トップ注目研究慢性痛に対するドラッグリポジショニング
カテゴリー 医学、薬学、創薬
キーワード 神経障害性疼痛、テトラヒドロビオプテリン(BH4)代謝経路、トラニラスト
代表研究者 松香 芳三
内容

慢性痛に対するドラッグリポジショニング

研究の概要

<神経障害性疼痛に対して薬物の副作用により継続服用困難に>
超高齢社会に突入したこと、全国的に痛みセンターが開設されたことに伴い、三叉神経障害性疼痛をはじめとする難治性慢性痛患者は増加している。三叉神経障害性疼痛は高齢者において多く発症しているが、高齢者においては、慢性痛に対する有効な治療法が存在しなかったり、薬物の副作用が強いために継続服用が困難であったりすることが多いことが問題であった。... →続きはこちら

想定される用途と製品化・事業化イメージ

<ドラッグリポジショニングによるトラニラストの神経障害性疼痛への応用>
トラニラストは、BH4代謝経路の一部に効果があることが報告されている抗アレルギー薬であり、気管支喘息、ケロイド、アトピー性皮膚炎などで応用されており、副作用は強くないことが知られている。三叉神経障害性疼痛モデルに効果があったトラニラストは他の疾患において臨床応用されているため、... →続きはこちら

 

▼徳島大学研究支援・産官学連携センター「研究シーズ」
https://www.tokushima-u.ac.jp/ccr/active/seeds/LifeScience/l-06html

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