トップ注目研究災害の時にも強い中小企業の真の姿を探求して

研究シーズの概要

EC-19-002.jpg
画像をクリックするとPDFが表示されます

 災害発生後の中小企業の復旧・復興の速さを規定する経済学的要因の探索について取り組んでいます。具体的な研究事例として、『中小企業経営者(個人事業主)の忙しさと経営パフォーマンスに関する研究』、『中小企業経営者(個人事業主)と後継者(従業員)とのコミュニケーションと経営パフォーマンスに関する研究』などが挙げられます。

研究の手法としては、主にアンケートデータを統計分析しています。現在は、中小企業経営者や個人事業主向け保険販売で有名な大同生命保険株式会社(以下、大同生命)が毎月提供する「大同生命サーベイ」という経営者へのアンケートに関わって、アンケートのデザインと、調査結果を用いて統計分析を行っています。

 分析結果から中小企業・小規模事業者に必要な効果的・効率的支援策を提案しています。
日本の企業の中に中小企業は、98%以上(事業所数ベース)も存在します。大規模自然災害が発生した時に、中小企業の「災害レジリエンス」は、地域経済の経済的復旧・復興の速さに大きく影響し、さらには日本経済の動向にも影響します。研究の成果が地域経済の一助になればと思い日々取り組んでおります。

利用が見込まれる分野 BCP策定支援や生産性向上支援等の効果的・効率的な中小企業政策の実現
カテゴリー 人文・社会科学
研究者 海野 晋悟 /ウミノ シンゴ
海野晋悟のプロフィール写真
メールアドレス umino@ec.kagawa-u.ac.jp
所属学科等 経済学部 経済工学科
職位 准教授
学位 博士(経済学)
研究キーワード 中小企業、自然災害、レジリエンス、経営リスク、経済学
問い合わせ番号 EC-19-002

本研究に関するお問い合わせは、香川大学産学連携・知的財産センターまで
直通電話番号:087-832-1672 メールアドレス:ccip@eng.kagawa-u.ac.jp

カテゴリー