トップ注目研究カテーテル遠隔操作支援高機能システムの開発

研究シーズの概要

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 脳神経外科分野は、手術の難易度も高く、医師に対する高度で専門的な教育訓練と最先端の医療機器の改善・開発等が必要不可欠である。開発されたカテーテル操作支援システムが少ないため、非熟練者はトレーニング時に、有限個数なモデルしかを利用できない。本研究は、トレーニング用血管モデルの補足のために、臨床から貰う患者のデータに基づく血管を構築可能VRシステムの設計と開発を行った。また、医者の操作手技を模倣し、カテーテルの操作を安全に行うための新型マスタースレーブカテーテル操作支援システム(熟練者の操作スキル抽出が出来ること)を開発するなど、世界的レベルの研究成果(国際会議論文賞等)をあげている。医・工学の連携により、最先端の医療支援技術システムである「低侵襲脳外科血管手術支援システム(高機能シミュレーター)」の開発等を通じて、低侵襲の医療支援技術の確立により、医療技術においても世界をリードするだけではなく、ものづくり産業などへの応用も可能であると期待される。

 

 

 

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利用が見込まれる分野 循環器科、消化器外科、放射線科等他分野における低侵襲の医療支援技術の確立、ものづくり産業などへの応用可能
カテゴリー 医学、工学、基礎、臨床、歯学、保健、電気電子、情報、機械
研究者
郭 書祥
/カク ショショウ ( Guo Shuxiang)
郭書祥のプロフィール写真
メールアドレス guo@eng.kagawa-u.ac.jp
所属学科等 創造工学部 創造工学科
所属専攻等 機械システムコース
職位 教授
学位 博士(工学)
研究キーワード 知能ロボット、精密機械設計、医用生体工学
問い合わせ番号 EN-17-004

本研究に関するお問い合わせは、香川大学産学連携・知的財産センターまで
直通電話番号:087-832-1672 メールアドレス:ccip@eng.kagawa-u.ac.jp

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