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松木 均
2024年11月14日更新
- 職名
- 教授
- 電話
- 088-656-7513
- 電子メール
- matsuki@tokushima-u.ac.jp
- 学歴
- 1986/3: 九州大学理学部化学科卒業
1988/3: 九州大学大学院理学研究科修士課程修了
1990/3: 九州大学大学院理学研究科博士後期課程中途退学 - 学位
- 博士(理学) (九州大学) (1992年11月)
- 職歴・経歴
- 1990/4: 徳島大学工学部助手
1996/4: 徳島大学工学部講師
1997/5: 米国ユタ大学医学部研究員
1999/2: 徳島大学工学部助教授
2007/4: 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部教授
2008/4: 九州大学農学部非常勤講師
2014/8: 福岡大学理学部非常勤講師
2014/10: 筑波大学理工学群化学類非常勤講師
2016/4: 徳島大学大学院生物資源産業学研究部教授
2016/4: 大阪市立大学大学院工学研究科非常勤講師
2017/4: 徳島大学大学院社会産業理工学研究部教授
2019/10: 広島大学理学部非常勤講師
- 専門分野・研究分野
- 生物物理化学 (Biophysical Chemistry)
コロイドおよび界面化学 (Colloid and Surface Chemistry)
高圧生物科学
2024年11月14日更新
- 専門分野・研究分野
- 生物物理化学 (Biophysical Chemistry)
コロイドおよび界面化学 (Colloid and Surface Chemistry)
高圧生物科学 - 担当経験のある授業科目
- プレゼンテーション技法(D) (大学院)
分子集合体化学 (学部)
卒業研究 (学部)
基礎物理化学 (学部)
応用生命創成実習 (学部)
応用生命学概論 (学部)
応用生命実習 (学部)
応用生命科学特別演習 (大学院)
応用生命科学特別研究 (大学院)
生体機能工学 (大学院)
生体熱力学特論 (大学院)
生命科学 (学部)
生物資源学研究 (大学院)
生物資源産業学A (学部)
生物資源産業学実習 (学部)
生物資源産業学概論 (学部)
発酵学実習 (学部)
細胞バイオ工学 (学部)
英語論文講読 (学部)
英語論文講読Ⅰ (学部)
英語論文講読Ⅱ (学部) - 指導経験
- 13人 (学士), 34人 (修士), 2人 (博士)
2024年11月14日更新
- 専門分野・研究分野
- 生物物理化学 (Biophysical Chemistry)
コロイドおよび界面化学 (Colloid and Surface Chemistry)
高圧生物科学
- 研究テーマ
- 高圧力下における生体関連物質の挙動, 膜作用性薬物と生体モデル膜の相互作用, 界面活性物質の分子集合体形成 (分子集合体, 麻酔分子機構, 高圧力 (high pressure), 表面張力 (surface tension), 非特異的分子間相互作用) (生物の高圧環境適応や麻酔作用などの生体膜の関与する複雑な現象を明確にする目的で
生体モデル膜物質の自己組織化挙動やモデル膜と膜標的性薬物との分配あるいは結合様式を調べている.局所麻酔薬の分子集合体形成
界面活性剤やリン脂質が形成する分子集合体と局所麻酔薬および吸入麻酔薬の相互作用
高圧力下におけるリン脂質二分子膜の構造と機能などの研究に取り組んでいる.)
- 著書
- 松木 均 :
高圧力の科学・技術事典, --- VII.2.1 脂質膜の相挙動 ---,
朝倉書店, 東京, 2022年11月. 松木 均 :
熱量測定・熱分析ハンドブック(第3版), --- 5.4.9 脂質の安定性ー生体膜の相転移ー,5.4.10 脂質の安定性ー脂質膜の相転移ー ---,
丸善 株式会社, 東京, 2020年8月. Michio Yamanaka, Hideyuki Maekawa, Tamaki Yasui and Hitoshi Matsuki :
Encyclopedia of Biocolloid and Biointerface Science, --- Thermodynamic Analysis of Partial Molar Volume in Biocolloidal Systems ---,
John Wiley & Sons, Inc., Hoboken, Sep. 2016. Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Encyclopedia of Biocolloid and Biointerface Science, --- Bilayer Imaging of Phosphatidylcholines by High-Pressure Fluorometry ---,
John Wiley & Sons, Inc., Hoboken, Sep. 2016. Nobutake Tamai, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
Encyclopedia of Biocolloid and Biointerface Science, --- Phase Separation in Phospholipid Bilayers Induced by Cholesterol ---,
John Wiley & Sons, Inc., Hoboken, Sep. 2016. Makoto Nishimoto, Michio Yamanaka and Hitoshi Matsuki :
Encyclopedia of Biocolloid and Biointerface Science, --- Interaction of Anesthetics with Globular Proteins ---,
John Wiley & Sons, Inc., Hoboken, Sep. 2016. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 金品 昌志 :
高圧バイオサイエンスとバイオテクノロジー, --- 第17章 リン脂質二重膜の圧力誘起膜融合:巨大単層ベシクルの球形成長 ---,
三恵社, 名古屋, 2015年11月. Hitoshi Matsuki :
High Pressure Bioscience - Basic Concepts, Applications and Frontiers, --- How Do Membranes Respond to Pressure? ---,
Springer, Dordrecht, Aug. 2015. 松木 均 :
極限環境の生体分子(CSJカレントレビュー17), --- 9章 生体膜と圧力 ---,
株式会社 化学同人, 京都, 2014年11月. 松木 均, 玉井 伸岳 :
進化する食品高圧加工技術 -基礎から最新の応用事例まで-, --- 第1編 基礎編, 第2章 生体物質および生物への高圧力の影響とその作用メカニズム, 第3節 脂質 ---,
株式会社エヌ·ティー·エス, 東京, 2013年6月. 松木 均 :
油脂・脂質・界面活性剤データブック, --- 4.1.3 水/リン脂質系の相挙動 ---,
丸善 株式会社, 東京, 2012年12月. Makoto Nishimoto, Michio Yamanaka and Hitoshi Matsuki :
Serum Albumin: Structure, Functions and Health Impact, --- Interaction of Serum Albumin with Anesthetics ---,
Nova Science Publishers, New York, Jun. 2012. 松木 均 :
新しい局面を迎えた界面の分子科学(CSJカレントレビュー04), --- 6章 ユニークな装置自慢 [1] 高圧力下における脂質二重膜物性測定装置 ---,
株式会社 化学同人, 京都, 2011年3月. 松木 均 :
熱量測定・熱分析ハンドブック(第2版), --- 5.4.9 脂質の相転移 ---,
丸善 株式会社, 東京, 2010年1月. 後藤 優樹, 楠部 真崇, 玉井 伸岳, 松木 均, 金品 昌志 :
高圧力下の生物科学, --- 第4章 リン脂質二分子膜ゲル相の多形と安定性に及ぼす圧力効果 ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 2006年11月. 多田 佳織, 後藤 優樹, 楠部 真崇, 玉井 伸岳, 松木 均, 金品 昌志 :
高圧力下の生物科学, --- 第3章 ジラウロイルホスファチジルコリン二分子膜の圧力誘起相転移 ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 2006年11月. 楠部 真崇, 玉井 伸岳, 松木 均, 金品 昌志 :
高圧力下の生物科学, --- 第2章 高圧蛍光プローブ法を用いたN-メチル化DPPE二分子膜の相転移観測 ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 2006年11月. 楠部 真崇, 松木 均, 山中 美智男, 金品 昌志 :
高圧力下の生物科学, --- 第1章 蛍光プローブProdanおよびLaurdanを用いたリン脂質二分子膜の圧力誘起相転移観測 ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 2006年11月.- (要約)
- 高圧力下でのリン脂質二分子膜相挙動について二種類の蛍光プローブProdanおよびLaurdanを用いてそれらの蛍光スペクトルパターンを観察した結果を報告した.ProdanとLaurdanで,加圧に伴う蛍光スペクトルパターンの変化が異なった.Prodanは指組み構造ゲル相への転移を明確にとらえたが,一方Laurdanではその転移をとらえることができなかった.両プローブの差異はそれぞれのプローブ分子の二分子膜内部への配向位置が異なっていることに起因すると推測された.
高圧力下の生物科学, --- 第14章 高圧力下におけるFITC特異的モノクローナル抗体の熱力学的キャラクタリゼーション ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 2006年11月.- (要約)
- 細胞工学的な手法を用いてフルオレセインイソチオシアネート特異的モノクローナル抗体を作製し,フルオレセインとの抗原抗体反応を蛍光分光法で追跡した.常圧下における熱力学量の結果から,温度は複合体から両者の解離を促進し,両者の会合反応は低温ではエントロピー駆動であり,高温ではエンタルピー駆動であることを示した.さらに両者の反応に対する圧力の効果を調べ,圧力も両者の解離を促進し,圧力と温度は相乗的に作用することを明確にした.
バイオ研究がぐんぐん進むコンピュータ活用ガイド, --- 第1章 コンピュータを使うための基本作法 ---,
株式会社 羊土社, 東京, 2006年2月. 楠部 真崇, 松木 均, 金品 昌志 :
生物科学·食品科学への高圧利用, --- リン脂質二分子膜の高圧力下における相挙動:親水基頭部の構造とサイズの影響 ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 2003年8月.- (要約)
- 炭化水素鎖が等しくコリン基のメチル基が水素原子で逐次置換されている4種類のN-メチル化ジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン二分子膜の高圧力下における温度-圧力相図を決定し,それらを比較した.親水基の体積や親水基間の分子間力の違いから相転移温度に大きな差が現れたが,熱力学量には転移温度程の差は見られなかった.また,二分子膜の親水基頭部間において大きな立体障害をもたらすコリン基は二分子膜ゲル相に多形を誘起することがわかった.
生物科学·食品科学への高圧利用, --- リン脂質二分子膜の指組み構造形成におよぼす圧力と疎水基鎖長の影響 ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 2003年8月.- (要約)
- 疎水鎖の結合様式が異なる一連のエステル結合型およびエーテル結合型ホスファチジルコリン二分子膜の高圧相挙動を決定した.疎水鎖長14以上のエステル結合型脂質二分子膜は,高圧力下で指組み構造ゲル相を形成した.他方,エーテル結合型脂質二分子膜は常圧下ですでに指組み構造ゲル相を形成しており,加圧はその領域を拡張した.鎖長16のエステル結合型およびエーテル結合型脂質二分子膜相図の比較から,エステル結合型 脂質二分子膜の高温,高圧領域の相挙動は,エーテル結合型脂質二分子膜の常圧付近のものに対応することが判明した.
光高圧機器·高圧研究機器設計図集, --- 高圧力下におけるリン脂質二重膜の相転移観測 ---,
光高圧機器「高圧研究機器設計図集」出版会, 京都, 2002年8月.- (要約)
- 高圧光透過法は脂質二重膜の相転移を比較的容易に検出でき,脂質膜の温度-圧力相図を作成するうえで有効な方法であることを紹介した.前半部分では,高圧測定容器の図面と共に装置の模式図を示し,高圧下における光透過率測定装置を概説した.後半部分では,本装置を使用して得られた種々のリン脂質二重膜(エステル結合型およびエーテル結合型ホスファチジルコリン,不飽和ホスファチジルコリン,ホスファチジルエタノールアミン)の相挙動を述べた.
Encyclopedia of Surface and Colloid Science, --- Molecular Interactions between Local Anesthetics and Model Biomembranes ---,
Marcel Dekker.Inc, New York, May 2002.- (要約)
- 局所麻酔薬の作用メカニズムを解明する目的で,これまで行ってきた生体モデル膜と局所麻酔薬との相互作用研究について述べた.局所麻酔薬の両親媒的および弱酸的な性質を説明し,それらの界面活性剤単分子膜会合体(表面吸着膜とミセル)およびリン脂質二分子膜会合体(ベシクル)中への分配様式について解説した.生体膜の提供する疎水性環境中には局所麻酔薬の非解離型が優先的に取り込まれ,非解離型が麻酔作用には重要な役割を担っていることを結論づけた.
高圧バイオサイエンスとバイオテクノロジー, --- 第8章 リン脂質二分子膜の加圧相転移における親水基の役割 ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 2000年8月.- (要約)
- 鎖長が等しく親水基が異なる2つのリン脂質,ジパルミトイルホスファチジルエタノールアミンおよびジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜の高圧力下における相挙動の差異を温度-圧力相図で示した.親水基間の分子間力の違いから,主転移温度に大きな差を引き起こし,ゲル相での多形現象が大きく異なる原因となった.アシル鎖の融解現象に関する転移熱力学量(エンタルピー,エントロピー,体積)には大きい差異は表れなかった.
高圧バイオサイエンスとバイオテクノロジー, --- 第7章 高圧力下におけるリン脂質二分子膜の相挙動 サブゲル相の形成と多価不飽和アシル鎖の影響 ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 2000年8月.- (要約)
- 不飽和アシル鎖を持つリン脂質の二分子膜相転移を光透過法により300 MPaまでの高圧力下で観測した.ジオレオイルホスファチジルコリンおよび1-ステアロイル-2-オレオイルホスファチジルコリン二分子膜のサブゲル相からの転移を初めて観測した.常圧における相転移温度ならびに相転移温度に対する圧力依存性ともにsn-2位のアシル鎖の不飽和度に応じて一様に低下しなかった.不飽和アシル鎖を持つリン脂質二分子膜では,相転移の熱力学量から秩序性の低いゲル相を形成することが明らかになった.
高圧バイオサイエンスとバイオテクノロジー, --- 第4章 加圧処理したリゾチーム水溶液の示差走査熱量測定 ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 2000年8月.- (要約)
- タンパク質の変性過程への圧力効果を明確にする目的で,加圧処理した卵白リゾチーム水溶液に対して示差走査熱量測定を行った.前処理の温度,圧力に依存して変性エンタルピーの挙動は異なった.加圧がリゾチーム分子内や周囲の水との水素結合を切断あるいは形成することで,3次構造の崩壊あるいは再生を引き起こし,分子間凝集を促進あるいは抑制する.加熱はタンパク質分子内の強い相互作用の結合まで破壊するが,加圧は弱い相互作用の結合に影響をおよぼし,熱変性と圧力変性は根本的に異なる機構であることをエンタルピーの観点から示した.
高圧バイオテクノロジー, --- 第9章 高圧力下におけるリン脂質二分子膜の相挙動:不飽和アシル鎖の影響 ---,
さんえい出版 株式会社, 京都, 1998年7月.- (要約)
- 高圧力下におけるリン脂質二分子膜の相挙動に対する不飽和アシル鎖の影響について解説した.飽和アシル鎖を持つリン脂質に対して,アシル鎖中にシス二重結合あるいはトランス二重結合を持つリン脂質には大きな相転移温度低下が見られた.さらにこれらリン脂質の相転移熱力学量の比較から,不飽和アシル鎖を持つリン脂質の場合には秩序性の低いゲル相を形成することを明らかにした.
High Pressure Liquids and Solutions, --- Pressure Studies on the Phase-Transition Behavior in Phospholipid/Anesthetic Suspensions ---,
Elsevier, Amsterdam, Sep. 1994.- (要約)
- リン脂質二分子膜の相転移温度への圧力と麻酔薬の効果を解説した.相転移温度の変化を熱力学的束一性に基づいて解析し,麻酔薬分子のリン脂質二分子膜と水相間の分配係数,水相から二分子膜中への移行体積変化を求めた.これらの結果から,麻酔作用の圧拮抗現象を説明した.
- 論文
- Masaki GOTO, Shuntaro Yoshida, Shigeyuki Habara, Agnieszka Wilk-Kohlbrecher, Joachim Kohlbrecher, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
A molecular mechanism for how pressure induces interdigitation of phospholipid bilayer membranes,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1866, No.8, 184385-1-184385-9, 2024.- (要約)
- The phase transition from the bilayer gel (ripple gel) phase to the nonbilayer gel (interdigitated gel) phase of bilayers of phosphatidylcholines (PCs) with two saturated long-chain fatty acids under high pressure was investigated by pressure-scanning microscopy, fluorometry, and dynamic light scattering (DLS) measurements. Microscopic observations for giant vesicles (GVs) of distearoyl-PC (DSPC) under high pressure showed that spherical GVs transforms into warped and distorted spherical ones instantaneously at the interdigitation. The fluorescence intensities of amphiphilic probe Prodan and hydrophobic probe Laurdan in the dipalmitoyl-PC (DPPC) bilayer steeply decreased and increased, respectively, at the interdigitation, suggesting that the conformational change of the polar head group of DPPC in the bilayer transiently occurred at the interdigitation. Further, the high-pressure DLS measurements revealed that the size of the vesicle particles of DPPC and DSPC transiently increased near the interdigitation pressure, whereas the ethanol-induced interdigitation of the DSPC bilayer under atmospheric pressure produced no such change in the particle size. Taking account of the critical packing parameter of the PC molecule, we could conclude that the pressure-induced interdigitation is attributable to the increase in repulsive interaction between the polar head groups of the PC molecules resulting from the orientational change of the head group from a parallel alignment to a perpendicular one with respect to the bilayer surface with pressure, namely the transient state: it occurs when the repulsive interaction exceeds a threshold value for the balance between the repulsive interaction and the attractive interaction among the hydrophobic acyl chains.
- (キーワード)
- 指組み構造化 / 非二分子膜 / 相転移 (phase transition) / リン脂質 / 圧力 (pressure)
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bbamem.2024.184385
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(DOI: 10.1016/j.bbamem.2024.184385) Yumeng Zhao, Masashi Kurashina, Hitoshi Matsuki and Mikito Yasuzawa :
Biocompatibility of zwitterionic polymer-modified surface under acidic condition,
Modern Physics Letters. B, Vol.37, No.19, 2340033, 2023.- (要約)
- In this study, properties such as hydrophilicity and biocompatibility of surfaces prepared with 2-methacryloyloxyethyl phosphorylcholine (MPC) were evaluated under neutral to acidic conditions. The MPC-modified surface exhibit high hydrophilicity in neutral condition due to the ionization effect, while under acidic conditions below pH 3, the hydrophilicity gradually decreased due to the decrease in the negative charge of the PC groups. Biocompatibility property was evaluated by measuring the adsorption prevention effect against fibrinogen. The adsorption of fibrinogen was hardly observed on scanning electronic microscope (SEM) pictures under pH 7.6, which was significantly lower than that of the bare glass. However, the adsorption ratio increased under acidic conditions of pH 2.8 indicating a decrease in biocompatibility.
- (キーワード)
- Zwitterionic monomer / SI-ARGET-ATRP / protein adsorption / biocompatibility
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S021798492340033X
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(DOI: 10.1142/S021798492340033X) Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Masaki GOTO :
Phase Imaging of Phosphatidylcholine Bilayer Membranes by Prodan Fluorescence,
Membranes, Vol.12, No.12, 1219-1-1219-17, 2022.- (要約)
- Prodan (6-propiponyl-2-(N,N-dimethylamino)naphthalene) is well known as a polarity-sensitive fluorescent probe and has a high capability of detecting structural changes occurring within phospholipid bilayer membranes. In this study, we carried out the fluorescence spectroscopic observation of bilayer phase behavior for a series of symmetric saturated diacylphosphatidylcholines (CnPCs) with different acyl-chain length n (n = 12 15 and 19 22) using Prodan as a membrane probe to confirm the availability of Prodan along with the previous results for the CnPC bilayer membranes (n = 16 18). The results were discussed by constructing spectral three-dimensional (3D) imaging plots for visualizing the change in bilayer phase states with temperature or pressure to verify the functionality of this 3D imaging plot. It was found that the Prodan fluorescence technique is applicable to the detection of the changes in the bilayer phase states of all CnPCs with a few exceptions. One of the most crucial exceptions was that Prodan cannot be used for the detection of the bilayer-gel state of the C21PC bilayer membrane. It was also found that it is only to the CnPC bilayer membranes with n = 15 18 that the 3D imaging plot is adequately and accurately applicable as a useful graphical tool for visually detecting the bilayer phase states. This is a disadvantageous feature of this technique brought about by the high sensitivity of Prodan as a membrane probe. Therefore, further detailed studies on the molecular behavior of Prodan will enable us to find a more useful way of utilizing this membrane probe.
- (キーワード)
- diacylphosphatidylcholine / Prodan (6-propiponyl-2-(N,N-dimethylamino)naphthalene) / bilayer membrane / 相転移 (phase transition) / 圧力 (pressure)
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 118067
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- ● Publication site (DOI): 10.3390/membranes12121219
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(徳島大学機関リポジトリ: 118067, DOI: 10.3390/membranes12121219) Toshiki Nakao, Masaki GOTO, Masashi Kurashina, Nobutake Tamai, Mikito Yasuzawa and Hitoshi Matsuki :
Temperature- and Pressure-Induced Bilayer Phase Transitions of an Amide-Linked Phosphatidylcholine: A Contrasting Effect of Chain Linkage Type,
Bulletin of the Chemical Society of Japan, Vol.95, No.2, 261-270, 2022.- (要約)
- An unnatural phospholipid with two amide linkages, dipalmitoylamidodeoxyphosphatidylcholine (DPADPC), was synthesized and its bilayer phase transitions were observed by differential scanning calorimetry under atmospheric pressure and light-transmittance measurements under high pressure. The DPADPC bilayer membrane showed different phase transitions depending on the thermal history of the lipid sample under atmospheric pressure. The thermal-history dependent transitions were also observed under high pressure. The temperature pressure phase diagram and thermodynamic quantities of the phase transitions of the DPADPC bilayer membrane were compared with those of bilayer membranes of hydrophobic chain-linkage isomers, ester-liked dipalmitoylphosphatidylcholine (DPPC) and ether-linked dihexadecylphosphatidylcholine (DHPC). The thermodynamic quantities of the main transition for these PC bilayer membranes were similar to each other, whereas the suppression of the interdigitation and great stabilization of the hydrated crystal phase were observed for the DPADPC bilayer membrane. Furthermore, the results of nuclear magnetic resonance measurements indicated that the motility of PC molecules in both gel and liquid crystal phases of the DPADPC bilayer membranes were much lower than those of the DPPC and DHPC bilayer membranes. From the above results, we concluded that the molecular interaction in the PC bilayer membranes increases in the order of ether-, ester- and amide-linkage isomers.
- (キーワード)
- Amide-linked phospholipid / Lipid bilayer membrane / 相転移 (phase transition)
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1246/bcsj.20210395
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(DOI: 10.1246/bcsj.20210395) Masaki GOTO, Akira Kazama, Kensuke Fukuhara, Honami Sato, Nobutake Tamai, Hiro-O Ito and Hitoshi Matsuki :
Membrane fusion of phospholipid bilayers under high pressure: Spherical and irreversible growth of giant vesicles,
Biophysical Chemistry, Vol.277, 106639-1-106639-11, 2021.- (要約)
- Membrane fusion of giant vesicles (GVs) for binary bilayers of unsaturated phospholipids, dioleoylphosphatidylethanolamine (DOPE) having an ability to promote membrane fusion and its homolog dioleoylphosphatidylcholine (DOPC) having an ability to form GV, was investigated under atmospheric and high pressure. While DOPC formed GVs in the presence of inorganic salts with a multivalent metal ion under atmospheric pressure, an equimolar mixture of DOPE and DOPC formed GVs both in the absence and the presence of LaCl3. We examined the change in size and shape of the GVs of this binary mixture in the absence and presence of LaCl3 as a function of time under atmospheric and high pressure. The size and shape of the GVs in the absence of LaCl3 under atmospheric and high pressure and those in the presence of LaCl3 under atmospheric pressure hardly changed with time. By contrast, the GV in the presence of LaCl3 under high pressure gradually changed in the size and shape with time on a time scale of several hours. Namely, the GV became larger than the original GV due to accelerated membrane fusion and its shape became more spherical. This pressure-induced membrane fusion was completely irreversible, and the growth rate was correlated with the applied pressure. The reason for the GV growth by applying pressure was considered on the basis of thermodynamic phase diagrams. We concluded that the growth is attributable to a closer packing of lipid molecules in the bilayer resulting from their preference of smaller volumes under high pressure. Furthermore, the molecular mechanism of the pressure-induced membrane fusion was explored by observing the fusion of two GVs with almost the same size. From their morphological changes, we revealed that the fusion is caused by the actions of Laplace and osmotic pressure.
- (キーワード)
- Giant vesicle / 高圧力 (high pressure) / Laplace pressure / Lipid bilayer membrane / Osmotic pressure / Membrane fusion
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bpc.2021.106639
- (文献検索サイトへのリンク)
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(DOI: 10.1016/j.bpc.2021.106639) Masaki GOTO, Sawaguchi Hiroshi, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Subgel-phase formation of membranes of ether-linked phosphatidylcholines,
Chemistry and Physics of Lipids, Vol.239, 105119-1-105119-8, 2021.- (要約)
- The formation of subgel (so-called hydrated crystal) phase of membranes of ether-linked phospholipids, dialkylphosphatidylcholines containing linear saturated alkyl chain (Cn = 14, 16 and 18), was examined under atmospheric and high pressure. The results of differential scanning calorimetry in 50 wt% aqueous ethylene glycol solution and water showed that these PC membranes undergo the subtransition from the subgel phase to the gel phase at a low temperature with or without the thermal pretreatment of lipid samples called annealing. The subtransition in water could be clearly observed by light-transmittance measurements under high pressure and the transition temperature increased by applying pressure. The temperature-pressure phase diagrams and the thermodynamic quantities of subtransition were obtained from the phase-transition data and compared with those of membranes of ester-linked phospholipids, diacylphosphatidylcholines. The phase diagrams indicated that all gel phases of the ether-linked PC membranes exist as stable phases while parts of the gel phases of the ester-linked PC membranes are metastable. The subtransition temperatures of the ether-linked PC membranes were lower than those of the ester-linked PC membranes by more than 10 °C and the corresponding thermodynamic quantities were extremely small. Further, it was revealed by high-pressure fluorometry that the difference in subgel phase between ether- and ester-linked PC membranes results from their phase structures: the nonbilayer interdigitated structure is maintained after the conversion from the gel phase to the subgel phase in the ether-linked PC membranes whereas the ester-linked PC membranes form bilayer subgel phase with staggered structure.
- (キーワード)
- Ether-linked phospholipid / Interdigitation / 相転移 (phase transition) / Phospholipid membrane / 圧力 (pressure) / Subgel phase
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.chemphyslip.2021.105119
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.chemphyslip.2021.105119
(DOI: 10.1016/j.chemphyslip.2021.105119) Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO, Makiko Motohashi, Aoi Kiguchi, Toshiki Nakao and Nobutake Tamai :
Formation of intermediate gel-liquid crystalline phase on medium-chain phosphatidylcholine bilayers: Phase transitions depending on the bilayer packing,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1862, No.5, 183197-1-183197-11, 2020.- (要約)
- The bilayer phase transitions of medium-chain phosphatidylcholines with linear saturated acyl chains (Cn = 12, 13 and 14) were measured by high-pressure light-transmittance measurements and differential scanning calorimetry to investigate the formation of intermediate gel-liquid crystalline phase called Lx phase. The constructed phase diagrams showed that there existed a distinct region of the Lx phase between ripple gel (Pβ') and liquid crystalline (Lα) phases for multilamellar vesicle bilayers of C12PC and C13PC. The Lx phase of the C12PC bilayer was metastable at all pressures and disappeared at a higher pressure. In the C13PC bilayer, the Lx phase was stable and also disappeared at a higher pressure but its region markedly shrunk. By contrast, the Lx phase was not detected for the C14PC bilayer. Effects of other factors such as vesicle size and solvent substitution on the Lx phase of the C13PC bilayer were also examined. A decrease in vesicle size and solvent substitution from water to 50 wt% ethylene glycol solution promoted the Lx-phase formation as opposed to the effects of acyl-chain elongation and pressurization. The fluorescence data of the C13PC bilayer with different vesicle sizes showed that the Lx phase is caused by the difference of local packing in the bilayer. Considering these facts, we concluded that the Lx phase is an intermediate gel-Lα phase that has gel-phase monolayers with negative curvature and Lα-phase monolayers with positive curvature. The formation mechanism of the Lx-phase in stacked bilayers and dispersed vesicles is also explainable by this difference in packing state.
- (キーワード)
- 二分子膜 / ゲル-液晶中間相 / 充填状態 / 相転移 (phase transition) / ホスファチジルコリン / 圧力 (pressure)
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bbamem.2020.183197
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- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.bbamem.2020.183197
(DOI: 10.1016/j.bbamem.2020.183197) Masaki GOTO, Hirotsugu Okamoto, Nobutake Tamai, Kazuhiro Fukada and Hitoshi Matsuki :
Salt effect on bilayer phase transitions of dipalmitoylphosphatidylglycerol in saline water under high pressure,
High Pressure Research, Vol.39, No.2, 238-247, 2019.- (要約)
- The phase transitions of dipalmitoylphosphatidylglycerol (DPPG) bilayer membrane at high NaCl concentrations under high pressure were investigated to construct the temperature pressure phase diagram and determine phase-transition properties. The constructed phase diagrams exhibited the qualitative resemblance to that of the dipalmitoylphosphatidylcholine (DPPC) bilayer membrane: they underwent the gel-phase polymorphism including the pressure-induced bilayer interdigitation. The phase-transition properties of the DPPG bilayer membrane changed in a salt concentration-dependent manner, whereas qualitatively the phase behavior is not affected appreciably by the salt concentration measured. We discussed the salt effect on the DPPG bilayer membrane from the variation in interactions between the polar head group of the PG molecule.
- (キーワード)
- 二分子膜 / ジパルミトイルホスファチジルグリセロール / 指組み構造 / 相転移 / 圧力 / プロダン蛍光
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- ● Publication site (DOI): 10.1080/08957959.2019.1601189
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- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85063877150
(DOI: 10.1080/08957959.2019.1601189, Elsevier: Scopus) Nobutake Tamai, Sanae Inazawa, Saori Takeuchi, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
Phase Behavior of Binary Bilayer Membrane of Dipalmitoylphosphatidylcholine and Stigmasterol,
Journal of Thermal Analysis and Calorimetry, Vol.135, No.5, 2635-2645, 2019.- (要約)
- リン脂質ジパルミトイルホスファチジルコリン-スティグマステロール混合二分子膜の熱的相挙動を示差走査熱量測定と蛍光プローブ測定から調査した.本系に対して得られた温度-濃度相図はジパルミトイルホスファチジルコリン-コレステロール混合二分子膜のものと類似していたが,スティグマステロールはコレステロールに比べて,ゲル相では脂質アシル鎖に大きな撹乱効果を示す一方で,鎖融解の抑制効果は弱いことが明らかとなった.
- (キーワード)
- コレステロール (cholesterol) / Incongruent melting / Lipid bilayer / Liquid ordered phase / 相図 (phase diagram) / Stigmasterol
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- ● Publication site (DOI): 10.1007/s10973-018-7597-9
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- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85051429077
(DOI: 10.1007/s10973-018-7597-9, Elsevier: Scopus) Nobutake Tamai, Maiko Uemura, Takuya Izumikawa, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Phase Behavior of Cholesterol-Containing Binary Membrane of an Ether-Linked Phospholipid, Dihexadecylphosphatidylcholine,
Colloid and Polymer Science, Vol.296, No.4, 697-711, 2018.- (要約)
- エーテル結合型リン脂質ジヘキサデシルホスファチジルコリン-コレステロール混合二分子膜の熱的相挙動を示差走査熱量測定と蛍光プローブ測定から調査した.コレステロール添加は指組み構造ゲル相の形成を抑制した.エステル結合型脂質ジパルミトイルホスファチジルコリン-コレステロール混合二分子膜系の相図との比較から,脂質頭部のカルボニル炭素の有無が二分子膜中における両分子の混和性に大きな影響を与えることが明確となった.
- (キーワード)
- コレステロール (cholesterol) / Dihexadecylphosphatidylcholines / Interdigitation / Liquid ordered phase / 相図 (phase diagram) / Peritectic point
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- ● Publication site (DOI): 10.1007/s00396-018-4280-4
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(DOI: 10.1007/s00396-018-4280-4) Hitoshi Matsuki, Kentaro Kato, Hirotsugu Okamoto, Shuntaro Yoshida, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Shoji Kaneshina :
Ligand partitioning into lipid bilayer membranes under high pressure: implication of variation in phase-transition temperatures,
Chemistry and Physics of Lipids, Vol.209, 9-18, 2017.- (要約)
- ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)二分子膜の相転移温度への2種類の膜活性リガンド(麻酔薬ハロセン,脂肪酸パルミチン酸)の効果を調べた.DPPC二分子膜の前転移および主転移は,ハロセン添加により降下,パルミチン酸添加により逆に上昇し,加圧は相転移を温度を共に上昇させた.熱力学的解析からハロセンは液晶相,パルミチン酸はラメラゲル相に親和性を有し,ハロセン添加により液晶相が膨張し,パルミチン酸添加によりゲル相が収縮することがわかった.また,ハロセンは高圧力下における指組みゲル相形成を促進し,パルミチン酸は逆に抑制した.指組みゲル相を含む相転移挙動へのリガンド効果についての議論が熱力学観点からなされた.
- (キーワード)
- High pressure / Inhalation anesthetic / Ligand partitioning / Lipid bilayer membrane / Long-chain fatty acid / Phase transition
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.chemphyslip.2017.10.002
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(DOI: 10.1016/j.chemphyslip.2017.10.002) Masaki GOTO, Yuya Aoki, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Effect of pressure on bilayer phase behavior of N-methylated di-O-hexadecylphosphatidylethanolamines: relevance of head-group modification on the bilayer interdigitation,
Biophysical Chemistry, Vol.231, 64-70, 2017.- (要約)
- 極性基サイズの異なる3種類のエーテル型リン脂質N-メチル化ジヘキサデシルホスファチジルエタノールアミンが形成する二分子膜の高圧相挙動を調査した.極性基サイズの増加と共に相転移温度は段階的に降下したが,相転移熱力学量は極性基サイズにはほとんど依存しなかった.指組み構造ゲル相は,これら脂質二分子膜では常圧,高圧下共に観測されなかった.エステル型リン脂質N-メチル化ジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン二分子膜系との結果の比較から,指組み構造形成にはコリン基のような嵩高い極性基が必須であることが明らかとなった.
- (キーワード)
- Bilayer interdigitation / Ether-linked phospholipid / Lipid bilayer membrane / Phase transition / Pressure
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bpc.2017.03.009
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- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.bpc.2017.03.009
(DOI: 10.1016/j.bpc.2017.03.009) Hitoshi Matsuki, Shigeru Endo, Ryosuke Sueyoshi, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Shoji Kaneshina :
Thermotropic and barotropic phase transitions on diacylphosphatidylethanolamine bilayer membranes,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1859, No.7, 1222-1232, 2017.- (要約)
- 4種類の飽和ホスファチジルエタノールアミン(PE)および2種類の不飽和PEが形成する二分子膜の温度および圧力誘起相転移を調査した.飽和PE二分子膜は熱履歴に依存して水和結晶相/液晶相転移およびゲル相/液晶相(主)転移を示し,長鎖飽和PE二分子膜においては高圧力下でゲル相の安定性が変化した.熱力学量から,飽和PE二分子膜は同鎖長のホスファチジルコリン(PC)二分子膜よりも顕著に安定な水和結晶相を形成することがわかった.他方,不飽和PE二分子膜は,液晶相から逆ヘキサゴナル相への二分子膜/非二分子膜転移を誘起した.熱力学的な考察から,この転移は体積駆動の転移であることを示した.
- (キーワード)
- Differential scanning calorimetry / Lipid bilayer membrane / Phase stability / Phase transition / Phosphatidylethanolamine / Pressure
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 111087
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bbamem.2017.03.020
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 28366514
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(徳島大学機関リポジトリ: 111087, DOI: 10.1016/j.bbamem.2017.03.020, PubMed: 28366514) Akihiro Shirai, Takashi Watana and Hitoshi Matsuki :
Inactivation of foodborne pathogenic and spoilage microorganisms using ultraviolet-A light in combination with ferulic acid,
Letters in Applied Microbiology, Vol.64, No.2, 96-102, 2017.- (要約)
- The low energy of UV-A (315 400 nm) is insufficient for disinfection. To improve UV-A disinfection technology, the effect of ferulic acid (FA) addition on inactivation by UV-A light-emitting diode (LED) light (350 385 nm) was evaluated in the eliminating of suspensions of various food spoilers and pathogens (seven bacteria and four fungi). Photoantimicrobial assays were performed at FA concentrations below the MIC. The MIC of the isomerized FA, consisting of 93% cis-form and 7% trans-form, was very similar to that of the commercially available FA (trans-form). Irradiation with UV-A (1.0 J cm-2) in the presence of 100 mg l-1 FA resulted in enhanced reducing of all of the tested bacterial strains. A combination of UV-A (10 J cm-2) and 1000 mg l-1 FA resulted in enhanced reducing of Saccharomyces cerevisiae and one of the tested filamentous fungi. These results demonstrated that the combination of a short-term application of UV-A and FA at a low concentration yielded synergistic enhancement of antimicrobial activity, especially against bacteria.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 111085
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- ● Publication site (DOI): 10.1111/lam.12701
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- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1111/lam.12701
(徳島大学機関リポジトリ: 111085, DOI: 10.1111/lam.12701) Masaki GOTO, Takuya Endo, Takahiro Yano, Nobutake Tamai, Joachim Kohlbrecher and Hitoshi Matsuki :
Comprehensive characterization of temperature- and pressure-induced bilayer phase transitions for saturated phosphatidylcholines containing longer chain homologs,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.128, 389-397, 2015.- (要約)
- 疎水鎖長が異なる長鎖飽和ジアシルホスファチジルコリン(CnPC: n = 19 - 21)の温度および圧力誘起二分子膜相転移を,特に水和結晶(Lc)相に着目して調査した.C20PCまではLc相を観測することができたが,C21PCでは観測できなかった.得られた結果を過去になされたCnPC同族体のものと比較して,CnPC二分子膜の相挙動を包括的に考察した.結果,CnPC(n = 12 - 22)二分子膜の温度-圧力相図,各種の相転移(副転移,前転移,主転移)に伴う熱力学量のアシル鎖長依存性および圧力誘起指組み構造形成の短鎖および長鎖限界など,CnPC二分子膜相挙動に関する有用な情報を得ることができた.
- (キーワード)
- Bilayer membrane / Diacylphosphatidylcholine / Interdigitation / 相転移 (phase transition) / 高圧力 (high pressure) / Subgel phase
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2015.02.036
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- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84938086188
(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2015.02.036, Elsevier: Scopus) 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
脂質膜の圧力誘起指組構造形成:疎水鎖長依存性と形成限界,
材料, Vol.63, No.8, 620-623, 2014年.- (要約)
- We investigated the bilayer interdigitation of diacylphosphatidylcholines (CnPCs) with long acyl chains (n = 19 - 22) under high pressure. The temperature-pressure phase diagrams of the CnPC bilayers were constructed by the methods of differential scanning calorimetry and high-pressure light transmittance. We confirmed the bilayer interdigitation for CnPCs (n = 19 - 21) under high pressure. On the other hand, the C22PC bilayer showed peculiar behavior: two transitions were observed under atmospheric pressure while one transition under high pressure. To identify the low-temperature phase of the C22PC bilayer, we performed small angle neutron scattering measurements under atmospheric pressure and fluorescence measurements under high pressure. From these results, the phase was identified as the interdigitated gel (LβI) phase. Considering our previous results, it turned out that the acyl-chain length of CnPC that exhibits the pressure-induced interdigitation is limited within n = 14 - 21. The present results definitely indicate that the bilayer interdigitation is governed by the hydrophobic interaction as well as the hydrophilic interaction of the PC molecule in the bilayer.
- (キーワード)
- Bilayer phase transition / bilayer phase transition / Lipid bilayers / lipid bilayers / Phase behavior / phase behavior / Pressure-induced interdigitation / pressure-induced interdigitation / Saturated and unsaturated phospholipids / saturated and unsaturated phospholipids
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- ● Publication site (DOI): 10.2472/jsms.63.620
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282680421512704
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84906962918
(DOI: 10.2472/jsms.63.620, CiNii: 1390282680421512704, Elsevier: Scopus) Hiroki Kitayama, Yuki Takechi, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki, Chikako Yomota and Hiroyuki Saito :
Thermotropic phase behavior of hydrogenated soybean phosphatidylcholine-cholesterol binary liposome membrane.,
Chemical & Pharmaceutical Bulletin, Vol.62, No.1, 58-63, 2014.- (要約)
- By combination of differential scanning calorimetry (DSC) and fluorescence spectroscopy of 6-propionyl-2-(dimethylamino)naphthalene (Prodan), we elucidated the thermotropic phase behavior of hydrogenated soybean phosphatidylcholine (HSPC)-cholesterol binary liposome membrane which has similar lipid composition to Doxil®, the widely used liposome product in treatment of various tumors. We found that the characteristic points at cholesterol mole fraction (Xch)=0.023 and 0.077 correspond to the hexagonal lattice, in which cholesterol molecules are considered to be regularly distributed in all regions of HSPC lipid bilayer with 1 : 42 and 1 : 12 units, respectively, as static averaged structures. Apparent endothermic peak disappeared at Xch=0.40 in the DSC thermograms, indicating the existence of single liquid ordered phase at Xch>0.40. In addition, fluorescence measurements of Prodan and its lauroyl derivative in poly(ethylene glycol) (PEG)-modified liposomes indicated that PEG modification has a negligible effect on the phase behavior of HSPC-cholesterol binary liposome membrane. These results may provide useful information in developing novel liposome products whose stability and encapsulated drug release are controlled.
- (キーワード)
- liposome / cholesterol / phase diagram / differential scanning calorimetry / Prodan
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- ● Publication site (DOI): 10.1248/cpb.c13-00587
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 24390493
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390282679153790464
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84892158447
(DOI: 10.1248/cpb.c13-00587, PubMed: 24390493, CiNii: 1390282679153790464, Elsevier: Scopus) Junki Fukumoto, Mohd Nor Ismaliza Ismail, Masaki Kubo, Keita Kinoshita, Masahiro Inoue, Keizo Yuasa, Makoto Nishimoto, Hitoshi Matsuki and Akihiko Tsuji :
Possible role of inter-domain salt bridges in oligopeptidase B from Trypanosoma brucei: critical role of Glu172 of non-catalytic -propeller domain in catalytic activity and Glu490 of catalytic domain in stability of OPB.,
The Journal of Biochemistry, Vol.154, No.5, 465-473, 2013.- (要約)
- Oligopeptidase B (OPB) is a member of the prolyl oligopeptidase (POP) family of serine proteases. OPB in trypanosomes is an important virulence factor and potential pharmaceutical target. Characteristic structural features of POP family members include lack of a propeptide and presence of a -propeller domain (PD), although the role of the -PD has yet to be fully understood. In this work, residues Glu(172), Glu(490), Glu(524) and Arg(689) in Trypanosoma brucei OPB (Tb OPB), which are predicted to form inter-domain salt bridges, were substituted for Gln and Ala, respectively. These mutants were evaluated in terms of catalytic properties and stability. A negative effect on kcat/Km was obtained following mutation of Glu(172) or Arg(689). In contrast, the E490Q mutant exhibited markedly decreased thermal stability, although this mutation had less effect on catalytic properties compared to the E172Q and R689A mutants. Trypsin digestion showed that the boundary regions between the -PD and catalytic domains (CDs) of the E490Q mutant are unfolded with heat treatment. These results indicated that Glu(490) in the CD plays a role in stabilization of Tb OPB, whereas Glu(172) in the -PD is critical for the catalytic activity of Tb OPB.
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- ● Publication site (DOI): 10.1093/jb/mvt077
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 23946505
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(DOI: 10.1093/jb/mvt077, PubMed: 23946505) Nobutake Tamai, Takuya Izumikawa, Suguru Fukui, Maiko Uemura, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
How Does Acyl-chain Length Affect Thermotropic Phase Behavior of Saturated Diacylphosphatidylcholine-chloresterol Binary Bilayers?,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1828, No.11, 2513-2523, 2013.- (要約)
- Thermotropic phase behavior of diacylphosphatidylcholine (CnPC) cholesterol binary bilayers (n = 14 16) was examined by fluorescence spectroscopy using 6-propionyl-2-(dimethylamino)naphthalene (Prodan) and differential scanning calorimetry. The former technique can detect structural changes of the bilayer in response to the changes in polarity around Prodan molecules partitioned in a relatively hydrophilic region of the bilayer, while the latter is sensitive to the conformational changes of the acyl chains. On the basis of the data from both techniques, we propose possible temperature T cholesterol composition Xch phase diagrams for these binary bilayers. A notable feature of our phase diagrams, including our previous results for C17PC and C18PC, is that there is a peritectic-like point around Xch = 0.15, which can be interpreted as indicating the formation of a 1:6-complex of cholesterol and CnPCs within the binary bilayer irrespective of the acyl chain length. We could give a reasonable explanation for such complex formation using the modified superlattice view. Our results also showed that the Xch value of the abolition of the main transition is almost constant for n = 14 17 (ca. 0.33), while it increases to ca.0.50 for n = 18. By contrast, a biphasic n-dependence of Xch was observed for the abolition of the pretransition, suggesting that there are at least two antagonistic n-dependent factors. We speculate that this could be explained by the enhancement of the van der Waals interaction with increases in n and the weakening of the repulsion between the neighboring headgroups with decreases in n.
- (キーワード)
- コレステロール (cholesterol) / Diacylphosphatidylcholines / Peritectic point / 相図 (phase diagram) / Lateral phase separation / Superlattice
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bbamem.2013.06.008
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 23791704
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(DOI: 10.1016/j.bbamem.2013.06.008, PubMed: 23791704) Nobutake Tamai, Sayuri Kakibe, Tanaka Saeko, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
An Attempt to Reveal Viscoelastic Behavior of Lipid Bilayer Membrane by Pressure Perturbation Calorimetry,
High Pressure Research, Vol.33, No.2, 271-277, 2013.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1080/08957959.2013.767900
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(DOI: 10.1080/08957959.2013.767900) Nobutake Tamai, Sanae Inazawa, Daiki Fujiwara, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
Thermotropic Phase Behavior of Binary Bilayer Membrane of Dipalmitoylphosphatidylcholine and Ergosterol,
Chemistry Letters, Vol.41, No.10, 1087-1089, 2012.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1246/cl.2012.1087
- (文献検索サイトへのリンク)
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(DOI: 10.1246/cl.2012.1087) Masaki GOTO, Agnieszka Wilk, Kosuke Kataoka, Shirish Chodankar, Nobutake Tamai, Makoto Fukui, Joachim Kohlbrecher, Hiro-O Ito and Hitoshi Matsuki :
Study on the Subgel-Phase Formation Using an Asymmetric Phospholipid Bilayer Membrane by High-Pressure Fluorometry,
Langmuir, Vol.28, No.33, 12191-12198, 2012.- (要約)
- The myristoylpalmitoylphosphatidylcholine (MPPC) bilayer membrane shows a complicated temperature-pressure phase diagram. The large portion of the lamellar gel (L(β)'), ripple gel (P(β)'), and pressure-induced gel (L(β)I) phases exist as metastable phases due to the extremely stable subgel (L(c)) phase. The stable L(c) phase enables us to examine the properties of the L(c) phase. The phases of the MPPC bilayers under atmospheric and high pressures were studied by small-angle neutron scattering (SANS) and fluorescence spectroscopy using a polarity-sensitive fluorescent probe Prodan. The SANS measurements clearly demonstrated the existence of the metastable L(β)I phase with the smallest lamellar repeat distance. From a second-derivative analysis of the fluorescence data, the line shape for the L(c) phase under high pressure was characterized by a broad peak with a minimum of ca. 460 nm. The line shapes and the minimum intensity wavelength (λ''(min)) values changed with pressure, indicating that the L(c) phase has highly pressure-sensible structure. The λ''(min) values of the L(c) phase spectra were split into ca. 430 and 500 nm in the L(β)I phase region, which corresponds to the formation of a interdigitated subgel L(c) (L(c)I) phase. Moreover, the phase transitions related to the L(c) phase were reversible transitions under high pressure. Taking into account the fluorescence behavior of Prodan for the L(c) phase, we concluded that the structure of the L(c) phase is highly probably a staggered structure, which can transform into the L(c)I phase easily.
- (キーワード)
- 2-Naphthylamine / Atmospheric Pressure / Cell Membrane / Fluorometry / Gels / Lipid Bilayers / Neutron Diffraction / Phosphatidylcholines / Pressure / Scattering, Small Angle
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- ● Publication site (DOI): 10.1021/la3020173
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 22823885
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84865495527
(DOI: 10.1021/la3020173, PubMed: 22823885, Elsevier: Scopus) Saeko Tanaka, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Phase Behavior of Dipalmitoylphosphatidylglycerol Bilayer Membrane in Saline Water under High Pressure,
International Journal of Modern Physics: Conference Series, Vol.6, 727-732, 2012.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S2010194512004059
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(DOI: 10.1142/S2010194512004059) Nobutake Tamai, Maiko Tsutsui, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
Volumetric Study on Dioleoylphosphatidylcholine Bilayer by Pressure Perturbation Calorimetry,
International Journal of Modern Physics: Conference Series, Vol.6, 762-767, 2012.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1142/S2010194512004114
- (文献検索サイトへのリンク)
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(DOI: 10.1142/S2010194512004114) Nobutake Tamai, Yuko Nambu, Saeko Tanaka, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Volumetric characterization of ester- and ether-linked lipid bilayers by pressure perturbation calorimetry and densitometry,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.92, No.1, 232-239, 2012.- (要約)
- We investigated the thermotropic volume behavior of dimyristoylphosphatidylcholine (DMPC), dipalmitoylphosphatidylcholine (DPPC) and dihexadecylphosphatidylcholine (DHPC) membranes using pressure perturbation calorimetry (PPC) and densitometry. The ln φ(2) vs temperature curves (φ(2): apparent molar volume of phospholipid) obtained from the PPC data using an analysis method that we developed agreed with the results from the density measurements for these lipids within the relative difference of about 0.62%. From those curves, the volume changes with the main transition were estimated at 18.0±0.49, 23.5±2.33 and 23.0±0.33 cm(3) mol(-1) for DMPC, DPPC and DHPC, respectively. For DPPC and DMPC, the average volume per methylene group of the hydrocarbon chains v(CH2) calculated by referring to the procedure by Nagle and Wilkinson was consistent with the previous result, which indicates that the DPPC bilayer in the gel state has denser hydrophobic bilayer core than the DMPC bilayer. For DHPC, the volume of the headgroup region v(H) was calculated to be 244 Å(3) by assuming that v(CH2) of DHPC equals that of DPPC above 45°C. This value was comparable to that of DPPC when the volume of the carbonyl groups was considered, which may signify that there is no significant conformational difference in the polar headgroups of both phospholipids. However, it was suggested from the consideration on v(H) of DHPC at 20°C that expansion of the headgroup region should occur as the interdigitated structure is formed, which means some conformational change of the headgroup region is induced by the interdigitation.
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- 1,2-Dipalmitoylphosphatidylcholine / Calorimetry / Densitometry / Dimyristoylphosphatidylcholine / Esters / Ether, Ethyl / Lipid Bilayers / Phospholipid Ethers / Pressure / Temperature
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2011.11.055
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 22221457
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(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2011.11.055, PubMed: 22221457) Saeko Tanaka, Nobutake Tamai, Masaki GOTO, Shoji Kaneshina and Hitoshi Matsuki :
Morphological Change of Vesicle Particle can Produce a Peculir Stepwise Transition in Dipalmitoylphosphatidylglycerol Bilayer at High NaCl Concentration,
Chemistry Letters, Vol.41, No.3, 304-306, 2012.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1246/cl.2012.304
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1360283694088387200
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(DOI: 10.1246/cl.2012.304, CiNii: 1360283694088387200) Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO, Masataka Kusube and Nobutake Tamai :
Imaging of Phosphatidylcholine Bilayers by a High-Pressure Fluorescence Technique: Detection of the Packing Difference,
Bulletin of the Chemical Society of Japan, Vol.84, No.12, 1329-1335, 2011.- (要約)
- The packing states in phosphatidylcholine (PC) bilayers under high pressure were studied from fluorescence measurements using a polarity-sensitive probe Prodan. By using the Prodan fluorescence data, three-dimensional image plots, which can visually evaluate the bilayer packing, were constructed for the C16PC bilayer. It turned out from the shape of contours in the image plot constructed by the second-derivative spectra that the Prodan molecules can be distributed into multiple sites in the bilayer and move around the head-group region depending on the phase state. Furthermore, comparing the plot to those for the C17PC and C18PC bilayers, the slight difference in hydrophobicity among the PC molecules produced a marked difference in quantity of the Prodan molecules distributed among the bilayer gel, nonbilayer gel, and liquid crystalline phases of the PC membranes. The present study shows that the imaging using Prodan is useful for the evaluation of lipid bilayer packing.
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- General Chemistry
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- ● Publication site (DOI): 10.1246/bcsj.20110229
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(DOI: 10.1246/bcsj.20110229, CiNii: 1360283694073547136) Makoto Nishimoto, Ukyo Komatsu, Nobutake Tamai, Michio Yamanaka, Shoji Kaneshina, Kenji Ogli and Hitoshi Matsuki :
Intrinsic interaction mode of an inhalation anesthetic with globular proteins: a comparative study on ligand recognition,
Colloid and Polymer Science, Vol.289, No.17-18, 1785-1797, 2011.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1007/s00396-011-2491-z
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(DOI: 10.1007/s00396-011-2491-z) Masaki GOTO, Shunsuke Ishida, Yuka Ito, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Thermotropic and Barotropic Phase Transitions of Dialkyldimethylammonium Bromide Bilayer Membranes: Effect of Chain Length,
Langmuir, Vol.27, No.10, 5824-5831, 2011.- (要約)
- The bilayer phase transitions of dialkyldimethylammonium bromides (2C(n)Br; n = 12, 14, 16) were observed by differential scanning calorimetry and high-pressure light-transmittance measurements. Under atmospheric pressure, the 2C(12)Br bilayer membrane underwent the stable transition from the lamellar crystal (L(c)) phase to the liquid crystalline (L(α)) phase. The 2C(14)Br bilayer underwent the main transition from the metastable lamellar gel (L(β)) phase to the metastable L(α) phase in addition to the stable L(c)/L(α) transition. For the 2C(16)Br bilayer, moreover, three kinds of phase transitions were observed: the metastable main transition, the metastable transition from the metastable lamellar crystal (L(c(2))) phase to the metastable L(α) phase, and the stable lamellar crystal (L(c(1)))/L(α) transition. The temperatures of all the phase transitions elevated almost linearly with increasing pressure. The temperature (T)-pressure (p) phase diagrams of the 2C(12)Br and 2C(14)Br bilayers were simple, but that of the 2C(16)Br bilayer was complex; that is, the T-p curves for the metastable main transition and the L(c(2))/L(α) transition intersect at ca. 25 MPa, which means the inversion of the relative phase stability between the metastable phases of L(β) and L(c(2)) above and below the pressure. Moreover, the T-p curve of the L(c(2))/L(α) transition was separated into two curves under high pressure, and as a result, the pressure-induced L(c(2P)) phase appeared in between. Thermodynamic quantities for phase transitions of the 2C(n)Br bilayers increased with an increase in alkyl-chain length. The chain-length dependence of the phase-transition temperature for all kinds of transitions observed suggests that the stable L(c(1))/L(α) transition incorporates the metastable L(c(2))/L(α) transition in the bilayers of 2C(n)Br with shorter alkyl chains, and the main-transition of the 2C(12)Br bilayer would occur at a temperature below 0 °C.
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- Atmospheric Pressure / Cell Membrane / Light / Lipid Bilayers / Phase Transition / Quaternary Ammonium Compounds / Surface-Active Agents / Temperature / Thermodynamics
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- ● Publication site (DOI): 10.1021/la200323h
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(DOI: 10.1021/la200323h, PubMed: 21520909) Masaki GOTO, Takayuki Matsui, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Prodan fluorescence detects the bilayer packing of asymmetric phospholipids,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.84, No.1, 55-62, 2011.- (要約)
- The bilayer phase behavior of asymmetric phospholipids, palmitoylstearoylphosphatidylcholine (PSPC) and stearoylpalmitoylphosphatidylcholine (SPPC), with different vesicle sizes (large multilamellar vesicle (LMV) and giant multilamellar vesicle (GMV)) was investigated by fluorescence spectroscopy using a polarity-sensitive fluorescent probe Prodan under high pressure. The results were compared with those of a symmetric phospholipid, diheptadecanoyl PC (C17PC). The difference in phase transitions of the PSPC and SPPC bilayers and in thermodynamic quantities of the transitions was hardly observed between LMV and GMV as the case of the C17PC bilayer. On the other hand, the Prodan fluorescence showed clear differences between LMV and GMV of the asymmetric PC bilayers. From the second derivative of Prodan fluorescence spectra, the three dimensional image plots in which we can clearly see the location of Prodan in the bilayer membrane as blue valleys were constructed for LMV and GMV under high pressure. We revealed from the plots that the bilayer packing is significantly dependent on not only the vesicle size but also the acyl-chain asymmetry of PC molecule in addition to the phase states. It was found that the packing of the gel phases of the asymmetric PC bilayers is weaker than that of the symmetric PC bilayer, and the size of vesicle affects the packing of the interdigitated gel phase the most markedly among three gel phases. This study suggests that the Prodan molecules can detect the effect of vesicle size on the phase states for the asymmetric PC bilayers, and they become a useful indicator for various membrane properties, especially bilayer interdigitation.
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- 2-Naphthylamine / Fluorescence / Fluorescent Dyes / Lipid Bilayers / Models, Biological / Phase Transition / Phospholipids / Thermodynamics
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2010.12.015
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 21232926
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(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2010.12.015, PubMed: 21232926) Masaki GOTO, Agnieszka Wilk, Akira Kazama, Shirish Chodankar, Joachim Kohlbrecher and Hitoshi Matsuki :
Chain elongation of diacylphosphatidylcholine induces fully bilayer interdigitation under atmospheric pressure,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.84, No.1, 44-48, 2011.- (要約)
- The phase transitions of dibehenoylphosphatidylcholine (C22PC) bilayer membrane were observed by differential scanning calorimetry under atmospheric pressure and light-transmittance measurements under high pressure. The constructed temperature-pressure phase diagram suggests that the gel phase at low temperatures is the interdigitated gel phase. To confirm the phase state, we performed small-angle neutron scattering and fluorescence measurements using a polarity-sensitive probe Prodan for the C22PC bilayer membrane under atmospheric pressure. The peaks obtained in both measurements clearly showed the characteristic patterns of the fully interdigitated gel phase. Taking into account of previous studies on the gel phase for long-chain PC bilayers under atmospheric pressure and our studies on the pressure-induced bilayer interdigitaion of diacyl-PCs, it turned out that the interdigitation of diacyl-PC bilayer membranes occurs when the carbon number of acyl chain reaches at least 22. The present study revealed that the interdigitation of PC bilayer membranes occurs not only by weakening the attractive force of polar head groups but also by strengthening the cohesive force of acyl chains. When dominating the force of acyl chains, the interdigitation can be induced even in a diacyl-PC bilayer membrane by only hydration under atmospheric pressure.
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- Atmospheric Pressure / Lipid Bilayers / Models, Biological / Phosphatidylcholines
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2010.12.010
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 21216568
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(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2010.12.010, PubMed: 21216568) Masaki GOTO, Yuka Ito, Shunsuke Ishida, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Hydrostatic Pressure Reveals Bilayer Phase Behavior of Dioctadecyldimethylammonium Bromide and Chloride,
Langmuir, Vol.27, No.5, 1592-1598, 2011.- (要約)
- Bilayer phase transitions of dioctadecyldimethylammonium bromide (2C(18)Br) and chloride (2C(18)Cl) were observed by differential scanning calorimetry and high-pressure light-transmittance measurements. The 2C(18)Br bilayer membrane showed different kinds of transitions depending on preparation methods of samples under atmospheric pressure. Under certain conditions, the 2C(18)Br bilayer underwent three kinds of transitions, the metastable transition from the metastable lamellar crystal (L(c(2))) phase to the metastable lamellar gel (L(β)) phase at 35.4 °C, the metastable main transition from the metastable L(β) phase to the metastable liquid crystalline (L(α)) phase at 44.5 °C, and the stable transition from the stable lamellar crystal (L(c(1))) phase to the stable L(α) phase at 52.8 °C. On the contrary, the 2C(18)Cl bilayer underwent two kinds of transitions, the stable transition from the stable L(c) phase to the stable L(β) phase at 19.7 °C and the stable main transition from the stable L(β) phase to the stable L(α) phase at 39.9 °C. The temperatures of the phase transitions of the 2C(18)Br and 2C(18)Cl bilayers were almost linearly elevated by applying pressure. It was found from the temperature (T)-pressure (p) phase diagram of the 2C(18)Br bilayer that the T-p curves for the main transition and the L(c(1))/L(α) transition intersect at ca. 130 MPa because of the larger slope of the former transition curve. On the other hand, the T-p phase diagram of the 2C(18)Cl bilayer took a simple shape. The thermodynamic properties for the main transition of the 2C(18)Br and 2C(18)Cl bilayers were comparable to each other, whereas those for the L(c(1))/L(α) transition of the 2C(18)Br bilayer showed considerably high values, signifying that the L(c(1)) phase of the 2C(18)Br bilayer is extremely stable. These differences observed in both bilayers are attributable to the difference in interaction between a surfactant and its counterion.
- (キーワード)
- Atmospheric Pressure / Hydrostatic Pressure / Phase Transition / Quaternary Ammonium Compounds / Thermodynamics
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- ● Publication site (DOI): 10.1021/la104552z
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(DOI: 10.1021/la104552z, PubMed: 21261314) Nobutake Tamai, Yuko Nambu, Maiko Tsutsui, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Application of pressure perturbation calorimetry to the aqueous system of phospholipid vesicle dispersion,
High Pressure Research, Vol.30, No.4, 490-498, 2010.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1080/08957959.2010.526115
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(DOI: 10.1080/08957959.2010.526115) Hitoshi Matsuki, Makoto Nishimoto, Kaori Tada, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Shoji Kaneshina :
Packing state in bilayer membranes of diacylphosphatidylcholines with varying acyl chain lengths under high pressure,
High Pressure Research, Vol.30, No.4, 475-482, 2010.- (出版サイトへのリンク)
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(DOI: 10.1080/08957959.2010.526114) Masaki GOTO, Hiroshi Sawaguchi, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Effect of Vesicle Size on the Prodan Fluorescence in Diheptadecanoylphosphatidylcholine Bilayer Membrane under Atmospheric and High Pressures,
Langmuir, Vol.26, No.16, 13377-13384, 2010.- (要約)
- The bilayer phase behavior of diheptadecanoylphosphatidylcholine (C17PC) with different vesicle sizes (large multilamellar vesicle (LMV) and giant multilamellar vesicle (GMV)) was investigated by fluorescence spectroscopy using a polarity-sensitive fluorescent probe Prodan under atmospheric and high pressures. The difference in phase transitions and thermodynamic quantities of the transition was hardly observed between LMV and GMV used here. On the contrary, the Prodan fluorescence in the bilayer membranes changed depending on the size of vesicles as well as on the phase states. From the second derivative of fluorescence spectra, the three-dimensional image plots in which we can see the location of Prodan in the bilayer membrane as blue valleys were constructed for LMV and GMV under atmospheric pressure. The following characteristic behavior was found: (1) the Prodan molecules in GMV can be distributed to not only adjacent glycerol backbone region, but also near bulk-water region in the lamellar gel or ripple gel phase; (2) the blue valleys of GMV became deeper than those of LMV because of the greater surface density of the Prodan molecules per unit area of GMV than LMV; (3) the liquid crystalline phase of the bilayer excludes the Prodan molecules to a more hydrophilic region at the membrane surface with an increase in vesicle size; (4) the accurate information as to the phase transitions is gradually lost with increasing vesicle size. Under the high-pressure condition, the difference in Prodan fluorescence between LMV and GMV was essentially the same as the difference under atmospheric pressure except for the existence of the pressure-induced interdigitated gel phase. Further, we found that Prodan fluorescence spectra in the interdigitated gel phase were especially affected by the size of vesicles. This study revealed that the Prodan molecules can move around the headgroup region by responding not only to the phase state but also to the vesicle size, and they become a useful membrane probe, detecting important membrane properties such as the packing stress.
- (キーワード)
- 2-Naphthylamine / Fluorescent Dyes / Lipid Bilayers / Phosphatidylcholines / Pressure / Spectrometry, Fluorescence / Temperature / Thermodynamics
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- ● Publication site (DOI): 10.1021/la100871z
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 20695581
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(DOI: 10.1021/la100871z, PubMed: 20695581) Yuichi Takajo, Hitoshi Matsuki, Hiroki Matsubara, Koji Tsuchiya, Makoto Aratono and Michio Yamanaka :
Structural and morphological transition of long-chain phospholipid vesicles induced by mixing with short-chain phospholipid,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.76, No.2, 571-576, 2010.- (要約)
- Effects of a short-chain phospholipid, dihexanoylphosphatidylcholine (DHPC), on the structure and morphology of membrane assemblies of a long-chain phospholipid, dimyristoylphosphatidylcholine (DMPC), were examined by fluorescence spectroscopy, differential scanning calorimetry (DSC), and cryogenic transmission electron microscopy (cryo-TEM). It was found by fluorescence measurements that DHPC affects on the gel and liquid crystalline state of DMPC vesicle membranes in different ways. Further, the result of DSC suggested that, along the transition process from DMPC vesicle to DMPC-DHPC mixed micelle, there are at least three different concentration regions which are characterized by the individual variation pattern of the transition temperature and enthalpy change. The cryo-TEM micrographs demonstrated the formation of thread-like assemblies in the second region and the coexistence of the assemblies and spherical micelles in the third region. Thus, it was concluded that the structural transition from DMPC vesicle to DMPC-DHPC mixed micelle could occur in a stepwise manner through the formation of the thread-like assembly, which cannot be described by the three-stage model of vesicle to micelle transition.
- (キーワード)
- Dimyristoylphosphatidylcholine / Membranes, Artificial / Micelles / Microscopy, Electron, Transmission / Molecular Structure / Particle Size / Phosphatidylcholines / Spectrometry, Fluorescence / Surface Properties
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2009.12.025
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 20097547
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(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2009.12.025, PubMed: 20097547) Masataka Kusube, Takumi Nishino, Yuki Nishikawa, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Hitoshi Iwahashi :
Recovery of Tobacco BY-2 Cells After Treatment of High Hydrostatic Pressure,
Annals of the New York Academy of Sciences, Vol.1189, 139-142, 2010.- (要約)
- The recovery of Nicotiana tabacum L. cv. Bright Yellow 2 (BY-2) cells in Linsmaire and Skoog medium after treatment at high hydrostatic pressure was investigated using an Evans Blue staining method to discriminate live from dead cells. The survival of BY-2 cells just after the high-pressure treatment at 5 degrees C and 25 degrees C decreased abruptly at pressures higher than 50 MPa and 100 MPa, respectively. Furthermore, almost all of the BY-2 cells treated at 5 degrees C and 25 degrees C recovered pressures below 25 MPa and 75 MPa, respectively. However, no BY-2 cells recovered at pressures above 100 MPa at either temperature.
- (キーワード)
- Biotechnology / Cell Line / Cell Proliferation / Cell Survival / Hydrostatic Pressure / Preservation, Biological / Temperature / Tobacco
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- ● Publication site (DOI): 10.1111/j.1749-6632.2009.05185.x
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 20233380
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(DOI: 10.1111/j.1749-6632.2009.05185.x, PubMed: 20233380) Masaki GOTO, Masataka Kusube, Makoto Nisimoto, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Pressure Study on Symmetric and Asymmetric Phospholipid Bilayers: Effect of Vesicle Size on Prodan Fluorescence,
Annals of the New York Academy of Sciences, Vol.1189, 68-76, 2010.- (要約)
- The bilayer phase behavior of symmetric and asymmetric phosphatidylcholines (PCs), 1,2-diheptadecanoyl-PC (C17PC), 1-palmitoyl-2-stearoyl-PC (PSPC), and 1-stearoyl-2-palmitoyl-PC (SPPC), with different vesicle sizes were investigated by a high-pressure fluorescence method using the polarity-sensitive fluorescent probe Prodan. The second derivative of fluorescence spectra for all the PCs of small-sized vesicle showed four minima characteristic of four membrane states on the spectra irrespective of the acyl-chain symmetry, whereas those of large-sized vesicle had one more minimum originating from the most hydrophilic site at the membrane surface. These findings indicate that Prodan molecules can distribute into multiple sites in the bilayer and move around the head-group region depending on the vesicle size. The behavior of the spectra in the SPPC bilayer suggested that the interdigitated gel phase had a less polar "pocket" formed by a space between uneven terminal methyl ends of the sn-1 and sn-2 chains. It turned out that the curvature of vesicles affects the distribution of the Prodan molecules in all phases, more particularly in the interdigitated gel phase.
- (キーワード)
- 2-Naphthylamine / Biotechnology / Fluorescent Dyes / Hydrostatic Pressure / Lipid Bilayers / Particle Size / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Phosphatidylserines / Phospholipids / Spectrometry, Fluorescence
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- ● Publication site (DOI): 10.1111/j.1749-6632.2009.05202.x
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 20233370
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(DOI: 10.1111/j.1749-6632.2009.05202.x, PubMed: 20233370) Kaori Tada, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Pressure Effect on the Bilayer Phase Transition of Asymmetric Lipids with an Unsaturated Acyl Chain,
Annals of the New York Academy of Sciences, Vol.1189, 77-85, 2010.- (要約)
- The bilayer phase transitions of mixed-chain lipids with monounsaturated acyl chain in the sn-2 position, 1-myristoyl-2-oleoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (MOPC), 1-palmitoyl-2-oleoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (POPC), and 1-stearoyl-2-oleoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (SOPC), and with a polyunsaturated acyl chain in the sn-2 position, 1-stearoyl-2-linoleoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (SLPC), 1-stearoyl-2-arachidonoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (SAPC), and 1-stearoyl-2-docosahexaenoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (SDPC), were observed by differential scanning calorimetry (DSC) under ambient pressure and by light-transmittance measurements under high pressure. The DSC thermogram for each lipid bilayer showed only one transition between the lamellar gel and liquid crystalline phases. The introduction of one or two cis double bonds into the sn-2 acyl chain caused the significant depression of the main-transition temperature and an obvious decrease of enthalpy and volume changes associated with the transition. These features are attributable to loose packing of saturated and unsaturated acyl chains in the bilayer gel phase. The existence of four or six double bonds in the sn-2 chain produced no further decrease in the transition temperature, and in fact six double bonds caused a slight increase in the transition temperature. Thermodynamic properties associated with the bilayer phase transition were discussed.
- (キーワード)
- Biotechnology / Calorimetry, Differential Scanning / Fatty Acids, Monounsaturated / Fatty Acids, Unsaturated / Gels / Hydrostatic Pressure / Lipid Bilayers / Molecular Structure / Phase Transition / Thermodynamics
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 20233371
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(DOI: 10.1111/j.1749-6632.2009.05203.x, PubMed: 20233371) Ismail Ismaliza Mohd Nor, Tsuyoshi Yuasa, Keizo Yuasa, Yuko Nambu, Makoto Nishimoto, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki, Masahiro Inoue, Masami Nagahama and Akihiko Tsuji :
A critical role for highly conserved Glu610 residue of oligopeptidase B Tryoanosoma brucei in thermal stability,
The Journal of Biochemistry, Vol.147, No.2, 201-211, 2010.- (要約)
- Oligopeptidase B from Trypanosoma brucei (Tb OPB) is a virulence factor and therapeutic target in African sleeping sickness. Three glutamic acid residues at positions 607, 609 and 610 of the catalytic domain are highly conserved in the OPB subfamily. In this study, the roles of Glu(607), Glu(609) and Glu(610) in Tb OPB were investigated by site-directed mutagenesis. A striking effect on k(cat)/K(m) was obtained following mutation of Glu(607) to glutamine. In contrast, the heat stability of Tb OPB decreased markedly following the single mutation of Glu(610) to glutamine, although this mutation had significantly less effect on catalytic properties compared with the Glu(607) mutation. Although no differences were found in the tertiary and secondary structures between wild-type (WT) OPB and the E610Q mutant prior to heat treatment, the E610Q mutant is inactivated more rapidly than WT OPB following heat treatment in a manner correlating with its attendant structural changes. Trypsin digestion showed that the boundary regions between the beta-propeller and catalytic domain of the E610Q mutant are unfolded with heat treatment. It is concluded that Glu(607) is essential for the catalytic activity of Tb OPB and that Glu(610) plays a critical role in stabilization rather than catalytic activity despite their close proximity.
- (キーワード)
- Adrenocorticotropic Hormone / Animals / Calorimetry, Differential Scanning / Circular Dichroism / Enzyme Activation / Enzyme Stability / Glucagon / Glutamic Acid / Hot Temperature / Mutagenesis, Site-Directed / Mutation / Protozoan Proteins / Salts / Serine Endopeptidases / Trypanosoma brucei brucei / Trypsin / Urea
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- ● Publication site (DOI): 10.1093/jb/mvp156
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 19819899
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(DOI: 10.1093/jb/mvp156, PubMed: 19819899) Makoto Nishimoto, Tohru Morimitsu, Nobutake Tamai, Shoji Kaneshina, Hideaki Nagamune and Hitoshi Matsuki :
Inhibition of anti-fluorescent probe monoclonal antibody by long-chain amphiphiles,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.75, No.1, 80-87, 2010.- (要約)
- Inhibitions of amphiphiles with a long chain (alcohols with carbon number of 10, 12, 14, 16 and the corresponding fatty acids) on the antigen-antibody reaction between fluorescent probe (fluorescein (FL)) and anti-fluorescent probe monoclonal antibody (immunoglobulin G (IgG)-49) were investigated by fluorescence spectroscopy. The resulting inhibition modes were compared with those of specific inhibitors, 5- and 6-aminofluoresceins (5- and 6-FLNH(2)). In the presence of all inhibitors, the fluorescence quenching of FL as the result of inhibitor binding to IgG-49 was hindered in an inhibitor concentration-dependent manner. The values of IC(50) and Hill number for the inhibitors were determined from dose-response curves of the quenching inhibition. The IC(50) values of the alcohols were much more dependent on the chain length than those of the fatty acids although all the values were in orders of microM. The Hill numbers of both kinds of inhibitors became larger values than 1, but they had different values for a series of alcohols and fatty acids, respectively. By contrast, the IC(50) values of 5- and 6-FLNH(2) were in orders of nM and the Hill numbers became smaller values than 1. Since the Lineweaver-Burk plots produced an intersection point on the intercept of the X-axis for the long-chain inhibitors with carbon number of 14 while did that on the intercept of the Y-axis for 6-FLNH(2), respectively, we judged the inhibition modes of the former as non-competitive ones and those of the latter as a competitive one. Further, the effect of pressure on the inhibition by C(14)OH, C(13)COOH and 5-FLNH(2) was examined, and the standard volume changes of IgG-49 for the inhibitor binding were calculated from the Johnson-Eyring plots. The volume change for 5-FLNH(2) was smaller than those for C(14)OH and C(13)COOH although they became all negative. This suggests that the volume of IgG-49 shrinks by the addition of these inhibitors, and IgG-49 is not relevant to a model protein for the molecular mechanism of anesthesia.
- (キーワード)
- Alcohols / Animals / Antibodies, Monoclonal / Fluorescein / Fluorescent Dyes / Inhibitory Concentration 50 / Kinetics / Ligands / Mice / Pressure
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2009.08.012
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(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2009.08.012, PubMed: 19740635) Agnieszka Broniec, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
A Peculiar Phase Transition of Plasmalogen Bilayer Membrane under High Pressure,
Langmuir, Vol.25, No.19, 11265-11268, 2009.- (要約)
- The bilayer phase transition of plasmalogen, monounsaturated plasmenylcholine 1-O-1'-(Z)-octadecenyl-2-oleoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (Plg-SOPC), was examined by differential scanning calorimetry, high-pressure transmittance, and fluorescence techniques. The bilayer properties of Plg-SOPC such as the temperature-pressure phase diagram, the thermodynamic quantities of the transition, and the location of a fluorescent membrane probe in the bilayer, were compared with those of a similar phospholipid 1-stearoyl-2-oleoyl-phosphatidylcholine (SOPC). It turned out that a vinyl-ether bond in the sn-1 position of the glycerol backbone in the Plg-SOPC molecule produces a peculiar phase transition under high pressure and significantly affects the membrane properties.
- (キーワード)
- Cell Membrane / Light / Lipid Bilayers / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Plasmalogens / Pressure / Scattering, Radiation / Temperature
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- ● Publication site (DOI): 10.1021/la902503n
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 19697955
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(DOI: 10.1021/la902503n, PubMed: 19697955) Masaki GOTO, Shunsuke Ishida, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Chain asymmetry alters thermotropic and barotropic properties of phospholipid bilayer membranes,
Chemistry and Physics of Lipids, Vol.161, No.2, 65-76, 2009.- (要約)
- The alignment of the sn-1 and sn-2 acyl chains at the terminal methyl ends generally produces significant influence on the thermodynamic properties of the bilayer phase transitions. We investigated the bilayer phase behavior of asymmetric phospholipids, myristoylpalmitoylphosphatidylcholine and palmitoylmyristoylphosphatidylcholine, by high-pressure light-transmittance and Prodan-fluorescence techniques and differential scanning calorimetry. Constructed temperature-pressure phase diagrams revealed that no stable Lbeta' phase can exist in the whole pressure range because of the formation of the most stable Lc phase. Nevertheless, the pretransition, the detection of which is severely hampered by the exceptionally prompt formation of the Lc phase, was successfully observed. Moreover, the effect of the total and difference of the sn-1 and sn-2 acyl chain lengths on minimal interdigitation pressure (MIP) was summarized in a MIP vs. chain-length inequivalence parameter plot, where the effect was proved to be classified in three zones depending on the alignment of both terminal methyl ends.
- (キーワード)
- 2-Naphthylamine / Calorimetry, Differential Scanning / Cholesterol / Hydrostatic Pressure / Lipid Bilayers / Phase Transition / Phospholipids / Pressure / Structure-Activity Relationship / Temperature / Thermodynamics
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.chemphyslip.2009.07.003
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(DOI: 10.1016/j.chemphyslip.2009.07.003, PubMed: 19616525) Makoto Nishimoto, Ukyo Komatsu, Nobutake Tamai, Michio Yamanaka, Shoji Kaneshina, Kenji Ogli and Hitoshi Matsuki :
A comparative study on specific and nonspecific interactions in bovine serum albumin: thermal and volume effects of halothane and palmitic acid,
Colloid and Polymer Science, Vol.287, No.8, 979-989, 2009.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1007/s00396-009-2054-8
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(DOI: 10.1007/s00396-009-2054-8) Koichi Takeda, Hiroko Okuno, Takashi Hata, Makoto Nishimoto, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Interdigitation and vesicle-to-micelle transformation induced by a local anesthetic tetracaine in phospholipids bilayers,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.72, No.1, 135-140, 2009.- (要約)
- The phase transitions of distearoyl- (DSPC), dipalmitoyl- (DPPC) and dimyristoyl-phosphatidylcholine (DMPC) bilayer membranes were observed by means of differential scanning calorimetry as a function of the concentration of a local anesthetic tetracaine hydrochloride (TC.HCl). The depression of both temperatures of the main- and pre-transition, which is accompanied by a decrease in enthalpy changes for both transitions, was observed initially by the addition of TC.HCl. Bilayer interdigitation, which is accompanied by an increase in enthalpy change for the main transition from the interdigitated gel phase to the liquid crystalline phase, was followed by disappearance of the pretransition. The TC.HCl concentration necessary for the bilayer interdigitation was found to be 10, 21 and 6 mmol kg(-1) for DSPC, DPPC and DMPC bilayers, respectively, which was not consistent with the order of acyl-chain length of lipids. Biphasic interactions for the interdigitation, that is, repulsive interaction between polar head groups and van der Waals attractive interaction between hydrophobic chains of lipids, were discussed. On the other hand, vesicle-to-micelle transformation, which is accompanied by a cooperative decrease in enthalpy change for the main transition, was observed at higher concentration of TC.HCl and was confirmed by the vesicle size determined by the dynamic light scattering. The longer the acyl-chain length of lipids, the higher the TC.HCl concentration necessary for the vesicle-to-micelle transformation.
- (キーワード)
- Anesthetics, Local / Calorimetry, Differential Scanning / Dimyristoylphosphatidylcholine / Lipid Bilayers / Micelles / Phase Transition / Phospholipids / Temperature / Tetracaine / Unilamellar Liposomes
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2009.03.026
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 19403276
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(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2009.03.026, PubMed: 19403276) Koichi Takeda, You Sano, Sosaku Ichikawa, Yuuki Hirata, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Effect of a Local Anesthetic Lidocaine Hydrochloride on the Bilayer Structure of Phospholipids,
Journal of Oleo Science, Vol.58, No.7, 369-377, 2009.- (要約)
- The effect of a local anesthetic, lidocaine hydrochloride (LC x HCl), on the bilayer systems of purified egg phosphatidylcholine (EPC), dipalmitoylphosphatidylcholine (DPPC) and dioleoylphosphatidylcholine (DOPC) was studied by means of small-angle X-ray scattering (SAXS), Prodan fluorescence and electrophoretic light scattering. In the liquid crystalline phase of EPC and DOPC bilayers, the contraction of lamellar distance by ca. 0.8-1.0 nm and the decrease of average vesicle size were observed in the presence of LC x HCl. The adsorption of LC x HCl on the vesicle interface brought about the lateral expansion of bilayers and the decrease in the radius of curvature of vesicles. The contraction in the lamellar distance of EPC bilayer caused by high concentration of LC x HCl is attributable to the chain folding in the liquid crystalline state. In the gel phase of DPPC bilayer, the contraction of the lamellar distance in the presence of 0.37 M LC x HCl amounts to 1.6 nm, and the emission maximum of Prodan fluorescence was red-shifted from 440 nm to 518 nm. These phenomena are attributed to the formation of LC x HCl-induced interdigitated gel phase.
- (キーワード)
- Anesthetics, Local / Lidocaine / Light / Lipid Bilayers / Molecular Structure / Osmotic Pressure / Phospholipids / Scattering, Radiation / Spectrometry, Fluorescence / X-Ray Diffraction
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- ● Publication site (DOI): 10.5650/jos.58.369
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 19491532
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(DOI: 10.5650/jos.58.369, PubMed: 19491532) Kaori Tada, Eri Miyazaki, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Barotropic and thermotropic bilayer phase behavior of positional isomers of unsaturated mixed-chain phosphatidylcholines,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1788, No.5, 1056-1063, 2009.- (要約)
- The bilayer phase transitions of six kinds of mixed-chain phosphatidylcholines (PCs) with an unsaturated acyl chain in the sn-1 or sn-2 position, 1-oleoyl-2-stearoyl- (OSPC), 1-stearoyl-2-oleoyl- (SOPC), 1-oleoyl-2-palmitoyl- (OPPC), 1-palmitoyl-2-oleoyl- (POPC), 1-oleoyl-2-myristoyl- (OMPC) and 1-myristoyl-2-oleoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (MOPC), were observed by means of differential scanning calorimetry (DSC) and high-pressure light transmittance measurements. Bilayer membranes of SOPC, POPC and MOPC with an unsaturated acyl chain in the sn-2 position exhibited only one phase transition, which was identified as the main transition between the lamellar gel (L(beta)) and liquid crystalline (L(alpha)) phases. On the other hand, the bilayer membranes of OSPC, OPPC and OMPC with an unsaturated acyl chain in the sn-1 position exhibited not only the main transition but also a transition from the lamellar crystal (L(c)) to the L(beta) (or L(alpha)) phase. The stability of their gel phases was markedly affected by pressure and chain length of the saturated acyl chain in the sn-2 position. Considering the effective chain lengths of unsaturated mixed-chain PCs, the difference in the effective chain length between the sn-1 and sn-2 acyl chains was proven to be closely related to the temperature difference of the main transition. That is, a mismatch of the effective chain length promotes a temperature difference of the main transition between the positional isomers. Anomalously small volume changes of the L(c)/L(alpha) transition for the OPPC and OMPC bilayers were found despite their large enthalpy changes. This behavior is attributable to the existence of a cis double bond and to significant inequivalence between the sn-1 and sn-2 acyl chains, which brings about a small volume change for chain melting due to loose chain packing, corresponding to a large partial molar volume, even in the L(c) phase. Further, the bilayer behavior of unsaturated mixed-chain PCs containing an unsaturated acyl chain in the sn-1 or sn-2 position was well explained by the chemical-potential diagram of a lipid in each phase.
- (キーワード)
- Biophysical Phenomena / Calorimetry, Differential Scanning / Ethylene Glycol / Isomerism / Lipid Bilayers / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Pressure / Thermodynamics
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bbamem.2009.02.008
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(DOI: 10.1016/j.bbamem.2009.02.008, PubMed: 19233121, Elsevier: Scopus) Makoto Nishimoto, Takashi Hata, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Shoji Kaneshina, Hitoshi Matsuki and Issaku Ueda :
Interaction modes of long-chain fatty acids in dipalmitoylphosphatidylcholine bilayer membrane: contrast to mode of inhalation anesthetics,
Chemistry and Physics of Lipids, Vol.158, No.2, 71-80, 2009.- (要約)
- The effects of long-chain fatty acids (four saturated and two unsaturated fatty acids, one derivative) on phase transitions of dipalmitoylphosphatidylcholine (DPPC) bilayer membranes were examined in the low concentration region, and the results were compared with those for an inhalation anesthetic. The effects of all fatty acids on the pre- and main-transition temperatures of the DPPC bilayer membrane appeared in the concentration range of microM order while that of the anesthetic appeared in the mM order. The appearance modes of these ligand actions were significantly different from one another. The three differential partition coefficients of the ligands between two phases of the DPPC bilayer membrane were evaluated by applying the thermodynamic equation to the variation of the phase-transition temperatures. The DPPC bilayer membranes showed the different receptivity for the ligands; the saturated fatty acids had an affinity for gel phase whereas unsaturated fatty acids and an anesthetic had an affinity for liquid-crystalline phase to the contrary. In particular, the receptivity for the ligands in the gel phase markedly changed depending on kinds of ligands. The interaction modes between the DPPC and fatty acid molecules in the gel phase were considered from the hexagonal lattice model. The disappearance compositions of the pretransition by the fatty acids coincided with the compositions at which the membrane is all covered by the units in each of which two fatty acids molecules are regularly distributed in the hexagonal lattice in a different way, and the distribution depended on the chain length and existence of a double bond for the fatty acids. The interpretation did not hold for the case of the anesthetic at all, which proved that a number of anesthetic molecules act the surface region of the bilayer membrane nonspecifically. The present study clearly implies that DPPC bilayer membranes have high ability to recognize kinds of ligand molecules and can discriminate among them with specific interaction by the membrane states.
- (キーワード)
- 1,2-Dipalmitoylphosphatidylcholine / Anesthetics / Calorimetry, Differential Scanning / Fatty Acids / Lipid Bilayers / Phase Transition
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.chemphyslip.2009.02.003
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(DOI: 10.1016/j.chemphyslip.2009.02.003, PubMed: 19428351) Kaori Tada, Kensuke Saito, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
High-pressure study on bilayer phase behavior of oleoylmyristoyl- and myristoyloleoyl-phosphatidylcholines,
Biophysical Chemistry, Vol.138, No.1-2, 36-41, 2008.- (要約)
- We investigated the thermotropic and barotropic bilayer phase behavior of 1-myristoyl-2-oleoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (MOPC) and 1-oleoyl-2-myristoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (OMPC) by means of the differential scanning calorimetry (DSC) and high-pressure light-transmittance technique. Water could be used as a solvent for measurements at high pressures because of the elevation of the transition temperatures above 0 degrees C by pressurization, whereas aqueous 50 wt.% ethylene glycol solution was used mainly for those at low pressures. Only one phase transition was observed in the DSC thermogram of the MOPC bilayer membrane as an endothermic peak, and also observed at high pressures as an abrupt change of the light-transmittance. The transition was assigned as a main transition between the lamellar gel (L(beta)) and liquid-crystalline (L(alpha)) phases on the basis of the values of enthalpy change (DeltaH) and slope of the transition temperature with respect to pressure (dT/dP). The DSC thermogram of the OMPC bilayer membrane similarly showed a single endothermic peak but two kinds of phase transitions were observed at different temperatures in the light-transmittance profile at high pressures. The extrapolation of the lower-temperature transition in the high-pressure range to an ambient pressure coincided with the transition observed in the DSC thermogram. This transition was identified as a transition between the lamellar crystal (L(c)) and L(alpha) (or L(beta)) phases from the DeltaH and dT/dP values. The higher-temperature transition, appearing only at high pressures, was identified as the L(beta)/L(alpha) transition considering the topological resemblance of its temperature-pressure phase diagram as that of the dioleoylphosphatidylcholine bilayer membrane. The phase diagram of the OMPC bilayer membrane demonstrated that the L(beta) phase cannot exist at pressures below ca. 190 MPa while it can exist stably in a finite temperature range at pressures above the pressure.
- (キーワード)
- Calorimetry, Differential Scanning / Lipid Bilayers / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Pressure / Temperature / Thermodynamics
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bpc.2008.08.009
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 18804320
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(DOI: 10.1016/j.bpc.2008.08.009, PubMed: 18804320) Nobutake Tamai, Maiko Uemura, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Lateral phase separation in cholesterol/diheptadecanoylphosphatidylcholine binary bilayer membrane,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.65, No.2, 213-219, 2008.- (要約)
- We investigated the phase behavior of cholesterol/diheptadecanoylphosphatidylcholine (C17:0-PC) binary bilayer membrane as a function of the cholesterol composition (X(ch)) by fluorescence spectroscopy using 6-propionyl-2-(dimethylamino)naphthalene (Prodan) and differential scanning calorimetry (DSC). The fluorescence spectra showed that the wavelength at the maximum intensity (lambda(max)) changed depending on the bilayer state: ca. 440 nm for the lamellar gel (L'(beta) or L(beta)) and the liquid ordered (L(o)) phases and ca. 490 nm for the liquid-crystalline (L(alpha)) phase. The transition temperatures were determined from the temperature dependence of lambda(max) and endothermic peaks of the DSC thermograms. Both measurements showed that the pre- and main transition disappear around X(ch)=0.05 and 0.30, respectively. The constructed temperature-X(ch) phase diagram resembled a typical phase diagram for a eutectic binary mixture containing a peritectic point. The presence of a peritectic point at X(ch)=0.15 suggested that a complex of cholesterol and C17:0-PC is stoichiometrically formed in the gel phase. Consideration based on the hexagonal lattice model revealed that the compositions of 0.05 and 0.15 correspond to the bilayer states where cholesterol molecules are regularly distributed in different ways. The former is nearly equal to the composition for the membrane occupied entirely with Units (1:18), composed of a cholesterol and 18 surrounding C17:0-PC molecules within the next-next nearest neighbor sites. The latter is represented by a Unit (1:6), including a cholesterol and 6 surrounding C17:0-PC molecules. Further, the disappearance of the main transition at X(ch)=0.30 indicates that the pure L(o) phase can exist in X(ch)>0.30. The eutectic behavior observed in the phase diagram was explainable in terms of phase separation between two different types of regions with different types of regular distributions of cholesterol.
- (キーワード)
- Calorimetry, Differential Scanning / Cholesterol / Crystallization / Lipid Bilayers / Phosphatidylcholines / Spectrometry, Fluorescence
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2008.04.004
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 18502622
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(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2008.04.004, PubMed: 18502622) 金品 昌志, 後藤 優樹, 多田 佳織, 玉井 伸岳, 松木 均 :
エーテル結合型リン脂質における指組み構造形成,
高圧バイオサイエンスとバイオテクノロジー, Vol.2, No.1, 75-81, 2008年. 後藤 優樹, 戸田 雅隆, 玉井 伸岳, 松木 均, 金品 昌志 :
高圧力下におけるジノナデカノイルホスファチジルコリン二分子膜の相挙動,
高圧バイオサイエンスとバイオテクノロジー, Vol.2, No.1, 68-74, 2008年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11229/hpbb.2.68
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(DOI: 10.11229/hpbb.2.68) 松木 均, 多田 佳織, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 金品 昌志 :
リン脂質膜の非二分子膜形成に対する熱力学的考察,
高圧バイオサイエンスとバイオテクノロジー, Vol.2, No.1, 61-67, 2008年.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11229/hpbb.2.61
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(DOI: 10.11229/hpbb.2.61) Nobutake Tamai, Maiko Uemura, Tetsuya Takeichi, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
A new interpretation of eutectic behavior for distearoylphosphatidylcholine-cholesterol binary bilayer membrane,
Biophysical Chemistry, Vol.135, No.1-3, 95-101, 2008.- (要約)
- We investigated the thermotropic phase behavior of the distearoylphosphatidylcholine (DSPC)-cholesterol binary bilayer membrane as a function of the cholesterol composition (X(ch)) by fluorescence spectroscopy using 6-propionyl-2-(dimethylamino)naphthalene (Prodan) and differential scanning calorimetry (DSC). The fluorescence spectra, each of which has a single maximum, showed that the wavelength at the maximum intensity (lambda(max)) changed depending on the bilayer state: ca. 440 nm for the lamellar gel (L(beta)' or L(beta)) and the liquid ordered (L(o)) phases, ca. 470 nm for the ripple gel (P(beta)') phase and ca. 490 nm for the liquid crystalline (L(alpha)) phase, respectively. The transition temperatures were determined from the temperature dependences of the lambda(max) and endothermic peaks of the DSC thermograms. Both measurements showed that the pretransition disappears around X(ch)=0.035. The constructed temperature-X(ch) phase diagram indicated that the phase behavior of the binary bilayer membrane at X(ch)< or =0.15 is similar to that of general liquid-solid equilibrium for a binary system where both components are completely miscible in the liquid phase and completely immiscible in the solid phase. It was also revealed that the diagram has two characteristic points: a congruent melting point at X(ch)=0.08 and a peritectic-like point at X(ch)=0.15. The hexagonal lattice model was used for the interpretation of the phase behavior of the binary bilayer membrane. These characteristic compositions well correspond to the bilayer states in each of which cholesterol molecules are regularly distributed in the hexagonal lattice in a different way. That is, each composition of 0.035, 0.08 and 0.15 is nearly equal to that for the binary bilayer membrane which is entirely occupied with units, each composed of a cholesterol and 30 surrounding DSPC molecules within the next-next-next nearest neighbor sites (Unit (1:30): L(beta)(1:30)), with units, each of a cholesterol and 12 surrounding DSPC molecules within the next nearest sites (Unit (1:12): L(beta)(1:12)) or with units, each of a cholesterol and 6 surrounding DSPC molecules at the nearest neighbor sites (Unit (1:6): L(beta)(1:6)), respectively. Therefore, the eutectic behavior observed in the phase diagram was fully explainable in terms of a kind of phase separation between two different types of regions with different types of regular distributions of cholesterol. Further, the L(o) phase was found in the higher X(ch)-region (X(ch)>0.15). No endothermic peak over the temperature range from 10 to 80 degrees C at X(ch)=0.50 suggested that the single L(o) phase can exist at X(ch)>0.50.
- (キーワード)
- Calorimetry, Differential Scanning / Cholesterol / Fluorescence / Fluorescent Dyes / Lipid Bilayers / Models, Biological / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Thermodynamics / Transition Temperature
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bpc.2008.03.008
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 18436366
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- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.bpc.2008.03.008
(DOI: 10.1016/j.bpc.2008.03.008, PubMed: 18436366) Kaori Tada, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Thermotropic and barotropic phase transitions of dilauroylphosphatidylcholine bilayer,
Chemistry and Physics of Lipids, Vol.153, No.2, 138-143, 2008.- (要約)
- The bilayer phase transitions of dilauroylphosphatidylcholine (DLPC), containing two linear acyl chains with 12 carbon atoms, were observed by means of differential scanning calorimetry (DSC) under ambient pressure and light transmittance under high pressure. When the heating scan for the DLPC bilayer in 50 wt.% aqueous ethylene glycol (EG) solution began at -30 degrees C after cold storage, the DSC thermogram showed two endothermic peaks at 1.7 and 4.5 degrees C, which correspond to the transition from the lamellar crystalline (Lc) phase to the intermediate liquid crystalline (Lx) phase and the transition from the Lx phase to the liquid crystalline (L) phase, respectively. Extremely large enthalpy change (32.9 kJ mol(-1)) is characteristic of the Lc/Lx phase transition. The DSC thermogram for the heating scan beginning from -10 degrees C showed a single endothermic peak with 9.2 kJ mol(-1) at -0.4 degrees C, which was assigned as the so-called main transition between the metastable ripple gel (P'(beta)) and metastable Lalpha phases. The DLPC bilayer under high pressure underwent three kinds of transitions in EG solution, whereas only one transition was observed in water under high pressure. The middle-temperature transition in EG solution could be assigned to the main transition because of its consistency with the main transition in water. The lower-temperature transition is probably assigned as transition from the Lc phase to the P'(beta) phase. Since the slope (dT/dp) of the Lc/P'(beta) phase boundary is smaller than that for the main transition, the Lc/P'(beta) phase boundary and the main transition curves crossed each other at 40 MPa on the temperature-pressure phase diagram. The higher-temperature transition in EG solution refers to the transition from the Lx phase to the Lalpha phase. The Lx phase disappeared at about 180 MPa, and the direct transition from the P'(beta) phase to the Lalpha phase was observed at high pressures above 180 MPa.
- (キーワード)
- Calorimetry, Differential Scanning / Ethylene Glycol / Lipid Bilayers / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Pressure / Thermodynamics
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.chemphyslip.2008.03.004
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 18394426
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(DOI: 10.1016/j.chemphyslip.2008.03.004, PubMed: 18394426) Nobutake Tamai, Takayuki Matsui, Nobutaka Moribayashi, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Cholesterol Suppresses Pressure-induced Interdigitation of Dipalmitoylphosphatidylcholine Bilayer Membrane,
Chemistry Letters, Vol.37, No.6, 604-605, 2008.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1246/cl.2008.604
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1360283694087874304
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1246/cl.2008.604
(DOI: 10.1246/cl.2008.604, CiNii: 1360283694087874304) Masaki GOTO, Masataka Kusube, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Effect of hydrostatic pressure on the bilayer phase behavior of symmetric and asymmetric phospholipids with the same total chain length,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1778, No.4, 1067-1078, 2008.- (要約)
- The bilayer phase transitions of palmitoylstearoyl-phosphatidylcholine (PSPC), diheptadecanoyl-PC (C17PC) and stearoylpalmitoyl-PC (SPPC) which have the same total carbon numbers in the two acyl chains were observed by differential scanning calorimetry and high-pressure optical method. As the temperature increased, these bilayers exhibited four phases of the subgel (Lc), lamellar gel (L beta'), ripple gel (P beta') and liquid crystal (L alpha), in turn. The Lc phase was observed only in the first heating scan after cold storage. The temperatures of the phase transitions were almost linearly elevated by applying pressure. The temperature-pressure phase diagrams and the thermodynamic quantities associated with the phase transitions were compared among the lipid bilayers. For all the bilayers studied, the pressure-induced interdigitated gel (L beta I) phase appeared above the critical interdigitation pressure (CIP) between the L beta' and P beta' phases. The CIPs for the PSPC, C17PC and SPPC bilayers were found to be 50.6, 79.1 and 93.0 MPa, respectively. Contribution of two acyl chains to thermodynamic properties for the phase transitions of asymmetric PSPC and SPPC bilayers was not even. The sn-2 acyl chain lengths of asymmetric PCs governed primarily the bilayer properties. The fluorescence spectra of Prodan in lipid bilayers showed the emission maxima characteristic of bilayer phases, which were dependent on the location of Prodan in the bilayers. Second derivative of fluorescent spectrum exhibited the original emission spectrum of Prodan to be composed of the distribution of Prodan into multiple locations in the lipid bilayer. The F''497/F''430 value, a ratio of second derivative of fluorescence intensity at 497 nm to that at 430 nm, is decisive evidence whether bilayer interdigitation will occur. With respect to the L beta'/L beta I phase transition in the SPPC bilayer, the emission maximum of Prodan exhibited the narrow-range red-shift from 441 to 449 nm, indicating that the L beta I phase in the SPPC bilayer has a less polar "pocket" formed by a space between uneven terminal methyl ends of the sn-1 and sn-2 chains, in which the Prodan molecule remains stably.
- (キーワード)
- 2-Naphthylamine / Calorimetry, Differential Scanning / Hydrostatic Pressure / Lipid Bilayers / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Phospholipids / Spectrometry, Fluorescence / Temperature / Thermodynamics
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bbamem.2007.12.009
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 18190778
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(DOI: 10.1016/j.bbamem.2007.12.009, PubMed: 18190778) Yuichi Takajo, Hitoshi Matsuki, Shoji Kaneshina, Makoto Aratono and Michio Yamanaka :
Miscibility and interaction between 1-alkanol and short-chain phosphocholine in the adsorbed film and micelles,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.59, No.1, 52-58, 2007.- (要約)
- The miscibility and interaction of 1-hexanol (C6OH) and 1-heptanol (C7OH) with 1,2-dihexanoyl-sn-glycero-3-phosphocholine (DHPC) in the adsorbed films and micelles were investigated by measuring the surface tension of aqueous C6OH-DHPC and aqueous C7OH-DHPC solutions. The surface density, the mean molecular area, the composition of the adsorbed film, and the excess Gibbs energy of adsorption g(H,E), were estimated. Further, the critical micelle concentration of the mixtures was determined from the surface tension versus molality curves; the micellar composition was calculated. The miscibility of the 1-alkanols and DHPC molecules in the adsorbed film and micelles was examined using the phase diagram of adsorption (PDA) and that of micellization (PDM). The PDA and the composition dependence of g(H,E) indicated the non-ideal mixing of the 1-alkanols and DHPC molecules due to the attractive interaction between the molecules in the adsorbed film, while the PDM indicated that the 1-alkanol molecules were not incorporated in the micelles within DHPC rich region. The dependence of the mean molecular area of the mixtures on the surface composition suggested that the packing property of the adsorbed film depends on the chain length of 1-alkanol: C6OH expands the DHPC adsorbed film more than C7OH.
- (キーワード)
- Adsorption / Fatty Alcohols / Heptanol / Hexanols / Micelles / Models, Chemical / Osmolar Concentration / Phospholipid Ethers / Solubility / Solutions / Surface Tension / Thermodynamics / Water
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2007.04.005
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 17560093
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(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2007.04.005, PubMed: 17560093) Michio Yamanaka, Yuichi Takajo, Shinji Ono, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Volume study on the exclusion of lithium naphthylsulfonate from lithium decylsulfonate micelles,
Colloid and Polymer Science, Vol.285, No.7, 761-769, 2007.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1007/s00396-006-1615-3
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1007/s00396-006-1615-3
(DOI: 10.1007/s00396-006-1615-3) Hitoshi Matsuki, Eri Miyazaki, Fumihiko Sakano, Nobutake Tamai and Shoji Kaneshina :
Thermotropic and barotropic phase transitions in bilayer membranes of ether-linked phospholipids with varying alkyl chain lengths,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1768, No.3, 479-489, 2007.- (要約)
- 疎水鎖長の異なる一連のエーテル型リン脂質ジアルキルホスファチジルコリン二分子膜の相転移に関する熱力学諸量と温度-圧力相図を対応するエステル型リン脂質の結果と比較した.主転移に関する熱力学量の詳細な比較から,ゲル相中におけるエーテル型リン脂質の相互作用はエステル型リン脂質よりも弱いことを示した.さらにエーテル型リン脂質の相図はエステル型リン脂質の相図の高温,高圧領域に対応することを明らかにした.
- (キーワード)
- Calorimetry, Differential Scanning / Lipid Bilayers / Phase Transition / Phospholipid Ethers / Pressure / Temperature / Thermodynamics
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bbamem.2006.10.005
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 17141731
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- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.bbamem.2006.10.005
(DOI: 10.1016/j.bbamem.2006.10.005, PubMed: 17141731) Hitoshi Matsuki, Michio Yamanaka, Yuji Yamashita and Shoji Kaneshina :
Adsorption-Equilibrium Surface Tension of Surfactant Solutions -Examination by the Drop Volume Method-,
Bulletin of the Chemical Society of Japan, Vol.79, No.11, 1704-1710, 2006.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1246/bcsj.79.1704
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520010379987624448
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(DOI: 10.1246/bcsj.79.1704, CiNii: 1520010379987624448) Masataka Kusube, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Bilayer Phase Transitions of N-methylated Dioleoylphosphatidylethanolamines under High Pressure,
Chemistry and Physics of Lipids, Vol.142, No.1-2, 94-102, 2006.- (要約)
- The bilayer phase transitions of four kinds of unsaturated phospholipids with different-sized polar head groups, dioleoylphosphatidylethanolamine (DOPE), dioleoylphosphatidyl-N-methylethanolamine (DOMePE), dioleoylphosphatidyl-N,N-dimethylethanolamine (DOMe2PE) and dioleoylphosphatidylcholine (DOPC), were observed by means of differential scanning calorimetry (DSC) and high-pressure light-transmittance. DSC thermogram and light-transmittance curve for each phospholipid vesicle solution exhibited only one phase transition under ambient pressure, respectively. The light-transmittance of DOPC solution at pressure higher than 234 MPa abruptly increased stepwise at two temperatures, which corresponds to the appearance of stable subgel and lamellar gel phases under high pressure in addition to the liquid crystal phase. The constructed temperature (T)-pressure (p) phase diagrams were compared among these phospholipids. The phase-transition temperatures of the phospholipids decreased stepwise by N-methylation of the head group. The slops of the T-p phase boundary (dT/dp) of DOPE, DOMePE and DOMe2PE bilayers (0.127-0.145 K MPa-1) were found to be close to that of the transition from the lamellar crystal (or subgel; Lc) phase to the liquid crystal (Lalpha) phase for DOPC bilayer (0.131 K MPa-1). On the other hand, the dT/dp value of the main transition from the lamellar gel (Lbeta) phase to the Lalpha phase for DOPC bilayer (0.233 K MPa-1) was significantly different from that of the Lc/Lalpha transition, hence both curves intersected with each other at 234 MPa. The thermodynamic quantities associated with the phase transition of DOPE, DOMePE and DOMe2PE bilayers had also similar values to those for the Lc/Lalpha transition of DOPC bilayer. Taking into account of the values of transition temperature, dT/dp and thermodynamic quantities compared with the corresponding results of saturated phospholipids, we identified the phase transitions observed in the DOPE, DOMePE and DOMe2PE bilayers as the transition from the Lc phase to the Lalpha phase although they have been regarded as the main transition in the previous studies. The Lbeta phase is probably unstable for DOPE, DOMePE and DOMe2PE bilayers at all pressures, it exists as a metastable phase at pressures below 234 MPa while as a stable phase at pressures above 234 MPa in DOPC bilayer. The difference in phase stability among the phospholipid bilayers is originated from that in hydration structure of the polar head groups.
- (キーワード)
- Colorimetry / Lipid Bilayers / Methylation / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Phosphatidylethanolamines / Stress, Mechanical / Thermodynamics
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.chemphyslip.2006.03.004
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 16620796
- ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 16620796
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(DOI: 10.1016/j.chemphyslip.2006.03.004, PubMed: 16620796) Ryosuke Sueyoshi, Kaori Tada, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Barotropic phase transition between the lamellar liquid crystal phase and the inverted hexagonal phase of dioleoylphosphatidylethanolamine,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.50, No.1, 85-88, 2006.- (要約)
- The phase transition between the lamellar liquid crystal (Lalpha) phase and the inverted hexagonal (H(II)) phase of dioleoylphosphatidylethanolamine (DOPE) in aqueous NaCl solutions was observed by means of differential scanning calorimetry (DSC) under ambient pressure and light-transmittance technique under high pressure. The pressure dependence of the transition temperature (dT/dp) and the thermodynamic quantities for the Lalpha/H(II) transition were compared with those of another phase transition found in the DOPE bilayer membrane, which is the transition from the lamellar crystal (Lc) phase to the Lalpha phase. The dT/dp value of the Lalpha/H(II) transition was about 3.5 times as large as that of the Lc/Lalpha transition while the thermodynamic quantities were significantly smaller than those of the latter to the contrary. Comparing the enthalpy and volume behavior of the Lalpha/H(II) transition with that of the Lc/Lalpha transition, we concluded that the Lalpha/H(II) transition can be regarded as the volume-controlled transition for the reconstruction of molecular packing.
- (キーワード)
- Calorimetry, Differential Scanning / Crystallization / Lipid Bilayers / Liquid Crystals / Models, Biological / Phase Transition / Phosphatidylethanolamines / Sodium Chloride / Solutions / Thermodynamics / Water
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2006.04.001
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 16697154
- ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 16697154
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2006.04.001
(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2006.04.001, PubMed: 16697154) Masataka Kusube, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Pressure-Induced Phase Transitions of Lipid Bilayers Observed by Fluorescent Probes Prodan and Laurdan,
Biophysical Chemistry, Vol.117, No.3, 199-206, 2005.- (要約)
- ジステアロイルホスファチジルコリン二重膜中における2種類の蛍光プローブ色素プロダンとローダンの蛍光スペクトルを温度一定下,圧力の関数として観測した.二重膜の相状態に対応して両プローブの蛍光スペクトル極大波長の変化を見出し,各相状態における両プローブ分子の配向位置を推定した.ゲル相から液晶相への主転移においては,両プローブ共に極大波長に鋭敏な変化が観測されたが,指組み構造相への転移に関してはプロダンの極大波長に変化が見られたが,ローダンの極大波長には変化が見られなかった.ローダン分子はプロダン分子とは異なり,その長いアシル鎖のために二重膜の疎水性中心にアンカーとして固定され,指組み構造形成の際に脂質分子のグリセロール骨格から排除されないことが示唆された.
- (キーワード)
- 2-Naphthylamine / Fluorescent Dyes / Laurates / Lipid Bilayers / Molecular Structure / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Pressure
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bpc.2005.05.007
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15961215
- ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 15961215
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.bpc.2005.05.007
(DOI: 10.1016/j.bpc.2005.05.007, PubMed: 15961215) 山崎 奈穂, 松岡 和彦, 長山 和史, 秦 隆志, 松木 均, 佐竹 弘, 金品 昌志 :
イオン選択電極法による脂質二分子膜の相転移観測,
分析化学, Vol.54, No.10, 975-978, 2005年.- (要約)
- Some aromatic amine local anesthetics are a kind of amphiphilic ion. Binding of local anesthetics, dibucaine (DC), bupivacaine (BC), and lidocaine (LC) to a dipalmitoylphosphatidylcholine (DPPC) bilayer membrane was studied by potentiometry with ion-selective electrodes sensitive to DC, BC and LC cations, respectively. The DPPC membrane-buffer partition coefficient was directly determined as a function of the anesthetic concentration and the temperature. The DPPC bilayer underwent a thermotropic pretransition from the lamellar gel phase to the ripple gel phase as well as a main transition from the ripple gel phase to the liquid crystal phase. The partition coefficients of anesthetics at pH 5.5 varied with the temperature, namely the bilayer phases. Potentiometry using an ion-selective electrode sensitive to amphiphilic ions is effective for the detection of a bilayer phase transition through partition coefficients.
- (キーワード)
- ion sensor / local anesthetic / lipid bilayer membrane / phase transition / partition coefficient
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2116/bunsekikagaku.54.975
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204356038528
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(DOI: 10.2116/bunsekikagaku.54.975, CiNii: 1390001204356038528) Hitoshi Matsuki, Hiroko Okuno, Fumihiko Sakano, Masataka Kusube and Shoji Kaneshina :
Effect of deuterium oxide on the thermodynamic quantities associated with phase transitions of phosphatidylcholine bilayer membranes,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1712, No.1, 92-100, 2005.- (要約)
- 重水および軽水中における3種類のホスファチジルコリン(ジパルミトイル,ジステアロイル,ジヘキサデシル)二分子膜の相転移を示差走査熱量測定および高圧光透過率測定で追跡した.重水置換の効果は主転移よりも前転移を含むゲル相間転移に大きく現れ,指組み構造形成を不安定化した.両溶媒中における二分子膜の界面自由エネルギーの相違を考察し,重水置換は二分子膜界面において分子占有面積の縮小を引き起こし,より小さな分子占有面積を有する膜状態がその影響を顕著に受けることを明らかにした.
- (キーワード)
- 1,2-Dipalmitoylphosphatidylcholine / Calorimetry, Differential Scanning / Deuterium Oxide / Lipid Bilayers / Lipids / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Phospholipid Ethers / Phospholipids / Pressure / Temperature / Thermodynamics / Water
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bbamem.2005.03.005
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15869741
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(DOI: 10.1016/j.bbamem.2005.03.005, PubMed: 15869741) Masataka Kusube, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Effect of Pressure on the Prodan Fluorescence in Bilayer Membranes of Phospholipids with Varying Acyl Chain Lengths,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.42, No.1, 79-88, 2005.- (要約)
- 4種類のアシル鎖長が異なるホスファチジルコリン(ジラウロイル,ジミリストイル,ジパルミトイル,ジステアロイル)二分子膜中における蛍光プローブ色素プロダンの蛍光スペクトルを圧力の関数として観測した.二分子膜の相状態に対応して蛍光スペクトル極大波長の変化を見出し,各相状態におけるプロダン分子の配向位置を推定した.リップルゲル相におけるプロダンの蛍光強度にはアシル鎖長および圧力依存性を観測した.ゲル相および液晶相の極大波長における蛍光強度比は相転移に伴い鋭敏に変化し,特に指組み構造ゲル相形成の検出に役立つことを示した.
- (キーワード)
- 1,2-Dipalmitoylphosphatidylcholine / 2-Naphthylamine / Fluorescent Dyes / Lipid Bilayers / Phase Transition / Phosphatidylcholines / Phospholipids / Spectrometry, Fluorescence / Stress, Mechanical / Temperature
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2005.01.015
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15784329
- ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 15784329
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2005.01.015
(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2005.01.015, PubMed: 15784329) 松岡 和彦, 谷岡 康弘, 秦 隆志, 佐竹 弘, 松木 均, 金品 昌志 :
脂質二分子膜への局所麻酔薬の分配に及ぼすコレステロールの影響,
麻酔と蘇生, Vol.41, No.1, 17-20, 2005年.- (要約)
- リン脂質二分子膜への局所麻酔薬の分配に対するコレステロールの影響を調べるためにコレステロール濃度の異なるジミリストイルホスファチジルコリン-コレステロール混合二分子膜へのジブカイン塩酸塩の取り込みを局所麻酔薬選択性電極法により調べた.コレステロール低組成領域では,ゲル相における分配係数は増加し,液晶相の分配係数は減少する二相性を観測した.他方,コレステロール高組成領域では分配係数は相状態によらず一定値となり,コレステロール濃度の増加に伴って減少した.上記の結果はコレステロールは麻酔薬の分配に対して制御能を有することを示唆する.
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-71249116187
(Elsevier: Scopus) 西本 真琴, 松木 均, 金品 昌志, 佐竹 弘, 長山 和史, 秦 隆志 :
不飽和アシル鎖を持つリン脂質二分子膜への局所麻酔薬の分配,
麻酔と蘇生, Vol.41, No.1, 43-46, 2005年.- (要約)
- リン脂質アシル鎖の飽和および不飽和形式が麻酔薬の生体膜への分配に与える影響を調べる目的で,4種類の不飽和ホスファチジルコリン(1-オレオイル-2-ステアロイル,1-ステアロイル-2-オレオイル,ジオレオイル,ジエライドイル)二分子膜へのジブカイン塩酸塩の取り込みを局所麻酔薬選択性電極法により調べた.算出された分配係数の値はジエライドイル<1-オレオイル-2-ステアロイル≒1-ステアロイル-2-オレオイル<ジオレオイルの順序で大きくなり,脂質膜への結合は脂質分子のアシル鎖構造にも依存することを示した.
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-71249093983
(Elsevier: Scopus) 小栗 顕二, 小松 右京, 松木 均, 金品 昌志 :
牛血清アルブミン水溶液の粘度におよぼすハロセンの影響,
麻酔と蘇生, Vol.41, No.1, 39-42, 2005年.- (要約)
- 溶液粘度の迅速,高精度且つ自動測定を目的として,オストワルド粘度計を使用した自動粘度測定装置を開発し,牛血清アルブミン水溶液の粘度測定を行った.中性pH領域において吸入麻酔薬ハロセン存在下における牛血清アルブミン水溶液の固有粘度は非存在下のものよりも小さな値となり,ハロセン添加により溶液内で牛血清アルブミンの体積が収縮することが示唆された.上記の結果より,非常に親水性の強いタンパク質は麻酔作用のモデルタンパク質としては適当ではないと推察した.
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-67650573763
(Elsevier: Scopus) 松木 均, 長宗 秀明, 金品 昌志, 上田 一作 :
蛍光プローブ特異的モノクローナル抗体への長鎖両親媒性リガンドの阻害様式,
麻酔と蘇生, Vol.41, No.1, 35-38, 2005年.- (要約)
- 蛍光プローブフルオレセインとその特異的モノクローナル抗体との抗原抗体反応におよぼす長鎖両親媒性リガンド(炭素数10,12,14,16のアルコールおよび対応する脂肪酸)の作用様式を蛍光分光法で調べた.消光阻害の用量応答曲線はアルコール系列および脂肪酸系列でそれぞれ異なり,両リガンドの阻害様式の違いが示唆された.また,上記リガンドの阻害反応に対する圧力効果を調べ,両リガンド存在下ではフルオレセイン特異的モノクローナル抗体の体積は収縮することがわかった.
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-71249137791
(Elsevier: Scopus) Masataka Kusube, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Thermotropic and barotropic phase transitions of N-methylated dipalmitoylphosphatidylethanolamine bilayers,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1668, No.1, 25-32, 2005.- (要約)
- 極性基の大きさの異なる4種類のN-メチル化ジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン二分子膜の相転移を高圧光透過法で観測した.ゲル相から液晶相への主転移および結晶相からゲル相への副転移,両転移温度は共に加圧により上昇し,極性基サイズの増大につれて降下した.ジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン二分子膜の場合には21.8 MPaにおいて主転移温度曲線と副転移温度曲線が交差し,ゲル相は21.8 MPa以下の圧力では準安定相として存在し,21.8 MPa以上の圧力においてのみ安定相として存在することがわかった.指組み構造ゲル相に代表されるゲル相の多形現象はジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜のみに見出された.
- (キーワード)
- Calorimetry, Differential Scanning / Lipid Bilayers / Phase Transition / Phosphatidylethanolamines / Temperature / Thermodynamics
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bbamem.2004.11.002
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15670728
- ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 15670728
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(DOI: 10.1016/j.bbamem.2004.11.002, PubMed: 15670728) Hitoshi Matsuki, Michio Yamanaka, Hiroshi Kamaya, Shoji Kaneshina and Issaku Ueda :
Dissociation Equilibrium between Uncharged and Charged Local Anesthetic Lidocaine in a Surface-Adsorbed Film,
Colloid and Polymer Science, Vol.283, No.5, 512-520, 2005.- (要約)
- 表面吸着膜中における非解離型—解離型局所麻酔薬の分配平衡を記述する熱力学関係式を導出し,非解離型局所麻酔薬リドカイン-塩酸混合水溶液の表面張力およびpHデータに適用した.計算結果の両者の表面密度から,両者の共存組成においては非解離型麻酔薬が解離型麻酔薬よりも多く存在し,吸着膜中における両者の分配挙動は3つの組成領域で特徴づけられることを示した.非解離型麻酔薬は解離型麻酔薬よりも細胞膜が提供する疎水性環境へ移行し易いことを結論づけた.
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- ● Publication site (DOI): 10.1007/s00396-004-1177-1
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(DOI: 10.1007/s00396-004-1177-1) Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO, Masataka Kusube, Nobutake Tamai and Shoji Kaneshina :
Barotropic Phase Transitions of 1-Palmitoyl-2-stearoylphosphatidylcholine Bilayer Membrane,
Chemistry Letters, Vol.34, No.2, 270-271, 2005.- (要約)
- 非対称型リン脂質1-パルミトイル-2-ステアロイルホスファチジルコリン二分子膜の圧力誘起相転移を高圧光透過率測定および示差走査熱量測定により観測した.決定した相転移点に基づいて温度—圧力相図を構築し,3種類の対称型ホスファチジルコリン二分子膜の相図と比較した.1-パルミトイル-2-ステアロイルホスファチジルコリン二分子膜の相挙動は対称型ホスファチジルコリン二分子膜とは大きく異なり,指組み構造形成の臨界圧力は全ての脂質のうちで最も小さくなった.
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- ● Publication site (DOI): 10.1246/cl.2005.270
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1574231874639495424
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(DOI: 10.1246/cl.2005.270, CiNii: 1574231874639495424) Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune, Hitoshi Matsuki, Shoji Kaneshina and Hiroki Kourai :
Biological and physicochemical properties of gemini quaternary ammonium compounds in which the positions of a cross-linking sulfur in the spacer differ,
European Journal of Medicinal Chemistry, Vol.40, No.1, 113-123, 2005.- (要約)
- Gemini型第四アンモニウム化合物(gemini QAC)の架橋構造のスルフィド結合の位置に着目した.メチレンスルフィド,エチレンジスルフィド,スルフィドがピリジン環に連結したgemini QACの3種のを合成し,抗菌活性,ヒト赤血球溶血毒性,界面活性能に関するスルフィド結合位置の影響について検討した.ピリジン環に連結したスルフィド結合を有する化合物は,抗菌力,溶血毒性,界面活性能いずれにおいても,他の2種薬剤よりも高いことが分かった.その強い抗菌力と溶血毒性は,スルフィド結合の共鳴効果によるアンモニウムカチオン電子密度の上昇,スルフィドがテトラメチレンスペーサ鎖両末端に存在することによるスペーサ鎖の高い伸縮性に起因した小さい分子占有面積,そして高い薬剤分子疎水性に寄与すると考え,スペーサ鎖の立体構造に影響し,スルフィドの位置がアンモニウムカチオン電子密度に影響を及ぼすと結論した.
- (キーワード)
- Anti-Bacterial Agents / Bacteria / Hemolysis / Humans / Hydrophobic and Hydrophilic Interactions / Microbial Sensitivity Tests / Quaternary Ammonium Compounds / Structure-Activity Relationship / Sulfides / Surface Tension
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.ejmech.2004.09.015
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15642416
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(DOI: 10.1016/j.ejmech.2004.09.015, PubMed: 15642416) Hitoshi Matsuki, Michio Yamanaka, Hiroshi Kamaya, Shoji Kaneshina and Issaku Ueda :
Preferential partitioning of uncharged local anesthetics into the surface-adsorbed film,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.38, No.1-2, 91-99, 2004.- (要約)
- 非解離型および解離型局所麻酔薬の競合表面吸着を調べるために3つの塩酸—非解離型局所麻酔薬(メピバカイン,ブピバカイン,ジブカイン)混合水溶液の表面張力とpHを全溶質濃度と麻酔薬組成の関数として測定した.非解離型および解離型麻酔薬の表面吸着膜中への分配量を熱力学的に計算した個々の表面密度で評価した.両者の共存領域では非解離型麻酔薬の優先的吸着が観測され,吸着膜への移行のし易さは麻酔薬分子疎水性に比例し,麻酔ポテンシーと相関した.本研究は生理的pHにおける表面活性分子は非解離型麻酔薬であることを明示した.
- (キーワード)
- Adsorption / Anesthetics, Local / Hydrochloric Acid / Hydrogen-Ion Concentration / Membranes, Artificial / Regression Analysis / Surface Properties / Surface Tension
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2004.07.014
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15465309
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- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.colsurfb.2004.07.014
(DOI: 10.1016/j.colsurfb.2004.07.014, PubMed: 15465309) 秦 隆志, 松岡 和彦, 伊藤 啓介, 佐竹 弘, 松木 均, 金品 昌志 :
リン脂質二分子膜 の相状態と麻酔薬感受性,
麻酔と蘇生, Vol.39, No.3-4, 87-90, 2003年.- (要約)
- リン脂質二分子膜の相状態が局所麻酔薬の二分子膜中への分配に与える影響を調べるためにエステル結合型リン脂質ジパルミトイルホスファチジルコリンおよびエーテル結合型リン脂質ジヘキサデシルホスファチジルコリン二分子膜中へのジブカイン塩酸塩の取り込みを局所麻酔薬選択性電極法により調査した.決定された両二分子膜各相へのジブカインの分配係数値から,両二分子膜ともリップルゲル相および液晶相での分配係数は,ほぼ同等の値を示したが,ゲル相間ではラメラゲル相 < リップルゲル相 < 指組み構造ゲル相の順序となり差異が見られた.この差異は脂質分子の極性基当たりの占有面積とよい相関を示した.
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- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-56249147537
(Elsevier: Scopus) 松木 均, 楠部 真崇, 金品 昌志, 釜谷 比羅志, 上田 一作 :
ジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜の長鎖脂肪酸認識,
麻酔と蘇生, Vol.39, No.3-4, 99-102, 2003年.- (要約)
- リン脂質ジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜相転移におよぼす4種類の長鎖脂肪酸(パルミチン酸,パルミトレイン酸,ステアリン酸,オレイン酸)と脂肪酸化合物(オレアミド)の影響を示差走査熱量法で調べた.熱力学的解析から得られた分配係数差と主転移エンタルピーから,飽和脂肪酸は脂質二分子膜ゲル相に強い親和性を有し,不飽和脂肪酸およびオレアミドは液晶相に強い親和性を有することがわかった.脂質二分子膜は高いリガンド感受性を有し,長鎖脂肪酸の鎖長や不飽和結合の有無を認識可能である.
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- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-56249096239
(Elsevier: Scopus) 西本 真琴, 松岡 和彦, 長山 和史, 秦 隆志, 松木 均, 佐竹 弘, 金品 昌志 :
局所麻酔薬ジブカインカチオンセンサーを用いる脂質二分子膜へのジブカインの分配測定,
分析化学, Vol.52, No.9, 781-785, 2003年.- (要約)
- レシチンベシクル膜中への局所麻酔薬ジブカインの分配をジブカインカチオン選択性電極を用いて調べ,その分配係数を決定した.分配係数はpH増加に伴い増大する傾向を示した.分配係数のpH依存性の解析から麻酔薬の解離型および非解離型それぞれの分配係数への分割を行い,レシチンベシクル膜中への非解離型麻酔薬の大きな分配を明確にした.生体膜中における麻酔薬分配計測への局所麻酔薬電極の有用性を示した.
- (キーワード)
- potentiometry / coated wire electrode / local anesthetic / lipid bilayer membrane / partition coefficient
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- ● Publication site (DOI): 10.2116/bunsekikagaku.52.781
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204354718848
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2116/bunsekikagaku.52.781
(DOI: 10.2116/bunsekikagaku.52.781, CiNii: 1390001204354718848) 松木 均, 楠部 真崇, 金品 昌志, 釜谷 比羅志, 上田 一作 :
ジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜の相転移温度におよぼすミリスチン酸の影響,
麻酔と蘇生, Vol.38, No.4, 229-232, 2002年.- (要約)
- リン脂質ジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜相転移におよぼす長鎖脂肪酸ミリスチン酸の影響を光透過法および示差走査熱量法を用いて調べ,結果を吸入麻酔薬イソフルランのものと比較した.相転移温度変化に熱力学関係式を適用し,脂質二分子膜における両リガンドの3種類の2相間分配係数差を計算した.ミリスチン酸は脂質二分子膜の流動性を下げ,ゲル相を安定化させるが,イソフルランは逆に二分子膜の流動性を上げ,ゲル相を不安定化させることを結論づけた.
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- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0036948334
(Elsevier: Scopus) 秦 隆志, 松木 均, 佐竹 弘, 金品 昌志 :
局所麻酔薬によるリン脂質二分子膜 の相転移温度降下 -リン脂質極性基の効果-,
麻酔と蘇生, Vol.37, No.3-4, 85-88, 2001年.- (要約)
- ジパルミトイルホスファチジルコリンとジミリストイルホスファチジルエタノールアミン二分子膜の相転移温度におよぼす3種類の局所麻酔薬塩酸塩(テトラカイン,リドカインおよびプロカイン)の影響を示差走査熱量測定法と光透過法を用いて調べた.麻酔薬添加による相転移温度降下度から計算したホスファチジルエタノールアミン二分子膜に対する分配係数はホスファチジルコリン二分子膜のものより小さくなった.この麻酔薬分配の相違はホスファチジルエタノールアミン二分子膜中における極性基間の強い引力的相互作用に起因している.
非解離型および解離型局所麻酔薬の競合表面吸着,
麻酔と蘇生, Vol.37, No.3-4, 81-84, 2001年.- (要約)
- 3種類の非解離型局所麻酔薬(メピバカイン,ブピバカイン,ジブカイン)を塩酸でプロトン付加させ,それら麻酔薬の非解離型および解離型両者の競合表面吸着を非解離型麻酔薬-塩酸混合水溶液の表面張力とpH測定から調べた.混合組成が0.5以上の場合においてのみ両者が水溶液中で共存し,この組成領域では,非解離型麻酔薬の方が解離型麻酔薬より優先的に表面吸着膜へ移行した.また,表面吸着膜への移行のし易さは麻酔薬分子の有する疎水性に比例し,麻酔ポテンシーと相関していることがわかった.
Partition coefficients of charged and uncharged local anesthetics into dipalmitoylphosphatidylcholine bilayer membrane: estimation from pH dependence on the depression of phase transition temperatures,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.22, No.1, 77-84, 2001.- (要約)
- リン脂質ジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜の相転移温度におよぼす3種類の局所麻酔薬(ジブカイン,ブピバカイン,リドカイン)の影響を光学的手法で追跡した.脂質二分子膜の主転移および前転移温度は麻酔薬添加により降下し,pH増加につれて降下度は大きくなった.束一性の熱力学関係式より各局所麻酔薬の二相間分配係数を計算し,さらに分配係数のpH依存性から解離型および非解離型麻酔薬それぞれの分配係数を見積もった.脂質二分子膜は非解離型麻酔薬に強い感受性を示し,麻酔薬の取り込まれ易さは麻酔ポテンシーによく相関した.
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/S0927-7765(01)00160-6
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 11438243
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0034959204
(DOI: 10.1016/S0927-7765(01)00160-6, PubMed: 11438243, Elsevier: Scopus) Hitoshi Matsuki, Takashi Hata, Michio Yamanaka and Shoji Kaneshina :
Partitioning of uncharged local anesthetic benzocaine into model biomembranes,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.22, No.1, 69-76, 2001.- (要約)
- 陽イオン性界面活性剤塩化デシルアンモニウムとリン脂質ジパルミトイルホスファチジルコリンが形成する分子集合体中への非解離型局所麻酔薬ベンゾカインの分配を表面張力および光透過率測定から調べた.表面吸着膜とミセルは水溶液中に比べてベンゾカインに富み,脂質二分子膜に対する非常に大きな分配係数が得られた.上記ベンゾカインの分配挙動を構造が類似した解離型局所麻酔薬プロカイン塩酸塩のものと比較し,両者の分配差はイオン性極性基の有無による親水性の変化に起因することを示した.
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/S0927-7765(01)00159-X
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 11438242
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0034959202
(DOI: 10.1016/S0927-7765(01)00159-X, PubMed: 11438242, Elsevier: Scopus) Shoji Kaneshina, Takahiro Miyata, Hitoshi Matsuki, Hiromu Satake and Motohiko Kuroki :
Solubilization Study of Local Anesthetics into Sodium Dodecyl Sulfate Micelle Using Anesthetic Cation Selective Electrodes,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.22, No.1, 55-62, 2001.- (要約)
- ドデシル硫酸ナトリウムミセルに可溶化した3種類の局所麻酔薬(プロカイン,リドカイン,メピバカイン)と水溶液中に平衡に存在するそれぞれの遊離局所麻酔薬カチオン濃度を局所麻酔薬選択性電極を用いて決定した.水中とミセル中の可溶化物質の分布を段階的質量作用モデルを用いて解析した.ミセルとの結合親和性はプロカイン<リドカイン<メピバカインの順序で増大した.さらに臨界ミセル濃度の組成依存性からミセル中の麻酔薬組成を求めた.ミセル形成の相図は負の共沸型となり,陰イオン性界面活性剤ミセルと陽イオン性局所麻酔薬カチオン間の強い引力的相互作用を示した.
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/S0927-7765(01)00157-6
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 11438240
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0034955547
(DOI: 10.1016/S0927-7765(01)00157-6, PubMed: 11438240, Elsevier: Scopus) Hitoshi Matsuki, Yuji Yamashita and Shoji Kaneshina :
Surface Tension Measurements with High Accuracy: Investigation of Accuracy for Automatic Measurements by the Drop Volume Method,
Journal of Oleo Science, Vol.50, No.3, 31-41, 2001.- (要約)
- 表面張力の高精度測定のために必要と考えられる条件を純水の表面張力測定を通して探索した.純水の表面張力を測定誤差の原因となる様々な要因を設定した条件下で行い,それらの要因が表面張力値におよぼす影響を調べた.誤差要因の検討結果をもとにして,考えられる誤差要因を最小限に押さえた装置を製作した.この装置を用いて純水,界面活性剤水溶液および揮発性有機液体の表面張力を測定し,偏差が少なく且つ再現性ある表面張力の吸着平衡値を得ることができた.
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- ● Publication site (DOI): 10.5650/jos.50.173
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5650/jos.50.173
(DOI: 10.5650/jos.50.173) Masumi Michelle Villeneuve, Teruko Nomura, Hitoshi Matsuki, Shoji Kaneshina and Makoto Aratono :
Miscibility of Hydrocarbon and Fluorocarbon Surfactants in Adsorbed Film and Micelle,
Journal of Colloid and Interface Science, Vol.234, No.1, 127-136, 2001.- (要約)
- 非イオン性の炭化水素系界面活性剤(テトラエチレングリコールモノデシルエーテル)とフッ素系界面活性剤(テトラエチレングリコールモノ-1,1,7-トリハイドロドデカフルオロヘプチルエーテル)の吸着膜とミセル中における混和性を表面張力測定から調べた.熱力学的解析から会合体形成の過剰熱力学量を求め,イオン性の炭化水素系界面活性剤-フッ素系界面活性剤混合系のものと比較し,両系の相違を議論した.さらに正則溶液理論はイオン性界面活性剤を含む系には適用できないことを示した.
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1006/jcis.2000.7251
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 11161499
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0035244988
(DOI: 10.1006/jcis.2000.7251, PubMed: 11161499, Elsevier: Scopus) 秦 隆志, 松木 均, 佐竹 弘, 金品 昌志 :
局所麻酔薬が誘起するリン脂質二分子膜の指組構造化とベシクル-ミセル転移,
麻酔と蘇生, Vol.36, No.4, 175-178, 2000年.- (要約)
- 局所麻酔薬テトラカイン塩酸塩存在下におけるジパルミトイルフォスファチジルコリン二分子膜の相挙動を示差走査熱量法で調べた.テトラカイン塩酸塩の添加により,二分子膜の指組構造化が観測された.二分子膜相挙動はテトラカイン塩酸塩濃度に依存し,テトラカイン塩酸塩を可溶化したベシクル領域,可溶化ベシクルと両者の混合ミセルの共存領域,混合ミセルのみの領域の3つの会合体領域に分けられた.さらに混合ミセル形成に関連した2種類の新しい転移を見出した.
Effect of Local Anesthetics on the Bilayer Membranes of Dipalmitoylphosphatidylcholine: Interdigitation of Lipid Bilayer and Vesicle-Micelle Transition,
Biophysical Chemistry, Vol.87, No.1, 25-36, 2000.- (要約)
- 示差走査熱量法を用いてジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜の相転移を4種類の局所麻酔薬塩酸塩(ジブカイン,テトラカイン,リドカイン,プロカイン)濃度の関数として測定した.リドカインおよびプロカインは相転移温度およびエンタルピーを僅かに減少させただけだったが,ジブカインおよびテトラカインの場合には会合体転移を含む複雑な相挙動が見られた.ジブカインあるいはテトラカイン濃度の増加に伴い前転移は消失し,指組み構造ゲル相が出現した.さらなる濃度増加により麻酔薬可溶化ベシクル-混合ミセル共存領域へと移行後,主転移の消失と共に混合ミセルのみの領域に到達するのを観測した.
- (キーワード)
- 1,2-Dipalmitoylphosphatidylcholine / Anesthetics, Local / Calorimetry, Differential Scanning / Dibucaine / Electric Conductivity / Lidocaine / Light / Lipid Bilayers / Micelles / Molecular Structure / Particle Size / Procaine / Scattering, Radiation / Temperature / Thermodynamics
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/S0301-4622(00)00175-7
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 11036967
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0034666544
(DOI: 10.1016/S0301-4622(00)00175-7, PubMed: 11036967, Elsevier: Scopus) 松木 均, 金品 昌志, 釜谷 比羅志, 上田 一作 :
局所麻酔薬リドカインの表面吸着膜中における非解離-解離分配平衡,
麻酔と蘇生, Vol.36, No.1, 37-40, 2000年.- (要約)
- 非解離型局所麻酔薬リドカインと解離型局所麻酔薬リドカインカチオンの表面吸着膜中での分配平衡をリドカイン-塩酸混合水溶液の表面張力とpHを測定することにより調べた.熱力学的解析から計算した両者の表面密度から,表面吸着膜中への非解離型リドカインの分配は,非吸着組成,優先的吸着組成および排除組成の3つの組成領域に分割されることがわかった.また,生理的pHでは非解離型が解離型よりも優先的に表面吸着膜に分配することを明らかにした.
局所麻酔薬によるリン脂質二分子膜の相転移温度降下 -pHの影響-,
麻酔と蘇生, Vol.36, No.1, 33-36, 2000年.- (要約)
- pHを調節した環境下で局所麻酔薬リドカイン塩酸塩がリン脂質ジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜の相転移温度に与える影響について,光透過率測定により観測した.相転移温度降下に拡張した束一的性質の熱力学関係式を適用して,麻酔薬の膜/水相間の分配係数を見積もった.さらに分配係数のpH依存性から解離型および非解離型リドカインの分配係数に分割した.非解離型は解離型の約38倍の分配係数となり,非解離型麻酔薬の優先的分配を明確にした.
Effect of Local Anesthetics on the Phase Transition Temperatures of Ether- and Ester-Linked Phospholipid Bilayer Membranes,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.18, No.1, 41-50, 2000.- (要約)
- エステル結合型リン脂質ジパルミトイルホスファチジルコリンおよびエーテル結合型リン脂質ジヘキサデシルホスファチジルコリン二分子膜の相転移温度におよぼす5種類の局所麻酔薬塩酸塩(ジブカイン,テトラカイン,ブピバカイン,リドカイン,プロカイン)の影響を調べた.相転移温度降下に束一性の熱力学的関係式を適用して,これら麻酔薬に対する3種類の二相間分配係数を計算した.二分子膜液晶相の分配係数から求めた麻酔薬の標準移行自由エネルギー変化には各麻酔薬の麻酔ポテンシーと良い相関が見られた.
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/S0927-7765(99)00130-7
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0033979059
(DOI: 10.1016/S0927-7765(99)00130-7, Elsevier: Scopus) 松木 均, 山下 佑治, 金品 昌志 :
滴容法の原理に基づく自動界面張力測定装置の開発,
油化学, Vol.48, No.11, 57-64, 1999年.- (要約)
- 2相液体間の界面張力値を迅速に且つ精度よく求める目的で,滴容法の原理に基づくコンピューター制御の自動界面張力測定装置を開発した.この装置を使用して純粋な水および油間の界面張力を測定し,一定の平衡界面張力値を得た.さらに水相に界面活性剤を溶解した水溶液と油との界面張力,油相に界面活性剤を溶解した油溶液と水との界面張力を測定した.いずれの場合の水/油界面においても界面張力の吸着平衡値が再現性良く得られた.本装置は界面現象の関与する研究に非常に役立つことを示した.
Effect of Unsaturated Acyl Chains on the Thermotropic and Barotropic Phase Transitions of Phospholipid Bilayer Membranes,
Chemistry and Physics of Lipids, Vol.100, No.1-2, 151-164, 1999.- (要約)
- リン脂質二分子膜の相挙動におよぼす不飽和アシル鎖の効果を高圧光透過法と示差走査熱量法を用いて調べた.飽和アシル鎖への不飽和結合の導入は主転移温度を降下させ,転移体積変化の値を減少させることがわかった.さらに不飽和結合のシス型とトランス型,シス型不飽和結合を導入するアシル鎖の位置(sn-1位あるいはsn-2位)およびsn-2位のアシル鎖中の不飽和結合数の相違は二分子膜の相挙動に大きな影響を与えることを示した.
非解離型及び解離型局所麻酔薬の表面活性の相違,
麻酔と蘇生, Vol.35, No.1, 27-30, 1999年.- (要約)
- 非解離型局所麻酔薬の表面活性を調べるために,4種類のアミド型局所麻酔薬(ジブカイン,ブピバカイン,リドカイン,メピバカイン)水溶液の表面張力測定を行った.非解離型麻酔薬の表面密度の値は麻酔薬分子の有する疎水性に比例し,且つそれらの表面活性は対応する解離型のものより非常に大きいことがわかった.また,非解離型麻酔薬の表面活性と麻酔ポテンシーとの間には良い相関関係が存在した.
局所麻酔薬によるDMPE二分子膜の主転移および副転移の相転移温度降下,
麻酔と蘇生, Vol.35, No.1, 23-25, 1999年.- (要約)
- 2種類の局所麻酔薬塩酸塩(テトラカインとプロカイン)がジミリストイルホスファチジルエタノールアミン二分子膜の相転移に与える効果を光透過法で測定した.麻酔薬添加により主転移および副転移温度共に直線的に降下した.また副転移よりも主転移温度が大きな降下を示した.相転移温度降下を熱力学的に解析し,二分子膜の各相間の分配係数差を求めた.麻酔薬の分配は結晶相<ゲル相<液晶相の順序で大きくなった.
Specific and non-specific binding of long-chain fatty acids to firefly luciferase: cut off at octanoate,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - General Subjects, Vol.1426, No.1, 143-150, 1999.- (要約)
- 炭素数が8以下の短鎖脂肪酸がホタル発光酵素ルシフェラーゼの発光強度と転移温度におよぼす影響を調べた.Hill係数は炭素数8以上の脂肪酸では1以下となり,6以下の脂肪酸では1以上となった.転移温度は,炭素数8以上の脂肪酸は転移温度を上昇させ,6以下の脂肪酸は逆に下降させた.これらの結果をもとにして,脂肪酸の効果は炭素数8の脂肪酸を境界に特異的な相互作用から非特異的な相互作用に変化することを明らかにした.
- (キーワード)
- Animals / Beetles / Butyric Acid / Caproates / Caprylates / Dose-Response Relationship, Drug / Enzyme Inhibitors / Luciferases / Luminescent Measurements / Protein Denaturation / Solubility / Temperature
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/S0304-4165(98)00148-2
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 9878713
- ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 9878713
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/S0304-4165(98)00148-2
(DOI: 10.1016/S0304-4165(98)00148-2, PubMed: 9878713) Issaku Ueda, Hitoshi Matsuki, Hiroshi Kamaya and P. R. Krishna :
Does Pressure Antagonize Anesthesia? Opposite Effects on Specific and Nonspecific Inhibitors of Firefly Luciferase,
Biophysical Journal, Vol.76, No.1, 483-488, 1999.- (要約)
- 2種類の阻害剤(吸入麻酔薬ハロセンと長鎖脂肪酸ミリスチン酸)存在下でホタル発光酵素ルシフェラーゼの発光強度におよぼす圧力の効果を調べた.ハロセン存在下では加圧はコントロール系と比べて発光強度を増大させ,ミリスチン酸存在下では加圧は逆に発光強度を減少させた.ミリスチン酸はルシフェラーゼの体積を減少させ熱的に安定化させるが,ハロセンはルシフェラーゼの体積を増加させ熱的に不安定化させることを明確にした.
Does Pressure Antagonize Anesthesia? High-Pressure Stopped-Flow Study of Firefly Luciferase and Anatomy of Initial Flash,
Biophysical Journal, Vol.76, No.1, 478-482, 1999.- (要約)
- 高圧ストップドフロー装置で,ホタル発光酵素ルシフェラーゼの初期発光強度と定常状態発光強度への圧力効果を検討した.初期発光強度には麻酔薬非存在下あるいは存在下で加圧よる変化は見られなかった.他方,定常状態発光強度は麻酔薬存在下で加圧により増加した.遷移状態の高速反応動力学により,初期発光強度は活性酵素の全量を表しており,反応速度とは関係なく,圧力は反応速度を変化させて定常状態発光強度に影響することがわかった.
Difference in Surface Activities between Charged and Uncharged Local Anesthetics: Correlation with Their Anesthetic Potencies,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.11, No.6, 287-295, 1998.- (要約)
- 6種類の非解離型局所麻酔薬の表面活性を麻酔薬水溶液の表面張力測定から調べた.麻酔薬の表面活性は疎水性の大きさの順に大きくなった.この結果を対応する解離型麻酔薬のものと比較し,非解離型麻酔薬は解離型麻酔薬よりも非常に大きな表面活性を有することがわかった.局所麻酔ポテンシーと表面活性間には,解離型麻酔薬よりも非解離型麻酔薬の方がより良い相関関係が見られた.
Membrane-Buffer Partition Coefficients of a Local Anesthetic Tetracaine Monitored by an Anesthetic Sensor,
Toxicology Letters, Vol.100-101, 441-445, 1998.- (要約)
- ジミリストイルホスファチジルコリン二分子膜への局所麻酔薬テトラカインの結合をテトラカインカチオン選択性電極を用いて測定した.テトラカインの二分子膜/緩衝液分配係数をpHの関数としてラメラゲル相,リップルゲル相および液晶相に対して決定した.上記分配係数のpH依存性からテトラカインの解離型および非解離型分子種に対する分配係数を計算した.3つの膜状態は解離型より非解離型テトラカインに大きな感受性を示した.
Barotropic phase transitions and pressure-induced interdigitation on bilayer membranes of phospholipids with varying acyl chain-lengths,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1414, No.2, 165-174, 1998.- (要約)
- 2種類の光透過法を用いて,炭素数13から18までの直鎖の飽和リン脂質ジアシルホスファチジルコリン二分子膜の温度-圧力相図を構築した.常圧下の主転移および前転移温度には偶奇効果は見られず,アシル鎖長の増加に伴い増加した.指組構造ゲル相出現の最小圧力はアシル鎖長の増加と共に非直線的に減少した.また,ラメラゲル相と指組構造のゲル相境界の傾きは圧力の増加と共に負から正へ変化した.
- (キーワード)
- Lipid Bilayers / Phosphatidylcholines / Phospholipids / Pressure / Temperature / Thermodynamics
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/S0005-2736(98)00165-5
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 9804942
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(DOI: 10.1016/S0005-2736(98)00165-5, PubMed: 9804942) Shoji Kaneshina, Hayato Ichimori, Takashi Hata and Hitoshi Matsuki :
Barotropic phase transitions of dioleoylphosphatidylcholine and stearoyl-oleoylphosphatidylcholine bilayer membranes,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1374, No.1-2, 1-8, 1998.- (要約)
- 脂質二分子膜の相挙動におよぼすシス位の不飽和結合の影響を調べるために,ジオレオイルホスファチジルコリンとステアロイル-オレオイルホスファチジルコリン二分子膜の相転移を高圧光透過法で観測した.飽和アシル鎖へのシス不飽和結合の導入により大幅な相転移温度降下が見られた.飽和アシル鎖リン脂質と相転移体積を比較して,シス不飽和結合の導入はゲル相内の秩序低下を引き起こし,転移体積値の減少をもたらす.
- (キーワード)
- Biophysical Phenomena / Biophysics / Ethylene Glycol / Gels / Lipid Bilayers / Phosphatidylcholines / Pressure / Stereoisomerism / Temperature / Thermodynamics / Water
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1016/S0005-2736(98)00122-9
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 9814847
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- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/S0005-2736(98)00122-9
(DOI: 10.1016/S0005-2736(98)00122-9, PubMed: 9814847) Hitoshi Matsuki, Hiroshi Kamaya, Issaku Ueda, Michio Yamanaka and Shoji Kaneshina :
Volume Properties of Decylammonium Chloride and Micelle-Forming Local Anesthetic Mixtures in the Micelle,
Langmuir, Vol.14, No.15, 4030-4035, 1998.- (要約)
- 陽イオン性界面活性剤(塩化デシルアンモニウム)とミセル形成能を有する局所麻酔薬塩酸塩(ジブカインとテトラカイン)混合系の水溶液の密度を測定し,両者の水中での体積挙動を考察した.両系共に活性剤と麻酔薬分子は単分散およびミセル状態で体積的に理想混合した.またミセル形成の相図の結果から,両分子間に作用する非理想的な分子間相互作用はミセル体積に影響する程には強くないと結論した.
Surface Tension Study on the Molecular-Aggregate Formation of Local Anesthetic Dibucaine Hydrochloride,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.11, No.1-2, 87-94, 1998.- (要約)
- 局所麻酔薬ジブカイン塩酸塩の分子集合体形成を表面張力測定により調べた.熱力学的解析から計算した表面吸着とミセル形成の熱力学量をジブカインと同程度の疎水性を有する直鎖の陽イオン性界面活性剤のものと比較した.表面吸着の熱力学量はかさ高い極性基を持つ活性剤の挙動と類似していたが,ミセル形成の熱力学量は活性剤のものとはかなり異なっていた.
Partitioning of Charged Local Anesthetics into Model Membranes Formed by Cationic Surfactant: Effect of Hydrophobicity of Local Anesthetic Molecules,
The Journal of Physical Chemistry B, Vol.102, No.17, 3295-3304, 1998.- (要約)
- 界面活性剤(塩化デシルアンモニウム)が形成する分子集合体(表面吸着膜およびミセル)中への疎水性の異なる5種類の局所麻酔薬塩酸塩(ジブカイン,テトラカイン,ブピバカイン,リドカイン,プロカイン)の分配を表面張力測定から調べた.疎水性の大きな麻酔薬はこれら集合体中へ分配したが,疎水性の小さな麻酔薬は全く,あるいはほとんど分配しなかった.さらに分配は分子集合体の幾何学的形状に大きく影響を受けることが明確になった.
Barotropic Phase Transitions and Pressure-induced Interdigitation on Bilayer Membrane of Dimyristoylphosphatidylcholine,
Chemistry Letters, Vol.27, No.1, 75-76, 1998.- (要約)
- ジミリストイルホスファチジルコリン多重層ベシクルの定圧昇温相転移と定温加圧相転移を研究した.主転移および前転移温度共に加圧によって上昇した.圧力によって誘起された指組構造のゲル相を300 MPa以上の高圧力領域において観測した.
ジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜と局所麻酔薬の相互作用, --- 示差走査熱量法による研究 ---,
麻酔と蘇生, Vol.33, No.4, 271-274, 1997年.- (要約)
- 示差走査熱量法によりジパルミトイルホスファチジルコリンの相挙動に与える3種類の局所麻酔薬塩酸塩(テトラカイン,リドカイン,プロカイン)の影響について検討した.全ての麻酔薬において添加麻酔薬濃度の増加に伴い主転移および前転移温度は降下した.各麻酔薬による相転移温度降下は麻酔ポテンシーと良い相関関係を示した.さらにテトラカイン高濃度存在下では指組構造のゲル相が誘起された.
原生生物Paramecium multimicronucleatumに対する麻酔薬の作用,
麻酔と蘇生, Vol.33, No.4, 257-259, 1997年.- (要約)
- 原生生物の一種であるゾウリムシ(Paramecium multimicro-nucleatum)に対して麻酔薬を作用させ,それにより起こる行動変化を解析した.全身麻酔薬のアルコール類においてはメタノールから1-ブタノールまでは泳動停止反応が,1-ペンタノールから1-オクタノールまでは繊毛打逆転反応が各々同時に起こった.局所麻酔薬においては繊毛打逆転反応と泳動停止反応の2種類の反応が同時に起こった.
Exclusion of the Local Anesthetic Procaine Hydrochloride from a Surface-Adsorbed Film and Micelle of Decylammonium Chloride,
Langmuir, Vol.13, No.23, 6115-6119, 1997.- (要約)
- 陽イオン性界面活性剤(塩化デシルアンモニウム)が形成する表面吸着膜およびミセル中への局所麻酔薬プロカイン塩酸塩の取り込みを両者の混合水溶液の表面張力測定から調べた.熱力学的解析から求めた表面吸着とミセル形成の相図から,プロカイン塩酸塩は活性剤分子集合体の提供する疎水性環境中には全く移行せず,逆にこれら環境から排除された状態にあることが明らかとなった.
Partitioning of Local Anesthetic Dibucaine into Bilayer Membranes of Dimyristoylphosphatidylcholine,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.10, No.1, 51-57, 1997.- (要約)
- ジミリストイルホスファチジルコリン二分子膜への局所麻酔薬ジブカインの結合をジブカインカチオンセンサーを用いて測定し,ジブカインの二分子膜/緩衝液分配係数を麻酔薬濃度,温度およびpHの関数として決定した.膜の麻酔薬感受性は二分子膜の状態に依存して著しく変化した.分配係数のpH依存性から計算した麻酔薬の解離型および非解離型分子種に対する分配係数は,いづれの膜状態でも非解離型の方が解離型よりも大きくなった.
Thermotropic and Barotropic Phase Transition on Bilayer Membranes of Phospholipids with Varying Acyl Chain-Lengths,
Chemistry and Physics of Lipids, Vol.89, No.1, 97-105, 1997.- (要約)
- 2種類の光透過法を用いて,炭素数12から18までの直鎖の飽和リン脂質ジアシルホスファチジルコリン二分子膜の主転移温度を圧力の関数として測定した.主転移温度はいずれのリン脂質に対しても加圧により直線的に増加した.主転移エンタルピーと体積変化はアシル鎖長の増加と共に非直線的に増加した.熱力学量の非直線性なアシル鎖長依存性は,おそらく脂肪アシル鎖の末端基の効果に起因している.
リン脂質二分子膜のInterdigitationにおよぼす局所麻酔薬テトラカインと圧力の影響,
麻酔と蘇生, Vol.33, No.3, 211-214, 1997年.- (要約)
- 高圧光透過法により,テトラカイン塩酸塩存在下でジパルミトイルホスファチジルコリンおよびジヘキサデシルホスファチジルコリン多重層ベシクルの相転移温度-圧力相図を作成した.両リン脂質の主転移温度はテトラカイン添加で降下し,加圧により上昇し,麻酔作用の圧力拮抗現象が認められた.指組構造のゲル相の出現に関しては,両リン脂質共にテトラカイン添加と加圧では拮抗せず,指組構造のゲル相を安定化する相乗的な効果を示した.
混合ミセル中における界面活性剤と局所麻酔薬(テトラカイン塩酸塩とプロカイン塩酸塩)の体積挙動,
麻酔と蘇生, Vol.33, No.3, 215-218, 1997年.- (要約)
- 界面活性剤(塩化デシルアンモニウム)が形成するミセル中に取り込まれた疎水性の異なる2種類の局所麻酔薬(テトラカイン塩酸塩とプロカイン塩酸塩)の体積挙動を密度測定から調べた.活性剤とテトラカイン分子は体積的な見地から単分散およびミセル状態においてほぼ理想混合した.他方,活性剤とプロカイン分子は単分散状態では体積的に理想混合しているが,ミセル状態では活性剤ミセル中にプロカイン分子は全く取り込まれなかった.
Extremely Strong Interaction of Sodium Decyl Sulfate and Decyltrimethylammonium Bromide in Molecular Aggregates,
Journal of Colloid and Interface Science, Vol.191, No.1, 120-130, 1997.- (要約)
- 陰イオン性界面活性剤(デシル硫酸ナトリウム)と陽イオン性界面活性剤(臭化デシルトリメチルアンモニウム)混合系の水溶液中および分子集合体中での熱力学的挙動を電気伝導度並びに表面張力測定から調べた.電気伝導度測定の結果は,臨界ミセル濃度以下の濃度において両者は完全解離の強電解質として振る舞うことを示した.これに対して,集合体中では溶液組成に関わらず,集合体組成が両者の等モル混合物になる極端な非理想的な挙動が観測された.
Incorporation of Micelle-Forming Local Anesthetics into Surface Adsorbed Films and Micelles of Decylammonium Chloride,
Langmuir, Vol.13, No.10, 2687-2693, 1997.- (要約)
- 界面活性剤(塩化デシルアンモニウム)が形成する表面吸着膜とミセル中へのミセル形成能を有する2種類の局所麻酔薬(ジブカイン塩酸塩とテトラカイン塩酸塩)の取り込みを表面張力測定から調べた.両麻酔薬共に吸着膜およびミセルにかなり取り込まれたが,ジブカインの方がテトラカインよりも大きな取り込みが見られた.また,吸着膜とミセルの取り込みを相違を検討した結果,局所麻酔薬のかさ高い極性基は表面吸着よりもミセル形成に有利であることがわかった.
Effects of Pressure and Local Anesthetic Tetracaine on Dipalmitoylphosphatidylcholine Bilayers,
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes, Vol.1325, No.2, 272-280, 1997.- (要約)
- 局所麻酔薬テトラカイン塩酸塩存在下において,ジパルミトイルホスファチジルコリン多重層ベシクルの温度-圧力相図を高圧光透過法によって構築した.主転移および前転移温度共にテトラカイン添加により降下し,加圧で上昇することから麻酔の圧拮抗現象を確認した.他方,テトラカインと加圧は,互いに指組構造のゲル相の出現を促進させた.さらにテトラカイン存在の高圧下において2つの2相共存領域を観測した.
- (キーワード)
- 1,2-Dipalmitoylphosphatidylcholine / Anesthetics, Local / Calorimetry, Differential Scanning / Lipid Bilayers / Pressure / Temperature / Tetracaine
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- ● Publication site (DOI): 10.1016/S0005-2736(96)00265-9
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- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 9168152
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(DOI: 10.1016/S0005-2736(96)00265-9, PubMed: 9168152) Shoji Maruyama, Takashi Hata, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Effects of Pressure and Local Anesthetic Tetracaine on Dihexadecylphosphatidylcholine Bilayer Membrane,
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces, Vol.8, No.2, 261-266, 1997.- (要約)
- 局所麻酔薬テトラカイン塩酸塩存在下において,エーテル結合型リン脂質ジヘキサデシルホスファチジルコリン多重層ベシクルの温度-圧力相図を高圧光透過法によって構築した.リップル相の領域はテトラカインと圧力の効果によって狭められ,指組構造のゲル相は両者の効果によって拡張した.麻酔作用の圧拮抗は主転移に対してのみ観測され,前転移に関しては両者の相乗的効果が観測された.
解離型および非解離型局所麻酔薬ジブカインの脂質二重膜/緩衝液 分配係数,
麻酔と蘇生, Vol.32, No.2, 161-164, 1996年.- (要約)
- 局所麻酔薬ジブカインカチオンに選択的に応答するイオン選択性電極を用いてジブカインのジミリストイルホスファチジルコリン二分子膜/緩衝液分配係数を麻酔薬濃度,温度,pHの関数として決定した.二分子膜の状態に依存して膜の麻酔薬感受性は著しく変化した.分配係数のpH依存性のデータから見積もった麻酔薬の解離型および非解離型分子種に対する分配係数は,非解離型の方が解離型よりも大きな値を示した.
界面活性剤の表面吸着膜及びミセル中への局所麻酔薬テトラカイン塩酸塩とプロカイン塩酸塩の取り込み,
麻酔と蘇生, Vol.32, No.2, 165-168, 1996年.- (要約)
- 界面活性剤(塩化デシルアンモニウム)が形成する表面吸着膜およびミセル中への局所麻酔薬テトラカイン塩酸塩とプロカイン塩酸塩の取り込みをこれら混合水溶液の表面張力測定から調べた.これら環境中への麻酔薬の取り込みは麻酔薬分子の疎水性に大きく依存し,テトラカイン分子は活性剤が形成した吸着膜やミセル中にかなり取り込まれるが,一方,プロカイン分子は全く取り込まれず,これら疎水性環境中から逆に排除されていることが明らかとなった.
Thermotropic and Barotropic Phase Behavior of Dihexadecylphosphatidylcholine Bilayer Membrane,
Chemistry and Physics of Lipids, Vol.82, No.2, 125-132, 1996.- (要約)
- エーテル結合型リン脂質ジヘキサデシルホスファチジルコリン多重層ベシクルの温度-圧力相図を高圧光透過法により構築した.前転移(指組構造のゲル相からリップルゲル相)温度と主転移(リップルゲル相から液晶相)温度の圧力依存性から,これら相転移に伴う体積変化を算出した.また,得られた結果をエステル結合型リン脂質のものと比較し,エーテル結合型とエステル結合型リン脂質間の相図の相違について議論した.
Differential Scanning Calorimetric Study on the Krafft Phenomenon of Local Anesthetics,
Journal of Colloid and Interface Science, Vol.181, No.2, 362-369, 1996.- (要約)
- 6種類の局所麻酔薬のクラフト現象を示差走査熱量法により調べた.得られた結果から各麻酔薬に対してクラフト温度,臨界ミセル濃度およびコアゲル相-ミセル溶液転移に伴うエンタルピー変化を決定した.これらの値をクラフト点を有する直鎖の陽イオン性界面活性剤のものと比較し,局所麻酔薬が有する疎水性の程度を明確にした.さらにテトラカイン塩酸塩とブピバカイン塩酸塩の溶解挙動の相違についてエンタルピー観点から議論した.
Volume Study on the Micelle Formation of Local Anesthetic Dibucaine Hydrochloride and Dodecyltrimethylammonium Chloride Mixtures,
Bulletin of the Chemical Society of Japan, Vol.68, No.8, 2159-2164, 1995.- (要約)
- 局所麻酔薬(ジブカイン塩酸塩)と界面活性剤(塩化ドデシルトリメチルアンモニウム)の混合水溶液の密度測定を行い,混合ミセル中での両者の体積挙動を検討した.ミセル形成の相図からミセル中での両分子の混和性は僅かに非理想的であるが,ミセル形成の体積が両純粋系間を直線的に変化することから,体積的見地からは両者はミセル中で理想混合することが明確となった.
Effect of Counterion on the Surface Adsorption and Volume Behavior of Micelle-Forming Local Anesthetics,
Bulletin of the Chemical Society of Japan, Vol.68, No.7, 1833-1838, 1995.- (要約)
- ミセル形成能を有する局所麻酔薬ジブカインとテトラカインの表面吸着と水中での体積挙動におよぼす対イオン効果を表面張力測定と密度測定から調べた.対イオンの種類にかかわらず,これらの局所麻酔薬は表面吸着膜の相転移を引き起こし,塩酸塩<臭化水素酸塩<ヨウ化水素酸塩の順序で吸着膜は凝縮した.ミセル形成の体積は対イオンの種類にあまり依存せず,表面吸着とは対照的な結果となった.
麻酔薬センサー法による脂質二分子膜への局所麻酔薬の結合,
麻酔と蘇生, Vol.31, No.2, 103-105, 1995年.- (要約)
- リン脂質ジミルストイルホスファチジルコリン二分子膜への局所麻酔薬ジブカイン塩酸塩の結合を麻酔薬センサー法により解析した.ジブカイン塩酸塩は二分子膜の3つの状態(ラメラゲル相,リップルゲル相,液晶相)に対して,それぞれ異なった結合を示した.結合量の順序はラメラゲル相<リップルゲル相<液晶相となり,二分子膜の状態変化に対応して変化することがわかった.
Effect of Pressure on the Colloidal Solution Behavior of Aqueous Local Anesthetic Tetracaine Solutions,
Colloids and Surfaces A: Physicochemical and Engineering Aspects, Vol.97, No.1, 21-26, 1995.- (要約)
- 局所麻酔薬テトラカイン塩酸塩とその臭化水素酸塩の水溶液中における溶解挙動に対する圧力効果を光透過率法により調べた.測定結果の温度-圧力図にClapeyron-Clausiusの式を適用して,これらの麻酔薬の水和結晶(コアゲル相)からミセル溶液への相転移に伴う体積変化を決定した.水中での会合体形成の体積変化から,これら麻酔薬は体積的な観点から直鎖の陽イオン性界面活性剤の挙動に類似していることを結論づけた.
Automatic Surface Tension Measurements of Aqueous Surfactant Solutions by the Drop Volume Method,
Langmuir, Vol.10, No.11, 4394-4396, 1994.- (要約)
- 界面活性剤水溶液の表面張力値を高精度で,迅速に且つ自動的に求める目的で滴容法の原理に基づいた新しい表面張力測定装置を開発した.本装置を用いて,大気圧下,25度で種々の界面活性剤水溶液の表面張力測定を行った.測定した濃度範囲において平衡表面張力値が再現性良く,本装置で得られた.
Surface Adsorption and Micelle Formation of Sodium Chloride-Dodecylammonium Chloride Mixtures,
Langmuir, Vol.10, No.9, 2950-2953, 1994.- (要約)
- これまでイオン性界面活性剤に対する無機塩の効果は単に添加塩効果として見なされてきたが,本論文では無機塩(塩化ナトリウム)を界面活性剤(塩化デシルアンモニウム)と同等な成分として取り扱い,両者の吸着膜およびミセル中での挙動について調べた.表面吸着膜とミセルは塩化デシルアンモニウムだけから形成され,塩化ナトリウムはこれら会合体中から排除されていることを結論づけた.
Thermodynamics of Anesthetic Effect on the Phase Transitions of Lipid Membranes,
Progress in Anesthetic Mechanism, Vol.2, 1-10, 1994.- (要約)
- 吸入麻酔薬が脂質二分子膜ベシクルの相転移温度およぼす効果を解析する熱力学関係式を導出した.これらの関係式を吸入麻酔薬によるジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜ベシクルの相転移温度降下に適用し,ラメラゲル相,リップルゲル相,液晶相間の分配係数差および近似的な液晶相への分配係数を計算した.麻酔薬の水相から液晶相への移行に関する標準Gibbs自由エネルギー変化は,それら麻酔薬の最小肺胞濃度と良い相関を示した.
Surface Adsorption and Volume Behavior of Local Anesthetics,
Langmuir, Vol.10, No.6, 1882-1887, 1994.- (要約)
- 6種類の局所麻酔薬塩酸塩水溶液の表面張力と密度を測定し,これら麻酔薬の表面吸着と水中での体積挙動について検討した.大きな疎水性を有する麻酔薬は水溶液中でミセルを形成し,希薄な濃度領域でそれらの表面吸着膜が相転移を起こすのを観測した.また麻酔薬の表面活性と麻酔ポテンシー間には良い相関が存在することを示した.さらに,麻酔薬のミセル形成に関する体積パラメーターを決定した.
局所麻酔薬ジブカインの水溶液中における自己会合,
麻酔と蘇生, Vol.30, No.2, 125-127, 1994年.- (要約)
- 局所麻酔薬ジブカイン塩酸塩の水溶液中におけるジブカインカチオンと塩化物イオンの両方の活量を両イオンの選択性電極を用いて測定した.臨界ミセル濃度以前の濃度において観測されたネルンスト応答直線からのずれを解析し,ジブカイン塩酸塩は水溶液中で対イオン2個を帯同した三量体を形成することを示した.
Adsorption Behavior of Lanthanum Chloride and Propylammonium Chloride Mixture at Water/Air Interface,
Journal of Colloid and Interface Science, Vol.162, No.1, 203-207, 1994.- (要約)
- 3価の無機塩の塩化ランタンと塩化プロピルアンモニウム混合系の表面吸着挙動を表面張力測定から調べた.測定した全組成範囲で塩化ランタンは表面領域から排除され負の吸着を示し,塩化プロピルアンモニウムは逆に正の吸着を示した.これら正負の表面密度の絶対値は組成0.160でほぼ等しくなり,全表面密度はこの組成で見掛け上0となった.
Adsorption Behavior of Propylammonium Chloride and Hexylammonium Chloride Mixture at Water/Air Interface,
Journal of Colloid and Interface Science, Vol.160, No.1, 201-204, 1993.- (要約)
- 比較的に表面活性が小さな2種類のアルキルアミン塩酸塩(塩化プロピルアンモニウムと塩化ヘキシルアンモニウム)の混合表面吸着挙動を表面張力測定から調べた.純粋な塩化ヘキシルアンモニウム寄りの組成範囲において,表面活性が大きな塩化ヘキシルアンモニウムが優先的に表面に吸着し,表面活性の小さな塩化プロピルアンモニウムは逆に表面領域から排除され,負の吸着をするのが見られた.
Colloidal Properties of Aqueous Local Anesthetic Tetracaine Solutions,
Colloids and Surfaces A: Physicochemical and Engineering Aspects, Vol.71, No.1, 135-140, 1993.- (要約)
- 局所麻酔薬テトラカイン塩酸塩水溶液のコロイド的特性をテトラカインカチオンに選択的に応答する被覆線型の選択性電極を用いて調べた.臨界ミセル濃度に対する添加塩および温度効果から,テトラカインミセルの対イオン結合度,ミセル形成のエンタルピー変化を計算した.さらに示差走査熱量測定から,テトラカイン塩酸塩のクラフト現象を観測し,コアゲル-ミセル溶液の転移エンタルピー変化を計算した.
Study on the Miscibility of Lithium Tetradecyl Sulfate and Lithium Perfluorooctane Sulfonate in the Adsorbed Film and Micelle,
Journal of Colloid and Interface Science, Vol.154, No.2, 454-460, 1992.- (要約)
- 炭化水素系界面活性剤(テトラデシル硫酸リチウム)とフッ素系界面活性剤(ペルフルオロオクタンスルホン酸リチウム)混合水溶液の表面張力を測定した.表面吸着膜組成中では溶液組成に比べてより多く存在する成分が低濃度領域と高濃度領域で逆転するのを見出し,ミセル中では部分的に非混和な組成領域が存在し,2種類のミセルの存在を確認した.さらに炭化水素系活性剤の炭化水素鎖長は混和性に大きな影響を与えることを示した.
Effects of Pressure and Ethanol on the Phase Behavior of Dipalmitoylphosphatidylcholine Multilamellar Vesicles,
Chemistry Letters, Vol.21, No.10, 1963-1966, 1992.- (要約)
- ジパルミトイルホスファチジルコリン多重膜ベシクルの温度-圧力相図をエタノール存在下と非存在下において構築した.圧力やエタノールに誘起された指組構造のゲル相(interdigitated gel)を観測した.圧力は脂質膜中に指組構造を出現させるエタノールの効果と拮抗するのではなく,むしろその効果を促進させることがわかった.
Study on the Miscibility of Lithium Dodecyl Sulfate and Lithium Perfluorooctane Sulfonate in the Adsorbed Film and Micelle,
Journal of Colloid and Interface Science, Vol.150, No.2, 331-337, 1992.- (要約)
- 炭化水素系界面活性剤(ドデシル硫酸リチウム)とフッ素系界面活性剤(ペルフルオロオクタンスルホン酸リチウム)混合水溶液の表面張力測定を行い,表面吸着膜とミセル中での両分子の混和性を考察した.ミセル中では全組成領域で両分子は完全に混合するが,他方ミセル中では両分子部分的に混合し,2種類のミセルを形成することを明らかにした.
ドデシル硫酸ナトリウム水溶液の表面張力測定,
九州大学中央分析センター報告, Vol.8, 9-14, 1991年.- (要約)
- ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)の精製と,滴容法を用いたその水溶液の表面張力測定法を考案した.これまで,滴容法では濡れの問題等でSDS水溶液に対して正確な表面張力の平衡値を得ることできなかったが,今回,ガラスキャピラリーの先をシランカップリング剤を用いて表面処理し,撥水性とする方法を用いてSDS水溶液の表面張力測定を可能にした.
Thermodynamic Studies on Adsorption at Interfaces VII. Adsorption and Micelle Formation of Binary Surfactant Mixtures,
Journal of Colloid and Interface Science, Vol.139, No.1, 188-197, 1990.- (要約)
- 2成分界面活性剤混合系の吸着挙動やミセル形成に対する厳密な熱力学的関係式を導出した.さらにこれらの関係式を互いに共通なイオンを持たないような界面活性剤の混合系に適用して,吸着膜およびミセル状態における非理想的な混和性を明らかにした.
Miscibility of 1-Octanol and 2-(Octylsulfinyl)ethanol in the Adsorbed Film and Micelle,
Bulletin of the Chemical Society of Japan, Vol.63, No.8, 2159-2163, 1990.- (要約)
- 従来,単に添加物として見なされてきたアルコールを界面活性剤と同等な成分として取り扱い,その2成分混合系(1-オクタノールと2-オクチルスルフィニルエタノール)の水溶液の表面張力を測定し,熱力学的解析を行った.アルコール単独系ではミセルを形成しないが,活性剤と混合することにより,混合ミセルを形成することや,吸着膜およびミセル状態での両分子の混和性を示した.
Adsorption at Water/Air Interface and Micelle Formation of Decylammonium Bromide and Decylammonium Chloride Mixture,
Bulletin of the Chemical Society of Japan, Vol.62, No.8, 2507-2511, 1989.- (要約)
- 表面張力測定から2種類の陽イオン性界面活性剤(臭化デシルアンモニウムと塩化デシルアンモニウム)の混合吸着膜および混合ミセルに対する対イオンの効果について調べ,吸着膜およびミセル中ではこれらの分子がほぼ理想的に混合すること,また吸着膜とミセルは熱力学的に類似性した状態であることを示した.
- MISC
- 白井 昭博, 渡部 貴志, 松木 均 :
フェルラ酸と紫外線(UV-A)の併用による食品媒介病原性微生物および食品腐敗微生物の不活化,
LED総合フォーラム 2016 in 徳島 論文集, Vol.P-9, 145-150, 2016年. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 安澤 幹人 :
人工生体膜のソフトナノテクノロジー,
徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部研究報告, Vol.55, 25-30, 2010年.- (要約)
- Soft nanotechnology is technology that treats soft and wet materials such as self-assemblysystems in a living body under a relatively moderate condition. We focus our attention on the sizecontrol of liposomes, namely lipid bilayer membranes and performed the soft nanotechnology insizing of liposomes under high pressure. Two high-pressure sizing techniques, a method ofcontinuous pressure relaxation using a phase transition between gel and liquid crystalline phases ofthe bilayer membrane and that of a pressure-induced gel phase using a phase transition betweenbilayer and nonbilayer membranes, were applied to liposomes of distearoylphosphatidylcholine, andthe effects of the both methods were considered. Further, the application of giant liposomescontrolled by high-pressure sizing to microsensor was briefly described.
- (徳島大学機関リポジトリ)
- ● Metadata: 66693
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1050001337463705088
(徳島大学機関リポジトリ: 66693, CiNii: 1050001337463705088) 松木 均, 金品 昌志 :
麻酔作用の温度および圧力依存性:リピッド説とタンパク説,
徳島大学工学部研究報告, Vol.47, No.0, 6, 2002年.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1570854176876405888
(CiNii: 1570854176876405888)
- 総説・解説
- 西本 真琴, 松木 均 :
脂質二分子膜のリガンド感受性,
熱測定, Vol.49, No.4, 171-176, 2022年10月.- (要約)
- Lipid bilayer membranes are the fundamental structure of biological membranes and are responsive to environmental changes such as temperature, pressure and concentrations of other components. Changes in the environment give rise to structural changes in the lipid bilayer membranes called phase transitions. In particular, the effect of membrane-active substances (i.e, ligands) on the phase transitions of lipid bilayer membranes varies significantly depending on the kinds of ligands. This is closely related to the affinities of ligands to the various phases of the bilayer membranes. In this review, the effect of representative ligands, long-chain fatty acids and inhalation anesthetics, on the lipid bilayer membrane under atmospheric and high pressure is described and the differences in ligand affinity to the bilayer membrane are explained thermodynamically.
- (キーワード)
- anesthetic / 脂肪酸 (fatty acid) / partition coefficient / 相転移 (phase transition) / 高圧力 (high pressure)
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11311/jscta.49.4_171
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.11311/jscta.49.4_171
(DOI: 10.11311/jscta.49.4_171) 松木 均 :
高圧力下におけるリン脂質二重膜相転移の研究,
高圧力の科学と技術, Vol.31, No.2, 96-111, 2021年10月.- (要約)
- We have begun to study phase transitions of phospholipid bilayer membranes under high pressure from the most representative model-membrane phospholipid, dipalmitoylphosphatidylcholine (DPPC), early in the 1990s and accumulated many bilayer phase diagrams of various kinds of phospholipids depending on pressure and temperature until now. In this review, the comprehensive study on the phospholipid bilayer membranes under high pressure based on the temperature and pressure phase diagrams is described and the correlation among thermodynamic variables, lipid molecular structures and membrane states is explained.
- (キーワード)
- bilayer membrane / 高圧力 (high pressure) / 相図 (phase diagram) / 相転移 (phase transition) / phospholipid
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.4131/jshpreview.31.96
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85118125317
(DOI: 10.4131/jshpreview.31.96, Elsevier: Scopus) 松木 均 :
麻酔薬の作用部位:タンパク質受容体説にもとづく論拠の真偽,
LiSA, Vol.28, No.4, 193-203, 2021年4月.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11477/mf.3101201963
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390006131281120640
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.11477/mf.3101201963
(DOI: 10.11477/mf.3101201963, CiNii: 1390006131281120640) 松木 均 :
高圧力が脂質に及ぼす影響 生体膜脂質の分子構造と膜状態の相関性,
化学と生物, Vol.58, No.9, 529-536, 2020年9月.- (要約)
- 生体膜の主要構成脂質であるグリセロリン脂質が形成する二重膜に及ぼす高圧力の影響を熱力学的相図に基づいて解説した.脂質分子中のモジュール構造変化により,分子構造に相関した多彩な膜状態が生み出される.
- (キーワード)
- 高圧力 (high pressure) / 相転移 (phase transition) / 脂質二重膜 / 相図 (phase diagram) / リン脂質
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1271/kagakutoseibutsu.58.529
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390007757213501056
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1271/kagakutoseibutsu.58.529
(DOI: 10.1271/kagakutoseibutsu.58.529, CiNii: 1390007757213501056) 松木 均 :
リン脂質二重膜相転移の熱力学的研究,
熱測定, Vol.47, No.2, 51-57, 2020年4月.- (要約)
- Phospholipid bilayer membranes undergo structural changes called phase transitions in response to various external environmental factors. They exhibit markedly complicated phase behavior due to the nonhomogeneous structures. We have investigated the bilayer phase transitions of various phospholipids with different molecular structures to elucidate the environmental adaptation of biological membranes. The constructed thermodynamic phase diagrams of the phospholipid bilayer membranes have revealed the correlation between the lipid molecular structures and the thermotropic and barotropic bilayer phase behavior. In this review, several types of bilayer phase behavior of representative glycerophospholipids contained in biological membranes, saturated diacyl-posphatidylcholines (PCs), -phosphatidylethanolamines (PEs) and -phosphatidylglycerols (PGs), are explained, and subsequently our lipid membrane studies based on the bilayer phase diagrams, formation of nonbilayer phases (chain interdigitation for saturated diacyl-PCs and inverted hexagonal transformation for unsaturated diacyl-PEs) and fluorescence imaging of bilayer packing for saturated diacyl-PCs, are introduced.
- (キーワード)
- calorimetry / fluorescence imaging / 高圧力 (high pressure) / phospholipid bilayer membrane / 相図 (phase diagram) / 相転移 (phase transition)
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11311/jscta.47.2_51
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520290883436498816
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.11311/jscta.47.2_51
(DOI: 10.11311/jscta.47.2_51, CiNii: 1520290883436498816) Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO and Nobutake Tamai :
Membrane States of Saturated Glycerophospholipids: A Thermodynamic Study of Bilayer Phase Transitions,
Chemical & Pharmaceutical Bulletin, Vol.67, No.4, 300-307, Apr. 2019.- (キーワード)
- bilayer membrane / phase transition / glycerophospholipid / high pressure
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.1248/cpb.c18-00954
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 30930432
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85064011553
(DOI: 10.1248/cpb.c18-00954, PubMed: 30930432, Elsevier: Scopus) 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
圧力摂動熱量測定:脂質膜への適用,
熱測定, Vol.46, No.2, 76-80, 2019年4月.- (要約)
- Pressure perturbation calorimetry (PPC) is a novel calorimetric technique which allows us to obtain information about volumetric properties of solute molecules and colloidal particles in aqueous solutions. A PPC calorimeter has basically the same architecture as a high-sensitivity power-compensation differential scanning calorimeter, but it can measure the heat quantity transferred from or into a sample solution during the course of an isothermal small pressure change by attaching an external accessary for pressure control to the calorimeter. This heat quantity can be related to the expansion coefficient α, and thus, the temperature dependence of α can be obtained by performing PPC scans at a series of different temperatures. This article describes the application of PPC to the investigation of volume behavior of phospholipid bilayer membranes on the basis of our previous studies along with the general thermodynamic background of the PPC technique. We also give a concise explanation of how to analyze the PPC data, because we modified the conventional data analysis method to evaluate the absolute values of volume changes with bilayer phase transitions.
- (キーワード)
- pressure perturbation calorimetry / lipid membrane / volume behavior / apparent molar volume / thermal expansivity
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11311/jscta.46.2_76
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520290882709222784
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.11311/jscta.46.2_76
(DOI: 10.11311/jscta.46.2_76, CiNii: 1520290882709222784) 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
ホスファチジルエタノールアミン二重膜の温度および圧力誘起相転移,
膜, Vol.44, No.2, 40-49, 2019年3月.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.5360/membrane.44.40
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5360/membrane.44.40
(DOI: 10.5360/membrane.44.40) 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
二本鎖イオン性界面活性剤の会合挙動:高圧力研究による膜状態の解明,
高圧力の科学と技術, Vol.28, No.2, 81-87, 2018年7月.- (要約)
- The bilayer phase transitions of double-chain cationic surfactants, dialkyldimethylammonium bromides (2CnBr), at ambient and high pressures were investigated. The 2CnBr bilayers underwent a single or multiple phase transitions depending on the alkyl-chain length. Comparing the phase-transition properties among the 2CnBr bilayers, the temperature pressure phase diagrams and thermodynamic quantities for the phase transitions were determined. We could comprehensively interpret the complicated phase behavior of the 2CnBr bilayers, which has not been revealed by conventional experimental methods at ambient pressure.
- (キーワード)
- Double chain cationic surfactant / bilayer membrane / 相転移 (phase transition) / 高圧力 (high pressure)
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.4131/jshpreview.28.81
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85050766308
(DOI: 10.4131/jshpreview.28.81, Elsevier: Scopus) 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
コレステロールが誘起する脂質膜側方相分離の熱力学的考察,
熱測定, Vol.44, No.3, 101-107, 2017年7月.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11311/jscta.44.3_101
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.11311/jscta.44.3_101
(DOI: 10.11311/jscta.44.3_101) 松木 均 :
高圧処理による脂質の状態変化,
食品と容器, Vol.58, No.2, 78-86, 2017年2月. 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
圧力摂動熱量法によるリン脂質二分子膜の体積挙動および緩和挙動の定量的観測,
高圧力の科学と技術, Vol.25, No.2, 109-115, 2015年5月.- (要約)
- Pressure perturbation calorimetry (PPC) is a relatively new calorimetric technique which allows us to investigate volume behavior of solute molecules in aqueous solutions or colloidal particles in aqueous dispersions. This article deals with the application of the PPC technique to phospholipid vesicle dispersions along with a brief description about the theoretical aspect of this technique on the basis of our recent studies on the volume and relaxation behavior of phospholipid bilayers.
- (キーワード)
- bilayer / isothermal compressibility / partial molar volume / phospholipid / pressure perturbation calorimetry / relaxation behavior / thermal expansivity
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.4131/jshpreview.25.109
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204380727040
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84931074285
(DOI: 10.4131/jshpreview.25.109, CiNii: 1390001204380727040, Elsevier: Scopus) 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
脂質ラフトは熱力学的に説明できるのか?―非調和融点型固液相図とクラスター形成―,
生物物理, Vol.54, No.3, 154-157, 2014年5月.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2142/biophys.54.154
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2142/biophys.54.154
(DOI: 10.2142/biophys.54.154) 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
飽和ジアシルホスファチジルコリン二重膜の温度および圧力誘起相転移,
熱測定, Vol.41, No.2, 66-73, 2014年4月.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.11311/jscta.41.2_66
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.11311/jscta.41.2_66
(DOI: 10.11311/jscta.41.2_66) 松木 均, 後藤 優樹 :
高圧力による脂質の相転移制御,
冷凍, Vol.88, No.1026, 274-279, 2013年4月.- (キーワード)
- 高圧力 / 脂質二重膜 / 相安定性 / 相転移 / 中性脂肪 / 非二重膜構造
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520009408125051776
(CiNii: 1520009408125051776) 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
生体膜脂質の膜状態 -圧力研究から見えてくる構造機能相関-,
高圧力の科学と技術, Vol.23, No.1, 30-38, 2013年2月.- (要約)
- Bilayer-membrane properties of the most frequently used lipid in membrane studies, dipalmitoylphosphatidylcholine (DPPC), are described. And then, barotropic bilayer phase behavior of various kinds of phospholipids with a different molecular structure from DPPC is explained in comparison with that of the DPPC bilayer. A slight difference in the molecular structure has a marked influence on the membrane state of the bilayer. Systematic pressure study using the DPPC bilayer enables us to understand the role and meaning of various phospholipids existing in biological membranes.
- (キーワード)
- bilayer membrane / dipalmitoylphosphatidylcholine / phase stability / phase transition / phospholipids / pressure
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.4131/jshpreview.23.30
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204380540672
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4131/jshpreview.23.30
(DOI: 10.4131/jshpreview.23.30, CiNii: 1390001204380540672) Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO, Kaori Tada and Nobutake Tamai :
Thermotropic and Barotropic Phase Behavior of Phosphatidylcholine Bilayers, --- Phospholipids: Molecular Sciences 2012 ---,
International Journal of Molecular Sciences, Vol.14, No.2, 2282-2302, Jan. 2013.- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.3390/ijms14022282
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-84875095682
(DOI: 10.3390/ijms14022282, Elsevier: Scopus) 松木 均, 多田 佳織, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
非対称リン脂質二重膜の高圧相転移:分子非対称性と相安定性,
高圧力の科学と技術, Vol.20, No.4, 306-314, 2010年11月.- (要約)
- The effect of pressure on the bilayer phase transitions of two kinds of asymmetric phospholipids, phosphatidylcholines (PCs) with different saturated acyl chains in the sn-1 and sn-2 positions on the glycerol backbone and mixed-chain PCs with an unsaturated acyl chain in the sn-1 or sn-2 position, is described. The alignment of the sn-1 and sn-2 acyl chains at the therminal methyl ends and the mismatch of the effective chain length between the sn-1 and sn-2 acyl chains produce a significant influence on their bilayer properties. The correlation between molecular asymmetry of PC molecules and phase stabilities of the bilayer membranes is discussed.
- (キーワード)
- asymmetric phospholipid / bilayer membrane / phase stability / phase transition / pressure / symmetric phospholipid
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.4131/jshpreview.20.306
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001204381315968
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4131/jshpreview.20.306
(DOI: 10.4131/jshpreview.20.306, CiNii: 1390001204381315968) 金品 昌志, 松木 均, 玉井 伸岳 :
高圧力下における脂質膜の構造転移と相挙動,
材料, Vol.58, No.6, 456-464, 2009年6月.- (キーワード)
- Bilayer phase transition / bilayer phase transition / Lipid bilayers / lipid bilayers / Phase behavior / phase behavior / Pressure-induced interdigitation / pressure-induced interdigitation / Saturated and unsaturated phospholipids / saturated and unsaturated phospholipids
- (出版サイトへのリンク)
- ● Publication site (DOI): 10.2472/jsms.58.456
- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1390001205418486784
- ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2472/jsms.58.456
(DOI: 10.2472/jsms.58.456, CiNii: 1390001205418486784) 松木 均, 玉井 伸岳 :
リン脂質二重膜の圧力誘起指組み構造形成,
コロイドアンドインターフェースコミュニケーション, Vol.34, No.2, 18-20, 2009年5月.- (文献検索サイトへのリンク)
- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520572360287924224
(CiNii: 1520572360287924224) 金品 昌志, 松木 均, 玉井 伸岳 :
リン脂質二分子膜における圧力誘起指組み構造形成,
高圧力の科学と技術, Vol.18, No.2, 110-118, 2008年5月.- (要約)
- Pressure studies on the bilayer phase transitions of ester-linked diacylphosphatidylcholines (diacyl-PCs) and ether-linked dialkyl-PCs are reviewed. Comparing the bilayer phase diagrams and the thermodynamic quantities of phase transitions for diacyl-PCs with those for dialkyl-PCs, the difference in lateral interaction between polar head groups of diacyl-PC and dialkyl-PC was elucidated. The mechanism of bilayer interdigitation induced by high-pressure, which is characteristic of phospholipids with a choline head group, is discussed on the basis of molecular interaction in lipid bilayer membranes.
- (キーワード)
- bilayer membrane / ester-linked phospholipid / ether-linked phospholipid / phase transition / pressure-induced interdigitation
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(DOI: 10.4131/jshpreview.18.110, CiNii: 1390282679357649024) 金品 昌志, 松木 均 :
リン脂質二重膜の熱および圧力誘起構造転移,
高圧力の科学と技術, Vol.17, No.2, 106-112, 2007年5月.- (要約)
- Pressure studies on the bilayer phase transitions of phospholipids with different polar head groups (i.e., phosphatidylcholine and phosphatidylethanolamine) and different types of acyl chains (i.e., saturated and unsaturated acyl chains) are reviewed. Phase behavior of these lipid bilayers is elucidated thermodynamically by the temperature-pressure phase diagrams and the results of DSC measurements. The phase stability of bilayers is also discussed in connection with molecular structure of lipids.
- (キーワード)
- bilayer membrane / phase transition / phospholipid / pressure-induced interdigitation / unsaturated lipid / vesicle
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(DOI: 10.4131/jshpreview.17.106, CiNii: 1390282679357892992, Elsevier: Scopus) 松木 均, 金品 昌志 :
リン脂質二分子膜相転移の熱力学,
熱測定, Vol.33, No.2, 74-82, 2006年3月.- (出版サイトへのリンク)
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(DOI: 10.11311/jscta1974.33.74) 金品 昌志, 松木 均 :
圧力と温度による脂質の相転移制御,
FFIジャーナル, Vol.210, No.1, 12-19, 2005年1月.- (要約)
- 油脂と脂質二分子膜の相挙動への圧力効果を解説した.油脂の融点は加圧と共に直線的に増加した.グリセロリン脂質に関してジアシルホスファチジルエタノールアミンおよびジアシルホスファチジルコリン二分子膜の温度-圧力相図を比較した.これら脂質の主転移に対するアシル鎖長,アシル鎖の不飽和度,極性基サイズの影響を主転移熱力学量に基づき議論した.同じアシル鎖長のホスファチジルエタノールアミンとホスファチジルコリンの主転移熱力学量はほぼ同等であるが,転移温度はホスファチジルエタノールアミンの方が大きくなった.飽和アシル鎖への不飽和結合の導入は相転移温度降下をもたらし,シス二重結合による降下度はトランス二重結合の約2倍であった.
局所麻酔作用のモデル研究, --- 界面化学的手法による作用機構の解明 ---,
表面, Vol.42, No.12, 353-371, 2004年12月. 長宗 秀明, 松木 均 :
遺伝子治療及び癌の免疫療法への応用に向けての細胞膜機能改変技術の開発,
徳島大学工学部研究報告, Vol.48, 83-89, 2003年1月.- (要約)
- 微生物に由来し,細胞膜に結合する細胞溶解毒素の無毒性部分構造を利用して,さまざまな生理活性物質をそれと連結体として細胞膜に結合させ,細胞膜の機能や性質を変化させる技術について論じた.その一例として,連鎖球菌由来のインターメディリシン(ILY)のドメイン4に胎児性癌抗原(CEA)に対する抗体の(Fab')2断片を連結し,これを細胞膜に結合させた赤血球をCEA陽性の癌細胞TTに標的化するシステムを開発し,この技術が様々な細胞を標的とした遺伝子治療や癌の免疫療法に活用できる有用な技術であることを示した.
表面張力測定の高精度自動化,
日本化学会コロイドおよび界面化学部会ニュースレター, Vol.27, No.2, 2-5, 2002年4月.- (要約)
- 表面張力の測定方法はこれまでに様々な手法が開発されてきている.しかしながら,どの測定方法を用いてみても測定方法に起因する問題点等が多く,表面張力値の高精度決定は一概に難しい.本稿では,滴容法の原理に基づく表面張力測定装置を用いて測定誤差の原因となる幾つかの要因を個々に設定した測定条件下で純水の表面張力測定を行い,高精度な表面張力測定のために必要とされる条件を述べた.さらに表面張力測定の高精度自動化を実現した測定装置の概要を説明した.
麻酔薬に特異的な受容体は存在するか?, --- 麻酔作用の温度依存性の矛盾 ---,
生物物理, Vol.41, No.1, 4-8, 2001年1月.- (要約)
- これまでに多くの科学者が麻酔現象の解明を試みたが,作用機構は未だに不明である.現在は麻酔作用が特異か非特異な相互作用どちらに基づくのかが争点となっている.本稿では麻酔作用の温度依存性の矛盾を取り上げ,作用機構は麻酔薬とタンパク質との特異的な相互作用では説明できないことを示し,最先端の論点を解説した.麻酔薬は弱い相互作用で細胞中のタンパク質および脂質など全ての生体高分子に影響し,タンパク質に作用部位を限定するのは間違いであることを強調した.
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(DOI: 10.2142/biophys.41.4) 金品 昌志, 松木 均 :
高圧力下におけるリン脂質二重膜の相挙動,
生物物理, Vol.40, No.2, 94-98, 2000年4月.- (要約)
- 炭素数12から18の飽和アシル鎖を持つホスファチジルコリン二重膜の高圧下における相挙動を解説した.温度-圧力相図からラメラゲル相,リップルゲル相および液晶相の他に,加圧によって誘起された指組構造のゲル相の存在を示した.指組構造のゲル相が出現する最小圧力はアシル鎖長の増加に伴い,非直線的に減少した.相転移熱力学量を計算して,二重膜の熱力学的性質を圧力効果の面から考察した.
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- ● Publication site (DOI): 10.2142/biophys.40.94
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(DOI: 10.2142/biophys.40.94) 上田 一作, 松木 均 :
Meyer-Overton ルール100周年, --- 麻酔薬と受容体 ---,
麻酔, Vol.49, No.2, 114-120, 2000年2月.- (要約)
- 麻酔作用の経験的な法則であるメイヤーとオーバートン則が発表されてから100周年目にあたり,その法則の真の意味は麻酔薬の働きがほかの薬物とは異なり,非特定な物理的作用に基づくことを解説した.ホタル発光酵素であるルシフェラーゼに対する麻酔薬と長鎖脂肪酸の作用様式の相違を例示し,タンパク質に対する非特異的な相互作用と特異的な相互作用の相違を明確に述べた.麻酔薬は特定の構造を持たず,多数の作用部位に弱い親和性で働く薬物であり,その作用はタンパク質や脂質と水との相互作用を弱めて生体高分子全体の構造を変化させるものである.
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- ● CiNii @ 国立情報学研究所 (CRID): 1520853835502781952
(CiNii: 1520853835502781952) 金品 昌志, 松木 均, 一森 勇人 :
高圧力下におけるリン脂質二重膜,
高圧力の科学と技術, Vol.9, No.3, 213-220, 1999年8月.- (要約)
- 様々なアシル鎖を持つホスファチジルコリン二分子膜の相転移への圧力効果に関する研究を解説した.飽和アシル鎖を有するリン脂質に対して構築した温度-圧力相図から,ラメラゲル相,リップルゲル相および液晶相の3相に加え,加圧によって指組構造のゲル相が誘起されることを示し,相転移熱力学量によってこれら膜状態を特徴づけた.さらに相挙動におよぼす不飽和アシル鎖の影響についても言及した.
局所麻酔薬の界面化学的性質,
表面, Vol.37, No.3, 164-181, 1999年3月.- (要約)
- 表面張力,密度,示差走査熱量,選択性電極電位,光散乱等の様々な物理化学量の測定を局所麻酔薬水溶液に対して行い研究した局所麻酔薬の界面化学的性質(表面活性,体積挙動,熱的性質,会合挙動など)を紹介した.さらに,これらの性質と局所麻酔ポテンシーとの関連性についても述べた.
Surface and Colloidal Properties of Local Anesthetic Solutions,
Current Topics in Colloid & Interface Science, Vol.2, 69-82, Nov. 1997.- (要約)
- 局所麻酔薬水溶液を様々な物理化学的測定方法で研究し,局所麻酔薬の表面およびコロイド的な特性を熱力学的に特徴づけた.大きな疎水性を持つ局所麻酔薬はミセル形成,吸着膜の相転移およびクラフト現象と言った自己会合に基づく挙動を示すことを明らかにした.さらに局所麻酔薬の疎水性は局所麻酔ポテンシーと良く相関することを述べた.
滴容法による水溶液の表面張力測定,
表面, Vol.34, No.3, 160-170, 1996年3月.- (要約)
- 高精度で水溶液の表面張力値を得るのに適している滴容法の原理を述べた.種々の界面活性剤および無機塩水溶液に対して滴容法を用いて測定した表面張力測定の結果を示した.また,滴容法の原理を利用して製作した自動表面張力測定装置とこの装置で得られた幾つかの結果を紹介した.
高圧力下におけるリン脂質二重膜の相挙動,
高圧力の科学と技術, Vol.4, No.3, 223-230, 1995年8月.- (要約)
- リン脂質二分子膜に対する圧力効果の研究を解説した.様々な物理的手法によって決定されたジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜の相転移温度への圧力効果を紹介した.高圧下ではラメラゲル相,リップル相および液晶相に加えて,指組構造のゲル相が誘起されることを説明した.
- 講演・発表
- NAKANO Kiichi, YUMENG ZHAO, Masashi Kurashina, Hitoshi Matsuki and Mikito Yasuzawa :
Evaluation of nonspecific adsorption-suppressed surface prepared using Photo-ATRP,
4th International Conference on Nanomaterials and Advanced Composites (NAC 2023) Abstract Booklet & Event Agenda, 122, Busan, Nov. 2023. Zhao Yumeng, Masashi Kurashina, Hitoshi Matsuki and Mikito Yasuzawa :
Preparation and Biocompatibility Evaluation of the Surface Modified with 2-Methacryloyloxyethyl Choline Phosphate,
4th International Conference on Nanomaterials and Advanced Composites (NAC 2023) Abstract Booklet & Event Agenda, 112, Busan, Nov. 2023. Kana Kajiura, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Phase Transitions of Acidic Phospholipid Bilayer Membranes: Effect of Charged Head-Group Size,
26th IUPAC International Conference on Chemical Thermodynamics (ICCT-2023), Osaka, Aug. 2023. Nobutake Tamai, Mei Kamiya, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
Bilayer Phase Transitions of Phospholipid in Aqueous Solutions of Monosaccharides,
26th IUPAC International Conference on Chemical Thermodynamics (ICCT-2023), Osaka, Aug. 2023. Masaki GOTO, Ayaka Mukae, Shuntaro Yoshida, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Pressure-Induced Bilayer Interdigitation of Lipid Membranes: Characteristics and Formation Mechanism,
26th IUPAC International Conference on Chemical Thermodynamics (ICCT-2023), Osaka, Aug. 2023. Nobutake Tamai, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
Bilayer Phase Imaging by Prodan Fluorescence Spectroscopy,
13th International Congress on Membranes and Membrane Processes (ICOM2023), Chiba, Jul. 2023. Masaki GOTO, Ayaka Mukae, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Pressure-Induced Interdigitation of Lipid Membranes: Difference from Chemically Induced Interdigitation and the Formation Mechanism,
13th International Congress on Membranes and Membrane Processes (ICOM2023), Chiba, Jul. 2023. Nobutake Tamai, Nono Kiriyama, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Kazuhiro Fukada :
Thermodynamic Study on the Effect of Monosaccharides on Phase Transitions of Phospholipid Bilayer Membrane,
The 8th International Symposium of International Society of Rare Sugars (RSC2023), Takamatsu, Apr. 2023. Zhao Yumeng, Masashi Kurashina, Hitoshi Matsuki and Mikito Yasuzawa :
Preparation and Biocompatibility Evaluation of the Surface Modified with Zwitterionic Polymer,
the 3rd International Conference on Nanomaterials and Advanced Composites, Tokushima, Jul. 2022. Zhao Yumeng, Tsubasa Miki, Toshiki Nakao, Masashi Kurashina, Yukihiro Arakawa, Yasushi Imada, Keiji Minagawa, Hitoshi Matsuki and Mikito Yasuzawa :
Preparation of Biocompatible Surface Using Zwitterionic Polymer,
6th International Forum on Advanced Technologies, Tokushima, Mar. 2020. Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Thermodynamic Study on Bilayer Phase Transitions of Twin-Tailed Cationic Surfactants,
The 5th International Kyushu Colloid Colloquium, Okinawa, Nov. 2019. Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
High-Pressure Fluorometric Study on Bilayer Packing of Phosphatidylcholines,
Okinawa Colloid 2019, Okinawa, Nov. 2019. Nobutake Tamai, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
Suppression of the Formation of Intgerdigitated Structure in Ether-Linked Phosphatidylcholine Bilayer by Cholesterol,
Okinawa Colloid 2019, Okinawa, Nov. 2019. Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO and Nobutake Tamai :
Membrane Fusion of Phospholipid Bilayers Induced by High Pressure,
Okinawa Colloid 2019, Okinawa, Nov. 2019. Masaki GOTO, Shuntaro Yoshida, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Thermodynamic Study on Ligand Partitioning into Lipid Bilayer Membranes under High Pressure,
10th International Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2018), Numazu, Sep. 2018. Shuntaro Yoshida, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Prodan Is a Useful Packing Indicator in Lipid Membranes, Which Discerns Various Kinds of Phase Transitions,
10th International Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2018), Numazu, Sep. 2018. Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO and Nobutake Tamai :
Pressure-Induced Membrane Fusion of Phospholipid Bilayers: Irreversible and Spherical Growth of Giant Unilamellar Vesicles,
10th International Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2018), Numazu, Sep. 2018. Nobutake Tamai, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
Thermotropic Phase Behavior of Sterol-Containing Binary Bilayer Membranes of Diacylphosphatidylcholines,
8th International and 10th Japan-China Joint Symposium on Calorimetry and Thermal Analysis (CATS-2017), Fukuoka, Nov. 2017. Nobutake Tamai, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
Pressure Perturbation Calorimetry for the Volume Characterization of Lipid Bilayers,
4th Joint Meeting of the 71st Calorimetry Conference (CALCON2016) and the Japan Society of Calorimetry and Thermal Analysis (JSCTA), Turtle Bay, Oahu, Hawaii, Aug. 2016. Hitoshi Matsuki, Shigeru Endo, Ryosuke Sueyoshi, Masaki GOTO and Nobutake Tamai :
Temperature- and Pressure-Induced Phase Transitions of Diacylphosphatidylethanolamine Bilayers,
4th Joint Meeting of the 71st Calorimetry Conference (CALCON2016) and the Japan Society of Calorimetry and Thermal Analysis (JSCTA), Turtle Bay, Oahu, Hawaii, Aug. 2016. Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Effect of Pressure on Bilayer Phase Behavior of N-methylated Di-O-hexadecylphosphatidylethanolamines,
9th International Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2016), Toronto, Jul. 2016. Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO and Nobutake Tamai :
Effect of Hydrophobic Chain Structure on Phase Transitions of Diacylphosphatidylethanolamine Bilayers under High Pressure,
9th International Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2016), Toronto, Jul. 2016. Akihiro Shirai, Watanabe Takashi and Hitoshi Matsuki :
Effect of ferulic acid addition on the photobactericidal activity of ultraviolet-A light against food-borne pathogenic and spoilage microbes,
IV International Conference on Antimicrobial Research, Vol.T7, 149, Torremolinos-Malaga, Jun. 2016. Takahiro Yano, Yoshioka Tatsuro, Nobutake Tamai, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki, Nagasawa Makoto and Matsumoto Masamitsu :
Precise Measuring System of Density for Liquids under High Pressure,
8th International Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2014), Nantes, France, Jul. 2014. Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO and Nobutake Tamai :
Barotropic Structural Change of Lipid Membranes: Characteristics and Mechanism of Bilayer Interdigitation,
8th International Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2014), Nantes, France, Jul. 2014. Takahiro Yano, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Barotropic Phase Behavior of Asymmetric Phosphatidylcholine Bilayers,
8th International Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2014), Nantes, France, Jul. 2014. Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO and Nobutake Tamai :
Pressure-induced Bilayer Interdigitation: Model of Molecular-ordering Formation in Lipid Membranes,
The 2nd International Symposium ``Dynamical ordering of biomolecular systems for creation of integrated functions'', Kyoto, Jan. 2014. Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
High-pressure fluorometric study on the subgel-formation of phosphatidylcholine bilayer membrane,
7th Internationl Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2012), Otsu, Nov. 2012. Nobutake Tamai, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
An attempt to determine the viscoelastic properties of phospholipid bilayer membranes,
7th Internationl Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2012), Otsu, Nov. 2012. Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO and Nobutake Tamai :
How do membranes response by applying high hydrostatic pressure?,
7th Internationl Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2012), Otsu, Nov. 2012. Taketo Toba, Naoki Shiba, Hitoshi Matsuki, Kazuaki Edagawa and Mikito Yasuzawa :
Preparation of Flexible Micro-Glucose Sensor,
PRiME 2012, Honolulu, Hawaii, USA, Oct. 2012.- (要約)
- Measuring of valuable compound biological compounds such as glutamate, lactate, pyruvate, acetylcholine, and glucose in real-time for single cells, tissue slices, and sensitive neurological applications has become a key research endeavor. However, accurate and specific measurement in these environments with minimal perturbation of the biological system is optimally obtained with micro-sensors less than 10µm in diameter. To achieve this objective, glucose sensors with a diameter of less than 10 µm were fabricated using a core material of super-flexible Ni-Ti alloy. The 350 µm diameter of Ni-Ti alloy wire was reduced by a continuous dipping operation in etching solution. An electroactive surface was created by sputter coating with Pt film and then forming a dielectric coating with electrodeposition procedure over the Pt film. The dielectric layer was etched at the 10 µm tip to form a sensing cavity. Glucose oxidase (GOx) was immobilized on the sensing cavity by firstly electrodeposition by applying a constant potential of 1.3 V (vs Ag/AgCl) in 0.05 M phosphate buffer (pH 7.0) with 0.8 mM Triton-X, followed by the electropolymerization of o-phenylene diamine. Amperometric responses of the prepared electrodes to glucose were examined by measuring the electrooxidation current at a potential of 0.6 V (for hydrogen peroxide detection). The calibration of the sensor was carried out by adding increasing amounts of glucose to the stirred phosphate buffer solution (pH 7.4). GOx immobilized electrode performed good response up to 22 mM glucose. The interferences of electroactive compounds (interferants) existing in biological fluids to the glucose response were examined in the presence of their physiological maximum levels with the glucose concentration at 5.6 mM. The obtained sensor was not affected by the existence of interferants, such as ascorbic acid and uric acid.
Effect of Stigmasterol and Ergosterol on the Thermotropic Bilayer Phase Behavior of Dipalmitoylphosphatidylcholine,
14th International Association of Colloid and Interface Scientists, Conference (IACIS2012), Sendai, May 2012. Michio Yamanaka, Osami Kuroda, Kaoru Fujimoto, Miki Tanaka and Hitoshi Matsuki :
Effects of Buffer Solvents on the Adsorbed Film of Zwitterioinic Amphipiles,
14th International Association of Colloid and Interface Scientists, Conference (IACIS2012), Sendai, May 2012. Hitoshi Matsuki, Saeko Tanaka, Masaki GOTO and Nobutake Tamai :
Barotropic Bilayer Phase Behavior of an Acidic Phospholipid, Dipalmitoylphosphatidylglycerol,
14th International Association of Colloid and Interface Scientists, Conference (IACIS2012), Sendai, May 2012. Saeko Tanaka, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Hitoshi Matsuki :
Phase Behavior of Dipalmitoylphosphatidylglycerol Bilayer Membrane in Saline Water under High Pressure,
6th International Conference on Advanced Materials Development and Performance (AMDP2011), Tokushima, Jul. 2011. Nobutake Tamai, Maiko Tsutsui, Masaki GOTO and Hitoshi Matsuki :
Investigation on Volumetric Properties of Phospholipid Aggregates by Pressure Perturbation Calorimetry,
6th International Conference on Advanced Materials Development and Performance (AMDP2011), Tokushima, Jul. 2011. Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO and Nobutake Tamai :
High-pressure fluorescence study on packing states of phosphatidylcholine bilayers,
The 6th meeting of the Study of Matter at Extreme Conditions (SMEC2011), Miami, Apr. 2011. Sanae Inazawa, Takuya Izumikawa, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Comparison between effects of cholesterol and stigmasterol on bilayer phase behavior of dipalmitoylphosphatidylcholine,
The 2010 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies (Pacifichem2010), Honolulu, Dec. 2010. Maiko Tsutsui, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Themotropic volume behavior of bilayer membranes of saturated and unsaturated phosphatidylcholines,
The 2010 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies (Pacifichem2010), Honolulu, Dec. 2010. Nobutake Tamai, Takuya Izumikawa, Maiko Uemura, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Thermotropic phase behavior of binary bilayer membranes of cholesterol and a homologous series of saturated diasylphosphatidylcholines of different chain lengths,
The 2010 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies (Pacifichem2010), Honolulu, Dec. 2010. Hitoshi Matsuki, Makoto Nishimoto, Nobutake Tamai, Michio Yamanaka and Shoji Kaneshina :
Anesthetic interactions with model proteins:intrinsic binding modes and validity as the model,
The 2010 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies (Pacifichem2010), Honolulu, Dec. 2010. Hitoshi Matsuki :
Phosphatidylcholine Bilayer Membranes under High Pressure,
5th Asian Conference on High Pressure Research (ACHPR-5), Matsue, Nov. 2010. Hitoshi Matsuki, Agnieszka Broniek, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Shoji Kaneshina :
Phase behavior of plasmalogen bilayer membrane under high pressure,
The 3rd International Kyushu Colloid Colloquium, Fukuoka, Sep. 2010. Michio Yamanaka, T. Hara, Osami Kuroda and Hitoshi Matsuki :
Miscibilty and Packing of Cationic Surfactant-Zwitterionic Phospholipid Mixtures in Adsorbed Film and Micelles,
International Conference on Nanoscopic Colloid and Surface Science (NCSS2010), Chiba, Sep. 2010. Hitoshi Matsuki, Hiroshi Sawaguchi, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Shoji Kaneshina :
Subgel Phase Formation on Bilayer Membranes of Diacyl- and Dialkylphosphatidylcholines with Varying Acyl Chain Lengths,
International Conference on Nanoscopic Colloid and Surface Science (NCSS2010), Chiba, Sep. 2010. Saeko Tanaka, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Phase Behavior of Dipalmitoylphosphatidylglycerol Bilayer under High Pressure,
International Conference on Nanoscopic Colloid and Surface Science (NCSS2010), Chiba, Sep. 2010. Ryo Kishizoe, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Anomalous Phase Behavior of Ditridecanoylphosphatidylcholine Bilayer under High Pressure,
International Conference on Nanoscopic Colloid and Surface Science (NCSS2010), Chiba, Sep. 2010. Sanae Inazawa, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Comparative Study on Effects of Stigmasterol and Cholesterol on Bilayer Phase Behavior of Dipalmitoylphosphatidylcholine,
International Conference on Nanoscopic Colloid and Surface Science (NCSS2010), Chiba, Sep. 2010. Nobutake Tamai, Takuya Izumikawa, Maiko Uemura, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Acyl-chain Length Dependent and Independent Effects of Chlolesterol on Bilayer Phase Behavior of Diacylphosphatidylcholines,
International Conference on Nanoscopic Colloid and Surface Science (NCSS2010), Chiba, Sep. 2010. Nobutake Tamai, Yuko Nambu, Maiko Tsutsui, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Volume properties of diacylphosphatidylcholine bilayer membranes revealed by pressure perturbation calorimetry and densitometry,
6th Internationl Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2010), Freising, Germany, Aug. 2010. Hitoshi Matsuki, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Shoji Kaneshina :
Packing state in bilayer membranes of diacylphosphatidylcholines with varying acyl chain lengths under high pressure,
6th Internationl Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology (HPBB2010), Freising, Germany, Aug. 2010. Michio Yamanaka, Hideyuki Maekawa, Osami Kuroda and Hitoshi Matsuki :
Volumetric Study on Binding of Anesthetics to Globular Proteins,
The 8th International Conference on Molecular and Cellular Mechanisms of Anesthesia (MAC2010), Toronto, Jun. 2010. Hitoshi Matsuki, Makoto Nishimoto, Nobutake Tamai and Michio Yamanaka :
Characterization on Intrinsic Binding Modes of Inhalation Anesthetics to Globular Proteins,
The 8th International Conference on Molecular and Cellular Mechanisms of Anesthesia (MAC2010), Toronto, Jun. 2010. Nobutake Tamai, Masaki GOTO, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
A mechanism of pressure-induced interdigitation of lipid bilayers,
Journal of Physics: Conference Series, Vol.215, No.1, 12161, Bristol, Mar. 2010.- (出版サイトへのリンク)
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(DOI: 10.1088/1742-6596/215/1/012161) Takuya Izumikawa, Yuko Nambu, Kazuyo Fujishige, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Volume behaviour of dipalmitoylphosphatidylcholine bilayer membrane: pressure perturbation calorimetry and densitometry,
Journal of Physics: Conference Series, Vol.215, No.1, 12163, Bristol, Mar. 2010.- (出版サイトへのリンク)
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(DOI: 10.1088/1742-6596/215/1/012163) Kaori Tada, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Effect of pressure on the bilayer phase transitions of asymmetric lipids with an unsaturated acyl chain in sn-1 position,
Journal of Physics: Conference Series, Vol.215, No.1, 12162, Bristol, Mar. 2010.- (出版サイトへのリンク)
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(DOI: 10.1088/1742-6596/215/1/012162) Makoto Nishimoto, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hideaki Nagamune, Shoji Kaneshina and Hitoshi Matsuki :
Effect of pressure on interactions of anti-fluorescent probe monoclonal antibody with a ligand and inhibitors,
Journal of Physics: Conference Series, Vol.215, No.1, 12157, Bristol, Mar. 2010.- (出版サイトへのリンク)
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(DOI: 10.1088/1742-6596/215/1/012157) Hitoshi Matsuki, Makoto Nishimoto, Kaori Tada, Masaki GOTO, Nobutake Tamai and Shoji Kaneshina :
Thermodynamic characterization of bilayer-nonbilayer phase transitions of phospholipid membranes,
Journal of Physics: Conference Series, Vol.215, No.1, 12160, Bristol, Mar. 2010.- (出版サイトへのリンク)
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(DOI: 10.1088/1742-6596/215/1/012160) Nobutake Tamai, Kazuyo Fujishige, Masafumi Sakamoto, Masataka Kusube, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Volumetric Study on Barotropic and Thermotropic Phase Transitions of Dimyristoylphosphatidylcholine Bilayer,
The Proceedings of 4th Internationl Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology, Vol.1, 79-85, Tsukuba, Aug. 2007. Masaki GOTO, Masataka Kusube, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Bilayer Phase Behavior of an Asymmetric Lipid, 1-Stearoyl-2-palmitoylphosphatidylcholine, under High Pressure,
The Proceedings of 4th Internationl Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology, Vol.1, 73-78, Tsukuba, Aug. 2007. Kaori Tada, Masaki GOTO, Masataka Kusube, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Barotropic Phase Transitions of Dilauroylphosphatidylcholine Bilayer Membrane,
The Proceedings of 4th Internationl Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology, Vol.1, 68-72, Tsukuba, Aug. 2007. Masataka Kusube, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Effect of Pressure on the Prodan Fluorescence in Bilayer Membrane of Ether-linked Lipid, Dihexadecylphosphatidylcholine,
The Proceedings of 4th Internationl Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology, Vol.1, 61-67, Tsukuba, Aug. 2007. Kazuhiko Matsuoka, Kazuhito Nagayama, Takashi Hata, Hiromu Satake, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Partition coefficients of local anesthetic into phospholipid-cholesterol mixed bilayer membranes,
International Congress Series, Vol.1283, 328-329, Nara, Dec. 2005. Naho Yamazaki, Kazuhiko Matsuoka, Makoto Nishimoto, Takashi Hata, Hiromu Satake, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Distribution of charged and uncharged local anesthetics into phospholipid bilayer membrane: correlation between partition coefficients and anesthetic potency,
International Congress Series, Vol.1283, 330-331, Nara, Dec. 2005. Ukyo Komatsu, Hitoshi Matsuki, Shoji Kaneshina and Ogli Kenji :
Effect of an inhalation anesthetic on the viscosity of aqueous bovine serum albumin solutions,
International Congress Series, Vol.1283, 322-323, Nara, Dec. 2005. Makoto Nishimoto, Hitoshi Matsuki, Shoji Kaneshina and Ogli Kenji :
Study on the interaction between bovine serum albumin and inhalation anesthetic halothane by differential scanning calorimetry,
International Congress Series, Vol.1283, 326-327, Takamatsu, Dec. 2005. Hitoshi Matsuki, Masataka Kusube, Nobutake Tamai, Shoji Kaneshina, Hiroshi Kamaya and Issaku Ueda :
Recognition for long-chain saturated fatty acids, by dipalmitoylphosphatidylcholine bilayer membranes,
International Congress Series, Vol.1283, 324-325, Nara, Dec. 2005. Shoji Kaneshina, Hitoshi Matsuki, Takashi Hata, Hiroko Okuno, Masataka Kusube and Nobutake Tamai :
Local anesthetic tetracaine induces the interdigitation of lipid bilayers,
International Congress Series, Vol.1283, 320-321, Nara, Dec. 2005. Hitoshi Matsuki, Ukyo Komatsu, Makoto Nishimoto, Shoji Kaneshina and Ogli Kenji :
Comparative study of specific and non-specific interactions between bio-macromolecules and ligands,
International Congress Series, Vol.1283, 207-210, Nara, Dec. 2005. Hitoshi Matsuki, Masataka Kusube, Takashi Hata and Shoji Kaneshina :
Barotropic and Thermotropic Phase Behavior of Bilayer Membranes Composed of Phospholipids Containing Cis Double Bond in the Sn-2 Acyl Chain,
Advances in High Pressure Bioscience and Biotechnology II, 199-202, Dortmund, Jun. 2003.- (要約)
- 2種類の飽和—不飽和混合鎖リン脂質1-パルミトイル-2-オレオイルホスファチジルエタノールアミンおよび1-パルミトイル-2-オレオイルホスファチジルコリン二分子膜の相転移を観察した.両者の温度—圧力相図を対応する飽和鎖リン脂質および不飽和鎖リン脂質のものと比較した.混合鎖リン脂質の相転移温度は飽和鎖リン脂質および不飽和鎖リン脂質の転移温度の中間値となり,混合鎖および不飽和鎖リン脂質の熱力学量は飽和鎖リン脂質のもよりも小さくなった.さらに2種類の飽和—不飽和混合鎖リン脂質の相転移温度には顕著な差が見られた.
Effects of Cis and Trans Unsaturation on the Barotropic and Thermotropic Phase Behavior of Phospholipid Bilayers,
Advances in High Pressure Bioscience and Biotechnology II, 195-198, Dortmund, Jun. 2003.- (要約)
- 脂質二分子膜相転移へのトランスおよびシス不飽和結合の効果を調べるために,3種類のホスファチジルエタノールアミン(ジステアロイル,ジエライドイル,ジオレオイル)二分子膜相転移を観測した.飽和アシル鎖への不飽和結合の導入は相転移温度の降下をもたらし,相転移熱力学量の著しい低下が見られた.これらの結果はトランスおよびシス不飽和結合導入による脂質分子の幾何学的な形状に起因し,不飽和鎖リン脂質の屈曲した分子構造は二分子膜ゲル状態においてアシル鎖の無秩序な充填をもたらす.さらに結果を対応するホスファチジルコリン二分子膜のものと比較した.
Effect of Pressure on the Bilayer Phase Transition of N-Methylated Dipalmitoylphosphatidylethanolamines,
Trends in High Pressure Bioscience and Biotechnology, 153-158, Kyoto, Jan. 2002.- (要約)
- 極性基サイズの異なる2種類のリン脂質ジパルミトイルホスファチジルモノメチルエタノールアミンおよびジパルミトイルホスファチジルジメチルエタノールアミン二分子膜の主転移温度を高圧下で測定した.得られた主転移熱力学量をジパルミトイルホスファチジルエタノールアミンおよびジパルミトイルホスファチジルコリンのものと比較した.主転移温度は極性基サイズの増加に伴い減少したが,熱力学量にはリン脂質間で大きな差は見られなかった.極性基間の相互作用は二分子膜ゲル相における脂質分子の充填に大きな影響を与えることを示した.
Effect of Deuterium Oxide on the Phase Transitions of Phospholipid Bilayer Membranes under High Pressure,
Trends in High Pressure Bioscience and Biotechnology, 147-152, Kyoto, Jan. 2002.- (要約)
- ジパルミトイルホスファチジルコリンおよびジステアロイルホスファチジルコリン二分子膜の高圧相挙動におよぼず重水の影響について報告した.重水置換の影響はゲル—液晶転移である主転移にはほとんど影響を与えなかったが,前転移を含むゲル相間転移には大きな影響が見られ,特に指組み構造ゲル相の出現領域が高圧領域へと移行した.重水置換による相転移温度変化を軽水中および重水中における疎水性相互作用の相違の観点から議論した.
Effect of pressure on the bilayer phase transition of diacylphosphatidylethanolamine,
Trends in High Pressure Bioscience and Biotechnology, 139-146, Kyoto, Jan. 2002.- (要約)
- 疎水鎖長が異なる4種類のホスファチジルエタノールアミン(ジラウロイル,ジミリストイル,ジパルミトイル,ジステアロイル)二分子膜の主転移温度を高圧力下において測定した.主転移に伴うエンタルピーおよび体積変化はアシル鎖長増加と共に直線的に増加した.これら熱力学量を対応するホスファチジルコリン二分子膜のものと比較した.主転移熱力学量に関しては同鎖長のホスファチジルエタノールアミンとホスファチジルコリンは同程度の大きさであったが,相転移温度はホスファチジルエタノールアミンの方が顕著に大きくなった.両者の相違は二分子膜中における極性基間相互作用に起因する.
Pre-Micelle and Micelle Formation of Local Anesthetic Dibucaine Hydrochloride,
Studies in Surface Science and Catalysis, Vol.132, 113-116, Tokyo, Mar. 2001.- (要約)
- 局所麻酔薬ジブカイン塩酸塩の分子集合体形成をその水溶液の電極電位並びに光散乱測定から調べた.電極電位測定の結果は臨界ミセル濃度以下の低濃度領域においてジブカインは3つのジブカインカチオンと2つの塩化物イオンで3量体を形成していることを示唆した.また光散乱測定の結果より,臨界ミセル濃度において5つの3量体が集合してミセルを形成し,イオン強度の増加と共に1次元方向にミセル成長が起こることがわかった.これら会合体の駆動力は芳香環のパイ電子によるジブカイン分子の積み重なりであると考えられる.
Thermotropic Phase Behavior of Binary Cationic Surfactant Mixtures in Water,
Studies in Surface Science and Catalysis, Vol.132, 45-48, Tokyo, Mar. 2001.- (要約)
- 4つの2成分陽イオン性界面活性剤混合系(1つの界面活性剤-界面活性剤混合系および3つの界面活性剤-局所麻酔薬混合系)の相挙動を示差走査熱量計によって調べた.全ての系においてコアゲル(水和結晶)相からミセル溶液の転移温度はある温度において極小となり,共融混合物の挙動を示した.局所麻酔薬を含む系においてはミセル溶液中では完全混合したが,他方,コアゲル相中では完全非混合であった.界面活性剤混合系においてはコアゲル相において固溶体のような部分的に混和する領域を有する相図が得られた.
Effect of Local Anesthetics on the Main- and Pre-transition Temperatures of Ether-Linked Phospholipid Bilayer Membranes,
Progress in Anesthetic Mechanism, Vol.6, 536-541, Takamatsu, Mar. 2000.- (要約)
- エーテル結合リン脂質ジヘキサデシルホスファチジルコリン二分子膜の相転移温度を5種類の局所麻酔薬塩酸塩(ジブカイン,テトラカイン,ブピバカイン,リドカイン,プロカイン)濃度の関数として測定した.全ての麻酔薬添加により主転移温度は濃度依存的に降下したが,一方前転移温度は逆に上昇した.麻酔薬は指組み構造ゲル相を安定化し,十分に麻酔薬が添加されるとリップルゲル相は消失する.相転移温度変化に束一性の熱力学関係式を適用して求めた主転移温度における分配係数差の順序は麻酔ポテンシーと一致した.
Specificity and Nonspecificity of Anesthetic Actions,
Progress in Anesthetic Mechanism, Vol.6, 396-403, Takamatsu, Mar. 2000.- (要約)
- 現在の麻酔理論は麻酔薬分子が特定のタンパク質に特異的に結合するとするタンパク説が主流となっている.本論文ではホタル発光酵素であるルシフェラーゼに対する麻酔薬と長鎖脂肪酸の作用様式の相違を発光阻害測定,蛍光測定,FT-IR測定などの基づいて前者は非特異的であり,後者は特異的であることを示した.麻酔薬は共溶媒と見なすことができ,タンパク質—水界面において水分子と競合し,溶媒効果によってタンパク質の構造を変化させると言える.
The Meyer-Overton Rule Does Not Imply Lipid Membranes. Does Low Temperature Increase Anesthetic Potency ?,
Progress in Anesthetic Mechanism, Vol.6, 207-212, Takamatsu, Mar. 2000.- (要約)
- メイヤーとオーバートンにより提唱された法則は麻酔薬の作用部位が脂質膜であることを述べていると誤解されているが,この法則の真の意味は,麻酔薬分子は誘電定数が10程度の環境に留まることを好むことであり,作用部位は疎水性よりもむしろ両親媒性の脂質—水界面あるいはタンパク質—水界面であることを述べた.また,麻酔作用は低温で増強し,他方脂質膜への麻酔薬の結合は低温で減少するので,しばしば脂質膜理論は除外されるが,その概念の誤りと活量と濃度の相違に対する認識の重要性について強調した.
Preferential Partitioning of Uncharged Local Anesthetics into Suface-Adsorbed Film,
Progress in Anesthetic Mechanism, Vol.6, 186-191, Takamatsu, Mar. 2000.- (要約)
- 非解離型局所麻酔薬リドカインとその解離型リドカインカチオンの表面吸着膜中への分配を非解離型リドカインと塩酸の混合水溶液の表面張力およびpH測定から調べた.表面張力およびpHデータに熱力学的関係式を適用して水溶液中から吸着膜中へ移行した両麻酔薬の量を計算した.両者の共存組成では非解離型の量が圧倒的に多く,両者の分配挙動は3つの組成範囲において異なった.非解離型麻酔薬は解離型麻酔薬よりも細胞膜の疎水性環境にずっと移行しやすいことを明らかにした.
Partitioning of Charged and Uncharged Local Anesthetics into DPPC Bilayer Membranes in Relation to pH Dependence on the Transition-Tempearture Depression of the Bilayer Membranes,
Progress in Anesthetic Mechanism, Vol.6, 103-108, Takamatsu, Mar. 2000.- (要約)
- ジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜の相転移温度におよぼす局所麻酔薬リドカインの影響を光学的方法で調べた.本研究では主転移および前転移温度降下のpH依存性に焦点をあてた.リドカイン添加により両転移温度共に降下し,その降下度はpH増加に連れて増大した.相転移温度降下に束一性の熱力学関係式を適用して麻酔薬の脂質二分子膜中への分配係数差を求め,分配係数差のpH依存性から解離型および非解離型リドカインの二分子膜中への分配係数差をそれぞれ計算し,液晶相中への分配係数として解離型260および非解離型11,700を得た.
Effects of Pressure and Local Anesthetics on the Phase Transitions of Ether-Linked Dihexadecylphosphatidylcholine Bilayer Membrane,
Advances in High Pressure Bioscience and Biotechnology, 165-168, Heidelberg, Jun. 1999.- (要約)
- エーテル結合型リン脂質ジヘキサデシルホスファチジルコリン多重層ベシクルの温度-圧力相図を局所麻酔薬(テトラカインとリドカイン)存在下で構築した.リップル相から液晶相への主転移の温度は麻酔薬添加により降下し,加圧により上昇した.指組構造のゲル相からリップル相への前転移の温度は麻酔薬添加および加圧で上昇した.麻酔作用の圧拮抗現象は主転移に対して認められたが,前転移に対しては麻酔薬と圧力は相乗的に作用した.
Thermotropic and Barotropic Phase Behavior of 1-Hexadecyl-2-palmitoylphosphatidylcholine Bilayer Membrane,
Advances in High Pressure Bioscience and Biotechnology, 161-164, Heidelberg, Jun. 1999.- (要約)
- エーテルおよびエステル混合結合型リン脂質ヘキサデシル-パルミトイルホスファチジルコリン多重層ベシクルの温度-圧力相図を高圧光透過法により作成した.ラメラゲル相からリップルゲル相への前転移およびリップルゲル相から液晶相への主転移が観測され,両転移温度は加圧により直線的に上昇した.ジヘキサデシルおよびジパルミトイルホスファチジルコリンの結果と比較して,相図の挙動はそれら脂質の中間的なものとなった.
Effects of Pressure on the Phase Transitions of Dimyristoylphosphatidylethanolamine and Dimyristoylphosphatidylcholine Bilayers,
Advances in High Pressure Bioscience and Biotechnology, 149-152, Heidelberg, Jun. 1999.- (要約)
- 極性基の大きさが異なる2種類のリン脂質(ジミリストイルホスファチジルコリンとジミリストイルホスファチジルエタノールアミン)多重層ベシクルの温度-圧力相図を構築した.コリン脂質の場合にはその大きな極性基のためにリップル相や指組構造のゲル相が観測された.他方,小さな極性基を持つエタノールアミン脂質の場合には高い秩序性を持った結晶相が出現した.極性基の大きさの違いは相挙動に大きな影響を与えることを明確にした.
New Transition of Dioleoylphosphatidylcholine Bilayer Membrane under High Pressure,
Advances in High Pressure Bioscience and Biotechnology, 145-148, Heidelberg, Jun. 1999.- (要約)
- ジオレオイルホスファチジルコリン二分子膜の相転移を高圧光透過法で観測した.高圧力下で2種類の相転移が観測できた.高温側の相転移は50 %エチレングリコール水溶液中で観測した相転移でラメラ結晶相から液晶相へ転移であり,低温側の相転移はラメラゲル相から液晶相への転移(主転移)であった.ラメラゲル/液晶転移に関して,ラメラゲル相は300 MPaまでは安定相ではなく準安定相として存在していることがわかった.
Effect of Pressure on the Phase Behavior of DiheptadecanoylphosphatidylcholineBilayer Membrane,
The Review of High Pressure Science and Technology, Vol.7, 1277-1279, Kyoto, Mar. 1998.- (要約)
- ジヘプタデカノイルホスファチジルコリン多重層ベシクルの温度-圧力相図を2種類の高圧光透過法(定温加圧法,定圧加熱法)で構築した.主転移および前転移温度共に加圧と共にほぼ直線的に上昇した.加圧による指組構造のゲル相が80 MPa以下上の高圧下で観測された.これらの結果を熱力学的に解析し,相転移における熱力学諸量を計算した.
Pressure-Induced Interdigitation on Bilayer Membranes of Diacylphosphatidylcholine,
Workshop on Structural and Thermodynamic Approaches to Study Functional Mechanisms in Lipid Membranes, 33-36, Kyoto, Nov. 1997. Shoji Kaneshina, Hayato Ichimori, Takashi Hata and Hitoshi Matsuki :
Thermotropic and Barotropic Phase Transitions of Phospholipid Bilayer Membranes,
Workshop on Structural and Thermodynamic Approaches to Study Functional Mechanisms in Lipid Membranes, 37-40, Kyoto, Nov. 1997. Takashi Hata, Hitoshi Matsuki and Shoji Kaneshina :
Differential Scanning Calorimetric Study on the Interaction of a Local Anesthetic Tetracaine with DPPC Bilayer Membrane,
Workshop on Structural and Thermodynamic Approaches to Study Functional Mechanisms in Lipid Membranes, 29-32, Kyoto, Nov. 1997. Shoji Kaneshina, Shoji Maruyama and Hitoshi Matsuki :
Effect of Pressure on the Phase Behavior of Ester- and Ether-Linked Phospholipid Bilayer Membranes,
High Pressure Bioscience and Biotechnology, 175-180, Kyoto, Jun. 1996.- (要約)
- アシル鎖の結合様式(エステル結合型とエーテル結合型)が異なる2種類のリン脂質二分子膜の温度-圧力相図の挙動を解説した.両リン脂質は,主転移に関しては同様な挙動を取るが,前転移には大きな差が見られること,またエーテル結合型の相挙動はエステル結合型の高圧力下のものに対応することを示した.
The Effects of Pressure and Inhalation Anesthetics on the Phase Transitions of Lipid Bilayer Membranes,
Progress in Anesthetic Mechanism, Vol.3, 471-478, Takamatsu, Dec. 1995.- (要約)
- 麻酔作用の圧力拮抗モデルの観点から,ジパルミトイルホスファチジルコリンベシクルの相転移に対する圧力と吸入麻酔薬の効果を研究した.主転移,前転移共に麻酔薬添加で降下し,加圧で上昇した.相転移温度降下を熱力学的に解析し,各相(ラメラゲル相,リップルゲル相,液晶相)間における麻酔薬の分配係数を計算した.さらに分配係数の圧力依存性から,麻酔薬の水相からリップルゲル相および液晶相中への移行体積変化を見積もった.
Effects of Pressure and Local Anesthetic Tetracaine on the Phase Behavior of Dipalmitoylphosphatidylcholine Multilamellar Vesicles,
Progress in Anesthetic Mechanism, Vol.3, 404-409, Takamatsu, Dec. 1995.- (要約)
- 局所麻酔薬テトラカイン塩酸塩存在下におけるジパルミトイルホスファチジルコリン多重膜ベシクルの温度-圧力相図を構築した.主転移温度と全転移温度はテトラカインの添加により降下し,加圧により増加することから,両転移に対する麻酔の圧拮抗現象が確かめられた.他方,指組構造のゲル相の出現に対しては,麻酔薬も加圧もその出現を促進させる方向へ作用した.
Correlation between Anesthetic Potency and Surface Activities of Local Anesthetics,
Progress in Anesthetic Mechanism, Vol.3, 385-391, Takamatsu, Dec. 1995.- (要約)
- 6種類の局所麻酔薬塩酸塩の表面吸着挙動を,これら麻酔薬水溶液の表面張力測定から調べた.麻酔薬の表面密度は麻酔薬分子の有する疎水性の大きさに比例して増加した.麻酔薬の表面活性の大きさは,麻酔薬の疎水性環境中への移行能力に比例し,動物実験から得られた麻酔作用ポテンシーによく一致した.
Bilayer Membrane-Buffer Partition Coefficient of a Local Anesthetic Dibucaine by a Method of Anesthetic Sensor,
Progress in Anesthetic Mechanism, Vol.3, 241-246, Takamatsu, Dec. 1995.- (要約)
- ジブカインカチオンに選択的に応答する局所麻酔薬センサーで,リン脂質ジミルストイルホスファチジルコリンベシクルへのジブカイン塩酸塩の結合を調べた.二分子膜の状態変化に対応して,ジブカイン塩酸塩の結合量に急激な変化が見られた.液晶相に対する結合量が他相(ラメラゲル相,リップルゲル相)に比べて最も大きな値を示した.
The effects of pressure and inhalation anesthetics on the phase transitions of lipid bilayer membranes,
International Workshop on Anesthetic Mechanisms, Takamatsu, Dec. 1994.- (要約)
- 一連の全身麻酔薬をジミリストイルフォスファチジルコリン二重膜に加え,前転移温度と主転移温度を透過率を測定する方法で決定した.得られた転移温度対麻酔濃度,転移温度対圧力には直線関係のあることが分かった.これらの直線の傾きをもとに,熱力学的手法で麻酔薬の膜への移行に伴う体積変化を見積もり,麻酔作用メカニズムの検討に利用した.
リン脂質二重膜は光学活性リガンドを認識できるのか?,
2023年度麻酔メカニズム研究会, 2023年12月. 松木 均 :
タンパク質と脂質膜の決闘:光学異性体効果は本当に脂質膜説を駆逐したのか?,
2023年度麻酔メカニズム研究会, 2023年12月. 松木 均 :
生体膜脂質系の熱力学的相図:分子構造が誘起する状態変化,
日本油化学会東海支部油化学講演会, 2023年11月. 角田 芙美, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 安澤 幹人, 松木 均 :
極性頭部荷電が異なるコリンホスフェート型脂質の有機合成,
2023年度日本化学会中国四国支部大会, 2023年11月. 中野 輝一, 趙 雨濛, 倉科 昌, 松木 均, 安澤 幹人 :
Photo-ATRPを用いた双性イオンポリマーブラシの合成,
2023年度日本化学会中国四国支部大会, 2023年11月. 角田 芙美, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 安澤 幹人, 松木 均 :
荷電状態の異なる極性頭部転置型リン脂質の有機合成,
第37回九州コロイドコロキウム, 2023年11月. 中尾 俊樹, 後藤 優樹, 松木 均, 加藤 稔 :
FTIR法によるラセミ体アミド結合型リン脂質の温度・圧力誘起相転移,
第64回高圧討論会, 2023年11月. 榎本 賢太郎, 尾形 茉実, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧力下におけるハロゲン化ジアルキルジメチルアンモニウム二重膜の相挙動,
第64回高圧討論会, 2023年11月. 羽原 誉幸, 川原 宏介, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
不飽和リン脂質混合二重膜の圧力誘起膜融合,
第64回高圧討論会, 2023年11月. 松岡 颯大, 梶浦 可菜, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧下における酸性リン脂質ジパルミトイルホスファチジン酸二重膜の相挙動,
第64回高圧討論会, 2023年11月. 後藤 優樹, 松岡 楓太, 玉井 伸岳, 松木 均 :
酸性リン脂質ジミリストイルホスファチジルグリセロール二重膜の圧力誘起相転移,
第64回高圧討論会, 2023年11月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
脂質膜研究の新展開:系統脂質学から化学脂質学へ,
第64回高圧討論会, 2023年11月. 玉井 伸岳, 桐山 野乃, 神谷 芽生, 後藤 優樹, 深田 和宏, 松木 均 :
化学構造の異なる四種類のアルドおよびケトヘキソースがリン脂質二重膜の相転移におよぼす影響,
第59回熱測定討論会, 2023年10月. 松木 均 :
生体膜脂質の状態変化:モジュール構造が生み出す多様性,
第72回高分子討論会, 2023年9月. 梶浦 可菜, 松岡 颯大, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
極性頭部の有無が酸性リン脂質の二重膜相転移におよぼす影響:特異的な添加塩濃度依存性,
第74回コロイドおよび界面化学討論会, 2023年9月. 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジアルキルホスファチジルコリン二重膜のサブゲル相形成,
第74回コロイドおよび界面化学討論会, 2023年9月. 角田 芙美, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
配列変異非天然脂質の有機合成,
第14回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2023年5月. 玉井 伸岳, 角田 芙美, 後藤 優樹, 松木 均 :
系統脂質学から化学脂質学へ:新たな脂質膜研究の展開,
第14回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2023年5月. 後藤 優樹, 中尾 俊樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ラセミ体アミド結合型長鎖ホスファチジルコリンの圧力誘起二重膜相転移,
第63回高圧討論会, 2022年12月. 梶浦 可菜, 松岡 颯大, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
リン脂質二重膜の圧力誘起相転移 -酸性リン脂質ジパルミトイルホスファチジン酸-,
第63回高圧討論会, 2022年12月. 関谷 朋美, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
光散乱法によるリン脂質ベシクルの形態観察,
2022年度日本化学会中国四国支部大会, 2022年11月. 京川 翔哉, 池田 梨菜, 趙 雨濛, 倉科 昌, 松木 均, 安澤 幹人 :
ホスホリルコリン基を有する新規ポリマーの合成及び生体適合性評価,
2022年度日本化学会中国四国支部大会, 2022年11月. 山崎 名津美, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
極性頭部転置ベタイン型脂質の有機合成と二重膜物性,
2022年度日本化学会中国四国支部大会, 2022年11月. 玉井 伸岳, 横矢 祐香, 後藤 優樹, 松木 均 :
アルキル鎖長の異なる1:1-カチオンーアニオン界面活性剤イオン対の水中における会合体形成,
第58回熱測定討論会, 2022年10月. Toshiki Nakao, Masaki GOTO, Nobutake Tamai, Minoru Kato and Hitoshi Matsuki :
Bilayer Properties of a Glycero- and Sphingo-Mixed Type Phospholipid,
The 73rd Divisional Meeting of Division of Colloid and Surface Chemistry, The Chemical Society of Japan, Sep. 2022. 玉井 伸岳, 横矢 祐香, 後藤 優樹, 松木 均 :
水中での非対称型カチオン-アニオン界面活性剤の会合体形成,
第73回コロイドおよび界面化学討論会, 2022年9月. 後藤 優樹, 中尾 俊樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧下におけるラセミ体アミド結合型長鎖ホスファチジルコリン二重膜の相挙動,
第73回コロイドおよび界面化学討論会, 2022年9月. 桐山 野乃, 神谷 芽生, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 深田 和宏, 松木 均 :
単糖水溶液中でのリン脂質二分子膜のゲル-液晶相転移,
第36回九州コロイドコロキウム, 2022年8月. 松岡 楓太, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧下におけるジミリストイルホスファチジルグリセロール二重膜の相挙動,
第36回九州コロイドコロキウム, 2022年8月. 梶浦 可菜, 成瀬 由希, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
酸性リン脂質ホスファチジン酸の二重膜相転移:荷電頭部サイズの効果,
第36回九州コロイドコロキウム, 2022年8月. 梶浦 可菜, 成瀬 由希, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
酸性リン脂質二重膜の相転移:荷電頭部サイズが膜状態におよぼす影響,
日本膜学会第44年会, 2022年6月. 桐山 野乃, 神谷 芽生, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 深田 和宏, 松木 均 :
リン脂質二重膜のゲル–液晶相転移におよぼす単糖の効果,
日本膜学会第44年会, 2022年6月. 松岡 楓太, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジミリストイルホスファチジルグリセロール二重膜の圧力誘起相転移,
第13回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2022年5月. 名田 智哉, 尾形 茉実, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ヨウ化ジテトラデシルジメチルアンモニウム二重膜の相挙動,
第13回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2022年5月. 迎 綾香, 下田 毬絵, 金岡 大樹, 新居 佳孝, 山﨑 博子, 湯浅 恵造, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
柑橘類果皮抽出液による真皮線維芽細胞コラーゲン産生作用,
第13回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2022年5月. 大西 沙弥, 西谷 真美, 下野 萌香, 下田 毬絵, 金岡 大樹, 山﨑 博子, 湯浅 恵造, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
スダチ果皮抽出液による表皮アクアポリン3の発現制御機構の解明,
第13回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2022年5月. 角田 芙美, 中尾 俊樹, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
光学活性アミド結合型リン脂質の有機合成と二重膜特性,
第13回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2022年5月. Yumeng Zhao, Rina Ikeda, Masashi Kurashina, Hitoshi Matsuki and Mikito Yasuzawa :
Biocompatibility Evaluation of Surafce Prepared Using 2-Methacryloyloxyethyl Choline Phosphate,
13th Annual Meeting of Chugoku/Shikoku Branch in the Biophysical Society of Japan, May 2022. 中尾 俊樹, 後藤 優樹, 倉科 昌, 玉井 伸岳, 安澤 幹人, 松木 均 :
ホスファチジルコリン二重膜におよぼす疎水鎖結合様式の影響,
第59回生物物理学会年会, 2021年11月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
エーテル結合型ホスファチジルコリン膜のサブゲル相形成,
膜シンポジウム2021, 2021年11月. 玉井 伸岳, 清水 建翔, 後藤 優樹, 松木 均 :
アルキル鎖長の等しい1:1-カチオン-アニオン界面活性剤イオン対の水中における会合体形成,
第57回熱測定討論会, 2021年10月. 後藤 優樹, 中尾 俊樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧下におけるアミド結合型リン脂質ジアシルアミドデオキシホスファチジルコリン二重膜の相挙動,
第62回高圧討論会, 2021年10月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
ホスファチジルコリン二重膜のサブゲル相形成,
第62回高圧討論会, 2021年10月. 松下 里李夏, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
光学活性リン脂質二重膜の相転移とリガンド認識,
第35回九州コロイドコロキウム, 2021年9月. 中尾 俊樹, 後藤 優樹, 倉科 昌, 玉井 伸岳, 安澤 幹人, 松木 均 :
グリセロ-スフィンゴ混合型非天然リン脂質の二分子膜相転移,
第35回九州コロイドコロキウム, 2021年9月. 後藤 優樹, 中尾 俊樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
アミド結合型リン脂質ジアシルアミドデオキシホスファチジルコリン二重膜の常圧および高圧相転移,
第72回コロイドおよび界面化学討論会, 2021年9月. 玉井 伸岳, 清水 建翔, 後藤 優樹, 松木 均 :
水中での対称型カチオン-アニオン界面活性剤の会合体形成,
第72回コロイドおよび界面化学討論会, 2021年9月. 長尾 苑, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
光散乱法によるリン脂質ベシクルの構造安定性評価,
日本膜学会第43年会, 2021年6月. 中尾 俊樹, 後藤 優樹, 倉科 昌, 玉井 伸岳, 安澤 幹人, 松木 均 :
モジュール構造変更アナログ脂質の合成と二重膜物性,
日本膜学会第43年会, 2021年6月. Yumeng Zhao, Toshiki Nakao, Tsubasa MIki, Masashi Kurashina, Hitoshi Matsuki and Mikito Yasuzawa :
Preparation of Biocompatible Surface Using Zwitterionic Polymer,
12th Annual Meeting of Chugoku/Shikoku Branch in the Biophysical Society of Japan, May 2021. Toshiki Nakao, Masaki GOTO, Masashi Kurashina, Nobutake Tamai, Mikito Yasuzawa and Hitoshi Matsuki :
Organic Synthesis and Bilayer Properties of a Sphingolipid Analog, an Amide-Linked Phosphatidylcholine,
12th Annual Meeting of Chugoku/Shikoku Branch in the Biophysical Society of Japan, May 2021. 松木 均 :
物理化学的視点から見た麻酔メカニズム研究の変遷,
2020年度麻酔メカニズム研究会, 2020年12月. 松木 均 :
高圧力下におけるリン脂質二重膜相転移の研究,
第61回高圧討論会, 2020年12月. 荒井 祐徹, 今村 比呂志, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均, 加藤 稔 :
ジミリストイルホスファチジルコリン二重膜の温度・圧力相転移に関するFTIR研究,
第61回高圧討論会, 2020年12月. 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
飽和ジアルキルホスファチジルコリン二重膜の熱力学的相図,
第61回高圧討論会, 2020年12月. 長安 真舜, 川原 宏介, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧力が誘起する不飽和リン脂質混合二重膜の膜融合とその分子メカニズム,
2020年度日本化学会中国四国支部大会, 2020年11月. 神谷 芽生, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
非対称型カチオン-アニオン界面活性剤の水中での会合体形成,
2020年度日本化学会中国四国支部大会, 2020年11月. 尾形 茉実, 本橋 牧子, 青木 雄椰, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ハロゲン化ジドデシルジメチルアンモニウム二重膜相挙動におよぼす対イオン効果,
2020年度日本化学会中国四国支部大会, 2020年11月. 玉井 伸岳, 清水 建翔, 横矢 祐香, 後藤 優樹, 松木 均 :
対称型カチオン–アニオン界面活性剤塩の水中での会合体形成に関する熱力学的研究,
膜シンポジウム2020, 2020年11月. 中尾 俊樹, 後藤 優樹, 倉科 昌, 玉井 伸岳, 安澤 幹人, 松木 均 :
スフィンゴリン脂質類似アミド型リン脂質二重膜の熱的相転移:鎖結合様式の対照的効果,
第56回熱測定討論会, 2020年10月. 松木 均 :
生体膜脂質の膜状態-熱力学的相図による構造機能相関研究-,
第71回コロイドおよび界面化学討論会, 2020年9月. 中尾 俊樹, 後藤 優樹, 倉科 昌, 玉井 伸岳, 安澤 幹人, 松木 均 :
スフィンゴ脂質類似アミド結合型ホスファチジルコリンの有機合成と二重膜物性,
日本膜学会第42年会, 2020年6月. 川原 宏介, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧力下における不飽和リン脂質混合二重膜ベシクルの融合条件,
2019年度日本化学会中国四国支部大会, 2019年11月. 趙 雨濛, 中尾 俊樹, 安澤 幹人, 倉科 昌, 松木 均 :
Evaluation on Nonspecific Adsorption on Modified Silica Surface using 2-Iminobiotin Avidin Interaction,
2019年度日本化学会中国四国支部大会, 2019年11月. 中尾 俊樹, 倉科 昌, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 安澤 幹人, 松木 均 :
アミド結合型ホスファチジルコリンの有機合成および二分子膜相転移評価,
2019年度日本化学会中国四国支部大会, 2019年11月. 野村 拓弘, 成瀬 由希, 岡本 裕嗣, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧蛍光法によるジパルミトイルホスファチジルグリセロール二重膜内充填構造の評価,
2019年度日本化学会中国四国支部大会, 2019年11月. 田中 杏奈, 本橋 牧子, 青木 雄椰, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
塩化ジアルキルジメチルアンモニウムの合成と二重膜相挙動の解明,
2019年度日本化学会中国四国支部大会, 2019年11月. 吉田 俊太郎, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧力下におけるDPPC二重膜のエタノール誘起指組み構造形成,
2019年度日本化学会中国四国支部大会, 2019年11月. 原山 侑也, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
荷電状態の異なる極性頭部転置型リン脂質二分子膜の合成と膜物性,
2019年度日本化学会中国四国支部大会, 2019年11月. 木口 碧, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
中鎖ホスファチジルコリン二重膜のゲル-液晶中間相状態,
2019年度日本化学会中国四国支部大会, 2019年11月. 平井 悠貴, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
ハロゲン化ジアルキルジメチルアンモニウム二分子膜の体積挙動,
2019年度日本化学会中国四国支部大会, 2019年11月. 清水 建翔, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
水中における対称型カチオン-アニオン界面活性剤の会合体形成,
2019年度日本化学会中国四国支部大会, 2019年11月. 玉井 伸岳, 稲澤 早苗, 後藤 優樹, 松木 均 :
植物および菌類由来のステロールが誘起するリン脂質二分子膜側方相分離挙動,
膜シンポジウム2019, 2019年11月. 松木 均, 木口 碧, 中尾 俊樹, 本橋 牧子, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
中鎖ホスファチジルコリン二重膜のゲル-液晶中間状態:出現様式と形成機構,
膜シンポジウム2019, 2019年11月. 松木 均 :
リン脂質二重膜相転移の熱力学的研究,
第55回熱測定討論会, 2019年10月. 後藤 優樹, 岡本 裕嗣, 成瀬 由希, 野村 拓弘, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジステアロイルホスファチジルコリン二重膜の高圧相挙動,
第60回高圧討論会, 2019年10月. 成瀬 由希, 中江 ひかる, 山口 舞夏, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
酸性リン脂質ジパルミトイルホスファチジン酸二重膜の熱的相転移,
第55回熱測定討論会, 2019年10月. 横矢 祐香, 桶谷 嘉一, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
対称型カチオン-アニオン界面活性剤塩の水中における二分子膜状会合体形成,
第55回熱測定討論会, 2019年10月. 本橋 牧子, 青木 雄椰, 田中 杏奈, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
塩化ジアルキルジメチルアンモニウム二重膜の相転移熱力学量,
第55回熱測定討論会, 2019年10月. 玉井 伸岳, 稲澤 早苗, 後藤 優樹, 松木 均 :
リン脂質二分子膜の相挙動におよぼす種々のステロールの効果,
第55回熱測定討論会, 2019年10月. 玉井 伸岳, 信岡 健, 武知 嶺, 後藤 優樹, 松木 均 :
動的および静的光散乱法によるリン脂質ベシクルの構造評価2,
第57回生物物理学会年会, 2019年9月. 玉井 伸岳, 信岡 健, 武知 嶺, 後藤 優樹, 松木 均 :
動的・静的光散乱法によるリン脂質会合体の構造特性評価,
日本膜学会第41年会, 2019年5月. 松木 均, 田中 佐江子, 岡本 裕嗣, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
酸性リン脂質二分子膜の会合形態依存相転移,
日本膜学会第41年会, 2019年5月. 後藤 優樹, 岡本 裕嗣, 吉本 早希, 吉田 俊太郎, 玉井 伸岳, 松木 均 :
リン脂質二分子膜の圧力誘起相転移 -アシル鎖長の異なる飽和ジアシルホスファチジル グリセロール-,
第59回高圧討論会, 2018年11月. 吉田 俊太郎, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ホスファチジルコリン二重膜の圧力誘起指組み構造形成:高圧蛍光法による遷移状態の実証,
第59回高圧討論会, 2018年11月. 青木 雄椰, 村上 尚, 村上 祐介, 田中 杏奈, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
陽イオン性二本鎖界面活性剤二重膜の相転移に関する熱力学的研究,
第59回高圧討論会, 2018年11月. 平井 悠貴, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
核磁気共鳴法によるホスファチジルコリン二分子膜中の脂質分子運動性評価,
2018年度日本化学会中国四国支部大会, 2018年11月. 清水 建翔, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
カチオン-アニオン界面活性剤の水中における会合挙動,
2018年度日本化学会中国四国支部大会, 2018年11月. 田中 杏奈, 青木 雄椰, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
塩化テトラデシルジメチルアンモニウムの合成と二分子膜物性,
2018年度日本化学会中国四国支部大会, 2018年11月. 松木 均, 風間 暁, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
脂質二分子膜の圧力誘起膜融合2:融合の分子メカニズム,
膜シンポジウム2018, 2018年11月. 松木 均, 木口 碧, 中尾 俊樹, 本橋 牧子, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
リン脂質二分子膜のゲル-液晶中間相形成:充填状態依存相転移と形成機構,
第54回熱測定討論会, 2018年10月. 松木 均 :
麻酔のサイエンス:作用機序の物理化学,
第68回日本薬学会近畿支部大会, 2018年10月. 吉田 俊太郎, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ホスファチジルコリン二重膜の圧力誘起指組み構造形成:蛍光プローブ法による遷移状態の検出,
第35回九州コロイドコロキウム, 2018年9月. 木口 碧, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
中鎖ホスファチジルコリン二分子膜の特異的な相転移:充填状態に依存したゲル-液晶転移,
第35回九州コロイドコロキウム, 2018年9月. 後藤 優樹, 村上 祐介, 村上 尚, 後藤 優樹, 松木 均 :
塩化ジアルキルジメチルアンモニウム二重膜の高圧相挙動:アニーリング処理に依存した膜状態,
第69回コロイドおよび界面化学討論会, 2018年9月. 玉井 伸岳, 森光 達, 後藤 優樹, 長宗 秀明, 松木 均 :
リン脂質-コレステロール混合二分子膜に対するコレステロール依存性細胞溶解毒素の結合活性,
第69回コロイドおよび界面化学討論会, 2018年9月. 玉井 伸岳, 森光 達, 後藤 優樹, 長宗 秀明, 松木 均 :
モデル膜を用いたコレステロール依存性細胞溶解毒素の膜結合活性評価,
第56回生物物理学会年会, 2018年9月. 木口 碧, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
中鎖ホスファチジルコリン二分子膜のゲル-液晶中間相形成,
第10回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2018年5月. 吉田 俊太郎, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ホスファチジルコリン二分子膜における圧力誘起指組み構造形成の分子機構,
第10回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2018年5月. 平井 悠貴, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
エステルおよびエーテル結合型ホスファチジルコリン二分子膜中の脂質分子運動性評価,
第10回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2018年5月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
脂質二分子膜の圧力誘起膜融合,
日本膜学会第40年会, 2018年5月. 玉井 伸岳, 森光 達, 後藤 優樹, 長宗 秀明, 松木 均 :
コレステロール依存性細胞溶解毒素の脂質膜に対する結合活性,
日本膜学会第40年会, 2018年5月. 松木 均, 吉田 俊太郎, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
脂質二分子膜へのリガンド分配2:温度・圧力誘起相の安定性変化,
膜シンポジウム2017, 2017年11月. 竹下 真広, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
リン脂質–コレステロール二成分混合二分子膜における各成分の部分モル体積,
膜シンポジウム2017, 2017年11月. 村上 祐介, 村上 尚, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
塩化ジアルキルジメチルアンモニウム二重膜の高圧相挙動,
第58回高圧討論会, 2017年11月. 後藤 優樹, 吉田 俊太郎, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジパルミトイルホスファチジルグリセロール二重膜の蛍光イメージング,
第58回高圧討論会, 2017年11月. 松木 均, 岡本 裕嗣, 吉田 俊太郎, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
リガンド存在下におけるリン脂質二分子膜の高圧相挙動:圧力誘起指組み構造ゲル相の安定性変化,
第58回高圧討論会, 2017年11月. 中尾 俊樹, 木口 碧, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジトリデカノイルホスファチジルコリン二分子膜における中間相の熱的相転移,
第53回熱測定討論会, 2017年11月. 後藤 優樹, 岡本 裕嗣, 中尾 俊樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
リガンド添加による脂質二分子膜相転移温度変化の熱力学的解釈,
第55回生物物理学会年会, 2017年9月. 玉井 伸岳, 泉川 拓也, 植村 麻衣子, 後藤 優樹, 松木 均 :
コレステロールによるジアルキルホスファチジルコリンの指組構造化の抑制,
第55回生物物理学会年会, 2017年9月. 村上 尚, 村上 祐介, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
二本鎖陽イオン性界面活性剤二重膜の高圧相挙動,
第68回コロイドおよび界面化学討論会, 2017年9月. 坪井 俊祐, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
コレステロールを含む二成分リン脂質二分子膜の圧力摂動熱量測定を用いた体積挙動の定量的評価,
第68回コロイドおよび界面化学討論会, 2017年9月. 岡本 裕嗣, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均, 深田 和宏 :
添加塩により誘起されるジステアロイルホスファチジルグリセロール二分子膜の特異的相転移,
第68回コロイドおよび界面化学討論会, 2017年9月. 後藤 優樹, 村上 尚, 村上 祐介, 後藤 優樹, 松木 均 :
塩化ジアルキルジメチルアンモニウム二重膜の圧力誘起相転移,
第68回コロイドおよび界面化学討論会, 2017年9月. 玉井 伸岳, 泉川 拓也, 植村 麻衣子, 後藤 優樹, 松木 均 :
ジアルキルリン脂質の指組構造形成におよぼすコレステロール効果,
第68回コロイドおよび界面化学討論会, 2017年9月. 松木 均 :
脂質膜の相転移:相図による膜状態の系統的解釈,
第68回コロイドおよび界面化学討論会, 2017年9月. 松木 均, 岡本 裕嗣, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
脂質二分子膜へのリガンド分配:相転移温度変化の熱力学的考察,
日本膜学会第39年会, 2017年5月. 玉井 伸岳, 泉川 拓也, 植村 麻衣子, 後藤 優樹, 松木 均 :
エーテル結合型リン脂質-コレステロール二成分混合膜の相挙動,
日本膜学会第39年会, 2017年5月. 青木 雄椰, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
N-メチル化ジヘキサデシルホスファチジルエタノールアミン二分子膜の高圧相挙動,
第9回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2017年5月. 後藤 優樹, 岡本 裕嗣, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジパルミトイルホスファチジルグリセロール二重膜の圧力誘起相転移,
第9回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2017年5月. 岡本 裕嗣, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジアシルホスファチジルグリセロール二分子膜の添加塩誘起相転移,
第3回日本生物工学会西日本支部講演会, 2016年12月. 竹下 真広, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
コレステロール含有二成分リン脂質二分子膜中における構成脂質の部分モル体積の組成依存的変化,
第3回日本生物工学会西日本支部講演会, 2016年12月. 後藤 優樹, 遠藤 茂, 玉井 伸岳, 松木 均 :
アシル鎖長の異なるホスファチジルエタノールアミン二重膜の熱および圧力相転移,
第54回生物物理学会年会, 2016年11月. 玉井 伸岳, 竹下 真広, 後藤 優樹, 松木 均 :
ジミリストイルホスファチジルコリン-コレステロール二成分二分子膜中における構成脂質の部分モル体積,
第54回生物物理学会年会, 2016年11月. 竹下 真広, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
リン脂質-コレステロール混合二分子膜の体積挙動:部分モル体積の組成依存性,
2016年度日本化学会中国四国支部大会, 2016年11月. 坪井 俊祐, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
リン脂質-コレステロール混合二分子膜の体積挙動:転移体積の組成依存性,
2016年度日本化学会中国四国支部大会, 2016年11月. 村上 祐介, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
二本鎖陽イオン性界面活性剤二重膜の相挙動-アルキル鎖長の影響-,
2016年度日本化学会中国四国支部大会, 2016年11月. 村上 尚, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
二本鎖陽イオン性界面活性剤二重膜の相挙動-対イオンの影響-,
2016年度日本化学会中国四国支部大会, 2016年11月. 後藤 優樹, 玉井 伸岳, Joachim Kohlbrecher, 松木 均 :
陽イオン性二本鎖界面活性剤二重膜の構造解析,
2016年度日本化学会中国四国支部大会, 2016年11月. 後藤 優樹, 岡本 裕嗣, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧力下におけるジパルミトイルホスファチジルグリセロール二重膜の相挙動,
第57回高圧討論会, 2016年10月. 松木 均, 山下 翔子, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
飽和ジアシルホスファチジルエタノールアミン二重膜の相転移:疎水鎖長依存性と相転移熱力学量,
第57回高圧討論会, 2016年10月. 後藤 優樹, 岡本 裕嗣, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジパルミトイルホスファチジルグリセロール二重膜の相転移熱力学量,
第52回熱測定討論会, 2016年9月. 西本 真琴, 高垣 美由紀, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均, 山中 美智男 :
血清アルブミンと麻酔薬の本質的な結合様式:麻酔薬疎水性と特異的結合部位,
第52回熱測定討論会, 2016年9月. 村上 祐介, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
二本鎖陽イオン性界面活性剤二重膜の相挙動におよぼすアルキル鎖長の影響,
第52回熱測定討論会, 2016年9月. 坪井 俊祐, 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
圧力摂動熱量測定を用いたジミリストイルホスファチジルコリン-コレステロール混合二分子膜の体積挙動の定量的評価,
第52回熱測定討論会, 2016年9月. 山中 美智男, 松木 均 :
等温熱量滴定によるタンパク質と麻酔薬の相互作用の解明,
第52回熱測定討論会, 2016年9月. 村上 尚, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
二本鎖陽イオン性界面活性剤二重膜の相挙動におよぼす対イオンの影響,
第52回熱測定討論会, 2016年9月. 岡本 裕嗣, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジアシルホスファチジルグリセロール二分子膜が形成する棒状会合体のゲル-液晶転移,
第52回熱測定討論会, 2016年9月. 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
圧力摂動熱量法を利用したリン脂質二分子膜の体積特性の評価,
第52回熱測定討論会, 2016年9月. 白井 昭博, 渡部 貴志, 松木 均 :
紫外線(UV-A)殺菌におけるフェルラ酸の併用効果,
日本防菌防黴学会第43回年次大会要旨集, No.27Pa-D01, 245, 2016年9月. 玉井 伸岳, 竹下 真広, 坪井 俊祐, 後藤 優樹, 松木 均 :
ジミリストイルホスファチジルコリン二分子膜の体積特性におよぼすコレステロール効果,
第67回コロイドおよび界面化学討論会, 2016年9月. 松木 均, 山下 翔子, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
飽和ジアシルホスファチジルエタノールアミン二重膜の温度および圧力誘起相転移,
第67回コロイドおよび界面化学討論会, 2016年9月. 玉井 伸岳, 坪井 俊祐, 竹下 真広, 後藤 優樹, 松木 均 :
ジミリストイルホスファチジルコリン-コレステロール混合二分子膜の体積挙動,
第8回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2016年5月. 岡本 裕嗣, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジステアロイルホスファチジルグリセロール二分子膜の添加塩濃度に依存した特異的な相転移,
第8回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2016年5月. 松木 均 :
生体膜のモデル研究:脂質膜相転移の物理化学,
第32回九州コロイドコロキウム, 2015年11月. 松木 均, 加藤 謙太郎, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
高圧力下におけるリン脂質二重膜のリガンド分配様式,
第56回高圧討論会, 2015年11月. 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
リン脂質二重膜の圧力誘起相転移–酸性リン脂質ジパルミトイルホスファチジルグリセロール–,
第56回高圧討論会, 2015年11月. 井上 嶺之, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
酸性リン脂質二重膜の温度・圧力誘起相転移:ジミリストイルホスファチジルグリセロール,
第51回熱測定討論会, 2015年10月. 黒葛 和信, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
血清アルブミン中における麻酔薬の結合部位:熱的および構造データの相関性,
第51回熱測定討論会, 2015年10月. 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
非対称飽和アシル鎖を有するホスファチジルコリンの温度および圧力誘起二重膜相転移,
第53回日本生物物理学会年会, 2015年9月. 後藤 優樹, 玉井 伸岳, Joachim Kohlbrecher, 松木 均 :
高圧小角中性子散乱法による二本鎖界面活性剤会合体の構造解析,
第66回コロイドおよび界面化学討論会, 2015年9月. 松木 均, 玉井 伸岳 :
脂質ラフトの源泉:膜内で脂質とコレステロールはどのように混和するのか?,
第66回コロイドおよび界面化学討論会, 2015年9月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
生体膜脂質の非対称性:非対称飽和ホスファチジルコリン位置異性体,
特殊環境微生物セミナー2015, 2015年9月. 松木 均, 西本 真琴, 釜谷 比羅志 :
麻酔作用は圧力により拮抗するのか:ルシフェラーゼを用いたモデル研究,
第15回日本蛋白質科学会年会, 2015年6月. 黒葛 和信, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 西本 真琴, 松木 均 :
血清アルブミン中における麻酔薬の結合部位:脂肪酸の結合部位との同一性,
第7回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2015年5月. 井上 嶺之, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
酸性リン脂質二重幕の熱的相転移:ジミリストイルホスファチジルグリセロール,
第7回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2015年5月. 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
圧力摂動熱量法を用いたリン脂質二分子膜の体積挙動の定量的評価,
日本膜学会第37年会, 2015年5月. 松木 均, 矢野 貴大, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
脂質膜の圧力誘起指組み構造形成(その2):アシル鎖非対称性,
日本膜学会第37年会, 2015年5月. 八木 信久, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧下におけるリン脂質二分子膜の体積挙動 ―高圧精密密度測定システムの構築―,
日本膜学会第37年会, 2015年5月. 井上 嶺之, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ホスファチジルグリセロール二分子膜の熱的相挙動:相転移におよぼす電荷の影響,
日本膜学会第37年会, 2015年5月. 西本 真琴, 黒葛 和信, 玉井 伸岳, 松木 均 :
牛血清アルブミンへの麻酔薬効果:PPCおよび粘度測定による体積挙動の評価,
第55回高圧討論会, 2014年11月. 多田 佳織, 玉井 伸岳, 松木 均 :
リン脂質二分子膜の圧力誘起相転移 -層間水の凍結を含む非対称不飽和リン脂質-,
第55回高圧討論会, 2014年11月. 茨木 孝司, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
リン脂質二重膜の圧力誘起膜融合 -融合率と封入率の相関性-,
第55回高圧討論会, 2014年11月. 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
リン脂質二分子膜の体積挙動,
第55回高圧討論会, 2014年11月. 矢野 貴大, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
リン脂質二分子膜の圧力誘起相転移 -非対称飽和アシル鎖をもつホスファチジルコリン-,
第55回高圧討論会, 2014年11月. 黒葛 和信, 玉井 伸岳, 松木 均 :
等温滴定型熱量計を用いた球状タンパク質-麻酔薬相互作用の比較研究,
第50回熱測定討論会, 2014年9月. 松木 均, 黒葛 和信, 矢野 華奈子, 玉井 伸岳, 西本 真琴 :
ホタル発光酵素ルシフェラーゼへのリガンド結合:熱的および構造データの整合性,
第50回熱測定討論会, 2014年9月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
リン脂質二重膜の圧力および化学誘起指組み構造化:形成機構の相違,
第52回生物物理学会年会, 2014年9月. 玉井 伸岳, 信岡 健, 後藤 優樹, 松木 均 :
動的および静的光散乱法によるリン脂質ベシクルの構造評価,
第52回生物物理学会年会, 2014年9月. 玉井 伸岳, 森 絵里香, 後藤 優樹, 松木 均 :
リン脂質ベシクルの体積緩和挙動におよぼすコレステロール効果,
第65回コロイドおよび界面化学討論会, 2014年9月. 松木 均, 金澤 雅俊, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
高圧力が誘起するリン脂質二重膜の膜融合:膜曲率の効果と融合機構,
第65回コロイドおよび界面化学討論会, 2014年9月. 松木 均 :
生体膜脂質の会合挙動 -温度と圧力が誘起する二重膜相転移-,
第32回物性物理化学研究会, 2014年6月. 黒葛 和信, 玉井 伸岳, 大前 英司, 松木 均 :
球状タンパク質への麻酔薬の結合様式:等温滴定型熱量計を用いた比較研究,
第6回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2014年5月. 矢野 貴大, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
脂質二分子膜相安定性におよぼすアシル鎖非対称性の影響,
第6回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2014年5月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
脂質膜の圧力誘起指組み構造形成:短鎖限界と長鎖限界,
日本膜学会第36年会, 2014年5月. 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
コレステロールが誘起するジパルミトイルホスファチジルコリン二重膜の側方相分離,
日本膜学会第36年会, 2014年5月. 松木 均, 多田 佳織, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
リン脂質二分子膜の圧力誘起相転移 -ジラウロイル基を有するリン脂質-,
第54回高圧討論会, 2013年11月. 後藤 優樹, 佐藤 明弘, 玉井 伸岳, 松木 均 :
リン脂質二重膜のサブゲル相形成 -エーテル結合およびエステル結合型リン脂質の相違-,
第54回高圧討論会, 2013年11月. 西本 真琴, 矢野 華奈子, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ホタル発光酵素ルシフェラーゼへの麻酔薬効果:DSC測定による構造安定性の評価,
第49回熱測定討論会, 2013年11月. 松木 均, 黒葛 和信, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 西本 真琴 :
牛血清アルブミンへの麻酔薬効果:DSC,ITCおよびPPC測定による比較研究,
第49回熱測定討論会, 2013年11月. 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
高圧蛍光法により明らかにされるサブゲル相中のホスファチジルコリン分子のスタッガード構造,
第51回生物物理学会年会, 2013年10月. 玉井 伸岳, 稲澤 早苗, 藤原 大樹, 後藤 優樹, 松木 均 :
ジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜の熱的相挙動に及ぼすステロール効果,
第51回生物物理学会年会, 2013年10月. 西田 直哉, 大前 英司, 松木 均 :
ホタルルシフェラーゼを用いた麻酔薬相互作用様式の解明,
特殊環境微生物セミナー2013, 2013年10月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
疎水性相互作用に支配される脂質膜の圧力誘起指組み構造形成,
特殊環境微生物セミナー2013, 2013年10月. 茨木 孝司, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
圧力誘起膜融合リポソームの安定性評価,
第64回コロイドおよび界面化学討論会, 2013年9月. 矢野 貴大, 森神 佳彦, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
非対称型ホスファチジルコリン二分子膜の高圧誘起相転移,
第64回コロイドおよび界面化学討論会, 2013年9月. 大坪 洋平, 岩佐 悠太, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ハロゲン化ジオクタデシルジメチルアンモニウム二重膜の高圧相挙動,
第64回コロイドおよび界面化学討論会, 2013年9月. 後藤 優樹, Agnieszka Wilk, 玉井 伸岳, Joachim Kohlbrecher, 松木 均 :
ホスファチジルコリン二分子膜における圧力誘起指組み構造の分子メカニズム,
第64回コロイドおよび界面化学討論会, 2013年9月. 玉井 伸岳, 柿部 小百合, 田中 佐江子, 後藤 優樹, 松木 均 :
圧力摂動熱量法によるリン脂質二分子膜の緩和挙動の観測,
第64回コロイドおよび界面化学討論会, 2013年9月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
高圧力が誘起するリン脂質二重膜の膜融合,
第64回コロイドおよび界面化学討論会, 2013年9月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
高圧力により誘起されるリン脂質二重膜の膜融合(第2報),
第18回生物関連高圧研究会シンポジウム, 2013年9月. 松木 均 :
リン脂質二重膜の相転移 -温度と圧力により誘起される多彩な膜状態-,
日本油化学会東海支部油化学セミナー2013, 2013年6月. 松木 均, 西本 真琴, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
麻酔作用のタンパク質受容体仮説の源泉:ホタル発光酵素ルシフェラーゼ,
第5回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2013年5月. 玉井 伸岳, 後藤 優樹, 松木 均 :
脂質ラフト形成は熱力学的に説明できるのか? -側方相分離とクラスター形成-,
第5回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2013年5月. 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
リン脂質二重膜のイメージング:蛍光分子の膜内配向で見る膜状態,
第5回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2013年5月. 後藤 優樹, Agnieszka Wilk, 玉井 伸岳, Joachim Kohlbrecher, 松木 均 :
リン脂質二重膜のサブゲル相形成 -非対称型リン脂質膜への高圧蛍光法の適用-,
第53回高圧討論会, 2012年11月. 松木 均, 金澤 雅俊, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
リン脂質二重膜の圧力誘起膜融合 -巨大単層ベシクルの不可逆的球形成長-,
第53回高圧討論会, 2012年11月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
リン脂質二重膜の圧力誘起指組み構造形成:疎水鎖長依存性と形成限界,
第50回生物物理学会年会, 2012年9月. 玉井 伸岳, 柿部 小百合, 田中 佐江子, 後藤 優樹, 松木 均 :
圧力摂動熱量法によるジミリストイルホスファチジルコリン二分子膜の緩和挙動の解明への試み,
第50回生物物理学会年会, 2012年9月. 松木 均 :
脂質膜の相状態:膜内分子間相互作用の系統的理解,
第52回生物物理若手の会夏の学校, 2012年9月. 玉井 伸岳, 稲澤 早苗, 藤原 大樹, 後藤 優樹, 松木 均 :
エルゴステロール–ジパルミトイルホスファチジルコリン二成分混合二分子膜の相挙動,
第4回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2012年6月. 後藤 優樹, Agnieszka Wilk, 玉井 伸岳, Joachim Kohlbrecher, 松木 均 :
ジアシルホスファチジルコリン二重膜の圧力誘起指組み構造化の形成限界,
第4回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2012年6月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
脂質膜の圧力誘起指組み構造形成:疎水鎖長依存性と形成限界,
材料学会第61期通常総会講演会極限環境フォーラム, 2012年5月. 松木 均 :
生体膜脂質の膜状態 -圧力研究から見えてくる構造機能相関-,
未来を拓く高圧力科学技術セミナーシリーズ(37)「生命科学と高圧力-圧力が導く研究の新潮流-」, 2012年3月. 谷口 佳佑, 長山 和史, 岡林 南洋, 秦 隆志, 多田 佳織, 佐竹 弘, 西本 真琴, 松木 均, 金品 昌志 :
麻酔薬のタンパク質への結合様式に影響するタンパク質の硬さに関する研究,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 森神 佳彦, 田中 佐江子, 澤口 裕史, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジアシルホスファチジルコリン二分子膜のラメラ結晶相形成におよぼすアシル鎖長の効果,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 田岡 昌朗, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジアシルホスファチジルコリン二分子膜の指組み構造化のメカニズム,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 黒田 修未, 藤本 薫, 田中 美葵, 山中 美智男, 松木 均 :
双性イオン性両親媒性物質の表面吸着に及ぼす緩衝液のpHと濃度の影響,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 西本 真琴, 玉井 伸岳, 山中 美智男, 松木 均 :
吸入麻酔薬と球状タンパク質の相互作用に関する熱的研究,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 多田 佳織, 玉井 伸岳, 松木 均, 金品 昌志 :
層間水の凍結による非対称不飽和リン脂質二分子膜の特異な熱的相転移,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 田中 佐江子, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジパルミトイルホスファチジルグリセロール二分子膜の相挙動に及ぼすNaClの効果,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 金澤 雅俊, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
非対称型リン脂質二分子膜相挙動におよぼすベシクルサイズの効果,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 稲澤 早苗, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジパルミトイルホスファチジルコリン二分子膜相挙動に及ぼすスティグマステロールの効果,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 遠藤 卓也, 田中 佐江子, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
長鎖飽和アシル鎖を有するホスファチジルコリン二分子膜の高圧相挙動,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 岩佐 悠太, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
臭化および塩化ジオクタデシルジメチルアンモニウム二分子膜相挙動におよぼす1-ブタノールの影響,
2011年日本化学会西日本大会, 2011年11月. 玉井 伸岳, 南部 優子, 後藤 優樹, 松木 均 :
圧力摂動法による脂質二分子膜体積挙動の定量的解析,
第52回高圧討論会, 2011年11月. 後藤 優樹, Agnieszka Wilk, 遠藤 卓也, 田中 佐江子, 玉井 伸岳, Joachim Kohlbrecher, 松木 均 :
長鎖アシル鎖を有するホスファチジルコリン二分子膜の高圧相挙動,
第52回高圧討論会, 2011年11月. 松木 均, 田中 佐江子, 玉井 伸岳 :
ホファチジルグリセロール二分子膜の熱的最安定状態形成と球-棒転移,
第47回熱測定討論会, 2011年10月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
高圧力により誘起されるリン脂質二重膜の膜融合,
第17回生物関連高圧研究会シンポジウム, 2011年9月. 玉井 伸岳, 南部 優子, 松木 均 :
圧力摂動熱量測定および密度測定によるエステルおよびエーテル結合型リン脂質二分子膜の体積挙動の解明,
第49回生物物理学会年会, 2011年9月. 玉井 伸岳, 南部 優子, 松木 均, 金品 昌志 :
エステル結合型およびエーテル結合型リン脂質膜の体積挙動の相違,
第63回コロイドおよび界面化学討論会, 2011年9月. 松木 均, 田中 佐江子, 玉井 伸岳, 金品 昌志 :
酸性リン脂質二重膜の会合体形状に依存した熱的相転移,
第63回コロイドおよび界面化学討論会, 2011年9月. 玉井 伸岳, 南部 優子, 後藤 優樹, 松木 均 :
圧力摂動法によるエステルおよびエーテル結合型リン脂質膜の体積挙動の解明,
第3回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2011年5月. 松木 均, 後藤 優樹, 玉井 伸岳 :
脂質二重膜内パッキング状態のイメージング解析,
第3回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2011年5月. 梨野 翔, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
リン脂質-短鎖脂肪酸混合二分子膜の相挙動,
2010年日本化学会西日本大会, 2010年11月. 衣川 進, 多田 佳織, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均, 金品 昌志 :
カチオン-アニオン界面活性剤混合系の会合体転移に関する熱的研究,
2010年日本化学会西日本大会, 2010年11月. 芝 直生, 枝川 和明, 安澤 幹人, 玉井 伸岳, 松木 均 :
微小領域のモニタリングを目的としたマイクロバイオセンサの試作及びその評価,
2010年日本化学会西日本大会, 2010年11月. 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均, 金品 昌志 :
ジアシルホスファチジルコリン二分子膜相挙動の蛍光イメージング解析,
第51回高圧討論会, 2010年10月. 風間 暁, Agnieszka Wilk, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 金品 昌志, Joachim Kohlbrecher, 松木 均 :
ホスファチジルコリン二分子膜の圧力誘起指組み構造化のメカニズム,
第51回高圧討論会, 2010年10月. 西本 真琴, 玉井 伸岳, 松木 均 :
球状タンパク質に対する吸入麻酔薬の阻害様式,
第46回熱測定討論会, 2010年9月. 多田 佳織, 玉井 伸岳, 松木 均, 金品 昌志 :
非対称不飽和リン脂質二分子膜の熱挙動,
第46回熱測定討論会, 2010年9月. 松木 均 :
プラスマローゲン二分子膜の高圧相転移,
材料学会第59期通常総会講演会極限環境フォーラム, 2010年5月. 鎌倉 法子, 東山 紫布, 秦 隆志, 長山 和史, 岡林 南洋, 佐竹 弘, 西本 真琴, 松木 均, 金品 昌志 :
タンパク質と麻酔薬の相互作用に関する研究,
第2回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2010年5月. 玉井 伸岳, 泉川 拓也, 後藤 優樹, 松木 均 :
ジヘキサデシルホスファチジルコリン二分子膜の相挙動に及ぼすコレステロールの影響,
第2回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2010年5月. 筒井 舞子, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
飽和・不飽和リン脂質二分子膜の体積挙動観測,
第2回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2010年5月. 田中 佐江子, 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 :
ジパルミトイルホファチジルグリセロール二分子膜の高圧相挙動,
第2回日本生物物理学会中国四国支部大会, 2010年5月. 中西 由里子, 大門 恵美子, 伊藤 雅代, 松木 均, 前田 拓也, 高麗 寛紀 :
廃棄ガラスを原料としたポーラガラス高機能性水処理材,
日本防菌防黴学会 第30回年次大会, 2003年5月.
- 研究会・報告書
- 松木 均 :
脂質集合系の熱的キャラクタリゼーション,
熱測定オンライン講習会2023, 2023年6月. 松木 均 :
生体分子の熱分析,
熱測定オンライン講習会2021, 2021年9月. 松木 均 :
脂質の熱測定,
第81回熱測定講習会, 2018年8月. 松木 均 :
脂質の熱測定, 超高感度DSC,
第79回熱測定講習会, 2017年8月. 松木 均 :
脂質の熱測定, 脂質の熱分析,
第75回熱測定講習会, 2015年8月. 松木 均 :
大鵬薬品工業包括協定における研究紹介,
知的財産本部ニュース, Vol.10, 2-3, 2009年1月. 松木 均, 山下 佑治, 金品 昌志 :
滴容法の原理を利用した自動界面張力測定装置,
STEPねっとわーく, Vol.4, No.3, 5-6, 1999年7月. 植野 美彦, 関 陽介, 佐藤 健二, 野間口 雅子, 二川 健, 生島 仁史, 浜田 賢一, 白山 靖彦, 山田 健一, 古部 昭広, 松木 均, 古屋 S. 玲, 上岡 麻衣子 :
平成30年度 徳島大学総合教育センターアドミッション部門 報告書,
平成30年度 徳島大学総合教育センターアドミッション部門 報告書, 徳島, 2019年3月.
- 特許
- 後藤 優樹, 玉井 伸岳, 松木 均 : 高圧力を利用したリポソームの粒子径制御方法, 特願2011-021310 (2011年2月), . 松木 均, 山下 佑治 : 滴容法の原理に基づく表面張力の測定方法によるアニオン性界面活性剤測定手法, 特願2003-169344 (2003年6月), 特開2005-003599 (2005年1月), . 金品 昌志, 松木 均, 山下 佑治 : 表面張力·界面張力兼用測定装置に使用する新開発専用シリンジ及び樹脂セル, 特願2000-162529 (2000年5月), 特開2001-343317 (2001年12月), .
- 作品
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
- 補助金・競争的資金
- リピッドミューテーションによる極性基転置型非天然リン脂質の創製と会合体挙動 (研究課題/領域番号: 21K05006 )
モジュール構造変更アナログ脂質の二重膜キャラクタリゼーション (研究課題/領域番号: 19K05404 )
脂質膜のメカノアシンメトリー:圧力研究から見えてくる脂質分子非対称性 (研究課題/領域番号: 26410016 )
吸入麻酔薬は本当に受容体結合薬物であるのか:ホタル発光酵素のカロリメトリー (研究課題/領域番号: 24659698 )
ステロール-脂質二重膜の体積緩和ダイナミクスとミクロドメインの動的形成機構 (研究課題/領域番号: 24550157 )
脂質非二重膜構造中における自発的分子認識機構の解明 (研究課題/領域番号: 15550122 )
脂質分子の自己組織化におよぼす静水圧力の効果 (研究課題/領域番号: 11440206 )
リン脂質多重層ベシクル水溶液の圧縮率歪の測定 (研究課題/領域番号: 07740547 )
二分子膜の高圧力誘起相の観察 (研究課題/領域番号: 05740433 )
膜作用性物質の作用機構に関する界面化学的研究 (研究課題/領域番号: 05453059 )
高圧環境適応ー生体膜およびモデル膜の物性と機能におよぼす圧力効果ー (研究課題/領域番号: 02455015 )
研究者番号(40229448)による検索
- その他
- 研究者総覧に該当データはありませんでした。
2024年11月14日更新
- 専門分野・研究分野
- 生物物理化学 (Biophysical Chemistry)
コロイドおよび界面化学 (Colloid and Surface Chemistry)
高圧生物科学 - 所属学会・所属協会
- 社団法人 日本化学会
日本高圧力学会
日本熱測定学会
日本生物物理学会
日本膜学会
日本材料学会
日本油化学会
日本麻酔メカニズム研究グループ
アメリカ化学会
コロイドおよび界面科学者国際連合 - 委員歴・役員歴
- 社団法人 日本化学会 (コロイドおよび界面化学部会九州支部 委員 [2018年5月〜2025年4月])
日本高圧力学会 (会長 [2023年9月〜2025年8月], 副会長 [2021年9月〜2023年8月], 評議員 [2018年9月〜2020年8月], 編集委員長 [2014年9月〜2016年8月], 副編集委員長 [2012年9月〜2014年8月], 企画幹事 [2010年9月〜2012年8月], 評議員 [2008年9月〜2010年8月], 編集委員 [2006年9月〜2009年8月])
日本熱測定学会 (拡大編集委員 [2022年10月〜2024年9月], 編集委員長 [2021年10月〜2022年9月], 委員 [2017年10月〜2022年9月], 副編集委員長 [2020年10月〜2021年9月], 編集委員 [2019年10月〜2020年9月], 企画幹事 [2013年10月〜2015年9月], 委員 [2009年10月〜2011年9月])
日本生物物理学会 (分野別専門委員 [2024年1月〜12月], 中国四国支部 支部長 [2021年1月〜2022年12月], 分野別専門委員 [2021年1月〜12月], 編集委員 [2020年1月〜2021年12月], 分野別専門委員 [2014年1月〜2019年12月])
日本膜学会 (評議員 [2017年6月〜2026年5月], 編集委員 [2017年6月〜2026年5月])
日本材料学会 (四国支部常議員 [2019年4月〜2025年3月], 極限環境部門委員会幹事 [2008年7月〜2020年6月])
日本麻酔メカニズム研究グループ (世話人 [2006年8月〜2020年6月]) - 受賞
- 1997年8月, 松浦賞 (日本化学会コロイドおよび界面化学部会九州支部)
2003年9月, 第56回コロイドおよび界面化学討論会 ポスター賞 (社団法人 日本化学会)
2010年2月, 第9回エンジニアリングフェスティバル パネル発表優秀賞 (大学院ソシオテクノサイエンス研究部)
2011年7月, Best Poster Award (The 6th International Conference on Advanced Materials Development and Performance)
2011年12月, Selected Paper of the Bulletin Chemical Society of Japan (社団法人 日本化学会)
2014年11月, 第55回高圧討論会 ポスター賞 (日本高圧力学会)
2015年1月, 康楽賞 (公益財団法人 康楽会)
2016年9月, 第52回熱測定討論会 ポスター賞(渦潮賞) (日本熱測定学会)
2017年9月, 第68回コロイドおよび界面化学討論会 ポスター賞 (社団法人 日本化学会)
2019年10月, 日本熱測定学会 学会賞 (日本熱測定学会)
2019年11月, 2019年度日本化学会中国四国支部大会 ポスター賞 (日本化学会中国四国支部)
2020年12月, 日本高圧力学会 学会賞 (日本高圧力学会)
2021年6月, 日本膜学会第43年会 学生賞 (日本膜学会)
2021年9月, 第35回九州コロイドコロキウム 優秀ポスター賞 (日本化学会 コロイドおよび界面化学部会 九州支部)
2022年8月, 第36回九州コロイドコロキウム 優秀ポスター賞 (日本化学会 コロイドおよび界面化学部会 九州支部)
2022年10月, 徳島県科学技術大賞 科学技術振興部門 (徳島県)
2022年12月, 第63回高圧討論会 ポスター賞 (日本高圧力学会)
2023年9月, 第74回コロイドおよび界面化学討論会 ポスター賞 (社団法人 日本化学会)
2023年12月, 2023年度麻酔メカニズム研究会 優秀ポスター賞 (日本麻酔メカニズム研究会)
2024年5月, 第15回日本生物物理学会中国四国支部大会 若手発表優秀賞 (日本生物物理学会中国四国支部)
2024年9月, 第60回熱測定討論会 ポスター賞(京都北山賞) (日本熱測定学会) - 活動
- 徳島県科学技術県民会議 (委員 [2022年4月〜2024年3月])
みどりの食料システム戦略徳島県基本計画策定会議 (会長 [2022年9月〜2023年3月])
徳島県教育振興審議会 (委員 [2022年12月〜2024年3月])
徳島県農林水産審議会 (会長 [2022年4月〜2024年3月])
徳島県農林水産総合技術支援センター外部評価委員会 (委員長 [2022年8月〜2024年3月])
とくしま木づかい県民会議 (理事・副会長 [2022年4月〜2024年3月])
徳島県農林水産部指定管理候補者選定委員会 (委員長 [2022年7月〜2023年3月])
徳島県水産振興公害対策基金 (評議員 [2022年4月〜2024年3月])
徳島県農林水産関係事業適正化委員会 (委員 [2022年4月〜2024年3月])
徳島県立城西高校学校運営協議会 (会長 [2022年8月〜2024年3月])
工学部入試委員会委員長 (2012年5月〜2013年4月)
工学部生物工学科長 (2014年4月〜2016年3月)
生物資源産業学部情報システム管理委員会委員長 (2016年4月〜2018年3月)
生物資源産業学部入試委員会委員長 (2018年4月〜2019年3月)
生物資源産業学部学生委員会委員長 (2019年4月〜2020年3月)
生物資源産業学部自己点検評価委員会委員長 (2019年4月〜2020年3月)
徳島大学学生生活支援室室長 (2019年4月〜2020年3月)
生物資源産業学部FD委員会委員長 (2021年4月〜2022年3月)
生物資源産業学部長 (2022年4月〜2024年3月)
2024年11月10日更新
2024年11月9日更新
Jグローバル
- Jグローバル最終確認日
- 2024/11/9 01:28
- 氏名(漢字)
- 松木 均
- 氏名(フリガナ)
- マツキ ヒトシ
- 氏名(英字)
- Matsuki Hitoshi
- 所属機関
- 徳島大学 教授
リサーチマップ
- researchmap最終確認日
- 2024/11/10 02:00
- 氏名(漢字)
- 松木 均
- 氏名(フリガナ)
- マツキ ヒトシ
- 氏名(英字)
- Matsuki Hitoshi
- プロフィール
静岡市生まれ。高校卒業後、福岡へ赴き、そして徳島へ。専門は生物物理化学、高圧生物科学、コロイドおよび界面化学。界面活性剤水溶液の表面張力測定から研究生活を開始し、リン脂質二重膜の高圧相挙動、膜作用性薬物(麻酔薬)と生体分子(脂質膜や球状タンパク質)との相互作用などに関する研究に携わる。生体膜が環境に鋭敏に応答することに興味を持ち、温度、圧力、濃度の熱力学変数を同等に変化させ、その機能解明を目指している。
- 登録日時
- 2010/3/26 16:24
- 更新日時
- 2024/10/1 13:07
- アバター画像URI
- https://researchmap.jp/matsukihitoshi/avatar.jpg
- ハンドル
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- eメール
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- eメール(その他)
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- 携帯メール
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- 性別
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- 没年月日
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- 所属ID
- 0344000000
- 所属
- 徳島大学
- 部署
- 大学院社会産業理工学研究部生物資源産業学域
- 職名
- 教授
- 学位
- 博士(理学)
- 学位授与機関
- 九州大学
- URL
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- 科研費研究者番号
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- Google Analytics ID
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- ORCID ID
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- その他の所属ID
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- その他の所属名
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- その他の所属 部署
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- その他の所属 職名
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- 最近のエントリー
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- Read会員ID
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- 経歴
- 受賞
- Misc
- 論文
- 講演・口頭発表等
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- 書籍等出版物
- 研究キーワード
- 研究分野
- 所属学協会
- 担当経験のある科目
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- その他
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- Works
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- 特許
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- 学歴
- 委員歴
- 社会貢献活動
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2024年11月9日更新
- 研究者番号
- 40229448
- 所属(現在)
- 2024/4/1 : 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(生物資源産業学域), 教授
- 所属(過去の研究課題
情報に基づく)*注記 - 2019/4/1 – 2022/4/1 : 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(生物資源産業学域), 教授
2016/4/1 : 徳島大学, 大学院生物資源産業学研究部, 教授
2012/4/1 – 2015/4/1 : 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 教授
2014/4/1 : 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 教授
1999/4/1 – 2005/4/1 : 徳島大学, 工学部, 助教授
1990/4/1 – 1995/4/1 : 徳島大学, 工学部, 助手
- 審査区分/研究分野
-
研究代表者
理学 / 化学 / 機能・物性・材料
生物系 / 医歯薬学 / 外科系臨床医学 / 麻酔・蘇生学
理工系 / 化学 / 基礎化学 / 物理化学
理工系 / 化学 / 複合化学 / 機能物質化学
小区分32020:機能物性化学関連研究代表者以外
理工系 / 化学 / 複合化学 / 機能物質化学
広領域
理学 / 化学 / 機能・物性・材料
小区分32020:機能物性化学関連
- キーワード
-
研究代表者
高圧力 / 相転移 / ベシクル / interdigitated相 / 局所麻酔薬 / リン脂質 / 圧縮率歪 / 等温圧縮率 / 体積 / ルシフェラーゼ / 吸入麻酔薬 / 脂肪酸 / アデノシン3リン酸 / 示差走査熱量測定 / 等温滴定熱量測定 / 特異的および非特異的相互作用 / 誘導適合 / 長鎖脂肪酸 / 圧力摂動熱量測定 / 脂質膜 / 指組み構造 / 非対称脂質 / ホスファチジルコリン / メカノアシンメトリー / 膜内イメージング / 脂質二重膜 / 非二重膜構造 / 指組み構造ゲル相 / ヘキサゴナルII相 / 分子認識 / 相図 / コレステロール / 巨大ベシクル / 巨大単層ベシクル / 麻酔薬 / Phospholipid / Lipid bilayer membrane / Phase transition / Non-bilayer structure / Interdigitated gel phase / Hexagonal II phase / High pressure / Molecular recognition / モジュール変更アナログ脂質 / グリセロリン脂質 / スフィンゴリン脂質 / 熱測定 / モジュール構造変更アナログ脂質 / 非天然脂質
研究代表者以外
リン脂質二分子膜 / コレステロール / 圧力摂動熱量法(PPC) / 高圧密度測定 / 等温圧縮率 / 緩和挙動 / リポソーム / 二分子膜 / 相転移 / 高圧力 / ミセル / 選択性イオン電極 / 局所麻酔薬 / ミトコンドリア / リポソ-ム / ベシクル / 吸入麻酔薬 / 圧拮抗 / Liposome / Bilayer / Phase transition / High pressure / Micelle / Ion-selective electrode / Local anesthetics / Mitochondria / 脂質二分子膜 / Lipid bilayr / Pressure / Local anesthetic / Vesicle / リン脂質 / 生体膜 / 液晶相 / ゲル相 / 指組みゲル相 / 部分モル体積 / 生体モデル膜 / 脂質二重膜 / phospholipids / bilayers / phase transition / high pressure / biomembranes / liquid crystalline phase / gel phase / interdigitated gel phase / 非天然リン脂質 / リン脂質二重膜 / 高圧相挙動 / 示差走査熱量法 / 二重膜相転移