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山田 仁子
徳島大学
2024年11月15日更新
- 職名
- 教授
- 電話
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- 学歴
- 1984/3: 九州大学文学部文学科卒業
1986/3: 九州大学大学院 文学研究科 英語学·英文学専攻 修士課程修了
1987/8: 九州大学大学院文学研究科博士過程後期中途退学 - 学位
- 文学修士 (九州大学) (1986年3月)
- 職歴・経歴
- 1987/9: 徳島大学 助手,教養部
1989/4: 徳島大学講師,教養部
1991/4: 徳島大学 助教授,教養部
1993/4: 徳島大学 助教授,総合科学部
1994/8: アメリカ合衆国,カリフォルニア大学バークレー校にて客員研究員(言語学)
1995/1: アメリカ合衆国,カリフォルニア大学サンディエゴ校にて客員研究員(認知科学)
2007/4: 徳島大学 准教授 総合科学部
2009/4: 徳島大学 准教授,大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部
2011/8: アメリカ合衆国,チュレーン大学にて客員研究員(リベラル・アーツ)
2017/4: 徳島大学 准教授, 大学院社会産業理工学研究部
2018/4: 放送大学徳島学習センター 客員教授
2021/3: 徳島大学 教授, 大学院社会産業理工学研究部
- 専門分野・研究分野
- 言語学 (Linguistics)
2024年11月15日更新
- 専門分野・研究分野
- 言語学 (Linguistics)
- 担当経験のある授業科目
- 基盤英語
主題別英語
Academic English I - 指導経験
- 17人 (学士), 4人 (修士)
2024年11月15日更新
- 専門分野・研究分野
- 言語学 (Linguistics)
- 研究テーマ
- 比喩, 共感覚比喩, カテゴリー, 色彩語彙 (英語学 (English linguistics), 認知言語学 (cognitive linguistics), 語用論 (pragmatics))
- 著書
- 山田 仁子 :
見せる笑顔への変革:「笑顔」カテゴリーの通時的研究,
開拓社, 東京, 2021年7月.- (キーワード)
- 笑顔 / 笑い / カテゴリー / 隠喩 / 換喩 / プロトタイプ
色らしくない色Grayのカテゴリー形成,
開拓社, 2018年3月.- (キーワード)
- 色 (color) / 英語 (English) / カテゴリー化 / カテゴリー
「カテゴリー化を促す2種のべクトルーReal MotherとTrue Mother」大橋浩 他 編『ことばとこころの探求』,
開拓社, 東京, 2012年3月.- (キーワード)
- カテゴリー化
ことばの標 ー平井昭徳君追悼論文集ー, --- 香りの世界の共感覚比喩 ---,
九州大学出版会, 福岡, 2005年11月.- (キーワード)
- 英語学 (English linguistics) / 共感覚 / 比喩
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 105348
(徳島大学機関リポジトリ: 105348) 山田 仁子 :
英語学の視点, --- 実体と既知性と指示表現 ---,
九州大学出版会, 福岡, 1989年8月.- (キーワード)
- 指示表現 / 代名詞
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 105005
(徳島大学機関リポジトリ: 105005) - 論文
- 山田 仁子 :
「笑顔は世界の共通語」なのか? -笑顔の機能と普遍性をめぐる議論の変遷-,
ハイペリオン, Vol.68, 25-48, 2022年.- (キーワード)
- 笑顔 / 表情 / 普遍性 / 文化 (culture)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118165
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050014327016628352
(徳島大学機関リポジトリ: 118165, CiNii: 1050014327016628352) 山田 仁子 :
「灰色」にないGrayの要素 ―日本語と英語の色彩語カテゴリーの比較―,
ハイペリオン, Vol.63, 1-10, 2017年.- (キーワード)
- カテゴリー / 色 (color) / 英語 (English) / 日本語 / 和訳 (translation into Japanese)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 112204
(徳島大学機関リポジトリ: 112204) 山田 仁子 :
FATHERカテゴリーの形成過程に見る英語圏における父親像,
ハイペリオン, Vol.60, 3-12, 2014年.- (キーワード)
- カテゴリー化 / 父親 / 英語 (English)
- MISC
- 山田 仁子 :
イギリス英語圏における家族像ーtrueとrealで探るFAMILYカテゴリーの成立条件ー,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.22, 127-147, 2014年.- (キーワード)
- 英語学 (English linguistics) / 家族 (family) / カテゴリー化
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 106389
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050845762395055360
(徳島大学機関リポジトリ: 106389, CiNii: 1050845762395055360) 山田 仁子 :
「家族」に関する日本語語彙のカテゴリー化,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.21, 81-106, 2013年.- (要約)
- The purpose of this study is to clarify the process of categorization in mind when Japanese speakers use the terms relating to a family or family members. This paper presents Japanese expressions composed of two parts: Hontoh-no (real / true) and family terms, Kazoku (family), Haha-oya (mother), Chichi-oya (father), Kodomo (child), Musume (daughter), and Musuko (son), and examines these expressions in the contexts in which they appear. Japanese Hontoh-no means that the topic is a real or true member of the category classified by the following word, and we can say categorization is happening here. The source of the data is the Balanced Corpus of Contemporary Written Japanese (BCCWJ), which was developed by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, and contains more than one hundred million words of contemporary written Japanese. Close examination of the examples of Hontoh-no and family terms in their contexts show that the term Hontoh-no represents two kinds of forces in categorization, "distinguishing force" from some standard to be a category member and "unifying force" aiming at some salient feature of the category. The "unifying force" applies more often to Kazoku (family) and Haha-oya (mother), than to other family terms, Chichi-oya (father), Kodomo (child), Musume (daughter), and Musuko (son). This fact indicates that "family" and "mother" have clearer ideal images than other family members like "father" or "children" in Japanese society.
- (キーワード)
- カテゴリー化 / 家族 (family) / 日本語
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 106218
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050282812441606528
(徳島大学機関リポジトリ: 106218, CiNii: 1050282812441606528) 山田 仁子 :
「「すごい」ことばの変化」ー現代アメリカ英語賞賛表現の電子媒体による分析ー,
ハイペリオン, Vol.58, 19-36, 2012年.- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 104973
(徳島大学機関リポジトリ: 104973) 山田 仁子 :
カテゴリーを形成する2種類のベクトル, --- 「真(ま)+ 色彩語彙表現」の分析 ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.18, 115-130, 2010年.- (要約)
- Japanese "ma" is a prefix to express that the topic is a true member ofthe category classified by the following word. This means that the prefix"ma" represents the speaker's intention to categorize the thing in sight,andit functions as a vector to form a category in cognition.This paper examines the compounds of "ma" and color terms toclarify the system of categorization. Though the prefix "ma" alwaysindicates that the colors in sight are true members of categories,thecompounds "ma-color term" do not always refer to the same colors. Theysometimes refer to the prototypical colors,and sometimes refer to somecolors out of the ordinary color categories of that color term.Different meanings of the compounds"ma-color term" show that twokinds of vectors are in effect in forming categories. A vector to get close tothe prototype of the category due to similarity and another vector to getaway from some other category due to contrastive difference.
- (キーワード)
- カテゴリー / 色 (color)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 75684
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050001337463749120
(徳島大学機関リポジトリ: 75684, CiNii: 1050001337463749120) 山田 仁子 :
カテゴリー分類が引き起こす認識の変化 ー英語の色彩語彙yellowの場合ー,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.17, 75-82, 2009年.- (要約)
- カテゴリー分類することで,物事に対する認識の変化が起きる可能性を示す. 本研究では,具体的にyellowという英語の色彩語彙カテゴリーを取り上げる.初めて認知された際には周辺的なメンバーとしてyellowのカテゴリー内に収められた色も,いったんカテゴリー化されると,カテゴリーの中心的なメンバーである原色の黄色に近い色へと認識のされ方が変化する.この認知の変化は,カテゴリー分類が人間の認知機能に働きかけ,またカテゴリーというものがダイナミックな変動性を持つ可能性を示唆する.
- (キーワード)
- 認知機能 (cognitive function) / カテゴリー / 色 (color)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 75674
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050845762393878400
(徳島大学機関リポジトリ: 75674, CiNii: 1050845762393878400) 山田 仁子 :
木のイメージの変遷に見るアナロジーの展開, --- ー古代神話より中世キリスト教に至るまでー ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.14, 71-84, 2006年.- (要約)
- 本論文は古代から中世にかけて,神話やキリスト教の世界で表されてきた「木」へのアナロジーを,分析する.「木」というものが古代よりどのようなイメージで捉えられ何を表してきたのかが明らかになり,また,アナロジー一般についても,その展開の興味深い性質が明らかになる.抽象的な概念は「木」という具体的なイメージにより具体性を獲得すると同時に,本来身近で具体的存在であったはずの「木」が抽象性を帯びたイメージへと変貌する.アナロジーにおいては抽象的概念と具体的なイメージが,抽象性と具体性の両極から引き合うような相互作用が起きるのである.
- (キーワード)
- アナロジー
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 498
(徳島大学機関リポジトリ: 498) 山田 仁子 :
「存在の連鎖」に見るアナロジーの展開,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.9, No.0, 117-132, 2002年.- (要約)
- 本論文では,「世界」を理解するためのアナロジーがいかに展開してきたかについて,特に「存在の連鎖」の世界観をめぐって考察した.プラトンの宇宙観に現れる「充満」と「秩序」という概念,アリストテレスが万有の種について出した「境界が明確でない」,「直線的に並ぶ」という二つの「連続」に概念が出発点となり,自然の体系を表す様々なイメージ「網」や「地図」「階梯」「鎖」が生まれてきたことが明らかになった.また,このような様々なイメージが生まれ読み替えられ変形していくことで,概念も新たになる現象が見られた.アナロジーにおいては,理解したいものと,理解を表すのに用いられるイメージが,相互に働き合い,変化を引き起こし合うという,アナロジー全般についての性質も明らかになった.
- (キーワード)
- アナロジー
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 442
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050564287416119424
(徳島大学機関リポジトリ: 442, CiNii: 1050564287416119424) 山田 仁子 :
類似性の発見と展開,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.7, 143-160, 2000年.- (要約)
- 人がさまざまな物を知覚し,さらに深く理解しようとする時,その手がかりとしてすでによく知った物の中に似た物を探し出そうとする.本論文ではこのような思考が見られる文例を,収集分析し,人が類似性をどのように発見し,発展させて理解に役立てているのかという問題を探った.結果,人が異なる物の間に類似性を見いだす際には構造的類似が総合統一的に捉えられること,また,類似する物として想起された物は,想起された時点の構造のままとどまることはなく,類似点を増やす方向で膨らみ発展していく.また相違点が目立つようになれば,他の新たな類似する物が探し出される.類似性発見によるなぞらえ,つまりアナロジーは,こうして発展し変化していくのである.
- (キーワード)
- 認知機能 (cognitive function) / アナロジー
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 417
(徳島大学機関リポジトリ: 417) 山田 仁子 :
ワインの言葉に見る共感覚比喩,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.6, 177-196, 1999年.- (要約)
- 味や匂いの感覚を,その刺激の元となる物の名前を挙げずに,直接に表す表現は数少ない.ワインの味や香りはその繊細な違いを表すために多くの表現を必要とし,そのために他の場合にはあまり使われないような共感覚比喩表現が多く用いられる.本論文では,こうしたワインの味や香りを表す共感覚比喩表現を収集分析することにより,Williams(1976)や山田(1993)が提唱してきた共感覚比喩の形容可能性の体系を見直す.
- (キーワード)
- 認知機能 (cognitive function) / 共感覚 / 比喩
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 402
(徳島大学機関リポジトリ: 402) 山田 仁子 :
水にまつわる語を用いた比喩について(1),
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.5, 123-148, 1998年.- (要約)
- 日本語における比喩表現で最も特徴的と言えるものに,水にまつわる語を用いた比喩表現が挙げられる.水の様々な性質から,水を含む様々なイメージが構造的に対応して他の事象を比喩的に表す例が,日本語では頻繁に見られる.本論文では,日本語の水にまつわる語の中でも,特に,溜まった水の外枠が意味の重要な部分を成す語を用いた比喩表現について検討した.比喩においては,構造的対応は見られるが,構造を成す部分が全て同等の存在感のまま対応するわけではない.中でも特に際立つ意味成分が切り出されて比喩に生かされている.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 385
(徳島大学機関リポジトリ: 385) 山田 仁子 :
補助動詞やりもらい文における助詞について,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.4, 137-152, 1997年.- (要約)
- 本論文では,補助動詞ヤルに対する比喩的受け手,モラウに対する比喩的与え手を提示する助詞について考察し,補助動詞と先行動詞がいかに助詞決定に関わるのかを明らかにした.そこには喩えるものと喩えられるものとの間で,互いに重なり合おうと働き合うブレンディングの現象が見られた.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 374
(徳島大学機関リポジトリ: 374) Hitoko Yamada :
On Japanese Verbs of Giving and Receiving,
Journal of Language and Literature, Faculty of Integrated Arts and Sciences, The University of Tokushima, Vol.3, 103-119, 1996.- (要約)
- 日本語の「やる」「もらう」「くれる」といった本来物の物理的な移動を表す語彙は,抽象化されて「恩恵」のやりとりを表すように意味変化が起きている.この意味変化の認知的過程を明らかにしようとした.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 362
(徳島大学機関リポジトリ: 362) 山田 仁子 :
More than Five II ー共感覚が浮き彫りにする感覚(英語の場合)ー,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.1, 113-134, 1994年.- (要約)
- 英語の形容詞を,Oxford English Dictionaryを中心に収集し分析した.現代の用法だけでなく歴史的用法の変化も考察した.1992年1993年の日本語を対象とした論文で明らかになった言語レベルでの五感以外の感覚の存在が,英語でも明らかになった.
- (キーワード)
- 英語学 (English linguistics) / 共感覚 / 比喩
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 335
(徳島大学機関リポジトリ: 335) 山田 仁子 :
言語は感覚の内視鏡, --- 共感覚比喩に基づいた形容表現の分析 ---,
ハイペリオン, Vol.40, 29-40, 1993年.- (要約)
- 日本語の形容詞を,小学館『日本語大辞典』より収集し分析した.各形容詞が本来形容する名詞の種類と,共感覚などの存在により形容可能となる名詞の範囲を整理した.異なるモード間での形容可能性を整理すると,そこには共感覚比喩に関する先行研究で論じられていた形容の一方向性をさらに裏付ける結果を示しながらも,新たなモード設定の必要性が明らかになった.また形容可能性についても修正が必要となった.「五感」という表現が示す「感覚は五つ」という先入観も,「感覚」として常識的に捉えてしまう思い込みもできる限り取り除きながら分析したため,1992年の論文で主張した三感覚の存在を再確認することにもなった.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 104974
(徳島大学機関リポジトリ: 104974) 山田 仁子 :
More than Five ー 共感覚が浮き彫りにする五感以外の感覚 ー,
徳島大学教養部紀要(外国語·外国文学), Vol.3, 75-83, 1992年.- (要約)
- 本論文は日本語における共感覚比喩表現に用いられる形容詞を収集分析した.一般に「五感」として数えられる感覚以外に,「次元」「動静」「気分」という感覚が,言語レベルには存在することが明らかになった.
- (キーワード)
- 共感覚 / 比喩
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 106154
(徳島大学機関リポジトリ: 106154) 山田 仁子 :
時が導く解釈効果 -進行形の場合-,
徳島大学教養部紀要(外国語·外国文学), Vol.1, 57-69, 1991年.- (要約)
- 英語の進行形はこの形式が表す時間の性質により,既出のできごとについての解釈を示すことがある.本論文では,このメカニズムを明らかにした.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 106153
(徳島大学機関リポジトリ: 106153) 山田 仁子 :
指示表現の同一指示解釈について,
徳島大学教養部紀要(人文・社会科学), Vol.24, 183-194, 1989年.- (要約)
- 英語において一つの事物が指示されていく場合,その指示表現は,原則的には事物の既知性に比例して,不定名詞句から定名詞句,代名詞へという順で現れる.だが,この原則的順序が逆行する場合がある.本論文ではこうした逆行する指示表現がどのような場合に用いられるのか,なぜ解釈可能なのか,どのような効果が出るのかといった問題について明らかにしている.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 106152
(徳島大学機関リポジトリ: 106152) 山田 仁子 :
代名詞と話者の認識,
CAIRN, No.29, 131-152, 1986年.- (要約)
- 本論文では,代名詞の使用について,話者が捉える聴者の意識だけでなく,話者自身の指示物に対する認識も反映することを明らかにした.代名詞使用を決定づける話者側からの要因には二種類あり,一つは,話者が指示物に対して抱く心的距離の接近であり,もう一つは,話者が指示物を談話の枠の中心となる話題として示そうとする意識である.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 105004
(徳島大学機関リポジトリ: 105004) 山田 仁子 :
談話におけるWH-Cleft,
CAIRN, No.28, 269-285, 1985年.- (要約)
- 本論文では,WH-cleftの語用論的側面を考察した.Prince(1978)の談話条件を検討し,より説明力のある談話条件を探った.WH-clauseの提示する問題点は,聴者の関心事になれると,話者が仮定できるものでなければならない.こうした談話条件を満たすWH-cleftは聴者の視点誘導という機能を担い,談話の流れを方向づけることになる.
- 総説・解説
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 講演・発表
- Hitoko Yamada :
Categories of Smile in Japanese,
Abstracts of 16th International Pragmatics Conference, 1017, Hong Kong, Jun. 2019.- (キーワード)
- カテゴライゼーション / 笑顔 / 日本語 (Japanese)
Japanese Kinship Terms for Strangers,
Abstracts: 14th International Pragmatics Conference, Antwerp, Belgium, 26-31 July 2015, 648-649, Antwerp, Jul. 2015. Hitoko Yamada :
Necessary Conditions of FAMILY Category in Contexts,
Language, Cognition and Society (AFLiCo 6), Grenoble, May 2015. Hitoko Yamada :
Ad hoc Categories in Contexts: Dynamic Categorization in Japanese and English,
13th International Pragmatics Conference, Vol.13, New Delhi, Sep. 2013. Hitoko Yamada :
Two Vectors to Form Categories: Real Mother and True Mother,
4th UK Cognitive Linguistics Conference, London, Jul. 2012.- (キーワード)
- 認知機能 (cognitive function)
Two vectors to form categories: Japanese colour expressions with prefix ma,
12th International Pragmatics Conference, Manchester, Jul. 2011.- (キーワード)
- カテゴリー, 色彩表現
Ad hoc categories in contexts: A study of color expressions in Japanese,
Meaning, Context & Cognition 2011, Lodz, Poland, Mar. 2011.- (キーワード)
- category color cognition context
Colors as ad hoc concepts,
11th International Pragmatics Conference, Melbourne, Jul. 2009. 山田 仁子 :
目が笑ってない?笑顔カテゴリーと「山型の目」,
動的語用論研究会, 2019年9月.- (キーワード)
- カテゴリー化 / 笑顔 / 英語 (English)
「本当の父親」って?:英語と日本語における「父親」カテゴリー ー"Real" "True" 『本当の』を手がかりにー,
徳島大学英語英文学会 平成25年度 講演会, 2014年3月.- (キーワード)
- カテゴリー化 / 父親 / 英語 (English) / 日本語 / 本当の
英語における「家族」カテゴリー形成:true, realをてがかりに,
日本語用論学会 第16回大会, 2013年12月.- (キーワード)
- カテゴリー化 / 英語 (English) / 家族 (family) / true / real
色彩語彙とアドホックな概念形成理論, --- シンポジウム『関連性理論の諸相』 ---,
日本英文学会九州支部第61回大会資料, Vol.61, 2008年10月.- (キーワード)
- 語用論 / 関連性理論 / 色彩
共感覚比喩が示す``感覚''について,
関西認知言語学研究会, 2001年4月. 山田 仁子 :
代名詞と意識,
日本英文学会第39回九州支部大会, 1986年10月. 山田 仁子 :
擬似分裂分の談話条件,
日本英文学会第38回九州支部大会, 1985年10月.
- 研究会・報告書
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 特許
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 作品
- Hitoko Yamada :
Sounds of the Wind,
Transnational Literature, Vol.7, No.2, May 2015. - 補助金・競争的資金
- 日英語圏における「家族」のカテゴリー化と、関連する社会問題について (研究課題/領域番号: 25370554 )
研究者番号(00200733)による検索
- その他
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
2024年11月15日更新
- 専門分野・研究分野
- 言語学 (Linguistics)
- 所属学会・所属協会
- 日本英文学会
日本認知科学会
日本英語学会
日本言語学会
日本認知言語学会
徳島大学英語英文学会
国際語用論学会 - 委員歴・役員歴
- 日本英語学会 (評議員 [2014年4月〜2025年3月])
日本認知言語学会 (大会査読委員 [2022年3月〜12月])
徳島大学英語英文学会 (会長 [2024年3月〜2025年3月])
日本認知言語学会 (大会査読委員長 [2023年1月〜12月]) - 受賞
- 2022年11月, 教養教育賞 (教養教育院)
2023年4月, 教養教育賞 (教養教育院)
2024年4月, 教養教育賞 (教養教育院) - 活動
- 徳島市 (徳島市男女共同参画プラン策定市民会議委員 [2016年4月〜2017年3月])
徳島県商工労働観光部 産業人材育成センター (徳島県職業能力開発審議会委員 [2017年5月〜2025年4月])
紀要編集委員会委員 (2005年4月〜2007年3月)
教務委員会委員 (2005年4月〜2011年7月)
学生相談員 (2009年4月〜2014年3月)
人権問題相談員 (2009年4月〜2014年3月)
将来構想委員会委員 (2012年4月〜2014年3月)
紀要編集委員会委員 (2013年4月〜2015年3月)
AWA サポートセンター委員 (2013年4月〜2022年3月)
総合相談員 (2013年4月〜2015年3月)
入学試験問題作成委員 (2013年5月〜2015年5月)
徳島大学総合科学部社会人特別入試作成責任者 (2014年4月〜2015年3月)
総合相談員 (2014年4月〜2020年3月)
大学入試センター試験監督 (2015年1月)
前期大学入試問題作成委員 (2016年4月〜2017年3月)
私費外国人留学生入試問題作成委員責任者 (2016年4月〜2017年3月)
クラス担任 (2016年4月〜2019年3月)
大学入試センター試験監督者 (2017年1月)
入試委員会委員 (2017年4月〜2019年3月)
入学試験問題作成検討委員会委員 (2017年7月〜2019年5月)
クラス担任 (2018年4月〜2019年3月)
紀要編集委員会委員 (2019年4月〜2021年3月)
推薦入試試験監督者 (2021年2月)
入試監督 (2021年3月)
総務委員会副委員長 (2021年4月〜2022年3月)
教養教育実務者連絡会委員 (2021年4月〜2022年3月)
推薦入試面接委員 (2021年11月)
入試監督 (2022年2月)
入試採点 (2022年2月〜2月)
後期入試試験監督 (2022年3月)
駐車場委員会委員長 (2022年4月〜2023年3月)
将来構想委員会委員 (2022年4月〜2023年3月)
人事委員会委員 (2022年4月〜2023年3月)
総務委員会委員長 (2022年4月〜2023年3月)
教養教育実務者連絡会委員 (2022年4月〜2023年3月)
推薦入試面接委員 (2022年11月)
入試採点 (2023年2月〜2月)
入試監督 (2023年3月)
大学院(地域創成専攻)教務・入試委員会 副委員長 (2023年4月〜2024年3月)
FD委員会委員長 (2023年4月〜2024年3月)
選考委員会委員長 (2023年4月〜2024年3月)
(2023年5月〜2024年3月)
推薦入試面接委員 (2023年11月)
入試採点 (2024年2月〜2月)
大学教育委員会委員 (2024年4月)
大学院(地域創成専攻)教務・入試委員会 委員長 (2024年4月〜2025年3月)
人事委員会委員 (2024年4月〜2025年3月)
地域創成専攻FD委員会 (2024年4月〜2025年3月)
大学院教育専門委員会委員 (2024年4月〜2025年3月)
学生委員会委員 (2024年4月〜2025年3月)
地域創成専攻副専攻長 (2024年4月〜2025年3月)
グローバル化推進室 (2024年4月〜2025年3月)
学習意欲等の判定委員会 (2024年4月〜2025年3月)
教養教育院教員選考委員会オブザーバー (2024年4月〜10月)
入学試験問題作成検討委員会委員 (2024年7月〜2025年5月)
2024年11月10日更新
2024年11月9日更新
Jグローバル
- Jグローバル最終確認日
- 2024/11/9 01:30
- 氏名(漢字)
- 山田 仁子
- 氏名(フリガナ)
- ヤマダ ヒトコ
- 氏名(英字)
- Yamada Hitoko
- 所属機関
- 徳島大学 教授
リサーチマップ
- researchmap最終確認日
- 2024/11/10 02:38
- 氏名(漢字)
- 山田 仁子
- 氏名(フリガナ)
- ヤマダ ヒトコ
- 氏名(英字)
- Yamada Hitoko
- プロフィール
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- 登録日時
- 2018/9/27 17:19
- 更新日時
- 2024/1/31 08:03
- アバター画像URI
- https://researchmap.jp/hiyam/avatar.jpg
- ハンドル
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- eメール
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- eメール(その他)
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- 携帯メール
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- 性別
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- 没年月日
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- 所属ID
- 0344000000
- 所属
- 徳島大学
- 部署
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- 職名
- 教授
- 学位
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- 学位授与機関
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- URL
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- 科研費研究者番号
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- Google Analytics ID
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- ORCID ID
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- その他の所属ID
- リサーチマップAPIで取得できませんでした。
- その他の所属名
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- その他の所属 部署
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- その他の所属 職名
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- 最近のエントリー
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- Read会員ID
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- 経歴
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- 受賞
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- Misc
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- 論文
- 講演・口頭発表等
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- 書籍等出版物
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- 研究キーワード
- 研究分野
- 所属学協会
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- 担当経験のある科目
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- その他
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- Works
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- 特許
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- 学歴
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- 委員歴
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- 社会貢献活動
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2024年11月9日更新
- 研究者番号
- 00200733
- 所属(現在)
- 2024/4/1 : 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授
- 所属(過去の研究課題
情報に基づく)*注記 - 2015/4/1 : 徳島大学, 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授
2013/4/1 – 2014/4/1 : 徳島大学, 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 (総科), 准教授
- 審査区分/研究分野
-
研究代表者
人文社会系 / 人文学 / 言語学 / 英語学
- キーワード
-
研究代表者
カテゴリー化 / 家族 / 社会 / 英語圏 / 日本語圏 / 父親 / 英語 / 日本語 / 概念 / 認知語用論 / コーパス
研究課題
研究成果
共同研究者