto and Masayasu Ohtsu :
Effect of grout material on impact-echo in repaired concrete,
International Conference on Advanced technorogy in Experimental Mechanics 2007, Fukuoka, Sep. 2007. Nhar Heng, Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto and Nagao Satoshi :
Efflorescence of Concrete Products for Interlocking Block Pavements,
Proceedings of Ninth CANMET/ACI International Conference on Recent Advanced in Concrete Technology (SP-243), 19-34, Warsaw, Poland, May 2007. Nhar Hneg, Seiji Onodera, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Hiroyuki Mizuguchi :
A study on properties of low treated recycled aggregate concrete using mixing method with oscillation and waterproof agent,
Proceedings of The Tenth Asia-Pacific Conference on Structural Engineering & Construction (EASEC-10), 677-682, Bangkok, Aug. 2006.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84886676081
(Elsevier: Scopus) Takeshi Watanabe, Sayaka Nishibata, Chikanori Hashimoto and Ohtsu Masayasu :
AE BEHAVIOR OF CONCRETE WITH LOW-TREATED RECYCLED AGGREGATE IN COMPRESSION TEST,
Structural Faults & Repair 2006, Edinburgh, Jun. 2006. Kiyohiko Yukita, Shin-ichiro Hashimoto, Chikanori Hashimoto and Takeshi Watanabe :
Development of simple freezing and thawing test with liquid nitrogen,
Proceedings of the Fourth International Conference on Advanced Materials Development and Performance, Auckland, Jul. 2005. Sayaka Nishibata, Takeshi Watanabe and Chikanori Hashimoto :
Evaluation of fracture in concrete with recycle aggregate by acoustic emission,
Proceedings of the Fourth International Conference on Advanced Materials Development and Performance, Auckland, Jul. 2005. Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto and OHTSU MASAYASU :
NDT FOR DETECTING VOIDS IN POST-TENSIONING TENDON DUCT BY SIBIE,
11th International Conference on Fracture, Turin, Mar. 2005.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84869754816
(Elsevier: Scopus) Shinichirou Hashimoto, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Hiroyuki Mizuguchi :
A Fundamental Study on Concrete Using a Binder Consisting of Three Industrial By-product as a Substitute for Cement,
Eighth CANMET/ACI International Conference on Flyash, Slica FUme, Slag And Natural Pozzolans in Concrete Supplementary Papers, 213-225, Las Vegas, May 2004. Takeshi Watanabe, Takashi Morita and Chikanori Hashimoto :
Improvement of impact-echo for nondestructive evaluation of defects in concrete,
Proceedings (CD-ROM) of the 9th East Asia-Pacific Conference on Structural Engineering & Construction, No.EASEC9-295, Bali,INDONESIA, Dec. 2003. Nhar Heng, Shin-ichiro Hashimoto, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Hiroyuki Mizuguchi :
The influence of time of concrete as placed on strength and carbonated thickness of fly ash concrete exposed outdoor for three years,
Proceedings (CD-ROM) of the 9th East Asia-Pacific Conference on Structural Engineering & Construction, No.EASEC9-027, Bali,INDONESIA, Dec. 2003. Takeshi Watanabe, Takashi Morita, Chikanori Hashimoto and Masayasu Ohtsu :
Detecting defects in concrete slab by stack imaging of spectral amplitudes based on the impact-echo,
Proceedings of the 10th International Conference on "Structural Faults + Repair -2003" (CD-ROM), Vol.10, London, Jul. 2003. Shin-ichiro Hashimoto, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Hiroyuki Mizuguchi :
Study on evaluation on settlement cracks occurring on the concrete surface above steel bars of reinforced concrete slab by nondestructive testing,
Proceedings of the 10th International Conference on "Structural Faults + Repair -2003" (CD-ROM), Vol.10, London, Jul. 2003. Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto and Masayasu Ohtsu :
Scanning Procedure of Impact Echo for Detecting Defects in Concrete Structure,
Proceedings of the first fib Congress 2002, Vol.8, No.15, 19-28, Osaka, Oct. 2002. Junichi Matsumoto, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Hiroyuki Mizuguchi :
Effects of shape of vertical continuous mixer with gravity on mixing efficiency of model concrete,
Proceedings of the Third International Conference on Advanced Materials Development and Performance (CD-ROM), Daegu, Oct. 2002. Shin-ichiro Hashimoto, Kazuo Hiratsuka, Chikanori Hashimoto and Takeshi Watanabe :
A fundamental study on concrete substituted cement with industrial by products,
Proceedings of the Third International Conference on Advanced Materials Development and Performance (CD-ROM), Daegu, Oct. 2002. Masahiro Yamakawa, Chikanori Hashimoto, Takeshi Watanabe and Shin-ichiro Yokote :
Study on settlement crack for reinforced concrete structures using the concrete with type fly ash,
Proceedings of the Third International Conference on Advanced Materials Development and Performance (CD-ROM), Daegu, Oct. 2002. Takeshi Watanabe, Masanobu Tokai and Masayasu Ohtsu :
FREQUENCY RESPONSES OF MECHANICAL IMPACTS AND SCANNING PROCEDURE OF SIBIE,
STRUCTURAL FAULTS & REPAIR-2001, London, Jul. 2001.- (要約)
- The impact-echo technique recently draws an attention as nondestructive evaluation of defects in concrete structures. The technique is based on detecting elastic waves due to a mechanical impact. The frequency response of impact-echo depend on the frequency components of the mechanical impact. It is very important that the frequency responses of the mechanical impact could cover peak frequencies associated with the location of internal flaws in the frequency spectrum. Thus, a simple procedure to identify the frequency characteristic's of the mechanical impacts is investigated by using Lamb's solution. As a result, the frequency responses of mechanical impacts are clarified. In addition, the basic theory of the impact-echo for detecting a duct containing a void is clarified. The frequency response is investigated in respect to the relationship between the wavelength and the depth of duct. Then, it is attempted to identify the ungrouted duct by using the spectral imaging of applying scanning procedure (SIBIE). It is confirmed that the location and the presence of the ungrouted duct can be visually identified.
Spectral Imaging of Impact Echo Technique for Grouted Duct in Post-Tensioning Prestressed Concrete Beam,
Non-Destructive Testing in Civil Engineering (NDT-CE2000), 453-461, Tokyo, Apr. 2000. Takeshi Watanabe, Masayasu Ohtsu and Yutaka Nakayama :
IMPACT-ECHO NDT FOR GROUTING PERFORMANCE IN POST-TENSIONING TENDON DUCT,
STRUCTURAL FAULTS & REPAIR-99, London, Jul. 1999. 西本 英司, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
弾性波伝搬速度を利用したコンクリートの乾燥収縮量の推定,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.30, 2024年6月. 中井 健人, 原 勝哉, 渡邉 健, 橋本 親典 :
プレキャストコンクリートの軽量化のための実験的検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.30, 2024年6月. 原 悠也, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
静電容量型加速度センサ搭載無線タグの通信状態に影響を与える媒質としてのセメント系材料に関する検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.30, 2024年6月. 橋本 親典, 平岡 隼人, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
静電容量型加速度センサ付き無線ICタグを用いた圧送中のフレッシュコンクリートの加速度の定量化,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.78, V-421, 2023年9月.- (要約)
- 静電容量型加速度センサを内蔵する無線ICタグを用いて,輸送管内のフレッシュコンクリート中に伝播される加速度を直接計測し,その加速度の時系列データの取得を試みた. 圧送実験は,近畿生コンクリート圧送共同組合主催の現場圧送実験で行った.計測は全部で5回行ったが,加速度データは,第1,第3および第5回の圧送で得ることができた. その結果,以下2点が明らかになった.1) 圧送中の輸送管内のフレッシュコンクリートに発生する加速度の時系列データを得ることができた.2) 加速度の FFT解析より,1∼3Hz程度の脈動の存在が確認できた.しかし,圧力損失の時系列データの周波数とは一致しなかった.
- (キーワード)
- 無線 IC タグ / 圧送 / 加速度 (acceleration) / 管内流動 / FFT 解析 / 卓越周波数
ロバストなコンクリート材料開発を目指したパラメータ設計のための基礎実験,
令和5年度土木学会四国支部第29回技術研究発表会概要集, No.V-13, 2023年5月. 西條 遥稀, 増田 盛士, 野村 悠太, 渡邉 健 :
大型ブロックを想定した無筋コンクリートへおフライアッシュ多量使用の配合検討, --- jsce7-029-2023 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.29, 2023年5月. 田川 直翔, 渡邉 健, 江渕 颯真 :
コンクリート壁に生じるひび割れ幅の予測へのMT法の適用と有効性の検討, --- jsce7-131-2023 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.29, 2023年5月. 秋月 淳之介, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
静電容量型加速度センサを内蔵した無線IC タグを用いた2 軸強制練りミキサ内を流動するフレッシュコンクリートの加速度計測, --- jsce7-119-2023 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.29, 2023年5月. 渡邉 智寛, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
静電容量型加速度センサを内蔵した無線IC タグを用いたかぶり近傍を流動するフレッシュコンクリートの加速度計測, --- jsce7-097-2023 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.29, 2023年5月. 中井 博己, 槌賀 瑞樹, 渡邉 健, 橋本 親典 :
超音波法を用いたFA 細骨材置換コンクリートの自律治癒効果の評価, --- jsce7-028-2023 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.29, 2023年5月. 清水 光, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
電気炉酸化スラグ細骨材を用いた繊維補強コンクリートの凍結融解抵抗性と乾燥収縮特性に関する実験的研究, --- jsce7-037-2023 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.29, 2023年5月. 橋本 親典, 山﨑 隆太, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
圧力式空気量試験(JIS A 1128)による空気量と硬化コンクリートの単位容積質量による見かけの空気量の相関性,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.20, 13-14, 2023年4月.- (キーワード)
- 見かけの空気量 / 圧力式空気量試験(JIS A 1128) / 受入検査 / 単位容積質量 / 硬化コンクリート / フレッシュコンクリート
振動締固め途中のフレッシュコンクリートに伝搬 される加速度を対象とした加速度センサ付き無線 ICタグを用いた計測システムの開発,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.77, V-117, 2022年9月.- (キーワード)
- レッシュコンクリート / 加振ボックス充填装置 / 加速度 (acceleration) / 無線ICタグ / 締固め / 距離減衰
表層透気性の評価のためのシリンダー法の開発と測定手法の検討,
コンクリート構造物の非破壊検査シンポジウム論文集, Vol.7, 179-182, 2022年8月. 江渕 颯真, 田中 弘晃, 渡邉 健, 滑川 達 :
MT法によるコンクリート壁の初期ひび割れ判別の検討, --- sce7-143-2022 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.28, 2022年5月. 横山 遥香, 廣瀬 壮大, 宮﨑 優治, 渡邉 健 :
建設汚泥改良土を用いた流動化処理土の実用化に向けた実験的検討, --- sce7-143-2022 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.28, 2022年5月. 田中 弘晃, 渡邉 健, 滑川 達, 橋本 親典 :
MTシステムによる断面修復工法および注入工法を施した供試体の補修効果の定量的評価, --- sce7-143-2022 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.28, 2022年5月. 槌賀 瑞樹, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
圧縮応力下でのコンクリートの超音波速度と粗骨材に用いる岩種の関係,, --- sce7-143-2022 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.28, 2022年5月. 坂本 達也, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
電気炉酸化スラグ細骨材を用いたコンクリートはり部材における力学的挙動の検討, --- jsce7-038-2022 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.28, 2022年5月. 寺井 正実, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
加圧による時間短縮を目的とした簡易的ブリーディング試験の開発, --- jsce7-144-2022 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.28, 2022年5月. 藤原 京介, 橋本 親典, 山地 功二, 渡邉 健 :
加振ボックス充填装置内を流動するフレッシュコンクリートに棒バイブレータから伝搬される加速度の計測システムの開発, --- jsce7-014-2022 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.28, 2022年5月. 橋本 親典, 越川 慶次郎, 石丸 啓輔, 渡邉 健 :
粗骨材残存率に基づく締固めを要する高流動コンクリートの材料分離抵抗性の評価,
第76回セメント技術大会講演概要集2022Web版, Vol.76, 210-211, 2022年5月. 池澤 壮大, 橋本 親典, 石丸 啓輔, 渡邉 健 :
Wi-FiとRaspberry Piを用いた振動締固め途中のフレッシュコンクリートに伝搬する加速度の計測,
第76回セメント技術大会講演概要集2022Web版, Vol.76, 224-225, 2022年5月. 萩田 滉基, 緒方 大起, 橋本 親典, 渡邉 健 :
生産性向上を目的した圧力式空気量試験(JIS A 1128)に代わる単位体積重量による全量空気量試験の提案,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.19, 13-14, 2022年4月.- (キーワード)
- 生産性向上 / 空気量試験 / 空気量 / スランプ / 受入検査 / 単位体積重量
電気炉酸化スラグ細骨材を用い2%の容積混入率を可能にした短繊維補強コンクリートのアブレイジョン摩耗に関する研究,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.76, V-400, 2021年9月.- (キーワード)
- 短繊維補強コンクリート / ビニロン繊維 / 電気炉酸化スラグ細骨材 / アブレイジョン摩耗試験
シリンダーを用いた簡易透気試験の実大壁供試体への適用,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.76, VI-363, 2021年9月.- (キーワード)
- 簡易透気試験 / シリンダー法 / ダブルチャンバー法 / 表層透気性 / 実大壁供試体
シリンダーを用いた透気試験器の開発,
日本建築学会大会学術講演梗概集, 1041-1042, 2021年9月. 杉原 匠, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
即時脱型コンクリートおよび普通AEコンクリートの乾湿繰返しと凍結融解による複合劣化試験, --- jsce7-69-2021 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.27, 2021年5月. 灰谷 航平, 奥村 海斗, 渡邉 健, 橋本 親典 :
簡易的な急速ブリーディング計測に関する実験的検討, --- jsce7-103-2021 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.27, 2021年5月. 廣瀬 壮大, 渡邉 健, 宮﨑 優治, 橋本 親典 :
建設汚泥改良土を用いた流動化処理土の基礎的実験, --- jsce7-048-2021 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.27, 2021年5月. 杉原 匠, 塚本 涼介, 橋本 親典, 渡邉 健 :
廃石膏ボードの中間処理形態の紙くずがセメント系高含水汚泥地盤改良土のpHの低下に与える影響,
第75回セメント技術大会講演概要集(CD-ROM版), Vol.75, 2021年5月. 廣瀬 壮大, 渡邉 健, 宮崎 優治, 橋本 親典 :
流動化処理土への建設汚泥改良土の利用に関する実験的検討,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.18, 6-7, 2021年4月. 岡本 大晟, 田岡 堯, 橋本 親典, 渡邉 健 :
繊維混入率 4%を目標とした電気炉酸化スラグ細骨材を用いた 中流動短繊維補強コンクリートの開発,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.18, 4-5, 2021年4月. 橋本 親典, 渡邉 健, 塚本 涼介, 杉原 匠 :
セメント系高含水汚泥地盤改良土の pH の低下に影響を与 える廃石膏ボードの中間処理形態の紙くずの熱分析結果,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.18, 2-3, 2021年4月. 野内 彩可, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
衝撃弾性波法によるポーラスコンクリート部材の空隙率推定手法の検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.75, V-77, 2020年9月.- (キーワード)
- ポーラスコンクリート / 空隙率 / 非破壊試験 / 衝撃弾性波法 / ,打撃応答特性
水分浸透速度係数による即時脱型コンクリートの水分浸透に対する抵抗性の評価,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.75, V-455, 2020年9月.- (キーワード)
- 即時脱型コンクリート / 水分浸透速度係数
MT 法を用いたパターン認識によるコンクリート部材の健全性および補修効果の評価,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.75, V-383, 2020年9月.- (キーワード)
- 品質工学 / MT システム / マハラノビス距離 / 豆板 / 非破壊試験 / パターン認識 (pattern recognition)
シリンダーを用いた簡易透気試験機によるスクリーニング手法の研究, --- jsce7-132-2020 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.26, 2020年5月. 橋本 親典, 西平 朋生, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
銅スラグ細骨材を用いた舗装用コンクリートのアブレイジョン摩耗抵抗性に関する実験的研究, --- jsce7-152-2020 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.26, 2020年5月. 田岡 尭, 横山 卓哉, 橋本 親典, 渡邉 健 :
粉体量が電気炉酸化スラグ細骨材を混入した中流動コンクリートのブリーディング量に与える影響について, --- jsce7-030-2020 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.26, 2020年5月. 灰谷 航平, 渡邉 健, 橋本 親典 :
超音波法による鉄筋腐食より生じる変状の早期発見に関する基礎的研究, --- jsce7-017-2020 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.26, 2020年5月. 小谷 健太, 松田 秀和, 渡邉 健, 関川 昌之 :
シリンダーを用いた簡易透気試験による表面含浸材の塗布効果を確認に関する検討,
2019年度 秋季講演大会 講演概要集, 63-66, 2019年11月. 野内 彩可, 渡邉 健, 橋本 親典 :
コンクリート内部の空隙率の増加に伴う物性値の変化と打撃応答特性の関係に関する検討,
2019年度 秋季講演大会 講演概要集, 87-90, 2019年11月. 小谷 健太, 関川 昌之, 松田 秀和, 渡邉 健 :
簡易透気試験による表面含浸材がコンクリートの表層透気性に及ぼす影響の評価,
土木学会全国大会技術研究発表会講演概要集, Vol.74, V-563-V-564, 2019年9月. 川原 恵理子, 橋本 親典, 渡邉 健 :
60年以上経過した長安口ダムの堤体コンクリートから採取したコア供試体の物性値の評価, --- jsce7-167-2019 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.25, 2019年6月. 森本 紀和子, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
高含水汚泥地盤改良材の開発を目的とした石膏ボードのリサイクル形態に関する研究, --- jsce7-109-2019 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.25, 2019年6月. 野内 彩可, 圓藤 将司, 渡邉 健, 橋本 親典 :
弾性波伝搬速度を用いたポーラスコンクリートの空隙率推定, --- jsce7-063-2019 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.25, 2019年6月. 藤本 就真, 渡邉 健, 鈴木 彩莉, 橋本 親典 :
産業副産物を使用したコンクリートに対する圧縮強度評価式の適用に関する基礎的研究, --- jsce7-106-2019 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.25, 2019年6月. 辻 健斗, 宮﨑 優治, 橋本 親典, 渡邉 健 :
高炉スラグ細骨材用いた再生粗骨材コンクリートの加振ボックス型充填試験と模擬型枠充填試験の相関性, --- jsce7-122-2019 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.25, 2019年6月. 圓藤 将司, 野内 彩可, 渡邉 健, 橋本 親典 :
衝撃弾性波法による凍害を受けたコンクリートの基礎的研究, --- jsce7-154-2019 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.25, 2019年6月. Abraham Oluseun OLANIYI, 佐竹 将也, 渡邉 健, 橋本 親典 :
USE OF IoT-BASED TECHNIQUE FOR NON-DESTRUCTIVE EVALUATION OF CONCRETE PROPERTIES AT ITS EARLY AGE, --- jsce7-071-2019 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.25, 2019年6月. 小谷 健太, 面矢 建次郎, 関川 昌之, 渡邉 健, 橋本 親典 :
簡易透気試験を用いたコンクリートの表層品質に及ぼす型枠存置期間の影響の評価, --- jsce7-061-2019 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.25, 2019年6月. 宮﨑 優治, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
高炉スラグ細骨材が低度処理再生細骨材を用いたモルタルの急速凍結融解抵抗性に与える効果, --- jsce7-069-2019 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.25, 2019年6月. 佐竹 将也, 鈴木 彩莉, 渡邉 健, 松田 秀和, 橋本 親典 :
既設構造物における弾性波法を用いた圧縮強度推定手法の検討, --- jsce7-066-2019 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.25, 2019年6月. 横山 卓哉, 橋本 親典, 田中 涼太, 渡邉 健 :
電気炉酸化スラグ細骨材を用いた自己充填性を有する粉体系高流動コンクリートのフレッシュ性状に関する研究,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.17, 31-32, 2019年4月. 橋本 親典, 田中 涼太, 横山 卓哉, 渡邉 健 :
電気炉酸化スラグ細骨材を用いた自己充填性を有する粉体系高流動コンクリートの硬化性状に関する研究,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.17, 19-20, 2019年4月. 松田 秀和, 佐竹 将也, 渡邉 健, 橋本 親典 :
含水率を変化させた供試体の応力下における弾性波伝搬特性,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.17, 9-10, 2019年4月. 鈴木 彩莉, 渡邉 健, 佐竹 将也, 橋本 親典 :
弾性波法による蒸気養生を受けたコンクリートの強度推定手法に関する検討,
日本非破壊検査協会 平成30年度秋期講演大会 講演概要集, 51-52, 2018年11月. 山中 啓資, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
電気炉酸化スラグ細骨材を混入した舗装用コンクリートの耐摩耗性の評価,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.73, 601-602, 2018年8月.- (キーワード)
- 電気炉酸化スラグ / 舗装用コンクリート / 耐摩耗性 / アブレイジョン摩耗 / 擦減り抵抗性
シリンダーを用いた簡易透気試験の評価領域の推察および測定精度の評価,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.73, 357-358, 2018年8月.- (キーワード)
- 簡易透気試験 / 評価領域 / 圧力分布 / 検定器 / 測定精度
弾性波伝搬速度を用いた暑中コンクリートの圧縮強度推定に関する実験的検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.73, 311-312, 2018年8月.- (キーワード)
- 暑中コンクリート / 衝撃弾性波法 / 積算温度 / 圧縮強度
シリンダーを用いた簡易透気試験によるコンクリートの緻密性の評価,
コンクリート構造物の非破壊検査シンポジウム論文集(Vol.6), Vol.6, 151-154, 2018年8月. 佐竹 将也, 渡邉 健, 鈴木 彩莉, 橋本 親典 :
非破壊検査を用いた暑中コンクリートの物性評価に関する実験的検討, --- jsce7-160-2018 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.24, 2018年5月. 鈴木 彩莉, 渡邉 健, 渡邉 健, 西山 航平 :
蒸気養生を模擬した供試体に対する非破壊的な強度推定手法の検討, --- jsce7-061-2018 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.24, 2018年5月. 面矢 建次郎, 渡邉 健, 小谷 健太, 橋本 親典 :
シリンダーを用いた簡易透気試験による実大コンクリート壁表層の品質評価に関する共通試験の報告, --- jsce7-045-2018 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.24, 2018年5月. 小谷 健太, 渡邉 健, 関川 昌之, 橋本 親典 :
シリンダーを用いた簡易透気試験装置の改良および性能評価について, --- jsce7-033-2018 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.24, 2018年5月. David Olatunde Ogunseye, Takeshi Watanabe, Chikanori Hashimoto and Akari Suzuki :
EXPERIMENTAL INVESTIGATION OF CONCRETE QUALITY CONDITION BY IMPACT WAVEFORM,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.24, May 2018. 川原 恵理子, 橋本 親典, 中島 翼, 渡邉 健 :
練混ぜ水の温度による軽量瓦モルタルのフロー管理に関する研究, --- jsce7-079-2018 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.24, 2018年5月. 山中 啓資, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
電気炉酸化スラグ細骨材を混入した舗装用コンクリートの耐摩耗性の評価, --- jsce7-023-2018 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.24, 2018年5月. 橋本 親典, 吉良 和眞, 葛西 博文, 渡邉 健 :
即時脱型コンクリートとポーラスコンクリートの中間的コンクリートの性状に関する研究,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.16, 5-6, 2018年4月. 塚越 雅幸, 豊田 啓生, 上田 隆雄, 渡邉 健 :
超音波法によるかぶせ工法で改修された建築屋根防水用ウレタン系塗膜の塗布厚推定,
第21回アコースティック・エミッション総合コンファレンス, 2017年11月. 渡邉 健, 西山 航平, 橋本 親典, 福冨 隼人 :
超音波法およびAE法による鉄筋腐食評価に関する実験的検討,
アコースティック・エミッション総合コンファレンス論文集, Vol.21, 133-136, 2017年11月. 鈴木 彩莉, 渡邉 健, 橋本 親典, 西山 航平, 塩谷 智基 :
超音波法を適用したコンクリートの圧縮強度推定の検討,
アコースティック・エミッション総合コンファレンス論文集, Vol.21, 101-104, 2017年11月. 西山 航平, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔, 塩谷 智基 :
銅スラグ細骨材を置換したコンクリートの乾燥収縮によるマイクロクラックおよび透気性の評価,
アコースティック・エミッション総合コンファレンス論文集, Vol.21, 29-32, 2017年11月. 西山 航平, 渡邉 健, 福富 隼人, 橋本 親典 :
銅スラグを適用したコンクリートの乾燥収縮特性及び物質移動抵抗性に関する検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.72, 795-796, 2017年9月.- (キーワード)
- 乾燥収縮 / 銅スラグ / 超音波法 / 表層透気試験
各種シリンダーを用いたコンクリート表層の透気試験方法の検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.72, 527-528, 2017年9月.- (キーワード)
- 簡易透気試験 / 緻密性 / シリンダー / 流入空気容積 / ダブルチャンバー法
数値解析によるボックス形とU形容器および小型模擬型枠内を流動するコンクリートの間隙通過性の評価,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.72, 239-240, 2017年9月.- (キーワード)
- 粒状体・流体連成解析 / フレッシュコンクリート / 充填速度 / 間隙通過性試験 / 施工性能
銅スラグ細骨材コンクリートに対する圧縮強度推定手法の適用に関する検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.72, 503-504, 2017年9月.- (キーワード)
- 銅スラグ細骨材 / 衝撃弾性波法 / 超音波法 / 機械インピーダンス / 圧縮強度評価式
各種シリンダーを用いた簡易透気試験によるコンクリート表層の緻密性評価に関する検討, --- jsce7-156-2017 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.23, 2017年5月. 中島 翼, 橋本 親典, 渡邉 健 :
小型模擬型枠を対象とした粒状体・流体連成解析によるフレッシュコンクリートの施工性能評価, --- jsce7-162-2017 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.23, 2017年5月. 鈴木 彩莉, 渡邉 健, 橋本 親典, 西山 航平 :
銅スラグ細骨材を用いたコンクリートの圧縮強度評価推定に関する研究, --- jsce7-152-2017 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.23, 2017年5月. 福富 隼人, 西山 航平, 渡邉 健, 橋本 親典 :
超音波法の測定方法に着目した鉄筋腐食の劣化度評価に関する検討, --- jsce7-133-2017 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.23, 2017年5月. 西山 航平, 福富 隼人, 渡邉 健, 橋本 親典 :
AE 法を適用した鉄筋腐食に起因するひび割れの評価, --- jsce7-127-2017 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.23, 2017年5月. 塚越 雅幸, 豊田 啓生, 渡邉 健, 上田 隆雄 :
超音波法を用いたポリマーセメント系表面仕上材料の物性評価,
土木学会四国支部平成29年度技術研究発表会, 2017年5月. 青江 匡剛, 石丸 啓輔, 橋本 親典, 渡邉 健 :
原コンクリートのAE 剤有無を判定するための液化窒素による簡易試験方法の開発,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.71, 321-322, 2016年9月.- (キーワード)
- 凍結融解試験 / AEコンクリート / 相対動弾性係数 / 原コンクリート / 液化窒素
超音波法による鉄筋腐食の発生状況の定量的評価に向けた基礎的検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.71, 951-952, 2016年9月.- (キーワード)
- 超音波法 / 鉄筋腐食 / 内在塩 / 電食試験 / 伝搬速度 / 波形面積
非鉄スラグ細骨材コンクリートの間隙通過性に影響を与える要因に関する一考察,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.71, 641-642, 2016年9月.- (キーワード)
- フェロニッケルスラグ細骨材 / 銅スラグ細骨材 / 間隙通過性 / L形試験器 / 加振Lフロー
内部欠陥が弾性波伝搬特性へ及ぼす影響に関する基礎的検討, --- jsce7-051-2016 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 福冨 隼人, 渡邉 健, 橋本 親典, 宮崎 一樹 :
超音波を用いたコンクリート内部の鉄筋近傍における欠陥の検出に関する検討, --- jsce7-063-2016 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 三宅 純平, 渡邉 健, 山田 悠二, 橋本 親典 :
測定条件や配合条件に対するシリンダーを用いた簡易透気試験の適用性, --- jsce7-048-2016 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 西山 航平, 渡邉 健, 橋本 親典, 中島 和俊 :
AE 法を適用した使用骨材の異なるモルタルの乾燥収縮特性の評価, --- jsce7-049-2016 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 葛西 博文, 橋本 親典, 渡邉 健, 岡野 真弥, 小田島 勉 :
6号砕石ポーラスコンクリートに使用した細骨材の違いが強度や耐久性に及ぼす影響, --- jsce7-031-2016 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 石丸 啓輔, 須貝 成喜, 橋本 親典, 渡邉 健 :
FA 混入による低度処理再生骨材コンクリートの施工性能の改善に関する実験的検討, --- jsce7-041-2016 ---,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.22, 2016年5月. 中島 和俊, 渡邉 健, 森 友哉, 深瀬 晶之 :
AE法を適用した使用材料の異なるコンクリートの乾燥収縮特性の評価,
第20回アコースティック・エミッション総合コンファレンス論文集, 73-76, 2015年11月. 宮崎 一樹, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
超音波法を用いた鉄筋コンクリート部材内における鉄筋腐食の早期発見に関する検討,
平成27年度秋期講演大会講演概要集, 87-90, 2015年10月.- (キーワード)
- 非破壊検査 (non-destructive testing) / 超音波 (ultrasound) / 鉄筋腐食 / 鉄筋コンクリート構造物 / 波形解析
Q 値を用いたコンクリート部材の健全性評価に関する実験的検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.70, 847-848, 2015年9月.- (キーワード)
- Q 値 / 衝撃弾性波法 / 周波数スペクトル / スペクトル比 / 減衰 / ひび割れ
振動加速度の計測によるコンクリートの圧送性の評価, --- 加速度のピーク値と周波数を指標とした圧送性計画 ---,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.70, 429-430, 2015年9月.- (キーワード)
- 圧送性 / 閉塞 / 加速度センサー / 加速度 / 周波数
廃棄コンクリートのAE 剤使用の有無を判定方法する簡易な試験方法の開発,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.70, 1125-1126, 2015年9月.- (キーワード)
- AE剤 / 液体窒素 / 凍結融解抵抗性 / 超音波伝播速度 / 相対動弾性係数 / 再生骨材
単位量150kg/m3 以上のフライアッシュを混入した廃品ポールを原コンクリートとする再生骨材コンクリートの諸特性の検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.70, 1119-1120, 2015年9月.- (キーワード)
- フライアッシュ / 再生骨材 / 圧縮強度 / 乾燥収縮 / 凍結融解抵抗性
タンピング試験による重量コンクリートの施工性能評価に関する一検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.70, 421-422, 2015年9月.- (キーワード)
- フェロニッケルスラグ細骨材 / 銅スラグ細骨材 / 間隙通過性 / 変形性 / タンピング試験
非鉄スラグ細骨材を混合したコンクリートの材料分離抵抗性に関する実験的検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.70, 411-412, 2015年9月.- (キーワード)
- 加振ボックス充填試験 / フェロニッケルスラグ / 銅スラグ / 材料分離
コンクリートの表層透気性に及ぼす表面気泡抜き取り装置の影響,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 263-264, 2015年5月. 青江 匡剛, 橋本 親典, 渡邉 健, 平田 大希 :
再生粗骨材部分使用が単位量100kg/m3以上のフライアッシュを混入したコンクリートに与える影響,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 271-272, 2015年5月. 葛西 博文, 石川 美波, 橋本 親典, 渡邉 健 :
細骨材の種類がポーラスコンクリートの強度特性や耐久性に与える影響,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 251-252, 2015年5月. 森 友哉, 渡邉 健, 中島 和俊, 橋本 親典 :
非鉄スラグ細骨材を用いたコンクリートの収縮特性の検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 239-240, 2015年5月. 岡 友貴, 橋本 親典, 渡邉 健, 山田 悠二 :
非鉄スラグ細骨材の混合率がコンクリートの施工性能に与える影響,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 237-238, 2015年5月. 永野 哲平, 橋本 親典, 渡邉 健, 馬渕 満 :
シリカフュームとフライアッシュの混合使用セメント代替によるセメント系屋根瓦の軽量化に関する実験的検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.21, 235-236, 2015年5月. 永野 哲平, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
外割混合した鉱物質微粉末が再生骨材モルタルの強度性状に与える影響,
セメント技術大会講演要旨, Vol.69, 96-97, 2015年5月. 永野 哲平, 橋本 親典, 渡邉 健, 青井 洋視 :
再生骨材モルタルの初期強度に影響を与える混和材のフィラー効果及びポゾラン反応に関する検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.69, 417-418, 2014年9月.- (キーワード)
- 再生骨材 / フライアッシュ / フィラー効果 / ポゾラン反応
各種配管及び圧送条件における振動加速度計を用いたコンクリートの圧送性評価,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.69, 709-710, 2014年9月.- (キーワード)
- セメント系固化材 / 地盤改良材 / スラッジ灰 / 廃石膏ボード / フライアッシュ / 再生骨材
超音波法による鉄筋腐食および早期劣化の評価,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.20, 277-278, 2014年5月. 中島 和俊, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
銅スラグ細・粗骨材を骨材の一部置換したコンクリートの400℃までの耐火性能,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.20, 271-272, 2014年5月. 渡邉 健, 池端 大輝, 井上 裕史, 橋本 親典 :
表面気泡抜き取り装置によるコンクリート表層の改善効果に関する検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.20, 253-254, 2014年5月. 山田 悠二, 橋本 紳一郎, 橋本 親典, 渡邉 健 :
フレッシュコンクリートの簡易品質試験による実施工性能評価の検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.20, 251-252, 2014年5月. 稲葉 諒, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
スランプ4cm以下の舗装コンクリートの振動充填性の評価方法に関する研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.20, 249-250, 2014年5月. 原 勝哉, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
配筋条件がコンクリートの施工性および硬化性状に与える影響,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.20, 247-248, 2014年5月. 平田 大希, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
FAをセメント内割り30%以上置換した全量再生骨材コンクリートの力学的性質,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.20, 245-246, 2014年5月. 中島 和俊, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
銅スラグ細・粗骨材を骨材に一部置換したコンクリートの耐火性能,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.12, 37-38, 2014年4月. 平田 大希, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
フライアッシュを多量に使用した全量再生骨材コンクリートの硬化特性,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.12, 35-36, 2014年4月. 宮崎 一樹, 渡邉 健, 原田 和樹, 橋本 親典 :
超音波法を用いた局所的な鉄筋腐食の評価,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.12, 9-10, 2014年4月. 山田 悠二, 橋本 紳一郎, 江本 幸雄, 橋本 親典, 渡邉 健 :
低品質再生骨材を用いたコンクリートの運搬および圧送による品質変動,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.12, 21-22, 2014年4月. 青井 洋視, 橋本 親典, 渡邉 健, 永野 哲平 :
再生骨材モルタルの初期から長期材齢までの強度発現に影響を及ぼす鉱物質微粉末のフィラー効果に関する一考察,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.12, 3-4, 2014年4月. 案浦 侑己, 橋本 紳一郎, 江本 幸雄, 渡邉 健, 橋本 親典, 山田 悠二 :
実現場における振動加速計を用いた簡易圧送性評価システムの検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.68, 1125-1126, 2013年9月.- (キーワード)
- 圧送性 / 閉塞 / 振動加速度計 / 周波数スペクトル
粒状体・流体連成によるフレッシュコンクリートの流動解析,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.68, 1121-1122, 2013年9月.- (キーワード)
- 流動解析 / 加振ボックス充塡試験 / 流動障害
鉄筋を伝播する超音波を用いた鉄筋腐食による損傷の評価に関する検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.68, 687-688, 2013年9月.- (キーワード)
- 超音波 / 鉄筋腐食 / ひび割れ / 伝播速度 / 伝播距離
河川護岸のポーラスコンクリートの経年劣化に関する研究,
日本建築学会四国支部研究報告集, Vol.13, 11-12, 2013年5月. 原 勝哉, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
活性アルミナ粉末混入モルタルの温度上昇抑制機構の解明,
日本建築学会四国支部研究報告集, Vol.13, 9-10, 2013年5月. 田中 美里, 橋本 親典, 渡邉 健, 太田 憲史 :
廃石膏ボード微粉末,製紙スラッジ焼却灰,フライアッシュ及び再生骨材微粉末を用いたセメント系固化材の開発,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.19, 337-338, 2013年5月. 石丸 啓輔, 福田 圭佑, 橋本 親典, 渡邉 健 :
銅スラグ骨材を用いたコンクリートの耐火性および乾燥収縮抑制効果に関する研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.19, 323-324, 2013年5月. 原 勝哉, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
活性アルミナ粉末混入ペーストの温度上昇抑制機構,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.19, 319-320, 2013年5月. 細木 良成, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
AE法を用いたコンクリートのフライアッシュ混入による自己治癒効果の有効性,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.19, 299-300, 2013年5月. 山口 喜堂, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
表面波を用いたコンクリート表面ひび割れの定量化,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.19, 295-296, 2013年5月. 原田 和樹, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
超音波を用いた鉄筋腐食の評価手法に関する検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.19, 291-292, 2013年5月. 徳弘 祥太, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
急速法によるコンクリートの長さ変化試験方法に関する実験的検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.19, 286-287, 2013年5月. 菊池 未央, 渡邉 健, 橋本 親典, 井上 裕史 :
表面気泡抜き取り装置の使用がブリーディングおよび表層品質に及ぼす影響に関する実験的検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.19, 281-282, 2013年5月. 青井 洋視, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
モルタル供試体を用いたフライアッシュのマイクロフィラー効果とポゾラン反応に及ぼす再生骨材微粉末の影響,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.11, 15-16, 2013年4月. 三木 佑介, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
かぶり部に充填されるコンクリートの品質評価を想定した加振ボックス充填試験方法の適用性に関する一考察,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.67, 1207-1208, 2012年9月.- (キーワード)
- 加振ボックス充填試験 / 流動障害 / かぶり部
乾燥収縮に対する遮光および散水によるひび割れ抑制対策の効果に関する検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.67, 997-998, 2012年9月.- (キーワード)
- 養生 / 乾燥収縮 / ひび割れ / リング試験
床版コンクリート再振動締固めによる耐久性向上効果に関する検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.67, 269-270, 2012年9月.- (キーワード)
- 床版コンクリート / 再振動締固め / 鉛直打継ぎ目 / 排水桝下面空隙 / ブリーディング
実験建屋を用いた活性アルミナ粉末混入モルタルの温度上昇抑制効果の評価,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.10, 41-42, 2012年6月. 青井 洋視, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
モルタル供試体による再生細骨材とフライアッシュの早期ポゾラン反応機構に関する一考察,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.10, 43-44, 2012年6月. 三木 佑介, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
R1障害が間隙通過性および表層品質へ与える影響に関する実験的検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.18, 269-270, 2012年5月. 深瀬 晶之, 渡邉 健, 平岡 良彦, 橋本 親典 :
実施工現場の環境条件を想定した屋外曝露試験による乾燥収縮抑制効果の評価,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.18, 263-264, 2012年5月. 橋本 親典, 香川 浩司, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
骨材径が2.5mmより大きい銅スラグ骨材を用いたコンクリートの乾燥収縮特性に関する基礎的研究,
日本建築学会四国支部研究報告集, Vol.12, 41-42, 2012年5月. 青井 洋視, 橋本 親典, 渡邉 健, 山口 輝幸 :
再生骨材L 級コンクリートの簡易長さ変化量特性と急速凍結融解特性に影響を及ぼすフライアッシュの効果,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.66, 1229-1230, 2011年9月.- (要約)
- 本研究では,フライアッシュ混入に加えて全量再生骨材を使用したコンクリートにおいて,所定の材齢において,圧縮強度試験,40℃炉乾燥による簡易長さ変化量試験ならびに液化窒素を用いた急速凍結融解試験を行った.再生骨材は再生細・粗骨材ともにL 級再生骨材を使用した. 一般的には,再生骨材を使用すると強度が小さくなるが,フライアッシュを外割置換した配合の強度が,普通骨材コンクリートよりも大きくなった.これは,フライアッシュが材齢7日の初期から,再生骨材に含まれるアルカリ分の刺激によりポゾラン反応したと考えられる.普通骨材コンクリートよりも再生骨材を用いた3配合の長さ変化量が小さくなった.吸水率が大きい再生骨材よりも吸水率が小さい普通骨材の方が収縮する原因は,メニスカスの影響であると考えられる. 一方,液体窒素を使用した簡易凍結融解試験では,普通骨材コンクリートと比較して,再生骨材コンクリートの方が著しく凍結誘拐抵抗性抵抗性が低かった.しかしながら,空気量を確保したフライアッシュを外割置換した供試体は,ほかの再生骨材コンクリートの供試体に比較して相対動弾性係数の低下が遅く,凍結融解抵抗性が向上していることが確認された.
- (キーワード)
- フライアッシュ / 低度処理再生骨材 / 長さ変化試験 / 乾燥収縮 / 凍結融解試験
再生骨材L級コンクリートの簡易長さ変化量特性と急速凍結融解特性に影響を及ぼすフライアッシュの効果,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.9, 33-34, 2011年6月. 弓場上 有紗, 渡邉 健, 橋本 親典, 高橋 篤史 :
活性アルミナボールを用いたコンクリート平板の温度上昇抑抑制効果に関する研究,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.9, 19-20, 2011年6月. 笹田 宏紀, 橋本 親典, 上野 勝利, 渡邉 健 :
BOX 形充てん装置内を流動するフレッシュコンクリートの粒状体-流体3次元挙動解析,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.9, 17-18, 2011年6月. フィン ティー フェン チャン, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
超音波法に用いた鉄筋腐食状態の評価に関する研究,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.9, 15-16, 2011年6月. 玉井 博貴, 渡邉 健, 橋本 親典, 瀬尾 祐太 :
AE 法によるフライアッシュ外割コンクリートの修復能力評価,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.9, 11-12, 2011年6月. 渡邉 健, 藤原 悠貴, 玉井 博貴, 橋本 親典 :
弾性波法によるフライアッシュ外割コンクリートの自律治癒効果の評価,
セメント系材料の自己治癒に関するシンポジウム委員会報告書・論文集・付録, 227-232, 2011年6月. 玉井 博貴, 渡邉 健, 橋本 親典, 瀬尾 祐太 :
AE 法を用いたフライアッシュコンクリートの自己修復の評価,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.17, 281-282, 2011年5月. 笹田 宏紀, 橋本 親典, 上野 勝利, 渡邉 健 :
粒状体-流体連成3次元解析モデルを用いた加振BOX 試験装置内を流動するフレッシュコンクリートの数値解析に関する一考察,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.17, 285-286, 2011年5月. フィン ティー フェン チャン, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
超音波法を用いた鉄筋腐食の評価に関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.17, 289-290, 2011年5月. 万場上 有紗, 高橋 篤史, 橋本 親典, 渡邉 健 :
活性アルミナ粉末混入による温度上昇抑制効果を付与したモルタルの開発,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.17, 279-280, 2011年5月. 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔, 池端 大地 :
凍結融解試験法に関する液化窒素を用いた簡易急速化の試み,
セメント技術大会講演要旨, Vol.64, 206-207, 2010年5月. 藤原 悠貴, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
超音波法を用いたPCグラウト充てん度評価に関する検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.16, 309-310, 2010年5月. 山口 輝幸, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
フライアッシュ混入再生骨材コンクリートの強度および耐久性に関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.16, 327-328, 2010年5月. 進藤 拓未, 渡邉 健, 橋本 親典, 井上 裕史 :
表面気泡抜き取り装置を用いた中性化抑制効果の検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.16, 321-322, 2010年5月. 高橋 篤史, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
コンクリートの断熱性能比較について,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.16, 313-314, 2010年5月. 橋本 親典, 池端 大地, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
再生骨材コンクリートを用いた簡易急速凍結融解試験法とJISA1148(A法)との相関性,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.16, 295-296, 2010年5月. 瀨尾 祐太, 渡邉 健, 橋本 親典, 大野 誠徳 :
AE法による自己修復コンクリートの修復効果の検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.16, 285-286, 2010年5月. 井上 裕貴, 坂東 達也, 橋本 親典, 渡邉 健 :
低温炉乾燥による急速乾燥収縮試験法と長さ変化試験法(JIS A 1129)の比較,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.16, 269-270, 2010年5月. 谷口 耀亮, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
加熱処理した河川シルトを添加したモルタル性状に関する検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.15, 313-314, 2009年5月. 渡辺 遼太, 渡邉 健, 橋本 親典, 井上 裕史 :
表面気泡抜き取り装置を用いたコンクリートの耐久性に関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.15, 301-302, 2009年5月. 木村 耕蔵, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
超音波法による断面修復を行った鉄筋コンクリートの欠陥検出,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.15, 285-286, 2009年5月. 大野 誠徳, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
AE法を用いた再生骨材コンクリートの割裂試験による破壊性状の検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.15, 283-284, 2009年5月. 板東 達也, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
所要の初期強度と乾燥収縮を満足する高流動コンクリートの配合条件に関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.15, 265-266, 2009年5月. 福嶋 慎吾, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
ICタグを用いた生コンクリートのトレーサビリティの実用化に関する基礎的研究,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.63, 633-634, 2008年9月.- (キーワード)
- ICタグ / トレーサビリティ / 可視化実験 / 出現率 / 粗骨材濃度
衝撃弾性波法を用いた鋼-コンクリート合成構造の鋼板下面の空隙検出について,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.63, 335-336, 2008年9月.- (キーワード)
- 鋼-コンクリート合成鋼板 / 衝撃弾性波法 / たわみ振動
SP剤およびフライアッシュを用いたコンクリートのひび割れ抵抗性,
土木学会四国支部第14回技術研究発表会講演概要集, 282-283, 2008年5月. 江口 正晃, ニョー ヘン, 橋本 親典, 渡邉 健 :
再生細・粗骨材Lを全量骨材に用いたコンクリートの耐久性に関する研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.14, 318-319, 2008年5月. 橋本 親典, 石田 清嗣, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
BOX形充てん装置の振動充てん時間によるフレッシュコンクリートの施工性能の評価,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.14, 314-315, 2008年5月. 千賀 年浩, 伊達 重之, 渡邉 健, 橋本 親典 :
FAの産地と添加量が2次製品用コンクリートの振動締固めに及ぼす影響,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.14, 312-313, 2008年5月. 宮地 孝徳, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
断面修復部の欠陥検出における一探触子超音波の適用,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.14, 316-317, 2008年5月. 井上 裕史, 光滝 敬二, 渡邉 健, 橋本 親典, 黒木 優介 :
表面気泡抜き取り器具を用いたコンクリートの耐久性に関する基礎的研究,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.7, 39-40, 2008年4月. 宮地 孝徳, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
断面修復箇所での欠陥検出における二探触子一面法の適用,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.7, 35-36, 2008年4月. 橋本 親典, 江口 正晃, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
振動付与2軸強制練りミキサを用いて製造した再生骨材コンクリートの品質に関する実験的検討,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.7, 33-34, 2008年4月. 吉田 元昭, 福嶋 慎吾, 橋本 親典, 渡邉 健 :
圧力変動に基づく2軸強制練りミキサの練混ぜの定量化,
日本材料学会四国支部学術講演会講演論文集, Vol.7, 29-30, 2008年4月. 藤垣 博敏, 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康 :
インパクトエコー法を利用したグラウトの硬化過程における充填評価,
日本非破壊検査協会平成19年度秋季大会講演概要集, 99-102, 2007年10月. 御領園 悠司, 伊達 重之, 渡邉 健, 橋本 親典 :
細骨材率および混和材が合理的な振動締固めに及ぼす影響,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.62, 1085-1086, 2007年9月. 福嶋 慎吾, 橋本 親典, NHAR HENG, 渡邉 健 :
骨材の吸水率の差がコンクリートの乾燥収縮量に与える影響,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 398-399, 2007年5月. 石丸 啓輔, 中村 聡, Heng Nhar, 渡邉 健 :
化学系繊維ネット単独およびスターラップとの併用によるRC部材のせん断補強効果に関する研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 400-401, 2007年5月. 芝崎 圭佑, NHAR HENG, 橋本 親典, 渡邉 健 :
低度処理再生骨材コンクリートの配合設計に関する研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 392-393, 2007年5月. 御領園 悠司, 伊達 重之, 渡邉 健, 橋本 親典 :
合理的な振動締固めに及ぼす配合の影響に関する研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 390-391, 2007年5月. 細見 素康, 伊達 重之, 渡邉 健, 橋本 親典 :
AE法による分割練りコンクリートの品質評価,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 388-389, 2007年5月. 西岡 啓介, 渡邉 健, 橋本 親典, 野上 茜 :
弾性波法を用いた入力波長と部材寸法の関係が弾性波伝播速度に及ぼす影響についての検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.13, 386-387, 2007年5月. 水口 裕之, 橋本 親典, 上田 隆雄, 渡邉 健 :
再生骨材全量用いた高流動コンクリートの基礎的性質,
セメント・コンクリート研究討論会論文報告集, No.33, 23-26, 2006年10月. ニョー ヘン, 平塚 和男, 渡邉 健, 橋本 親典 :
炭酸ガス養生したインターロッキングブロックの白華の抑制効果に関する基礎的研究,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.61, 1177-1178, 2006年9月. 西川 浩史, 水口 裕之, 渡邉 健 :
廃棄コンクリートを全量用いた粉体系高流動コンクリートの力学特性,
第61回年次学術講演会講演概要集, 823-824, 2006年9月. 山本 雄一郎, 橋本 紳一郎, 渡邉 健, 橋本 親典 :
産業副産物をセメント代替とした即脱成型平板の性能評価,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 376-377, 2006年5月. 野上 茜, 渡邉 健, 橋本 紳一郎, 橋本 親典 :
衝撃弾性波法における弾性波伝播速度の検討と部材長さの同定に関する考察,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 348-349, 2006年5月. 園山 琢磨, 橋本 紳一郎, 石丸 啓輔, 渡邉 健 :
液体窒素を用いた急速凍結融解試験の基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 346-347, 2006年5月. 西山 信也, 橋本 紳一郎, 石丸 啓輔, 渡邉 健 :
ブレード表面の圧力による局部交錯流動の定量的評価に関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 340-341, 2006年5月. 藤井 慎二, 橋本 紳一郎, 石丸 啓輔, 渡邉 健 :
振動付与2軸強制練りミキサを使用した再生骨材コンクリートに関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 338-339, 2006年5月. 小杉 洋平, 橋本 紳一郎, 石丸 啓輔, 渡邉 健 :
破砕骨材モルタルに関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 336-337, 2006年5月. 多田 和弘, 橋本 紳一郎, 石丸 啓輔, 渡邉 健 :
化学系繊維ネットを配置したRC梁の耐久性および剥落防止効果の検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 320-321, 2006年5月. 福島 誉央, 橋本 紳一郎, 渡邉 健, 橋本 親典 :
化学系繊維ネットを用いたRC梁のせん断補強硬化の検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 318-319, 2006年5月. 筒井 博之, 水口 裕之, 上田 隆雄, 渡邉 健 :
廃棄コンクリートを全量用いた高流動再生コンクリートの力学特性,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.12, 360-361, 2006年5月. 橋本 紳一郎, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
フライアッシュを用いたノンセメント硬化体の配合に関する検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.60, 855-856, 2005年9月. 小野寺 誠司, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
振動付与練混ぜ工法と防水剤を使用した低度処理再生骨材コンクリートの諸特性,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.60, 767-768, 2005年9月. 渡邉 健, 橋本 親典, 大津 政康 :
インパクトエコー法における鉄筋の共振周波数に関する実験的検討,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.60, 1195-1196, 2005年9月. 吉川 よし江, 渡邉 健, 水口 裕之 :
建設基礎セミナ-における少人数教育の7年間の歩み-導入的な創成科目としての少人数セミナ-の総括-,
平成17年度工学・工業教育研究講演会講演論文集, 60-61, 2005年7月. 橋本 親典, 平川 貴章, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
破砕骨材を使用したコンクリートに関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 304-305, 2005年5月. 湯北 記代彦, 橋本 紳一郎, 橋本 親典, 渡邉 健 :
液化窒素を用いた簡易凍結融解試験装置の開発,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 310-311, 2005年5月. 橋本 紳一郎, 西島 尚史, 橋本 親典, 渡邉 健 :
フライアッシュの品質影響を考慮したノンセメントコンクリートの配合,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 308-309, 2005年5月. 石丸 啓輔, 竹田 靖志, 橋本 親典, 渡邉 健 :
網状の連続繊維補強によるRC部材のせん断補強効果に関する研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 306-307, 2005年5月. 西畑 清華, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
再生骨材を用いたコンクリートのAE発生挙動,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 286-287, 2005年5月. 久堀 貴史, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
インパクトエコー法における鉄筋の影響に関する考察,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 284-285, 2005年5月. 藤垣 博敏, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
SIBIEによるPCグラウト充填度評価の画像処理手法,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.11, 282-283, 2005年5月. ニョー ヘン, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
5年間暴露したⅢ種FAコンクリートのコア供試体の強度特性および中性化性状,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.59, 441-442, 2004年9月. 渡邉 健, 橋本 親典, 井上 賢太郎 :
卒業研究のプレゼンテーション評価と取得科目の重み付き平均点の相関,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.59, 287-288, 2004年9月. 藤戸 幹大, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
材料落下型連続ミキサの練り混ぜ機構のモデル化,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.9, 323-324, 2003年5月. 真野 雅文, 橋本 親典, 渡邉 健, 山川 正泰 :
フライアッシュ4種混入コンクリートの沈下ひび割れに関する検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.9, 321-322, 2003年5月. 原田 貴典, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
簡易的な凍結融解試験法の提案,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.9, 313-314, 2003年5月. 森田 貴史, 渡邉 健, 橋本 親典, 一宮 桂一郎 :
コンクリート内部空隙の検出におけるインパクトエコー法を利用したイメージング手法の有効性,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.57, 357-358, 2002年9月. 井上 裕史, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
Ⅲ種フライアッシュ混入コンクリートの3年暴露試験体の強度特性,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.8, 424-425, 2002年5月. 白井 一雄, 山川 正泰, 渡邉 健, 橋本 親典 :
フライアッシュⅣ種を混入したコンクリートの沈下ひび割れに関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.8, 422-423, 2002年5月. 川崎 喜裕, 渡邉 健, 橋本 親典, 山地 功二 :
フライアッシュⅣ種を混入したコンクリートの変形性に関する実験的検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.8, 420-421, 2002年5月. 吉田 裕二, 橋本 紳一郎, 橋本 親典, 渡邉 健 :
産業廃棄物をセメント代替とした硬化体の基礎研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.8, 412-413, 2002年5月. 原田 貴典, 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
竹を補強材としたコンクリートに関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.8, 410-411, 2002年5月. 今川 洋志, 渡邉 健, 橋本 親典, 横手 晋一郎 :
超音波を用いたコンクリート表面ひび割れの評価に関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, 384-385, 2002年5月. 森田 貴史, 渡邉 健, 橋本 親典, 一宮 桂一郎 :
インパクトエコー法を利用したコンクリート内部空隙の検出,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, 382-383, 2002年5月. 松友 玲司, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
加振BARフロー試験によるコンクリートのコンシステンシー評価に関する検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, 360-361, 2002年5月. 松本 純一, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
材料落下型連続ミキサの練混ぜ挙動の可視化,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.8, 358-359, 2002年5月. 橋本 伸一郎, 橋本 親典, 渡邉 健, 粟田 工 :
産業副産物をセメント代替として用いたコンクリートの基礎的研究,
「廃棄資源のコンクリート材料への有効利用に関するシンポジウム」論文集, 116-121, 2001年11月. 渡邉 健, 大津 政康 :
衝撃力の周波数成分がスペクトルイメージングSIBIEに及ぼす影響,
土木学会年次学術講演会講演概要集, Vol.56, 2001年10月. 三村 健二, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
加振スランプフロー試験によるコンクリートのコンシステンシー評価指標,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.7, 376-377, 2001年5月. 山川 正泰, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
鉄筋群を流動するフレッシュコンクリートの流動性状に関する実験的検討,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.7, 374-375, 2001年5月. 松本 純一, 橋本 親典, 渡邉 健, 石丸 啓輔 :
重力落下型連続ミキサの箱形容器形状が練混ぜ機構に与える影響,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.7, 372-373, 2001年5月. 石丸 啓輔, 三岩 敬孝, 橋本 親典, 渡邉 健 :
FAの強熱減量と細骨材の粗粒率が粉体系高流動コンクリートの流動性に及ぼす影響,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.7, 366-367, 2001年5月. 森田 貴史, 渡邉 健, 河瀬 章布, 川崎 喜裕 :
新聞紙を混入した軽量セメントモルタルの強度特性に関する研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.7, 354-355, 2001年5月. 渡邉 健, 橋本 親典, 石丸 啓輔 :
セメントを全く使用しないFA硬化体の製造方法に関する基礎的研究,
土木学会四国支部技術研究発表会講演概要集, Vol.7, 362-363, 2001年5月. 渡邉 健, 大津 政康 :
インパクトエコー法における弾性波の入力周波数成分に関する研究,
土木学会年次学術講演会講演概要集, 2000年9月. 渡邉 健, 大津 政康, 中山 穣 :
PCグラウト充填度評価へのインパクトエコー法の適用に関する研究,
第53回セメント技術大会講演要旨, 174-175, 1999年6月. 渡邉 健, 大津 政康 :
コンクリート部材の衝撃応答における周波数の影響に関する考察,
第4回構造物の衝撃問題に関するシンポジュウム論文集, 139-144, 1998年6月.
- 研究会・報告書
- 渡邉 健 :
インパクトエコー法を利用したコンクリート内部空隙の検出,
徳島大学工業会会報, No.49, 5-6, 2003年9月. 渡邉 健 :
コンクリート構造物の維持管理における非破壊検査の役割,
徳島大学工学部研究報告, Vol.47, 1, 2002年3月. 渡邉 健, 松山 公年, 大津 政康 :
弾性波を用いた反射画像イメージングによるコンクリート内部の欠陥検出,
熊本大学地域共同研究センター第12回共同研究成果発表概要集, 21-26, 2000年2月. Takeshi Watanabe, Masayasu Ohtsu and Taketoshi Sakamoto :
HIGH-FREQUENCY MOTIONS AND FAILURE BEHAVIOR OF REINFORCED CONCRETE COLUMNS,
Transactions of the Japan Concrete Institute, Vol.19, No.0, 149-156, Mar. 1998.- (キーワード)
- High-Frequency Vibration / Principle of Similarity / Impact Test / The Boundary Element Method
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1574231873796139904
(CiNii: 1574231873796139904) 橋本 親典, 水口 裕之, 上田 隆雄, 渡邉 健 :
可視化実験手法を用いた高性能コンクリートの製造・施工システムの実用化に関する研究,
科学研究費補助金(基盤研究B)研究成果報告書(課題番号17360205), 2008年12月.- (要約)
- 本研究課題は,高性能コンクリートの普及を目的して,コンクリートミキサ,コンクリートアジテータならびにコンクリートポンプ等の製造・施工システムの高性能化を図ることである.調査の結果,コンクリートミキサの高性能化がもっとも現実的であり,経済的効果が高いこと,大都市での建設では,設計基準強度100N/mm2を超える超高強度コンクリート対応の高性能なミキサが必要不可欠であることなどの理由から,コンクリートミキサの開発に絞ることにした.その結果,2軸強制練りミキサに振動付与装置を取り付けた新しい構造のミキサの実用化を行った.初年度は,1相系の可視化モデルコンクリートを用いて,2軸のブレードの回転によって形成されるらせん流動が,相互に衝突しあう領域に形成される局部交錯流動の定量化を試みた.その結果,ミキサの容器形状(深さ,2軸間距離,軸長さ)が異なることによって,局部交錯流動の大きさ,特にせん断流によって形成される圧力の乱れが大きく変化することが明らかになった.2年目は,これらの知見を基に,試験練り用60 の2軸強制練りミキサを製作し,局部交錯流動の乱れを大きくするために,練り混ぜ途中に振動付与を与える機構を組合せた振動付与2軸強制練りミキサを開発した.吸水率が10%を超えるL級再生細・粗骨材を100%用いた再生骨材コンクリートと100N/mm2以上の高強度コンクリートを対象にして,その性能を評価した.最終年では,さらなるミキサの高性能化を図ることを目的とし,固液2相系の可視化モデルコンクリートを用いて,ブレード先端の圧力変動を計測した.主な着目点は,アーム遅れ角度がせん断流に及ぼす影響である.実験の結果,ミクロ的な練混ぜ性能が良好なミキサの条件としては,局部交錯部の領域が大きくかつ連続性を持つパドル配列を有するものであることが明らかになった.
低度再生骨材コンクリートの耐久性改善に関する基礎的研究,
第9回建設事業の技術開発に関する助成事業報告書, 105-126, 高松市, 2006年6月. 橋本 親典, 水口 裕之, 上田 隆雄, 渡邉 健 :
自己充てん性ランク1のの高流動コンクリートのポンプ圧送性能の評価·改善方法の研究,
科学研究費補助金基盤研究(C(2))研究成果報告書(課題番号15560395), 2005年12月.- (要約)
- 本研究課題では,自己充てん性ランク1の高流動コンクリートのポンプ圧送性能を確保するための改善方法を明確にすることである. 平成15年度は,脈動に耐えうる分離抵抗性を含む管内閉塞に対する安全性を総合的に事前評価できる試験方法を確立することを目的として,スランプを18cm程度の普通コンクリートおよびフライアッシュを30%細骨材代替したランク1の高流動コンクリートを用いて,順調圧送から閉塞までの圧送状況を再現できる水平換算距離59.5m程度の小規模な循環圧送試験を行った.平成16年度は,脈動による分離抵抗性を含んだ試験方法の確立を目的として,変形性試験に用いる小型ポンプ圧送試験装置に脈動発生装置を付加し,脈動を発生させたコンクリートの室内流動実験を行った.実験に供したコンクリートは,平成15年度で実施した現場圧送実験で製造したコンクリートと同材料,同配合の普通コンクリートおよびランク1の高流動コンクリートである.脈動を発生させた変形性試験のテーパ管吐出位置の管内圧力損失と著者らが行った実機ポンプによる現場圧送実験結果3)の水平管の管内圧力損失の比に関する相似性を検討した. その結果,1)高粘性コンクリートの水平管1mあたりの圧力損失は,普通コンクリートの約2倍である.2)管壁を流動するコンクリートの骨材粒子と管壁が衝突する際に発生する振動にはコンクリートのコンシステンシーに起因する卓越周波数が存在し,卓越周波数が普通コンクリートと高粘性コンクリートで異なる.3)小型ポンプ圧送装置のピストンの可動と停止を制御することで,実際のポンプ圧送のような脈動波を再現させることができる.4)実際のポンプ圧送と本変形性試験の管内圧力損失に関する相似性は,普通コンクリートに対しては問題がないが,粘性の高いコンクリートに対しては変形性試験の結果が危険側の評価を与える可能性がある. 以上の実験的検討から,変形性評価試験装置に脈動発生装置を組み合わせて,高流動コンクリートのポンプ圧送性能として特に重要な脈動に対する材料分離抵抗性を評価する試験方法として「フレッシュコンクリートの脈動を発生させた変形性評価試験方法(案)」を提案することができた.
ポンプ圧送の脈動に起因する材料分離や変形性低下を評価できる定量的指標に関する研究,
科学研究費補助金基盤研究(C(2))研究成果報告書(課題番号13650508), 2003年11月.- (要約)
- 本研究は,フレッシュコンクリートのポンプ圧送性のうち,圧力の時間的·位置的変動に耐える分離抵抗性に関して,加圧ブリーディング試験方法や変形性評価試験方法と同様に,圧送性の事前評価ができる試験方法の構築を試みた.平成13年度では,室内実験による変形性評価試験を行い,脈動に対する分離抵抗性が大きいフライアッシュⅣ種を細骨材容積の10∼20%置換した粘性が大きいコンクリートを対象とし,普通コンクリートの順調圧送に関する平均ポンプ油圧と変動係数の判定基準のフライアッシュⅣ種混入コンクリートへの有効性について実験的検討を行った.平成14年度では,現場圧送実験による脈動流の定量化と,昨年に実施した室内実験で用いる小型ポンプ圧送試験装置に脈動発生装置を付加し,室内のコンクリートの管内流動実験において脈動状態を再現し,脈動に起因する材料分離や変形性低下を評価できる定量的指標の検討を行った.さらに,音響的指標による新しい変形性指標の可能性について検討した. 以上の結果,変形性評価試験方法で得られる圧力の変動係数と現場での脈動の乱れには相関性があり,変形性試験の油圧ユニットに脈動発生装置を追加し,脈動を再現させることにより,ポンプ油圧の変動係数を用いて脈動の乱れを評価できる可能性が示された.
- 特許
- 渡邉 健, 橋本 親典 : 透気性測定方法,および透気性測定装置, (2015年10月), (2020年1月), 特許第6652759号 (2020年1月). 橋本 親典, 渡邉 健, 田中 秀典 : コンクリート補強ネットおよびコンクリート構造体, 特願2006-128904 (2006年5月), 特開2007-297882 (2007年11月), . 橋本 親典, 渡邉 健, 一宮 桂一郎 : コンクリート固化体組成物およびその製造方法およびコンクリート固化体, 特願2004-192553 (2004年6月), 特開2006-16213 (2006年1月), 特許第4631045号 (2010年11月). 大津 政康, 渡邉 健, 中山 穣 : コンクリート構造物中の欠陥探査方法, 特願11-174898 (1999年6月), .
- 作品
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 補助金・競争的資金
- 生産性向上に資する中流動コンクリートの製造・施工システムの夜間施工自動化の研究 (研究課題/領域番号: 22K04264 )
超音波法を用いたRC部材の鉄筋腐食劣化の潜伏期から加速期までの定量化手法の確立 (研究課題/領域番号: 15K06166 )
震災廃棄コンクリートの有効利用のための原コンクリートのAE剤有無判定法の開発 (研究課題/領域番号: 25630188 )
塩害とASRの複合劣化機構の解明とリチウム塩を用いた対策工法に関する研究 (研究課題/領域番号: 23360197 )
塩害とASRの複合劣化構造物に対する電気化学的リハビリテーション手法に関する研究 (研究課題/領域番号: 20360204 )
フレッシュコンクリートの施工性能に関する現場対応型照査・検査システムの構築 (研究課題/領域番号: 20360193 )
超音波法を用いた画像化手法による断面補修部分の健全度評価に関する研究 (研究課題/領域番号: 19760304 )
加熱破砕した廃棄コンクリートを骨材資源として用いた完全循環高級コンクリートの開発 (研究課題/領域番号: 17560408 )
可視化実験手法を用いた高性能コンクリートの製造・施工システムの実用化に関する研究 (研究課題/領域番号: 17360205 )
弾性波法に基づいたコンクリート材料の非破壊的破壊制御に関する研究 (研究課題/領域番号: 16206045 )
自己充てん性ランク1の高流動コンクリートのポンプ圧送性能の評価・改善方法の研究 (研究課題/領域番号: 15560395 )
フレッシュコンクリートの施工性能の設定,照査および検査技術の構築に関する企画調査 (研究課題/領域番号: 14605013 )
ポンプ圧送の脈動に起因する材料分離や変形性低下を評価できる定量的指標に関する研究 (研究課題/領域番号: 13650508 )
研究者番号(50332812)による検索
- その他
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
2024年11月25日更新
- 専門分野・研究分野
- コンクリート工学 (Concrete Engineering)
- 所属学会・所属協会
- 社団法人 土木學會
社団法人 日本コンクリート工学協会
日本材料学会
セメント·コンクリート研究会
四国コンクリート研究会
社団法人 日本非破壊検査協会 - 委員歴・役員歴
- 社団法人 土木學會 (土木学会コンクリート委員会 弾性波法の非破壊検査研究小委員会幹事 [2004年12月〜2006年12月])
社団法人 日本コンクリート工学協会 (文献調査委員会委員 [2006年4月〜2008年3月]) - 受賞
- 1998年7月, 第20回コンクリート工学講演会「優秀講演賞」 (社団法人 日本コンクリート工学協会)
2000年6月, 第22回コンクリート工学講演会「優秀講演賞」 (社団法人 日本コンクリート工学協会)
2001年11月, 年次学術講演会優秀講演賞 (社団法人 土木學會)
2002年7月, セメント技術大会優秀講演者賞 (社団法人 セメント協会)
2003年5月, コンクリート工学協会賞(奨励賞) (社団法人 日本コンクリート工学協会)
2004年3月, THE TEACHER OF THE YEAR (工学部)
2008年3月, 優秀教員 (工学部)
2012年11月, Paper Award (International Acoustic Emission Symposium)
2013年3月, 優秀教員 (工学部)
2013年11月, 土木学会四国支部賞(研究・論文賞) (四国支部)
2016年12月, IIIAE Prominent Paper Award for the Excellent Paper in IIIAE2016 (Paper Award Committee, IIIAE 2016)
2018年3月, 優秀教員 (工学部)
2018年3月, 優秀教員 (徳島大学工学部)
2021年2月, 康楽賞 (公益財団法人 康楽会) - 活動
- 徳島県三好市水道施設設備事業事前評価委員会 ( [2006年12月〜2007年1月])
徳島南環状道路景観検討委員会
四国地方整備局 (新技術活用評価委員会 委員 [2011年7月〜2020年12月])
徳島県 (とくしま環境会議 クリーンリサイクル推進部会 部会長 [2013年5月〜2020年12月])
四国地方整備局 (四国地方整備局総合評価委員会委員 [2019年10月〜2020年12月])
徳島市 (徳島市上下水道 総合評価委員会 委員 [2020年4月〜12月])
徳島市 (徳島市総合評価委員会 委員 [2016年6月〜2019年3月])
独立行政法人国民生活センター (客員研究員 [2017年6月〜2018年3月])
2024年11月24日更新
2024年11月23日更新
Jグローバル
- Jグローバル最終確認日
- 2024/11/23 01:04
- 氏名(漢字)
- 渡邉 健
- 氏名(フリガナ)
- JグローバルAPIで取得できませんでした。
- 氏名(英字)
- Takeshi Watanabe
- 所属機関
- 徳島大学 准教授
社会産業理工学研究部
リサーチマップ
- researchmap最終確認日
- 2024/11/24 03:18
- 氏名(漢字)
- 渡邉 健
- 氏名(フリガナ)
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- 氏名(英字)
- Takeshi Watanabe
- プロフィール
- 近年のテーマ
・非破壊試験法によるコンクリートの強度推定
・簡易透気試験方法の開発
・超音波法によるコンクリートの応力度の推定
・超音波を利用したコンクリート内部鉄筋の腐食評価
・非鉄スラグを用いたコンクリートの製造およびその評価手法の提案 - 登録日時
- 2019/10/16 10:14
- 更新日時
- 2022/9/24 21:41
- アバター画像URI
- https://researchmap.jp/benatawa/avatar.jpg
- ハンドル
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- eメール
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- eメール(その他)
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- 携帯メール
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- 性別
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- 没年月日
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- 所属ID
- 0344000000
- 所属
- 徳島大学
- 部署
- 大学院
- 職名
- 准教授
- 学位
- 博士(工学)
- 学位授与機関
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- URL
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- 科研費研究者番号
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- Google Analytics ID
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- ORCID ID
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- その他の所属ID
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- その他の所属名
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- その他の所属 部署
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- その他の所属 職名
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- 最近のエントリー
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- Read会員ID
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- 経歴
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- 受賞
- Misc
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- 論文
- 講演・口頭発表等
- 書籍等出版物
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- 研究キーワード
- 研究分野
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- 所属学協会
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- 担当経験のある科目
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- その他
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- Works
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- 特許
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- 学歴
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- 委員歴
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- 社会貢献活動
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2024年11月23日更新
- 研究者番号
- 50332812
- 所属(現在)
- 2024/4/1 : 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授
- 所属(過去の研究課題
情報に基づく)*注記 - 2022/4/1 : 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授
2017/4/1 : 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授
2016/4/1 : 徳島大学, 大学院理工学研究部, 准教授
2015/4/1 : 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授
2012/4/1 – 2015/4/1 : 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授
2013/4/1 : 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授
2010/4/1 – 2011/4/1 : 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授
2007/4/1 – 2009/4/1 : 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 助教
2006/4/1 : 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 助手
2006/4/1 : 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 助手
2001/4/1 – 2005/4/1 : 徳島大学, 工学部, 助手
2004/4/1 : 熊本大学, 工学部, 助手
- 審査区分/研究分野
-
研究代表者
理工系 / 工学 / 土木工学 / 土木材料・施工・建設マネジメント
研究代表者以外
工学 / 土木工学 / 土木材料・力学一般
理工系 / 工学 / 土木工学 / 土木材料・施工・建設マネジメント
理工系 / 工学 / 土木工学 / 構造工学・地震工学・維持管理工学
小区分22010:土木材料、施工および建設マネジメント関連
- キーワード
-
研究代表者
超音波 / 非破壊検査 / コンクリート / 断面修復 / 超音波法 / 弾性波 / 空隙 / 剥離 / 反射 / 振幅 / 鉄筋腐食 / ひび割れ / 潜伏期 / 加速期 / アコースティックエミッション法 / 非破壊試験 / 鉄筋コンクリート / アコースティック・エミッション / 微細ひび割れ / AE法
研究代表者以外
フレッシュコンクリート / コンシステンシー / 施行性能 / 性能照査型設計法 / 締固め性能 / 充てん性能 / 加振BARフロー試験方法 / 施工性能 / 照査システム / 検査システム / ボックス充てん試験 / タンピング試験 / 流動解析 / 土木材料 / BOX形充てん試験 / フライアッシュ / 高炉スラグ微粉末 / 塩害 / ASR / コンクリート / HPFRCC / 陽極システム / 電気化学的手法 / 防食効果 / 膨張抑制効果 / 複合劣化 / リチウム塩 / 震災廃棄コンクリート / 再生骨材 / 凍結融解試験 / AEコンクリート / 相対動弾性係数 / 原コンクリート / 液化窒素 / NonAEコンクリート / AE剤 / 液体窒素 / 凍結融解抵抗性 / 超音波伝播速度 / 廃棄コンクリート / ポーラスコンクリート / ポンプ圧送性能 / 現場圧送実験 / 脈動 / 変形性試験方法 / 材料分離 / 乱れ / ベント管 / 材料分離抵抗性 / 変形性評価試験 / 平均ポンプ油圧 / 変動係数 / フライアッシュIV種 / 粗骨材濃度 / Pumpability / Field test / Pulsatile flow / Test method for deformability of fresh concrete using a pumping tester / Fly ash / Segregation / Fluctuation / Bent pipe / 自己充てん性コンクリート / 管内圧力損失 / 変形管 / 脈動流 / 相似則 / 圧力センサー / FFT解析 / Self-compacting concrete / Pressure loss / Deformed pipe / Test method for deformability of fresh concrete / Scale rule / 非破壊試験 / 弾性波法 / アコースティック・エミッション / モーメントテンソル解析 / 破壊力学 / アコースティック。エミッション / 損傷力学 / Nondestructive Evaluation / Elastic-Wave Methods / Acoustic Emission / Moment Tensor Analysis / Fracture Mechanics / コンクリート用ミキサ / 可視化モデルコンクリート / せん断流 / 再生骨材コンクリート / 高強度コンクリート / 高性能コンクリート / 圧力変動 / パドル配列角度 / 2軸強制練りミキサ / 可視化実験 / 再生コンクリート / 練混ぜ性能 / ブレード / 圧力センサ / Concrete mixer / Visualization technique / Shear flow / Recycled aggregate concrete / High strength concrete / High performance concrete / Pressure fluctuation / Angle of the blade installed to axis / リサイクル / 循環資源 / 高級コンクリート / Construction Materials / Concrete / Recycling / Recyclic resources / High grade concrete / 無線ICタグ / 静電容量型加速度センサ / 電気炉酸化スラグ細骨材 / 短繊維 / 中流動コンクリート / 夜間施工 / 加速度 / 生産性向上 / 圧送工法